JPH0991834A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JPH0991834A
JPH0991834A JP7252129A JP25212995A JPH0991834A JP H0991834 A JPH0991834 A JP H0991834A JP 7252129 A JP7252129 A JP 7252129A JP 25212995 A JP25212995 A JP 25212995A JP H0991834 A JPH0991834 A JP H0991834A
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JP7252129A
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English (en)
Inventor
Kiyoshige Saruwatari
清成 猿渡
Kiyoshi Umezaki
清 梅崎
Toru Tanaka
徹 田中
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Priority to CN96112006A priority patent/CN1127072C/zh
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サブトレイの左右に位置ずれのない確実な動
作と、安定した動作を期待できる光ディスク装置を提供
することを目的とする。 【解決手段】 n枚目のサブトレイのローディングにと
もなって(n+1)枚目のサブトレイ65 を、(b)に
示すように(n+1)枚目のサブトレイが固定ガイド1
1aの案内突起91aから外れる程度に大きく回動した
場合であっても、(n+1)枚目のサブトレイ65 が左
右ずれ規制突起91bに係合して(n+1)枚目のサブ
トレイ左右のずれを回避できる。したがって、メイント
レイでのサブトレイの積層間隔を、n枚目のサブトレイ
のローディングに際して(n+1)枚目のサブトレイを
大きく押し上げる必要があるほど小さくすることがで
き、装置本体の小形化に寄与できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンパクトディスク
を再生する光ディスク装置に関し、特にはCD−ROM
(シーディー・ロム)ディスクを複数枚収納し、任意な
1枚のディスクを選択的に再生可能であって、デスクト
ップ型のパーソナルコンピュータに内蔵して最適なディ
スク再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータの普及に伴い、
その周辺機器としてのCD−ROM再生装置も急速に普
及してきた。最近では、CD−ROM再生装置がパーソ
ナルコンピュータの本体内に標準的に装備されることが
多くなっている。
【0003】さらには、1人のユーザが複数のCD−R
OMディスクを保有するに至って、上記ディスクを複数
枚収納しつつ、任意な1枚のディスクを選択的に再生可
能な装置、いわゆるディスクチェンジャへの要望が強く
なっている。
【0004】一方、多くのデスクトップ型パーソナルコ
ンピュータにおいて、上記CD−ROM再生装置をはじ
め各種のディスク駆動装置は、5インチ・ベイと呼ばれ
る収納部分に収納、取り付けされる。この収納部分の開
口部は5インチ・ハーフハイトと呼ばれる標準的な寸法
になっており、ここに収納される装置類は、幅146m
m、高さ41.3mm以下にする必要がある。したがっ
て、上記ディスクチェンジャも外形寸法をその制約の中
に納めなければならないが、装置内に収納可能なディス
クの枚数を多くしようとすれば必然的に装置の外形寸
法、特に高さ寸法が増加し、5インチ・ベイ内に入らな
くなる。
【0005】本発明は上記したディスクチェンジャにお
いて、限られた寸法内で収納できるディスクの枚数を多
くすると共に、装置の動作を確実にしてその信頼性を高
める観点からなされたものである。
【0006】ディスクチェンジャに関し、ディスクの交
換方法、および限られた高さ寸法内でディスクの収納枚
数を増加させる方法としては、従来、以下のような技術
が開示されている。
【0007】特開平3−216857号公報には、複数
枚のサブトレイがセットされたメイントレイを、光ディ
スク装置本体の外部から内部の待機位置に引き込み、待
機位置のメイントレイに載置されている複数枚のサブト
レイのうちの任意の1つのサブトレイをローディング位
置に引き出し、ローディング位置に引き出されたサブト
レイにセットされた光ディスクを再生に供する光ディス
ク装置が開示されている。
【0008】実開平5−96936号公報には、メイン
トレイに積層された待機位置のサブトレイの相互間隔を
少なくしてメイントレイの薄形化を図るとともに、サブ
トレイをローディング位置に引き出した時に上側のサブ
トレイとの間隔を拡張させて、安定した再生を実現して
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】サブトレイをローディ
ング位置に引き出した時に上側のサブトレイとの間隔を
拡張させる場合には、上側のサブトレイを元の状態に復
帰させた場合に、この上側のサブトレイが左右に位置ず
れのおそれがある。
【0010】本発明はサブトレイの左右に位置ずれのな
い確実な動作と、安定した動作を期待できる光ディスク
装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の光ディス
ク装置は、メイントレイにはサブトレイの前端部が係合
する係合部を設け、各サブトレイの奥端部には隣接する
サブトレイに当接する間隔保持突起を設け、装置本体に
は待機位置の各サブトレイに係合して間隔保持する固定
ガイドを設け、メイントレイが装置本体の外部にある状
態では、メイントレイにセットされた各サブトレイの前
端部がメイントレイの前記係合部に係合してサブトレイ
の相互間隔を確保し、奥端部は各サブトレイに設けた間
隔保持突起を隣接するサブトレイに当接させて相互間隔
を確保し、メイントレイが待機位置にある状態では、メ
イントレイにセットされた各サブトレイの前端部がメイ
ントレイの前記係合部に係合してサブトレイの相互間隔
を確保し、各サブトレイの奥端部は前記固定ガイドに係
合して相互間隔を確保することを特徴とする。
【0012】請求項2記載の光ディスク装置は、各サブ
トレイには、上面に第1の突起、下面に第2の突起を形
成し、積層されたサブトレイのうちの下からn枚目の目
的の光ディスクがセットされているサブトレイを、待機
位置からローディング位置に引き出す場合に、n枚目の
サブトレイの第1の突起が(n+1)枚目のサブトレイ
の第2の突起に当接して(n+1)枚目のサブトレイを
押し上げてn枚目と(n+1)枚目のサブトレイの間隔
を拡張するとともに、固定ガイドには、サブトレイの下
面に形成されたガイド溝に係合する案内突起と、この案
内突起の上方位置に配設され、下方のサブトレイによっ
て押し上げられて固定ガイドの案内突起がガイド溝から
外れた状態でサブトレイに係合している左右ずれ規制突
起とを設けたことを特徴とする。
【0013】請求項3記載の光ディスク装置は、積層さ
れたサブトレイのうちの下からn枚目の目的の光ディス
クがセットされているサブトレイを、待機位置からロー
ディング位置に引き出す場合に、(n+1)枚目以上の
サブトレイがローディング方向に移動しないように待機
位置に係止するサブトレイ係止手段を設けたことを特徴
とする。
【0014】請求項4記載の光ディスク装置は、積層さ
れたサブトレイのうちの下からn枚目のサブトレイを、
装置本体に設けた固定ガイドに沿って待機位置からロー
ディング位置に引き出すよう構成し、各サブトレイの下
面には、前記固定ガイドとの摺動面の終端部分に固定ガ
イドを収容する凹部を形成し、装置本体には、ローディ
ング終了直前のn枚目のサブトレイの奥端部に当接して
このn枚目のサブトレイの奥端部を押し下げる押圧手段
を設けたことを特徴とする。
【0015】請求項5記載の光ディスク装置は、請求項
1,請求項2において、積層されたサブトレイのうちの
下からn枚目のサブトレイを待機位置からローディング
位置に引き出してn枚目のサブトレイが(n+1)枚目
のサブトレイを押し上げることによって、(n+1)枚
目のサブトレイがメイントレイと(n+1)枚目のサブ
トレイとの係合個所を支点として奥端部が上方へ回動す
ることを特徴とする。
【0016】請求項6記載の光ディスク装置は、各サブ
トレイの上面に第1の突起を形成し、各サブトレイの下
面には、第2の突起と、前記固定ガイドとの摺動面の終
端部分に固定ガイドを収容する凹部を形成し、装置本体
には、ローディング終了直前のn枚目のサブトレイの奥
端部に当接してこのn枚目のサブトレイの奥端部を押し
下げる押圧手段を設け、積層されたサブトレイのうちの
下からn枚目の目的の光ディスクがセットされているサ
ブトレイを、待機位置からローディング位置に引き出す
場合に、n枚目のサブトレイの第1の突起が(n+1)
枚目のサブトレイの第2の突起に当接して(n+1)枚
目のサブトレイを押し上げてn枚目と(n+1)枚目の
サブトレイの間隔を拡張するに先立って、固定ガイドが
n枚目のサブトレイの前記凹部に位置するとともに、装
置本体の押圧手段にn枚目のサブトレイの奥端部が当接
することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。まず、本発明の光ディスク装置の
基本構造を図1〜図34に基づいて説明する。
【0018】メイントレイ1は、図1の(a)に示すよ
うに装置本体2の前面開口部3から外部に押し出された
外部位置と、図1の(b)に示すように装置本体2の内
部に引き込まれた待機位置とに駆動される。4は前面開
口部3を閉塞する扉で、ばね〔図示せず〕によって閉塞
方向に付勢されている。
【0019】外部位置のメイントレイ1には図2に示す
ように、それぞれに光ディスク5をセットしたサブトレ
イ61 〜65 が直積みされており、再生においては図1
の(c)に示すように待機位置のメイントレイ1から任
意の1枚のサブトレイ(ここでは最上段のサブトレイ6
5 をローディング位置に引き出し、このローディング位
置に引き出されたサブトレイ65 にセットされている光
ディスク5を回転駆動装置〔図示せず〕でクランプして
再生するように構成されている。
【0020】各サブトレイ61 〜65 の両側面には、図
3に示すように前端から奥端にわたって支持断部7が形
成されており、直積みされたサブトレイ61 〜65 の両
側面には隣接するサブトレイ61 〜65 の間に図19に
示すように凹部8が形成される。また、左側面について
はメイントレイ1の受面9とサブトレイ61 の間にも凹
部8が形成される。
【0021】装置本体2の内部に設けられたシャーシ1
3の側壁13R,13Lの内側には、図4,図15,図
19などに示すように待機位置に到着したメイントレイ
1にセットされているサブトレイ61 〜65 の前記の各
凹部8に係合する突部10を有した固定ガイド11a,
11bが設けられている。
【0022】図1の(b)に示すようにサブトレイ61
〜65 が待機位置にある状態、または図1の(c)に示
すようにローディング位置に引き出されたサブトレイが
ある状態で、サブトレイ61 〜65 の何れかにセットさ
れている光ディスク5を別の光ディスクに入れ換える場
合には、次のような手順で行われる。
【0023】図1の(c)に示す場合にはローディング
位置のサブトレイを図1の(d)に示すように待機位置
に戻してから光ディスクの交換が行われる。直積みされ
ている最上段のサブトレイ65 にセットされている光デ
ィスク5の交換は、図1の(e)に示すようにサブトレ
イ61 〜65 を載せたままでメイントレイ1を外部に引
き出す。これによって、光ディスク5を交換するサブト
レイ65 がメイントレイ1の上で露出しており、不要の
光ディスクを取り出して別の光ディスクをセットでき
る。
【0024】直積みされているサブトレイ64 にセット
されている光ディスク5の交換は、図1の(f)に示す
ようにサブトレイ65 を待機位置に保留して、サブトレ
イ6 1 〜64 を載せたままでメイントレイ1を外部に引
き出す。これによって、光ディスク5を交換するサブト
レイ64 がメイントレイ1の上で露出しており、不要の
光ディスクを取り出して別の光ディスクをセットでき
る。
【0025】このサブトレイ64 にセットされている光
ディスク5の交換の時に待機位置に保留されたサブトレ
イ65 は、奥端が固定ガイド11a,11bで支持され
ており、前端は外部に引き出されたメイントレイ1に載
っているサブトレイ61 〜6 4 の奥端で支持されてい
て、水平姿勢に保たれている。
【0026】サブトレイ63 ,62 ,61 にセットされ
ている光ディスク5の交換の場合も同様であって、それ
ぞれ図1の(g),(h),(i)に示すようにサブト
レイ65 と64 ,65 と64 および63 ,65 と64
3 および62 を待機位置に保留して、サブトレイ61
〜63 ,61 〜62 ,61 を載せたままでメイントレイ
1を外部に引き出し、光ディスク5を交換するサブトレ
イ63 ,62 ,61 がメイントレイ1の上で露出してお
り、不要の光ディスクを取り出して別の光ディスクをセ
ットできる。
【0027】このようにメイントレイ1にサブトレイ6
1 〜65 を直積みして装置本体2に引き込むように構成
したにもかかわらず、サブトレイ61 〜65 のうちの交
換する光ディスク5がセットされているサブトレイを露
出させた状態でメイントレイ1を引き出すことができ、
操作性が良好である。
【0028】また、メイントレイ1にサブトレイ61
5 を直積みしているので、高さの限られた装置本体2
に多くの枚数のサブトレイを収納することができる。以
上の光ディスク交換方法を実現できる図4に示した光デ
ィスク装置の詳細な構造を次に示す各工程ごとに説明す
る。
【0029】〔メイントレイの駆動系〕 〔サブトレイのローディング位置への駆動系〕 〔ローディング駆動系の昇降駆動系〕 〔光ディスク交換時の待機位置へのサブトレイ保留機
構〕 〔メイントレイの待機位置でのロック機構〕 〔緊急排出機構〕 先ず、メイントレイ1の駆動系を説明する。
【0030】〔メイントレイの駆動系〕図2に示すよう
にメイントレイ1の裏面にはラック12が形成されてお
り、メイントレイ1を装置本体2にセットした状態で
は、このラック12が、図5に示すように装置本体2の
シャーシ13に植設された軸14を回転中心とする歯車
15に噛合する。歯車15は、シャーシ13に植設され
た軸16を回転中心とするメインギヤー17の上段の一
部の区間に形成された歯17Dに噛合可能で、図4に示
すようにメインギヤー17は下段の全周に形成された歯
17Uに噛合する歯車32を介して次のようにモータ1
9によって駆動される。
【0031】シャーシ13に植設された軸20には、入
力側歯車21aと出力側歯車21bを有するフリクショ
ンギヤー21が回動自在に取り付けられている。入力側
歯車21aと出力側歯車21bの間にはフェルトを介在
させバネによって圧接させる一般公知のフリクション機
構が構成されている。
【0032】モータ19の出力軸に嵌入されたウォーム
22は歯車23を介してフリクションギヤー21の入力
側歯車21aに噛合している。シャーシ13に植設され
た軸24には、歯車25,26が回動自在に取り付けら
れており、下側の歯車25は入力側歯車21に噛合し、
上側の歯車26は出力側歯車21bに噛合している。し
たがって、フリクションギヤー21の歯車21a,21
bの間でスリップが発生するまでは、歯車25,26は
一体に回転する。
【0033】モータ19を正転させるとフリクションギ
ヤー21が矢印A方向に回転して、歯車26,27,2
8,29とアイドラギヤー30,歯車31を介して歯車
32が矢印B方向に回転し、メインギヤー17が矢印C
方向に回転し、歯車15が矢印D方向に回転してラック
12が矢印E方向に駆動されて、メイントレイ1が待機
位置に引き込まれる。
【0034】メイントレイ1が待機位置までに引き込ま
れると、シャーシ13に取り付けたマイクロスイッチ3
3aがメインギヤー17の裏面に形成された突部17a
を検出して図6に示す状態でモータ19の正転が停止す
るように制御部が構成されている。なお、メイントレイ
1を外部から待機位置に引き込む際には、ローディング
駆動系の昇降駆動系は予めサブトレイ65 をローディン
グする最上段に待機している。
【0035】〔サブトレイのローディング位置への駆動
系〕メイントレイ1が待機位置に到着してサブトレイ6
5 にセットされている光ディスク5をローディングする
場合には、図7に示すようにメイントレイ1が待機位置
に到着した状態においては、メインギヤー17の歯17
Dは図6に示したように歯車15が噛合する区間を通過
している。この状態でサブトレイ65 のローディングを
制御部に指示すると、モータ19が正転して歯車32が
矢印B方向に回転してメインギヤー17が矢印C方向に
回転し、図8と図9に示すようにメインギヤー17の歯
17Dが歯車38に噛合し、この歯車38を矢印F方向
に駆動する。歯車38の回転は、シャーシ13の裏面に
取り付けられた歯車39a,39bを介して歯車39c
に伝達され、シャーシ13の上面に取り付けられた歯車
39d,39e,39f,39g,39hを介して歯車
39iを矢印G方向に回転させる。
【0036】歯車39iはローディング駆動系の昇降台
40にピン41で枢支された扇形歯車42に噛合してお
り、歯車39iを矢印G方向に回転すると扇形歯車42
が矢印H方向に回動する。扇形歯車42の先端のピン4
3は、昇降台40にピン44で基端部が枢支された変形
レバー45に形成されている切り欠き溝46に係合して
いる。扇形歯車42が矢印H方向に回動することによっ
て変形レバー45は基端部のピン44を中心に図8に示
す状態から図9に示す状態に矢印I方向に回動する。
【0037】変形レバー45の先端の切り欠き溝47
は、昇降台40に形成された長孔48に係合してスライ
ド自在のローディングフック49のピン50に係合して
おり、変形レバー45が矢印I方向に回動するとローデ
ィングフック49が長孔48の始端部に形成されている
折曲箇所にガイドされて先端が矢印J方向に回動しなが
ら図9に示す状態に移動する。
【0038】図7,図8に示す状態から図9に示す状態
にローディングフック49が移動することによって、サ
ブトレイ65 の係合部51にローディングフック49が
係合してサブトレイ65 だけをローディング位置に引き
出す。扇形歯車42が図9に示すローディング終端位置
に回動すると、ローディング駆動系の昇降台40に取り
付けられたリーフスイッチ52に当接して、これを検出
した制御部はモータ19の正転を停止する。
【0039】なお、扇形歯車42を駆動する歯車39i
には図25に示すようにクランプ駆動用ラック76が噛
合しており、このラック76の先端に植設したピン77
は、一端部が図4に示すように昇降台40に揺動自在に
ピン78a,78bで枢支されたクランプ支持台79の
他端に形成されたカム穴80に係合している。
【0040】歯車39iが回転してラック76が昇降台
40に沿って矢印S方向にスライドすると、図26に示
すようにクランプ支持台79はカム穴80に沿って昇降
台40に近接するようにピン78a,78bを中心に回
動し、このクランプ支持台79に取り付けられた公知の
クランプ装置〔図示せず〕で、ローディング位置に到着
したサブトレイ65 にセットされている光ディスク5を
クランプして回転駆動するように構成されている。
【0041】メイントレイ1が待機位置に到着後にサブ
トレイ64 ,63 ,62 ,61 の何れかにセットされて
いる光ディスク5をローディングする場合には、昇降台
40をローディングしようとする光ディスク5のセット
されているサブトレイ64 〜61 の該当する高さに下降
させて、サブトレイ65 の場合と同様にして図10に示
すようにローディングする。
【0042】〔ローディング駆動系の昇降駆動系〕メイ
ントレイ1が待機位置にあって昇降台40を昇降する駆
動系は次のように構成されている。
【0043】図4または図8に示すように、アイドラギ
ヤー30はシャーシ13に植設された軸53に回動自在
に取り付けられたT字型レバー54に取り付けられてお
り、アイドラギヤー30が歯車31に噛合する方向にス
プリング55によって付勢されている。なお、T字型レ
バー54の下側の前記の歯車29は軸53に回転自在に
取り付けられている。
【0044】T字型レバー54の姿勢は間欠歯車56の
上面に形成されたカム56aの形状によって制御されて
いる。T字型レバー54にはカム56aに当接するピン
54aが植設されている。
【0045】間欠歯車56には歯車25に噛合する歯車
57に噛合しないよう歯の無い第1,第2の切り欠き部
56a,56bが180°の位相差で形成されている
〔図11を参照〕。
【0046】なお、ローディング駆動系の昇降駆動の運
転モードでない場合には、歯車57に噛合する位置に間
欠歯車56の第1の切り欠き部56aが位置し、間欠歯
車56が回転駆動されない。
【0047】間欠歯車56の裏面には、図11に示すよ
うにトリガー用カム56cが形成されている。また、シ
ャーシ13に植設されたピン58に枢支され引っ張りば
ね59によって先端の突起60aがトリガー用カム56
cから離間する方向に付勢されているトリガー用レバー
60は、基端部が電磁ソレノイド61の可動片61aに
係合している。
【0048】ローディング駆動系の昇降台40の降下を
実施する際には、電磁ソレノイド61に一時的に通電し
て、トリガー用レバー60を図11に示すように引っ張
りばね59の付勢に抗して矢印K方向に回動させてトリ
ガー用レバー60の突起60aで間欠歯車56を僅かだ
け矢印L方向に回動させ、間欠歯車56を歯車57に噛
合させるとともに、モータ19を正転させる。
【0049】これによって、歯車57に噛合した間欠歯
車56が矢印L方向に駆動され、トリガー用カム56a
によってT字型レバー54が軸53を中心に矢印M方向
に回動させられて図12に示すようにアイドラギヤー3
0が、シャーシ13に植設された軸62に回動自在に支
持された大径歯車63に噛合してこの大径歯車63を駆
動する。大径歯車63は間欠歯車56の第2の切り欠き
部56bが歯車57に噛合する位置に到着して間欠歯車
56と歯車57との噛合が解除されて間欠歯車56がそ
の回動位置で停止する。
【0050】この状態でモータ19を逆転させてフリク
ションギヤー21を矢印A方向とは逆方向に回動させる
と、歯車26,27,28,29とアイドラギヤー30
を介して大径歯車63が矢印N方向に回動する。
【0051】大径歯車63の裏面にはカム溝62aが形
成されており、基端部がシャーシ13に軸64で枢支さ
れた昇降駆動レバー65に植設されているピン65a
が、このカム溝62aに係合している。大径歯車63が
矢印N方向に回動すると、昇降駆動レバー65の先端部
は軸64を中心に矢印O方向に回動して、シャーシ13
の右側板13Rの外側にスライド自在に取り付けられた
昇降右ガイド板66Rの下端に係合してこの昇降右ガイ
ド板66Rを右側板13Rに沿ってシャーシ13の前面
側〔矢印P方向〕に移動させる。
【0052】なお、図4に示すように昇降右ガイド板6
6Rとシャーシ13の左側板13Lの外側にスライド自
在に取り付けられた昇降左ガイド板66Lとはそれぞれ
の上端に植設されたピン66a,66bが、中央がシャ
ーシ13の側からピン13aで回動自在に枢支された連
結レバー67の一端と他端に形成された切り欠き67
a,67bに係合しており、昇降右ガイド板66Rがシ
ャーシ13の前面側〔矢印P方向〕に移動すると、昇降
左ガイド板66Lはシャーシ13の奥端側に移動する。
【0053】昇降右ガイド板66Rには図13の(a)
に示すように、昇降ガイド孔68Ra,68Rbとスラ
イドガイド孔68Rcが穿設されており、昇降左ガイド
板66Lには図14の(a)に示すように、昇降ガイド
孔68La,68Lbとスライドガイド孔68Lcが穿
設されている。
【0054】ローディング駆動系の昇降台40の両側に
はピン40Ra,40Rb,40La,40Lbが植設
されており、昇降台40の右側面のピン40Ra,40
Rbはそれぞれシャーシ13の右側面に穿設された孔6
9Ra,69Rbを貫通して昇降右ガイド板66Rの昇
降ガイド孔68Ra,68Rbに係合している。昇降台
40の左側面のピン40La,40Lbはそれぞれシャ
ーシ13の左側面に穿設された孔69La,69Lbを
貫通して昇降左ガイド板66Lの昇降ガイド孔68L
a,68Lbに係合している。
【0055】シャーシ13の右側面に植設されたピン4
0Rcはスライドガイド孔68Rcに係合し、シャーシ
13の左側面に植設されたピン40Lcはスライドガイ
ド孔68Lcに係合している。
【0056】このように昇降右ガイド板66Rと昇降左
ガイド板66Lを連動してスライドさせることによっ
て、昇降台40は最上段〔5枚目〕のサブトレイ65
ローディング駆動系がアクセス可能な図13(a)と図
14(a)に示す停止位置と、サブトレイ64 にローデ
ィング駆動系がアクセス可能な図13(b)と図14
(b)に示す停止位置と、サブトレイ63 にローディン
グ駆動系がアクセス可能な図13(c)と図14(c)
に示す停止位置と、サブトレイ62 にローディング駆動
系がアクセス可能な図13(d)と図14(d)に示す
停止位置と、サブトレイ61 にローディング駆動系がア
クセス可能な図13(e)と図14(e)に示す停止位
置とにわたって平行に昇降することができる。
【0057】昇降左ガイド板66Lの下端には図15に
示すようにスリット板70が取り付けられており、この
スリット板70には検出孔701 〜705 が穿設されて
いる。シャーシ13には検出孔701 〜705 を検出可
能に1つのフォトインタラプタ71が固定されている。
【0058】制御部に通電を開始すると規定時間にわた
ってモータ19を正転させ、フォトインタラプタ71が
検出孔705 を検出する初期状態にセットされる。アク
セスするサブトレイを制御部に入力すると、例えば、サ
ブトレイ63 をアクセスする場合にはフォトインタラプ
タ71が2つ目の検出孔703 を検出するまでモータ1
9を逆転させて昇降台40を、図13の(b)と図14
の(b)に示す状態を経て図13の(c)と図14の
(c)に示す状態に降下させて停止する。その他のサブ
トレイをアクセスする場合も同様である。 〔光ディスク交換時の待機位置へのサブトレイ保留機
構〕シャーシ13の左側面には図14に示すように窓7
2が穿設されている。この窓72に臨んでシャーシ13
の左側面の内側には、図4と図15に示す合成樹脂製の
保留支持ブロック73が取り付けられている。
【0059】前記の固定ガイド11bが一体成形された
この保留支持ブロック73に植設された軸73aには第
1〜第4の保留レバー741 〜744 が枢支されてい
る。各保留レバー741 〜744 の一端には接触部75
aとこれよりも長い脚部75bが形成され、他端にはフ
ック75cが一体に成形されている。昇降左ガイド板6
6Lには、シャーシ13の窓72の位置に対応して第1
〜第4のカム突起661〜664 が前記保留レバー741
〜744 の間隔で形成されている。
【0060】(サブトレイ65 の光ディスク交換)ロー
ディング駆動系の昇降台40がサブトレイ65 にアクセ
ス可能な図15に示す状態にある場合には、第1〜第4
の保留レバー741 〜744 はそれぞれの脚部75bの
弾性力で発生する付勢力に抗して、昇降左ガイド板66
Lの第1〜第4のカム突起661 〜664 によって接触
部75aが矢印Q方向に押し込まれ、第1〜第4の保留
レバー741 〜744 の各フック75cは図16の
(a)〜(d)に示すように直積みされているサブトレ
イ65 〜62 の側面に形成されている凹部6aから外れ
ている。
【0061】なお、直積みされたサブトレイ61 〜65
をメイントレイ1に係止するために、サブトレイ61
5 の凹部6bに係合する板ばね1aが図2と図17に
示すようにメイントレイ1に設けられている。1bは軸
1cを中心に回動自在にメイントレイ1に取り付けられ
たストッパーで、板ばね1aの端部に形成された補助ば
ね1dによって先端がメイントレイ1の内側に突出する
ように付勢されており、ストッパー1bの先端はメイン
トレイ1にセットされたサブトレイ61 〜65の各凹部
6cに係合してセットされたサブトレイ61 〜65 が脱
落し難いように作用している。このストッパー1bはメ
イントレイ1を待機位置に引き込んだ状態では、ストッ
パー1bに一体成形されているレバー部1eがシャーシ
13の左側板13Lの内側に当接し、補助ばね1dの付
勢に抗して先端がサブトレイ61〜65 の各凹部6cか
ら外れる。
【0062】このようにメイントレイ1を待機位置に引
き込んだ状態では、サブトレイ61〜65 は板ばね1a
だけに係合して適当な係止力でメイントレイ1にロック
されている。
【0063】したがって、上記のようにローディング駆
動系の昇降台40がサブトレイ65にアクセス可能な図
15に示す状態にある場合には、第1〜第4の保留レバ
ー741 〜744 の各フック75cは図16の(a)〜
(d)に示すように直積みされているサブトレイ65
2 の凹部6aから外れているので、この状態でサブト
レイ65 の光ディスク交換を制御部に指示すると、制御
部は直ちにモータ19を正転させてメインギヤー17を
矢印C方向とは逆方向に回転させて図1の(e)に示す
ようにサブトレイ61 〜65 を載せた状態でメイントレ
イ1を装置本体2の外部に引き出し、モータ19への通
電はメインギヤー17の裏面に形成された突起17cを
マイクロスイッチ33bが検出して終了される。
【0064】(サブトレイ64 の光ディスク交換)ロー
ディング駆動系の昇降台40がサブトレイ65 にアクセ
ス可能な状態にあって、待機位置のメイントレイ1にサ
ブトレイ61 〜65 がセットされている状態でサブトレ
イ64 の光ディスク交換を制御部に指示すると、制御部
は、先ず、昇降右ガイド板66Rと昇降左ガイド板66
Lを連動してスライドさせてメイントレイ1に直積みさ
れて待機位置にある上から2枚目のサブトレイ64 にロ
ーディング駆動系がアクセス可能な図13(b)と図1
4(b)に示す停止位置に昇降台40を移動させる。
【0065】この状態では、図18の(a)に示すよう
に第1の保留レバー741 の接触部75aと昇降左ガイ
ド板66Lの第1のカム突起661 との当接が解除され
て脚部75bの弾性力で発生する付勢によって回動して
フック75cがサブトレイ6 5 の凹部6aに係合する。
第2〜第4の保留レバー742 〜744 はそれぞれの脚
部75bの弾性力で発生する付勢力に抗して、昇降左ガ
イド板66Lの第2〜第4のカム突起662 〜664
よって接触部75aが矢印Q方向に押し込まれ、図18
の(b)〜(d)に示すようにサブトレイ64 ,63
2 の凹部6aから外れている。
【0066】昇降台40の移動が完了すると、制御部は
モータ19を正転させてメイントレイ1を装置本体2の
外部に引き出し、モータ19への通電はメインギヤー1
7の裏面に形成された突起17cをマイクロスイッチ3
3bが検出して終了される。
【0067】このようにメイントレイ1を引き出すと、
図1の(f)と図19に示すように第1の保留レバー7
1 のフック75cが凹部6aに係合しているサブトレ
イ6 5 を待機位置に保留してサブトレイ61 〜64 がメ
イントレイ1とともに外部に移動してサブトレイ64
露出し、サブトレイ64 にセットされている光ディスク
だけを迅速に入れ換えることができる。
【0068】(サブトレイ63 の光ディスク交換)ロー
ディング駆動系の昇降台40がサブトレイ65 にアクセ
ス可能な状態にあって、待機位置のメイントレイ1にサ
ブトレイ61 〜65 がセットされている状態でサブトレ
イ63 の光ディスク交換を制御部に指示すると、制御部
は、先ず、昇降右ガイド板66Rと昇降左ガイド板66
Lを連動してスライドさせてメイントレイ1に直積みさ
れて待機位置にある上から3枚目のサブトレイ63 にロ
ーディング駆動系がアクセス可能な図13(c)と図1
4(c)に示す停止位置に昇降台40を移動させる。
【0069】この状態では、図20と図21の(a)
(b)に示すように第1,第2の保留レバー741 ,7
2 の接触部75aと昇降左ガイド板66Lの第1,第
2のカム突起661 ,662 との当接が解除されてフッ
ク75cがサブトレイ65 ,6 4 の凹部6aに係合す
る。第3,第4の保留レバー743 ,744 は第3,第
4のカム突起663 ,664 によって接触部75aが押
し込まれ、サブトレイ63,62 の凹部6aから外れて
いる。昇降台40の移動が完了すると、制御部はモータ
19を正転させてメイントレイ1を装置本体2の外部に
引き出し、モータ19への通電はメインギヤー17の裏
面に形成された突起17cをマイクロスイッチ33bが
検出して終了される。
【0070】このようにメイントレイ1を引き出すと、
図1の(g)に示すようにサブトレイ65 ,64 を待機
位置に保留してサブトレイ63 ,62 がメイントレイ1
とともに外部に移動してサブトレイ63 が露出し、サブ
トレイ63 にセットされている光ディスクだけを迅速に
入れ換えることができる。
【0071】(サブトレイ62 の光ディスク交換)ロー
ディング駆動系の昇降台40がサブトレイ65 にアクセ
ス可能な状態にあって、待機位置のメイントレイ1にサ
ブトレイ61 〜65 がセットされている状態でサブトレ
イ62 の光ディスク交換を制御部に指示すると、制御部
は、先ず、昇降右ガイド板66Rと昇降左ガイド板66
Lを連動してスライドさせてメイントレイ1に直積みさ
れて待機位置にある上から4枚目のサブトレイ62 にロ
ーディング駆動系がアクセス可能な図13(d)と図1
4(d)に示す停止位置に昇降台40を移動させる。
【0072】この状態では、図22に示すように第1,
第2,第3の保留レバー741 ,742 ,743 の接触
部75aと昇降左ガイド板66Lの第1,第2,第3の
カム突起661 ,662 ,663 との当接が解除されて
フック75cがサブトレイ6 5 ,64 ,63 の凹部6a
に係合している。第4の保留レバー744 は第4のカム
突起664 によって接触部75aが押し込まれ、サブト
レイ62 の凹部6aから外れている。
【0073】昇降台40の移動が完了すると、制御部は
モータ19を正転させてメイントレイ1を装置本体2の
外部に引き出し、モータ19への通電はメインギヤー1
7の裏面に形成された突起17cをマイクロスイッチ3
3bが検出して終了される。
【0074】このようにメイントレイ1を引き出すと、
図1の(h)に示すようにサブトレイ65 ,64 ,63
を待機位置に保留してサブトレイ62 がメイントレイ1
とともに外部に移動してサブトレイ62 が露出し、サブ
トレイ62 にセットされている光ディスクだけを迅速に
入れ換えることができる。
【0075】(サブトレイ61 の光ディスク交換)ロー
ディング駆動系の昇降台40がサブトレイ65 にアクセ
ス可能な状態にあって、待機位置のメイントレイ1にサ
ブトレイ61 〜65 がセットされている状態でサブトレ
イ61 の光ディスク交換を制御部に指示すると、制御部
は、先ず、昇降右ガイド板66Rと昇降左ガイド板66
Lを連動してスライドさせてメイントレイ1に直積みさ
れて待機位置にある上から4枚目のサブトレイ62 にロ
ーディング駆動系がアクセス可能な図13(e)と図1
4(e)に示す停止位置に昇降台40を移動させる。
【0076】この状態では、図23と図24(a)〜
(d)に示すように第1〜第4の保留レバー741 〜7
4 の全ての接触部75aと昇降左ガイド板66Lの第
1〜第4のカム突起661 〜664 との当接が解除され
てフック75cがサブトレイ6 5 〜62 の凹部6aに係
合している。
【0077】昇降台40の移動が完了すると、制御部は
モータ19を正転させてメイントレイ1を装置本体2の
外部に引き出し、モータ19への通電はメインギヤー1
7の裏面に形成された突起17cをマイクロスイッチ3
3bが検出して終了される。
【0078】このようにメイントレイ1を引き出すと、
図1の(i)に示すようにサブトレイ65 〜62 を待機
位置に保留してサブトレイ61 だけがメイントレイ1と
ともに外部に移動してサブトレイ61 が露出し、サブト
レイ61 にセットされている光ディスクだけを迅速に入
れ換えることができる。
【0079】〔メイントレイの待機位置でのロック機
構〕図2に示すようにメイントレイ1の底面には、突起
81が形成されている。メインギヤー17の上面には図
27に示すように軸16を中心に円弧状の突部82a,
82b,82cが形成されている。
【0080】メインギヤー17の回転によってメイント
レイ1が図27に示す状態から図28と図29に示す状
態を経て図30に示す状態に引き込まれる。メインギヤ
ー17が回転してメイントレイ1の突起81がメインギ
ヤー17の突部82a〜82cを横切るタイミングに
は、図28に示すようにメインギヤー17の突部82a
と突部82bの隙間83がメイントレイ1の突起81の
位置にあって、さらにメインギヤー17が回転すること
によって図20に示すようにメイントレイ1の突起81
はメインギヤー17の突部82a,82b,82cの内
側に侵入し、メイントレイ1が待機位置に到着した状態
では、図30に示すようにメイントレイ1の突起81は
メインギヤー17の突部cに内側から当接して、メイン
トレイ1が手動で引き抜かれようとしても突起81がメ
インギヤー17の突部82cに当接して引き出されるこ
とを禁止する。
【0081】〔緊急排出機構〕図31に示すように、歯
車機構を覆うようにシャーシ13にレバー支持台84が
ねじ止めされている。レバー支持台84にはこのレバー
支持台84に一体形成された係合片84a,84b,8
4cによって緊急排出レバー85がスライド自在に取り
付けられている。この図31および図30における緊急
排出レバー85の停止位置は、緊急排出レバー85に形
成された歯85aが通過する突部82aの歯86に係合
しない位置〔歯車機構とは連結が解除された通常位置〕
である。図32は緊急排出レバー85が通常位置にあっ
てメイントレイ1が待機位置にある状態を示している。
【0082】クランプ装置が光ディスク5をクランプし
ている状態で停電が発生した場合には、装置本体2の前
面開口部3を閉塞する扉4を開き、緊急排出レバー85
を手動で手前に引くと、緊急排出レバー85の突部85
bがメインギヤー17の突部82bに係合してメインギ
ヤー17を矢印C方向とは逆方向に回動させる〔歯車機
構に連結される緊急排出位置〕。このメインギヤー17
の回動が歯車機構を介して歯車39iに伝達されてクラ
ンプ装置によるクランプの解除ならびにローディング位
置のサブトレイを待機位置に復帰させるアンローディン
グ動作が始まる。なお、緊急排出レバー85で歯車機構
を手動で強制駆動した場合には、フリクションギヤー2
1の出力側歯車21bと入力側歯車21aとの間でスリ
ップが発生し、入力側歯車21aからモータ19までが
歯車機構から分離されるので、手動操作に必要な力を軽
くでき、緊急排出レバー85を容易に引き出すことがで
きる。
【0083】緊急排出レバー85を手動で手前に引くこ
とによって、緊急排出レバー85の歯85aとメインギ
ヤー17の突部82aの歯86とが図33,図34に示
すように噛合し、メインギヤー17を矢印C方向とは逆
方向にさらに回動させてアンローディングが完了し、続
いてメイントレイ1が待機位置から装置本体2の外部に
向けて駆動し、強制排出が完了する。
【0084】このように、停電中であっても緊急排出レ
バー85を手動操作することによってアンローディング
ならびにメイントレイ1の装置本体2の外部への駆動が
可能であって、しかも歯車機構の入力と動力源のモータ
の間に介装されたフリクションギヤー21を介装したこ
とによって僅かの力で緊急排出レバー85を引き出すこ
とができる。
【0085】以上のように、メイントレイを待機位置に
引き込むメイントレイの引き込み駆動系を、ラック1
2,歯車15などで構成し、待機位置からサブトレイを
ローディング位置に引き出し、ローディング位置へのサ
ブトレイの引き出し完了に連動してそのサブトレイにセ
ットされている光ディスクをクランプ装置で挟持するロ
ーディング駆動系を、歯車38,39a〜39i,扇形
歯車42,ローディングフック49,クランプ駆動用ラ
ック76,クランプ支持台79などで構成し、待機位置
のメイントレイから適当な1枚のサブトレイをローディ
ング位置に引き出すよう前記ローディング駆動系をサブ
トレイの積層方向に昇降駆動する昇降駆動系を、大径歯
車63,昇降駆動レバー65,昇降右ガイド板66R,
昇降左ガイド板66Lなどで構成し、引き込み駆動系と
ローディング駆動系にモータ19の回転を切り換える第
1の駆動切換手段を、メインギヤー17などで構成し、
モータ19の出力と第1の駆動切換手段の入力の間に介
装されて第1の駆動切換手段と昇降駆動系に切り換えて
回転を伝達する第2の駆動切換手段を、間欠歯車56,
アイドラギヤー30,電磁ソレノイド61などで構成し
たので、単一のモータ19だけであっても第1,第2の
駆動切換手段の切り換えによってメイントレイの引き込
みとローディングとローディング装置の昇降駆動を実現
できる。
【0086】また、ローディング完了状態で緊急排出レ
バー85を手動操作すると、ローディング駆動系が逆転
してローディング位置のサブトレイと光ディスクが待機
位置に戻され、さらに前記歯車を手動操作し続けると、
引き込み駆動系が逆転して待機位置のメイントレイが装
置本体の外部に移動して、モータ19が停止していても
全ての光ディスクを装置外部に排出できる。
【0087】図35〜図38はサブトレイ61 〜65
より具体的な形状を示している。各サブトレイ61 〜6
5 の前端部には、図37に示すようにメイントレイ1の
孔87に係合する突部88が形成されている。各サブト
レイ61 〜65 の奥端部の上面と下面には、積層用リブ
89a,89bが形成されている。なお、図37に示し
た5枚目のサブトレイ65 には、小径ディスクD8 をセ
ットするためにアダプタ99がセットされている。
【0088】メイントレイ1が外部位置にある状態で
は、各サブトレイ61 〜65 は図38の(a)に示すよ
うに、前端部の突部88がメイントレイ1の孔87に係
合して隣接するサブトレイとの間隔が確保され、奥端部
は下側のサブトレイの積層用リブ89aに上側のサブト
レイの積層用リブ89bが当接して隣接するサブトレイ
との間隔が確保されている。
【0089】メイントレイ1が待機位置にセットされた
状態では、図38の(b)に示すように、サブトレイ6
1 〜65 の後端部は固定ガイド11a,11bに支持さ
れて隣接するサブトレイとの間隔が確保される。
【0090】このように、装置本体の側に取り付けられ
ている固定ガイド11a,11bでサブトレイ61 〜6
5 の後端部の間隔を保持しているため、ローディンク機
構に対するサブトレイ61 〜65 の位置を、メイントレ
イ1にサブトレイ61 〜65の後端部の間隔を保持する
部材を設けた場合に比べて正確に位置決めできる。
【0091】また、メイントレイ1にサブトレイ61
5 の後端部の間隔を保持する部材を設けなくても済む
ため、メイントレイ1の移動経路の側方で、固定ガイド
11aの手前側のスペース90に前記第1〜第4の保留
レバー741 〜744 などで構成されるサブトレイのロ
ック機構を配設して装置の小形化に寄与できる。
【0092】図15ではサブトレイのロック機構の一部
と固定ガイド11aとが保留支持ブロック73に一体に
形成されていたが、この具体的な実施の形態では、サブ
トレイのロック機構と固定ガイド11aは別々に構成さ
れている。
【0093】具体的な実施の形態の固定ガイド11a
は、図39に示すように各サブトレイ61 〜65 を支持
する保持通路911 〜915 に、それぞれ案内突起91
aとこの案内突起91aの上方で手前側に左右ずれ規制
突起91bが形成されている。案内突起91aはサブト
レイの裏面に形成されている支持断部7の溝〔図36お
よび図40参照〕に係合してサブトレイがメイントレイ
1の移動方向に対して左右に位置ずれしないように位置
決めしている。“左右ずれ規制突起91b”の作用につ
いては、後に詳細に説明する。
【0094】支持断部7の溝の前端部には、図36およ
び図40に示すように凹部92が形成されている。図4
1の(a)はサブトレイのローディング途中の状態を示
し、図41の(b)はサブトレイがローディング終了直
前の位置に引き出された状態を示しており、この凹部9
2のサブトレイにおける位置は、サブトレイがローディ
ング終了直前の位置に引き出された状態で案内突起91
aが入り込む位置に形成されている。したがって、図4
1の(b)に示すようにローディング位置に引き出され
る際にサブトレイの前端部は、凹部92の深さ分だけ下
降する。
【0095】また、昇降台40には、図37と図41に
示すようにローディングの終了直前からローディングの
終了位置に引き出されたサブトレイに係合する押圧手段
としての押さえ部材93が固定されており、ローディン
グの終了直前には図41の(b)に示すようにサブトレ
イの積層用リブ89bが押さえ部材93のガイド面の下
面に形成された凹部93aに入り込み、かつサブトレイ
の奥端部の上面が押さえ部材93のガイド面の上面に形
成された凸部93bによって下方に押し下げられ、サブ
トレイの奥端部も下降する。
【0096】このようにローディング位置に引き出され
たサブトレイは、光ディスクを挟持して回転駆動するク
ランプ装置の間を通過して下降しており、前記クランプ
装置が光ディスクをクランプする場合の可動量を小さく
することができる。
【0097】ローディング位置に引き出されたサブトレ
イが、上記のように下降した後にさらにローディング終
了位置に向かってサブトレイが引き出されることによっ
て、引き出されたn枚目のサブトレイの上面に形成され
ている第1の突起94aが、待機位置にある(n+1)
枚目のサブトレイの下面に形成されている第2の突起9
4bに当接して、n枚目のサブトレイがサブトレイ64
の場合には図41と図42に示すように(n+1)枚目
のサブトレイ65 は、メイントレイ1の孔87とサブト
レイ65 の突部88との係合個所を支点としてサブトレ
イ65 の後端部が上方へ回動し、ローディング位置のn
枚目のサブトレイ64 との間隔が拡張される。なお、第
1の突起94aがメイントレイの薄形化を妨げないよう
各サブトレイ61 〜65 の下面には、積層状態で下側の
サブトレイの第1の突起94aを収容する凹部95が形
成されている。
【0098】したがって、メイントレイ1でのサブトレ
イ61 〜65 の積層の間隔を小さくして装置の薄形化を
図っているにもかかわらず、再生状態ではn枚目のサブ
トレイと(n+1)枚目のサブトレイ65 との間隔が拡
がるので、n枚目のサブトレイにセットされた光ディス
クが(n+1)枚目のサブトレイに接触することがなく
安定な動作を期待できる。
【0099】また、n枚目のサブトレイが(n+1)枚
目のサブトレイを押し上げるだけでなく、n枚目のサブ
トレイが待機位置から下降した後に(n+1)枚目のサ
ブトレイを押し上げているので、ローディング位置にお
けるn枚目のサブトレイと(n+1)枚目のサブトレイ
の間隔を従来よりも広くできる。換言すると、メイント
レイ1でのサブトレイ61 〜65 の積層の間隔をさらに
小さくしても従来と同じ安定した動作を期待できる。ま
た、n枚目のサブトレイの下降とn枚目のサブトレイに
よる(n+1)枚目のサブトレイの押し上げのタイミン
グは、n枚目のサブトレイの下降が(n+1)枚目のサ
ブトレイの押し上げよりも先行して行われているため、
n枚目のサブトレイの下降と(n+1)枚目のサブトレ
イの上方への回動とが同時に実施されたり、n枚目のサ
ブトレイによる(n+1)枚目のサブトレイの押し上げ
がn枚目のサブトレイの下降よりも先行して実施された
場合のように、n枚目と(n+1)枚目のサブトレイが
同時に上下動することがなく安定した動作を期待でき
る。
【0100】次に、固定ガイド11aに形成された“左
右ずれ規制突起91b”の作用を説明する。待機位置の
(n+1)枚目のサブトレイ65 と左右ずれ規制突起9
1bとの位置関係は、図44の(a)に示すようにサブ
トレイに穿設された孔96の上方に位置している。この
状態では案内突起91aはサブトレイ65 の支持断部7
の溝に係合している。
【0101】n枚目のサブトレイ64 によって(n+
1)枚目のサブトレイ65 が押し上げられることによっ
て、案内突起91aがサブトレイ65 の支持断部7の溝
から外れたとしても、この場合には図44の(b)に示
すようにサブトレイ65 の孔96に“左右ずれ規制突起
91b”が係合して、案内突起91aがサブトレイ65
の支持断部7の溝から外れた状態であってもサブトレイ
5 が左右ずれることがなく、n枚目のサブトレイ64
を待機位置に復帰させた際には、(n+1)枚目のサブ
トレイ65 の支持断部7の溝に案内突起91aが確実に
係合して初期状態に復帰させることができる。換言する
と、案内突起91aが(n+1)枚目のサブトレイ65
の支持断部7の溝から外れる程に大きく押し上げること
ができ、メイントレイ1でのサブトレイ61 〜65 の積
層の間隔をさらに小さくしても従来と同じ安定した動作
を期待できる。
【0102】なお、n枚目のサブトレイがサブトレイ6
4 の場合を例に挙げて説明しているが、サブトレイ61
〜63 の場合も同様である。各サブトレイ61 〜65
上記のように第1の突起94aを設けているため、n枚
目のサブトレイをローディング位置に引き出す際に、n
枚目のサブトレイの第1の突起94aが(n+1)枚目
のサブトレイに接触して奥端側に動かす危険があるが、
この点についてはn枚目のサブトレイをローディングす
る際には、第1〜第4の保留レバー741 〜744
(n+1)枚目のサブトレイに係合して待機位置に保持
できる。
【0103】しかし、図15に示した実施の形態では脚
部75bの弾性力だけでフック75cをサブトレイ61
〜65 の凹部6aに付勢しているため、脚部75bの弾
性力に抗して(n+1)枚目のサブトレイが移動するこ
とがある。この点を改善した具体的な実施の形態を図3
9および図45〜図47に基づいて説明する。
【0104】この具体的な実施の形態では、図15に示
した各保留レバー741 〜744 の形状ならびに第1〜
第4のカム突起661 〜664 に相当する形状が変更さ
れている。
【0105】図39に示すように、左側板13Lに対し
てスライド自在の昇降左ガイド板66Lにはカム板97
が取り付けられ、左側板13Lには保留レバー支持ブロ
ック98が取り付けられている。保留レバー支持ブロッ
ク98の軸98aにはカム板97のカム形状を検出する
保留レバー7410,7420,7430,7440が回動自在
にセットされている。
【0106】カム板97には一定ピッチで第1〜第8の
カム971 〜978 が形成されている。保留レバー74
10には、一端に第1のカム971 を検出する接触部74
aが形成され、他端にはサブトレイ65 の凹部6aに係
合するフック74cと第2のカム972 を検出する接触
部74bが形成されている。また、保留レバー7410
一端の上面には係合片74dが形成され、保留レバー7
10の一端の下面には係合片74dが係合可能な凹部7
4eが形成されている。
【0107】保留レバー7420,7430,7440につい
ても保留レバー7410と同様であって、このような保留
レバー7410,〜7440を積み重ねて保留レバー支持ブ
ロック98の軸98aにセットされている。
【0108】図45の(a)〜(d)は昇降台40が5
枚目のサブトレイ65 をローディング位置に引き出す高
さにある状態を示している。保留レバー7410〜7440
の各接触部74aが第1,第3,第5,第7のカム97
1 ,973 ,975 ,977を検出して、保留レバー7
10〜7440のフック74cがサブトレイ61 〜65
凹部6aから外れた状態になっている。
【0109】図46の(a)〜(d)は昇降台40が4
枚目のサブトレイ64 をローディング位置に引き出す高
さにある状態を示している。保留レバー7410が第2の
カム972 を検出して保留レバー7410のフック74c
がサブトレイ65 に係合する。このように、4枚目のサ
ブトレイ64 をローディング位置に引き出す際には、接
触部74bが第2のカム972 に当接していてフック7
4cがサブトレイ65から外れる方向に保留レバー74
10が回動できないようにロックされるため、4枚目のサ
ブトレイ64 の引き出しによっても5枚目のサブトレイ
5 は移動しない。
【0110】図47の(a)〜(d)は昇降台40が3
枚目のサブトレイ63 をローディング位置に引き出す高
さにある状態を示している。保留レバー7420の接触部
74bが第4のカム744 を検出して保留レバー7420
のフック74cがサブトレイ64 に係合する。この状態
において保留レバー7410は、保留レバー7410の接触
部74a,74bが第1,第2のカム971 ,972
検出していないにもかかわらず、保留レバー7420の係
合片74dが保留レバー7410の凹部74eに係合し、
保留レバー7410はフック74cがサブトレイ65 に係
合する方向へ保留レバー7420によって付勢される。こ
のように、3枚目のサブトレイ63 をローディング位置
に引き出す際には、第4のカム974 に当接していてフ
ック74cがサブトレイ64 から外れる方向に回動でき
ないように保留レバー7420、ならびに保留レバー74
10がロックされ、3枚目のサブトレイ63 の引き出しに
よっても第4枚目と5枚目のサブトレイ64 ,65 は移
動しない。
【0111】なお、同様にして2枚目のサブトレイ62
をローディング位置に引き出す際には、保留レバー74
30のフック74cが3枚目のサブトレイ63 に係合し、
保留レバー7420が保留レバー7430によって保留レバ
ー7420のフック74cが4枚目のサブトレイ64 に係
合する方向に付勢され、保留レバー7410が保留レバー
7420によって保留レバー7410のフック74cが5枚
目のサブトレイ65 に係合する方向に付勢されて、2枚
目のサブトレイ62 の引き出しによっても3枚目と4枚
目および5枚目のサブトレイ63 ,64 ,65 は移動し
ない。
【0112】1枚目のサブトレイ61 をローディング位
置に引き出す際には、保留レバー7440のフック74c
が2枚目のサブトレイ62 に係合し、保留レバー7430
が保留レバー7440によって保留レバー7430のフック
74cが3枚目のサブトレイ63 に係合する方向に付勢
され、保留レバー7420が保留レバー7430によって保
留レバー7420のフック74cが4枚目のサブトレイ6
4 に係合する方向に付勢され、保留レバー7410が保留
レバー7420によって保留レバー7410のフック74c
が5枚目のサブトレイ65 に係合する方向に付勢され
て、1枚目のサブトレイ61 の引き出しによっても2枚
目と3枚目と4枚目および5枚目のサブトレイ62 ,6
3 ,64 ,65 は移動しない。
【0113】このように各保留レバー741 〜744
らびに第1〜第8のカム971 〜988 を構成すること
によって、各サブトレイ61 〜65 の上面に第1の突起
94aを設けているにもかかわらず、n枚目のサブトレ
イをローディング位置に引き出す際に、(n+1)枚目
以上のサブトレイが誤って奥端側に動くような事態の発
生を回避できる。
【0114】また、各保留レバー741 〜744 に係合
片74dと凹部74eを設けて、上側の保留レバーを下
側の保留レバーに連動して動かすことができ、カム板9
7の第1〜第8のカム971 〜988 の形状を簡潔にす
ることができる。具体的には、第2,第4,第6のカム
972 ,984 ,986 の長さを短くすることができ、
カム板97が突出するように左側板13Lに穿設されて
いる窓72〔図14を参照〕の長さ方向の開口面積を小
さくすることができ、窓72を穿設することによる左側
板13Lの強度の低下を軽減できる。
【0115】
【発明の効果】請求項1記載の構成によると、メイント
レイにはサブトレイの前端部が係合する係合部を設け、
各サブトレイの奥端部には隣接するサブトレイに当接す
る間隔保持突起を設け、装置本体には待機位置の各サブ
トレイに係合して間隔保持する固定ガイドを設け、メイ
ントレイが装置本体の外部にある状態では、メイントレ
イにセットされた各サブトレイの前端部がメイントレイ
の前記係合部に係合してサブトレイの相互間隔を確保
し、奥端部は各サブトレイに設けた間隔保持突起を隣接
するサブトレイに当接させて相互間隔を確保し、メイン
トレイが待機位置にある状態では、メイントレイにセッ
トされた各サブトレイの前端部がメイントレイの前記係
合部に係合してサブトレイの相互間隔を確保し、各サブ
トレイの奥端部は前記固定ガイドに係合して相互間隔を
確保するため、サブトレイの奥端部を支持する間隔保持
ガイドをメイントレイに設けた場合に比べて、装置本体
に対するサブトレイの正確な位置決めを実現できる。ま
た、サブトレイの奥端部を支持する間隔保持ガイドをメ
イントレイに設けなくても済むため、装置本体の前記メ
イントレイの移動経路の側方で固定ガイドから前側のス
ペースに、サブトレイを待機位置に係止するロック機構
を配設することができ、装置本体の小形化にも寄与でき
る。
【0116】請求項2記載の構成によると、各サブトレ
イには、上面に第1の突起、下面に第2の突起を形成
し、積層されたサブトレイのうちの下からn枚目の目的
の光ディスクがセットされているサブトレイを、待機位
置からローディング位置に引き出す場合に、n枚目のサ
ブトレイの第1の突起が(n+1)枚目のサブトレイの
第2の突起に当接して(n+1)枚目のサブトレイを押
し上げてn枚目と(n+1)枚目のサブトレイの間隔を
拡張するとともに、固定ガイドには、サブトレイの下面
に形成されたガイド溝に係合する案内突起と、この案内
突起の上方位置に配設され、下方のサブトレイによって
押し上げられて固定ガイドの案内突起がガイド溝から外
れた状態でサブトレイに係合している左右ずれ規制突起
とを設けたため、n枚目のサブトレイのローディングに
ともなって(n+1)枚目のサブトレイとの間隔を、
(n+1)枚目のサブトレイが固定ガイドの案内突起か
ら外れる程度に大きくした場合であっても、(n+1)
枚目のサブトレイが左右ずれ規制突起に係合して(n+
1)枚目のサブトレイ左右のずれを回避できる。したが
って、メイントレイでのサブトレイの積層間隔を、n枚
目のサブトレイのローディングに際して(n+1)枚目
のサブトレイを大きく押し上げる必要があっても小さく
することができ、装置本体の小形化に寄与できる。
【0117】請求項3記載の構成によると、積層された
サブトレイのうちの下からn枚目の目的の光ディスクが
セットされているサブトレイを、待機位置からローディ
ング位置に引き出す場合に、(n+1)枚目以上のサブ
トレイがローディング方向に移動しないように待機位置
に係止するサブトレイ係止手段を設けたため、n枚目の
サブトレイのローディングに際して(n+1)枚目のサ
ブトレイを押し上げる場合に、(n+1)枚目以上のサ
ブトレイがサブトレイ係止手段によってロックされ、
(n+1)枚目以上のサブトレイを確実に待機位置に留
めることができ、安定した動作を期待できる。
【0118】請求項4記載の構成によると、積層された
サブトレイのうちの下からn枚目のサブトレイを、装置
本体に設けた固定ガイドに沿って待機位置からローディ
ング位置に引き出すよう構成し、各サブトレイの下面に
は、前記固定ガイドとの摺動面の終端部分に固定ガイド
を収容する凹部を形成し、装置本体には、ローディング
終了直前のn枚目のサブトレイの奥端部に当接してこの
n枚目のサブトレイの奥端部を押し下げる押圧手段を設
けたため、n枚目のディスクのローディングによってこ
のn枚目のディスクを下降させることができ、n枚目の
ディスクをクランプ装置がクランプする場合の可動量を
小さくすることができる。また、n枚目のディスクを下
降させることによって待機位置にある(n+1)枚目の
サブトレイとの間隔を拡張できる。
【0119】請求項5記載の構成によると、請求項1,
請求項2において、n枚目のサブトレイをローディング
する場合に、(n+1)枚目のサブトレイを(n+1)
枚目のサブトレイの前端部とメイントレイとの係合個所
を支点として奥端部が上方へ回動するので、サブトレイ
全体を上方へ移動させる場合に比べ、サブトレイ前面部
の上隙間を小さくすることができ、サブトレイへ2枚の
ディスクが同時に装着される等の誤装着を未然に防止す
ることができる。
【0120】請求項6記載の構成によると、n枚目のサ
ブトレイを待機位置からローディング位置に引き出す場
合に、n枚目のサブトレイを下降させるとともに(n+
1)枚目のサブトレイを押し上げてn枚目と(n+1)
枚目のサブトレイの間隔を拡張するので、(n+1)枚
目のサブトレイを押し上げるだけの構成に比べて前記の
間隔を大きくすることができ、装置本体の小形化に寄与
できる。また、n枚目のサブトレイを下降させてから
(n+1)枚目のサブトレイを押し上げるので、安定し
た動作を実現できる。また、(n+1)枚目のサブトレ
イを押し上げてからn枚目のサブトレイを下降させる場
合に比べて、(n+1)枚目のサブトレイの上昇量を極
力小さくでき、装置の小形化に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的構造における光ディスク交換方
法の説明図である。
【図2】本発明の基本的構造における光ディスク装置本
体とメイントレイとサブトレイの斜視図である。
【図3】本発明の基本的構造におけるサブトレイの裏面
の斜視図である。
【図4】本発明の基本的構造における光ディスク装置本
体の内部の平面図である。
【図5】本発明の基本的構造におけるメイントレイの駆
動機構の拡大平面図である。
【図6】本発明の基本的構造におけるメイントレイの駆
動機構の引き込み完了状態の拡大平面図である。
【図7】本発明の基本的構造における光ディスク装置本
体の待機位置にメイントレイを引き込んだ状態の平面図
である。
【図8】本発明の基本的構造におけるローディング装置
の駆動系の平面図である。
【図9】本発明の基本的構造におけるローディング装置
の駆動系のローディング終了状態の平面図である。
【図10】本発明の基本的構造における待機位置のサブ
トレイのうちの一枚をローディング位置に移動させた状
態の平面図である。
【図11】本発明の基本的構造におけるモータの動力伝
達系をメイントレイの駆動系からローディング装置を昇
降させる駆動系へ切り換える要部の拡大平面図である。
【図12】本発明の基本的構造におけるローディング装
置を昇降させる駆動系の拡大平面図である。
【図13】本発明の基本的構造における装置本体の右側
面図である。
【図14】本発明の基本的構造における装置本体の左側
面図である。
【図15】本発明の基本的構造におけるメイントレイが
待機位置にあってローディング装置が最上段(5枚目)
のサブトレイをローディング可能な高さに位置する場合
の保留機構の分解斜視図である。
【図16】本発明の基本的構造におけるローディング装
置が5枚目のサブトレイをローディング可能な高さに位
置する場合の保留機構の分解図である。
【図17】本発明の基本的構造におけるメイントレイへ
のサブトレイの係止状態を示す分解斜視図である。
【図18】本発明の基本的構造におけるローディング装
置が4枚目のサブトレイをローディング可能な高さに位
置する場合の保留機構の分解図である。
【図19】本発明の基本的構造における4枚目のサブト
レイにセットされている光ディスクの交換を命令して、
5枚目の光ディスクが待機位置に保留されたままでメイ
ントレイが装置本体の外部に移動した場合の斜視図であ
る。
【図20】本発明の基本的構造におけるローディング装
置が3枚目のサブトレイをローディング可能な高さに位
置する場合の保留機構の分解斜視図である。
【図21】本発明の基本的構造におけるローディング装
置が3枚目のサブトレイをローディング可能な高さに位
置する場合の保留機構の分解図である。
【図22】本発明の基本的構造におけるローディング装
置が2枚目のサブトレイをローディング可能な高さに位
置する場合の保留機構の分解図である。
【図23】本発明の基本的構造におけるローディング装
置が1枚目のサブトレイをローディング可能な高さに位
置する場合の保留機構の分解斜視図である。
【図24】本発明の基本的構造におけるローディング装
置が1枚目のサブトレイをローディング可能な高さに位
置する場合の保留機構の分解図である。
【図25】本発明の基本的構造における光ディスククラ
ンプ装置の駆動系のクランプ前の側面図である。
【図26】本発明の基本的構造における光ディスククラ
ンプ装置の駆動系のクランプ中の側面図である。
【図27】本発明の基本的構造におけるメイントレイの
ストッパー機構を説明する工程図である。
【図28】本発明の基本的構造におけるメイントレイの
ストッパー機構を説明する工程図である。
【図29】本発明の基本的構造におけるメイントレイの
ストッパー機構を説明する工程図である。
【図30】本発明の基本的構造におけるメイントレイの
ストッパー機構を説明する工程図である。
【図31】本発明の基本的構造における緊急排出機構を
説明する平面図である。
【図32】本発明の基本的構造における緊急排出過程の
説明図である。
【図33】本発明の基本的構造における緊急排出過程の
説明図である。
【図34】本発明の基本的構造における緊急排出過程の
説明図である。
【図35】本発明の実施の形態のサブトレイの上面側の
斜視図である。
【図36】同実施の形態のサブトレイの下面側の斜視図
である。
【図37】同実施の形態の5枚目のサブトレイを待機位
置からローディング位置に引き出した状態の説明図であ
る。
【図38】同実施の形態のメイントレイが外部位置と待
機位置にある状態のサブトレイの積層状態の説明図であ
る。
【図39】同実施の形態のサブトレイのロック機構の分
解斜視図である。
【図40】同実施の形態のサブトレイの上面の要部平面
図である。
【図41】同実施の形態のサブトレイの引き出し案内過
程の説明図である。
【図42】同実施の形態の4枚目のサブトレイをローデ
ィング位置に引き出した場合のメイントレイ部分の断面
図である。
【図43】同実施の形態の4枚目のサブトレイをローデ
ィング位置に引き出した場合のメイントレイ部分の斜視
図である。
【図44】同実施の形態の4枚目のサブトレイをローデ
ィング位置へ引き出したことによって押し上げられる5
枚目のサブトレイと固定ガイドの説明図である。
【図45】同実施の形態の5枚目のサブトレイをローデ
ィングした場合のロック機構の説明図である。
【図46】同実施の形態の4枚目のサブトレイをローデ
ィングした場合のロック機構の説明図である。
【図47】同実施の形態の3枚目のサブトレイをローデ
ィングした場合のロック機構の説明図である。
【符号の説明】
1 メイントレイ 2 装置本体 5 光ディスク 61 〜65 サブトレイ 11a 固定ガイド 40 ローディング駆動系の昇降台 7410,7420,7430,7440 保留レバー 87 孔〔係合部〕 89a,89b 積層用リブ〔間隔保持用突起〕 91a 案内突起〔固定ガイド〕 91b 左右ずれ規制突起 92 凹部 93 押さえ部材〔押圧手段〕 94a,94b 第1,第2の突起 96 孔 97 カム板 971 〜978 第1〜第8のカム 98 保留レバー支持ブロック

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サブトレイがセットされたメイントレイ
    を、装置本体の外部から内部の待機位置に引き込み、待
    機位置の前記メイントレイに載置されているサブトレイ
    をローディング位置に引き出し、ローディング位置への
    サブトレイの引き出し完了に連動してそのサブトレイに
    セットされている光ディスクをクランプ装置で挟持しな
    がら回転駆動して再生に供する光ディスク装置であっ
    て、 メイントレイにはサブトレイの前端部が係合する係合部
    を設け、 各サブトレイの奥端部には隣接するサブトレイに当接す
    る間隔保持突起を設け、 装置本体には待機位置の各サブトレイに係合して間隔保
    持する固定ガイドを設け、 メイントレイが装置本体の外部にある状態では、メイン
    トレイにセットされた各サブトレイの前端部がメイント
    レイの前記係合部に係合してサブトレイの相互間隔を確
    保し、奥端部は各サブトレイに設けた間隔保持突起を隣
    接するサブトレイに当接させて相互間隔を確保し、 メイントレイが待機位置にある状態では、メイントレイ
    にセットされた各サブトレイの前端部がメイントレイの
    前記係合部に係合してサブトレイの相互間隔を確保し、
    各サブトレイの奥端部は前記固定ガイドに係合して相互
    間隔を確保する光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 サブトレイがセットされたメイントレイ
    を、装置本体の外部から内部の待機位置に引き込み、待
    機位置の前記メイントレイに載置されているサブトレイ
    を装置本体に設けた固定ガイドに沿って待機位置からロ
    ーディング位置に引き出し、ローディング位置へのサブ
    トレイの引き出し完了に連動してそのサブトレイにセッ
    トされている光ディスクをクランプ装置で挟持しながら
    回転駆動して再生に供する光ディスク装置であって、 各サブトレイには、 上面に第1の突起、下面に第2の突起を形成し、積層さ
    れたサブトレイのうちの下からn枚目の目的の光ディス
    クがセットされているサブトレイを、待機位置からロー
    ディング位置に引き出す場合に、n枚目のサブトレイの
    第1の突起が(n+1)枚目のサブトレイの第2の突起
    に当接して(n+1)枚目のサブトレイを押し上げてn
    枚目と(n+1)枚目のサブトレイの間隔を拡張すると
    ともに、 固定ガイドには、 サブトレイの下面に形成されたガイド溝に係合する案内
    突起と、この案内突起の上方位置に配設され、下方のサ
    ブトレイによって押し上げられて固定ガイドの案内突起
    がガイド溝から外れた状態でサブトレイに係合している
    左右ずれ規制突起とを設けた光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 複数枚のサブトレイが積層されたメイン
    トレイを、装置本体の外部から内部の待機位置に引き込
    み、待機位置の前記メイントレイに載置されているサブ
    トレイをローディング位置に引き出し、ローディング位
    置へのサブトレイの引き出し完了に連動してそのサブト
    レイにセットされている光ディスクをクランプ装置で挟
    持しながら回転駆動して再生に供する光ディスク装置で
    あって、 積層されたサブトレイのうちの下からn枚目の目的の光
    ディスクがセットされているサブトレイを、待機位置か
    らローディング位置に引き出す場合に、(n+1)枚目
    以上のサブトレイがローディング方向に移動しないよう
    に待機位置に係止するサブトレイ係止手段を設けた光デ
    ィスク装置。
  4. 【請求項4】 複数枚のサブトレイが積層されたメイン
    トレイを、装置本体の外部から内部の待機位置に引き込
    み、待機位置の前記メイントレイに載置されているサブ
    トレイをローディング位置に引き出し、ローディング位
    置へのサブトレイの引き出し完了に連動してそのサブト
    レイにセットされている光ディスクをクランプ装置で挟
    持しながら回転駆動して再生に供する光ディスク装置で
    あって、 積層されたサブトレイのうちの下からn枚目のサブトレ
    イを、装置本体に設けた固定ガイドに沿って待機位置か
    らローディング位置に引き出すよう構成し、 各サブトレイの下面には、前記固定ガイドとの摺動面の
    終端部分に固定ガイドを収容する凹部を形成し、 装置本体には、ローディング終了直前のn枚目のサブト
    レイの奥端部に当接してこのn枚目のサブトレイの奥端
    部を押し下げる押圧手段を設けた光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 積層されたサブトレイのうちの下からn
    枚目のサブトレイを待機位置からローディング位置に引
    き出してn枚目のサブトレイが(n+1)枚目のサブト
    レイを押し上げることによって、(n+1)枚目のサブ
    トレイがメイントレイと(n+1)枚目のサブトレイと
    の係合個所を支点として奥端部が上方へ回動する請求項
    1,請求項2記載の光ディスク装置。
  6. 【請求項6】 サブトレイがセットされたメイントレイ
    を、装置本体の外部から内部の待機位置に引き込み、待
    機位置の前記メイントレイに載置されているサブトレイ
    を装置本体に設けた固定ガイドに沿って待機位置からロ
    ーディング位置に引き出し、ローディング位置へのサブ
    トレイの引き出し完了に連動してそのサブトレイにセッ
    トされている光ディスクをクランプ装置で挟持しながら
    回転駆動して再生に供する光ディスク装置であって、 各サブトレイの上面に第1の突起を形成し、各サブトレ
    イの下面には、第2の突起と、前記固定ガイドとの摺動
    面の終端部分に固定ガイドを収容する凹部を形成し、 装置本体には、ローディング終了直前のn枚目のサブト
    レイの奥端部に当接してこのn枚目のサブトレイの奥端
    部を押し下げる押圧手段を設け、 積層されたサブトレイのうちの下からn枚目の目的の光
    ディスクがセットされているサブトレイを、待機位置か
    らローディング位置に引き出す場合に、n枚目のサブト
    レイの第1の突起が(n+1)枚目のサブトレイの第2
    の突起に当接して(n+1)枚目のサブトレイを押し上
    げてn枚目と(n+1)枚目のサブトレイの間隔を拡張
    するに先立って、固定ガイドがn枚目のサブトレイの前
    記凹部に位置するとともに、装置本体の押圧手段にn枚
    目のサブトレイの奥端部が当接する光ディスク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001059787A1 (en) * 2000-02-08 2001-08-16 Thomson Licensing S.A. Container for optical disks, tray and magazine type player therefor

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