JP2009515330A - 電気的プログラム可能ヒューズおよびその製造方法 - Google Patents

電気的プログラム可能ヒューズおよびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 プログラム中にシリサイド層に形成されるギャップの長さに依存しない抵抗を有するeヒューズおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】 電気的プログラム可能ヒューズ(eヒューズ(eFuse))は、基板の絶縁酸化物層の上の(1)半導体層、この半導体層に形成された(2)ダイオード、および、ダイオード上に形成された(3)シリサイド層を含む。ダイオードは、N+、p−、P+、またはP+、n−、N+構造を含む。
【選択図】 図10

Description

本発明は、一般に、半導体デバイスの製造に関し、更に具体的には、電気的プログラム可能ヒューズ(eヒューズ(eFuse))およびこれを製造する方法に関する。
従来のeヒューズは、ポリシリコン層の上にシリサイド層を含む場合があり、これが抵抗として機能する。従来のeヒューズをプログラムするためには、(例えば1つ以上のトランジスタによって)従来のeヒューズのカソードからアノードに向かう第1の方向に電流を駆動すれば良い。eヒューズを通るように第1の方向に電流を駆動すると、シリサイド層にギャップ(gap)が形成され、これによってポリシリコン層の一部が露出する。プログラムされたeヒューズの状態は、アノードからカソードに向かう第2の方向に電流を駆動するように試みることで検知することができる。電流が駆動される経路の抵抗は、プログラム中にシリサイド層に形成されるギャップの長さに依存する。かかる従来のeヒューズをプログラムするために用いられるトランジスタの動作パラメータあるいは電圧レベルの制御またはそれら両方にばらつきがあるために、かかるeヒューズにおいて形成される各シリサイド層ギャップの長さはそれぞれ異なる場合がある。従って、かかるeヒューズの抵抗も一様でない。
このため、改良された、またはギャップが一定しているeヒューズおよびこれを製造する方法が望まれている。
本発明の第1の態様においては、第1の装置が提供される。第1の装置は、電気的プログラム可能ヒューズであって、基板の絶縁酸化物層の上の半導体層と、半導体層に形成されたダイオードであって、第1の極性を有する第1の高ドーピング領域、第2の逆の極性を有する第2の高ドーピング領域、および、第1および第2の高ドーピング領域間の低ドーピング領域を含むダイオードと、を含み、更に、ダイオードの上に形成されたシリサイド層を含む。
本発明の第2の態様においては、電気的プログラム可能ヒューズを製造する方法が提供される。この方法は、絶縁酸化物層とこの絶縁酸化物層の上の半導体層とを含む基板を設けることと、半導体層にダイオードを形成することと、ダイオードの上にシリサイド層を形成することと、を含み、半導体層にダイオードを形成することが、半導体層に、第1の極性を有する第1の高ドーピング領域を形成することと、半導体層に、第2の逆の極性を有する第2の高ドーピング領域を形成することと、半導体層に、第1および第2の高ドーピング領域間に低ドーピング領域を形成することと、を含む。
本発明の他の特徴および態様は、以下の詳細な説明、特許請求の範囲、および添付図面から、いっそう充分に明らかになろう。
本発明は、改良されたeヒューズおよびこれを製造する方法を提供する。更に具体的には、本発明は、プログラム中にeヒューズのシリサイド層に形成されるギャップの長さに依存しない抵抗を有するeヒューズを提供し、更に、かかるeヒューズを製造する方法を提供する。eヒューズは、シリサイドの下にダイオード要素(diodic element)を含む。いくつかの実施形態において、ダイオード要素は、ポリシリコン、絶縁体上の単結晶シリコン、または別の適切な半導体材料を含む場合がある。ダイオード要素は、読み取り中に逆バイアスがかかるので、プログラムしたeヒューズの状態を検知する場合に高い抵抗を示す。結果として得られるeヒューズの抵抗は、ダイオード構成に依存し、プログラム中にシリサイド層に形成されるギャップ長に依存しなくなる。逆ダイオードIV特性が規定する抵抗は、ダイオードの部分を包囲する単一ドーピング・ポリシリコン・ライン長よりも何オーダーか大きい。従って、eヒューズダイオード抵抗は、高度に再現可能であると共に、シリサイド・ギャップ長には依存しない。このため、本発明の一実施形態に従って製造されるeヒューズの抵抗は、(例えば従来の単一ドーピング半導体eヒューズほどには)ばらつきのないものとすることができる。このように、本発明は、改良されたeヒューズおよびこれを製造する方法を提供する。
図1は、第1の例示的なeヒューズを製造する第1の例示的な方法のステップの横断面図を示し、本発明の一実施形態に従って、基板上にポリシリコンまたは単結晶シリコン層がパターニングされている。図1を参照すると、第1の例示的なeヒューズ(図6における600)は、シリコン層102(例えばバルク基板)を含む基板100から製造することができる。基板100は、シリコン層102の上に形成された絶縁酸化物層104、および、絶縁酸化物層の上に形成されたポリシリコン(例えばゲート導体ポリシリコン)または他の適切な半導体材料の層106を含むことができる。このように、絶縁酸化物層104は、埋め込み酸化物(BOX)層または浅いトレンチ分離(STI)酸化物層とすることができる。基板100上にポリシリコン層106を形成するために、化学気相付着(CVD)または他の適切な方法を使用可能である。この後、反応性イオン・エッチング(RIE)または別の適切な方法を用いて、ポリシリコン層106の部分を選択的に除去し、これによってポリシリコンをパターニングすることができる。以下で述べるように、以降の基板処理によって、ポリシリコン層106を第1の例示的なeヒューズの1つ以上の部分にする。
図2は、第1の例示的なeヒューズを製造する第1の例示的な方法のステップの横断面図を示し、本発明の一実施形態に従って、ポリシリコン層の一部に不純物の原子を注入してN+領域が形成されている。図2を参照すると、スピン・オン技法または別の適切な方法を用いて、基板100上にフォトレジスト層を付着することができる。レジストおよび適切なマスキングを用いたフォトリソグラフィまたは他の適切な方法を用いて、フォトレジスト層をパターニングして第1のマスク(例えばブロック・マスク200)にすることができる。このように、ポリシリコン層106の第1の部分202の上面を露出させて、マスク200の下にあるポリシリコン層106の第2の部分204の上面を露出させないようにすれば良い。
注入プロセス(例えば固有のもしくは標準的なロジック注入プロセス)または他の適切な方法を用いて、ポリシリコン層106内にN+不純物原子等(例えばドーパント)を注入することができる。更に具体的には、注入(例えばロジックN+ポリシリコンおよび拡散注入)によって、ポリシリコン層106の露出部分(例えば第1の部分202)内に、第1の極性を有する第1の高ドーピング領域(例えばN+ドーピング領域)を形成すれば良い。しかしながら、マスク200によって、注入中に不純物原子がポリシリコン層106の第2の部分204に達するのを防ぎ、これによって第2の部分204を保護することができる。更に、マスク200は、注入中に1つ以上のMOSFETゲートを保護することができる。いったんN+ドーピング領域が形成されると、フォトレジスト剥離浴または他の適切な方法を用いて、基板100から第1のマスク200を剥離することができる。
図3は、第1の例示的なeヒューズを製造する第1の例示的な方法のステップの横断面図を示し、本発明の一実施形態に従って、ポリシリコン層の一部に不純物原子を注入してP+領域およびP−領域が形成されている。図3を参照すると、スピン・オン技法または他の適切な方法を用いて、基板100上にフォトレジスト層を付着することができる。レジストおよび適切なマスキングを用いたフォトリソグラフィまたは他の適切な方法を用いて、フォトレジスト層をパターニングして第2のマスク(例えばブロック・マスク)にすることができる(図示せず)。第2のマスクがポリシリコン層106の第1の部分202を保護し、ポリシリコン層106の第2の部分204を保護しない(例えば露出させる)ように、第2のマスクを位置付けることができる。このように、第2のマスクは第1のマスク200の逆とすれば良い。
注入プロセスまたは他の適切な方法を用いて、ポリシリコン層106内にP+不純物原子等(例えばドーパント)を注入することができる。更に具体的には、注入(例えばロジクP+ポリシリコンおよび拡散注入)によって、ポリシリコン層106の露出部分(例えば第2の部分204)内に、第2の逆の極性を有する第2の高ドーピング領域(例えばP+ドーピング領域)を形成すれば良い。しかしながら、第2のマスクによって、注入中に不純物原子がポリシリコン層106の第1の部分202に達するのを防ぎ、これによって第1の部分202を保護することができる。いったんP+ドーピング領域が形成されると、フォトレジスト剥離浴または他の適切な方法を用いて、基板100から第2のマスクを剥離することができる。
第1および第2のマスクを形成するために用いたものと同様の方法で、第3のマスク300を形成することができる。更に具体的には、スピン・オン技法または他の適切な方法を用いて、基板100上にフォトレジスト層を付着すれば良い。レジストおよび適切なマスキングを用いたフォトリソグラフィまたは他の適切な方法を用いて、フォトレジスト層をパターニングして第3のマスク(例えばブロック・マスク)にすることができる。第3のマスク300がポリシリコン層106の第1の部分202の第1の小部分302を保護し、ポリシリコン層106の第1の部分202の第2の小部分304および第2の部分204を保護しない(例えば露出させる)ように、第3のマスク300を位置付けることができる。このように、第3のマスク300は第1のマスク200を反転して移動させたものとすれば良い(例えば、第1のマスク200+Xシグマ)。注入プロセスまたは他の適切な方法を用いて、ポリシリコン層106内にP+不純物原子等(例えばドーパント)を注入することができる。第3のマスク300によって、N+不純物原子を注入する間に露出していたポリシリコン層の領域を、P+不純物原子を注入する間に露出しているポリシリコン領域と重複させることができる。不純物原子の用量は、ポリシリコン層106の第2の部分204のドーピングが全く影響を受けないか、またはわずかにのみ影響を受けるように選択すれば良い。このように、注入(例えばロジックP+ポリシリコンおよび拡散注入)によって、ポリシリコン層106の露出部分(例えば第1の部分202の第2の小部分304)内に、P−ドーピング領域等の低ドーピング領域(例えばP−からP+への遷移を有する傾斜領域(graded region))を形成することができる。第3のマスク300によって、注入中に不純物原子がポリシリコン層106の第1の小部分302に達するのを防ぎ、これによって第1の小部分302を保護することができる。いったんP−ドーピング領域が形成されると、フォトレジスト剥離浴または他の適切な方法を用いて、基板100から第3のマスク300を剥離することができる。
あるいは、マスクを用いずに基板100のP−領域を形成することも可能である。例えば、基板100から第2のマスクを剥離した後、注入プロセスまたは他の適切な方法を用いて、P+不純物原子等(例えばドーパント)をポリシリコン層106内に注入することができる。ポリシリコン層106の第1の部分202の第1の小部分302および第2の部分204は(第2の小部分304と共に)注入中に露出しているが、第1の小部分302および第2の部分204のドーピングが全く影響を受けないか、またはわずかにのみ影響を受けるように、不純物原子の用量を選択すれば良い。このように、注入(例えばロジックP+ポリシリコンおよび拡散注入)によって、ポリシリコン層106の第1の部分202の第2の小部分304内にP−ドーピング領域を形成することができる。
図4は、第1の例示的なeヒューズを製造する第1の例示的な方法のステップの横断面図であり、本発明の一実施形態に従って、基板にアニーリングを行うことを示す。図4を参照すると、基板100は、ドーピング領域の所望の横方向の傾斜(grading)(例えばP−からP+への遷移)によって、約10秒から約30分間、約900℃から約1100℃の温度でアニーリングを行うことができる。しかしながら、温度範囲をもっと大きくまたは小さくすること、あるいは異なるものとすること、またはそれら両方とすることも可能である。更に、基板100は、もっと長いかまたは短い時間期間のアニーリングを行っても良い。高温のアニーリングによって、注入したドーパントすなわちN+ドーパント、P+ドーパント、P−ドーパントを活性化し、これによって、かかるドーパントを各注入領域302、204、304中に拡散させることができる。アニーリングの間、P−領域等の1つ以上の注入領域が拡張する場合がある。このようにして、第1の小部分302が第2の小部分304に結合するN+P−接合を有するダイオード400を、ポリシリコン層106内に形成することができる。
図5は、第1の例示的なeヒューズを製造する第1の例示的な方法のステップの横断面図を示し、本発明の一実施形態に従って、基板上にシリサイド層およびスペーサが形成されている。図5を参照すると、CVDまたは他の適切な方法を用いて、基板100上に分流(shunting)シリサイドまたは他の適切な材料の層を(例えば共形的に)付着することができる。その後、RIEまたは他の適切な方法を用いて、かかるシリサイド層の一部を(例えばポリシリコンに対して選択的に)除去すれば良い。このようにして、ポリシリコン層106の上にシリサイド層500を形成することができる。以下で述べるように、シリサイド層500は、第1の例示的なeヒューズ(図6の600)のヒューズ要素として機能することができる。いくつかの実施形態では、シリサイド層500は、約300オングストロームから約800オングストロームの厚さとすれば良い(が、もっと大きいかまたは小さい厚さ範囲あるいは異なる厚さ範囲またはそれら両方を用いることも可能である)。シリサイド層500は、ゲート導体シリサイド化の間にポリシリコン層106上に形成することができる。あるいは、シリサイド層500は、独立した処理ステップとして形成することも可能である。例えば、ポリシリコン層106の上にもっと浅いシリサイド層が望ましい場合、CVDまたは他の適切な方法の後にRIEまたは他の適切な方法を用いて、ゲート導体シリサイド化の間にポリシリコン層106上に絶縁材料層を形成することができる。その後、上述した方法で、ポリシリコン層106上にもっと浅いシリサイド層を形成することができる。
CVDまたは他の方法を用いて、基板100上に酸化物(例えばシリコン酸化物)または他の適切な絶縁材料(例えばシリコン窒化物)の層を(例えば共形的に)付着することができる。その後、RIEまたは他の適切な方法を用いて、かかる酸化物層の一部をシリサイドに対して選択的に除去することができる。このようにして、ポリシリコン層106の対応する側壁504(例えば垂直な側壁)あるいはシリサイド層500の対応する側壁506またはそれら両方に、1つ以上の酸化物スペーサ502を形成することができる。
いくつかの実施形態では、1つ以上の酸化物スペーサ502を形成する前に、CVDまたは他の方法を用いて、基板100上に(例えば共形的に)薄いバリア層を付着しても良い。バリア層は、1つ以上の酸化物スペーサが形成される間、絶縁酸化物層104を保護するように機能することができる。
基板100にアニーリングを行って、シリサイド層500中のシリサイドを活性化することができる。更に、いくつかの実施形態では、シリサイド層500あるいは酸化物スペーサ502またはそれら両方を形成している間に、基板100上に製造している1つ以上のMOSFET(例えば標準的なNMOSあるいはPMOSトランジスタまたはそれら両方)のソースおよびドレイン注入領域を形成することができる(が、かかる注入領域はもっと早い段階でまたは遅い段階で形成することも可能である)。
図6は、第1の例示的なeヒューズを製造する第1の例示的な方法のステップの横断面図を示し、本発明の一実施形態に従って、基板上に、レベル間誘電体、バイア、および配線が形成されている。図6を参照すると、基板100上にレベル間誘電体を付着または形成することができる。例えば、基板100上にバック・エンド・オブ・ライン(BEOL)の絶縁酸化物層602または他の適切な材料を形成して、BEOL絶縁酸化物層602がeヒューズ600のポリシリコンおよびシリサイド層106、500を包囲するようにすれば良い。BEOL絶縁酸化物層602に、コンタクト開口またはバイアを形成することができる。かかるバイア内に、それぞれコンタクト604を形成すれば良い。更に、基板100上に、1つ以上のレベルの配線606を形成することができる。例えば、eヒューズ600の第1の配線608(例えば第1の端子)は、第1の小部分302等のカソード609として機能するダイオード400の領域に結合することができ、eヒューズ600の第2の配線610(例えば第2の端子)は、第2の部分204等のアノード611として機能するダイオード400の領域に結合することができる。レベル間誘電体、バイア、および配線を形成する方法は、当業者には周知である。従って、かかる方法については本発明では詳細に説明しない。このようにして、第1の例示的なeヒューズ600を形成することができる。更に具体的には、横方向のポリシリコン・ダイオード400上に、ヒューズ要素として機能する浅いシリサイド層500を含むeヒューズ600を形成することができる。
図7は、本発明の一実施形態に従った、プログラム後の図6の第1の例示的なeヒューズの横断面図を示し、図8は、プログラム後の図7の第1の例示的なeヒューズ600のポリシリコン層106上のカソード609およびアノード611の上面図を示す。図7および図8を参照すると、第1の例示的なeヒューズ600は、アノード611に対して負にカソード609をバイアスすることによってプログラムすることができる。例えば、ダイオード400のアノード611よりも負の電圧をカソード609に印加すれば良い。この結果、シリサイド層500内の電子がカソード609からアノード611に流れることができる。かかる電子束(例えばシリサイド・エレクトロマイグレーション)によって、シリサイド層500にギャップ700を形成することができる。例えば、シリサイド層500は、カソード609に対するコンタクトの近傍で最初に開放し、アノード611の方へと進むことができる。ポリシリコン層500における横方向のnp接合の位置(例えばN+領域がP−領域に結合する箇所)は、eヒューズプログラムの間にpn接合が常にむき出しになる(例えば露出される)ように選択しておけば良い。ギャップ700は、約0.4μmから約0.9μmの長さlを有することができる(が、もっと大きいかまたは小さい長さ範囲あるいは異なる長さ範囲またはそれら両方を用いることも可能である)。ギャップ長は、シリサイドのマイグレーションに用いられる印加電力の関数とすることができる。
従って、プログラムの後、eヒューズ600において(例えばカソード609とアノード611との間で)駆動された電流は、ポリシリコン層106に形成されたダイオード400を通過することができる。プログラムの後、例えば検知(例えば読み取り動作)の間、カソード609をアノード611に対して正にバイアスすることができる。例えば、ダイオード400のアノード611よりも正の電圧をカソード609に印加すれば良い。このため、ダイオード400は逆バイアスをかけられる。eヒューズ600を通る電流は、逆バイアスをかけたダイオード400の漏れ電流に制限することができる。更に具体的には、eヒューズ600を通る電流は、eヒューズ600の両端に印加される電圧には無関係とすることができる。逆バイアスをかけると、ダイオード400の構造は阻止作用を実行し、これによって高度に再現可能な所定の抵抗(例えばダイオード構造に基づいた抵抗)を与えることができる。従って、検知の間、すなわち、ダイオード400のN+P−接合を露出させるギャップ700がシリサイド層500に形成されるようにeヒューズ600をプログラムした後、eヒューズ600は、高度に再現可能な所定の電流(例えばダイオード構造に基づいた電流)を与えることができる。このように、検知の間のeヒューズ600の抵抗およびこれを通る電流は、eヒューズプログラム中に形成されたシリサイド・エレクトロマイグレーション・ギャップ長lとは無関係とすることが可能である。これに対して、従来のeヒューズは、プログラム中に形成されたシリサイド・エレクトロマイグレーション・ギャップよりも小さい抵抗を含むことができる。従って、検知の間のかかるeヒューズの抵抗およびこれを通る電流は、ギャップlの長さに依存する。
第1の例示的なeヒューズ600を製造する第1の例示的な方法を用いて、検知の間に高度に再現可能な抵抗および電流を与える複数のeヒューズ600を製造することができる。eヒューズ600は、それぞれ、横方向のポリシリコン・ダイオードの上にシリサイド・ヒューズ要素を含むことができる。
図9は、本発明の一実施形態に従った第2の例示的なeヒューズの横断面図を示す。図9を参照すると、第2の例示的なeヒューズ900は、第1の例示的なeヒューズ600と類似したものとすることができる。しかしながら、第1の例示的なeヒューズ600とは異なり、第2の例示的なeヒューズ900は、基板906の絶縁体上シリコン(SOI)層904(またはアイランド)に形成されたダイオード要素(例えばダイオード902)を含むことができる。更に具体的には、基板906は、絶縁酸化物(例えば埋め込み酸化物(BOX))層908の上に単結晶シリコン層904を含むことができる。しかしながら、他の適切な材料層にダイオード要素を形成することも可能である。第2の例示的なeヒューズ900は、SOI層904の上にシリサイド層910を含み、これがヒューズ要素として機能することができる。
第1の例示的なeヒューズ600に比べて、第2の例示的なeヒューズ900の単結晶シリコンにおける注入ドーパントの横方向の拡散は、第1の例示的なeヒューズ600のポリシリコンにおけるよりも遅い場合がある。いくつかの用途では(例えばプロセス統合の考慮すべき事項によっては)、もっと遅い拡散レート(例えばもっと低い拡散率)が望ましい場合もある。
第2の例示的なeヒューズ900は、第1の例示的なeヒューズ600を製造する第1の例示的な方法と同様の第1の例示的な方法を用いて製造することができる。しかしながら、第1のeヒューズ600を製造する第1の例示的な方法とは異なり、第2のeヒューズ900を製造する第1の例示的な方法は、シリコン層(例えばバルク基板)、シリコン層上に形成された絶縁酸化物層908(例えば埋め込み酸化物(BOX))、および絶縁酸化物層908上に形成されたSOI層904(例えば単結晶シリコン層)または他の適切な材料を含む基板906から、第2の例示的なeヒューズ900を形成する。第2の例示的なeヒューズ900を製造する第1の例示的な方法は、SOI層904をパターニングし、かかるパターニングしたSOI層904にeヒューズ902の一部(例えばダイオード要素)を形成することができる。基板906の処理は、図1から図6に示した第1の例示的なeヒューズ600を製造する第1の例示的な方法のステップと同様のものとすれば良いが、以下の点で異なる場合がある。アクティブ・シリコンを含む領域として機能する(例えばRXレベル)SOI層904のパターニングの後、かつゲート処理の前に、SOI層904の各領域にN+およびP+注入を行う。その方法は、図2および図3に示した第1の例示的なeヒューズ600を製造する第1の例示的な方法のステップと同様である。かかる注入の間、基板906上に製造されている1つ以上のMOSFETの領域は、パターニングしたフォトレジスト層から形成したブロック・マスクによって保護することができる。
その後、MOSFETのための通常のゲート処理を実行すれば良い。例えば、かかるゲート処理は、ゲート導体の付着およびパターニング、拡張、ハロ注入、スペーサ形成、およびソース−ドレイン注入を含む場合がある。ゲート処理の間、SOI層904の注入領域は、1つ以上のブロック・マスクによりパターニングしたフォトレジスト層によって保護することができる。その後、SOI層904の注入領域から、全てのゲート導体材料をエッチングにより除去し、CVDまたは他の適切な方法を用いて、SOI層904上にシリサイド層910を形成することができる。あるいは、これとは異なる時点でシリサイド層910を形成することも可能である。例えば、SOI層904の上にもっと浅いシリサイド層が所望である場合、CVDまたは他の適切な方法を実行した後にRIEまたは他の適切な方法を用いて、ゲート導体シリサイド化の間にSOI層904上に絶縁材料層を形成することができる。その後、上述した方法でSOI層904の上にもっと浅いシリサイド層を形成すれば良い。
図10は、本発明の一実施形態に従った、プログラム後の図9の第2の例示的なeヒューズの横断面図を示し、図11は、プログラム後の図10の第2の例示的なeヒューズ900のSOI層904上のカソード609およびアノード611の上面図を示す。図10および図11を参照すると、第1の例示的なeヒューズ600と同様に、第2の例示的なeヒューズ900は、アノード611に対して負にカソード609をバイアスすることによってプログラムすることができる。例えば、ダイオード902のアノード611よりも負の電圧をカソード609に印加すれば良い。この結果、シリサイド層910内の電子がカソード609からアノード611に流れることができる。かかる電子束(例えばシリサイド・エレクトロマイグレーション)によって、シリサイド層500にギャップ700を形成することができる。例えば、シリサイド層500は、カソード609に対するコンタクトの近傍で最初に開放し、アノード611の方へと進むことができる。SOI層904における横方向のN+P−接合の位置(例えばN+領域がP−領域に結合する箇所)は、eヒューズプログラムの間にN+P−接合が常にむき出しになる(例えば露出される)ように選択しておけば良い。ギャップ700は、約0.4μmから約0.9μmの長さlを有することができる(が、もっと大きいかまたは小さい長さ範囲あるいは異なる長さ範囲またはそれら両方を用いることも可能である)。
従って、プログラムの後、eヒューズ900において(例えばカソード609とアノード611との間で)駆動された電流は、SOI層904に形成されたダイオード902を通過することができる。プログラムの後、例えば、検知(例えば読み取り動作)の間、カソード609をアノード611に対して正にバイアスすることができる。例えば、ダイオード902のアノード611よりも正の電圧をカソード609に印加すれば良い。このため、ダイオード902は逆バイアスをかけられる。eヒューズ900を通る電流は、逆バイアスをかけたダイオード902の漏れ電流に制限することができる。更に具体的には、eヒューズ900を通る電流は、eヒューズ900の両端に印加される電圧には無関係とすることができる。逆バイアスをかけると、ダイオード902の構造は阻止作用を実行し、これによって高度に再現可能な所定の抵抗(例えばダイオード構造に基づいた抵抗)を与えることができる。従って、検知の間、すなわち、ダイオード902のN+P−接合を露出させるギャップ700がシリサイド層910に形成されるようにeヒューズ900をプログラムした後、eヒューズ900は、高度に再現可能な所定の電流(例えばダイオード構造に基づいた電流)を与えることができる。このように、検知の間のeヒューズ900の抵抗およびこれを通る電流は、eヒューズプログラム中に形成されたシリサイド・エレクトロマイグレーション・ギャップ長lとは無関係とすることが可能である。
第2の例示的なeヒューズ900を製造する第1の例示的な方法を用いて、検知の間に高度に再現可能な抵抗および電流を与える複数のeヒューズ900を製造することができる。eヒューズ900は、それぞれ、横方向のSOIダイオードの上にシリサイド・ヒューズ要素を含むことができる。
第1の例示的なeヒューズ600を製造する第1の例示的な方法を上述したが、本発明は、かかるeヒューズ600を製造する追加の方法も提供する。追加の方法は、追加の注入領域(例えば第2の注入領域)を、先にポリシリコン層106内に形成した第1の注入領域と整合させることを可能とすることで、第1の例示的な方法を改良することができる。このように、第2の注入領域は、第1の注入領域に位置を合わせることができる。このようにポリシリコン層106の注入領域を整合させることで、検知の間に高度に再現可能な逆バイアス漏れ電流を与える複数のeヒューズ900を製造することができる。例えば、図12は、第1の例示的なeヒューズ600を製造する第2の例示的な方法のステップの横断面図を示し、本発明の一実施形態に従って、基板のパターニングされたポリシリコン層の上に窒化物層が形成されている。図12を参照すると、第1の例示的なeヒューズ600を製造する第2の例示的な方法は、図1のパターニングした基板100と同様のパターニングした基板1200を処理することができる。CVDまたは他の適切な方法を用いて、基板1200上に窒化物(例えばシリコン窒化物)または他の適切な材料の層1202を(例えば共形的に)付着することができる。窒化物層1202は、約5nmから約100nmの厚さとすることができる(が、もっと大きいかまたは小さい厚さ範囲あるいは異なる厚さ範囲またはそれら両方を用いることも可能である)。
図13は、第1の例示的なeヒューズ600を製造する第2の例示的な方法のステップの横断面図を示し、本発明の一実施形態に従って、ポリシリコン層106の一部に不純物原子を注入してN+領域が形成されている。図13を参照すると、CVDまたは他の適切な方法を用いて、基板1200上に酸化物層を形成することができる。酸化物層は、約50nmから約500nmの厚さとすれば良い(が、もっと大きいかまたは小さい厚さ範囲あるいは異なる厚さ範囲またはそれら両方を用いることも可能である)。化学機械平坦化(CMP)または他の適切な方法を用いて、酸化物層を平坦化することができる。RIEまたは他の適切な方法を用いて酸化物層の一部を除去し、これによって第1のマスク(例えば酸化物ハードマスク)1300を形成することができる。酸化物マスク1300の厚さは、付着した酸化物層の厚さに基づいている。このようにして、ポリシリコン層106の第1の部分202の上面を露出させ、マスク1300の下にあるポリシリコン層106の第2の部分204を露出させないようにすれば良い。
注入プロセスまたは他の適切な方法を用いて、窒化物層1202を通してポリシリコン層106内にN+不純物原子等(例えばドーパント)を注入することができる。更に具体的には、注入(例えばロジックN+ポリシリコンおよび拡散注入)によって、ポリシリコン層106の露出部分(例えば第1の部分202)内に、N+ドーピング領域等の第1の高ドーピング領域を形成すれば良い。しかしながら、マスク1300によって、注入中に不純物原子がポリシリコン層106の第2の部分204に達するのを防ぎ、これによって第2の部分204を保護することができる。
図14は、第1の例示的なeヒューズを製造する第2の例示的な方法のステップの横断面図を示し、本発明の一実施形態に従って、基板上に1つ以上の酸化物スペーサが形成されている。図14を参照すると、CVDまたは他の適切な方法を用いて、基板1200上に、酸化物(例えばシリコン酸化物)の層を(例えば共形的に)付着することができる。その後、RIEまたは他の適切な方法を用いて、かかる酸化物層の1つ以上の部分を除去し、これによって1つ以上の酸化物スペーサ1400(または別の適切な材料のスペーサ)を形成することができる。例えば、酸化物マスク1300の露出した側壁1402および窒化物層1202の露出した側壁1404の上に、酸化物スペーサ1400を形成すれば良い。1つ以上の酸化物スペーサ1400の厚さは、付着した酸化物層の厚さに基づくものとすることができる。酸化物スペーサ1400の厚さは、N+ドーピング領域の縁部と、この後に不純物原子の注入によって形成するP+ドーピング領域等の第2の高ドーピング領域との間の距離を決定することができる。更に具体的には、酸化物スペーサ1400の幅は、この後にN+ドーピング領域とP+ドーピング領域との間に形成するP−ドーピング注入領域等の低ドーピング領域の幅を決定することができる。このため、付着した酸化物層、従って酸化物スペーサ1400の厚さは、第1の例示的なeヒューズ600を製造する第2の例示的な方法においてこの後に形成されるダイオードの特性を決定するために用いられる設計変数として機能することができる。従って、eヒューズ600の製造中に用いられる酸化物スペーサの厚さを変えることで、製造されるeヒューズ600のダイオード特性をそれぞれ微調整することができる。
図15は、第1の例示的なeヒューズを製造する第2の例示的な方法のステップの横断面図を示し、本発明の一実施形態に従って、基板上にポリシリコンまたはレジスト層が形成されている。図15を参照すると、基板1200の上に、ポリシリコン、フォトレジスト、または他の適切な材料(例えば別のポリマー)の層1500を形成することができる。例えば、CVDまたは他の適切な方法を用いて、基板1200上にポリシリコン層を付着すれば良い。あるいは、スピン・オン技法または他の適切な方法を用いて、基板1200上にフォトレジスト層を付着することができる。その後、CMPまたは他の適切な方法を用いて、ポリシリコンまたはフォトレジストの層1500を平坦化することができる。ポリシリコンまたはフォトレジストの層1500の平坦化は、ポリシリコン層106の上の酸化物スペーサ1400の上部および酸化物マスク1300を除去するように行えば良い。この結果、かかる酸化物スペーサ1400の上部を平坦にすることができる。
図16は、第1の例示的なeヒューズを製造する第2の例示的な方法のステップの横断面図を示し、本発明の一実施形態に従って、基板から酸化物がエッチングされ、ポリシリコン層の一部に不純物原子を注入してP+領域およびP−領域が形成されている。図16を参照すると、エッチングまたは他の適切な方法を用いて、基板1200から露出した酸化物を除去することができる。例えば、ポリシリコンまたはフォトレジストおよび窒化物に対して選択的な等方性エッチングを用いて、基板1200から露出した酸化物スペーサ1400および酸化物マスク1300を除去すれば良い。このようにして、ポリシリコン層106の第1の部分202の第1の小部分302を、ポリシリコンまたはフォトレジストの層1500によって保護する(例えば覆う)ことができる。しかしながら、ポリシリコン層106の第1の部分202の第2の小部分304および第2の部分204は露出させることができる。
注入プロセスまたは別の適切な方法を用いて、ポリシリコン層106内にP+不純物原子等(例えばドーパント)を注入することができる。注入(例えばロジックP+ポリシリコンおよび拡散注入)によって、ポリシリコン層106の第1の部分202の第2の小部分304にP−ドーピング領域等の低ドーピング領域が形成され、ポリシリコン層106の第2の領域204にP+ドーピング領域等の高ドーピング領域が形成されるように、不純物原子の用量を選択すれば良い。更に具体的には、P+注入によってN+ドーピング領域のドーピングを補償し、これによってP−ドーピング領域を形成することができる。このように、酸化物スペーサ(図14の1400)は、N+注入およびP+注入の双方を行うポリシリコン層106の領域(例えば重複領域)を規定し、このためポリシリコン層106に形成されるP−領域の幅を規定することができる。従って、酸化物スペーサ1400は、P+ドーピング領域の縁部がN+ドーピング領域の縁部からずれている距離を規定することができる。いくつかの実施形態では、上述したP+注入は、基板1200上に製造されているMOSFET(例えばPMOS)の領域の形成中に実行されるP+注入と同時に実行することができる(が、上述したP+注入はもっと早くまたは遅くに実行することも可能である)。
図17は、第1の例示的なeヒューズを製造する第2の例示的な方法のステップの横断面図を示し、基板からポリシリコンまたはレジスト層、1つ以上の酸化物スペーサおよび窒化物層を除去した後、基板にアニーリングを行うことを示す。図17を参照すると、基板1200からポリシリコンまたはフォトレジストの層1500を除去することができる。例えば、RIEまたは他の適切な方法を用いて基板1200からポリシリコン層を除去すれば良い。あるいは、フォトレジスト剥離浴または他の適切な方法を用いて、基板104からフォトレジスト層を剥離することができる。RIEまたは他の適切な方法を用いて、基板1200から1つ以上の酸化物スペーサ1400を除去することができる。例えば、窒化物層1202の側壁1404に隣接した酸化物スペーサ1400を除去することができる。同様に、基板1200から窒化物層1202を除去することができる。
基板1200は、図4を参照して上述した方法でアニーリングを行うことができる。高温のアニーリングによって、注入したドーパントすなわちN+ドーパントあるいはP+ドーパントまたはそれら両方を活性化し、これによって、ドーパントが注入された各領域302、204、304中にかかるドーパントを拡散させることができる。アニーリングの間、P−領域等の1つ以上の注入領域が拡張する場合がある。このようにして、第1の小部分302が第2の小部分304に結合するpN−接合を有するダイオード1700を、ポリシリコン層106内に形成することができる。
図18は、第1の例示的なeヒューズを製造する第2の例示的な方法のステップの横断面図を示し、本発明の一実施形態に従って、基板上にスペーサおよび分流シリサイド層が形成されている。図18を参照すると、図5を参照して記載したものと同様の方法で、基板上にシリサイド層1800およびスペーサ1802を形成することができる。従って、このステップはここでは詳細には説明しない。その後、図6を参照して上述したものと同様の方法で、基板1200上に、レベル間誘電体、バイア、および配線を形成することができる。従って、このステップはここでは詳細には説明しない。
第1の例示的なeヒューズ600を製造する第2の例示的な方法を用いる場合、スペーサ1400(例えば酸化物スペーサ)を利用することで、P+領域を形成する間に用いるマスク1500を、N+領域を形成する間に用いるマスク1300と整合させることができる。このように、スペーサ1400によって、マスク1500の縁部をマスク1300の縁部と位置合わせすることができ、その逆も可能である。マスク1500、1300をこのように整合させることで、ポリシリコン層106のN+ドーピング注入領域に対してP+ドーピング注入領域を望みどおりに位置付けることができる。
また、本発明は、第2の例示的なeヒューズ900を製造する第2の例示的な方法も提供することができる。第2の例示的なeヒューズ900を製造する第2の例示的な方法は、第1の例示的なeヒューズ600を製造する第2の例示的な方法と同様のものとすることができる。しかしながら、第1の例示的なeヒューズ600を製造する第2の例示的な方法とは異なり、第2のeヒューズ900を製造する第2の例示的な方法は、シリコン層(例えばバルク基板)、シリコン層上に形成された絶縁酸化物(例えば埋め込み酸化物(BOX))の層908、および絶縁坂物層908上に形成されたSOI層904(例えば単結晶シリコンまたは他の適切な材料の層)を含む、図9の基板906と同様の基板から第2の例示的なeヒューズ900を形成することができる。第2の例示的なeヒューズ900を製造する第2の例示的な方法は、SOI層904をパターニングし、かかるパターニングしたSOI層904にeヒューズ900の一部(例えばダイオード要素)を形成することができる。基板906の処理は、図10から図18に示した第1の例示的なeヒューズ600を製造する第2の例示的な方法のステップと同様のものとすれば良いが、以下の点で異なる場合がある。アクティブ・シリコンを含む領域として機能する(例えばRXレベル)SOI層904のパターニングの後、かつゲート処理の前に、SOI層904の各領域にN+およびP+注入を行うことができる。その方法は、図12から図17に示した第2の例示的なeヒューズ900を製造する第1の例示的な方法のステップと同様である。かかる注入の間、基板906上に製造している1つ以上のMOSFETの領域を、パターニングしたフォトレジスト層から形成したブロック・マスクによって保護することができる。
その後、MOSFETのための通常のゲート処理を実行すれば良い。例えば、かかるゲート処理は、ゲート導体の付着およびパターニング、拡張、ハロ注入、スペーサ形成、およびソース−ドレイン注入を含む場合がある。ゲート処理の間、SOI層904の注入領域は、1つ以上のブロック・マスクによりパターニングしたフォトレジスト層によって保護することができる。その後、SOI層904の注入領域から、全てのゲート導体材料をエッチングにより除去し、CVDまたは他の適切な方法を用いて、SOI層904上にシリサイド層910を形成することができる。あるいは、これとは異なる時点でシリサイド層910を形成することも可能である。例えば、SOI層904の上にもっと浅いシリサイド層が所望である場合、CVDまたは他の適切な方法を実行した後にRIEまたは他の適切な方法を用いて、ゲート導体シリサイド化の間にSOI層904上に絶縁材料層を形成することができる。その後、上述した方法でSOI層904の上にもっと浅いシリサイド層を形成すれば良い。
第2の例示的なeヒューズ900を製造する第2の例示的な方法は、第2の注入領域を、先にSOI層904内に形成した第1の注入領域と整合させることを可能とすることで、第2のeヒューズ900を製造する第1の例示的な方法を改良することができる。このように、第2の注入領域は、第1の注入領域に位置を合わせることができる。このようにSOI層904の注入領域を整合させることで、検知の間に高度に再現可能な逆バイアス漏れ電流を与える複数のeヒューズ900を製造することができる。
更に、本発明は、かかるeヒューズ600、900を製造する追加の方法を提供することも可能である。第1の例示的なeヒューズ600を製造する第2の例示的な方法および第2の例示的なeヒューズ900を製造する第2の例示的な方法と同様に、第1の例示的なeヒューズ600を製造する第3の方法および第2の例示的なeヒューズ900を提供する第3の例示的な方法は、それぞれ、第2の注入領域を、先にポリシリコン層内に形成した第1の注入領域と整合させることを可能とすることができる。更に、かかる方法を用いて、異なるタイプのダイオード(例えばPINダイオード)を含むeヒューズ600、900を製造することができる。
第1のeヒューズ600を製造する第3の例示的な方法は、第1のeヒューズ600を製造する第2の例示的な方法と同様のものとすることができる。例えば、図12および図13に示したように基板1900を処理することができる。その後、図19は、第1の例示的なeヒューズ600を製造する第3の例示的な方法のステップの横断面図を示し、本発明に従って、基板1900上に1つ以上の窒化物スペーサが形成されている。図19を参照すると、CVDまたは他の適切な方法を用いて、基板1900上に窒化物(例えばシリコン窒化物)の層を(例えば共形的に)付着することができる。その後、RIEまたは他の適切な方法を用いて、窒化物層の1つ以上の部分を除去し、これによって1つ以上の窒化物スペーサ1902を形成することができる。例えば、露出した側壁1402および窒化物層1202の露出した側壁1404に、窒化物スペーサ1902を形成すれば良い。1つ以上の窒化物スペーサ1902の厚さは、付着した窒化物層の厚さに基づくものとすることができる。窒化物スペーサ1902の厚さは、第1の高ドーピング領域(例えばN+ドーピング領域)の縁部と、この後に不純物原子の注入によって形成する第2の高ドーピング領域(例えばP+ドーピング領域)との間の距離を決定することができる。更に具体的には、窒化物スペーサ1902の幅は、この後にN+ドーピング領域とP+ドーピング領域との間に形成する低ドーピング領域(例えばP−ドーピング注入領域)の幅を決定することができる。このため、付着した窒化物層、従って窒化物スペーサ1902の厚さは、第1の例示的なeヒューズ600を製造する第3の例示的な方法の間においてこの後に形成されるダイオードの特性を決定するために用いられる設計変数として機能することができる。従って、eヒューズ600の製造中に用いられる窒化物スペーサの厚さを変えることで、製造されるeヒューズ600のダイオード特性をそれぞれ微調整することができる。
図20は、第1の例示的なeヒューズを製造する第3の例示的な方法のステップの横断面図を示し、本発明の一実施形態に従って、基板上にポリシリコンまたはレジスト層が形成されている。図20を参照すると、基板1900の上に、ポリシリコン、フォトレジスト、または他の適切な材料(例えば別のポリマー)の層1500を形成することができる。例えば、CVDまたは他の適切な方法を用いて、基板1900上にポリシリコン層を付着すれば良い。あるいは、スピン・オン技法または他の適切な方法を用いて、基板1900上にフォトレジスト層を付着することができる。その後、CMPまたは他の適切な方法を用いて、ポリシリコンまたはフォトレジストの層1500を平坦化することができる。ポリシリコンまたはフォトレジストの層1500の平坦化は、ポリシリコン層106の上の窒化物スペーサ1902の上部および酸化物マスク1300を除去するように行えば良い。この結果、かかる窒化物スペーサ1902の上部を平坦にすることができる。
図21は、第1の例示的なeヒューズを製造する第3の例示的な方法のステップの横断面図を示し、本発明の一実施形態に従って、基板1900から酸化物がエッチングされ、ポリシリコン層106の一部に不純物原子を注入して、P+領域等の第1の低ドーピング領域が形成されている。図21を参照すると、エッチングまたは他の適切な方法を用いて、基板1900から露出した酸化物を除去することができる。例えば、ポリシリコンまたはフォトレジストおよび窒化物に対して選択的な等方性エッチングを用いて、基板1900から露出した酸化物マスク1300を除去すれば良い。このようにして、ポリシリコン層106の第1の部分202を、ポリシリコンまたはフォトレジストの層1500によって保護する(例えば覆う)ことができる。しかしながら、ポリシリコン層106の第2の部分204は露出させることができる。
注入プロセスまたは別の適切な方法を用いて、ポリシリコン層106内にP+不純物原子等(例えばドーパント)を注入することができる。注入(例えばロジックP+ポリシリコンおよび拡散注入)によってポリシリコン層106の第2の領域204にP+ドーピング領域が形成されるように、不純物原子の用量を選択すれば良い。従って、窒化物スペーサ1902は、P+ドーピング領域の縁部がN+ドーピング領域の縁部からずれている距離を規定することができる。いくつかの実施形態では、上述したP+注入は、基板上に製造されているMOSFET(例えばPMOS)の領域の形成中に実行されるP+注入と同時に実行することができる(が、上述したP+注入はもっと早くまたは遅くに実行することも可能である)。
図22は、第1の例示的なeヒューズを製造する第3の例示的な方法のステップの横断面図を示し、本発明の一実施形態に従って、基板1900から窒化物がエッチングされ、ポリシリコン層106の一部に不純物原子を注入してP−領域が形成されている。図22を参照すると、RIEまたは他の適切な方法を用いて、基板1900から露出した窒化物スペーサ1902を除去することができる。注入プロセスまたは他の適切な方法を用いて、ポリシリコン層106の露出した部分内に、P+不純物原子等の不純物原子(例えばドーパント)を注入すれば良い。この第3の注入では、注入(例えばロジックP+ポリシリコンおよび拡散注入)によって、ポリシリコン層106の第1の部分202の第2の小部分304にP−ドーピング領域が形成されるように、不純物原子の用量を選択する(例えばカスタマイズする)ことができる。従って、窒化物スペーサ1902は、P+ドーピング領域の縁部がN+ドーピング領域の縁部からずれている距離およびP−領域の幅を規定することができる。このように、不純物原子の用量に基づいて、N+P−、PIN、または他の適切なダイオード2200をポリシリコン層106に形成することができる。
その後、基板1900から、ポリシリコンまたはフォトレジストの層1500、露出した窒化物スペーサ1902、および窒化物層1202を除去すれば良い。(例えば注入したドーパントを活性化するために)基板1900にアニーリングを行うことができるが、その方法は図17を参照して示したものと同様であるので、ここではかかるステップについて詳細には説明しない。その後、本発明の一実施形態に従って、基板1900上にスペーサおよびシリサイド層を形成することができるが、その方法は図18を参照して示したものと同様であるので、ここではかかるステップについて詳細には説明しない。その後、基板1900上にバイアおよび配線を形成することができるが、その方法は図6を参照して上述したものと同様であるので、ここではかかるステップについて詳細には説明しない。
第1の例示的なeヒューズ600を製造する第3の例示的な方法を用いる場合、スペーサ1902(例えば窒化物スペーサ)を利用することで、P+領域(およびP−領域)を形成する間に用いるマスク1500を、N+領域を形成する間に用いるマスク1300と整合させることができる。このように、スペーサ1902によって、マスク1300の縁部をマスク1500の縁部と位置合わせすることができ、その逆も可能である。マスク1500、1300をこのように整合させることで、ポリシリコン層106のN+ドーピング注入領域に対してP+ドーピング注入領域を望みどおりに位置付けることができる。
また、本発明は、第2の例示的なeヒューズ900を製造する第3の例示的な方法も提供することができる。第2の例示的なeヒューズ900を製造する第3の例示的な方法は、第1の例示的なeヒューズ600を製造する第3の例示的な方法と同様のものとすることができる。しかしながら、第1の例示的なeヒューズ600を製造する第3の例示的な方法とは異なり、第2のeヒューズ900を製造する第3の例示的な方法は、シリコン層(例えばバルク基板)、シリコン層上に形成された絶縁酸化物(例えば埋め込み酸化物(BOX))の層908、および絶縁酸化物層908上に形成されたSOI層904(例えば単結晶シリコンまたは他の適切な材料の層)を含む、図9の基板906と同様の基板から、第2の例示的なeヒューズ900を形成することができる。第2の例示的なeヒューズ900を製造する第3の例示的な方法は、SOI層904をパターニングし、かかるパターニングしたSOI層904にeヒューズ900の一部(例えばダイオード要素)を形成することができる。基板906の処理は、第1の例示的なeヒューズ600を製造する第3の例示的な方法のステップと同様のものとすれば良いが、以下の点で異なる場合がある。アクティブ・シリコンを含む領域として機能する(例えばRXレベル)SOI層904のパターニングの後、かつゲート処理の前に、SOI層904の各領域にN+およびP+注入を行う。その方法は、第1の例示的なeヒューズ600を製造する第3の例示的な方法の対応する注入ステップと同様である。かかる注入の間、基板906上に製造されている1つ以上のMOSFETの領域は、パターニングしたフォトレジスト層から形成したブロック・マスクによって保護することができる。
その後、MOSFETのための通常のゲート処理を実行すれば良い。例えば、かかるゲート処理は、ゲート導体の付着およびパターニング、拡張、ハロ注入、スペーサ形成、およびソース−ドレイン注入を含む場合がある。ゲート処理の間、SOI層904の注入領域は、1つ以上のブロック・マスクによりパターニングしたフォトレジスト層によって保護することができる。その後、SOI層904の注入領域から、全てのゲート導体材料をエッチングにより除去し、CVDまたは他の適切な方法を用いて、SOI層904上にシリサイド層910を形成することができる。あるいは、これとは異なる時点でシリサイド層910を形成することも可能である。例えば、SOI層904の上にもっと浅いシリサイド層が所望である場合、CVDまたは他の適切な方法を実行した後にRIEまたは他の適切な方法を用いて、ゲート導体シリサイド化の間にSOI層904上に絶縁材料層を形成することができる。その後、上述した方法でSOI層904の上にもっと浅いシリサイド層を形成すれば良い。
第1の例示的なeヒューズ600を製造する第3の例示的な方法および第2の例示的なeヒューズ900を製造する第3の例示的な方法は、第2の注入領域を、先にポリシリコンまたはSOI層内に形成した第1の注入領域と整合させることを可能とすることで、eヒューズ600、900を製造する他の例示的な方法を改良することができる。
また、本発明は、上述したいくつかの方法と比べて注入プロセスを多く(例えば3回の注入プロセス)用いる例示的なeヒューズ600、900を形成する方法を提供することも可能である。例えば、かかる方法は、図19から図22を参照して述べた第3の例示的な方法と同様のものとすることができる。しかしながら、これとは異なり、高ドーピング領域(例えばN+領域)を形成するための第1の注入プロセスの前に窒化物スペーサ1902を形成することができる。従って、結果として得られる第1の高ドーピング領域は、第3の例示的な方法によって形成されるものよりも小さいものとすることができる。なぜなら、窒化物スペーサ1902によって第1の注入がその下の半導体層106の部分に達するのを防ぐことができるからである。その後、酸化物ハードマスク1300を除去し、平坦化したポリシリコンまたはレジスト・マスク1500を形成すれば良い。第2の注入プロセスを用いて、第2の高ドーピング領域204(例えばP+領域)を形成することができる。その後、平坦化したポリまたはレジスト・マスク1500および窒化物スペーサ1902を除去すれば良い。更に、第3の注入プロセスを用いて、半導体層106全体にP−不純物原子等を注入することができる。このように、第3の注入プロセスによって、第1および第2の高ドーピング領域202、204に影響を与えることなく、低ドーピング領域304(例えばP−領域)を形成することができる。あるいは、第3の注入プロセスを実行するのではなく、本方法を用いてPiNダイオードを形成することも可能である。
前述の記載は、本発明の例示的な実施形態を開示するだけである。当業者には、本発明の範囲内に該当する、先に開示した装置および方法の変形が容易に明らかになるであろう。例えば、本発明は、プログラムの間にシリサイド・エレクトロマイグレーションのために露出することができるダイオード要素を含むeヒューズ600、900を提供することができる。その後、プログラムしたeヒューズを逆バイアス構成で検知することは、シリサイド・エレクトロマイグレーション・ギャップ長とは無関係である。なぜなら、結果として得られる高いダイオード要素抵抗は、可変マイグレーション範囲に関連した許容範囲よりもはるかに大きいからである。更に、上述したように、本発明の一実施形態に従ったeヒューズ600、900は、ダイオード要素(例えばブロッキング・ダイオード)を含むことができる。従って、eヒューズ600、900を通って電流が駆動されると、eヒューズ600、900の以降の回復(healing)は低減あるいは排除またはそれら両方とすることができる。かかる電流は、eヒューズ600、900の両端に印加される電圧とは無関係とすることができる。抵抗であるポリシリコン層を含む従来のシリサイド(例えばNiSi2、CoSi2、TiSi2、または他のシリサイド構成)eヒューズにおいては、回復または再プログラムが行われる場合がある(例えばeヒューズが連続的に読み込まれる場合)。しかしながら、本方法および装置は、かかる回復が低減あるいは排除またはそれら両方であるシリサイドeヒューズを提供することができる。更に、本発明の一実施形態に従ったeヒューズ600、900は、リード・オンリ・メモリ(ROM)のユーザ・プログラム可能アレイにおいて用いることができ、これによってかかるアレイに低電力の解決策を提供する。上述したeヒューズ600、900は、N+ドーピング、P−ドーピング、およびP+ドーピング領域を含むダイオード要素を含むことができるが、他の実施形態においては、ダイオード要素は、P+ドーピング、N−ドーピング、およびN+ドーピング等の異なるドーピング領域を含むことも可能である。
従って、本発明についてその例示的な実施形態に関連付けて開示したが、他の実施形態も、特許請求の範囲が規定する本発明の範囲内に該当し得ることは理解されよう。
第1の例示的なeヒューズを製造する第1の例示的な方法のステップの横断面図を示し、本発明の一実施形態に従って、基板上にポリシリコン(または単結晶シリコン層)がパターニングされている。 第1の例示的なeヒューズを製造する第1の例示的な方法のステップの横断面図を示し、本発明の一実施形態に従って、ポリシリコン層の一部に不純物の原子を注入してN+領域が形成されている。 第1の例示的なeヒューズを製造する第1の例示的な方法のステップの横断面図を示し、本発明の一実施形態に従って、ポリシリコン層の一部に不純物原子を注入してP+領域およびP−領域が形成されている。 第1の例示的なeヒューズを製造する第1の例示的な方法のステップの横断面図であり、本発明の一実施形態に従って、基板にアニーリングを行うことを示す。 第1の例示的なeヒューズを製造する第1の例示的な方法のステップの横断面図を示し、本発明の一実施形態に従って、基板上にスペーサおよび分流シリサイド層が形成されている。 第1の例示的なeヒューズを製造する第1の例示的な方法のステップの横断面図を示し、本発明の一実施形態に従って、基板上に、レベル間誘電体、バイア、および配線が形成されている。 本発明の一実施形態に従った、プログラム後の図6の第1の例示的なeヒューズの横断面図を示す。 本発明の一実施形態に従った、プログラム後の図7の第1の例示的なeヒューズのポリシリコン層上のカソードおよびアノードの上面図を示す。 本発明の一実施形態に従った第2の例示的なeヒューズの横断面図を示す。 本発明の一実施形態に従った、プログラム後の図9の第2の例示的なeヒューズの横断面図を示す。 本発明の一実施形態に従った、プログラム後の図10の第2の例示的なeヒューズのSOI層上のカソードおよびアノードの上面図を示す。 第1の例示的なeヒューズを製造する第2の例示的な方法のステップの横断面図を示し、本発明の一実施形態に従って、基板のパターニングされたポリシリコン層の上に窒化物層が形成されている。 第1の例示的なeヒューズを製造する第2の例示的な方法のステップの横断面図を示し、本発明の一実施形態に従って、ポリシリコン層の一部に不純物原子を注入してN+領域が形成されている。 第1の例示的なeヒューズを製造する第2の例示的な方法のステップの横断面図を示し、本発明の一実施形態に従って、基板上に1つ以上の酸化物スペーサが形成されている。 第1の例示的なeヒューズを製造する第2の例示的な方法のステップの横断面図を示し、本発明の一実施形態に従って、基板上にポリシリコンまたはレジスト層が形成されている。 第1の例示的なeヒューズを製造する第2の例示的な方法のステップの横断面図を示し、本発明の一実施形態に従って、基板から酸化物がエッチングされ、ポリシリコン層の一部に不純物原子を注入してP+領域およびP−領域が形成されている。 第1の例示的なeヒューズを製造する第2の例示的な方法のステップの横断面図を示し、基板からポリシリコンまたはレジスト層、1つ以上の酸化物スペーサおよび窒化物層を除去した後、基板にアニーリングを行うことを示す。 第1の例示的なeヒューズを製造する第2の例示的な方法のステップの横断面図を示し、本発明の一実施形態に従って、基板上にスペーサおよび分流シリサイド層が形成されている。 第1の例示的なeヒューズを製造する第3の例示的な方法のステップの横断面図を示し、本発明に従って、基板1900上に1つ以上の窒化物スペーサが形成されている。 第1の例示的なeヒューズを製造する第3の例示的な方法のステップの横断面図を示し、本発明の一実施形態に従って、基板上にポリシリコンまたはレジスト層が形成されている。 第1の例示的なeヒューズを製造する第3の例示的な方法のステップの横断面図を示し、本発明の一実施形態に従って、基板から酸化物がエッチングされ、ポリシリコン層の一部に不純物原子を注入してP+領域が形成されている。 第1の例示的なeヒューズを製造する第3の例示的な方法のステップの横断面図を示し、本発明の一実施形態に従って、基板から窒化物がエッチングされ、ポリシリコン層の一部に不純物原子を注入してP−領域が形成されている。

Claims (16)

  1. 電気的プログラム可能ヒューズであって、
    基板の絶縁酸化物層の上の半導体層と、
    前記半導体層に形成されたダイオード(400)であって、第1の極性を有する第1の高ドーピング領域、第2の逆の極性を有する第2の高ドーピング領域、および、前記第1および第2の高ドーピング領域間の低ドーピング領域を含む、ダイオードと、
    を含み、更に、前記ダイオードの上に形成されたシリサイド層を含む、電気的プログラム可能ヒューズ。
  2. 前記第2の高ドーピング領域の縁部の位置が前記第1の高ドーピング領域の縁部の位置に基づいている、請求項1に記載の電気的プログラム可能ヒューズ。
  3. 前記ダイオードの第1の部分がカソードを形成し、
    前記ダイオードの第2の部分がアノードを形成し、
    前記アノードよりも負の電圧を前記カソードに印加した場合、前記ダイオードは前記シリサイド層にギャップを形成するように適合されており、これによって、前記第1の高ドーピング領域が前記低ドーピング領域に結合する前記ダイオードの部分を露出させ、これによって前記電気的プログラム可能ヒューズをプログラムする、請求項1に記載の電気的プログラム可能ヒューズ。
  4. 前記ダイオードが、逆バイアスがかかると所定の抵抗を与えるように更に適合されている、請求項3に記載の電気的プログラム可能ヒューズ。
  5. 前記ダイオードが、逆バイアスがかかると前記電気的プログラム可能ヒューズを通る電流を所定の値に制限するように更に適合されている、請求項4に記載の電気的プログラム可能ヒューズ。
  6. 前記ダイオードが、
    N+ドーピング領域と、
    前記N+ドーピング領域に結合されたP−ドーピング領域と、
    前記P−ドーピング領域に結合されたP+ドーピング領域と、
    を含む、請求項1に記載の電気的プログラム可能ヒューズ。
  7. 前記ダイオードが、
    P+ドーピング領域と、
    前記P+ドーピング領域に結合されたN−ドーピング領域と、
    前記N−ドーピング領域に結合されたN+ドーピング領域と、
    を含む、請求項1に記載の電気的プログラム可能ヒューズ。
  8. 前記半導体層がポリシリコンを含む、請求項1に記載の電気的プログラム可能ヒューズ。
  9. 前記半導体層がシリコンを含む、請求項1に記載の電気的プログラム可能ヒューズ。
  10. 電気的プログラム可能ヒューズを製造する方法であって、
    絶縁酸化物層と該絶縁酸化物層の上の半導体層とを含む基板を設けることと、
    前記半導体層にダイオードを形成することと、
    前記ダイオードの上にシリサイド層を形成することと、
    を含み、前記半導体層に前記ダイオードを形成することが、
    前記半導体層に、第1の極性を有する第1の高ドーピング領域を形成することと、
    前記半導体層に、第2の逆の極性を有する第2の高ドーピング領域を形成することと、
    前記半導体層に、前記第1および第2の高ドーピング領域間に低ドーピング領域を形成することと、
    を含む、方法。
  11. 前記第2の高ドーピング領域を形成することが、前記第2の高ドーピング領域の縁部を、前記第1の高ドーピング領域の縁部の位置に基づいて位置付けることを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記ダイオードの第1の部分がカソードを形成し、
    前記ダイオードの第2の部分がアノードを形成し、
    前記アノードよりも負の電圧を前記カソードに印加した場合、前記ダイオードは前記シリサイド層にギャップを形成するように適合されており、これによって、前記第1の高ドーピング領域が前記低ドーピング領域に結合する前記ダイオードの部分を露出させ、これによって前記電気的プログラム可能ヒューズをプログラムする、請求項10に記載の方法。
  13. 前記第1の高ドーピング領域を形成することがN+領域を形成することを含み、
    前記第2の高ドーピング領域を形成することがP+領域を形成することを含み、
    前記低ドーピング領域を形成することがP−領域を形成することを含む、請求項10に記載の方法。
  14. 前記第1の高ドーピング領域を形成することがP+領域を形成することを含み、
    前記第2の高ドーピング領域を形成することがN+領域を形成することを含み、
    前記低ドーピング領域を形成することがN−領域を形成することを含む、請求項10に記載の方法。
  15. 前記第1の高ドーピング領域を形成することが、第1の注入プロセスを用いて前記第1の高ドーピング領域を形成することを含み、
    前記第2の高ドーピング領域を形成することが、第2の注入プロセスを用いて前記第2の高ドーピング領域を形成することを含み、
    前記低ドーピング領域を形成することが、第3の注入プロセスを用いて前記低ドーピング領域を形成することを含む、請求項10に記載の方法。
  16. 前記第1の高ドーピング領域を形成することが、第1の注入プロセスを用いて前記第1の高ドーピング領域を形成することを含み、
    前記第2の高ドーピング領域を形成することおよび前記低ドーピング領域を形成することが、第2の注入プロセスを用いて前記第2の高ドーピング領域および前記低ドーピング領域を形成することを含む、請求項10に記載の方法。
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