JP2009523792A - 新規な化合物及びその使用 - Google Patents

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Abstract

式(I)
【化1】
Figure 2009523792

(式中、Rは、H、F、Cl、Br、CF、C−Cアルコキシ及びOHから選択され、Rは、H及びC−Cアルキルから選択され、nは、1〜12であり、mは、0又は1であり、Yは、CH、NR、(NR)+X”、O及びSから選択され、R及びRは、独立してH及びC−Cアルキルから選択され、かつX”は、医薬上許容し得るアニオンから選択される)の化合物。化合物を調製する方法、医薬品としてのその使用及び治療方法。

Description

本発明は、新規なインドロキノキサリン誘導体、それらを調製する方法、並びにその薬学的使用に関する。特に本発明は、新規なインドロキノキサリン誘導体、及びウイルス感染症治療におけるそれらの使用に関する。
周知のように、ウイルスは、ヒト及び動物の両者の多くの、時に生命にかかわる疾患の病因学的原因である。例えば、単純ヘルペス1(HSV−1)、単純ヘルペス2(HSV−2)、サイトメガロウイルス(CMV)、エプスタイン−バーウイルス(EBV)、水痘帯状ヘルペスウイルス(VZV)及びヒトヘルペスウイルス6(HHV6)のようなヘルペスウイルスは、多くの一般的なウイルス病を伴う。
ヒトCMV(HCMV)感染症は、罹患率及び死亡率をもたらし得る生涯にわたる苦痛の原因である。HMCVを伴う病状には、小頭症、肝脾腫大症(heptosplenomegaly)、黄疸、脳炎、新生児又は子宮内胎児の感染症、及び免疫不全宿主の感染症を含む。
幾つかの理由のために、増加しつつある人数が、HCMV感染症の危険があり、かつ現在、合衆国中で推定80%の成人が、HCMVに感染している。特に感染しやすいグループは、AIDS患者のような弱まった免疫系のそれであり、そこでHCMV感染症は、網膜炎、胃炎及び間質性肺炎を引き起こすことがある。同様に、HCMV誘発肺炎又は肝炎は、骨髄移植の頻繁かつ深刻な合併症である。
欧州特許0238459は、一般式
Figure 2009523792
{式中、Rは、水素、又はハロゲン、好ましくはBr、4個以下の炭素原子を有する低級アルキル/アルコキシ基、トリフルオロメチル基、トリクロロメチル基から選択される、1〜4及び/又は7〜10位での1個又は幾つかの、好ましくは1〜4個の、類似又は異なる置換基を表し、Xは、基−(CH)n−R[式中、Rは、NH、NHR又はNR(式中、R、R及びRは、独立して低級アルキル又はシクロアルキルである)のような窒素含有塩基性残基を表し、かつnは、1から4の整数である]であり、かつRは、水素、4個以下の炭素原子を有する低級アルキル/シクロアルキル基、並びに酸及びハロゲン付加物、好ましくはヨウ素、一塩化ヨウ素又は一臭化ヨウ素を有する付加物を有する化合物の生理的に許容し得る付加生成物を表す}を有する置換インドロキノキサリンに関する。
しかしながら、特にHMCVのようなヘルペスウイルスに対する、抗ウイルス有効性を有する新薬の差し迫った必要性がなおも存在することが明瞭であり、かつ本発明の目的は、この必要性を満たす化合物を提供することである。
第1の形態によれば、本発明は、式(I)
Figure 2009523792
(式中、
は、H、F、Cl、Br、CF、C−Cアルコキシ及びOHから選択され、
は、H及びC−Cアルキルから選択され、
nは、1〜12であり、
mは、0又は1であり、かつ
Yは、CH、NR、(NR、O及びSから選択され、
及びRは、独立してH及びC−Cアルキルから選択され、かつ
は、医薬上許容し得るアニオンから選択される)の化合物を提供する。
もう1つの形態によれば、式(I)の化合物を調製する方法は、式(II)
Figure 2009523792
の化合物を、式(III)
L(CH(Y)(CHL (III)
(式中、
、R、Y、m及びnは、式(I)に関して本明細書で以上に定義された通りであり、かつ
Lは、脱離基である)の化合物と、溶剤又は溶剤混合物中で反応させることによって提供される。
なおも更なる形態によれば、本発明は、少なくとも1種の医薬上許容し得る賦形剤を伴う式(I)の化合物を含む医薬組成物を提供する。
本発明の一形態によれば、医薬組成物は、ウイルス感染症の治療に適した抗ウイルス組成物である。
本発明の更なる形態及びその実施態様は、請求項に定義される通りである。
本発明の一実施態様において、式(I)中のRは、H、F、Cl、Br、CF、OCH及びOHから選択される。
更に、本発明の一実施態様において、式(I)中のRは、H及びC−Cアルキル、例えばH及びCHのようなH及びC−Cアルキルから選択される。
式(I)中の対イオンXは、Cl、Br、メタンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩、酢酸塩、クエン酸塩及びマレイン酸塩のようないかなる適切な医薬上許容し得るアニオンであっても良い。
式(I)中の指標nは、2〜10、又は4〜10、例えば4〜8、又は1〜6、例えば1〜3のような1〜12の間のいかなる値からも選択できる。
本発明の化合物の調製において使用される式(II)の化合物は、それ自体が一般的に欧州特許0238459及び米国特許4990510で教示されるように調製でき、これらの特許は、両件とも参照によって本明細書に組み込まれる。
式(III)の化合物、すなわちL(CH(Y)(CHLは、当業者に周知の方法によって合成できるか、又は化学品供給者から購入できる。
式(III)の脱離基Lは、例えばCl、Br、メタンスルホニル及びトルエンスルホニルから適切に選択できるが、当業者は、他の脱離基も検討できることを理解するであろう。
使用される溶剤系は、反応物が、選択された反応条件で可溶性であるものでなければならず、かつ適切に、所望の生成物に導く反応に有利に働くようでなければならない。例として1つ又は幾つかの極性非プロトン又はプロトン性溶剤は、アセトニトリル、THF、メタノール、エタノール、イソプロパノール、酢酸エチル及び酢酸メチルのように選択できる。かかる溶剤系、及び反応の適切な条件を選択することは、十分に当業者の知識の範囲内である。
本発明の化合物は、抗ウイルス剤として有用であり、かつそれ故に本発明の一形態において、式(I)の化合物と、少なくとも1種の医薬上許容し得る賦形剤とを含む抗ウイルス医薬組成物が提供される。
本発明の一実施態様において、医薬組成物は、単純ヘルペス1(HSV−1)、単純ヘルペス2(HSV−2)、サイトメガロウイルス(CMV)、エプスタイン−バーウイルス(EBV)、水痘帯状ヘルペスウイルス(VZV)及びヒトヘルペスウイルス6(HHV6)のようなヘルペスウイルスから選択されるウイルスの治療用である。
本発明の一実施態様において、ウイルスは、ヒトサイトメガロウイルスである。
医薬上許容し得る賦形剤は、当業者に周知であるような、かつ例えばRemington:The Science and Practice of Pharmacy,21th ed.,Mack Printing Company,Easton,Pennsylvania(2005)に記載されたような、例えばビヒクル、アジュバント、担体又は希釈液であっても良い。更に、本発明の医薬組成物が、式(I)の化合物に加えて他の治療的活性物質、例えば他の抗ウイルス剤も含み得ることが検討される。
本発明の医薬組成物は、非経口又は経口投与でき、かつかかる治療を必要とする脊椎動物、例えば鳥、又はヒトのような哺乳動物、又は家畜若しくは飼育場動物のような動物の局所又は全身抗ウイルス治療に使用できる。本発明の医薬組成物が、多種薬物治療における他の抗ウイルス薬のような他の適合性薬物と共に投与し得ることが検討される。
本明細書で以下において、本発明は、実施例によって更に例示されるが、しかしながら実施例は、本発明を限定すると解釈されるべきでなく、本発明の範囲は、請求項によって定義される。2つの環構造の各々の番号付けは、本明細書で以上において示した欧州特許0238459の置換インドロキノキサリンの一般式に関して同じであることが注目される。
本発明の化合物の調製
NMRスペクトルは、DMSO−d溶液中で室温で、かつ内標準としてDMSO−dH:δ=2.50ppm;13C:δ=39.5)からの信号を使用して、Bruker DPX300(300MHz)分光計で記録された。δの値は、ppmで与えられる。溶剤は、分析用であり、かつ供給者から受け取った通りに使用された。
(実施例1)
アルキレン二量体の合成
一般的手順(10mmol規模)
B−220(式II、R=H、R=CH、又はその誘導体)、ジハロアルカン及びアセトニトリルは、15時間、(還流で又は70℃で)加熱された。このように形成された固体は、濾過によって単離され、アセトニトリルによって洗浄され、かつ乾燥された。
1a)R=H、R=CH、n=3、m=0、X=Br
収率:70%;H−NMR δ:8.34(d,1H)、7.94(m,2H)、7.77(m,2H)、7.43(t,1H)、4.93(br.s,2H)、3.86(br.s,2H)、3.54(br.s,2H)、3.27(s,6H)、2.39(s,6H)、1.77(br.s,2H)、1.28(br.s,2H)。
1b)R=H、R=CH、n=5、m=0、X=Br
収率:49%;H−NMR δ:8.35(d,1H)、8.00(s,1H)、7.92(d,1H)、7.80(m,2H)、7.45(t,1H)、4.91(t,2H)、3.85(t,2H)、3.49(m,2H)、3.24(s,6H)、2.48(s,3H)、2.45(s,3H)、1.69(m,2H)、1.17(s,6H)。
1c)R=9−Br、R=CH、n=3、m=0、X=Br
収率:73%;H−NMR δ:8.39(s,1H)、8.08−7.81(m,3H)、7.73(s,1H)、5.16(br.s,2H)、3.69(br.s,2H)、3.43(br.s,2H)、3.25(s,6H)、2.39(s,3H)、2.37(s,3H)、1.88(br.s,2H)、1.32(br.s,2H)。
1d)R=9−Cl、R=H、n=3、m=0、X=Br
13C−NMR DMSO−d δ:21.6(t)、25.2(t)、35.3(t)、50.8(q)、59.0(t)、63.3(t)、112.6(d)、120.4(s)、121.6(d)、126.1(s)、126.8(d)、127.5(d)、129.3(d)、129.8(d)、131.1(d)、138.6(s)、139.0(s)、139.8(s)、142.0(s)、144.9(s)。
1e)R=H、R=H、n=1、m=1、Y=CH、X=Br
13C−NMR DMSO−d δ:17.0(t)、35.0(t)、50.9(q)、59.9(t)、60.5(t)、110.8(d)、119.0(s)、121.7(d)、122.4(d)、126.5(d)、127.5(d)、129.2(d)、131.5(d)、138.9(s)、139.5(s)、139.7(s)、143.5(s)、144.7(s)。
2個の炭素に1つの信号
1f)R=H、R=H、n=3、m=0、X=Br
13C−NMR DMSO−d δ:21.7(t)、25.4(t)、35.0(t)、50.8(q)、59.2(t)、63.2(t)、110.7(d)、119.1(s)、121.8(d)、122.5(d)、126.6(d)、127.4(d)、129.2(d)、129.3(d)、131.6(d)、139.0(s)、139.6(s)、139.8(s)、143.6(s)、144.8(s)。
(実施例2)
エーテル二量体の合成
一般的手順(10mmol規模)
B−220(又はその誘導体)、ジハロアルカン及びアセトニトリルは、20時間、還流で加熱された。このように形成された固体は、濾過によって単離され、アセトニトリルによって洗浄され、かつ乾燥された。
2a)R=H、R=CH、n=2、Y=O、m=1、X=Br
収率:58%;H−NMR δ:8.22(d,1H)、7.84(s,1H)、7.72(m,2H)、7.59(s,1H)、7.47(d,1H)、7.38(t,1H)、7.08(d,1H)、4.85(t,2H)、4.09(br.s,2H)、3.93(m,4H)、3.29(s,6H)、2.35(s,3H)、2.26(s,3H)、2.24(s,3H)。
2b)R=9−Br、R=CH、n=2、Y=O、m=1、X=Br
収率:91%;H−NMR δ:8.02(d,1H)、7.77−7.66(m,3H)、7.49(s,1H)、7.45(d,2H)、7.07(d,2H)、4.78(t,2H)、4.11(br.s,2H)、3.95−3.90(m,4H)、3.27(s,6H)、2.31(s,3H)、2.26(s,3H)、2.18(s,3H)。
動物実験
本明細書で以下に記載したヒトサイトメガロウイルスに対する抗ウイルス活性の試験は、本発明による化合物、すなわち実施例1の化合物1aに関して実行された。B−220と称される基準化合物は、欧州特許0238459に開示された2,3−ジメチル−6−(N,N−ジメチルアミノエチル)−6H−インドロ(2,3−b)キノキサリンである。
ウイルス感染症に関する抑制効果の試験
標的構造ウイルスタンパク質が、標的ウイルス転写として効率的か判断するために、改質プラークアッセイが設定され、そこで新規な抗ウイルス剤の1種が、HCMVの転写[GCV(Cymevene,Roche)及びPFA(Foscavir,AstraZeneca)]又は感染[IVIg(IVIG CP,Biotest Pharma)、抗体]を抑制する、すでに認められた抗ウイルス剤と比較された。
0dpi(感染後日数)実験で、抗ウイルス剤及びTB40/Eが同時に添加され、それにより作用剤がどれ程、感染を抑制するかを示す。この実験の結果は、治療されたウェルの感染細胞の量を正の対照のそれと比較し、問題の作用剤によって達成された感染の抑制をこのようにして計算することによって得られた。実験は、それぞれHCMV株AD−169及び臨床分離株によって反復され、本質的に同じ結果を得た。
検査した物質の抑制効果は、感染抑制%として表1に示す。これらのデータは、HCMV感染ヒト肺繊維芽細胞の株AD169及びTB40を使用したプラークアッセイからの結果である。
Figure 2009523792
試験の結果は、本発明の化合物がウイルス感染に関して優れた抑制効果を有することを示す。
HCMV形成及び出現抑制の試験
感染ヒト肺繊維芽細胞(HL細胞)は、HCMV感染、形成及び出現に関する本発明の化合物の影響を判断するために、抗ウイルス剤B−220、及び表2に示すような他の基準物質、及び本発明の化合物1aによって治療された。
抗ウイルス剤は、これらの実験において感染後3又は5日目(dpi)で添加され、かつ7dpiまで培養下に置かれた。その後上清及び圧壊細胞は、新規な細胞培養に一晩移され、かつその後IE発現のために染色された。結果は、物質がどれ程ウイルス形成及び出現を妨げるかを示す。更に具体的には、3dpiで大部分のウイルスカプシドは核に集められ、他方で5dpiでそれらは主に細胞質中にその外皮(tengumentation)を受け、かつ若干は、その二次包囲を開始した。
表2で、改質プラークアッセイシステムを使用する抗ウイルス物質の抑制効果が、示される。幾つかの物質は、IE染色によって測定されたIE発現の100%阻害を示し、かつカプシド形成は、電子顕微鏡法検査によって観察された、大部分の治療された細胞の核において観察されなかった。1aと称される本発明の化合物は、ガンシクロビルによって得られた結果に匹敵する極めて良好な結果を示した。
Figure 2009523792
作用機序
本発明の化合物の作用機序のいかなる理論にも拘束されることを望まずに、検査された本発明の化合物1aがIE発現の非常に明瞭な阻害を示すことが注目される。更に、電子顕微鏡法データは、ウイルス形成の障害を示す。実際、HCMVの安定した中間粒子を識別し、かつ定量化するために使用される画像解析技術は、ウイルスカプシドへの外皮タンパク質結合の障害を示した。一緒に、これらのデータは、抗ウイルス治療における本発明の化合物の使用の高い潜在能力を示す。同様に、多種薬剤治療でのように、少なくとも1種の他の抗ウイルス活性剤と組み合わせて本発明の化合物を使用することにより、相乗効果が期待され、かつ獲得された薬物耐性の危険性は、減少又は回避できる。
毒性
本発明の化合物は、感染及び非感染ヒト肺繊維芽細胞の細胞培養のヨウ化プロピジウム染色によって検定されるいかなる毒性も示さなかった。実験で使用されたものの10倍の化合物1aの濃度は、0〜7dpiの時間フレーム中で毒性を示さなかった。ウイルス実験において使用される化合物の濃度は、μMレベルであった。B−220の細胞毒性は、100μMを超える濃度に関して示された。
材料及び方法
細胞培養
これらの実験で使用されたヒト肺繊維芽細胞、HL細胞(MRC−5)は、10%のウシ胎仔血清(FCS)及び1%のペニシリン及びストレプトマイシン(PeSt)が添加された、アール及びL−グルタミン(GIBCOから)によってMEM溶液中で37℃及び5%のCOでインキュベートされた。
実験が開始すると、HL細胞は、175cmのファルコン細胞培養フラスコ中に保たれた。トリプシン及びEDTAは、抗ウイルス剤によって感染及びインキュベーションのために48ウェルマルチウェル(Becton Dickinson)へそれらを移す時に細胞培養フラスコから細胞を解放するために使用された。
細胞は、50%の集密に上記と同じ条件で到達されるまでインキュベートされ、かつ26回目の通過まで使用された。
HCMVによる細胞の感染
HL細胞は、0.02の感染の多重性(MOI)で、それぞれHCMV、ウイルス株TB40/E[G.Jahn教授によって親切にも提供された内皮細胞適応臨床分離株(UR1814)]、及びウイルス株AD−169に感染し、かつ上記と同じ媒体中で37℃及び5%のCOで感染後3又は5日目(dpi)までインキュベートされた。(0dpi実験に関して)若干の細胞は、抗ウイルス剤に同時に暴露された(下記参照)。負の対照は、感染されない状態に置かれた。
抑制剤及び抗ウイルス剤への細胞の暴露
(3及び5dpi実験における)既存の媒体は、変更され、かつ様々な濃度で抑制剤及び抗ウイルス剤によって、新規な媒体が添加された。しかしながら、このことは、0dpi実験での感染と同時に行われ、かつ1dpiまでインキュベートするように放置された。IVIgを含む媒体は、細胞に添加される前に氷上でウイルスによって1時間インキュベートされた。
改質プラークアッセイ
3及び5dpi実験で、MRC−5細胞の上清は、排出されたウイルス量を判断するために非感染細胞へ移された。残りの細胞は、新規な媒体が与えられ、かつIKA−Vibrax−VXRで10分間、300振動/分でマルチウェルを振動させることによってガラスマーブルにより圧壊した。その後、細胞破片は、感染細胞内のウイルス粒子の量を評価し得るように非感染細胞へ移された。
ウイルス粒子を約1時間新規な細胞に感染させた後、媒体は変えられ、このようにして細胞破片を洗い流した。
0dpi実験において、細胞は、(以下に説明する手順に従って)1dpiで直ちに固定された。
正の対照(非治療非感染細胞)及び負の対照(非治療非感染細胞)が、以上のようにそれぞれ治療された。
細胞の免疫蛍光染色
(3及び5dpi実験における)新規なHL細胞は、翌日15分間、室温(RT)で3%のパラホルムアルデヒド(PFA)によって固定された。細胞を浸透性にするために、リン酸緩衝液食塩(PBS)中の0.3%のTritonXが、RTでの15分間のインキュベーションに使用され、その後全表面をカバーするためにちょうど十分な量で、RTでの20分間、DAKOからの背景遮断による背景の遮断が続いた。その後全てのマルチウェルは、一次抗体(マウス)によってインキュベートされ、前初期抗原(IEA、Antigene)に対して45分間、8℃で1:100に希釈された。その後、細胞は、二次抗体、ウサギ抗マウスFITC(Dako Cytomation)によってインキュベートされ、45分間、8℃で1:100に希釈され、かつ同時にDAPI(Sigma)によって染色され、1:250に希釈された。DAPIは、細胞の核を染色する化学物質である。
両方の細胞型の正及び負の対照は、上記のようにそれぞれ治療された。
免疫蛍光顕微鏡法分析
細胞は、Nikon Eclipse TE2000−Uを使用して、蛍光顕微鏡検査法によって分析された。ウェルの2つの異なる部分でIEAを発現する細胞の量は、肉眼で計数され、かつそれら同じ部分で(DAPIによって示される)細胞の総量と比較された。これらの値は、異なる物質によって達成された抑制量が計算された各ウェル中の感染細胞の割合を評価するために使用された。ウェルの2つの部分中の感染細胞の割合を計算し、かつ次にそれをウェル全体に適用するこの方法は、ウェル中の細胞総量が手動で計数することが不可能であろうために選択された。

Claims (17)

  1. 式(I)
    Figure 2009523792
    (式中、
    は、H、F、Cl、Br、CF、C−Cアルコキシ及びOHから選択され、
    は、H及びC−Cアルキルから選択され、
    nは、1〜12であり、
    mは、0又は1であり、かつ
    Yは、CH、NR、(NR、O及びSから選択され、
    及びRは、独立してH及びC−Cアルキルから選択され、かつ
    は、医薬上許容し得るアニオンから選択される)の化合物。
  2. は、H、F、Cl、Br、CF、OCH及びOHから選択される請求項1に記載の化合物。
  3. は、H及びCHから選択される請求項1又は2に記載の化合物。
  4. は、Cl、Br、メタンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩、酢酸塩、クエン酸塩及びマレイン酸塩から選択される請求項1から3のいずれかに記載の化合物。
  5. mは、0である請求項1から4のいずれかに記載の化合物。
  6. mは、1である請求項1から4のいずれかに記載の化合物。
  7. Yは、Oである請求項6に記載の化合物。
  8. nは、4〜10である請求項1から7のいずれかに記載の化合物。
  9. nは、1〜3である請求項1から7のいずれかに記載の化合物。
  10. 式(II)
    Figure 2009523792
    の化合物を、式(III)
    L(CH(Y)(CHL (III)
    (式中、
    、R、Y、m及びnは、請求項1から9のいずれかに定義された通りであり、かつ
    Lは、脱離基である)の化合物と、溶剤又は溶剤混合物中で反応させることによって、請求項1から9のいずれかに記載の化合物を調製する方法。
  11. 前記脱離基は、Cl、Br、メタンスルホニル及びトルエンスルホニルから選択される請求項10に記載の方法。
  12. 医薬品として使用するための請求項1から9のいずれかに記載の化合物。
  13. 請求項1から9のいずれかに記載の化合物と、医薬上許容し得る賦形剤とを含む医薬組成物。
  14. 抗ウイルス薬として使用するための請求項13に記載の医薬組成物。
  15. ヘルペスウイルスに対する薬物として使用するための請求項14に記載の医薬組成物。
  16. 前記ヘルペスウイルスは、ヒトサイトメガロウイルスである請求項15に記載の医薬組成物。
  17. 請求項13から16のいずれかに記載の医薬組成物の投与による、治療を必要とする脊椎動物の治療方法。
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