JP2009512708A5

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Publication number: JP2009512708A5
Application number: JP2008536806A
Authority: JP
Filing date: 2006-10-18
Publication date: 2012-03-08
Anticipated expiration: 2026-10-18

Claims

結晶性のラキニモドナトリウム粒子の混合物であって、
i) 総体積量の10%以上のラキニモドナトリウム粒子が40ミクロンをこえるサイズを有する、または
ii) 少なくとも0.4 g/mlのタップ密度を有する、または
iii) 少なくとも0.2 g/mLの容積密度を有する、または
iv) ラキニモドナトリウムの総量に基づいて計算される2 ppm以下の重金属を有する混合物。
少なくとも0.4 g/mLのタップ密度を有する請求項1に記載の混合物。
少なくとも0.2 g/mLの容積密度を有する請求項1に記載の混合物。
当該混合物中にラキニモドナトリウムの総量に基づいて計算される2 ppm以下の重金属を有する請求項1に記載の混合物。
少なくとも0.2 g/mLの容積密度、および当該混合物中にラキニモドナトリウムの総量に基づいて計算される2 ppm以下の重金属を有する請求項2に記載の混合物。
請求項1〜5の何れか一項に記載の混合物であって、総体積量の50%以上のラキニモドナトリウム粒子は、15ミクロンをこえるサイズを有する混合物。
少なくとも0.5 g/mLのタップ密度、少なくとも0.3 g/mLの容積密度、および／または0.7 g/mL未満のタップ密度を有する請求項1〜6の何れか一項に記載の混合物。
前記重金属が鉄、ニッケルまたはクロムである、請求項1〜7の何れか一項に記載の混合物。
2 ppm以下の鉄、0.2 ppm以下のニッケル、および／または0.3 ppm以下のクロムを含む、請求項8に記載の混合物。
請求項1〜9の何れか一項に記載の混合物と薬学的に許容される担体とを含む薬学的組成物。
錠剤またはカプセル剤の形態の請求項10に記載の薬学的組成物。
ラキニモドナトリウムの再結晶化の方法であって、以下を備える方法：
a) ラキニモドナトリウムを水に溶解して水溶液を形成することと；
b) 前記水溶液を濃縮して濃縮溶液を形成することと；
c) 水混和性の貧溶媒を前記濃縮溶液に添加してラキニモドナトリウム結晶を形成することと；
d) 前記ラキニモドナトリウム結晶を単離すること。
さらに工程aa)を工程a)後且つ工程b)前に含み、前記工程aa)は前記水溶液を濾過して固形の不純物を除去することを備える、請求項12に記載の方法。
請求項12または13に記載の方法であって、
i) 工程a)は、前記水溶液を40〜80℃の温度に加温することにより行われる、または
ii) 工程c)に続いて当該溶液が10℃未満の温度まで冷却される、または
iii) 工程b)に続いて当該濃縮溶液がラキニモドナトリウムでシーディングされる、または
i)、ii)、およびiii)の任意の組み合わせ、
である方法。
請求項12〜14の何れか一項に記載の方法であって：
i) 前記濃縮溶液は、ラキニモドナトリウムのグラムあたり1〜4ミリリットル、好ましくは1〜2ミリリットルの水を含む、または
ii) 前記貧溶媒は、エタノール、イソプロパノール、およびアセトンからなる群の一つであるか又は一つ以上の混合物である、または
iii) 前記貧溶媒は、ラキニモドナトリウムのグラムあたり3および15ミリリットルの間の量で添加される、または
i)、ii)、およびiii)の任意の組み合わせ、
である方法。
請求項12〜15の何れか一項に記載の方法によって調製されたラキニモドナトリウムの混合物。
3-6 μmのd(0.1)、11-18 μmのd(0.5)、および／または25-45 μmのd(0.9)を有する、請求項16に記載の混合物。
請求項10または11に記載の薬学的組成物を作出するための方法であって、以下を備える方法：
a) ラキニモドナトリウムのバッチを取得することと；
b) 不溶物が工程a)のバッチに存在するかどうかを、前記バッチからのサンプルを脱イオン水中、室温で、少なくとも110 mgのサンプルに対し1.0 mlの水の比で混合し、及び生じた混合物を不溶物の存在に関して検査することにより決定することと；
c) 工程b)において不溶物がラキニモド製剤の安定性に有害な効果を生じることが判明している規定量未満で存在すると決定された場合に、工程a)のバッチを少なくとも一つの薬学的に許容される担体と混合すること。
請求項18に記載の方法であって、工程b)の混合物における不溶物が規定量未満で存在しないと決定された場合に、前記方法は更に以下を備える方法：
d) 工程a)のバッチを水に溶解して水溶液を形成することと；
e) 工程d)の水溶液を濾過して不溶物の量を規定量未満に減少させることと；
f) 工程e)の水溶液を濃縮して濃縮溶液を形成することと；
g) 水混和性の貧溶媒を工程f)の濃縮溶液に添加してラキニモドナトリウム結晶を形成することと；
h) 工程g)のラキニモドナトリウム結晶を単離すること。