JP2009512103A - ディスクチェンジャ - Google Patents

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Abstract

本発明は、それぞれ水平な方向に移動できる複数のトレイと、待機位置と交換位置との間で、前記トレイを往復移送させることができるトレイ駆動歯車ユニットと、前記トレイ駆動歯車ユニットを駆動する歯車駆動機構と、前記待機位置にある前記トレイを拘束/拘束解除することができ、トレイを拘束解除した後に全トレイを押し動かして前記トレイ駆動歯車ユニットと係合させることができ、トレイをディスク交換位置に向かって駆動することができるトレイトリガーユニットと、を備え、前記トレイ駆動歯車ユニットは、全トレイを前記メカニカルシャーシから外方に突き出させてディスク交換位置へ駆動することによりディスクをチェックするのに用いられ、また、上から下へ順にディスク交換位置から待機位置へトレイを個別に駆動することができ、各ディスクはトレイが格納されるまでチェックし得るディスクチェンジャを提供する。

Description

本発明は、ディスクチェンジャ、特に、これに限定されるものではないが、複数のディスクを内部に貯え、複数のディスクから選択された1枚のディスクを移送し、当該ディスクに対して情報信号の記録及び/又は再生を行う、ディスクチェンジャに関する。尚、本明細書において、「ディスクに対して情報信号を記録/再生」なる用語は、「ディスクに情報信号を記録する、及びディスクから情報信号を再生する、の少なくとも何れか一方」を、簡略化した表現として言及するものである。
従来のディスクチェンジャは、通常、筐体(ケーシング)内に収容された複数のトレイを有しており、各トレイは光ディスクを搬送するように配置されている。或る公知のタイプのものでは、ディスクチェンジャが、選択されたサブトレイを伴った一つの選択されたトレイ、つまりメイントレイを備え、排出(エジェクト)ボタンを押すことによってメイントレイがサブトレイを搬送して移動し、ケーシング内の待機位置から、ディスクの投入または交換を行うディスク交換位置に向かって外方へ突き出す。そして、サブトレイ上にディスクを載置することが可能となり、適切な信号を受信すると、メイントレイと共にディスクを待機位置へ搬送する。この待機位置に達すると、サブトレイはメイントレイから離れ、再生されるべき複数のディスクを保持することができるケーシング内の貯留ラックへディスクを搬送する。この構造では、一時に唯1枚のディスクしか投入または交換することができず、残りのトレイの各々は、ディスクを搭載し或いはディスクを交換するには、個々にエジェクトされメイントレイによって移送されなければならない。このことは、エンドユーザにとって非常に不便である。というのは、ある程度の期間にわたってディスクチェンジャ内にディスクを保管させていると、ユーザは、往々にして、ディスクチェンジャ内でのディスクの正確な配置を思い出せず、各トレイの中身を調べなければないないからである。
今一つの公知のディスクチェンジャは、メイントレイ上に配置された多数のサブトレイを有し、メイントレイは、全てのサブトレイをディスク交換位置へ移送するのに用いられる。しかしながら、ディスクチェンジャの製造コストを上昇させるメイントレイを備える必要があり、しかも、ディスクの搭載および交換がやはり不便である。更に、各トレイをケーシング内の待機位置に戻すのが非効率的である。
ある種のディスクチェンジャは、多数のトレイを、互いに部分的に重なる(オーバラップする)ように、ケーシングから異なる距離にエジェクトできるようにする、「ディスクチェック」機能を備えている。このことは、トレイの中身をチェックできるようにする。しかしながら、この方法は、ディスクチェンジャが有するトレイが数少ない場合にのみ好適であり、また、かかる機能はディスクを搭載/交換することをできるようにするものではない。
更に、上述の従来のディスクチェンジャでは、トレイが、待機位置で、選択されたディスクを再生/記録作動のための位置へ搬送するのを待っているとき、トレイは、トレイ駆動歯車列と係合しており、この位置では、歯車列の係合の摩擦力とモータベルトの引張力のみによって保たれている。従って、トレイはしっかりと保持されておらず、トレイがこのような位置にあるときにディスクチェンジャが移動させられると、トレイの位置ずれが生じ得る。
全てのトレイを拘束(ロック)するために拘束装置が設けられている場合には、トレイを駆動するに先立って拘束状態を解除するために、追加的な駆動源が必要となる。また、一般に、トレイを拘束するには複雑な設計が必要とされる。従来のディスクチェンジャの拘束装置は、通常、拘束機能を働かせるのに幾らかの時間を要するので、「非拘束」期間中に待機位置からのトレイの位置ずれが容易に発生する。この問題は、「非拘束」期間が長いほど悪化し、また、ディスクチェンジャの作動期間中に何度も発生する。
本発明は、上述の技術的な諸課題に鑑みてなされたもので、新規で有用なディスクチェンジャ装置を提供することを目的としている。本発明の好ましい実施形態は、全ディスクを待機位置からディスクを交換できるディスク交換位置へエジェクトすることができ、しかも、上から下へ順にトレイを1枚ずつ格納することができるディスクチェンジャに係るものである。また、本発明の好ましい実施形態は、簡単なボタン操作一つで、自動的に、ディスクチェンジャ内部に貯えられたディスクを直接に目視でチェックすることができるディスクチェンジャに係るものである。更に、本発明の実施形態の好ましい特徴は、ディスクチェンジャが、待機位置において全トレイを拘束する、堅固で信頼性の高いトレイロック装置を備えていることである。また更に、本発明の実施形態の今一つの好ましい特徴は、ディスクチェンジャが、「非拘束」期間を減少させ、拘束動作がより正確でより効果的となるように、トレイを拘束することができるトレイトリガー装置を備えていることである。
本発明の第1の様相によれば、複数のディスクを貯え、これら複数のディスクから選択された1枚のディスクを搬送し、当該ディスクに対して情報信号の記録/再生を行う、ディスクチェンジャであって、
それぞれディスクを搭載でき、それぞれディスクの主面に平行な実質的に水平な方向に移動でき、ディスクの主面に垂直な実質的に上下の方向に積み重ねられる、複数のトレイと、
ディスクチェンジャのハウジングとしてのメカニカルシャーシ内で前記トレイが貯えられる待機位置と、前記トレイが前記メカニカルシャーシから外方へ突き出されることにより、当該トレイ上にディスクを載せ、また、当該トレイからディスクを取り出すことができるディスク交換位置との間で、前記トレイを往復移送させることができる、トレイ駆動歯車ユニットと、
電動モータによって駆動されて、前記トレイ駆動歯車ユニットを駆動する駆動力を発生させる、歯車駆動機構と、
前記待機位置にある前記トレイを拘束/拘束解除することができるトレイトリガーユニットであって、トレイを拘束解除した後に全トレイを押し動かして前記トレイ駆動歯車ユニットと係合させることができ、トレイを前記メカニカルシャーシからディスク交換位置に向かって駆動することができる、トレイトリガーユニットと、
ターンテーブル上に載置されたディスクに対して情報信号の記録及び/又は再生を行う記録/再生ユニットと、
該記録/再生ユニットを前記ターンテーブルと共に上下方向に移動させて、記録/再生ユニットをトレイに対して位置調整し、当該トレイ上のディスクをターンテーブル上に載置することができる、昇降ユニットと、を備え、
前記トレイ駆動歯車ユニットは、全トレイを前記メカニカルシャーシから外方に突き出させてディスク交換位置へ駆動することによりディスクをチェックするのに共通して用いられ、また、前記トレイ駆動歯車ユニットは、ディスク格納操作中に上から下へ順にディスク交換位置から待機位置へトレイを個別に駆動することができ、各ディスクは格納されるまでチェックし得る、
ことを特徴とするディスクチェンジャが提供される。
本発明の第1の様相の構成によれば、トレイ駆動歯車ユニットは、1つの操作でトレイを待機位置からディスク交換位置へ駆動することができる。この時、全てのトレイ駆動歯車ユニットが、複数のトレイを駆動するために、1つの単体歯車としてトレイを引き出し方向へ回転させる。更に、トレイ駆動ユニットが反対方向へ回転すると、トレイが上から下へ1枚ずつ駆動される。こうすることで、全てのトレイを一度に排出させることと、上から下へ1枚ずつ交換することとが可能となる。これにより、ディスクチェンジャ内の全てのディスクを全て交換する動作が簡略化される。全てのトレイが突出した状態では、全てのディスクを常時チェックすることができる。同じトレイ駆動歯車ユニットが、トレイを待機位置とディスク交換位置の間、ディスク交換位置とディスクチェック機能の間の両方で往復移動させるために共通して用いられるので、トレイ駆動歯車ユニット設計の簡素化、ディスクチェンジャ動作の簡素化、交換時間の短縮、トレイ詰まりの可能性の低減を図ることができる。
さらに、本発明の第2の様相では、複数のディスクを貯え、これら複数のディスクから選択された1枚のディスクを搬送し、当該ディスクに対して情報信号の記録/再生を行う、ディスクチェンジャであって、
それぞれディスクを搭載でき、それぞれディスクの主面に平行な実質的に水平な方向に移動でき、ディスクの主面に垂直な実質的に上下の方向に積み重ねられる、複数のトレイと、
ディスクチェンジャのハウジングとしてのメカニカルシャーシ内で前記トレイが貯えられる待機位置と、前記トレイが前記メカニカルシャーシから外方へ突き出されることにより、当該トレイ上にディスクを載せ、また、当該トレイからディスクを取り出すことができるディスク交換位置との間で、前記トレイを往復移送させることができる、トレイ駆動歯車ユニットと、
電動モータによって駆動されて、前記トレイ駆動歯車ユニットを駆動する駆動力を発生させる、歯車駆動機構と、
前記待機位置にある前記トレイを拘束/拘束解除することができるトレイトリガーユニットであって、トレイを拘束解除した後に全トレイを押し動かして前記トレイ駆動歯車ユニットと係合させることができ、トレイを前記メカニカルシャーシからディスク交換位置に向かって駆動することができる、トレイトリガーユニットと、
ターンテーブル上に載置されたディスクに対して情報信号の記録及び/又は再生を行う記録/再生ユニットと、
該記録/再生ユニットを前記ターンテーブルと共に上下方向に移動させて、記録/再生ユニットをトレイに対して位置調整し、当該トレイ上のディスクをターンテーブル上に載置することができる、昇降ユニットと、を備え、
前記トレイ駆動歯車ユニットは、前記記録/再生ユニット上のトレイ以外の全トレイを前記メカニカルシャーシから外方に突き出させてディスク交換位置へ駆動することによりディスクをチェックするのに共通して用いることができ、また、前記トレイ駆動歯車ユニットは、ディスク格納操作中に上から下へ順にディスク交換位置から待機位置へトレイを個別に駆動することができ、各ディスクは格納されるまでチェックし得る、
ことを特徴とするディスクチェンジャが提供される。
本発明の第2の様相の構成によれば、トレイ駆動歯車ユニットは、記録/再生ユニットの上にあるトレイのものを除いた全てのトレイを、待機位置からディスク交換位置へ動作1つで駆動することができる。この時、トレイ駆動歯車ユニットの、記録/再生ユニットの上にあるトレイのものを除いた全てのトレイ駆動歯車が、記録/再生ユニット上にあるトレイ以外の全てのトレイを駆動するために、1つの単体ギヤとしてトレイ引き出し方向へ回転する。更に、トレイ駆動ユニットがこれと反対の方向へ回転した場合には、トレイが上から下へ1枚ずつ駆動される。これにより、記録/再生ユニットの上にあるトレイ以外の全てのトレイを一度に排出し、記録/再生ユニットの上にあるトレイ以外の全てのトレイのディスクを上から下へ交換することが可能になる。このため、ディスクチェンジャ内の記録/再生ユニットの上にあるトレイ以外の全てのトレイのディスクを交換する動作を簡素化できる。全てのトレイが突出している時には、常時ディスクをチェックすることができる。同じトレイ駆動歯車ユニットが、トレイを待機位置とディスク交換位置の間、ディスク交換位置とディスクチェック機能の間の両方で往復移動させるために共通使用されるため、トレイ駆動歯車ユニット設計の簡素化、ディスクチェンジャ動作の簡素化、交換時間の短縮、トレイ詰まりの可能性の低減を図ることができる。
さらに、本発明の第3の様相では、光ディスクからの情報の再生および光ディスクへの情報の記録の少なくとも何れか一方の作動を行う光ディスクチェンジャであって、
ターンテーブルと、
該ターンテーブル上に載置された光ディスクに対して情報信号の記録及び/又は再生の少なくとも何れか一方の作動を行う記録/再生ユニットと、
各々の光ディスクを搬送する複数のトレイと、
該複数のトレイを受容するハウジングと、
選択された一つのトレイ上のディスクをターンテーブル上に載置する機構と、
各々の光ディスクの搭載または取り出しのためにトレイがハウジングから排出されるディスク交換位置へトレイを駆動するように作動し、複数のトレイをディスク交換位置から待機位置へ引き出すように作動するトレイ駆動歯車ユニットであって、複数のトレイ駆動歯車と、これらトレイ駆動歯車を一体的に連結する連結機構とを備え、トレイ駆動歯車をトレイ引き出し回転方向に一緒に回転させるためにトレイ駆動歯車が一体的に連結されるリセット配置に配列可能なトレイ駆動歯車ユニットと、
トレイがハウジング内に受容される待機位置において前記トレイを拘束し、該トレイを解放し、前記待機位置から、トレイ駆動歯車ユニットがリセット配置にある間はトレイがトレイ駆動歯車ユニットの各トレイ駆動歯車に連結されている位置へ、トレイを駆動するトレイトリガーユニットと、を備え、
前記トレイ引き出し回転方向におけるトレイ駆動歯車の一体的な回転が、トレイをディスク交換位置へ一体的に駆動することを特徴とするディスクチェンジャが提供される。
トレイ駆動歯車を、「リセット」位置構成から1つずつ反対の回転方向へ回転さて、トレイをハウジング内へ引き込むことが可能である。
本発明の第3の様相の代替的であるがより詳しい表現は、複数のディスクを貯え、これら複数のディスクから選択された1枚のディスクを搬送し、当該ディスクに対して情報信号の記録/再生を行う、ディスクチェンジャであって、
それぞれディスクを搭載でき、それぞれディスクの主面に平行な実質的に水平な方向に移動でき、ディスクの主面に垂直な実質的に上下の方向に積み重ねられる、複数のトレイと、
ディスクチェンジャのハウジングとしてのメカニカルシャーシ内で前記トレイが貯えられる待機位置と、前記トレイが前記メカニカルシャーシから外方へ突き出されることにより、当該トレイ上にディスクを載せ、また、当該トレイからディスクを取り出すことができるディスク交換位置との間で、前記トレイを往復移送させることができる、トレイ駆動歯車ユニットと、
電動モータによって駆動されて、前記トレイ駆動歯車ユニットを駆動する駆動力を発生させる、歯車駆動機構と、
前記待機位置にある前記トレイを拘束/拘束解除することができるトレイトリガーユニットであって、トレイを拘束解除した後に全トレイを押し動かして前記トレイ駆動歯車ユニットと係合させることができ、トレイを前記メカニカルシャーシからディスク交換位置に向かって駆動することができる、トレイトリガーユニットと、
ターンテーブル上に載置されたディスクに対して情報信号の記録及び/又は再生を行う記録/再生ユニットと、
該記録/再生ユニットを前記ターンテーブルと共に上下方向に移動させて、記録/再生ユニットをトレイに対して位置調整し、当該トレイ上のディスクをターンテーブル上に載置することができる、昇降ユニットと、を備え、
前記トレイ駆動歯車ユニットは、一群のトレイ駆動歯車を有すると共に、全駆動歯車が全て同時に回転できるリセット状態に回転することができ、
トレイ駆動歯車ユニットが前記リセット状態に回転した後は、待機位置にあるトレイはトレイ駆動歯車ユニットとは係合せず、前記トレイトリガーユニットが移動しトレイを押圧してトレイ駆動歯車ユニットと係合させることを特徴とするディスクチェンジャである。
本発明の第3の様相の構成によれば、トレイ駆動歯車ユニットは一連のトレイ駆動歯車を設けており、回転して「リセット」状態となることができ、また、トレイ駆動歯車ユニットがこの「リセット」状態へと回転した後に、待機位置にあるトレイは、トレイトリガリングユニットによってトレイ駆動歯車ユニットと係合する。そのため、ディスクを交換する度に、トレイがディスク交換位置へ突出し、その後、上から下へ1枚ずつ待機位置に戻る。これにより、トレイを1枚ずつ引き出すことなく、任意の空のトレイにディスクを載置することが可能となるので、全ディスクの交換動作が簡素化する。
本発明の第3の様相の一実施形態では、
前記トレイ駆動歯車は、シャフト歯車体を備え、該シャフト歯車体は、駆動源に繋がったシャフト歯車と、前記トレイ駆動歯車が搭載され層状に積み重ねられるシャフトとでなり、各トレイは1つのトレイ駆動歯車によって駆動されることを特徴とする。
この実施形態によれば、トレイ駆動歯車をシャフトギヤ本体から分離できるため、トレイ駆動歯車ユニットの製造が一体構造のものと比べて容易化する。
本発明の第3の他の実施形態では、
前記トレイ駆動歯車はシャフト歯車体を備え、該シャフト歯車体は、駆動源に繋がったシャフト歯車と、前記トレイ駆動歯車が搭載され層状に積み重ねられるシャフトとでなり、最上層のトレイ駆動歯車は、前記シャフト歯車体に固定されて該シャフト歯車体と常時一体に回転し、
各駆動歯車は、前記シャフトの軸線に沿って所定量だけ伸長するストッパリブを備えたリブ形状部を有しており、上側の層のトレイ駆動歯車のストッパリブが、上側の層のトレイ駆動歯車の回転方向において下側の層のトレイ駆動歯車のストッパリブに突き当たると、下側の層のトレイ駆動歯車は、上側の層のトレイ駆動歯車の回転方向へ強制的に回転させられることを特徴とする。
この実施形態によれば、トレイ駆動歯車をシャフトギヤ本体から分離できるため、トレイ駆動歯車ユニットの製造が一体構造のものと比べて遥かに容易化する。シャフトギヤ本体に固定された最上トレイ駆動歯車は、常時シャフトギヤ本体と一体になって回転し、また、最上トレイ駆動歯車の回転動作が、そのストッパリブを介してこれよりも下方の駆動歯車へ伝達される。これにより、トレイ駆動歯車が、ストッパリブを介して1つずつ回転するように駆動される。
さらに、本発明の第3の様相のなお他の実施形態では、
互いに隣り合う2つのトレイ駆動歯車間に少なくとも1つのスペーサリングが配設され、該スペーサリングは、上側の層のトレイ駆動歯車が下側の層のトレイ駆動歯車を駆動する前に、上側の層のトレイ駆動歯車が追加の回転を行うことを許容し、それにより、各トレイ駆動歯車に追加の回転が与えられることを特徴とする。
この実施形態によれば、隣接し合った2つのトレイ駆動歯車の間に配置されている少なくとも1つのスペーサリングによって、各トレイ駆動歯車に追加の回転が提供される。このスペーサリングを用いれば、トレイ駆動歯車ユニットが回転動作する際にダミーギヤとして機能でき、また、トレイ駆動歯車のサイズを縮小させることができる。これは、トレイ駆動歯車ユニットにスペーサリングが設けられていない場合には、駆動ギアピッチ直径が、完全な1回転の総ストロークと同等の総円周を提供する必要があり、このためにトレイ駆動歯車の直径を増加させなければならないためである。
さらに、本発明の第3の様相のなお他の実施形態では、
各ストッパリングはトレイ駆動歯車のストッパリブと同様のストッパリブを有しており、該ストッパリブの回転方向におけるサイズは、歯部のピッチ角の倍数に相当するように設定され、全てのストッパリブが当接するとトレイ駆動歯車の歯部が整列し、それにより、全てのトレイ駆動歯車が、全てのトレイをディスク交換位置へ一様に移動させるように駆動されることができることを特徴とする。
この実施形態によれば、上方のトレイ駆動歯車のストッパリブが、スペーサリングのストッパリブを介して下方のトレイ駆動歯車のストッパリブを上方のトレイ駆動歯車の回転方向へ押圧することで、下方のトレイ駆動歯車も上方のトレイ駆動歯車の回転方向へ強制的に回転させられる。そのため、最上トレイ駆動歯車の回転動作がストッパリブを介して下方の駆動歯車へと伝達され、このストッパリブによって全てのトレイ駆動歯車が1つずつ回転するよう駆動される。具体的には、ストッパリブの回転方向の大きさは、複数の歯車歯ピッチ角度に匹敵するように設計されており、それにより、より多くのストッパリブどうしがより安定した形で接触できるようになる。
さらに、本発明の第3の様相のなお他の実施形態では、
下側の層のトレイ駆動歯車が回転し始めるまでのトレイ駆動歯車の全回転ストロークは、トレイをディスク交換位置から待機位置へ移動させる全ストロークに相当していることを特徴とする。
この実施形態によれば、トレイをディスク交換位置から待機位置へ移動させる回転と同等のダミー回転を設けたトレイ駆動歯車ユニットを提供することが可能であるため、トレイ駆動歯車のサイズを縮小できる。
さらに、本発明の第3の様相のなお他の実施形態では、
トレイのギヤラックの先頭の歯部は、トレイトリガーユニットによって始動された後に、トレイのトレイ駆動歯車ユニットへの係合を容易にするのに適合した形状をしていることを特徴とする。
この実施形態によれば、トレイの歯車ラックの第1歯車歯の形状プロフィールのために、トレイの歯車ラックを、トレイトリガーユニットによってトリガーされた後にトレイ駆動歯車ユニットと容易に係合させることができる。これにより、トレイをトレイ駆動歯車ユニットによって滑らかに移動させることが可能になる。
これ以降では、添付の図面を参照しながら本発明の好ましい実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るディスクチェンジャを全トレイTが引き出された状態で示す斜視図である。図1に示すように、ディスクチェンジャ1は複数のトレイ1を設けている。この実施形態では、ディスクチェンジャ1は5枚のトレイT(符号T1〜T5)を設けているが、別の実施形態ではトレイTの数を変更することができる。各トレイTにはディスクDを搭載することができる。ディスクDは例えばユーザの要望に応じて、直径が12cmと大きい大型ディスクDaと、直径が8cmと小型ディスクDbであってよい。ディスクチェンジャ1は更に、そのハウジングまたは外部フレーム本体として機能する、概してボックス型のメカニカルシャーシ3を設けている。
各トレイTは、ディスクDの主面に対して垂直な実質的に縦方向に積み重ねられ、ディスクDの主面に平行な実質的に水平方向に移動できる状態において、メカニカルシャーシ3内に格納することができる。
図2(a)〜図2(e)はディスクチェンジャ1の略側面図であり、ディスクチェンジャ1のトレイTおよび記録/再生部70の様々な動作を示す。これらの図に示すように、ディスクチェンジャ1は、水平方向に異なる3つの位置をトレイ位置として設けている。即ち、メカニカルシャーシ3からトレイTが外方に突出するディスク交換位置X、トレイTがメカニカルシャーシ3内に格納されている待機位置Y、記録/再生部70と相互作用できるよう正確に位置決めされる記録/再生位置Zである。記録/再生位置Zはメカニカルシャーシ3の後部付近に、待機位置Yはメカニカルシャーシ3の入口付近に設定されている。
図2(a)〜図2(e)において、図2(a)はリセット状態を示す。このリセット状態では、最上位置にあるトレイT1を除いた5枚の全トレイTが、待機位置Yにて相互に整列した状態で格納されている。記録/再生部70は縦方向に移動でき、図2(a)では最上位置にある状態で示されている。最上位置にあるトレイは記録/再生位置Zに格納されている。
図2(b)は一連のディスク交換状態を示す。図2(b−1)に示す状態では、全トレイTがディスク交換位置Xに同時に移動される。イメージ2(b−1)〜図2(b−5)に連続して示すように、トレイTを上から下へ1枚ずつ移動させることで、ディスクD(DaまたはDb)をトレイT上に載置したり、トレイTから取り出したりすることができる。
図2(c)は、一連の記録/再生状態を示す。これらの各状態では、指定されたトレイTが待機位置Yから記録/再生位置Zへ移動されて停止し、その後、指定されたトレイTに搭載されているディスクD上の記録または再生信号が開始される。記録/再生信号の実行を行うディスクDは、指定トレイTを交換することで交換できる。図2(c−1)に関しては、最上トレイT1が記録/再生ユニット70に配置されているので、トレイTの配列は図2(a)の状態で示したリセットの配列と同じである。一連のイメージ図2(c−1)〜図2(c−5)は、トレイTを記録/再生位置Zへ連続移動させる方法を示す。
更に、図2(d)は、記録/再生動作中、例えば、トレイT1が記録/再生位置Zにある状態でのディスク交換中の一連のディスク交換状態を示す。図2(d−1)は、全てのディスクDがディスク交換位置Xにある図2(c−1)と同じ配置のディスクチェンジャ1を示す。図2(d−2)に示す状態では、記録または再生動作中にディスクDを支持するトレイT1を除いた全トレイT(T2〜T5)がディスク交換位置Xに位置決めされ、一連のイメージ2(d−2)〜2(d−5)では、トレイTが上から下へ1枚ずつ格納されてゆくため、ディスクDを、ディスク交換位置Xにて最上にある各トレイT(T2〜T5)に搭載するか、またはここから取り除くことができる。
図2(e)は、記録および/または再生動作中における一連の完全なトレイ引き出し状態のイメージを図2(1−e)〜図2(e5)にて示している。これらの状態のそれぞれでは、指定された1枚のトレイTが記録または再生位置Zにあり、これ以外の全トレイTがディスク交換位置Xに位置決めされている。トレイTがディスク交換位置Xにあり、一方で、記録または再生位置Zにある指定されたトレイT上のディスクDに対して記録または再生動作が施されている時には、ディスクDを関連するトレイに搭載するか、このトレイから取り除くことができる。
次に、図3〜図5を参照しながら、上述の動作を実施する、本発明の一実施形態によるディスクチェンジャ1の全体配置について説明する。
図3(a)は、本発明の実施形態によるディスクチェンジャ1の平面図であり、図3(b)は、トレイTの一部の拡大斜視図であり、図4は図3に示したディスクチェンジャ1の側面図であり、図5は図3(a)の線L5−L5に沿ったディスクチェンジャ1の断面図である。
図3〜図5に示すように、各トレイTの上方面には、直径の大きな段状部分Taと直径の小さい段状部分Tbが設けられている。これにより、直径の異なる(12cmと8cm)大型ディスクDaと小型ディスクDbから選択した1枚をトレイTに搭載することができる。
トレイT裏面の左右両側には溝Tcが形成され、その片側(例えば左側)にはギヤラックTdが形成され、トレイT後部の裏面には左側には上昇面Teが形成されている。図3(b)に示すように、トレイT後部の裏面の左側の、ラックTdの下には、更にリブTfが形成されている。また、トレイ支持部の後部の左側にはフック形状部Tgの開放部が形成されている。
複数(例えば5枚)のトレイTをそれぞれ平行して配列すると、これらのトレイは実質的に縦方向、即ちディスクDの主面に対して垂直に方向に積み重ねられた状態となる。更に、図3に示すように、トレイTは、メカニカルシャーシ3の内部の右側と左側に設けられた案内リブ3aによって支持されているため、トレイTは実質的に水平方向(横方向)、すなわちディスクDの主面と平行する方向に移動できる。
トレイTは、メカニカルシャーシ3の左側に設けられたトレイ駆動歯車ユニット20によって、ディスク交換位置Xと待機位置Yの間で移動される。トレイTの後方の左側にはトレイ駆動ラックユニット60が設けられている。トレイ駆動ラックユニット60はUDベース5上に搭載されており、指定されたトレイのアドレスにまで自己を移動させて整列させ、トレイTを記録/再生部70へ搬送する。図3〜図5は、最上トレイT1(第1トレイ)T1(第1トレイ)がディスク交換位置Xにある状態を示す。
ディスク記録/再生部70は、待機位置YにあるトレイTの後ろに設けられている。ディスク記録/再生部70は、メカニカルシャーシ3の両側に形成された左案内リブ3bと右案内リブ3cによって支持され、後で説明する上昇ユニット30によって上下方向(垂直方向)に移動される。
ディスクチェンジャ1の左側にはトリガーユニット50(図4に示し、更に図31を参照しながら以下でより詳細に説明する)が設けられており、メカニカルシャーシ3の左側面と平行な方向へ移動することで、トレイTを押し動かしてトレイ駆動歯車ユニット20と係合させる。更に、待機位置YにあるトレイTの下には、各部品を駆動するモータ、歯車列、歯車列を切り換えるためのプランジャユニット、検出スイッチで構成された駆動機構100(以降で図21を参照しながら説明する)が設けられている。
上述したように、メカニカルシャーシ3の左側にはトレイ駆動歯車ユニット20が配置され、ディスク交換位置Xへ駆動されるトレイTを検出するためのオープンスイッチレバー27がトレイ駆動歯車ユニット20の付近に設けられている。トレイ駆動歯車ユニット20とオープンスイッチレバー27を含むメカニカルシャーシ3頂部の所定部分を被覆するために、歯車カバー28が取り付けられている。これにより、トレイ駆動歯車ユニット20の軸とオープンスイッチレバー27の縦(垂直)軸が、相互に関連して正確かつ安定的に位置決めされる。更に、メカニカルシャーシ3の頑丈さを増加させ、これを埃から保護するために、メカニカルシャーシ3の頂部には頂部カバー4が取り付けられている。
図6は、ディスクチェンジャ1のトレイ引き出し機構の詳細を示す平面図である。トレイ引き出しシステムはトレイT、トレイTを待機位置Yからディスク交換位置Xへ駆動することができるトレイ駆動歯車ユニット20、トリガースライド板52を具備したトレイトリガーユニット50を含んでいる。トリガースライド板52はトリガーギヤ51とカムギヤ114によって移動され、待機位置にあるトレイTを拘束/拘束解除し、また、全トレイTを押し動かしてトレイ駆動歯車ユニット20と係合させる。トリガースライド板52はメカニカルシャーシ3の側部を滑動することで移動し、トリガースライド板52のボス部分52cはメカニカルシャーシ3の頂部と底部の両方においてカム形状部3dを追従する
図7は、トレイトリガーユニット50に焦点を合わせて示した図6のディスクチェンジャ1の一部の底面図である。図7に示すように、ギヤラック51bを装備したトリガーギヤ51が、カムギヤ114の溝114b内に嵌合した(図6を参照)ボス部分51aによって、カムギヤ114に接続している。カムギヤ114が回転すると、ボス部分51aがカム溝114bの形状に従って駆動されて、トリガーギヤ51が支持ボス部分51cの周囲で回転する。これにより、スライド板52のトリガーラック形状52bと係合するトリガーギヤ51上のギヤラック51bがトリガースライド板52を押し動かして、これを前方方向へ移動させ、次に、トリガーリブThにあるトレイTを押し動かす(図8(b)を参照)。
トレイTとトリガー側部板52の間にはトレイロックレバー53が配置されている。トレイロックレバー53は、トレイTを待機位置Yにて拘束するロック形状部53a(例えば凸部分)を設けている。ロック形状部53aは、トレイTの側部に形成されたくぼみの表面Tk、Tmを接触させることによって、待機位置にあるトレイTの制御を行う。
図8(a)、図8(b)は、トレイTをトリガーするための、トリガースライド板52の移動工程を示す。トリガースライド板52の頂部と底部にはボス形状部52cが設けられている。ボス形状部分52cは、メカニカルシャーシ3の頂部と中間部分に形成されたカム溝3d内に嵌合している。カム溝3dは、トリガースライド板52のボス部分52cのための3つの移動経路P1〜P3を設けている。
移動経路P1はトリガースライド板52のボス部分52cのための「ホーム」経路、移動経路P2は「トリガー」経路P3であり、移動経路P2は「ホーム」経路P1と「トリガー」経路P3の間に配置された「変位」経路である。
図8(b)は、「トリガー」経路P3内におけるトリガースライド板52のボス部分52cを示しており、トリガースライド板52の駆動リブ52aはトレイTのトリガーリブThに触れており、トレイTをトレイ駆動歯車ユニット20へと押し動かす準備ができた状態にある。
図9(a)〜図9(c)は、トレイTをトリガーし、トレイTを待機位置Yに拘束/拘束解除するためのトリガースライド板52の一連の移動順序を示す。図9(a)は「ホーム」位置にあるトリガースライド板52を示す。第1突出形状部52eは、トレイロックレバー53から突出したリブ53bに触れているため、トレイロックレバー53の矢印Fまたは矢印E方向への移動が阻止される。ロック形状部53aは表面Tk、Tmに触れているため、トレイTは待機位置Yにて「拘束」される。トリガースライド板52のボス部分52cが「変位」経路へ移動すると、図9(b)に示すように、第1突出形状部52eがリブ53bから離れる。しかし、トレイロックレバー53は図9(a)と同じ状態に留まる。
これは、トレイロックレバー53のプラスチックバネ53dの機能によるものである。プラスチックバネ53dは、これに曲げ力が付加された場合には、トレイロックレバー53が矢印Fの方向へ回転することを許容しない。トリガースライド板52の駆動リブ52aが図9(c)に示すトレイTに形成されたくぼみの表面Thに触れようとしてこれに到達する以前に、第2突出52dが既にトレイロックレバー53の凸部分53cを別のレベルへ押し上げている。そのため、トレイロックレバー53は矢印Eの方向に回転し、トレイTを「拘束解除」する。
図10(a)は、「ホーム」位置Q1から「トリガー」位置Q3、「トリガー」位置Q4から「ホーム」位置Q7といった、トリガースライド板52のボス部分52cの様々な移動位置を示す。中立線位置において、トリガースライド板リブ52fには応力がかかっていない。応力は、トリガースライド板52のボス部分52cが「ホーム」位置Q1から「変位」位置Q2を通って「トリガー」位置Q3へ移動する際に増加する。図10(b)は、トリガースライド板52の側面図を示す。
トリガースライド板52は、トレイTをトレイ駆動歯車ユニット20と係合させるためのトレイTの押し動かしを「トリガー」位置Q3にて開始する。移動順序の終わりに、カム形状部の開放部によって、ボス部分52cが応力トリガースライド板リブ52fを開放し、中立状態に戻れるようになる。これにより、トリガースライド板52のボス部分52cが、トレイTのディスク交換位置Xから待機位置Yへの戻り時にトレイTと形状が重なることを回避するために別の経路を追随して、「ホーム」位置に戻れるようになる。
「ホーム」位置Q7にて、反対方向における(左に向かう)トリガースライド板リブ52f上の曲げ応力が増加する。位置Q8にて、トリガースライド板52がカム形状部の開口部へ移動し、その元の位置(「ホーム」位置)に戻った後に、応力のかかったトリガースライド板リブ52fが開放される。
図11(a)〜図11(c)は、トレイ駆動歯車ユニット20とトレイTとの係合および係合解除を示す。初期状態(トレイTがトリガースライド板52によってトリガーされる前の、待機位置Yにある状態)では、ギヤラックTdはトレイ駆動歯車ユニット20と係合していない。トレイTがトリガースライド板52によってトリガーされた後に、トレイTが前方へ移動し、ギヤラックTdがトレイ駆動歯車ユニット20と係合する。そのため、全トレイTは同時に前方へと駆動されてディスク交換位置Xに移行する。
戻り状態では、ギヤラックTdは、待機位置Yに到達するとトレイ駆動歯車ユニット20から離れる。図12(a)に示すように、ギヤラックTdの最後のギヤ歯がトレイ駆動歯車ユニット20から離れ、トレイロックレバー53が回転してトレイリブのくぼみ内へ入る時に、トレイロックレバー53が図12(b)に示すようにトリガーリブThによって押し離される。ロック形状部53aとくぼみの表面Tjとが接触することで、トレイTが待機位置Yに達した後にディスク交換位置Xへ移動してしまうことを防止するインターロック効果が生まれる。全トレイが待機位置Yに達したら、トリガースライド板52の第1突出部52eがロックレバーリブ53bへと押し動かされ、図9(a)に示すように待機位置YにあるトレイTと整列し、これを拘束する。
図13(a)はトレイ駆動歯車ユニット20の分解図である。参照符号24は、最上トレイT1を駆動する最上段のトレイ駆動歯車を表しており、参照符号22は、最上トレイT1および最下トレイT5以外のトレイT(T2〜T4)を駆動するトレイ駆動歯車を表し、参照符号25は、最下トレイT5を駆動する底部トレイ駆動歯車を表す。更に、参照符号23は、相互に近接し、駆動歯車22、24、25にダミー回転を行わせる2つの駆動歯車の間に配置されたプラスチックリングを表し、参照符号21は、全ての駆動歯車22、24、25とプラスチックリング23を保持する、シャフト21sに固定されたシャフトギヤを表す。頂部駆動歯車24はシャフト21sにしっかりと取り付けられており、シャフトと共に1つの非中空体として回転する。図13(b)は、トレイ駆動歯車ユニット20の完成した組立品を示す。図13(b)に見られるように、プラスチックリング23にはストッパリブ23a、23bが設けられ、最上段のトレイ駆動歯車24にはストッパリブ24a、24bが設けられている。
図14は、トレイ駆動歯車ユニット20と、それを駆動する歯車機構の斜視図である。図14に示すように、トレイ駆動歯車ユニット20のシャフトギヤ21は、カムギヤ114によって駆動されるトレイリレー歯車112と係合する。カムギヤ114が時計回り方向に回転すると、シャフトギヤ21がこれと同じ方向へ駆動される。頂部駆動歯車24もまた、これと同じ方向へ駆動される。
なお、トレイ駆動歯車ユニット20の付近には突起26aを備えた金属バネ26が設けられている。又、金属バネ26の突起26aはトレイ駆動歯車22、25の側部に触れているため、トレイ駆動歯車22、25に摩擦力が提供され、これにより、トレイ駆動歯車が、電気モータ116からの実際の力によって駆動される前に適所に維持される(これについては、以降で図21を参照しながらより詳細に説明する)。
図15(a)〜図15(g)はトレイ駆動歯車ユニット20の「リセット」動作を示す。「リセット」は、全トレイ駆動歯車22、24、25を、これらがあたかも、複数のトレイTと係合できる複数の駆動歯車22、24、25の層を設けた1つの非中空体の歯車であるかのように、同一の回転速度で回転させるためのものである。この説明においては最上段のトレイ駆動歯車24と、これに隣接した下方トレイ駆動歯車23のみについて説明するが、これは、これ以降のトレイ駆動歯車の「リセット」順序は同一なためである。図16、図17は、全トレイTを待機位置Yに駆動した後のトレイ駆動歯車ユニット20を示す。
トレイTをディスク交換位置Xへ駆動するためには、トレイ駆動歯車ユニット20が図中において時計回り方向に回転する必要がある。カムギヤ114により駆動されるトレイリレー歯車112が回転すると、シャフトギヤ21が回転する。図14、図15(a)を参照すると、最上段のトレイ駆動歯車24がシャフト21sと共に時計回り方向へ回転すると、最上段のトレイ駆動歯車24上のストッパリブ24bの側面が、近接する下方高さにあり、約1回転を終えたプラスチックリング23上のストッパリブ23aの側面(レベル1)と接触する。最上段のトレイ駆動歯車24とプラスチックリング23は共に回転し、プラスチックリング23のストッパリブ23b(レベル1)の側面が、最上段のトレイ駆動歯車24よりも2レベル下に位置するストッパリブ23a(レベル2)の側面と接触するまで第2回転を継続する。
図15(e)、15(f)は、最上段のトレイ駆動歯車24を取り外した状態の、トレイ駆動歯車ユニット20の頂部図と等角図である。第2レベルのプラスチックリング23のストッパリブ23aが回転すると、これが次のトレイ駆動歯車22上のストッパリブ22bに触れる。次に、このトレイ駆動歯車22が、頂部駆動歯車24と同じ方向および速度で回転する。この回転は、底部トレイ駆動歯車25が回転を開始するまで続き、この時点でトレイ駆動歯車ユニット20が図15(g)に示すように完全に「リセット」される。この状態で、全ての歯車のギヤ歯が相互に整列し、1つの非中空体の歯車としてとして回転する。
図16は、待機位置YでのトレイTを伴ったトレイ駆動歯車ユニット20の側面図である。又、図17は、待機位置YでのトレイTを伴ったトレイ駆動歯車ユニット20の拡大斜視図である。上述したように、突起26aを具備した金属バネ26がトレイ駆動歯車ユニット20の付近に設けられている。金属バネ26の突起26aはトレイ駆動歯車22、25の側部に触れているので、トレイ駆動歯車22、25に摩擦力が提供されて、これらのトレイ駆動歯車が、モータ116からの実際の力によって駆動される前に適所に保持される。
図18(a)〜図18(d)は、トレイTを上から下に1枚ずつディスク待機位置Yへ駆動するトレイ駆動歯車ユニット20の動作を示す。最上段のトレイ駆動歯車24はシャフト21sにしっかりと取り付けられ、更に、この時点で全トレイ駆動歯車間における回転を開始する。
トレイ駆動歯車ユニット20は、トレイTをディスク交換位置Xから待機位置へ駆動するために、図中の反時計回り方向へ回転する必要がある。この時、第1回転を終えたストッパリブ24aの側面が、プラスチックリング23のストッパリブ23b(レベル1)の側面と接触することで、トレイTがディスク交換位置Xから、ディスク交換位置Xと待機位置Yの中間の位置へと駆動されるが、これは、トレイ駆動歯車どうしの間に2つのプラスチックリング23を使用しているためである。第2回転は、ストッパリブ23a(レベル1)がストッパリブ23b(レベル2)と接触するまで継続される。これで、最上段のトレイT1が待機位置Yに完全に駆動された状態となった。ストッパリブ23a(レベル2)が回転して、下方トレイ駆動歯車22上のストッパリブ22bを押し動かすと、第2トレイT2は移動を開始する。
図19(a)はディスクチェンジャ1の平面図であり、ここでは、最上段のトレイT1は最上段のトレイ駆動歯車24によって待機位置Yへ駆動されており、第2トレイT2はトレイ駆動歯車ユニット20がディスク交換位置Xから待機位置Yへ移動するべく回転するのを待っている。図19(b)は、トレイTと係合するトレイ駆動歯車ユニット20を示している。最上段のトレイT1は待機位置Yへ移動し、トレイ駆動歯車22から係合解除され、これよりも低いレベルの別のトレイが交換位置Xにつく。トレイTの格納は上から下に向かって行われる。
図20(a)〜図20(c)は、最上段のトレイT1をディスク交換位置Xからディスク待機位置Yへ格納する順序を示す側面図である。図20(a)は、全トレイTがディスク交換位置Xに位置決めされた状態を示す。なお、トレイ駆動歯車ユニット20は、トレイTをディスク交換位置Xへ駆動する際には、単体として回転される。
図20(b)は、最上段のトレイT1が、ディスク交換位置Xとディスク待機位置Yの間で半分格納された状態にある状態を示す。これは、トレイ駆動歯車ユニット20の第1回転によって実行される。図20(c)は、最上段のトレイT1がディスク待機位置Yに完全に格納された状態を示す。これは、トレイ駆動歯車ユニット20の第2回転によって実行される。その後、トレイ駆動歯車ユニット20が回転を続けると、第2トレイT2が移動を開始する。
この設計のプラスチックリング23は、駆動歯車にダミー回転を提供することでトレイ駆動歯車22のサイズを縮小する上で便利である。第1トレイ駆動歯車が回転すると、第1トレイ駆動歯車から係合解除された直後のトレイTが格納されて、第1トレイ駆動歯車のストッパリブがプラスチックリング23のストッパリブに当たり、これにより第2トレイ駆動歯車が回転する。つまり、第2トレイT2を回転させるべく第2トレイ駆動歯車が回転を始める前にトレイをディスク待機位置へ駆動させるために、第1トレイ駆動歯車が(360〜2θ)の角度だけ回転する(角度θは、図15(h)に示すように、ストッパリブの幅に関連した角度である)。
プラスチックリング23を用いない場合には、トレイ排出ストローク「y」の駆動歯車のPCD(ピッチ円直径)「D」が次式(1)より得られる。
=[y/π]×[360−2θ]‐‐‐(1)
プラスチックリング23を使用しているため、トレイ排出ストローク「y」の駆動歯車のPCD(ピッチ円直径)「D2」は次式(2)より得られる。この場合には、トレイ排出ストローク「y」は、トレイ駆動歯車22により達成されるストロークと、プラスチックリング23により達成されるストロークとで構成されている。
y=πD[(360−2θ)/360]+πD[(360−2θ)/360]=2πD[(360−2θ)/360]
=[1/2]×[y/π]×[360/(360−2θ)] ‐‐‐(2)
=[1/2]D
したがって、プラスチックリング23(ダミーリング)を使用することで、トレイ駆動歯車22のPCDを1/2に低減することが可能となる。
「n」個のプラスチックリング23を使用した場合(本発明の別の実施形態による)、トレイ排出ストローク「y」の駆動歯車のPCD(ピッチ円直径)「Dn」は次式より得られる。
y=πD[(360−2θ)/360]+n{πD2[360−2θ]/360]}=(1+n)πD[(360−2θ)/360]
Dn=[1/(1+n)]×[y/π]×[360/(360−2θ)] ‐‐‐(3)
Dn=[1/(1+n)]D
更に多くのプラスチックリング23を用いれば、トレイ駆動歯車22の直径を更に縮小できる。
次に、ディスクチェンジャ1の駆動機構について説明する。
図21は、実施形態によるディスクチェンジャ1内部の駆動(歯車)機構100の全体的な配置構造を示す平面図である。図22は、図21の要部の詳細を示す平面図である。
図21、図22では、参照符号Zはディスク記録/再生位置を、参照符号Yはディスク待機位置を、参照符号Xはディスク交換位置を表している。更に、参照符号100は、ディスク待機位置Yに配置されたディスクチェンジャ1の歯車機構を表す。
図21、図22、図23では、参照符号116は、歯車機構に駆動力を提供する電気モータを表す。駆動機構100はモータ滑車115、ベルト121、滑車歯車101、第1リレー歯車102、第2リレー歯車103、第3リレー歯車104を設けている。第2リレー歯車103は滑車歯車101の裏側に設けられている。駆動機構100は更に、切換歯車105、ロングギヤ106、作動歯車107、第1UD歯車108、第2UD歯車109、第1遊び歯車110、第2遊び歯車111を設けている。駆動機構100はメイン駆動歯車113、カムギヤ114、トレイリレー歯車112を更に装備している。全ての駆動歯車はメカニカルシャーシ3の内部に配置されている。
図23は、切換歯車105周囲の歯車係合を示す斜視図である。切換歯車105は常に第3リレー歯車104と係合しており、又、切換歯車105の上下動作はこれを第3切換歯車104に沿って滑動させることで実行される。各切換歯車の歯105aは、ロングギヤ106およびメイン駆動歯車113との係合を容易にするための先細り面を具備している。メイン駆動歯車113は、切換歯車105との係合を容易にするための各歯車歯上にコイニング形状部113aを具備している。
図24は、作動歯車107周りの歯車の係合状態を示す斜視図である。作動歯車107はロングギヤ106と常に係合しており、作動歯車107の上下動作は、これをロングギヤ106に沿って滑動させることで行われる。各作動歯車歯107bは、第1UD歯車108および第1遊び歯車110との係合を容易にするための先細り面を具備している。第1遊び歯車は、各歯車歯上に、作動歯車107との係合を容易にするためのコイニング形状110aを設けている。
図25(a)、図25(b)は、切換歯車105による第1歯車列切換システムを示す模式的な側面図である。図25(a)に示すように、切換歯車105はプランジャレバー126によって支持されている。プランジャユニット117に電流が付加されると、プランジャユニット17が可動コア118を使用してプランジャレバー126を引き、これにより、切換歯車105が上昇されてロングギヤ106と係合する。その一方で、プランジャユニット117に電流が供給されない場合には、切換歯車105がコイルバネ119によって押し下げられ、図25(b)に示すようにメイン駆動歯車113と係合する。
切換歯車105が下方位置にある時の駆動機構100の動作は、トレイ引き出し/格納システムまたは選択システム(再生/格納駆動/上昇駆動)の機能を駆動するためのものである。その一方で、切換歯車105が上方位置にある時の駆動機構100の動作は、トレイ再生/格納システムまたは昇降システムの機能を駆動するためのものである。
図26(a)、図26(b)は、作動歯車107による第2歯車列切換システムを示す模式的な側面図である。これらの図面に示すように、作動歯車107は機能レバー125によって支持されている。機能レバー125の丸い端部125aは、カムギヤ114の下方側部にて外周輪郭形状114e、114fを追随しながら移動する。カムギヤ114が回転し、平面形状114eが作動歯車107の丸い端部125aに触れると、機能レバー125が作動歯車107を上昇させる。この時点で、作動歯車107が、昇降システムを駆動する第1UD歯車108と係合する。図26(b)は、丸い端部125aに触れるカムギヤ114の平面114fを示す。この状態にて、作動歯車107は機能レバー125によって押し下げられ、作動歯車107がトレイ再生/格納システムを駆動する第1遊び歯車110と係合する。
図27は、組立状態にあるディスクチェンジャ1の機能レバー125および作動歯車107の斜視図である。機能レバー125は、作動歯車107の歯車本体107aを保持するためのフック部分125bを設けている。この構成により、機能レバー125は作動歯車107を常に保持することができ、作動歯車107は機能レバー125の動作によって垂直方向に移動することができる。
図28(a)はカムギヤ114を示す平面図である。図28(b)は、カムギヤ114の下方側の外周輪郭形状114e、114fを示す斜視図である。図28(a)に示すように、カムギヤ114のギヤ歯車114aはメイン駆動ギヤ113およびトレイリレーギヤ112と係合する。カムギヤ114は、トリガーギヤ51、第1ロックレバー93、第2ロックレバー94の回転動作を作り出すためのカム溝114b、114c、114dを設けている。
カムギヤ114の下方側における外周輪郭形状114e、114fは、機能レバー125の状態を変更するために使用される。平面形状114eにより、作動歯車107が、上昇駆動機能を実施するべく係合できるようになり、又、平面形状114fにより、作動歯車107が、トレイ再生/格納機能を実施するべく係合できるようになる。カムギヤ114は更にセンサ形状114gを設けており、このセンサ形状は、引き出しまたは格納時におけるトレイTの状態を表示する電子センサ信号の変化を感知する。
図29に示すブロック図で説明されるように、ディスクチェンジャ1の駆動機構100にはシングルモータ駆動を達成するための切換モード切換モードが備えられている。電気モータ116から供給された電力は、切換歯車105と作動歯車107を使用して、歯車列システム(昇降システム、トレイ再生/格納システム、トレイ引き出し/格納システム)に送られる。プランジャユニット117と、カムギヤ114の平面形状114e、114fとを使用することにより、両歯車のレベルを変更できる。
図30は、ディスクチェンジャ1内におけるトレイ引き出し/格納システムの歯車列を示す平面図である。この歯車列は、トレイTをディスク交換位置Xとディスク待機位置Yの間で駆動する。
ディスクチェンジャ1がトレイ引き出し/格納システムの歯車列を駆動するべく動作すると、駆動源歯車列がメイン駆動歯車113と接続する。駆動源歯車列は、駆動源を電気モータ116から切換歯車105にまで接続させる。歯車列はカムギヤ114、トレイリレー歯車112から、シャフトギヤ21を介してトレイ駆動歯車ユニット20へと続いている。トレイ駆動歯車ユニット20は、全トレイTを待機位置Yからディスク交換位置Xへ同時に駆動できるように設計されている。
図31(a)〜図31(d)は、主にカムギヤ114によって制御されるトレイ引き出し動作の一連の動きを示す平面図である。トレイ引き出し/格納システムは、トリガー部50とトレイ駆動歯車ユニット20を設けている。トリガー部50は、トリガー歯車51、トリガースライド板52、トレイロックレバー53を装備している。ディスクチェンジャ1をトレイ引き出し/格納システムを駆動させるよう動作すると、カムギヤ114が時計回り方向に回転してトレイTをディスク交換位置X(引き出し)へ移動させるか、または、反時計回り方向に回転してトレイTをディスク待機位置Y(格納)へ移動させる。トレイTを引き出す場合、カムギヤ114の回転時に、トレイ駆動歯車ユニット20が全ての駆動歯車を「リセット」するべく回転することで、トレイ駆動歯車ユニット20が単体として回転できるようになり、又、これと同時に、カム形状部114bがトリガー歯車51を押圧して、トリガースライド板52を回転させて駆動する。
図31(a)は、トレイ引き出し/格納システムが移動を開始する瞬間の状態を示す。トレイロックレバー53はこの状態において全トレイTを拘束し、トレイ駆動歯車ユニット20はトレイTと係合しない。図31(b)、図31(c)は、カムギヤ114がトレイ引き出し/格納システムの歯車列によって駆動され、カムギヤ114の回転がトリガー歯車51を介してトリガースライド板52を移動させている状態を示している。トリガースライド板52は、動作中にトレイロックレバー53の拘束を解除してトレイTを解放する。図31(c)は、トレイTが押し動かされてトレイ駆動歯車ユニット20と係合する状態を示す。図31(d)は、全トレイTがトレイ駆動歯車ユニット20によってディスク交換位置Xへ駆動される状態を示す。トレイTの格納は、トレイ引き出し動作を反転させることで実施される。トレイTは上から下へ1枚ずつ格納される。
図32(a)、図32(b)は、トリガー歯車51およびトリガースライド板53を示す斜視図である。図32(a)、図32(b)に示す状態では、トリガー歯車51のボス部分51a(図7を参照)がカムギヤ114のカム溝114b内に挿入され、カム溝114bの輪郭形状によって駆動される。カムギヤ114上のカム溝形状114bはトリガー歯車51の制御経路である。トリガー歯車51上の歯車歯51bは、トリガースライド板52のラック歯車52と周期的に係合する。トリガー歯車51は、その支持ボス部分51c周囲で回転し、この支持ボス部分51cはピッチ板120のボス部分120aによって保持されている。トリガー歯車51のボス部分51aはカム溝114bによって移動される。そのため、カム歯車114が回転すると、カム溝114bの動作がトリガー歯車51によってトリガースライド板52へ伝達されて、トリガースライド板52が直線移動できるようになる。
図33は、ディスクチェンジャ1内の昇降システムの歯車列を示す平面図である。この歯車列は記録/再生部70を垂直方向に移動させ、次に特定のトレイと整列させるように動作する。
ディスクチェンジャ1が歯車列を昇降システムの駆動するように動作すると、駆動源歯車列が、駆動源を上昇モータ116からロングギヤ106、作動歯車107、第1UD歯車108、第2UD歯車109にまで移送する。駆動源歯車列は、電気モータ116からの駆動源を切換歯車105にまで移送する。次に、昇降システムの歯車列は、記録/再生部70を垂直方向へ移動するための上昇ユニット30を駆動する。
図34は、上昇ユニットの構成部品を示す斜視図である。右側UDラック32と左側UDラック31は1本の接続レバー33によって相互に接続している。上昇ユニットは、記録/再生部70を昇降システムの歯車列へ接続することにより垂直方向に移動するために使用される。駆動源は、第2UD歯車109の歯車歯109aによって右側UDラック32のギヤラック32bへ移送される。UDラック32、UDラック31のそれぞれの上には階段状カム32a、31aが設けられている。この階段状カム32a、31aは、側面図中の階段と類似したカム形状部を備えている。
階段状カム32a、31aのカム形状部は、記録/再生部70の動作を方向付ける。UDベース5の側部に設けられたボス部分5aはUDラック32、31のカム形状部32a、31a上に据設され、メカニカルシャーシ3の左案内部3bと右案内リブ3cによって支持されている。UDラック32、31が前方または後方へ直線移動されると、記録/再生部70が垂直方向に移動する。UDラック32はUDラック31に接続されているため、接続レバー33によって同期的に動作する。右側UDラック32のボス部分32cは接続レバー33のスロット33a内に嵌合している。更に、左側UDラック31のボス部分31bは、接続レバー33の反対側のスロット33b内に嵌合している。
図35は、右側UDラック32上に設けた階段状のカム形状部32aを示す側面図である。階段状カム32aは、記録/再生部70の、トレイTと整列する位置またはレベルに関連した水平部分32а−1〜32a−5を設けている。32a−1〜32a−5のレベルは、センサ形状部32dを使用した電気センサによって決定される。
図36(a)及び図36(b)は、それぞれ最上段位置(トレイT1)および最下段位置(トレイT5)での記録/再生部70をそれぞれ示す斜視図である。記録/再生部70を上方位置へ上昇させるには、昇降システムの歯車列によって右側UDラック32を前方へ駆動させる。この動作は、ピッチ板120のボス部分120bによって旋回可能に支持されている接続レバー33によって左側UDラック31へ伝達される。その結果、左側UDラック31が後方へ移動する。記録/再生部70を下方位置へ移動するには、UDラック32、31両方の移動方向を上記とは反対にする。
図37は、ディスクチェンジャ1内部のトレイ再生/格納システムの歯車列を示す平面図である。この歯車列は、トレイTをディスク記録/再生位置Zとディスク待機位置Yの間で駆動する。
ディスクチェンジャ1が、トレイ再生/格納システムの駆動歯車列を動作する場合、駆動源歯車列が駆動源を電気モータ116からロングギヤ106、作動歯車107、第1遊び歯車110、第2遊び歯車111へ伝達する。次に、トレイ再生/格納システムは、トレイTを記録/再生位置Zとディスク待機位置Yの間で移動できるトレイ駆動ラックユニット60を駆動する。
図38(a)及び図38(b)は、ディスク待機位置Yと記録/再生位置Zの間での駆動トレイTの移動を示す平面図である。
記録/再生部70が選択したトレイTのレベルに整列されると、トレイ駆動ラックユニット60によってトレイTをディスク記録/再生位置Zとディスク待機位置Yの間で駆動できるようになる。
図39は、トレイ駆動ラックユニット60の構成部品を示す斜視図である。トレイ駆動ラックユニット60はトレイキャッチレバー61、第1再生レバー62、第2再生レバー63、トレイ駆動ラック64、横スライド板65を設けている。記録/再生位置Zに配置されたトレイがない場合には全トレイTは待機位置Yにあり、トレイ格納/再生システムの歯車列は、第2遊び歯車111によって、ラック歯車64aと第2遊び歯車の歯車歯111aとの歯車係合を介してトレイ駆動ラック64に接続される。第2遊び歯車111が時計回り方向に回転すると、トレイTが記録/再生位置Zへ駆動される。
図40(a)〜図40(d)は、トレイTをディスク待機位置Yから記録/再生位置Zへ駆動するトレイキャッチレバー61の移動の一連の順序を示す拡大平面図である。図40(a)は、トレイキャッチレバー61がディスク待機位置YにあるトレイTから離れた状態を示す。UDベース5は、トレイキャッチレバー61が垂直方向に移動中、記録/再生位置Zへ駆動される必要のあるトレイTと自己を整列させる際に、トレイキャッチレバー61を支持する。
図40(b)、図40(c)に示すように、トレイ駆動ラック64は第2遊び歯車111が時計回り方向に回転する際に後方へ移動するが、この移動が生じると、トレイ駆動ラック64上のボス部分64bが穴61aを介してトレイキャッチレバー61を引っ張る。トレイキャッチレバー61が後方へ移動すると、キャッチ形状部(凹状部分)61bが回転してトレイTのフック形状部Tg内に嵌合する。トレイキャッチレバー61の回転は、トレイキャッチレバー61の下方面上のカム溝61cと、UDベース5上の小さなボス部分5bとによって生じる。トレイキャッチレバー61の回転は、小さなボス部分5bに取り付けられたカム溝61cによって生じる。また、図40(d)に示すように、トレイTがトレイ駆動ラックユニット60によってディスク記録/再生位置Zへ移動される。
図41(a)〜図41(d)は、トレイ駆動ラックユニット60の一連の動作を示す拡大平面図である。図41(a)は、トレイ駆動ラック64とトレイキャッチレバー61がトレイTを駆動するためにディスク待機位置Yに位置決めされている初期位置を示す。この状態では、第2遊び歯車111がトレイ駆動ラック64のラック歯車64aと係合しており、横スライド板のラック歯車65bは第2遊び歯車111と係合していない。図41(b)は、トレイ駆動ラック64の移動が終了する前に、トレイ駆動ラック64のボス部分64cが第2再生レバー63の開口部63a内へ移動される状態を示している。トレイ駆動ラック64は後方への移動を続けると、第2再生レバー63がトレイ駆動ラック64のボス部分64cによって押し動かされて回転し、第2再生レバー63のボス部分63bが第1再生レバー62の開口部62aを押圧する。
更に、横スライド板65のカム形状部65c内に挿入された第1再生レバー62のボス部分62bが回転し、カム形状部65aの先細り面を押圧する。横スライド板65が押圧されて右側へ移動し、図41(c)に示すように、ラック歯車65aの第1歯車歯が第2再生歯車111の歯車歯111aと係合する。次に、図41(d)に示すように、駆動源が横スライド板65へ伝達されると、ディスククランプ動作の完了を示すスイッチを検出するまで、横スライド板65が右側へ駆動される。
トレイをディスク記録/再生位置Zからディスク待機位置Yへ駆動させるために、上述した動作を逆にする。駆動源は第2遊び歯車111から横スライド板65へ伝達される。横スライド板65のカム形状部65aが第1再生レバー62の回転動作を、次に第2再生レバー63の回転動作をトリガーすると、これによってトレイ駆動ラック64が引っ張られ、第2遊び歯車111と係合する。トレイ駆動ラック64が、トレイTに引っ掛かっているトレイキャッチレバー61を引っ張る。トレイTがディスク待機位置Yに達すると、トレイキャッチレバー61がフック形状部Tgから出て、反時計回り方向に回転し元の位置へ戻る。図40(b)に示すように、この回転はカム溝61cとUDベースボス5のボス部分5bによって達成される。
図42、図43は、それぞれ非クランプ状態およびクランプ状態にあるクランパユニット10を示す側面図である。ディスク記録/再生ユニット部70内の横ユニット6はUDベース5と横スライド板65によって支持されている。横ユニット6の裏側にある側部ボス部分6aのうち2つはフック形状部に取り付けられている。横ユニット6の表側にあるボス部分6b(図39を参照)は、横スライド板65のカム形状部65c内に取り付けられている(図39を参照)。横スライド側65が左側から右側へ移動する際には、横ユニット6の裏側が旋回することで横ユニット6が回転してクランプ位置へ移動する一方、横スライド側65が右側から左側へ移動する際には非クランプ位置へ移動する。
クランプ時には、クランパユニット10をターンテーブル9に配置するために、クランパ支持板11がターンテーブルに向かって下方に押される。非クランプ時にクランパ支持板11によりクランパユニット10を上昇させると、トレイTが記録/再生位置Zへ移動する際にトレイTの間隙が大きくなる。クランパ支持板11の動作は、横ユニット6のボス部分6bの動作によって制御される。
非クランプ状態において、横ユニット6のリブ6cがクランパ支持板11のリブ11aに触れる。クランパ支持板11はターンテーブル9から上昇され、クランパユニット10は上方位置に配置される。クランプ状態において、横ユニット6のリブ6cの別の側部がクランパ支持板11のリブ11aの別の側部に触れる。これにより、クランパ支持板11と、更にクランパユニット10が下降する。この状態で、クランパユニット10はターンテーブル9上に据設されており、ターンテーブルと共に自由に回転することができる。
図44は、ディスク待機位置YにあるトレイTの拘束システムを示す。この拘束システムは、トリガー歯車51、トリガー側部板52、トレイロックレバー53で構成されたトリガーシステム50を使用する。
図45(a)、図45(b)は、トレイロックレバー53の平面図と等角図をそれぞれ示す。各トレイロックレバー53は第1突起53a、ストッパリブ53b、第2突起53c、プラスチックバネ53dを含む。第1突起53aは、トレイTに「インターロック」効果を提供する。ストッパリブ53bは、トレイTに安定したロック状態を確実に提供するためのものである。第2突起53cは、トレイTとレイロックレバー53から拘束解除するために使用される形状部である。プラスチックバネ53dは、ストッパ53bがトリガー側部板52のロック形状部に触れていない際に安定した拘束効果を得られるようにするために、トレイロックレバー53にバネ効果を提供して、第1突起53aの位置が正確であることを確認するためのものである。
拘束/拘束解除動作は、トレイトリガーおよび開放動作において同時に実施される。これは、トレイTをディスク交換位置Xへ駆動する動作の一部と参照できる。
図46(以降でより詳細に述べる)は、カムギヤ114位置とトレイTの拘束タイプとの間の関係を示すブロック図である。図47(a)〜図47(c)は、トレイTを待機位置Yに拘束する際のトレイロックレバー53を示す拡大平面図である。図48は、トレイが待機位置Yにて拘束された状態にあるディスクチェンジャを表側から見た斜視図である。待機位置YにあるトレイTは、トレイTがディスク交換位置X(トレイ引き出し動作)へ駆動される場合を除いた如何なる時にも、正面位置(ディスク交換位置X)へ移動するトレイロックレバー53によって拘束される。これは、トレイTが永久的な方法でディスク待機位置Yに拘束される出荷拘束位置であり、ディスクチェンジャ1は、トレイTをこの出荷拘束位置に拘束する動作を、任意の動作(例えば、トレイTをディスク待機位置Yとディスク記録/再生位置Zの間で駆動する動作や、トレイTを選択するために記録/再生ユニット70を上下へ駆動する動作)の後に常に実施する。
これ以外の状態では、トレイTは、トレイTの「インターロック」形状部とトレイロックレバー53によって拘束状態に維持される。図46は、カムギヤ114が「ホーム」位置からディスク交換位置Xへ回転する時間と、トレイロックレバー53とトリガースライド板52の拘束状態のタイプとを表した時間チャートである。図47(a)に示すタイプAの場合、トレイロックレバー53の第1突起53aが、トリガースライド板52の第1突起52eによってトレイTの表面Tk、Tmの方へ押し動かされる。これにより、トレイTがいかなる位置へも移動できない強力で安定した拘束状態が得られる。図47(b)に示すタイプBの場合、トリガースライド板52が前部側へ移動し、トリガースライド板52の第1突起52eがトレイロックレバー53の第1突起53aから離れることにより、拘束がトレイTとトレイロックレバー53の間の「インターロック」によってのみ生じるようになる。
プラスチックバネ53dはメカニカルシャーシ3の壁に触れており、トレイロックレバー53は拘束解除方向へ回転することができない。この時点で、トレイT前部側(ディスク交換位置X)へ移動することができないが、トレイキャッチレバー61と整列しているトレイT(記録/再生部70へ駆動されるように選択されたトレイT)は、トレイ駆動ラックユニット60によって引っ張られている場合には、後部側(ディスク記録/再生位置Z)へ移動することができる。その他のトレイTに関しては、図48に示すように、トレイ後部ストッパ95またはUDベース壁の壁によって遮断される。拘束解除期間は、トレイTトリガーの前の、トレイロックレバー拘束解除形状部53cが、トリガースライド板52によって押されてトレイ駆動歯車ユニット20と係合することができるように、トリガースライド板52の第2突起52dによって押され、トレイが短時間だけ拘束解除される際にのみ発生する。
図49は、トレイTが待機位置Yに拘束された状態にあるディスクチェンジャ1を後部側から見た斜視図である。記録/再生部70とトレイキャッチレバー61はトレイT3と整列しており、この状態で、トレイT1、T2はトレイロックレバー53およびトレイ後部ストッパ95によって待機位置Yに拘束される。トレイT4、T5は、トレイロックレバー53、UDベース壁、リブ5dによって待機位置Yに拘束される。選択されたトレイT3の後部側はトレイキャッチレバー61の凹部61bによって停止される。トレイキャッチレバー61が回転され、凹部61bがトレイフック部分Tg内に入ると、トレイT3をディスク記録/再生位置Zへ駆動できるようになる。
図50は、記録/再生部70にある拘束システムを示した平面図である。拘束システムの或る部分は横ユニット6とトレイ駆動ラックユニット60のための部分であり、別の部分は記録/再生部70のための部分である。拘束システムは、ディスクチェンジャ1が、移送中または誤った取り扱いの最中に、故障の原因となる外部振動および衝撃を確実に抑制できるようにするためのものである。この拘束システムを用いることで、各部品が拘束装置によってしっかりと保持されるため、部品の位置変化および転位が生じなくなる。この機能を達成するために使用される拘束装置は、横ユニット6およびと例駆動ラックユニット60を配置する第1ロックレバー93と、記録/再生部70全体を拘束する第2ロックレバー94である。
ロックレバー93、94の両方はカムギヤ114のカム溝114c、114dによって制御され、ピッチ板ボス部分上で旋回する。ロックレバー93、94両方の一端にはカム溝114c、114d内に挿入されるボス部分が設けられ、他端には、第2遊び歯車111および第2UD歯車109上の輪郭形状と係合した場合に最小の拘束効果を生じる特別な拘束突起が設けられている。
図51(a)、51(b)は、拘束状態にある第1ロックレバー93と第2遊び歯車111を示す斜視図である。第1ロックレバー93のフック部分93aは、トレイ再生/格納歯車列を拘束するために、第2遊び歯車111の歯車歯111aと係合する。第1ロックレバー93のフック部分93a上の先細り形状部93cと、第2遊び歯車111の歯車歯111a上の先細り形状部111cとによってインターロック効果が生じる。これらの配置から、トレイ再生/格納システム歯車列の強力な拘束状態が得られる。
図52(a)、図52(b)は、ディスクチェンジャ1の拘束装置である第1ロックレバー93の2つの状態をそれぞれ示した平面図および斜視図である。これらの図面は、第1ロックレバー93のフック部分93aが第2遊び歯車111の歯車歯111aと係合して、第2遊び歯車111を拘束する状態にある第1ロックレバー93を示す。この時点で、歯車歯111aはトレイ駆動ラック64のラック歯車64aと係合する。この状態は、トレイ駆動ラック64が待機位置Yにあり、ディスク記録/再生位置ZにはトレイTが全くない場合に生じる。
図53(a)、図53(b)は、第1ロックレバー93をそれぞれ示す平面図および斜視図である。これらの図面は、更に、第1ロックレバー93のフック部分93aが第2遊び歯車111の歯車歯111aと係合し、第2遊び歯車111を拘束している状態にある第1ロックレバー93を示している。この時点で、歯車歯111aが横スライド板65のラック歯車65aと係合する。この状態は、トレイ駆動ラック64がトレイTをディスク記録/再生位置Zへ駆動し、また、ディスク記録/再生を実施するべくディスクをクランプするために横スライド板65が移動する際に生じる。
図54(a)は、第1ロックレバー93の拘束状態を示す平面図である。この状態では、第1ロックレバー93のボス部分93bが、カムギヤ溝114cの、第1ロックレバー93を拘束方向に回転するよう案内する第1範囲114c−1の内部に嵌合している。図54(b)は、第1ロックレバー93の拘束解除状態を示す平面図である。この状態では、ボス部分93bは、カムギヤ溝114cの、第1ロックレバー93を拘束解除方向へ回転移動するよう案内する第2位置114c−2に配置されている。カムギヤ溝114c上には、同じ位置を用いて機能レバー125の状態を変更する部分114c−2が1つだけ設けられている。
図55は、カムギヤ114が第1ロックレバー93を拘束解除する位置へ回転移動する、拘束システムの状態を示す斜視図である。この状態では、トレイ再生/格納システム(トレイ駆動ラックユニット)の歯車列を駆動するために、機能レバー125の位置が変更される。
図56は、ディスクチェンジャ1内の拘束装置である第2ロックレバー94を示す平面図である。図56に示す状態では、第2ロックレバー94の突出部分94aが第2UD歯車のロック形状部109bと係合して、第2UD歯車109を拘束する。この時点で、歯車歯109aがUDラック32のラック歯車32bと係合する。この状態は、記録/再生部70が記録/再生位置Zへ駆動するトレイTを選択するための上下動作を完了した後に生じる。
図57は、拘束解除状態にある第2ロックレバー94と第2UD歯車109を示す斜視図である。上昇歯車列を拘束するために、第2ロックレバー94の突起部94aが第2UD歯車109のロック形状部109b内にいる。第2UD歯車109は、第2ロックレバー94の突起部94aと高い信頼性にて係合し、第2UD歯車109と整列するための先細り部分109cを設けている。
図58(a)は、第2ロックレバー94の拘束状態を示す平面図である。この状態では、第2ロックレバー94のボス部分94bが、カムギヤ溝114dの、第2ロックレバー94を拘束方向へ回転させるよう案内する第1範囲114d−1内に嵌合している。図58(b)は、第2ロックレバー94の拘束解除状態を示す平面図である。この状態では、ボス部分94bは、カムギヤ溝114dの、第2ロックレバー94を拘束解除方向へ回転させるよう案内する第2範囲114d−2内に嵌合している。カムギヤ溝114上には1つの位置114d−2しか設けられておらず、この位置のみを使用して機能レバー125の状態の変更が行われる。
図59は、カムギヤ114が時計回り方向および反時計回り方向に回転する動作を説明したカムギヤ114の平面図である。カムギヤ114の回転動作はホーム位置から開始し、次に時計回り方向へ回転して、位置A内でトレイ駆動歯車ユニット20をリセットする。この動作中、トレイTは移動しない。カムギヤ114は、機能レバー126のレベルを第1UD歯車108と係合するレベルから第1遊び歯車110と係合するレベルへ変更するために、ホーム位置から時計回り方向に回転して再生駆動位置へ移動する。この再生駆動位置からホーム位置までの動作を反転させる。位置Bの範囲内において、トリガースライド板52が、トレイ駆動歯車ユニット20と係合するためにトレイTをトリガーする。また、位置Cの範囲内において、トレイTはディスク交換位置Xへ駆動される。カムギヤ114が反時計回り方向に回転すると、トレイT1がまず位置Cの範囲内のディスク待機位置Yへ駆動され、この後にトレイT2〜T5が順番に続く。
図60は、カムギヤ114が、第2ロックレバー94を拘束解除する位置へと回転される状態を示す斜視図である。この状態では、機能レバー126の位置を変更することで、昇降システム(上昇ユニット)の歯車列を駆動する。
図61は、トレイTのうち1枚が記録/再生位置Zにある場合に記録/再生部70が動くことを防止する別の拘束システムを示す斜視図である。この拘束システムは、記録/再生動作中に不正な電力停止が発生した場合に、ディスクチェンジャ1を外部衝撃および振動から保護することができる。横スライド板65の右側には、UDラック32の穴32e−1〜32e−5の何れにも挿入できるピン65dが設けられている。穴32e−1〜32e−5は、トレイT1〜T5と整列する記録/再生位置のそれぞれに関連している。この配置では、記録/再生が現在の記録/再生トレイT位置に拘束される。
図62は、記録/再生部70の拘束システムの要約テーブルである。常時、何れかの拘束システムが記録/再生部70を拘束するべく始動されている。
本発明の好ましい実施形態によれば、トレイ駆動歯車ユニット20は、トレイTを待機位置Yからディスク交換位置Xへ動作1つで同時に駆動することができる。この時、トレイ駆動歯車ユニット20の全てのトレイ駆動歯車が、複数のトレイTを駆動する1つの単体歯車として、トレイ引き出し方向へと回転する。更に、トレイ駆動ギアユニット20が反対方向に回転すると、トレイTが上から下へ1枚ずつ駆動される。そのため、全てのトレイTを一度に排出し、上から下までのトレイに載置されている全てのディスクDを交換することが可能になる。これにより、ディスクチェンジャ1内の全てのディスクDを交換する動作が簡素化される。全てのトレイTは突出した状態にあるため、全てのディスクDをチェックし、必要であれば交換することができる。同じトレイ駆動歯車ユニット20を、トレイTを待機位置Yとディスク交換位置Xの間、ディスク交換位置Xとディスクチェック機能の間の両方で往復させるために共通して用いられるので、トレイ駆動歯車ユニット20の設計の簡素化、ディスクチェンジャの動作の簡素化、変更時間の短縮、トレイ詰まりの可能性の低減が図れる。
更に、この実施形態によれば、トレイ駆動歯車ユニット20は、記録/再生ユニット70の上にあるトレイT1以外の全てのトレイTを、待機位置Yからディスク交換位置Xへ1つの動作で駆動することができる。この時、トリガースライド板によってトリガーされない記録/再生位置にあるトレイを除いた全てのトレイTを駆動するために、トレイ駆動歯車ユニット20の全てのトレイ駆動歯車が、1つの単体歯車としてトレイ引き出し方向へ回転する。更に、トレイ駆動ユニット20が反対方向へ回転すると、トレイTが上から下へ1枚ずつ駆動される。そのため、記録/再生ユニット70の上にあるトレイTを除いた全てのトレイTを一度に排出させ、記録/再生ユニット70の上のトレイTに載置されているディスクDを除いた全てのディスクDを上から下へ交換することが可能となる。これにより、ディスクチェンジャ1内の記録/再生ユニット70の上にあるこのトレイTを除いた全トレイのディスクDを交換する一連の動作が簡素化する。1枚を除いた全てのトレイTが突出している間には、これらトレイT上の全てのディスクDをチェックすることができる。同じトレイ駆動歯車ユニット20を、トレイTを待機位置Yとディスク交換位置Xの間と、ディスク交換位置Xとディスク交換機能との間の両方で往復させるために共通して用いることができるので、トレイ駆動歯車ユニット20の設計の簡素化、ディスクチェンジャ1の動作の簡素化、変更時間の短縮、トレイ詰まりの可能性の低減が図れる。
更に、この実施形態によれば、トレイ駆動歯車ユニット20は一連のトレイ駆動歯車を設けており、これらを「リセット」状態に回転させることができ、また、トレイ駆動歯車ユニット20が「リセット」状態へ回転した後に、待機位置YにあるトレイTがトレイトリガーユニット50によってトレイ駆動歯車ユニット20と係合する。そのため、ディスクDを交換する度に、トレイTが1枚ずつディスク交換位置Xへ突出し、その後、待機位置Yへと戻る。これにより、全てのトレイを一度に引き出さずに、ディスクDを任意の空いているトレイTに載置することができるので、全てのディスクDの交換動作が簡素化する。
また更に、この実施形態によれば、トレイ駆動歯車(最上のトレイ駆動歯車24、トレイ駆動歯車22、最下のトレイ駆動歯車25を含む)がシャフトギヤ本体(シャフトギヤ21とシャフト21sからなる)から分離されるため、トレイ駆動歯車ユニット20の製造が、従来技術の本体構造と比較して遥かに容易化する。
また更に、この実施形態によれば、トレイ駆動歯車がシャフトギヤ本体から分離しているため、トレイ駆動歯車ユニットの製造を一体型の本体構造と比較して遥かに容易化できる。また、シャフト歯車本体に固定されている最上のトレイ駆動歯車が常時シャフト歯車本体と一体に回転すると、この最上のトレイ駆動歯車の回転動作が下方の駆動歯車へと、これらのストッパリブを介して伝達される。これにより、全てのトレイ駆動歯車が、ストッパリブを介して1つずつ回転するように駆動される。
また更に、この実施形態によれば、隣接し合う2つのトレイ駆動歯車間に配置された少なくとも1つのスペーサリング23によって、各トレイ駆動歯車に追加の回転が提供される。スペーサリング23は、トレイ駆動歯車ユニット20の回転動作においてダミーギヤとして機能するため、トレイ駆動歯車のサイズを縮小することができる。これは、トレイ駆動歯車ユニット20がスペーサリング23を設けていない場合には、駆動歯車ピッチ直径が、完全な1回転の総ストロークに匹敵する総円周を提供しなければならず、これによりトレイ駆動歯車の直径が増加してしまうためである。
また更に、この実施形態によれば、上方のトレイ駆動歯車のストッパリブが、スペーサリングのストッパリブを介して下方のトレイ駆動歯車のストッパリブを上方のトレイ駆動歯車の回転方向へ押圧すると、下方のトレイ駆動歯車が上方のトレイ駆動歯車の回転方向へ強制回転される。これにより、最上のトレイ駆動歯車の回転動作が、ストッパリブを介して下方のトレイ駆動歯車へ伝達され、全てのトレイ駆動歯車がストッパリブによって1枚ずつ回転するように駆動される。具体的には、ストッパリブの回転方向の大きさは、ストッパリブどうしがより安定した形で接触できるよう、複数の歯車歯ピッチ角度に匹敵するように設計される。
また更に、この実施形態によれば、トレイをディスク交換位置から待機位置へ移動させる総ストロークに匹敵するダミー回転を設けたトレイ駆動歯車ユニット20を提供することができるため、トレイ駆動歯車のサイズを縮小できる。
また更に、この実施形態によれば、トレイの歯車ラックの第1歯車歯は、トレイTを、トレイトリガーユニット50によってトリガーされたトレイ駆動歯車ユニット20に容易に係合させる形状プロフィールを設けている。
また更に、この実施形態によれば、トレイのギヤラックの第1歯車歯の形状プロフィールのために、トレイのギヤラックを、トレイトリガーユニット50によってトリガーされたトレイ駆動歯車ユニット20と容易に係合させることができる。これにより、トレイTはトレイ駆動歯車ユニット20によって滑らかな移動を開始するようになる。
更に、好ましい実施形態によれば、この実施形態のディスクチェンジャ1内のトリガースライド板52はカムギヤ114のカムスロットによって制御および作動される。カムギヤ114はトレイTの駆動にも使用される。トリガースライド板52はトレイロックレバー53に対して押圧されて、待機位置Yにある全トレイTに非常に安定した拘束を提供する。カムギヤ114がトレイT引き出し方向に回転すると、トリガースライド板52が移動して、板上のロック/ロック解除形状部がロック解除方向に向かいトレイロックレバー53に対して押圧され、これと同時に、板上のトリガー形状屈曲部がメカニカルシャーシ3上のスロットを追随することでトレイTを前方に押し動かす。そのため、トリガースライド板52をトレイTの引き出しおよび拘束に共通して用いることができる。トリガースライド板53が、トレイを押し動かしてトレイ駆動歯車と係合する直前にトレイTをロック解除するため、トレイTがロック解除される時間は短い。これにより、トレイTの駆動前におけるトレイTロック解除期間が短縮される。
トリガースライド板50は、トリガースライド板50の柔軟なリブ上のトリガー形状部に向かって前方に移動されている最中に、トレイトリガーリブと重なり、トレイをディスク交換位置Xへ押し動かす。これにより、トレイTが待機位置Yにて大きく分離されて、収容およびロック形状部以外のいかなる部品とは連結されないという利点が生じる。これによって、出荷位置にてトレイTの位置が若干移動してしまう問題を全て回避できる。トレイTは、トリガーおよび押し動かされている最中に、トレイ駆動歯車と係合してディスク交換位置Xへと更に移送される。あるいは、ストロークによってトレイTが待機位置Yからディスク交換位置Xへ移動できる場合には、トリガースライド板52自体によって純粋に押し動かされる。これにより、トレイ駆動システムの様々なオプションを作り出す柔軟性が得られるといった別の利点が生じる。
更に、実施形態によれば、トリガースライド板のトリガー形状屈曲部はメカニカルシャーシ3上のカム形状部を追随する。この形状部は、ディスクチェンジャ1の後部から前部へ移動する際に変化する。更に、この形状部がトレイトリガーゾーンにてトレイT上のトリガーリブと接触すると、トレイTが前方へ押し動かされてトレイ駆動歯車ユニット20と係合する。コストを削減するために、トリガー形状部はトリガースライド板52の上に単体部品として形成されており、また、トリガー形状部はより柔軟であるため屈曲やトレイトリガー力に耐えることができる。トレイトリガーリブとトリガースライド板トリガーレバー形状部の間のピッチを精密に制御することが可能である。
この実施形態では、メカニカルシャーシ3上のガイドスロットを様々な高さおよび傾斜を設けるように配置することができる。トリガースライド板52が待機位置Yまたは出荷位置から前部のディスク交換位置Xの前へ移動される最中に、トリガースライド板52上のカム形状部がトレイロックレバーの柔軟なリブから離れた前部へと移動される。トレイロックレバーのロック形状部はトレイTとのインターロック効果をもたらす。トリガースライド板拘束/拘束解除がロックレバー形状部に対して押圧されることで、出荷状態にてより優れたロック効果が得られる。ロックレバー上のプラスチックバネがメカニカルシャーシ3の壁に対して押圧されることで、トレイTがディスク交換位置Xから待機位置Yに入る際に、トレイTの一時的な拘束効果が生じる。
更に、トレイロック解除期間が最短化され、各トレイTが待機位置Yへ移動された直後に拘束が実行される。トレイTのインターロックが最も効果的な拘束結果を達成できるようになる。各トレイTが前方へ移動される際に、トレイロックレバー53が拘束方向に回転し、より大きな拘束力を生じる。出荷拘束状態では、トリガースライド板ロック形状部がトレイロックレバー53の自由遊び間隙を最小にするため、トレイロックレバー53が動作不能となっている。そのため、トレイTはディスク記録/再生位置Z内へ後方にしか移動できず、トリガースライド板52による押し動かしを利用しない限り、前方への動作が阻止された状態となる。
更に、トレイロックレバー53にプラスチック連結部が連結して接合部分が作られ、この接合部分は、トレイTがレバーを搭載位置へ移動させる間に、他のレバーに影響を及ぼすことなく自己回転することができる。また、コストを削減し、搭載工程を簡素化するために、プラスチック連結部を設けたトレイロックレバー53によって別々のレバーを接合させて1つの部品にしている。各レバーの回転が他のレバーに影響しない状況では、トレイロックレバー53は別々の5個の部品として機能することができる。
本発明はディスクチェンジャに利用でき、特に、複数のディスクを内部に格納し、複数のディスクから選択したディスクを移送し、このディスク上の情報信号を記録および/または再生を実行するディスクチェンジャに利用できる。
本発明の実施形態に係るディスクチェンジャを全トレイが引き出された状態で示す斜視図である。 図2(a)〜図2(e)は、前記ディスクチェンジャのトレイと記録及び/又は再生ユニットの様々な作動を示すディスクチェンジャの模式的な側面図である。 図2(a)〜図2(e)は、前記ディスクチェンジャのトレイと記録及び/又は再生ユニットの様々な作動を示すディスクチェンジャの模式的な側面図である。 図2(a)〜図2(e)は、前記ディスクチェンジャのトレイと記録及び/又は再生ユニットの様々な作動を示すディスクチェンジャの模式的な側面図である。 図2(a)〜図2(e)は、前記ディスクチェンジャのトレイと記録及び/又は再生ユニットの様々な作動を示すディスクチェンジャの模式的な側面図である。 図2(a)〜図2(e)は、前記ディスクチェンジャのトレイと記録及び/又は再生ユニットの様々な作動を示すディスクチェンジャの模式的な側面図である。 前記実施形態に係る前記ディスクチェンジャの平面図である。 ディスクトレイの一部分の拡大斜視図である。 図3(a)に示された前記ディスクチェンジャの側面図である。 図3(a)のL5−L5線に沿った前記ディスクチェンジャの断面図である。 前記ディスクチェンジャのトレイ引き出し機構の詳細を示す平面図である。 トレイトリガーユニットに焦点を合わせて示した図6の底面図である。 図8(a)及び図8(b)は、トレイを始動させるトリガースライド板の動作過程を示す、前記ディスクチェンジャの焦点を合わせた部分の平面図である。 図8(a)及び図8(b)は、トレイを始動させるトリガースライド板の動作過程を示す、前記ディスクチェンジャの焦点を合わせた部分の平面図である。 図9(a)〜図9(c)は、前記トレイを始動させ、また、待機位置において該トレイを拘束/拘束解除するための、前記トリガースライド板の一連の動作を示す平面図である。 図9(a)〜図9(c)は、前記トレイを始動させ、また、待機位置において該トレイを拘束/拘束解除するための、前記トリガースライド板の一連の動作を示す平面図である。 図9(a)〜図9(c)は、前記トレイを始動させ、また、待機位置において該トレイを拘束/拘束解除するための、前記トリガースライド板の一連の動作を示す平面図である。 前記トリガースライド板のボス部の様々な位置を示す説明図である。 前記トリガースライド板の側面図である。 図11(a)〜図11(c)は、トレイ駆動歯車ユニットの前記トレイに対する係合状態および非係合状態を示す平面図である。 図11(a)〜図11(c)は、トレイ駆動歯車ユニットの前記トレイに対する係合状態および非係合状態を示す平面図である。 図11(a)〜図11(c)は、トレイ駆動歯車ユニットの前記トレイに対する係合状態および非係合状態を示す平面図である。 図12(a)〜図12(d)は、トレイロックレバーの一連の動作を示す説明図である。 図12(a)〜図12(d)は、トレイロックレバーの一連の動作を示す説明図である。 図12(a)〜図12(d)は、トレイロックレバーの一連の動作を示す説明図である。 図12(a)〜図12(d)は、トレイロックレバーの一連の動作を示す説明図である。 前記トレイ駆動歯車ユニットの分解図である。 前記トレイ駆動歯車ユニットの完成した組立体の斜視図である。 前記トレイ駆動歯車ユニットとそれを駆動する歯車機構の斜視図である。 図15(a)〜図15(h)は、前記トレイ駆動歯車ユニットの一連の「リセット」動作を示す説明図である。 図15(a)〜図15(h)は、前記トレイ駆動歯車ユニットの一連の「リセット」動作を示す説明図である。 図15(a)〜図15(h)は、前記トレイ駆動歯車ユニットの一連の「リセット」動作を示す説明図である。 図15(a)〜図15(h)は、前記トレイ駆動歯車ユニットの一連の「リセット」動作を示す説明図である。 図15(a)〜図15(h)は、前記トレイ駆動歯車ユニットの一連の「リセット」動作を示す説明図である。 図15(a)〜図15(h)は、前記トレイ駆動歯車ユニットの一連の「リセット」動作を示す説明図である。 図15(a)〜図15(h)は、前記トレイ駆動歯車ユニットの一連の「リセット」動作を示す説明図である。 図15(a)〜図15(h)は、前記トレイ駆動歯車ユニットの一連の「リセット」動作を示す説明図である。 待機位置でのトレイを伴った前記トレイ駆動歯車ユニットの側面図である。 待機位置でのトレイを伴った前記トレイ駆動歯車ユニットの拡大した斜視図である。 図18(a)〜図18(d)は、トレイを上から下に1つずつ駆動する前記トレイ駆動歯車ユニットの一連の動きを示す説明図である。 図18(a)〜図18(d)は、トレイを上から下に1つずつ駆動する前記トレイ駆動歯車ユニットの一連の動きを示す説明図である。 図18(a)〜図18(d)は、トレイを上から下に1つずつ駆動する前記トレイ駆動歯車ユニットの一連の動きを示す説明図である。 図18(a)〜図18(d)は、トレイを上から下に1つずつ駆動する前記トレイ駆動歯車ユニットの一連の動きを示す説明図である。 前記ディスクチェンジャの平面図である。 トレイと係合する前記トレイ駆動歯車ユニットの側面図である。 図20(a)〜図20(c)は、最上段のトレイをディスク交換位置からディスク待機位置に格納する一連の動きを示す側面図である。 図20(a)〜図20(c)は、最上段のトレイをディスク交換位置からディスク待機位置に格納する一連の動きを示す側面図である。 図20(a)〜図20(c)は、最上段のトレイをディスク交換位置からディスク待機位置に格納する一連の動きを示す側面図である。 前記実施形態に係る前記ディスクチェンジャにおける駆動(歯車)機構の全体的な配置構造を示す平面図である。 図21の要部の詳細を示す平面図である。 切換歯車周りの歯車の係合状態を示す斜視図である。 作動歯車周りの歯車の係合状態を示す斜視図である。 図25(a)及び図25(b)は、前記切換歯車による第1の歯車列切換システムを示す模式的な側面図である。 図25(a)及び図25(b)は、前記切換歯車による第1の歯車列切換システムを示す模式的な側面図である。 図26(a)及び図26(b)は、前記作動歯車による第2の歯車列切換システムを示す模式的な側面図である。 図26(a)及び図26(b)は、前記作動歯車による第2の歯車列切換システムを示す模式的な側面図である。 組立状態における作動レバー及び前記作動歯車の斜視図である。 カムギヤを示す平面図である。 前記カムギヤの下側での外周輪郭形状を示す斜視図である。 前記ディスクチェンジャにおける前記駆動機構の切換モードを説明するブロック図である。 前記ディスクチェンジャにおけるトレイ引き出し/格納システムの歯車列を示す平面図である。 図31(a)〜図31(d)は、主としてカムギヤによって制御されるトレイ引き出し作動の一連の動きを示す平面図である。 図31(a)〜図31(d)は、主としてカムギヤによって制御されるトレイ引き出し作動の一連の動きを示す平面図である。 図31(a)〜図31(d)は、主としてカムギヤによって制御されるトレイ引き出し作動の一連の動きを示す平面図である。 図31(a)〜図31(d)は、主としてカムギヤによって制御されるトレイ引き出し作動の一連の動きを示す平面図である。 図32(a)及び図32(b)は、トリガー歯車およびトリガースライド板を示す斜視図である。 図32(a)及び図32(b)は、トリガー歯車およびトリガースライド板を示す斜視図である。 前記ディスクチェンジャにおける昇降システムの歯車列を示す平面図である。 昇降ユニットの構成部品を示す斜視図である。 右側UDラックの階段状のカム形状を示す側面図である。 図36(a)及び図36(b)は、それぞれ最上段位置および最下段位置での記録/再生部を示す斜視図である。 図36(a)及び図36(b)は、それぞれ最上段位置および最下段位置での記録/再生部を示す斜視図である。 ディスクチェンジャのトレイ使用/格納システムの歯車列を示す平面図である。 図38(a)及び図38(b)は、ディスク待機位置と記録/再生位置の間でのトレイ駆動の動作を示す平面図である。 図38(a)及び図38(b)は、ディスク待機位置と記録/再生位置の間でのトレイ駆動の動作を示す平面図である。 トレイ駆動ラックユニットの構成部品を示す斜視図である。 図40(a)〜図40(d)は、トレイをディスク待機位置から記録/再生位置へ駆動するトレイキャッチレバーの一連の動作を示す拡大した平面図である。 図40(a)〜図40(d)は、トレイをディスク待機位置から記録/再生位置へ駆動するトレイキャッチレバーの一連の動作を示す拡大した平面図である。 図40(a)〜図40(d)は、トレイをディスク待機位置から記録/再生位置へ駆動するトレイキャッチレバーの一連の動作を示す拡大した平面図である。 図40(a)〜図40(d)は、トレイをディスク待機位置から記録/再生位置へ駆動するトレイキャッチレバーの一連の動作を示す拡大した平面図である。 図41(a)〜図41(d)は、トレイ駆動ラックユニットの一連の作動を示す拡大した平面図である。 図41(a)〜図41(d)は、トレイ駆動ラックユニットの一連の作動を示す拡大した平面図である。 図41(a)〜図41(d)は、トレイ駆動ラックユニットの一連の作動を示す拡大した平面図である。 図41(a)〜図41(d)は、トレイ駆動ラックユニットの一連の作動を示す拡大した平面図である。 非クランプ状態におけるクランパユニットを示す側面図である。 クランプ状態における前記クランパユニットを示す側面図である。 ディスク待機位置でのディスクに対する拘束システムを示す拡大した平面図である。 トレイロックレバーの平面図である。 前記トレイロックレバーの斜視図である。 前記カムギヤの位置とトレイの拘束タイプとの関係を示すブロック図である。 図47(a)〜図47(c)は、待機位置でトレイを拘束しているトレイロックレバーを示す拡大した平面図である。 図47(a)〜図47(c)は、待機位置でトレイを拘束しているトレイロックレバーを示す拡大した平面図である。 図47(a)〜図47(c)は、待機位置でトレイを拘束しているトレイロックレバーを示す拡大した平面図である。 トレイが待機位置で拘束された状態におけるディスクチェンジャを前側から見て示した斜視図である。 トレイが待機位置で拘束された状態におけるディスクチェンジャを後側から見て示した斜視図である。 前記記録/再生部での拘束機構を示す平面図である。 図51(a)及び図51(b)は、ロック状態における第1ロックレバーと第2プレイギヤを示す斜視図である。 図51(a)及び図51(b)は、ロック状態における第1ロックレバーと第2プレイギヤを示す斜視図である。 図52(a)及び図52(b)は、拘束デバイスとしての前記第1ロックレバー93を示す平面図および斜視図である。 図52(a)及び図52(b)は、拘束デバイスとしての前記第1ロックレバー93を示す平面図および斜視図である。 図53(a)及び図53(b)は、前記第1ロックレバーを示す平面図および斜視図である。 図53(a)及び図53(b)は、前記第1ロックレバーを示す平面図および斜視図である。 第1ロックレバーのロック状態を示す平面図である。 第1ロックレバーの非ロック状態を示す平面図である。 前記カムギヤが前記第1ロックレバーをロック解除させる位置へ回動している状態を示す斜視図である。 チェンジャ機構の拘束デバイスとしての第2ロックレバーを示す平面図である。 非ロック状態における第2ロックレバーと第2UDギヤを示す斜視図である。 前記第2ロックレバーのロック状態を示す平面図である。 前記第2ロックレバーの非ロック状態を示す平面図である。 前記カムギヤが時計回り方向および反時計回り方向へ回動するときの当該カムギヤの作動を説明する平面図である。 前記カムギヤが前記第2ロックレバーをロック解除させる位置へ回動している状態を示す斜視図である。 トレイの1つが記録/再生位置にあるときに前記記録/再生部が動くことを防止する他の拘束システムを示す斜視図である。 前記記録/再生部での拘束システムの要約テーブルである。

Claims (10)

  1. 複数のディスクを貯え、これら複数のディスクから選択された1枚のディスクを搬送し、当該ディスクに対して情報信号の記録/再生を行う、ディスクチェンジャであって、
    それぞれディスクを搭載でき、それぞれディスクの主面に平行な実質的に水平な方向に移動でき、ディスクの主面に垂直な実質的に上下の方向に積み重ねられる、複数のトレイと、
    ディスクチェンジャのハウジングとしてのメカニカルシャーシ内で前記トレイが貯えられる待機位置と、前記トレイが前記メカニカルシャーシから外方へ突き出されることにより、当該トレイ上にディスクを載せ、また、当該トレイからディスクを取り出すことができるディスク交換位置との間で、前記トレイを往復移送させることができる、トレイ駆動歯車ユニットと、
    電動モータによって駆動されて、前記トレイ駆動歯車ユニットを駆動する駆動力を発生させる、歯車駆動機構と、
    前記待機位置にある前記トレイを拘束/拘束解除することができるトレイトリガーユニットであって、トレイを拘束解除した後に全トレイを押し動かして前記トレイ駆動歯車ユニットと係合させることができ、トレイを前記メカニカルシャーシからディスク交換位置に向かって駆動することができる、トレイトリガーユニットと、
    ターンテーブル上に載置されたディスクに対して情報信号の記録及び/又は再生を行う記録/再生ユニットと、
    該記録/再生ユニットを前記ターンテーブルと共に上下方向に移動させて、記録/再生ユニットをトレイに対して位置調整し、当該トレイ上のディスクをターンテーブル上に載置することができる、昇降ユニットと、を備え、
    前記トレイ駆動歯車ユニットは、全トレイを前記メカニカルシャーシから外方に突き出させてディスク交換位置へ駆動することによりディスクをチェックするのに共通して用いられ、また、前記トレイ駆動歯車ユニットは、ディスク格納操作中に上から下へ順にディスク交換位置から待機位置へトレイを個別に駆動することができ、各ディスクは格納されるまでチェックし得る、
    ことを特徴とするディスクチェンジャ。
  2. 複数のディスクを貯え、これら複数のディスクから選択された1枚のディスクを搬送し、当該ディスクに対して情報信号の記録/再生を行う、ディスクチェンジャであって、
    それぞれディスクを搭載でき、それぞれディスクの主面に平行な実質的に水平な方向に移動でき、ディスクの主面に垂直な実質的に上下の方向に積み重ねられる、複数のトレイと、
    ディスクチェンジャのハウジングとしてのメカニカルシャーシ内で前記トレイが貯えられる待機位置と、前記トレイが前記メカニカルシャーシから外方へ突き出されることにより、当該トレイ上にディスクを載せ、また、当該トレイからディスクを取り出すことができるディスク交換位置との間で、前記トレイを往復移送させることができる、トレイ駆動歯車ユニットと、
    電動モータによって駆動されて、前記トレイ駆動歯車ユニットを駆動する駆動力を発生させる、歯車駆動機構と、
    前記待機位置にある前記トレイを拘束/拘束解除することができるトレイトリガーユニットであって、トレイを拘束解除した後に全トレイを押し動かして前記トレイ駆動歯車ユニットと係合させることができ、トレイを前記メカニカルシャーシからディスク交換位置に向かって駆動することができる、トレイトリガーユニットと、
    ターンテーブル上に載置されたディスクに対して情報信号の記録及び/又は再生を行う記録/再生ユニットと、
    該記録/再生ユニットを前記ターンテーブルと共に上下方向に移動させて、記録/再生ユニットをトレイに対して位置調整し、当該トレイ上のディスクをターンテーブル上に載置することができる、昇降ユニットと、を備え、
    前記トレイ駆動歯車ユニットは、前記記録/再生ユニット上のトレイ以外の全トレイを前記メカニカルシャーシから外方に突き出させてディスク交換位置へ駆動することによりディスクをチェックするのに共通して用いられ、また、前記トレイ駆動歯車ユニットは、ディスク格納操作中に上から下へ順にディスク交換位置から待機位置へトレイを個別に駆動することができ、各ディスクは格納されるまでチェックし得る、
    ことを特徴とするディスクチェンジャ。
  3. 複数のディスクを貯え、これら複数のディスクから選択された1枚のディスクを搬送し、当該ディスクに対して情報信号の記録/再生を行う、ディスクチェンジャであって、
    それぞれディスクを搭載でき、それぞれディスクの主面に平行な実質的に水平な方向に移動でき、ディスクの主面に垂直な実質的に上下の方向に積み重ねられる、複数のトレイと、
    ディスクチェンジャのハウジングとしてのメカニカルシャーシ内で前記トレイが貯えられる待機位置と、前記トレイが前記メカニカルシャーシから外方へ突き出されることにより、当該トレイ上にディスクを載せ、また、当該トレイからディスクを取り出すことができるディスク交換位置との間で、前記トレイを往復移送させることができる、トレイ駆動歯車ユニットと、
    電動モータによって駆動されて、前記トレイ駆動歯車ユニットを駆動する駆動力を発生させる、歯車駆動機構と、
    前記待機位置にある前記トレイを拘束/拘束解除することができるトレイトリガーユニットであって、トレイを拘束解除した後に全トレイを押し動かして前記トレイ駆動歯車ユニットと係合させることができ、トレイを前記メカニカルシャーシからディスク交換位置に向かって駆動することができる、トレイトリガーユニットと、
    ターンテーブル上に載置されたディスクに対して情報信号の記録及び/又は再生を行う記録/再生ユニットと、
    該記録/再生ユニットを前記ターンテーブルと共に上下方向に移動させて、記録/再生ユニットをトレイに対して位置調整し、当該トレイ上のディスクをターンテーブル上に載置することができる、昇降ユニットと、を備え、
    前記トレイ駆動歯車ユニットは、一群のトレイ駆動歯車を有すると共に、全駆動歯車が全て同時に回転できるリセット状態に回転することができ、
    トレイ駆動歯車ユニットが前記リセット状態に回転した後は、待機位置にあるトレイはトレイ駆動歯車ユニットとは係合せず、前記トレイトリガーユニットが移動しトレイを押圧してトレイ駆動歯車ユニットと係合させる、
    ことを特徴とするディスクチェンジャ。
  4. 請求項3に記載のディスクチェンジャにおいて、
    前記トレイ駆動歯車はシャフト歯車体を備え、該シャフト歯車体は、駆動源に繋がったシャフト歯車と、前記トレイ駆動歯車が搭載され層状に積み重ねられるシャフトとでなり、各トレイは1つのトレイ駆動歯車によって駆動される、ことを特徴とするディスクチェンジャ。
  5. 請求項3に記載のディスクチェンジャにおいて、
    前記トレイ駆動歯車はシャフト歯車体を備え、該シャフト歯車体は、駆動源に繋がったシャフト歯車と、前記トレイ駆動歯車が搭載され層状に積み重ねられるシャフトとでなり、最上層のトレイ駆動歯車は、前記シャフト歯車体に固定されて該シャフト歯車体と常時一体に回転し、
    各駆動歯車は、前記シャフトの軸線と平行に所定量だけ伸長するストッパリブを備えたリブ形状部を有しており、上側の層のトレイ駆動歯車のストッパリブが、上側の層のトレイ駆動歯車の回転方向において下側の層のトレイ駆動歯車のストッパリブに突き当たると、下側の層のトレイ駆動歯車は、上側の層のトレイ駆動歯車の回転方向へ強制的に回転させられる、
    ことを特徴とするディスクチェンジャ。
  6. 請求項5に記載のディスクチェンジャにおいて、
    互いに隣り合う2つのトレイ駆動歯車間に少なくとも1つのスペーサリングが配設され、該スペーサリングは、上側の層のトレイ駆動歯車が下側の層のトレイ駆動歯車を駆動する前に、上側の層のトレイ駆動歯車が追加の回転を行うことを許容し、それにより、各トレイ駆動歯車に追加の回転が与えられる、ことを特徴とするディスクチェンジャ。
  7. 請求項6に記載のディスクチェンジャにおいて、
    各ストッパリングはトレイ駆動歯車のストッパリブと同様のストッパリブを有しており、該ストッパリブの回転方向におけるサイズは、歯部のピッチ角の倍数に相当するように設定され、全てのストッパリブが当接するとトレイ駆動歯車の歯部が整列し、それにより、全てのトレイ駆動歯車が、全てのトレイをディスク交換位置へ一様に移動させるように駆動されることができる、ことを特徴とするディスクチェンジャ。
  8. 請求項7に記載のディスクチェンジャにおいて、
    下側の層のトレイ駆動歯車が回転し始めるまでのトレイ駆動歯車の全回転ストロークは、トレイをディスク交換位置から待機位置へ移動させる全ストロークに相当している、ことを特徴とするディスクチェンジャ。
  9. 請求項8に記載のディスクチェンジャにおいて、
    トレイのギヤラックの先頭の歯部は、トレイトリガーユニットによって始動された後に、トレイのトレイ駆動歯車ユニットへの係合を容易にするのに適合した形状をしている、ことを特徴とするディスクチェンジャ。
  10. 光ディスクからの情報の再生および光ディスクへの情報の記録の少なくとも何れか一方の作動を行う光ディスクチェンジャであって、
    ターンテーブルと、
    該ターンテーブル上に載置された光ディスクに対して情報信号の記録及び/又は再生の少なくとも何れか一方の作動を行う記録/再生ユニットと、
    各々の光ディスクを搬送する複数のトレイと、
    該複数のトレイを受容するハウジングと、
    選択された一つのトレイ上のディスクをターンテーブル上に載置する機構と、
    各々の光ディスクの搭載または取り出しのためにトレイがハウジングから排出されるディスク交換位置へトレイを駆動するように作動し、複数のトレイをディスク交換位置から待機位置へ引き出すように作動するトレイ駆動歯車ユニットであって、複数のトレイ駆動歯車と、これらトレイ駆動歯車を一体的に連結する連結機構とを備え、トレイ駆動歯車をトレイ引き出し回転方向に一緒に回転させるためにトレイ駆動歯車が一体的に連結されるリセット配置に配列可能なトレイ駆動歯車ユニットと、
    トレイがハウジング内に受容される待機位置において前記トレイを拘束し、該トレイを解放し、前記待機位置から、トレイ駆動歯車ユニットがリセット配置にある間はトレイがトレイ駆動歯車ユニットの各トレイ駆動歯車に連結されている位置へ、トレイを駆動するトレイトリガーユニットと、を備え、
    前記トレイ引き出し回転方向におけるトレイ駆動歯車の一体的な回転が、トレイをディスク交換位置へ一体的に駆動する、
    ことを特徴とするディスクチェンジャ。
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