JP3098176B2 - 光ディスク装置とそのディスク交換方法 - Google Patents

光ディスク装置とそのディスク交換方法

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JP3098176B2
JP3098176B2 JP07158245A JP15824595A JP3098176B2 JP 3098176 B2 JP3098176 B2 JP 3098176B2 JP 07158245 A JP07158245 A JP 07158245A JP 15824595 A JP15824595 A JP 15824595A JP 3098176 B2 JP3098176 B2 JP 3098176B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンパクトディスクを再
生または記録する光ディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平3−216857号公報には、複
数枚のサブトレイがセットされたメイントレイを、光デ
ィスク装置本体の外部から内部の待機位置に引き込み、
待機位置のメイントレイに載置されている複数枚のサブ
トレイのうちの任意の1つのサブトレイをローディング
位置に引き出し、ローディング位置に引き出されたサブ
トレイにセットされた光ディスクを再生に供する光ディ
スク装置が開示されている。
【0003】この光ディスク装置のメイントレイには、
サブトレイを一定間隔で保持する溝が形成されており、
待機位置にメイントレイを引き込んだ状態で任意の1つ
のサブトレイにセットされている光ディスク〔以下、デ
ィスクと称す〕を交換する場合には、その任意の1つの
サブトレイとメイントレイとを光ディスク装置本体の外
部に引き出し、光ディスク装置本体の外部に引き出され
たサブトレイにセットされているディスクを取り外し、
新しいディスクをセットし、メイントレイを待機位置に
戻す手順でディスクの交換が実施されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなディスク交
換方法では、サブトレイを一定間隔で保持する溝をメイ
ントレイに形成し、各サブトレイが単独でメイントレイ
に対して移動できるように構成されている。
【0005】しかし、このようにメイントレイにサブト
レイを一定間隔で保持する溝を形成した場合には、メイ
ントレイへの前記の溝にサブトレイを一枚つづ装着する
ことが必要であって、操作性が悪い。
【0006】また、サブトレイを一定間隔で保持するの
で、限られた高さのメイントレイにセットできるサブト
レイの枚数が少なくなる問題がある。本発明はメイント
レイにサブトレイを直積みでセットして任意の1つのサ
ブトレイにセットされているディスクを記録または再生
することができる光ディスク装置を提供することを目的
とする。
【0007】また、メイントレイにサブトレイを直積み
でセットした場合にディスクを操作性よく交換できるデ
ィスク交換方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の光ディス
ク装置は、複数枚のサブトレイがセットされたメイント
レイを、装置本体の外部から内部の待機位置に引き込
み、待機位置のメイントレイに載置されている複数枚の
サブトレイのうちの任意の1つのサブトレイをローディ
ング位置に引き出し、ローディング位置に引き出された
サブトレイにセットされた光ディスクを記録または再生
に供する光ディスク装置において、前記メイントレイ
を、下段のサブトレイの上に上段のサブトレイを直積み
して収容するように構成し、サブトレイの両側面には前
端から奥端にわたって支持断部を形成し、直積みされた
サブトレイの前記支持断部に係合する支持ガイドを装置
本体のシャーシの両側壁の内側に形成し、メイントレイ
にセットされて装置本体の外部にサブトレイを引き出し
た状態では、前記支持ガイドに支持断部が係合して待機
位置に保留されているサブトレイの前端が、メイントレ
イにセットされて装置本体の外部に引き出された直積み
されたサブトレイのうちの最上段のサブトレイの奥端に
係合して水平に支持されるように構成したことを特徴と
する。
【0009】請求項2記載の光ディスク装置におけるデ
ィスク交換方法は、複数枚のサブトレイがセットされた
メイントレイを、装置本体の外部から内部の待機位置に
引き込み、待機位置のメイントレイに載置されている複
数枚のサブトレイのうちの任意の1つのサブトレイをロ
ーディング位置に引き出し、ローディング位置に引き出
されたサブトレイにセットされた光ディスクを記録また
は再生に供する光ディスク装置において、メイントレイ
に複数枚のサブトレイを直積みするとともに、待機位置
のメイントレイに載置されている複数枚のサブトレイの
うちの下からN番目のサブトレイにセットされている光
ディスクを交換する場合に、メイントレイにセットされ
たサブトレイのうちの下から(N+1)番目以上のサブ
トレイを待機位置に保留した状態でメイントレイと下か
らN番目までのサブトレイを装置本体の外部に引き出
し、待機位置に保留されているサブトレイの奥端を装置
本体のシャーシの両側壁の内側に形成された支持ガイド
によって支持し、待機位置に保留されているサブトレイ
の前端をメイントレイにセットされて装置本体の外部に
引き出された直積みされたサブトレイのうちの下からN
番目の最上段のサブトレイの奥端に係合して支持し、装
置本体の外部に引き出された直積みされたサブトレイの
うちの最上段のサブトレイにセットされている光ディス
クを交換することを特徴とする。
【0010】請求項3記載のディスク交換方法は、請求
項2において、ローディング位置に引き出したサブトレ
イがある場合には、光ディスクの交換に際して、ローデ
ィング位置のサブトレイを待機位置に復帰させることを
特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1の構成によると、メイントレイに複数
枚のサブトレイを直積みして装置本体の待機位置にセッ
トすると、装置本体に設けた支持ガイドに各サブトレイ
の支持断部が支持される。また、メイントレイにセット
されて装置本体の外部に引き出されたサブトレイの奥端
の少なくとも一部と待機位置に保留されているサブトレ
イの前端の少なくとも一部とがオーバーラップするの
で、直積みされたサブトレイのうちの最下層から所定の
枚数のサブトレイをメイントレイとともに装置本体の外
部に移動させた場合であっても、奥端が装置本体の支持
ガイドに係合して待機位置に保留されているサブトレイ
の前端はメイントレイに直積みされたサブトレイの奥端
で支持されており、待機位置に保留されているサブトレ
イは水平姿勢に保持される。
【0012】請求項2の構成によると、待機位置のメイ
ントレイに載置されている複数枚のサブトレイのうちの
下からN番目のサブトレイにセットされている光ディス
クを交換する場合に、下からN番目のサブトレイをメイ
ントレイとともに装置本体の外部に引き出すので、光デ
ィスクを交換しようとするサブトレイが装置本体の外部
に現れる。
【0013】請求項3の構成によると、サブトレイにセ
ットされている光ディスクを交換する際に待機位置から
ローディング位置に引き出したサブトレイがある場合に
は、ローディング位置のサブトレイを待機位置に復帰さ
せてから、請求項2のディスク交換方法を実施する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図24に基づ
いて説明する。本発明の光ディスク装置のメイントレイ
1は、図1の(a)に示すように装置本体2の前面開口
部3から外部に押し出された外部位置と、図1の(b)
に示すように装置本体2の内部に引き込まれた待機位置
とに駆動される。4は前面開口部3を閉塞する扉で、ば
ね〔図示せず〕によって閉塞方向に付勢されている。
【0015】メイントレイ1には図2に示すように、そ
れぞれにディスク5をセットしたサブトレイ61 〜65
が直積みされており、記録または再生においては図1の
(c)に示すように待機位置のメイントレイ1から任意
の1枚のサブトレイ(ここでは最上段のサブトレイ65
をローディング位置に引き出し、このローディング位置
に引き出されたサブトレイ65 にセットされているディ
スク5を回転駆動装置〔図示せず〕でクランプして記録
または再生するように構成されている。
【0016】各サブトレイ61 〜65 の両側面には、図
3に示すように前端から奥端にわたって支持断部7が形
成されており、直積みされたサブトレイ61 〜65 の両
側面には隣接するサブトレイ61 〜65 の間に図19に
示すように凹部8が形成される。また、左側面について
はメイントレイ1の受面9とサブトレイ61 の間にも凹
部8が形成される。
【0017】装置本体2の内部に設けられたシャーシ1
3の側壁13R,13Lの内側には、図4,図15,図
19などに示すように待機位置に到着したメイントレイ
1にセットされているサブトレイ61 〜65 の前記の各
凹部8に係合する突部10を有した支持ガイド11a,
11bが設けられている。
【0018】図1の(b)に示すようにサブトレイ61
〜65 が待機位置にある状態、または図1の(c)に示
すようにローディング位置に引き出されたサブトレイが
ある状態で、サブトレイ61 〜65 の何れかにセットさ
れているディスク5を別のディスクに入れ換える場合に
は、次のような手順で行われる。
【0019】図1の(c)に示す場合にはローディング
位置のサブトレイを図1の(d)に示すように待機位置
に戻してからディスクの交換が行われる。直積みされて
いる最上段のサブトレイ65 にセットされているディス
ク5の交換は、図1の(e)に示すようにサブトレイ6
1 〜65 を載せたままでメイントレイ1を外部に引き出
す。これによって、ディスク5を交換するサブトレイ6
5がメイントレイ1の上で露出しており、不要のディス
クを取り出して別のディスクをセットできる。
【0020】直積みされているサブトレイ64 にセット
されているディスク5の交換は、図1の(f)に示すよ
うにサブトレイ65 を待機位置に保留して、サブトレイ
1〜64 を載せたままでメイントレイ1を外部に引き
出す。これによって、ディスク5を交換するサブトレイ
4 がメイントレイ1の上で露出しており、不要のディ
スクを取り出して別のディスクをセットできる。
【0021】このサブトレイ64 にセットされているデ
ィスク5の交換の時に待機位置に保留されたサブトレイ
5 は、奥端が支持ガイド11a,11bで支持されて
おり、前端は外部に引き出されたメイントレイ1に載っ
ているサブトレイ61 〜64の奥端で支持されていて、
水平姿勢に保たれている。
【0022】サブトレイ63 ,62 ,61 にセットされ
ているディスク5の交換の場合も同様であって、それぞ
れ図1の(g),(h),(i)に示すようにサブトレ
イ6 5 と64 ,65 と64 および63 ,65 と64 と6
3 および62 を待機位置に保留して、サブトレイ61
3 ,61 〜62 ,61 を載せたままでメイントレイ1
を外部に引き出し、ディスク5を交換するサブトレイ6
3 ,62 ,61 がメイントレイ1の上で露出しており、
不要のディスクを取り出して別のディスクをセットでき
る。
【0023】このようにメイントレイ1にサブトレイ6
1 〜65 を直積みして装置本体2に引き込むように構成
したにもかかわらず、サブトレイ61 〜65 のうちの交
換するディスク5がセットされているサブトレイを露出
させた状態でメイントレイ1を引き出すことができ、操
作性が良好である。
【0024】また、メイントレイ1にサブトレイ61
5 を直積みしているので、高さの限られた装置本体2
に多くの枚数のサブトレイを収納することができる。以
上のディスク交換方法を実現できる図4に示した光ディ
スク装置の詳細な構造を次に示す各工程ごとに説明す
る。
【0025】〔メイントレイ1の駆動系〕 〔サブトレイのローディング位置への駆動系〕 〔ローディング機構の昇降駆動系〕 〔ディスク交換時の待機位置へのサブトレイ保留機構〕 先ず、メイントレイ1の駆動系を説明する。
【0026】〔メイントレイ1の駆動系〕図2に示すよ
うにメイントレイ1の裏面にはラック12が形成されて
おり、メイントレイ1を装置本体2にセットした状態で
は、このラック12が、図5に示すように装置本体2の
シャーシ13に植設された軸14を回転中心とする歯車
15に噛合する。歯車15は、シャーシ13に植設され
た軸16を回転中心とするメインギヤー17の下段の一
部の区間に形成された歯17D に噛合可能で、図4に示
すようにメインギヤー17は上段の全周に形成された歯
17U に噛合する歯車32を介して次のようにモータ1
9によって駆動される。
【0027】シャーシ13に植設された軸20には、入
力側歯車21aと出力側歯車21bを有するフリクショ
ンギヤー21が回動自在に取り付けられている。入力側
歯車21aと出力側歯車21bの間にはフェルトを介在
させバネによって圧接させる一般公知のフリクション機
構が構成されている。
【0028】モータ19の出力軸に嵌入されたウォーム
22は歯車23を介してフリクションギヤー21の入力
側歯車21aに噛合している。シャーシ13に植設され
た軸24には、歯車25,26が回動自在に取り付けら
れており、下側の歯車25は入力側歯車21に噛合し、
上側の歯車26は出力側歯車21bに噛合している。し
たがって、フリクションギヤー21の歯車21a,21
bの間でスリップが発生するまでは、歯車25,26は
一体に回転する。
【0029】モータ19を正転させるとフリクションギ
ヤー21が矢印A方向に回転して、歯車26,27,2
8,29とアイドラギヤー30,歯車31を介して歯車
32が矢印B方向に回転し、メインギヤー17が矢印C
方向に回転し、歯車15が矢印D方向に回転してラック
12が矢印E方向に駆動されて、メイントレイ1が待機
位置に引き込まれる。
【0030】メイントレイ1が待機位置までに引き込ま
れると、シャーシ13に取り付けたマイクロスイッチ3
3aがメインギヤー17の裏面に形成された突部17a
を検出して図6に示す状態でモータ19の正転が停止す
るように制御部が構成されている。また、メインギヤー
17の裏面にはカム溝17bが形成されており、基端部
がシャーシ13にピン34で枢支されたストッパーレバ
ー35のピン36がカム溝17bに係合してメイントレ
イ1が待機位置に到着した状態ではストッパーレバー3
5の先端部37がメイントレイ1のラック12に係合し
てメイントレイ1が待機位置にロックされる。
【0031】なお、メイントレイ1を外部から待機位置
に引き込む際には、ローディング機構の昇降駆動系は予
めサブトレイ65 をローディングする最上段に待機して
いる。
【0032】〔サブトレイのローディング位置への駆動
系〕メイントレイ1が待機位置に到着してサブトレイ6
5 にセットされているディスク5をローディングする場
合には、図7に示すようにメイントレイ1が待機位置に
到着した状態においては、メインギヤー17の下段の歯
17D は図6に示したように歯車15が噛合する区間を
通過している。この状態でサブトレイ65 のローディン
グを制御部に指示すると、モータ19が正転して歯車3
2が矢印B方向に回転してメインギヤー17が矢印C方
向に回転し、図8と図9に示すようにメインギヤー17
の下段の歯17D が歯車38に噛合し、この歯車38を
矢印F方向に駆動する。歯車38の回転は、シャーシ1
3の裏面に取り付けられた歯車39a,39bを介して
歯車39cに伝達され、シャーシ13の上面に取り付け
られた歯車39d,39e,39f,39g,39hを
介して歯車39iを矢印G方向に回転させる。
【0033】歯車39iはローディング機構の昇降台4
0にピン41で枢支された扇形歯車42に噛合してお
り、歯車39iを矢印G方向に回転すると扇形歯車42
が矢印H方向に回動する。扇形歯車42の先端のピン4
3は、昇降台40にピン44で基端部が枢支された変形
レバー45に形成されている切り欠き溝46に係合して
いる。扇形歯車42が矢印H方向に回動することによっ
て変形レバー45は基端部のピン44を中心に図8に示
す状態から図9に示す状態に矢印I方向に回動する。
【0034】変形レバー45の先端の切り欠き溝47
は、昇降台40に形成された長孔48に係合してスライ
ド自在のローディングフック49のピン50に係合して
おり、変形レバー45が矢印I方向に回動するとローデ
ィングフック49が長孔48の始端部に形成されている
折曲箇所にガイドされて先端が矢印J方向に回動しなが
ら図9に示す状態に移動する。
【0035】図7,図8に示す状態から図9に示す状態
にローディングフック49が移動することによって、サ
ブトレイ65 の係合部51にローディングフック49が
係合してサブトレイ65 だけをローディング位置に引き
出す。扇形歯車42が図9に示すローディング終端位置
に回動すると、ローディング機構の昇降台40に取り付
けられたリーフスイッチ52に当接して、これを検出し
た制御部はモータ19の正転を停止する。
【0036】なお、扇形歯車42を駆動する歯車39i
には図示されていないクランプ駆動用ラックが噛合して
おり、扇形歯車42がローディング終端位置に到着する
直前に、ローディング位置に到着したサブトレイ65
セットされているディスク5をクランプして回転駆動す
るように構成されている。
【0037】メイントレイ1が待機位置に到着後にサブ
トレイ64 ,63 ,62 ,11 の何れかにセットされて
いるディスク5をローディングする場合には、昇降台4
0をローディングしようとするディスク5のセットされ
ているサブトレイ64 〜61の該当する高さに下降させ
て、サブトレイ65 の場合と同様にして図10に示すよ
うにローディングする。
【0038】〔ローディング機構の昇降駆動系〕メイン
トレイ1が待機位置にあって昇降台40を昇降する駆動
系は次のように構成されている。
【0039】図4または図8に示すように、アイドラギ
ヤー30はシャーシ13に植設された軸53に回動自在
に取り付けられたT字型レバー54に取り付けられてお
り、アイドラギヤー30が歯車31に噛合する方向にス
プリング55によって付勢されている。なお、T字型レ
バー54の下側の前記の歯車29は軸53に回転自在に
取り付けられている。
【0040】T字型レバー54の姿勢は間欠歯車56の
上面に形成されたカム56aの形状によって制御されて
いる。T字型レバー54にはカム56aに当接するピン
54aが植設されている。
【0041】間欠歯車56には歯車25に噛合する歯車
57に噛合しないよう歯の無い第1,第2の切り欠き部
56a,56bが180°の位相差で形成されている
〔図11を参照〕。
【0042】なお、ローディング機構の昇降駆動の運転
モードでない場合には、歯車57に噛合する位置に間欠
歯車56の第1の切り欠き部56aが位置し、間欠歯車
56が回転駆動されない。
【0043】間欠歯車56の裏面には、図11に示すよ
うにトリガー用カム56cが形成されている。また、シ
ャーシ13に植設されたピン58に枢支され引っ張りば
ね59によって先端の突起60aがトリガー用カム56
cから離間する方向に付勢されているトリガー用レバー
60は、基端部が電磁ソレノイド61の可動片61aに
係合している。
【0044】ローディング機構の昇降台40の降下を実
施する際には、電磁ソレノイド61に一時的に通電し
て、トリガー用レバー60を図11に示すように引っ張
りばね59の付勢に抗して矢印K方向に回動させてトリ
ガー用レバー60の突起60aで間欠歯車56を僅かだ
け矢印L方向に回動させ、間欠歯車56を歯車57に噛
合させるとともに、モータ19を正転させる。
【0045】これによって、歯車57に噛合した間欠歯
車56が矢印L方向に駆動され、トリガー用カム56a
によってT字型レバー54が軸53を中心に矢印M方向
に回動させられて図12に示すようにアイドラギヤー3
0が、シャーシ13に植設された軸62に回動自在に支
持された大径歯車63に噛合してこの大径歯車63を駆
動する。大径歯車63は間欠歯車56の第2の切り欠き
部56bが歯車57に噛合する位置に到着して間欠歯車
56と歯車57との噛合が解除されて間欠歯車56がそ
の回動位置で停止する。
【0046】この状態でモータ19を逆転させてフリク
ションギヤー21を矢印A方向とは逆方向に回動させる
と、歯車26,27,28,29とアイドラギヤー30
を介して大径歯車63が矢印N方向に回動する。
【0047】大径歯車63の裏面にはカム溝62aが形
成されており、基端部がシャーシ13に軸64で枢支さ
れた昇降駆動レバー65に植設されているピン65a
が、このカム溝62aに係合している。大径歯車63が
矢印N方向に回動すると、昇降駆動レバー65の先端部
は軸64を中心に矢印O方向に回動して、シャーシ13
の右側板13Rの外側にスライド自在に取り付けられた
昇降右ガイド板66Rの下端に係合してこの昇降右ガイ
ド板66Rを右側板13Rに沿ってシャーシ13の前面
側〔矢印P方向〕に移動させる。
【0048】なお、図4に示すように昇降右ガイド板6
6Rとシャーシ13の左側板13Lの外側にスライド自
在に取り付けられた昇降左ガイド板66Lとはそれぞれ
の上端に植設されたピン66a,66bが、中央がシャ
ーシ13の側からピン13aで回動自在に枢支された連
結レバー67の一端と他端に形成された切り欠き67
a,67bに係合しており、昇降右ガイド板66Rがシ
ャーシ13の前面側〔矢印P方向〕に移動すると、昇降
左ガイド板66Lはシャーシ13の奥端側に移動する。
【0049】昇降右ガイド板66Rには図13の(a)
に示すように、昇降ガイド孔68Ra,68Rbとスラ
イドガイド孔68Rcが穿設されており、昇降左ガイド
板66Lには図14の(a)に示すように、昇降ガイド
孔68La,68Lbとスライドガイド孔68Lcが穿
設されている。
【0050】ローディング機構の昇降台40の両側には
ピン40Ra,40Rb,40La,40Lbが植設さ
れており、昇降台40の右側面のピン40Ra,40R
bはそれぞれシャーシ13の右側面に穿設された孔69
Ra,69Rbを貫通して昇降右ガイド板66Rの昇降
ガイド孔68Ra,68Rbに係合している。昇降台4
0の左側面のピン40La,40Lbはそれぞれシャー
シ13の左側面に穿設された孔69La,69Lbを貫
通して昇降左ガイド板66Lの昇降ガイド孔68La,
68Lbに係合している。
【0051】シャーシ13の右側面に植設されたピン4
0Rcはスライドガイド孔68Rcに係合し、シャーシ
13の左側面に植設されたピン40Lcはスライドガイ
ド孔68Lcに係合している。
【0052】このように昇降右ガイド板66Rと昇降左
ガイド板66Lを連動してスライドさせることによっ
て、昇降台40は最上段〔5枚目〕のサブトレイ65
ローディング機構がアクセス可能な図13(a)と図1
4(a)に示す停止位置と、サブトレイ64 にローディ
ング機構がアクセス可能な図13(b)と図14(b)
に示す停止位置と、サブトレイ63 にローディング機構
がアクセス可能な図13(c)と図14(c)に示す停
止位置と、サブトレイ62 にローディング機構がアクセ
ス可能な図13(d)と図14(d)に示す停止位置
と、サブトレイ61にローディング機構がアクセス可能
な図13(e)と図14(e)に示す停止位置とにわた
って平行に昇降することができる。
【0053】昇降左ガイド板66Lの下端には図15に
示すようにスリット板70が取り付けられており、この
スリット板70には検出孔701 〜705 が穿設されて
いる。シャーシ13には検出孔701 〜705 を検出可
能に1つのフォトインタラプタ71が固定されている。
【0054】制御部に通電を開始すると規定時間にわた
ってモータ19を正転させ、フォトインタラプタ71が
検出孔705 を検出する初期状態にセットされる。アク
セスするサブトレイを制御部に入力すると、例えば、サ
ブトレイ63 をアクセスする場合にはフォトインタラプ
タ71が2つ目の検出孔703 を検出するまでモータ1
9を逆転させて昇降台40を、図13の(b)と図14
の(b)に示す状態を経て図13の(c)と図14の
(c)に示す状態に降下させて停止する。その他のサブ
トレイをアクセスする場合も同様である。 〔ディスク交換時の待機位置へのサブトレイ保留機構〕
シャーシ13の左側面には図14に示すように窓72が
穿設されている。この窓72に臨んでシャーシ13の左
側面の内側には、図4と図15に示す合成樹脂製の保留
支持ブロック73が取り付けられている。
【0055】前記の支持ガイド11bが一体成形された
この保留支持ブロック73に植設された軸73aには第
1〜第4の保留レバー741 〜744 が枢支されてい
る。各保留レバー741 〜744 の一端には接触部75
aとこれよりも長い脚部75bが形成され、他端にはフ
ック75cが一体に成形されている。昇降左ガイド板6
6Lには、シャーシ13の窓72の位置に対応して第1
〜第4のカム突起661〜664 が前記保留レバー741
〜744 の間隔で形成されている。
【0056】(サブトレイ65 のディスク交換)ローデ
ィング機構の昇降台40がサブトレイ65 にアクセス可
能な図15に示す状態にある場合には、第1〜第4の保
留レバー741 〜744 はそれぞれの脚部75bの弾性
力で発生する付勢力に抗して、昇降左ガイド板66Lの
第1〜第4のカム突起661 〜664 によって接触部7
5aが矢印Q方向に押し込まれ、第1〜第4の保留レバ
ー741 〜744 の各フック75cは図16の(a)〜
(d)に示すように直積みされているサブトレイ65
2 の側面に形成されている凹部6aから外れている。
【0057】なお、直積みされたサブトレイ61 〜65
をメイントレイ1に係止するために、サブトレイ61
5 の凹部6bに係合する板ばね1aが図2と図17に
示すようにメイントレイ1に設けられている。1bは軸
1cを中心に回動自在にメイントレイ1に取り付けられ
たストッパーで、板ばね1aの端部に形成された補助ば
ね1dによって先端がメイントレイ1の内側に突出する
ように付勢されており、ストッパー1bの先端はメイン
トレイ1にセットされたサブトレイ61 〜65の各凹部
6cに係合してセットされたサブトレイ61 〜65 が脱
落し難いように作用している。このストッパー1bはメ
イントレイ1を待機位置に引き込んだ状態では、ストッ
パー1bに一体成形されているレバー部1eがシャーシ
13の左側板13Lの内側に当接し、補助ばね1dの付
勢に抗して先端がサブトレイ61〜65 の各凹部6cか
ら外れる。
【0058】このようにメイントレイ1を待機位置に引
き込んだ状態では、サブトレイ61〜65 は板ばね1a
だけに係合して適当な係止力でメイントレイ1にロック
されている。
【0059】したがって、上記のようにローディング機
構の昇降台40がサブトレイ65 にアクセス可能な図1
5に示す状態にある場合には、第1〜第4の保留レバー
74 1 〜744 の各フック75cは図16の(a)〜
(d)に示すように直積みされているサブトレイ65
2 の凹部6aから外れているので、この状態でサブト
レイ65 のディスク交換を制御部に指示すると、制御部
は直ちにモータ19を正転させてメインギヤー17を矢
印C方向とは逆方向に回転させて図1の(e)に示すよ
うにサブトレイ61 〜65 を載せた状態でメイントレイ
1を装置本体2の外部に引き出し、モータ19への通電
はメインギヤー17の裏面に形成された突起17cをマ
イクロスイッチ33bが検出して終了される。
【0060】(サブトレイ64 のディスク交換)ローデ
ィング機構の昇降台40がサブトレイ65 にアクセス可
能な状態にあって、待機位置のメイントレイ1にサブト
レイ61 〜65 がセットされている状態でサブトレイ6
4 のディスク交換を制御部に指示すると、制御部は、先
ず、昇降右ガイド板66Rと昇降左ガイド板66Lを連
動してスライドさせてメイントレイ1に直積みされて待
機位置にある上から2枚目のサブトレイ64 にローディ
ング機構がアクセス可能な図13(b)と図14(b)
に示す停止位置に昇降台40を移動させる。
【0061】この状態では、図18の(a)に示すよう
に第1の保留レバー741 の接触部75aと昇降左ガイ
ド板66Lの第1のカム突起661 との当接が解除され
て脚部75bの弾性力で発生する付勢によって回動して
フック75cがサブトレイ6 5 の凹部6aに係合する。
第2〜第4の保留レバー742 〜744 はそれぞれの脚
部75bの弾性力で発生する付勢力に抗して、昇降左ガ
イド板66Lの第2〜第4のカム突起662 〜664
よって接触部75aが矢印Q方向に押し込まれ、図18
の(b)〜(d)に示すようにサブトレイ64 ,63
2 の凹部6aから外れている。
【0062】昇降台40の移動が完了すると、制御部は
モータ19を正転させてメイントレイ1を装置本体2の
外部に引き出し、モータ19への通電はメインギヤー1
7の裏面に形成された突起17cをマイクロスイッチ3
3bが検出して終了される。
【0063】このようにメイントレイ1を引き出すと、
図1の(f)と図19に示すように第1の保留レバー7
1 のフック75cが凹部6aに係合しているサブトレ
イ6 5 を待機位置に保留してサブトレイ61 〜64 がメ
イントレイ1とともに外部に移動してサブトレイ64
露出し、サブトレイ64 にセットされているディスクだ
けを迅速に入れ換えることができる。
【0064】(サブトレイ63 のディスク交換)ローデ
ィング機構の昇降台40がサブトレイ65 にアクセス可
能な状態にあって、待機位置のメイントレイ1にサブト
レイ61 〜65 がセットされている状態でサブトレイ6
3 のディスク交換を制御部に指示すると、制御部は、先
ず、昇降右ガイド板66Rと昇降左ガイド板66Lを連
動してスライドさせてメイントレイ1に直積みされて待
機位置にある上から3枚目のサブトレイ63 にローディ
ング機構がアクセス可能な図13(c)と図14(c)
に示す停止位置に昇降台40を移動させる。
【0065】この状態では、図20と図21の(a)
(b)に示すように第1,第2の保留レバー741 ,7
2 の接触部75aと昇降左ガイド板66Lの第1,第
2のカム突起661 ,662 との当接が解除されてフッ
ク75cがサブトレイ65 ,6 4 の凹部6aに係合す
る。第3,第4の保留レバー743 ,744 は第3,第
4のカム突起663 ,664 によって接触部75aが押
し込まれ、サブトレイ63,62 の凹部6aから外れて
いる。
【0066】昇降台40の移動が完了すると、制御部は
モータ19を正転させてメイントレイ1を装置本体2の
外部に引き出し、モータ19への通電はメインギヤー1
7の裏面に形成された突起17cをマイクロスイッチ3
3bが検出して終了される。
【0067】このようにメイントレイ1を引き出すと、
図1の(g)に示すようにサブトレイ65 ,64 を待機
位置に保留してサブトレイ63 ,62 がメイントレイ1
とともに外部に移動してサブトレイ63 が露出し、サブ
トレイ63 にセットされているディスクだけを迅速に入
れ換えることができる。
【0068】(サブトレイ62 のディスク交換)ローデ
ィング機構の昇降台40がサブトレイ65 にアクセス可
能な状態にあって、待機位置のメイントレイ1にサブト
レイ61 〜65 がセットされている状態でサブトレイ6
2 のディスク交換を制御部に指示すると、制御部は、先
ず、昇降右ガイド板66Rと昇降左ガイド板66Lを連
動してスライドさせてメイントレイ1に直積みされて待
機位置にある上から4枚目のサブトレイ62 にローディ
ング機構がアクセス可能な図13(d)と図14(d)
に示す停止位置に昇降台40を移動させる。
【0069】この状態では、図22に示すように第1,
第2,第3の保留レバー741 ,742 ,743 の接触
部75aと昇降左ガイド板66Lの第1,第2,第3の
カム突起661 ,662 ,663 との当接が解除されて
フック75cがサブトレイ6 5 ,64 ,63 の凹部6a
に係合している。第4の保留レバー744 は第4のカム
突起664 によって接触部75aが押し込まれ、サブト
レイ62 の凹部6aから外れている。
【0070】昇降台40の移動が完了すると、制御部は
モータ19を正転させてメイントレイ1を装置本体2の
外部に引き出し、モータ19への通電はメインギヤー1
7の裏面に形成された突起17cをマイクロスイッチ3
3bが検出して終了される。
【0071】このようにメイントレイ1を引き出すと、
図1の(h)に示すようにサブトレイ65 ,64 ,63
を待機位置に保留してサブトレイ62 がメイントレイ1
とともに外部に移動してサブトレイ62 が露出し、サブ
トレイ62 にセットされているディスクだけを迅速に入
れ換えることができる。
【0072】(サブトレイ61 のディスク交換)ローデ
ィング機構の昇降台40がサブトレイ65 にアクセス可
能な状態にあって、待機位置のメイントレイ1にサブト
レイ61 〜65 がセットされている状態でサブトレイ6
1 のディスク交換を制御部に指示すると、制御部は、先
ず、昇降右ガイド板66Rと昇降左ガイド板66Lを連
動してスライドさせてメイントレイ1に直積みされて待
機位置にある上から4枚目のサブトレイ62 にローディ
ング機構がアクセス可能な図13(e)と図14(e)
に示す停止位置に昇降台40を移動させる。
【0073】この状態では、図23と図24(a)〜
(d)に示すように第1〜第4の保留レバー741 〜7
4 の全ての接触部75aと昇降左ガイド板66Lの第
1〜第4のカム突起661 〜664 との当接が解除され
てフック75cがサブトレイ6 5 〜62 の凹部6aに係
合している。
【0074】昇降台40の移動が完了すると、制御部は
モータ19を正転させてメイントレイ1を装置本体2の
外部に引き出し、モータ19への通電はメインギヤー1
7の裏面に形成された突起17cをマイクロスイッチ3
3bが検出して終了される。
【0075】このようにメイントレイ1を引き出すと、
図1の(i)に示すようにサブトレイ65 〜62 を待機
位置に保留してサブトレイ61 だけがメイントレイ1と
ともに外部に移動してサブトレイ61 が露出し、サブト
レイ61 にセットされているディスクだけを迅速に入れ
換えることができる。
【0076】
【発明の効果】請求項1記載の光ディスク装置による
と、メイントレイを、下段のサブトレイの上に上段のサ
ブトレイを直積みして収容するように構成し、サブトレ
イの両側面には前端から奥端にわたって支持断部を形成
し、直積みされたサブトレイの前記支持断部に係合する
支持ガイドを装置本体のシャーシの両側壁の内側に形成
し、メイントレイにセットされて装置本体の外部にサブ
トレイを引き出した状態では、前記支持ガイドに支持断
部が係合して待機位置に保留されているサブトレイの前
端が、メイントレイにセットされて装置本体の外部に引
き出された直積みされたサブトレイのうちの最上段のサ
ブトレイの奥端に係合して水平に支持されるように構成
したため、待機位置に保留したサブトレイを除く下段の
サブトレイをメイントレイとともに装置本体の外部に引
き出しても、保留したサブトレイは、奥端が装置本体に
設けた支持ガイドに支持され、前端はメイントレイとと
もに装置本体の外部に引き出されたサブトレイの奥端に
支持されて、待機位置のサブトレイの奥端を支持する支
持ガイドを装置本体に設けるだけでディスク交換時に装
置本体の待機位置に保留したサブトレイの姿勢を水平に
維持でき、ディスクの交換の完了した際にメイントレイ
を装置本体の保留位置にスムーズに迎え入れることがで
きる。請求項2記載のディスク交換方法によると、待機
位置のメイントレイに載置されている複数枚のサブトレ
イのうちの下からN番目のサブトレイにセットされてい
る光ディスクを交換する場合に、下からN番目のサブト
レイをメイントレイとともに装置本体の外部に引き出す
ので、光ディスクを交換しようとするサブトレイが装置
本体の外部に現れ、ディスクを迅速に入れ換えることが
できる。また、ディスク交換のサブトレイとこのサブト
レイの下にサブトレイがある場合にはそのサブトレイも
同時にメイントレイとともに装置本体の外部に引き出す
ので、ディスク交換のサブトレイだけをメイントレイと
ともに装置本体の外部に引き出す場合にメイントレイに
形成することが必要なサブトレイの間隔保持用の溝など
を形成する必要がなく、限られた高さのメイントレイに
多くのサブトレイをセットすることができる。
【0077】また、メイントレイに間隔保持用の溝が形
成されていないため、サブトレイをこの溝に一枚つづ挿
入してセットする操作が不要で、操作性の改善を実現で
きる。
【0078】請求項3記載のディスク交換方法による
と、請求項2において、サブトレイにセットされている
光ディスクを交換する際に待機位置からローディング位
置に引き出したサブトレイがある場合には、ローディン
グ位置のサブトレイを待機位置に復帰させてからディス
ク交換を実施するので、ローディング位置に引き出され
ているサブトレイがある場合であってもローディング位
置のサブトレイよりも上に直積みされているサブトレイ
のディスク交換を実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク交換方法の説明図である。
【図2】本発明の光ディスク装置本体と光ディスクのセ
ットに使用されるメイントレイとサブトレイの斜視図で
ある。
【図3】同実施例のサブトレイの裏面の斜視図である。
【図4】同実施例の光ディスク装置本体の内部の平面図
である。
【図5】同実施例のメイントレイの駆動機構の拡大平面
図である。
【図6】同実施例のメイントレイの駆動機構の引き込み
完了状態の拡大平面図である。
【図7】同実施例の光ディスク装置本体の待機位置にメ
イントレイを引き込んだ状態の平面図である。
【図8】同実施例のローディング装置の駆動系の平面図
である。
【図9】同実施例のローディング装置の駆動系のローデ
ィング終了状態の平面図である。
【図10】同実施例の待機位置のサブトレイのうちの一
枚をローディング位置に移動させた状態の平面図であ
る。
【図11】同実施例のモータの動力伝達系をメイントレ
イの駆動系からローディング装置を昇降させる駆動系へ
切り換える要部の拡大平面図である。
【図12】同実施例のローディング装置を昇降させる駆
動系の拡大平面図である。
【図13】同実施例の装置本体の右側面図である。
【図14】同実施例の装置本体の左側面図である。
【図15】同実施例のメイントレイが待機位置にあって
ローディング装置が最上段(5枚目)のサブトレイをロ
ーディング可能な高さに位置する場合の保留機構の分解
斜視図である。
【図16】同実施例のローディング装置が5枚目のサブ
トレイをローディング可能な高さに位置する場合の保留
機構の分解図である。
【図17】同実施例のメイントレイへのサブトレイの係
止状態を示す分解斜視図である。
【図18】同実施例のローディング装置が4枚目のサブ
トレイをローディング可能な高さに位置する場合の保留
機構の分解図である。
【図19】同実施例の4枚目のサブトレイにセットされ
ているディスクの交換を命令して、5枚目のディスクが
待機位置に保留されたままでメイントレイが装置本体の
外部に移動した場合の斜視図である。
【図20】同実施例のローディング装置が3枚目のサブ
トレイをローディング可能な高さに位置する場合の保留
機構の分解斜視図である。
【図21】同実施例のローディング装置が3枚目のサブ
トレイをローディング可能な高さに位置する場合の保留
機構の分解図である。
【図22】同実施例のローディング装置が2枚目のサブ
トレイをローディング可能な高さに位置する場合の保留
機構の分解図である。
【図23】同実施例のローディング装置が1枚目のサブ
トレイをローディング可能な高さに位置する場合の保留
機構の分解斜視図である。
【図24】同実施例のローディング装置が1枚目のサブ
トレイをローディング可能な高さに位置する場合の保留
機構の分解図である。
【符号の説明】
1 メイントレイ 2 装置本体 3 前面開口部 4 扉 5 ディスク 61 〜65 サブトレイ 7 支持断部 8 凹部 9 メイントレイの受面 10 突部 11a,11b 支持ガイド 12 ラック 13 シャーシ 13R シャーシの右側板 13L シャーシの左側板 14 軸 15 歯車 16 軸 17 メインギヤー 17b カム溝 19 モータ 20 軸 21 フリクションギヤー 21a 入力側歯車 21b 出力側歯車 22 ウォーム 23 歯車 24 軸 25 歯車 26 歯車 27 歯車 28 歯車 29 歯車 30 アイドラギヤー 31 歯車 32 歯車 33a,33b マイクロスイッチ 34 ピン 35 ストッパーレバー 36 ピン 38 歯車 39a〜39i 歯車 40 ローディング機構の昇降台 41 ピン 42 扇形歯車 43 ピン 44 ピン 45 変形レバー 46 切り欠き溝 47 切り欠き溝 48 長孔 49 ローディングフック 50 ピン 51 サブトレイの係合部 52 リーフスイッチ 53 軸 54 T字型レバー 55 スプリング 56 間欠歯車 57 歯車 58 ピン 59 引っ張りばね 60 トリガー用レバー 61 電磁ソレノイド 61a 電磁ソレノイドの可動片 62 軸 63 大径歯車 64 軸 65 昇降駆動レバー 65a ピン 66R 昇降右ガイド板 66L 昇降左ガイド板 70 スリット板 701 〜705 検出孔 71 フォトインタラプタ 72 窓 73 保留支持ブロック 73a 軸 741 〜744 第1〜第4の保留レバー 75a 接触部 75b 脚部 75c フック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−216857(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 17/22 - 17/30

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数枚のサブトレイがセットされたメイン
    トレイを、装置本体の外部から内部の待機位置に引き込
    み、待機位置のメイントレイに載置されている複数枚の
    サブトレイのうちの任意の1つのサブトレイをローディ
    ング位置に引き出し、ローディング位置に引き出された
    サブトレイにセットされた光ディスクを記録または再生
    に供する光ディスク装置において、前記メイントレイを、下段のサブトレイの上に上段のサ
    ブトレイを直積みして収容するように構成し、 サブトレイの両側面には前端から奥端にわたって支持断
    部を形成し、直積みされたサブトレイの前記支持断部に
    係合する支持ガイドを装置本体のシャーシの両側壁の内
    側に形成し、メイントレイにセットされて装置本体の外部にサブトレ
    イを引き出した状態では、前記支持ガイドに支持断部が
    係合して待機位置に保留されているサブトレイの前端
    が、メイントレイにセットされて装置本体の外部に引き
    出された直積みされたサブトレイのうちの最上段のサブ
    トレイの奥端に係合して水平に支持され るように構成し
    た光ディスク装置。
  2. 【請求項2】複数枚のサブトレイがセットされたメイン
    トレイを、装置本体の外部から内部の待機位置に引き込
    み、待機位置のメイントレイに載置されている複数枚の
    サブトレイのうちの任意の1つのサブトレイをローディ
    ング位置に引き出し、ローディング位置に引き出された
    サブトレイにセットされた光ディスクを記録または再生
    に供する光ディスク装置において、 メイントレイに複数枚のサブトレイを直積みするととも
    に、待機位置のメイントレイに載置されている複数枚の
    サブトレイのうちの下からN番目のサブトレイにセット
    されている光ディスクを交換する場合に、 メイントレイにセットされたサブトレイのうちの下から
    (N+1)番目以上のサブトレイを待機位置に保留した
    状態でメイントレイと下からN番目までのサブトレイを
    装置本体の外部に引き出し、待機位置に保留されている
    サブトレイの奥 端を装置本体のシャーシの両側壁の内側
    に形成された支持ガイドによって支持し、待機位置に保
    留されているサブトレイの前端をメイントレイにセット
    されて装置本体の外部に引き出された直積みされたサブ
    トレイのうちの下からN番目の最上段のサブトレイの奥
    端に係合して支持し、 装置本体の外部に引き出された直積みされたサブトレイ
    のうちの最上段のサブトレイにセットされている光ディ
    スクを交換する 光ディスク装置におけるディスク交換方
    法。
  3. 【請求項3】ローディング位置に引き出したサブトレイ
    がある場合には、光ディスクの交換に際して、ローディ
    ング位置のサブトレイを待機位置に復帰させる請求項2
    記載の光ディスク装置におけるディスク交換方法。
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