JPH06126261A - 清浄化装置 - Google Patents

清浄化装置

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JPH06126261A
JPH06126261A JP27905092A JP27905092A JPH06126261A JP H06126261 A JPH06126261 A JP H06126261A JP 27905092 A JP27905092 A JP 27905092A JP 27905092 A JP27905092 A JP 27905092A JP H06126261 A JPH06126261 A JP H06126261A
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Yusuke Totsuka
祐輔 戸塚
Toshiki Oba
俊樹 大庭
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粉体を混合する容器内の清浄を効率よくする
装置を提供すること。 【構成】 容器1内にて粉体と顔料等とを混合撹拌して
製造された混合物質等を除去後、なお容器内に残留する
混合物質を容器の清浄化のため除去するため、一端側が
圧縮空気の送出口11に接続され、他端側が容器内にて
遊動自在の長さに設定された可橈性のチューブ12を設
ける構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器内の清浄化装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】化粧料の製造に際し、図8に示すような
円筒状の容器内1内にて原料粉体と顔料とを混合撹拌し
て混合物質を製造し、これをさらに固化、粉体化、成形
加工などする方法がある。
【0003】容器1は容器本体2と上蓋3からなり、上
蓋3には原料粉体の注入口4が形成され、また、上蓋3
の中心軸上には該上蓋を貫通して中空の主軸5が設けら
れている。主軸5の上端部にはロータリージョイント6
が、下端部にはスプレーノズル7がそれぞれ接続されて
いる。
【0004】また、上蓋3上にはモーターMが減速機8
と共に設けられ、図示省略の動力伝達機構を介して第1
撹拌手段9は主軸5の回りに回転されるようになってい
る。一方、容器本体2の下端部には第2撹拌手段10が
設けられている。
【0005】化粧料の製造に際しては、ロータリージョ
イント6の先端注入口から香料オイルを注入するととも
に、注入口4より化粧料原料粉体を投入し、モーターM
を駆動して第1撹拌数段9、第2撹拌手段10を回転さ
せ、これら原料を撹拌混練する。
【0006】所定時間経過後において、混合物質は所望
の化粧料原料としての条件を満足するようになるので、
運連を停止する。容器内の撹拌混合物質は中間過程生成
物として容器から除去され、該容器には、種類の異なる
原料が投与され、再び撹拌混練が行なわれることにな
る。
【0007】この場合、前の撹拌混合物質が容器内に残
留していると、これから製造しようとする化粧料の品質
に多大に影響する。このため、容器は、次回の使用に先
立ち、清浄化されねばならない。この清浄化の手段とし
て、従来は、容器内の撹拌羽根等を一旦取りはずして集
塵機の吸引ホースを容器内に入れブラシではきながら残
留物を吸引した後、タオル等で拭いていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の容器内の清浄化方法では、清浄するのに長時間
を要し、多種類の化粧料を能率的に製造することができ
ないとの問題があった。
【0009】そこで、本発明の技術的課題は、上記欠点
に鑑み、多種類の化粧料を能率的に製造することができ
る容器内の清浄化装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、次のいずれかの構成とした。 (1).一端側が圧縮空気の送出口に接続され、他端側
が前記容器内にて遊動自在の長さに設定された可橈性の
チューブを有することとした。 (2).(1)において、送出口は、容器の略中心かつ
上部にて任意の鉛直軸にそって設けられた分配器に複数
設けられ、これら各送出口は、相反する向きに設定され
た2つの送出口を一対として、前記分配器の水平軸方向
に各一対ずつ配されているようにすることが可能であ
る。 (3).また、(2)において、一対の送出口は分配器
の水平軸を中心に回動可能としてもよい。 (4).さらに、(3)において、分配器は、鉛直軸を
中心に回動可能とすることができる。 (5).(1)において、容器下部には、集塵機に連通
する弁付きの開口を形成するのがよい。
【0011】
【作用】可橈性チューブの自由端側が空気噴出の反動に
より遊動しつつ容器内にくまな空気を吹き付け、清浄化
する。
【0012】本発明は、容器内に残留する粉体の除去に
好適で、特に、容器内にて粉体と顔料とを混合撹拌して
製造された混合物質を除去後、なお前記容器内に残留す
る前記混合物質を容器の清浄化のため除去するのに好適
である。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 第1の実施例:本例は図1に示すように、注入口4に複
数の空気送出口を有する口金11を接続している。この
口金11の上部にはエアホース15が接続される。該口
金の下端部は上蓋3の内側に開口した4つの空気送出口
を有し、この送出口に4本の可橈性のチューブ、本例で
はウレタンのチューブ12を接続している。
【0014】各チューブの長さはそれぞれ異なり、容器
内の上部、中部、下部、底部に届くように長さが定めら
れている。チューブとしては、ウレタンチューブを用い
た。また、容器の下部には開口13が開けてある。この
開口13は弁14で開閉自在であり、弁を開いた状態で
は、図示を省略された集塵機に連通している。
【0015】この状態で、口金11圧縮空気を送り込む
と、各チューブから勢いよく放出される空気流の反動で
チューブは遊動し、容器内部の側壁、撹拌手段、隅の部
分等に付着している残留撹拌混合物質を剥離させること
ができる。
【0016】この剥離された残留撹拌混合物質は、開口
13より集塵機に送り出されるので、容器内の清浄化を
はかることができる。本例では、従来のように水で洗滌
するのと異なり、乾燥の時間を要しないので、短時間に
完全な清浄状態を得ることができる。 第2の実施例:本例は、図2に示すようにロータリジョ
イント6の先端部にエアホース15を接続している。ま
た、従来のスプレーノズル7(図8参照)を外し、その
代わりに分配器16(後述)を接続している。この分配
器の接続部は所謂ワンタッチ式のカプラー方式を採用し
ている。
【0017】図3に示すように、分配器16は主軸5の
延長に設けられるので、鉛直軸にそって設けられること
になる。分配器16の下部は水平方向に分岐しており、
この水平分岐部16Aの各先端部にT型継手16Bが接
続されており、これら各T型継手16Bの2つの開口を
一対の送出口として、各々にチューブ12が接続されて
いる。
【0018】図5に示すように、このチューブ12と送
出口との接続部に、符号16Cで示すホース止めピンが
設けられ、チューブ12の先端部を取替え可能に保持し
ている。 また、T型継手16Bと分配器の水平分岐部
16Aとの接続部分ではT型継手16Bを図7、に示す
ように約90゜の範囲で回転自在の構成とし、かつ、摩
耗にも耐えるように、パッキン17を介在させ、図5に
示すようにナット18で抜け止めしている。なお、図4
ではナット18は省略して示している。
【0019】よって、図6、図7に示すように、対向す
る2つのT型継手16Bの相反する向きに設定された2
つの送出口にそれぞれ取り付けられた一対のチューブ1
2は、紙面を貫く水平軸を中心にして種々の回動位置を
取り得る。
【0020】また、本例では、分配器16部分でも主軸
5を通る鉛直軸を中心に回転可能に構成されている。そ
こで、エアホース15より圧縮空気を送り込むと、図4
に矢印で示すように空気はチューブに分配され放出され
る。そして、各チューブ12から噴出する空気流の反動
によりT型継手16Bは水平軸を中心に回動するし、分
配器16は鉛直軸を中心に回転する。
【0021】これらの回転の複合運動に加えて、各チュ
ーブ12自体もその可橈性、柔軟性により不規則に大き
く振れるので、容器内はくまなくチューブからの強い空
気流れにさらされる他、チューブによりたたかれたりす
るので、残留撹拌混合物質はきれいに剥離される。この
工程中、集塵機は駆動されており、剥離された残留物
は、開口13を介して集塵機に捕獲される。因みに、空
気圧は5Kg/cm を使用し、好結果を得た。
【0022】以上において、分配器16をスプレーノズ
ル7に代えて装着したが、これに限らず、専用の分配器
取り付け金具を上蓋3に設けておき、これに分配器を設
ける構成とすることもできる。その場合でも分配器は専
用金具に対し回転自在の構成とする。
【0023】また、本例では主軸5にチューブからの空
気流の反動を利用して分配器16を回転させたが、第
1、第2撹拌手段回転用のモータMを駆動することによ
り回転させてもよい。その場合には、分配器16の接続
部分は回転自在の構成にする必要はない。
【0024】本例によりれば、第1実施例の場合よりも
一層短時間に、しかもばらつきなく、容器内の清浄化を
図ることができる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、容器内の清浄化が容易
且つ短時間に行なわれるので、多種類の化粧料を能率的
に製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る清浄化装置を説明
した斜視図である。
【図2】本発明の第2の実施例に係る清浄化装置を説明
した斜視図である。
【図3】図2に示した第2の実施例に係わるチューブの
接続態様を説明した正面図である。
【図4】図2に示した第2の実施例に係る清浄化装置に
おける空気流の経路を説明した要部断面図である。
【図5】図2に示した第2の実施例に係るチューブの接
続部分の正面図である。
【図6】図2に示した第2の実施例に係るチューブの回
動態様を説明した図である。
【図7】図2に示した第2の実施例に係るチューブの回
動範囲を説明した図である。
【図8】清浄化装置が一般的に用いられる容器の断面図
である。
【符号の説明】
1 容器 2 容器本体 3 上蓋 4 注入口 5 主軸 6 ロータリージョイント 7 スプレーノズル 8 減速機 9 第1撹拌手段 10 第2撹拌手段 11 口金 12 チューブ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器内に残留した粉体を除去する清浄化
    装置であって、 一端側が圧縮空気の送出口に接続され、他端側が前記容
    器内にて遊動自在の長さに設定された可橈性のチューブ
    を有することを特徴とする清浄化装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の清浄化装置において、 送出口は、容器の略中心かつ上部にて任意の鉛直軸にそ
    って設けられた分配器に複数設けられ、これら各送出口
    は、相反する向きに設定された2つの送出口を一対とし
    て、前記分配器の水平軸方向に各一対ずつ配されている
    ことを特徴とする清浄化装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の清浄化装置において、 一対の送出口は分配器の水平軸を中心に回動可能である
    ことを特徴とする清浄化装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の清浄化装置において、 分配器は、鉛直軸を中心に回動可能であることを特徴と
    する清浄化装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の清浄化装置において、 容器下部には、集塵機に連通する弁付きの開口が形成さ
    れていることを特徴とする容器内の清浄化装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009519826A (ja) * 2005-12-20 2009-05-21 イーテーベー ゲマ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 粉体塗装装置およびそのための粉体供給装置
WO2015016783A1 (en) * 2013-07-31 2015-02-05 Oriental Tanks Pte Ltd Apparatus to facilitate the cleaning of internal surfaces of a tank container
JP2016052625A (ja) * 2014-09-03 2016-04-14 日清オイリオグループ株式会社 容器内清掃器具及び清掃方法

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