JP3108381B2 - ディスク記録再生装置及び該記録再生装置のトレイ排出方法 - Google Patents

ディスク記録再生装置及び該記録再生装置のトレイ排出方法

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JP3108381B2
JP3108381B2 JP09077064A JP7706497A JP3108381B2 JP 3108381 B2 JP3108381 B2 JP 3108381B2 JP 09077064 A JP09077064 A JP 09077064A JP 7706497 A JP7706497 A JP 7706497A JP 3108381 B2 JP3108381 B2 JP 3108381B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクに対し
て、情報の記録再生を行なうディスク記録再生装置及び
該記録再生装置からディスクを載置したトレイを排出す
る方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】出願人は、以前図43に示すディスク記
録再生装置を提案している(特開平8−297904号
参照)。これは、装置本体(100)内にディスクを載置した
トレイ(4)が複数段収納されるストッカ(7)を設け、該
ストッカ(7)の奥部に、ストッカ(7)からのトレイ(4)
を載置するホルダ(700)を昇降自在に設けている。ホル
ダ(700)の昇降路の下側には、記録再生ユニット(2)が
配備されている。ストッカ(7)からのトレイ(4)はホル
ダ(700)に搭載された後に、下降して記録再生ユニット
(2)に重なり、この状態でディスクの記録再生がされ
る。トレイ(4)はストッカ(7)に対し出没自在に設けら
れ、トレイ(4)がストッカ(7)内に収納された状態に
て、トレイ(4)は係止機構(図示せず)にて、ストッカ
(7)に係止される。トレイ(4)をストッカ(7)から引き
出すときには、該係止を解除する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のディスク記録再
生装置にあっては、トレイ(4)の排出時には、ストッカ
(7)との係止が解除されているから、図44に示すよう
に装置本体の後端が持ち上がり傾いて設置されたときに
は、ストッカ(7)からトレイ(4)が記録再生ユニット
(2)側に脱落する虞れがある。この場合、トレイ(4)が
正しく排出されないだけでなく、トレイ(4)内のディス
クを傷つける虞れがある。本発明の目的は、装置本体が
傾いて設置されたときに、トレイが記録再生ユニット側
に脱落することを防ぐことにある。
【0004】
【課題を解決する為の手段】ディスクが載置されるトレ
イ(4)を複数段収納するストッカ(7)を具え、該ストッ
カ(7)の奥部に、ディスクを記録再生する記録再生ユニ
ット(2)をシャーシ(1)上に設け、記録再生ユニット
(2)はクランパ板(200)との間で、ディスクを保持する
ディスク記録再生装置に於いて、記録再生ユニット(2)
は、シャーシ(1)上を昇降自在に設けられ、クランパ板
(200)は、該記録再生ユニット(2)上に枢着され、記録
再生ユニット(2)を昇降させるデッキ昇降ユニット(6)
と、ストッカ(7)からトレイ(4)を排出する際に、デッ
キ昇降ユニット(6)を作動し、記録再生ユニット(2)を
排出せんとするトレイ(4)に対し、ディスク載置面がズ
レた高さ位置に配置する昇降制御手段を設け、トレイ
(4)排出時に、トレイ(4)の記録再生ユニット(2)への
移行路を、クランパ板(200)又は記録再生ユニット(2)
にて塞ぐ。
【0005】
【作用及び効果】装置本体が傾いた状態で設置され、ト
レイ排出時にトレイ(4)が記録再生ユニット側に脱落せ
んとしても、トレイ(4)の記録再生ユニット(2)への移
行路はクランパ板(200)又は記録再生ユニット(2)にて
塞がっている。従って、トレイ排出時に、トレイ(4)が
そのまま記録再生ユニット(2)側に脱落することはな
い。
【0006】
【発明の実施の形態】
(全体概略)以下、本発明の一例を図を用いて詳述する。
従来と同一構成については、同一符号を用いて、詳細な
説明を省略する。図1(a)、(b)、(c)は、本装置の概略
を示す側面図である。装置の手前側には、夫々ディスク
が載置される複数枚のトレイ(4)(4)を上下に配列して
収納するストッカ(7)が設けられ、トレイ(4)は該スト
ッカ(7)の各段に、出没自在に嵌まる。ストッカ(7)の
奥部には、ディスクを記録再生する記録再生ユニット
(2)が、シャーシ(1)上に立設した3本のウォーム軸(6
1)(61)(61)に噛合して、昇降自在に配備され、トレイ
(4)から搬送されたディスクを受け取って記録再生を行
なう。新たなディスクをストッカ(7)に収納するとき
は、図1(b)に示すようにストッカ(7)からトレイ(4)
を引き出して、トレイ(4)にディスクを載せる。操作釦
(図示せず)を押すと、図1(a)に示すように、トレイ
(4)がストッカ(7)に引き込まれる。この引き込み動作
は、後記するトレイ摺動機構(3)により行なわれる。
【0007】ストッカ(7)内の所望のディスクを記録再
生するには、図1(c)に示すように、記録再生ユニット
(2)を昇降させて、所望のディスクが載置されたトレイ
(4)に対向させる。この状態にて、トレイ(4)からディ
スクを搬送し、記録再生ユニット(2)に載置する。トレ
イ(4)は後記するように、サブトレイ(41)とメイントレ
イ(40)を合わせたものであり、サブトレイ(41)のみがデ
ィスクを載置して、記録再生ユニット(2)に向かって摺
動する。サブトレイ(41)が記録再生ユニット(2)に載置
されると、記録再生が可能となる。本ディスク記録再生
装置は、記録再生ユニット(2)、トレイ摺動機構(3)の
他に、後記するように、記録再生ユニット(2)を昇降さ
せるデッキ昇降ユニット(5)及びトレイ摺動機構(3)に
連携して昇降動作を行ない、摺動させるべきトレイ(4)
とトレイ摺動機構(3)を嵌合させる連結ユニット(5)を
有する。
【0008】図3は、トレイ(4)の摺動位置を示す平面
図である。トレイ(4)は、ストッカ(7)内に収納された
クローズ位置と、ストッカ(7)から外向きに飛び出した
オープン位置との間を摺動する。トレイ摺動機構(3)
は、装置の側部に設けられたモータ(M1)により駆動さ
れ、デッキ昇降ユニット(6)及び連結ユニット(5)は、
夫々シャーシ(1)上に設けられたモータ(M2)(M3)によ
り駆動される。記録再生ユニット(2)へのディスクの搬
送は、モータ(M4)により行われる。モータ(M4)からの
電線(850)は、記録再生ユニット(2)の背面を伝って配
置され、記録再生ユニット(2)の昇降時に電線(850)が
邪魔になることはない。以下の記載では、ストッカ(7)
から記録再生ユニット(2)に向かって摺動する方向を前
方と呼び、記録再生ユニット(2)からストッカ(7)に向
かう方向を後方と呼ぶ。
【0009】図2は、装置全体の斜視図である。記録再
生ユニット(2)は、周知の如く、ディスクを回転させる
ターンテーブル(250)、光線をディスク裏面に照射して
記録再生を行なうピックアップ(260)を具える。尚、記
録再生ユニット(2)の天面には、ディスクをターンテー
ブル(250)に押圧付勢して保持するクランパ(210)が設け
られるが、説明の便宜上、図2に於いては、図示を省略
する。ストッカ(7)は、トレイ(4)の上下面を受けるガ
イド板(71)を多段に配列した一対のストッカ板(70)(70)
を、シャーシ(1)上に左右に対向配置している。本例に
あっては、6枚のトレイ(4)が収納される。シャーシ
(1)上にて、ストッカ板(70)(70)の外側には、装置本体
(100)を構成する側板(10)(10)が立設し、図2にて右側
のストッカ板(70)と側板(10)に間に設けられた空間に、
前記連結ユニット(5)が前後に摺動自在に設けられる。
【0010】右側の側板(10)の外側には、トレイ摺動機
構(3)を構成する開閉スライド(30)が設けられ、該開閉
スライド(30)は側板(10)に開設された長孔(14)(14)(14)
に沿って、前後に摺動する。開閉スライド(30)は側板(1
0)に取り付けられるモータユニット(9)により駆動され
る。記録再生ユニット(2)の上方には、両側板(10)(10)
に跨るように、天板(11)が被さり、前記3本のウォ−ム
軸(61)(61)(61)の上端は、天板(11)に嵌まって保持され
る。
【0011】図4は、記録再生ユニット(2)の斜視図で
あり、図5はその要部を正面から見た図である。記録再
生ユニット(2)は、合成樹脂を射出成形して成り、前記
ウォーム軸(61)(61)(61)に噛合する昇降ホルダ(20)を有
する。昇降ホルダ(20)は、シャーシ(1)から立設したガ
イド軸(63)に嵌まり昇降を案内される。各ウォーム軸(6
1)の下端部には、ギア(62)が嵌まり、該ギア(62)は、シ
ャーシ(1)上の凹部(13)に位置する(図10参照)。昇降
ホルダ(20)には大開口(27)が開設され、該大開口(27)に
前記ピックアップ(260)及びターンテーブル(250)が搭載
された可動基台(21)の一側部が枢支(28)されている。
【0012】大開口(27)の右側には、モータ(M4)及び
モータ(M4)からの動力を伝達するギア列(24)が設けら
れている。ギア列(24)の下流端に位置する作動歯車(25)
は、上段歯車(25b)と、下段歯車(25c)とから成り、何れ
も外周の一部にのみ歯面を形成している。作動歯車(25)
は上段歯車(25b)が、駆動ギア(26)に噛合し、該駆動ギ
ア(26)は後記するように、トレイ(4)に噛合する。駆動
ギア(26)は、上段歯車(26b)と下段歯車(26c)を具え、上
段歯車(26b)の外周の一部に凹み(26a)を設けている。作
動歯車(25)の下段歯車(25c)は、大開口(27)の側方に設
けられた作動スライド(22)の歯面(22a)に噛合し、該作
動スライド(22)を前後に摺動させる。即ち、記録再生ユ
ニット(2)のモータ(M4)は作動スライド(22)の駆動
と、トレイ(4)を記録再生ユニット(2)へ接近離間する
駆動の両方の動作を行なう。また、昇降ホルダ(20)の側
部にて、駆動ギア(26)の近傍には、後記するように記録
再生ユニット(2)の高さ位置を検出するためのセンサ
(SE1)が設けられている。
【0013】駆動ギア(26)と作動歯車(25)は、ゼネバ機
構を構成し、駆動ギア(26)と作動歯車(25)は、一定区間
だけ噛合した後に、噛合が外れる。図40、図41の
(a)、(b)図は、駆動ギア(26)、作動歯車(25)、作動スラ
イド(22)の噛合状態を表わす平面図である。駆動ギア(2
6)の下段歯車(26c)と作動歯車(25)の上段歯車(25b)は、
図40(a)、(b)に示すように、当初噛合しており、下段
歯車(25c)と作動スライド(22)は当初噛合していない。
駆動ギア(26)は、作動歯車(25)の回転を受けて、この状
態から時計方向に回転し、上段歯車(26b)が後記するよ
うに、トレイ(4)を引き込む。トレイ(4)の引込みが完
了すると、図41(a)、(b)に示すように、作動歯車(25)
の上段歯車(25b)と、駆動ギア(26)の下段歯車(26c)との
噛合が外れ、下段歯車(25c)と作動スライド(22)の歯面
(22a)が噛合する。この状態で、駆動ギア(26)は回転を
中止し、作動スライド(22)は前後に摺動する。この機構
は、以前出願人が特開平8−297904号にて開示し
ている。
【0014】図6は、該作動スライド(22)を大開口(27)
側から見た図である。作動スライド(22)には、カム溝(2
3)が開設され、該カム溝(23)に可動基台(21)の自由端部
から突出したピン(21a)が嵌まる。従って、モータ(M4)
の回転がギア列(24)を介して作動スライド(22)に伝わ
り、作動スライド(22)が前後に摺動すると、可動基台(2
1)が枢支部(28)を中心に揺動する。図5に示すように、
昇降ホルダ(20)の上側は、クランパ板(200)により覆わ
れ、該クランパ板(200)には、周知の如くターンテーブ
ル(250)との間でディスクを押圧挟持するクランパ(210)
が設けられている。ディスクDが記録再生ユニット(2)
に搬送された状態にて、可動基台(21)が上向き回転し、
クランパ(210)とターンテーブル(250)が合わさることに
より、ディスクDが回転自在に保持される。尚、この状
態にて、図7に示すように、クランパ板(200)が前記ウ
ォーム軸(61)(61)(61)及びガイド軸(63)に重なることは
なく、クランパ板(200)は昇降ホルダ(20)の昇降を邪魔
しない。
【0015】(デッキ昇降ユニット)図8は、左側のスト
ッカ板(70)を内側から見た側面図であり、図9はストッ
カ(7)を除去したシャーシの平面図、図10は図9をC
方向から見た側面図である。シャーシ(1)上にて、左側
のストッカ板(70)の下側には、モータ(M2)及び該モー
タ(M2)に連携したギア列(64)が設けられている。ギア
列(64)の下流端のギア(65)は、シャーシ(1)から一段凹
んだ凹部(13)上に設けられている。シャーシ(1)の前端
部にて、記録再生ユニット(2)に対応する位置には、開
口(15)が開設されている。
【0016】シャーシ(1)の裏側には、前記各ウォーム
軸(61)のギア(62)の内側に噛合する環歯車(60)が設けら
れ、該環歯車(60)はシャーシ(1)裏側に取り付けられた
ブラケット(66)に載置される。前記ギア列(64)のギア(6
5)は、環歯車(60)に噛合し、モータ(M2)の回転動力を
環歯車(60)に伝える。モータ(M2)が回転すると、ギア
列(64)を介して、環歯車(60)が回転し、3本のウォーム
軸(61)(61)(61)が回転する。記録再生ユニット(2)の昇
降ホルダ(20)はガイド軸(63)に嵌まり、回転を阻止され
ているから、ウォーム軸(61)(61)(61)の回転により、記
録再生ユニット(2)は昇降する。このようにして、記録
再生ユニット(2)は、記録再生すべきディスクが載置さ
れたトレイ(4)に対向する(図1(c)参照)。記録再生ユ
ニット(2)のピックアップ(260)及びターンテーブル(25
0)は、図9に示すように、環歯車(60)の中空円内に位置
する。これにより、記録再生ユニット(2)が最下位にあ
るときでも、ピックアップ(260)及びターンテーブル(25
0)に取り付けられ、開口(15)から下側に露出する回路部
品(図示せず)が、環歯車(60)に接することはなく、環歯
車(60)はスムーズに回転できる。
【0017】(トレイの詳細)図11は、トレイ(4)の平
面図、図13は、トレイ(4)の分解斜視図である。トレ
イ(4)は、メイントレイ(40)上にサブトレイ(41)を摺動
自在に載置している。サブトレイ(41)の一側部に設けら
れた凹条(44)がメイントレイ(40)の側面から内向きに突
出した突起(45)に嵌まり、摺動を案内される。メイント
レイ(40)の後端部から内向きに突出した板バネ(46)がサ
ブトレイ(41)の穴(47)に嵌まることにより、サブトレイ
(41)とメイントレイ(40)は軟係止する。サブトレイ(41)
の右側部は、記録再生ユニット(2)の駆動ギア(26)に噛
合するラック(42)を形成し、該ラック(42)の途中に、前
記駆動ギア(26)の凹み(26a)に嵌合する大歯(43)(図11
参照)が設けられている。駆動ギア(26)の回転中に、該
大歯(43)と駆動ギア(26)の凹み(26a)が嵌合することに
より、該嵌合位置に於いてトレイ(4)に大きな摺動負荷
が加わっても、ラック(42)が欠損することはない。ま
た、図13に示すように、メイントレイ(40)の下面右側
部には凹溝(48)が前後に延びて開設され、該凹溝(48)が
後記するガイド板(71)上面から突出した凸条(72)に嵌ま
り、ストッカ(7)内の摺動を案内される。
【0018】図13に示すように、サブトレイ(41)は直
径12cmのディスクが嵌まる大凹部(400)と、大凹部(40
0)から一段下がって直径8cmのディスクが嵌まる小凹部
(410)を設け、大凹部(400)と小凹部(410)に跨がって、
ピックアップ(260)からのビームが通過可能な透窓(420)
が開設されている。メイントレイ(40)には、透窓(420)
に合わさる開窓(430)が開設され、該開窓(430)の両側に
は、下段に配備されたトレイ(4)内の直径8cmのディス
クに対向するリブ(49)(49)が下向きに突出している。こ
のリブ(49)(49)を設けたのは、図21に示すように、ト
レイ(4)がストッカ(7)に収納された状態にて、リブ(4
9)(49)が下段のトレイ(4)に収納された8cmディスクD
の外周部に対向して、該ディスクDの脱落を防ぐ為であ
る。即ち、装置に衝撃が加わっても、該リブ(49)(49)に
より、8cmディスクDがトレイ(4)から脱落すること
は防止される。尚、ストッカ(7)の上面には、キャビネ
ット(図示せず)が被さり、最上段に位置するトレイ(4)
内のディスクは、該キャビネットにより脱落が防止され
る。
【0019】図12は、メイントレイ(40)の平面図であ
る。メイントレイ(40)の右端部からは、係止爪(440)と
係止突起(450)が外向きに突出している。後記するよう
に、係止爪(440)はクローズ位置に於いて、トレイ(4)
の不用意な摺動を防ぐ為であり、係止突起(450)と係止
爪(440)の間に、トレイ摺動機構(3)が係合する。メイ
ントレイ(40)上にて、係止突起(450)の内側には、引掛
り片(460)が設けられ、サブトレイ(41)には、該引掛り
片(460)に対応する箇所に、図11に示すように、係止
レバー(470)の一端部が枢支されている。係止レバー(47
0)は図15及び図18に示すように、サブトレイ(41)の
下面に接する回転子(480)と、サブトレイ(41)の開口(53
0)を通って、サブトレイ(41)の上面に接する操作子(49
0)とを一体に連結し、回転子(480)の自由端部は一段下
がって、引掛り片(460)に係止する凸部(480a)を形成し
ている。
【0020】(メイントレイとサブトレイのロック)図1
6(a)に示すように、係止レバー(470)はネジリバネ(49
5)により反時計方向に付勢されている。ストッカ(7)の
ガイド板(71)の内側端面は、トレイ(4)の出没方向に延
びた第1直線部(73a)と、該第1直線部(73a)の後端から
内向きに傾いた傾斜部(73b)と、該傾斜部(73b)の後端か
ら第1直線部(73a)と平行に延びる第2直線部(73c)を一
体に形成したカム部(73)を形成している。トレイ(4)が
クローズ位置にあると、係止レバー(470)の操作子(490)
は第1直線部(73a)から離間している。この時図16(b)
に示すように、係止レバー(470)の凸部(480a)は、引掛
り片(460)に係合せず、サブトレイ(41)はメイントレイ
(40)から離れて摺動できる。
【0021】メイントレイ(40)がクローズ位置からオー
プン位置に向かって移動すると、サブトレイ(41)はメイ
ントレイ(40)にバネ(46)により軟係止されているから、
サブトレイ(41)もメイントレイ(40)と伴に移動する。図
17(a)に示すように、操作子(490)の先端がカム部(73)
の第2直線部(73c)に接し、係止レバー(470)はネジリバ
ネ(495)に抗して時計方向に回転する。図17(b)に示す
ように、係止レバー(470)の凸部(480a)は引掛り片(460)
に接し、メイントレイ(40)が後方に摺動すると、引掛り
片(460)に押されて、サブトレイ(41)も後方に摺動す
る。メイントレイ(40)とサブトレイ(41)は一体に後退す
る。即ち、トレイ(4)のオープン位置では、サブトレイ
(41)とメイントレイ(40)は分離できず、クローズ位置で
はサブトレイ(41)はメイントレイ(40)から離れて記録再
生ユニット(2)に向かうことができる。
【0022】サブトレイ(41)及びメイントレイ(40)は、
ともに合成樹脂の射出成形によって構成される。ここに
於いて、サブトレイ(41)及びメイントレイ(40)は、とも
に中央部が下向きに凸状となるように撓みやすく、特に
サブトレイ(41)の撓み量が大きいと、メイントレイ(40)
に接し、サブトレイ(41)がメイントレイ(40)上を円滑に
摺動できない虞れがある。図14は図13のサブトレイ
(41)をA−A線で破断した図であるが、かかる虞れを回
避すべく、サブトレイ(41)の中央部に内側に向かって上
向きに傾斜したテーパ面(520)を形成し、メイントレイ
(40)の上面との接触を防いでいる。
【0023】図19は、図13のサブトレイ(41)をB−
B線で切断した断面図である。透窓(420)の前端部に
は、サブトレイ(41)に一体に形成された脱落防止片(50
0)が大凹部(400)の先端部に被さるように設けられてい
る。脱落防止片(500)の前方には、当接壁(510)が下向き
に突出している。トレイ(4)の小凹部(410)に8cmデ
ィスクが載置された状態では、前記の如く、上段のメイ
ントレイ(40)の裏側に設けられたリブ(49)(49)により、
ディスクの脱落が防止されるが(図21参照)、装置本体
の後端が持ち上がるように傾けば、ディスクが小凹部(4
10)から離れて、リブ(49)とトレイ(4)上面の隙間か
ら、記録再生ユニット(2)側に脱落する虞れがある。然
るに、脱落防止片(500)と当接壁(510)を設けたことによ
り、8cmディスクDが記録再生ユニット(2)側に脱落
しても、図19の如く、該8cmディスクDの先端は脱
落防止片(500)の下側に潜り込み、当接壁(510)にて前進
を阻止される。これにより、8cmディスクDは記録再
生ユニット(2)側への脱落が阻止される。
【0024】尚、脱落防止片(500)と当接壁(510)は12
cmディスクについても、記録再生ユニット(2)側への
脱落に対して効果はあるが、8cmディスクに比して直
径が大きいため、8cmディスクに対するよりは、その
効果は薄い。12cmディスクの記録再生ユニット(2)
側への脱落防止は、図3に示すように、ガイド板(71)が
内側に幅広く形成されて、トレイ(4)の大凹部(400)の
端部に被さること、及び後記するように、ディスク排出
時の記録再生ユニット(2)の高さを、ディスクが収納さ
れたトレイ(4)よりも、一段下げることにより、行なっ
ている。
【0025】(トレイとストッカの係止)図20(a)、(b)
はトレイ(4)前端部の平面図である。トレイ(4)がクロ
ーズ位置にある場合は、記録再生ユニット(2)の駆動ギ
ア(26)の凹み(26a)と、サブトレイ(41)のラック(42)の
先端が嵌合しており、クローズ位置から駆動ギア(26)が
時計方向に回転することにより、サブトレイ(41)は記録
再生ユニット(2)に向かって摺動する。このクローズ位
置に於いて、トレイ(4)をストッカ(7)に係止しておか
ないと、装置本体の前端が持ち上がって傾いたときに、
トレイ(4)が外向きにすべって脱落する虞れがある。そ
こで、クローズ位置にてトレイ(4)のオープン位置への
脱落を防止するために、以下の機構を設けている。
【0026】図23は、右側のストッカ板(70)を前側か
ら見た斜視図であり、図26は該ストッカ板(70)を内側
から見た側面図である。ストッカ板(70)は前記の如く、
ガイド板(71)を複数段配列し、各ガイド板(71)はメイン
トレイ(40)の凹溝(48)が嵌まる凸条(72)を立設してい
る。図23では説明の便宜上、1段目の凸条(72)のみ示
す。ガイド板(71)の前方には、縦板(74)がストッカ板(7
0)と一体に立設されている。該縦板(74)にはガイド板(7
1)に対応してスリット(75)が、トレイ(4)と同数開設さ
れ、縦板(74)のスリット列に対向して、記録再生ユニッ
ト(2)に設けたセンサ(SE1)が設置される。記録再生
ユニット(2)の昇降に従い、センサ(SE1)がスリット
(75)を検知することにより、記録再生ユニット(2)がど
の高さ位置にあるかが判る。これにより、記録再生ユニ
ット(2)は正確な高さ位置にて停止することができる。
【0027】尚、記録再生ユニット(2)が最も下がった
位置では、記録再生ユニット(2)は側板(10)から内向き
に突出して設けられた下降完了検出スイッチ(SW3)を
押し込む。該スイッチ(SW3)は前記モータユニット
(9)に設けられている(図2参照)。図23に示すよう
に、縦板(74)とガイド板(71)の間に開設された凹み条(7
8)内には、長軸(79)が立設され、該長軸(79)に爪片(8)
がトレイ(4)の数と同数だけ嵌められている。上下に隣
り合うガイド板(71)間には、トレイ摺動方向に延びた細
長開口(76)が開設され、図26に示すように、爪片(8)
の自由端部は、該細長開口(76)から内向きに突出する。
【0028】図20(a)に示すように、爪片(8)は一端
部がストッカ板(70)に引っ掛かったネジリバネ(80)によ
り時計方向に付勢され、自由端部が係止爪(440)に嵌合
する。図20(a)に於いては、ガイド板(71)を一点鎖線
で示す。この状態でメイントレイ(40)は前後摺動が規制
される。前記の如く、クローズ位置に於いて、サブトレ
イ(41)とメイントレイ(40)は分離可能であるから、駆動
ギア(26)が回転すると、サブトレイ(41)のみが記録再生
ユニット(2)に向かって摺動する。図20(b)に示すよ
うに、爪片(8)が反時計方向に回転し、爪片(8)の自由
端部と係止爪(440)の係合が外れると、トレイ(4)は、
前記の如く、メイントレイ(40)とサブトレイ(41)が一体
となってオープン位置に向かって摺動可能となる。爪片
(8)とメイントレイ(40)との係止の解除は、後記するよ
うに、トレイ摺動機構(3)とトレイ(4)を連結させる連
結ユニット(5)によって行われる。
【0029】(トレイ摺動機構及び連結ユニット)トレイ
摺動機構(3)は連結ユニット(5)によりトレイ(4)に連
結される。まずトレイ摺動機構(3)を説明する。図24
は、右側の側板(10)をオープン位置から見た図であり、
図25は、該側板(10)を内側から見た斜視図である。ト
レイ摺動機構(3)は前記開閉スライド(30)を有し、該開
閉スライド(30)の一端部には、側板(10)を貫通して、摺
動ブラケット(35)が取り付けられている。摺動ブラケッ
ト(35)は、板金を折曲して成り、ストッカ(7)の側壁と
の対向面に、縦孔(36)を開設している。該縦孔(36)に
は、摺動子(37)が昇降自在に嵌まる。摺動子(37)は縦孔
(36)を挟んで、ストッカ(7)側に位置するトレイ連結片
(38)と、側板(10)側に位置する嵌合片(39)とを一体に接
続して構成しており、開閉スライド(30)が前後摺動すれ
ば、摺動子(37)も前後摺動する。
【0030】前記の如く、開閉スライド(30)はモータユ
ニット(9)により前後摺動する。図29(a)、(b)は右側
の側板(10)を外側から見た側面図であり、(a)はクロー
ズ位置を、(b)はオープン位置を示す。モータユニット
(9)は、取付け板(90)にモータ(M1)及び該モータ(M1)
にベルト(91)を介して連携したギア列(92)を有する。取
付け板(90)には、開閉スライド(30)の移行終了端に対応
してクローズ検出スイッチ(SW2)及びオープン検出ス
イッチ(SW1)が設けられ、また記録再生ユニット(2)
の下降完了を検出する前記下降完了検出スイッチ(SW
3)も設けられている。開閉スライド(30)は、下端縁にラ
ック(32)を形成し、後端部に該ラック(32)に繋がる歯面
が形成されたロックギア(31)が枢支されている。ロック
ギア(31)はネジリバネ(図示せず)により、時計方向に付
勢され、オープン位置にて、開閉スライド(30)上から突
出したストッパ(33)に当接している。
【0031】図29(b)に示すオープン位置にあって
は、開閉スライド(30)がオープン検出スイッチ(SW1)
を押し込み、オープン位置に達していることが判る。こ
の状態からモータ(M1)に通電されると、ギア列(92)を
介して、開閉スライド(30)が前方に摺動する。図30
(a)に示すように、ギア列(92)の下流端のギア(93)と、
ロックギア(31)が噛合すると、ロックギア(31)はストッ
パ(33)から離れて、反時計方向に回転する。図30
(a)、(b)はロックギア(31)の周部の拡大図である。図3
0(a)、(b)に点線で示すように、側板(10)からは係り片
(12)が外向きに突出し、ロックギア(31)からは突起(34)
が内向きに突出している。ロックギア(31)の回転に従っ
て、突起(34)が係り片(12)に接して、開閉スライド(30)
の後向きのガタ付きを防ぐ。開閉スライド(30)がクロー
ズ検出スイッチ(SW2)を押し込み、開閉スライド(30)
の摺動が停止する。この状態で、開閉スライド(30)はク
ローズ位置に達する。
【0032】図27は、クローズ位置に於けるストッカ
(7)のガイド板(71)と摺動子(37)の位置関係を示す平面
図であり、図20(a)には摺動子(37)と係止突起(450)の
位置関係をも示す。ガイド板(71)には摺動子(37)の昇降
を許す切欠き(77)が設けられており、クローズ位置にて
摺動子(37)は縦孔(36)に沿って昇降する(図26参
照)。摺動子(37)は係止突起(450)と係止爪(440)の
間に嵌まり、開閉スライド(30)とともに摺動ブラケット
(35)がオープン位置に向けて摺動すると、トレイ(4)も
オープン位置に向けて摺動する(図31(b)参照)。
【0033】連結ユニット(5)は摺動子(37)を昇降させ
るとともに、昇降させた状態を保ち、摺動子(37)とトレ
イ(4)を係合させるものである。具体的な構成を以下に
示す。図22は、シャーシ(1)と連結ユニット(5)の位
置関係を示す平面図である。シャーシ(1)に設けられた
モータ(M3)はギア列(85)を介して、連結ユニット(5)
に連繋する。ギア列(85)の下流端に位置するギア(86)は
ストッカ(7)の下側に位置し(図26参照)、該ギア(86)
の外周近傍には、孔(87)が開設されている。シャーシ
(1)上には該孔(87)に被さるセンサ(SE2)が設けら
れ、該センサ(SE2)が孔(87)を検出した後に、再び孔
(87)を検出すると、ギア(86)が1回転したことが検知さ
れる。ギア(86)の1回転は、昇降部材(54)及び摺動子(3
7)がガイド板(71)の1段分昇降する距離に相当する。
【0034】図25に示すように、連結ユニット(5)
は、前記摺動ブラケット(35)の内側に嵌まる保持ブラケ
ット(50)を有し、該保持ブラケット(50)は、図24に示
すように示すように、シャーシ(1)に固定して取り付け
られている。保持ブラケット(50)には、ウォーム軸(51)
が、その横側にガイド軸(52)が立設されている。ウォー
ム軸(51)の下端部には、合成樹脂製のギア(53)が嵌合
し、該ギア(53)がセンサ(SE2)が嵌まったギア(86)に
噛合する。ウォーム軸(51)とガイド軸(52)には、合成樹
脂から形成された昇降部材(54)が嵌まる。モータ(M3)
の回転がギア列(85)を介して、ウォーム軸(51)に伝わ
り、ウォーム軸(51)が回転すると、昇降部材(54)はガイ
ド軸(52)に嵌まって回転を規制されているから、ガイド
軸(52)に沿って昇降する。
【0035】昇降部材(54)は、前端部にロック解除片(5
5)を設け、該ロック解除片(55)内には摺動子(37)の嵌合
片(39)が嵌まる案内溝(56)が開設されている。図28
は、保持ブラケット(50)の正面図である。該ロック解除
片(55)の前面は、爪片(8)に接する垂直面(57a)と、該
垂直面(57a)の上下端から夫々傾いて延びたテーパ面(57
b)(57b)を一体に具え、垂直面(57a)の高さ方向の中心
と、案内溝(56)の高さ方向の中心は同一高さにある。開
閉スライド(30)及び摺動ブラケット(35)がクローズ位置
に達する、即ち、最も前寄りに位置した状態にて、図2
8に示すように、摺動子(37)の嵌合片(39)が案内溝(56)
に嵌まる。クローズ位置にて、摺動子(37)はガイド板(7
1)に邪魔されず、昇降可能であるから(図27参照)、ウ
ォーム軸(51)が回転すると、昇降部材(54)に嵌まった摺
動子(37)は昇降する。
【0036】昇降部材(54)のテーパ面(57b)及び垂直面
(57a)は、前記爪片(8)に接し、爪片(8)とメイントレ
イ(40)の係止を解除する。即ち、昇降部材(54)のテーパ
面(57b)が、爪片(8)に接すると、爪片(8)は上下の摺
動を規制されているから、図20(b)に示すように、爪
片(8)がネジリバネ(80)の付勢力に抗して回転し、爪片
(8)と係止爪(440)の係止が解除される。昇降部材(54)
の垂直面(57a)が爪片(8)の自由端部に接すると、爪片
(8)は解除完了状態となり、トレイ(4)はオープン位置
に向けて摺動可能となる。前述の如く、昇降部材(54)の
垂直面(57a)の中心と、案内溝(56)の中心は一致してお
り、また図26に示すように、爪片(8)は、ストッカ板
(70)の細長開口(76)と同じ高さ位置にあるから、爪片
(8)の開き完了状態にて、摺動子(37)のトレイ連結片(3
8)は細長開口(76)内に臨出する。図31(a)はクローズ
位置、図31(b)はオープン位置での、昇降部材(54)、
トレイ(4)、摺動子(37)の位置関係を示す。図31(a)
に示すように、トレイ連結片(38)は、対応するトレイ
(4)に嵌合する。摺動子(37)は嵌合片(39)が、昇降部材
(54)の案内溝(56)に嵌まっているから、摺動子(37)が落
下することはない。
【0037】クローズ位置から開閉スライド(30)がオー
プン方向に移動すると、摺動ブラケット(35)も連動して
摺動するから、図27に示すように、摺動子(37)がガイ
ド板(71)の切欠き(77)に対応した位置から後方に摺動
し、摺動子(37)のトレイ連結片(38)がガイド板(71)上を
摺動する。図31(b)に示すように、摺動子(37)は嵌合
片(39)が昇降部材(54)の案内溝(56)から離れ、トレイ
(4)をオープン方向に摺動させる。
【0038】図36は、装置本体(100)の全体斜視図で
ある。装置本体(100)には所定の動作プログラムを内蔵
したプロセッサ(800)が接続され、前記モータ(M1)〜
(M4)、センサ(SE1)(SE2)及びスイッチ(SW1)(S
W2)(SW3)はプロセッサ(800)に接続され、プロセッサ
(800)により装置の各動作が制御される。
【0039】(ディスク装着動作)ディスクをトレイ(4)
に載置し、ストッカ(7)内に収納するには、まず装置本
体の操作釦(図示せず)を操作して、図29(b)の状態か
ら、モータユニット(9)のモータ(M1)を回転させ、開
閉スライド(30)を前方に摺動させる(図29(a)参照)。
摺動子(37)に嵌合したトレイ(4)が引き込まれ、図31
(a)に示すように、摺動子(37)が昇降部材(54)の案内溝
(56)に嵌まる。このとき、図29(a)に示すように、開
閉スライド(30)はクローズ検出スイッチ(SW2)を押し
込み、モータ(M1)の回転が停止する。図20(a)に示す
ように、爪片(8)はトレイ(4)に嵌合し、トレイ(4)は
ストッカ(7)内に収納されたクローズ位置に達する。
【0040】(記録再生操作)記録再生ユニット(2)は、
図35に一点鎖線で示すように、当初最下端に位置して
待機しており、下降完了検出スイッチ(SW3)を押し込
んでいる。装置本体から記録再生をすべきトレイ(4)の
番号が入力されると、プロセッサ(800)は、図9に示す
モータ(M2)に通電し、環歯車(60)を回転させる。該環
歯車(60)は3本のウォーム軸(61)(61)(61)を回転させ、
記録再生ユニット(2)を上昇させる。図23に示すよう
に、記録再生ユニット(2)のセンサ(SE1)は通過する
スリット(75)の数を数え、記録再生ユニット(2)が記録
再生すべきトレイ(4)に対向することが検出されれば、
プロセッサ(800)はモータ(M2)の回転を停止する。この
状態のとき、図32に示すように、駆動ギア(26)とサブ
トレイ(41)の先端部が嵌合している。プロセッサ(800)
は、モータ(M4)に通電して、ギア列(24)を介して、図
33(a)に示すように、駆動ギア(26)を時計方向に回転
させる。前記の如く、クローズ位置ではサブトレイ(41)
とメイントレイ(40)の係止が外れており、またメイント
レイ(40)は爪片(8)に係止されているから、サブトレイ
(41)のみが記録再生ユニット(2)に向かって摺動する。
【0041】サブトレイ(41)の摺動に従い、図33(b)
に示すように、ラック(42)の大歯(43)と、駆動ギア(26)
の凹み(26a)が嵌合する。該嵌合位置に於いては、サブ
トレイ(41)の摺動負荷が大きくとも、ラック(42)が欠損
することはない。図34は、サブトレイ(41)の前進完了
時の平面図である。サブトレイ(41)は昇降ホルダ(20)に
被さり、サブトレイ(41)の透窓(420)から、ターンテー
ブル(250)が露出する。ゼネバ機構を構成する駆動ギア
(26)と作動歯車(25)の噛合が外れ(図41(a)、(b)参
照)、更にモータ(M4)が回転すると、作動歯車(25)と作
動スライド(22)が噛合し、作動スライド(22)が摺動す
る。可動基台(21)が上昇し、図5に示すように、可動基
台(21)とクランパ(210)が合わさって、ディスクが記録
再生可能となる。ターンテーブル(250)が回転し、ピッ
クアップ(260)からディスクの裏面にビームが照射され
ると、記録再生ができる。
【0042】(トレイ排出動作)クローズ位置にあって
は、図28に示すように、摺動子(37)は昇降部材(54)の
案内溝(56)に嵌まって、昇降部材(54)とともに昇降可能
に設けられている。ストッカ(7)内のトレイ(4)を排出
せんとするときは、プロセッサ(800)はモータ(M3)(図
22参照)に通電して、保持ブラケット(50)内のウォー
ム軸(51)を回転させ、昇降部材(54)を昇降させる。図2
2に示すセンサ(SE2)が通過するギア(86)の孔(87)を
カウントし、昇降部材(54)及び摺動子(37)が排出すべき
トレイ(4)に対向したことを検知すると、モータ(M3)
の通電を停止する。
【0043】前記の如く、この位置では図20(b)に示
すように、ロック解除片(55)により、爪片(8)とメイン
トレイ(40)の係止が外れ、メイントレイ(40)とサブトレ
イ(41)は一体にオープン位置に向かって摺動可能とな
る。この状態にて、プロセッサ(800)はモータ(M1)に通
電する。摺動子(37)は、メイントレイ(40)に嵌合してオ
ープン位置に向かって摺動し、メイントレイ(40)とサブ
トレイ(41)は、係止レバー(470)と、引掛り片(460)が係
止して(図17(a)、(b)参照)、一体に摺動する。開閉ス
ライド(30)がオープン検出スイッチ(SW1)を押し込む
と、プロセッサ(800)はモータ(M1)の通電を停止する。
モータ(M1)に通電されると、メイントレイ(40)とサブ
トレイ(41)はオープン位置に向かって移動する。
【0044】本装置では、トレイ(4)を排出する際に、
モータ(M2)に通電して、記録再生ユニット(2)を下降
させ、図35に示すように、排出すべきトレイ(4)の一
段下側に記録再生ユニット(2)を移動させ、記録再生ユ
ニット(2)上のクランパ板(200)を排出すべきトレイ
(4)の前面に対向させる。ストッカ(7)とシャーシ(1)
の間には、高さ方向に余裕があるから、最下段のトレイ
(4)を排出するときは、該余裕位置に記録再生ユニット
(2)を移動させ、この状態で記録再生ユニット(2)は下
降完了検出スイッチ(SW3)を押し込む。図35にあっ
ては、上から2段目のトレイ(4)を排出する状態を示
す。この理由は以下による。トレイ(4)を排出する際に
は、メイントレイ(40)と爪片(8)の係止を外すから、メ
イントレイ(40)とサブトレイ(41)は記録再生ユニット
(2)に向かって移動可能になる。従って、装置本体の後
端が持ち上がって、傾いた状態で設置されていると、
イントレイ(40)と爪片(8)の係止が外れているから、
ローズ位置から排出すべきトレイ(4)が記録再生ユニッ
ト(2)側に脱落する虞れがある。従って、本装置では、
排出すべきトレイ(4)の前方に、クランパ板(200)を対
向させて、トレイ(4)が記録再生ユニット(2)側に脱落
する虞れを防いでいる。このトレイ(4)排出時の一連の
動作は、図42のフローチャートに示される。
【0045】尚、トレイ排出時に、トレイ(4)の記録再
生ユニット(2)側への移行路を塞ぐ方法として、記録再
生ユニット(2)の昇降ホルダ(20)を厚くし、排出すべき
トレイ(4)に対し、一段高い場所に記録再生ユニット
(2)を移動させ、記録再生ユニット(2)にてトレイ(4)
の記録再生ユニット(2)への脱落防止とすることも考え
られる。しかし、これでは装置本体の高さが高くなるか
ら、トレイ排出時には、記録再生ユニット(2)を一段下
側に移動させるのである。
【0046】尚、上記例にあっては、図37に示すよう
に、昇降部材(54)の下降完了状態では、昇降部材(54)の
下端面と、ギア(53)の上面が当接する。かかる当接状態
に於いて、ウォーム軸(51)が回転し続けて、昇降部材(5
4)がギア(53)に押し当て続けられると、昇降部材(54)及
びギア(53)の両者が合成樹脂から形成されているから、
昇降部材(54)とギア(53)が食い込む虞れがある。かかる
食い込み状態では、次に昇降部材(54)を上昇させる際
に、食い込み抵抗により、昇降部材(54)が上昇し難くな
る。そこで出願人は、図38(a)に示すように、ギア(5
3)の上面からウォーム軸(51)の谷部に嵌まる当接片(60
0)を突設するとともに、昇降部材(54)の下面から、ウォ
ーム軸(51)の谷部に嵌まり、当接片(600)の側面に接す
る当接子(610)を突設することを着想した。昇降部材(5
4)の下降完了状態にて、図38(b)に示すように、昇降
部材(54)の当接子(610)と、ギア(53)の当接片(600)は側
面にて接する。当接子(610)と当接片(600)の接触面積
は、昇降部材(54)の下面とギア(53)の上面が当接するよ
りも小さく設定できるから、上記食い込みの虞れはな
く、昇降部材(54)は降下完了状態からスムーズに上昇で
きる。同様の機構は、ウォーム軸(61)の上端部に設けて
も良い。また、記録再生ユニット(2)を昇降させるウォ
ーム軸(51)と記録再生ユニット(2)に同様の機構を設け
ても良い。
【0047】また、図39に示すように、オープン位置
にあるトレイ(4)を手動で押し込むと、開閉スライド(3
0)とオープン検出スイッチ(SW1)との当接が離れる。
即ち、プロセッサ(800)からモータ(M1)に通電すべき旨
の信号を受けていないにも係わらず、オープン検出スイ
ッチ(SW1)がOFFになることがある。このとき、自
動的にモータ(M1)に通電し、トレイ(4)を引き込んで
もよい。この場合、図13に一点鎖線にてPUSHの文
字で示すように、トレイ(4)が押される端面上に、押込
み操作表示(530)を設け、トレイ(4)が押し込み操作可
能であることを示してもよい。
【0048】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスク記録再生装置の動作の概要を示す側面
図であり、(a)はクローズ位置、(b)はオープン位置、
(c)は記録再生ユニットの昇降状態を示す図である。
【図2】ディスク記録再生装置の斜視図である。
【図3】クローズ位置とオープン位置を示す平面図であ
る。
【図4】記録再生ユニットの斜視図である。
【図5】記録再生ユニットとクランパ板の位置関係を示
す正面図である。
【図6】作動スライドの正面図である。
【図7】記録再生ユニットとクランパ板が合わさった状
態を示す平面図である。
【図8】左側のストッカ板を内側から見た側面図であ
る。
【図9】環歯車が取り付けられたシャーシの平面図であ
る。
【図10】図9をC方向から見た側面図である。
【図11】サブトレイとメイントレイが合わさった状態
の平面図である。
【図12】メイントレイの平面図である。
【図13】メイントレイとサブトレイの分解斜視図であ
る。
【図14】図13のサブトレイをA−A線で切断した断
面図である。
【図15】係止レバーの斜視図である。
【図16】(a)はクローズ位置でのサブトレイとメイン
トレイの係止状態を示す平面図、(b)はクローズ位置で
の係止レバーと引掛り片の位置関係を示す平面図であ
る。
【図17】(a)はクローズ位置からオープン位置への移
行途中に於けるサブトレイとメイントレイの係止状態を
示す平面図、(b)はクローズ位置からオープン位置への
移行途中に於ける係止レバーと引掛り片の位置関係を示
す平面図である。
【図18】メイントレイとサブトレイを一部破断した側
面図である。
【図19】図13のサブトレイをB−B線で切断した断
面図である。
【図20】(a)は爪片と係止爪の係止状態を示す平面
図、(b)は爪片と係止爪の係止解除状態を示す平面図で
ある。
【図21】ストッカの背面図である。
【図22】連結ユニットを操作するモータ及びギア列の
配置関係を示す平面図である。
【図23】右側のストッカ板の斜視図である。
【図24】ストッカ板を一部破断した連結ユニットの側
面図である。
【図25】連結ユニットの斜視図である。
【図26】図23のストッカ板の側面図である。
【図27】摺動子が切欠きに合わさった状態の平面図で
ある。
【図28】昇降部材に摺動子が嵌まった状態の正面図で
ある。
【図29】(a)はクローズ位置に於ける開閉スライドの
位置を示す側面図、(b)は同上のオープン位置の側面図
である。
【図30】図29の要部拡大図であり、(a)はロックギ
アによるロック直前の図、(b)はロックギアによるロッ
ク状態の図である。
【図31】(a)はクローズ位置に於ける開閉スライドと
トレイを示す側面図、(b)は同上のオープン位置に於け
る側面図である。
【図32】クローズ位置に於けるサブトレイと記録再生
ユニットの位置関係を示す平面図である。
【図33】(a)はクローズ位置に於ける駆動ギアとサブ
トレイの平面図、(b)はラックの大歯と切欠きが嵌合し
たときの平面図である。
【図34】サブトレイが記録再生ユニット上に達したと
きの平面図である。
【図35】トレイ排出時のトレイと記録再生ユニットの
配置を示す側面図である。
【図36】装置本体の斜視図である。
【図37】昇降部材とギアの上面が合わさった状態の正
面図である。
【図38】(a)は昇降部材が降下するときの正面図、(b)
は当接子と当接片が接したときの正面図である。
【図39】オープン位置に於いて、トレイを手で押し込
んだときの側面図である。
【図40】(a)は駆動ギアと作動歯車の噛合を示す図、
(b)は作動歯車と作動スライドの噛合を示す図である。
【図41】(a)は駆動ギアと作動歯車の噛合を示す図、
(b)は作動歯車と作動スライドの噛合を示す図である。
【図42】トレイ排出時の動作を示すフローチャートで
ある。
【図43】従来のディスク記録再生装置の側面図であ
る。
【図44】従来のディスク記録再生装置の後方を傾けた
状態を示す側面図である。
【符号の説明】
(1) シャーシ (2) 記録再生ユニット (4) トレイ (6) デッキ昇降ユニット (7) ストッカ (60) 環歯車 (61) ウォーム軸 (75) スリット (200) クランパ板

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクが載置されるトレイ(4)を複数
    段収納するストッカ(7)を具え、該ストッカ(7)の奥部
    に、ディスクを記録再生する記録再生ユニット(2)をシ
    ャーシ(1)上に設け、記録再生ユニット(2)はクランパ
    板(200)との間で、ディスクを保持するディスク記録再
    生装置に於いて、 記録再生ユニット(2)は、シャーシ(1)上を昇降自在に
    設けられ、クランパ板(200)は、該記録再生ユニット
    (2)上に枢着され、 記録再生ユニット(2)を昇降させるデッキ昇降ユニット
    (6)と、 ストッカ(7)からトレイ(4)を排出する際に、デッキ昇
    降ユニット(6)を作動し、記録再生ユニット(2)を、排
    出せんとするトレイ(4)に対して、ディスク載置面がズ
    レた高さ位置に配置する昇降制御手段とを設け、トレイ
    (4)排出時に、トレイ(4)の記録再生ユニット(2)への
    移行路を、クランパ板(200)又は記録再生ユニット(2)
    にて塞ぐことを特徴とするディスク記録再生装置。
  2. 【請求項2】 ストッカ(7)にはトレイ(4)の収納位置
    に対応してスリット(75)が開設され、記録再生ユニット
    (2)には該スリット(75)に対向して、記録再生ユニット
    (2)の高さ位置を検出するセンサ(SE1)が取り付けら
    れた請求項1に記載のディスク記録再生装置。
  3. 【請求項3】 デッキ昇降ユニット(6)は、シャーシ
    (1)上に立設して、記録再生ユニット(2)に噛合するウ
    ォーム軸(61)と、シャーシ(1)上に取り付けられて、該
    ウォーム軸(61)を回転させる環歯車(60)を具え、 記録再生ユニット(2)内に設けられた記録再生用部品
    は、環歯車(60)の中空円内に配備されている請求項1又
    は2に記載のディスク記録再生装置。
  4. 【請求項4】 ディスクが載置されるトレイ(4)を複数
    段収納するストッカ(7)の奥部のシャーシ(1)上に、デ
    ィスクを記録再生する記録再生ユニット(2)を昇降自在
    に設け、記録再生ユニット(2)には、該記録再生ユニッ
    ト(2)に被さるクランパ板(200)が枢着され、 ストッカ(7)からトレイ(4)を外部へ排出する際には、
    排出せんとするトレイ(4)に対して、記録再生ユニット
    (2)を、ディスク載置面がズレた高さ位置にまで昇降さ
    せて、トレイ(4)の記録再生ユニット(2)への移行路
    を、クランパ板(200)又は記録再生ユニット(2)にて塞
    ぎ、次にトレイ(4)を排出するトレイ排出方法。
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