JP2009519826A - 粉体塗装装置およびそのための粉体供給装置 - Google Patents

粉体塗装装置およびそのための粉体供給装置 Download PDF

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Abstract

粉体塗装装置およびそのための粉体供給システム。粉体供給システム(4)は閉鎖された、または閉鎖可能な粉体容器を含み、粉体容器には洗浄用圧搾空気を利用して粉体容器の粉体室から残留粉体を除去する洗浄手段が取り付けられている。

Description

本発明は粉体供給システムに係わる。
本発明は特に粉体供給システムを含む粉体塗装装置に係わる。
粉体の変更(1つの種類の粉体から他の種類の粉体への変更)、特に色替え(1つの色の粉体から他の色の粉体への変更)に際しては、粉体塗装装置および粉体供給システムを丹念に洗浄する必要がある。新しい種類の粉体で塗装を行なう時、先に使用された粉体が僅かながら残留していて塗装を台無しにするからである。
独国特許出願第102005060833.7号明細書
粉体供給システムは塗装用粉体を貯蔵する粉体室として機能する粉体容器を含む。従来は、塗装用粉体を別の粉体容器または粉体塗装装置へ空気圧で容易に供給できるように、粉体容器内で塗装用粉体を流動化させる方法が採用されている。粉体容器または粉体塗装装置は手動で或いは自動的に作動させることができ、これに吹付ノズルまたは回転アトマイザーを取り付けることができる。
粉体の変更の特に迅速化が望まれる。
本発明の粉体塗装装置のための粉体供給システムは塗装用粉体のための粉体室を取り付けられた閉鎖された、または閉鎖可能な粉体容器を含む。粉体容器は洗浄用圧搾空気を利用して粉体室から残留粉体を自動的に除去する洗浄機構を含む。洗浄機構には粉体室の一方の端部と他方の端部との間の案内経路に沿って前記粉体室に対して往復動するように機械的に案内される少なくとも1つのプランジャーが設けられている。プランジャーの前端部には、これと近接する粉体室の少なくとも1つの壁に正対する少なくとも1つの洗浄用圧搾空気吐出口が形成されており、洗浄用圧搾空気吐出口から放出される洗浄用圧搾空気が隣接する粉体室の壁に衝突して前記壁から残留粉体を吹き飛ばす。洗浄用圧搾空気とこれに同伴する残留粉体を粉体室から除去する少なくとも1つの残留粉体吐出口が含まれる。
本発明の実施形態は残留粉体を洗浄用圧搾空気と共に粉体室から少なくとも1つの残留粉体吐出口へ吸引する吸引装置を含む。この吸引装置としては、残留粉体吐出ダクトおよびこれと接続する導管を介して前記残留粉体吐出口および/または少なくとも1つの圧搾空気吸入口と流体連通することによって残留粉体吐出口またはこれに接続する残留粉体吐出ダクトに洗浄用圧搾空気を導入する。
本発明の他の実施形態では、粉体室の少なくとも1つの壁に少なくとも1つの粉体供給孔が形成されており、該供給孔を介して粉体室から粉体が吸引される。この実施形態では、プランジャーが所定の深さまで粉体室内へ進入すると、洗浄用圧搾空気を少なくとも1つの洗浄用粉体圧搾空気送給孔、および、これにつながる粉体供給経路を解して粉体室へ洗浄用圧搾空気を送入する少なくとも1つの洗浄用圧搾空気吐出口を設けることが好ましい。
本発明の実施形態を添付の図面を参照しながら以下に説明する。
図1〜図3に示す粉体塗装装置2は粉体供給システム4を含み、この粉体供給システムは少なくとも1つ、好ましくは2つ以上のインジェクター7、8により粉体ホース10を介して塗装用粉体6を吹付手段12へ移動させ、この吹付手段12から塗装用粉体を塗装対象13に吹付けることができる。インジェクター7、8以外の粉体供給手段、例えば、粉体ポンプを使用することもできる。
粉体供給システム4は塗装用粉体を貯蔵するための粉体室16および塗装用粉体を粉体室16へ移動させるための少なくとも1つの粉体入口18を有する閉鎖された、或いは、閉鎖可能な粉体容器14を含む。
粉体入口18は前記粉体室内に連続的または非連続的に所定範囲の粉体充填上面レベルを維持するため、粉体室16へ自動的に塗装用粉体を移動させるための取入孔の形態を取ることができる。他の実施形態としては、粉体入口18を前記所定の上面レベルまで手動で粉体室16に粉体を充填することを可能にする蓋の形態を取ることもできる。
粉体室の壁の少なくとも1つには少なくとも1つの粉体供給孔21または23が設けられている。図1、2、3に示す実施形態の場合、インジェクター7、8の数に合わせて6個の粉体供給孔が存在する。これら6個の前記供給孔のうち、3個の粉体供給孔21は粉体室16の長手方向の側壁22に設けられてインジェクター7に連通しており、他の3個の粉体供給孔23は粉体室16の前記側壁と対向する長手方向側壁26に設けられてインジェクター8に連通している。
粉体供給孔21、23は、できれば粉体室16から塗装用粉体を残らずインジェクター7、8によって吸引するため、粉体供給孔21、23を粉体室16のできるだけ低い位置に設ける。インジェクター7、8を好ましくは粉体の最も高い上面より高い位置に設け、それぞれを、チューブ28を介して粉体供給孔21、23の一方と接続する。インジェクター2、8が粉体頂面20の上方に位置するから、前記インジェクターがオフ状態にある時、塗装用粉体が粉体室16からインジェクター7、8内へ上昇することはできない。
図4はインジェクター7、8の基本的な構成を略示する。インジェクターは供給用圧搾空気32の取入れ口30を含み、部分的真空ゾーン34において部分的真空を発生させることによって粉体吸引口36において粉体室16から塗装用粉体6を吸引し、前記粉体を粉体出口38および粉体ホース10を介して、前記粉体の受容部、例えば、吹付システム12または別設の粉体容器へ供給する。粉体の供給を強めるため、インジェクターに補足的な圧搾空気吸入口40を設けることによって、粉体出口38において供給用空気の流れと粉体に補足の圧搾空気42を供給する。
本発明は粉体室16へ流動化用圧搾空気を導入するための流動化システムを含むことが好ましい。流動化用圧搾空気は端面壁43、側壁22、26、底壁46または頂壁47から粉体室16へ誘導することができる。好ましい実施形態としては、粉体室16の底壁46を流動床として構成する。前記底壁には、底壁46の下方に位置する流動化用圧搾空気室50から上向きに粉体室16へ流動化用圧搾空気を流入させて室内の塗装用粉体を浮遊状態にし(流動化し)、インジェクター7、8によって吸引され易くするため、複数の開口または小さい透孔48を設ける。流動化用圧搾空気52は流動化用圧搾空気吸入口54を通って流動化用圧搾空気室50へ供給される。
粉体容器14には洗浄用圧搾空気62を利用して粉体室から残留粉体を除去するための洗浄手段60が設けられている。洗浄手段60は粉体室16内の粉体室端68近傍とこれと対向する粉体室前壁70との間を直線的に往復運動可能な、少なくとも1つの機械的に案内されるプランジャー64から成る。プランジャー64の前端部72には、隣接する粉体室の壁22、26、46、47に向けられた少なくとも1つの洗浄用圧搾空気吐出口74が形成されており、洗浄用圧搾空気吐出口74から吐出される洗浄用圧搾空気62が隣接する粉体室の壁に衝突してこれらの壁に残留している粉体を除去する。少なくとも1つの洗浄用圧搾空気吐出口74は前端部72の外周に沿って、および/または端面78側の前記前端部72近傍に多数の洗浄用圧搾空気吐出孔を含むことが好ましい。プランジャー64の前端部72の外周に設けられた洗浄用圧搾空気吐出孔は、洗浄用圧搾空気が粉体室の壁に衝突した後、前記壁に沿って粉体室16へ流入するように形成されている。
粉体室16の断面形状は、図3に示すように矩形または多角形または円形を呈することができる。
プランジャー64と対向する粉体室16の前端は前端面壁43によって形成される。この前端面壁43は気密性であってもよいし、多孔性で通気性であってもよいし、複数のポート84が形成されていてもよい。洗浄用圧搾空気または流動化用圧搾空気の形態を呈する圧搾空気はこれらのポート84を介して粉体室16へ導入することができる。これに代わる実施形態として、動作または洗浄条件に応じて前記圧搾空気が吹付塗装に利用される流動化用圧搾空気の形態を取るか、粉体室16の洗浄に利用される洗浄用圧搾空気の形態を取るようにその圧力を変化させることができる。図示のように、この圧搾空気86は端面壁43のポート84を含む領域を越えて、粉体室16の外側に構成されたマニホルドチェンバー88へ供給することができる。
本発明では、粉体室16から洗浄用圧搾空気62および残留粉体を除去するための残留粉体吐出ダクト89の前端に残留粉体吐出口90を設ける。この残留粉体吐出口90は粉体室16の壁に、或いは、プランジャー64と粉体容器14の周壁との間の間隙に形成することができる。残留粉体吐出口90は図示のようにプランジャー64に形成することが好ましく、その場合、プランジャーの断面中心に形成することが好ましい。
プランジャー64は図1に示す収縮位置と図2に示す伸張位置との間を、双頭矢印で示すように線形に往復運動することができる。図2に示す伸張位置において、プランジャー64の前端面78は粉体室16の前端壁43と当接するか、或いは、狭い間隙を挟んで前記前端壁と対向する。
少なくとも前端部72において、プランジャー64は粉体室16の内周面と符合する外周面を有する。即ち、前端部72は図1、2に示すようにその全面が粉体室16の内周面と密接するか、或いは、プランジャー外周面と粉体室内周面との間に僅かだけ間隙を残すかのいずれかである。好ましくは上記間隙を通って粉体室16に向かうように圧搾空気を移動させることによって、粉体室内の塗装用粉体が前記間隙へ流入するのを防止する。プランジャー64が図1に示す初期位置、即ち、収縮位置にある間、インジェクター7、8は塗装用粉体を粉体室16から吹付手段12へ移動させることができる。さらに、手動で或いは好ましくは自動的に粉体入口18を介して粉体室16へ塗装用粉体を導入することができる。
本発明の構成には粉体室16における粉体の充填高さ、即ち、レベルを検知するレベルセンサー92をも組み込むことが好ましい。好ましくはレベルセンサー92を近接センサーとして実施し、粉体室16の外側に距離を置いて設ける。このようにすればレベルセンサーの汚染を防止することができる。粉体のレベルが所定の高さを超えると、レベルセンサー92が信号を発する。複数の粉体レベルセンサー92を異なる高さに設けることによって、所定の最大レベルおよび最小レベルを検知することも可能である。インジェクター7、8が粉体室16から塗装用粉体を吸引し、空気圧によってこれを吹付手段12(または別の容器へ)移動させる間、所定のレベルまたは所定のレベル範囲を維持するため、少なくとも1つのレベルセンサーからの信号を利用することによって、粉体入口18を介した粉体室16への塗装用粉体自動供給を制御することが好ましい。
粉体溶射塗装が行なわれている間、粉体室16へ洗浄用圧搾空気が導入されることは全く無いか、あるとしても減圧下に導入される。
塗装作業の間の休止時間、例えば、粉体の種類を変更するための休止時間中に粉体室16を洗浄するには、プランジャー64の洗浄用圧搾空気ダクト93を介して少なくとも1つの洗浄用圧搾空気吐出口74へ洗浄用圧搾空気62を誘導し、ここから粉体室16へ導入することによって前記粉体室の壁22、26、46、47、43に残留している粉体を吹き飛ばす。洗浄用圧搾空気によって粉体室16の全域を洗浄するには、プランジャー64を少なくとも1回、図1に示す初期位置から粉体室16を通過して図2に示す伸張位置まで移動させ、次いで、完全に後退させねばならない。このようにすれば、洗浄用圧搾空気62が粉体室16の壁に向かって流動して残留粉体を吹き飛ばし、図4に矢印94で略示するように残留粉体吐出口90へ流入する。
好ましい実施形態として、少なくとも1つの残留粉体吐出口90をプランジャー64の前端面78の断面中心に配置し、断面中心に位置する残留粉体吐出口90の外側に洗浄用圧搾空気吐出口74を構成するポートを配置する。
粉体室16にはプランジャー64の移動を妨げるような構成部分は全く存在しない。
プランジャー64を線形に、即ち、直線的に移動させるガイド66は粉体容器14の延長部分として形成するか或いは前記容器に取り付ければよい。プランジャー64とこれと隣接する粉体室16の周壁との間から塗装用粉体が逃げないように、シールおよび/または圧搾空気によってプランジャー64を粉体室16に対して閉止することは云うまでもない。
好ましくはプランジャーを手動で駆動するのではなく駆動装置98(駆動力源)、より好ましくは、粉体容器14と機械的にリンクされて粉体塗装システムを形成し、変位可能な駆動素子100を介してプランジャー64と連結している線形駆動装置によって駆動する。
残留粉体吐出口90を開閉するための制御弁102を前記吐出口またはその近傍に設ける。図5に破線104で略示するように弁102を閉鎖すると、前端はプランジャー64の端面側78と共に粉体室16の粉体密閉端面78を形成する。この状態ではプランジャーは初期位置にあり、洗浄動作は起こらない。プランジャー64の初期位置は図1に示した。粉体室16の洗浄が始まり、プランジャー64が少なくとも1回図1の初期位置と図2の伸張位置との間を往復運動する時、弁102が開放状態となり、図5に実線で示すように洗浄用圧搾空気とこれに同伴する残留粉体とから成る混合物を排除する。弁102は図5に略示するような絞り弁であることが好ましい。制御用圧搾空気ダクト105を介して制御用圧搾空気を作用させることにより、前記絞り弁の弁室106を閉鎖し、制御用圧搾空気の圧力を低下または遮断することによって開放することができる。
本発明の特殊な構成として、プランジャー64が少なくとも部分的に粉体室内に伸張し、所定の伸張位置を占めるごとに粉体供給孔21または23と向き合う少なくとも1つの洗浄用圧搾空気吐出孔をプランジャー64に設ける。粉体供給孔と同数の洗浄用圧搾空気吐出孔を設けることが好ましく、プランジャー64が図1に示す初期位置にあればこれらの吐出孔がすべて粉体室16の外側に位置し、プランジャー64が所定の伸張位置、好ましくは最大伸張位置に来るとプランジャー64と共に粉体室16内へ移動するように洗浄用圧搾空気吐出孔をプランジャー64の前端部72より後方に配置する。
図1〜図3はこのような実施形態を示す。プランジャー64の長手方向前端部72の後方に、例えば3つ(またはそれ以下またはそれ以上)の洗浄用圧搾空気吐出孔110を設け、これと同数の洗浄用圧搾空気吐出孔112をプランジャーの長手方向反対の側に設ける。前記洗浄用圧搾空気吐出孔110、112は、前記プランジャー64が図1に示す初期位置にある時には粉体室16の外、この場合には粉体供給孔21または23とはそれぞれ反対の位置を占め、プランジャー64が所定の深さまで、この場合には最大伸張位置にまで粉体室16内へ進入すると、粉体供給孔21または23と整合するようにプランジャー64に形成する。粉体供給孔21、23は粉体室16の長手方向側壁22および26に設けられ、洗浄用圧搾空気吐出孔110、112はプランジャー64の長手方向両側壁に設けられている。従って、プランジャー64が図2に示す位置に来ると、洗浄用圧搾空気は洗浄用圧搾空気ダクト114を介して導入され、洗浄用圧搾空気吐出孔110、112から粉体供給孔21、23に流入し、ここからチューブ28、次いでインジェクター7、8、粉体ホース10を通って流動し、吹付手段から放出されることによって残留粉体を吹き飛ばす。これと同時にプランジャー64を図2に示す最大伸張位置から図1に示す初期位置へ後退させればよい。次いで、所定の粉体充填レベルに達するまで粉体入口18から粉体室16を再び充填することができる。次いで、インジェクター7、8によって粉体室16から空気圧で塗装用粉体が吸引され、吹付手段12へ供給され、塗装対象13に塗装用粉体6を吹付ける新たな塗装作業を開始することができる。
図1、2に示す好ましい実施形態では、粉体供給孔21、23は互いに前後して1つに配置され、洗浄用圧搾空気吐出孔110、112もまた粉体供給孔21、23と同じ間隔で一列に配置され、この二列は互いに平行で、かつ、プランジャー64の移動方向69に平行に配列されている。
たの実施形態として、粉体供給孔21、23と洗浄用圧搾空気吐出孔110、112をプランジャー64の移動方向と交差する方向に、かつ、互いに間隔を保つように配置してもよいことは云うまでもない。
粉体供給孔および洗浄用圧搾空気吐出孔は1または複数の側壁にだけでなく、頂壁および/または底壁にも設けることができる。
本発明の他の好ましい実施形態として、洗浄用圧搾空気62およびこれに同伴する残留粉体の混合物を、残留粉体吐出口90を介して吸引する少なくとも1つの吸引装置を使用する。少なくとも1つの吸引装置には、例えば、残留粉体吐出口90に近く残留粉体吐出ダクト89に配置される圧搾空気ポンプ手段120(例えば、インジェクターまたはエジェクター)および/またはホース導管124を介して残留粉体吐出口の後端に取り付けることができる吸引ファン122を設けることが好ましい。吸引ファン122の手前には、例えばフィルターのような粉体分離手段128を設けることができる。圧搾空気ポンプ手段120にはプランジャー64に設けた搬送用圧搾空気ダクト130をかいして搬送用圧搾空気128を供給することができる。
圧搾空気ポンプ手段120には環状ジェットノズルまたは複数の環状に配列されたノズル孔を設けることができる。図1では略示するにとどめ、図5には複数の環状に配列されたインジェクター孔として示してある。圧搾空気ポンプ手段120は制御弁120の直ぐ下流の残留粉体吐出ダクト89に設けることが好ましい。
図1、2、3に示す実施形態において、粉体室16およびプランジャー64は矩形断面を呈するが、図5、6の実施形態では断面が円形である。しかし、いずれの実施形態も同様の参照符号を採用している。図1、2、3の実施形態ではダクトの断面がオープンであり、同心フレーム、例えば、図5、6では同心円であり、同心フレームと同心円との組み合わせであってもよい。残留粉体吐出ダクト89および残留粉体吐出口90は円形のオープン断面を呈することが好ましい。図1〜図3のプランジャー64に関して上述したすべての構成要件な図5、6のプランジャー264にも存在する。プランジャー264は、これと一致する円形断面を有する図示しない粉体室に進入し、前記粉体室は図1〜図3の容器14における粉体室16のすべての構成要件を備えている。
図1〜図5に示す実施形態では、制御弁102を残留粉体吐出口90に直接設け、圧搾空気ポンプ手段120は前記弁102の下流側に設けられている。
本発明の範囲に含まれる取入れ口および吐出口はいずれも1または複数の小孔、即ち、複数の小孔または1または複数のスロット開口、例えば、1または複数の環状スロットノズルまたはフレーム状多角形スロットノズルから選択することができる。
プランジャー64または264は、プランジャー64または264の前端部72が完全に粉体室16に進入しても、粉体室16の外に位置する後端部134を有する。複数のダクトが長手方向に前端部72から後端部134まで、好ましくは移動方向69と平行にプランジャー64を貫通し、特に、前端部72における残留粉体吐出口90が後端部134における接続孔136まで延び、搬送用圧搾空気ダクト130が少なくと1つの圧搾空気ポンプ手段120(インジェクター)の少なくとも1つの小孔から後端部134における接続孔139まで延び、圧搾空気制御ダクト105が制御弁102の弁室106から後端部134における接続孔140まで延び、洗浄用圧搾空気ダクト93が洗浄用圧搾ク空気吐出口74から後端部134における接続孔134まで伸び、洗浄用圧搾空気ダクト114が洗浄用圧搾空気吐出孔110、112から後端部134における接続孔148まで延びている。図15はたの前端図、図16はプランジャー64の後端図である。
駆動手段98は図1に示す初期位置から図2に示す最大伸張位置へプランジャー64または264を矢印150の方向に移動させ、次いで、矢印152の方向に後退させる。
本発明の好ましい実施形態として、プランジャー64または264が水平方向に粉体室16に進入し、再び粉体室から後退する。しかし、他の実施形態として、粉体容器14および洗浄機構60を、プランジャー64または264が垂直方向にまたは斜めに上から下へ粉体室16に進入し、再び上方へ引っ込むように構成することもできる。構成成分64または264に関する「プランジャー」という呼称はシリンダー内のピストンのように粉体室16へ進入し、再び後退する往復運動をすることができることを表現するための用語に過ぎない。粉体室14およびこれに進入するプランジャー64または264の部分はその断面形状が円形、多角形、楕円形などから選択できる。
本発明の他の実施形態を図7、8に示す。ここでは、プランジャー364が上方から粉体室314へ進入する。プランジャー364は粉体容器314の上端に初期位置を取る。即ち、図7に示すように前記容器から完全に後退することができる。プランジャー364が粉体容器314から完全に後退した状態で、前記容器の上端を密封する蓋347を設けることが好ましい。図8はプランジャー364が最大伸張位置にある状態を示す。プランジャー364は図1〜図6のプランジャー64と同様に設計すればよい。粉体容器314は図1〜図3の粉体容器14と同様に設計すればよい。図7、8において、図1〜図5に対応する構成部分に同じ参照符号を付してある。
図9、10は本発明のさらに他の実施形態を示す。ここでは全く同じ2つのプランジャー64が互いに反対向きに構成されており、それぞれが双頭矢印69の方向に往復移動可能である。
図1、2、3の各部に対応する9、10の構成部分には図1、2、3と同じ参照符号を付してある。図9はそれぞれのプランジャー64の初期位置、図10は最大伸張位置を示し、最大伸張位置では両プランジャー64は僅かな間隔を保つか、または互いに当接する。
図11、12は周壁を洗浄用圧搾空気吐出口474として利用し、必要に応じて洗浄用圧搾空気ダクト93を介して洗浄用圧搾空気を供給される洗浄用圧搾空気吐出孔として機能する極めて多数のポートまたは開口を有する点を除いて図1、2、3の実施形態と同様である。洗浄用圧搾空気吐出口474を有する周壁はこれを囲む粉体室の壁22、26、46、47から距離を隔てて周方向間隙を形成し、この間隙の存在によって、洗浄用圧搾空気吐出口からの洗浄用圧搾空気が粉体室16へ流入することができる。洗浄用圧搾空気吐出口474が設けられている前端部72はその後方で前記前端部とつながるプランジャー464の中央部よりも断面積が狭い。その他の点では、図11、12のプランジャー464は図1、2、3のプランジャー64と同様である。粉体室の前端面443には、図1、2または図11、12の場合の端面壁43と同様の圧搾空気孔を設けることができる。
図13は図11、12の実施形態におけるプランジャー464およびハウジングの断面が矩形/正方形の変更形態の正面図であり、図14は断面が円形の変更形態の正面図である。図13、14はまた、プランジャー464の前向きオフセット面477に洗浄用圧搾空気吐出口を形成する可能性を示す。
いずれの実施形態においても、粉体容器と洗浄機構は互いに機械的に連結されて1つのユニットを形成することが好ましい。
上述したように、いずれの実施形態も粉体室16の壁に洗浄用圧搾空気を衝突させることによって粉体室の壁から残留粉体を吹き飛ばし、この洗浄用圧搾空気と残留粉体を、残留粉体吐出口90を介して粉体室16から除去することを可能にする。残留粉体吐出口90が弁102によって閉鎖されると、洗浄用圧搾空気が残留粉体と一緒に駆動されて、粉体供給孔21、23、チューブ28、さらにインジェクター7、8を経て、さいしゅうてきに吹付手段12から放出される。本発明はまた、粉体室16に逆方向に圧搾空気を送入することによっても粉体室16から残留粉体を除去することができる。この方法は本発明のすべての実施形態に適用することができ、図17を参照して以下に説明する。
本発明の粉体供給システムを含む粉体塗装装置2を図17に示す。図1〜図4の実施態様と同様であるが、図1〜図3に示した構成部分のうち特定の構成部分だけを図示し、インジェクター8は拡大して、即ち、縮尺を無視して示し、粉体室16は縮小して、即ち、これも縮尺を無視して図示してある。加えて、図17は圧搾空気供給源502をも示している。即ち、圧力側が搬送用圧搾空気導管504を介して搬送用圧搾空気吸入口30と接続し、さらに、枝管506によって補足圧搾空気導管508を介して補足圧搾空気吸入口40に接続されている。それぞれの導管504、508には調圧器510または502のような圧力調整手段を設けることができる。搬送用圧搾空気導管504には弁514を設け、補足圧搾空気導管508には補足の圧搾空気弁518を設け、粉体入口36には粉体取入れ弁520を設けてある。これらの構成要件は多様な圧搾空気洗浄方法を可能にする。
本発明の第1の方法として、圧搾空気供給弁514および補足圧搾空気弁516を閉鎖する一方、粉体吸入弁520および粉体吐出し弁518を閉鎖する。残留粉体吐出口90を閉鎖する。残留粉体吐出口90の弁102をも閉鎖すれば、洗浄用圧搾空気62が残留粉体と共に粉体供給孔21、23、チューブ28、インジェクター7、8、粉体ホース10および吹付手段12を通って流動することができ、粉体室16から残留粉体が除去される。
本発明の第2の方法として、粉体吐出口518を閉鎖し、粉体取入れ弁520を開放し、2つの弁の少なくとも1つ、少なくとも圧搾空気供給弁514および/または補足圧搾空気弁514を開放し、圧搾空気供給源502からの圧搾空気を、インジェクター7、8を介して、さらにチューブ28を介して粉体室16へ導入することによって、粉体室16から残留粉体吐出口90および開放状態の弁102(またはたの残留粉体吐出孔)を介して残留粉体を除去する。
云うまでもなく、以上に述べた本発明の2つ以上の方法を順次複数回に亘って実行することによって、粉体室16およびこれとつながる粉体通路を徹底的に洗浄することができる。
本発明の図示しない他の実施形態として、プランジャー64にではなく、粉体室16の壁43、46および/または47の1つに残留粉体吐出口90を設けることができる。
粉体室16には脱気または給気装置を設けることができる。好ましくはプランジャー(264、364、464)間にシール526を設ける。
粉体室からの残留粉体除去を目的とする粉体供給孔21、23を介した粉体室への圧搾空気導入はインジェクター7、8を介してではなく、他の粉体供給手段、例えば、粉体ポンプを利用して実施することも可能である。この場合、弁518、520、および弁514、516の一方を利用して圧搾空気供給源から粉体供給手段を介して、さらにチューブ28を介して粉体供給孔21、23へ圧搾空気を誘導し、これらの粉体供給孔を介して粉体室16へ誘導することができる。
本発明は粉体室、特に粉体容器の内部空間を自動的に洗浄することを可能にする。従って、本発明は粉体室、特に任意のサイズの粉体容器を自動的に洗浄する方法にも適用できる。
参考のため、優先権請求の基礎となっている2006年12月20日付け独国特許出願第102005060833.7号明細書の開示内容を本願明細書中に引用した。
本発明の粉体供給システムを含む粉体塗装装置を、洗浄手段のプランジャーが溶射塗装の実施を可能にする収縮位置にある状態で、一部断面図で示す簡略図である。 プランジャーが粉体供給手段およびこれに接続する粉体ホースの洗浄を可能にする伸張位置にある状態で図1の粉体供給システムを示す簡略図である。 図2の粉体塗装装置を図2のIII−III線に沿って略示する断面図である。 図1〜図3の粉体供給システムのインジェクターを略示する断面図である。 図1〜図3のプランジャーの他の実施形態の前端部を示す長手方向断面の一部を示す図である。 図5のプランジャーのVI−VI線における断面図である。 非作動時における本発明の粉体供給システムの他の実施形態を一部断面図で略示する側面図である。 洗浄動作中における図7の粉体供給システムを示す図である。 2つのプランジャーを含む本発明の他の実施形態を、プランジャーがスタート位置である状態で略示する長手方向断面図である。 洗浄動作中、2つのプランジャーが伸張位置にある状態で、図9の粉体供給システムを略示する長手方向断面図である。 プランジャーが粉体溶射塗装を可能にする収縮位置にある状態で、本発明の他の実施形態を略示する長手方向断面図である。 洗浄動作中、プランジャーが伸張位置にある状態で図10の粉体供給システムを略示する長手方向断面図である。 図11、12のプランジャーの前端面図である。 図11、12のプランジャーとは異なる実施形態の前端面図である。 図1〜図3のプランジャーの前端面図である。 図1〜図3のプランジャーの後端面図である。 本発明のさらに他の実施形態を示す簡略図である。
符号の説明
2 体塗装装置
4 粉体供給システム
6 塗装用粉体
14 粉体容器
16 粉体室
21 粉体供給孔
22 粉体室の壁
23 粉体供給孔
26 粉体室の壁
43 粉体室の壁
46 粉体室の壁
47 粉体室の壁
60 洗浄機構
62 洗浄用圧搾空気
64 プランジャー
68 粉体室端
70 粉体室端
72 プランジャーの前端部
74 洗浄用圧搾空気吐出口
90 残留粉体吐出口
264 プランジャー
314 粉体容器
364 プランジャー
443 粉体室の壁
464 プランジャー
474 洗浄用圧搾空気吐出口

Claims (21)

  1. 塗装用粉体(6)のための粉体室(16)を有する閉鎖状態または閉鎖可能粉体容器(14、314)を含む粉体塗装装置(2)用の粉体供給システムにおいて、
    粉体容器(14)が洗浄用圧搾空気(62)を利用して粉体室(16)から残留粉体を自動的に除去する洗浄機構(60)を含み、
    洗浄機構(60)に、一方の粉体室端(68、70)と他方の粉体室端(70、68)との間の案内経路に沿って前記粉体室に対して往復移動する少なくとも1つの機械的に案内されるプランジャー(64、264、364、464)を設け、
    粉体室の少なくとも1つの壁(22、26、43、46、47、443)に対向近接する少なくとも1つの洗浄用圧搾空気吐出口(74、474)をプランジャー(64、264、364、464)の前端部(72)に設け、洗浄用圧搾空気吐出口(74、474)からの洗浄用圧搾空気(62)が近傍の粉体室の壁(22、26、43、46、47、443)に衝突して前記壁から残留粉体を吹き飛ばすようにし、
    粉体室(16)から洗浄用圧搾空気(62)とこれに同伴する粉体を除去するための少なくとも1つの残留粉体吐出口(90)をも含むことを特徴とする粉体供給システム。
  2. 粉体室(16)が少なくとも1つの粉体供給孔(21、23)を含むことを特徴とする請求項1に記載の粉体供給システム。
  3. 少なくとも1つの洗浄用圧搾空気吐出口(74、474)がプランジャー(64、264、364、464)の前端面側(78)に粉体室(16)への少なくとも1つの洗浄用圧搾空気吐出口(74、474)を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の粉体供給システム。
  4. 少なくとも1つの洗浄用圧搾空気吐出口(74、474)が洗浄機構(60)の移動方向(69)と交差する方向の、プランジャー(64、264、364、464)外周域へ開口する少なくとも1つの洗浄用圧搾空気吐出口(74、474)であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の粉体供給システム。
  5. プランジャー(64、264、364、464)が少なくとも粉体室(16)へ進入するプランジャー部分において前記粉体室の内周面と全面的に一致するか、或いは、少なくともその前端部(72)において一致する外周面を有し、前記内周面との間に極めて狭い周方向間隙(476)を残し、好ましくは少なくとも1つの洗浄用圧搾空気吐出口(74、474)が前記周方向間隙(476)へ開口することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の粉体供給システム。
  6. 残留粉体吐出口(90)の少なくとも1つをプランジャー(64、264、364、464)の好ましくは前端面(78)に、より好ましくは断面中心に配置し、断面中心に関して残留粉体吐出口(90)よりも横方向外方に少なくとも1つの洗浄用圧搾空気吐出口(74、474)を配置したことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の粉体供給システム。
  7. 粉体室(16)内に含まれる塗装用粉体(6)を流動化するため、粉体室(16)へ開口する流動化用圧搾空気吸入口(54)を設けて粉体室(16)へ流動化用圧搾空気を導入することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の粉体供給システム。
  8. 粉体室(16)内の少なくとも1つの粉体レベル(20)を検知する少なくとも1つのレベルセンサー(92)を含むことを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の粉体供給システム。
  9. 少なくとも1つのレベルセンサー(92)が粉体室(16)の外部に離して設けた近接レベルセンサー(92)であることを特徴とする請求項8に記載の粉体供給システム。
  10. 前記取出し口を開閉するため残留粉体吐出口(90)に制御弁(102)を設けたことを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の粉体供給システム。
  11. プランジャー(64、264、364、464)に少なくとも1つの粉体供給孔(21、23)と対応する少なくとも1つの洗浄用圧搾空気吐出孔(21、23)を設け、前記プランジャー(64、264、364、464)が所定の深度まで粉体室(16)に進入すると初めて粉体供給孔と整合し、もし複数の粉体供給孔(21、23)が存在するなら、これらそれぞれに洗浄用圧搾空気吐出孔(110、112)を設け、それぞれの粉体供給孔(21、23)を洗浄用圧搾空気吐出孔(110、112)と連携させることを特徴とする請求項2〜10の何れか1項に記載の粉体供給システム。
  12. 複数の粉体供給孔(21、23)を互いに間隔を置いて一列に配列する一方、連携の洗浄用圧搾空気吐出孔(110、112)をも粉体供給孔(21、23)と同じ間隔で一列に配列し、前記2つの列が互いに平行で、かつ、プランジャー(64、264、364、464)の移動方向に平行となるように構成したことを特徴とする請求項11に記載の粉体供給システム。
  13. 少なくとも1つの粉体供給孔(21、23)を粉体室(16)の壁(22、26、43、46、47、443)に設けたことを特徴とする請求項1〜12の何れか1項に記載の粉体供給システム。
  14. 少なくとも1つの粉体供給孔(21、23)を少なくとも1つの粉体搬送手段、好ましくはインジェクター(7、8)に接続することによってチューブ(28)を介して粉体室(16)から塗装用粉体を吸引し、前記粉体搬送手段を粉体室(16)内における所定の最大粉体レベルよりも上方に配置したことを特徴とする請求項1〜13の何れか1項に記載の粉体供給システム。
  15. プランジャー(64、264、364、464)が、室端の一方における室端面を形成することを特徴とする請求項1〜14の何れか1項に記載の粉体供給システム。
  16. 粉体室(16)の底壁(46)を流動化用圧搾空気吸入口(54)として構成したことを特徴とする請求項7〜15の何れか1項に記載の粉体供給システム。
  17. 残留粉体吐出口(90)またはその下流側の残留粉体吐出ダクト(89)に圧搾空気ポンプ手段(120)を設けることによって残留粉体吐出口(90)に部分的真空状態を発生させ、この吐出口を介して、洗浄用圧搾空気およびこれに同伴する残留粉体を粉体室(16)から残留粉体吐出口(90)へ吸引することができることを特徴とする請求項1〜16の何れか1項に記載の粉体供給システム。
  18. 搬送用圧搾空気(128)を導入するための搬送用圧搾空気吸入口(120)を残留粉体吐出口(90)またはその下流側の残留粉体吐出ダクト(89)に設けたことを特徴とする請求項1〜17の何れか1項に記載の粉体供給システム。
  19. 移動方向に見てプランジャー(64、264、364、464)の前端面(78)と対向する室端面壁(43、443)に、圧搾空気(86)を粉体室(16)へ導入するための複数の供給孔(84)を設けたことを特徴とする請求項1〜17の何れか1項に記載の粉体供給システム。
  20. 請求項1〜19の少なくとも1項に記載の第1プランジャー(64)と同様の構成を有する第2プランジャー(68)を含み、第2プランジャー(64)を第1プランジャー(64)とは反対向きに構成し、反対側の室端から粉体室(16)へ往復移動できるように構成したことを特徴とする請求項1〜18の何れか1項に記載の粉体供給システム。
  21. 請求項1〜20の何れか1項に記載の少なくとも1つの粉体供給システムを特徴とする粉体塗装装置。
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