JP2003157611A - ディスクチェンジャ装置 - Google Patents

ディスクチェンジャ装置

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JP2003157611A
JP2003157611A JP2002337436A JP2002337436A JP2003157611A JP 2003157611 A JP2003157611 A JP 2003157611A JP 2002337436 A JP2002337436 A JP 2002337436A JP 2002337436 A JP2002337436 A JP 2002337436A JP 2003157611 A JP2003157611 A JP 2003157611A
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JP
Japan
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magazine
lock
tray
arm
chassis
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Application number
JP2002337436A
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English (en)
Inventor
Atsushi Togashi
淳 富樫
Hideki Kinoshita
英樹 木下
Satoru Anada
悟 穴田
Takashi Ota
孝 太田
Seiji Morikawa
清司 森川
Toshiyuki Sakai
敏之 坂井
Shoichi Naruse
祥一 成瀬
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数枚のディスクを配列収納するマガジンがデ
ィスクチェンジャ装置内に装着されたことを確実に検知
することができるディスクチェンジャ装置を提供する。 【解決手段】複数枚のディスクを配列して収納するマガ
ジン10がディスクチェンジャ装置内に挿入されると、
その挿入に伴い移動部材である検知アーム37とロック
アーム39が移動する。ロックアーム39は、自らのの
移動により、挿入されたマガジンの裏面に設けられた挿
入溝と係合してマガジンを装置に対しロックする。ま
た、検知アーム37は、自らの移動により前記ロック検
知スイッチを作動する。なお、それら検知アーム37と
ロックアーム39とは共に付勢バネ38により付勢され
ているため、マガジンを装置に対しロックするそれら移
動部材自体がロック検知スイッチをON作動していること
になり、確実にマガジンの装着を検知することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD(コンパクト
ディスク)のようなディスクを複数枚配列して収納する
マガジンを装着し、そのマガジン内からディスクを引き
出して再生するディスクチェンジャ装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、CDのようなディスクを再生す
るディスクチェンジャ装置のなかには、特許文献1に開
示されたものが知られている。そのようなディスクチェ
ンジャ装置は、ユーザーが複数枚のディスクを収納した
脱着式のマガジンをディスクチェンジャ装置に挿着し、
それから、マガジン内のディスクを一枚選択して搬送し
再生することを可能とした構造を備えたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なディスクチェンジャ装置では、マガジンが装置内に装
着されたことを検知することが必須とされている。例え
ば、マガジンが装置内に装着されたことを検知しなけれ
ば、そのマガジン内に収納されたディスクをどのタイミ
ングで再生機構側に引き出せばよいのかを把握すること
ができない。よって、マガジンを有するディスクチェン
ジャ装置では、そのマガジンの装着を検知することが必
須とされている。このマガジン装着の検知は、例えば、
装置内に挿入されたマガジン自体が装置内に設けられた
検知スイッチを押下することにより行われていた。しか
しながら、例えば、車載用のディスクチェンジャ装置に
あっては外部振動等の影響によりマガジンが装着されて
いるにも係わらすその検知スイッチを作動することがで
きない、または、作動状態が解除されてしまう等の虞が
あった。
【0004】本発明はこのような事情をひとつの課題と
してとらえ、少なくともマガジン装着の検知を確実に行
えるディスクチェンジャ装置を提供するものである。
【0005】
【特許文献1】特開平10−74353号公報
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数枚のディスクを配列して収納するマガジンと、
前記マガジンからディスクを再生位置まで引き出す引出
手段と、前記引出手段を前記配列方向に搬送する搬送手
段とを有し、前記マガジンから引き出されたディスクを
再生するディスクチェンジャ装置であって、前記マガジ
ンの装置内への挿入に伴い移動する移動部材と、前記移
動部材を付勢する付勢部材と、前記移動部材の移動によ
り作動されるロック検知スイッチを備え、前記移動部材
は、前記マガジンが装置内に挿入されると、前記マガジ
ンに設けられた挿入溝と係合して前記マガジンをロック
するとともに、前記ロック検知スイッチを作動すること
を特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用したディスク
チェンジャ装置の実施の形態について図1〜図11を用
いて説明する。なお、これらの図で、マガジンに収納し
たディスクを引き出す方向をx方向、ディスクをマガジ
ンに収納して配列させた方向をz方向、マガジンをディ
スクチェンジャ装置に挿入する方向をy方向とする。
【0008】まず、図1を用いてマガジンの構成を説明
する。図1(a)は、マガジンの内部構成を示す平面
図、図1(b)は正面図をそれぞれ示している。同図に
一点鎖線で示した略箱体形状のマガジン10の一側面側
には開口部10aが設けられていて、その内部には、図
示しない複数段の挿通溝が水平方向に形成されている。
そして、それぞれの挿通溝にはディスクを載置するトレ
イ11が一枚ずつ着脱自在に収納され、計12枚のトレ
イ11が収納されるようになっている。そして、それら
のトレイ11には、ディスク形状に略一致するような略
円形状の凹部11aおよび切欠部11bが形成されてい
ると共に、マガジン10からトレイ11を引き出す際に
使用する係合部11cが形成されている。
【0009】図2はディスクチェンジャ装置の正面図で
あって、同図に示すように、ディスクチェンジャ装置の
略箱体形状であるシャーシ12の前面には、挿入口13
が開口されていて、ここからディスクチェンジャ装置の
内部にマガジン10が挿抜されるようになっている。
【0010】また、シャーシ12の前面には、正面視略
L字形状のカム部材14がx方向に往復移動可能に配設
されている。このカム部材14には、x軸方向に延びる
2つのガイド孔14a,14bおよび所定角度で傾斜し
た傾斜孔14cが穿設されている。そして、ガイド孔1
4aには、シャーシ12に突設されている係合ピン12
a、ガイド14bには同様な係合ピン12bが摺動可能
に嵌合され、更に、傾斜孔14cには、引出再生部15
の一側面に設けられた係合ピン15aが摺動可能に嵌合
されている。また、この係合ピン15aは、シャーシ1
2の前面にz軸方向に設けられた挿通孔12cにも摺動
可能に嵌合されている。
【0011】その引出再生部15は、後述する昇降機構
によりシャーシ12内部を昇降自在となるように配設さ
れていて、ディスクチェンジャ装置に挿着されたマガジ
ン10から目標とするトレイ11を引き出すと共に、そ
のトレイ11に載置されているディスクをクランプし、
そのディスクに記録されている記録情報を光学的に読み
取るための図示しないピックアップが備えられているも
のである。
【0012】また、シャーシ12の両側面には、フロー
ティングバネ用フック(以下、フックという)12d,
12eが一体成形されていてシャーシ12をバネBによ
りフローティング懸架するようになっている。これらの
うちフック12dを用いて説明すると、側面視略C字形
状のフック12dの本体にバネBを被せることによりそ
のバネBを仮掛け状態にしておく。それから、そのバネ
Bの端部を引っ張りだしてシャーシ12とは別体のシャ
ーシCのフックFに引っ掛けることにより、バネBの本
掛けを容易に行うことができる。そのことによって、バ
ネBを本掛けする際には、従来のような仮掛けバネフッ
クを設ける必要はなくなり、また指先が入りにくい狭い
作業スペースでもバネBの本掛け作業を容易化すること
ができるようになる。
【0013】図3は、ディスクチェンジャ装置の平面図
を示している。同図に示すように、シャーシ12の上面
には、挿入されたマガジン10を上方から押圧する複数
の押圧部12f〜12iが一体成形されている。挿入口
13の近傍に位置する押圧部12f,12gの形状は、
その基端部より先端部の幅が狭くなるように設定されて
いて、マガジン10の挿抜時の応力が繰り返し基端部に
集中しないようになっている。また、先端部には合成樹
脂性の摺接部材16が挿着されていて、マガジン10が
滑らかに挿抜されるようになっている。
【0014】また、押圧部12h,12iは、基端部と
先端部との幅が略同一となるように設定されていて、そ
の基端部から先端部にかけてはバルジ加工が施されてい
る。そして、先端部が斜め下方に緩やかに折り曲げられ
ていて、マガジン10を押圧するようになっている。マ
ガジン10と隣接する位置に配設されている引出再生部
15には、ディスクをクランプするクランプ機構17が
備えられている。このクランプ機構17の構成を説明す
ると、まず、図示しないモータからの駆動力を伝動する
2段ギヤ18に円形駆動カム19が噛み合うようになっ
ている。そして、円形駆動カム19にはカム溝19a,
19bが穿設されていて、カム溝19aに沿って図示し
ないピンが係合しているスイッチングプレート20がx
軸方向に沿って往復移動可能となっている。そして、こ
のカム溝19aの形状によって、スイッチングプレート
20のアーム部20aが基板21に設けられているリミ
ットスイッチ22を、また、アーム部20bがリミット
スイッチ23をそれぞれON-OFF作動するようになってい
て、ディスクの再生等を制御するようになっている。つ
まり、1つの部材で2個のスイッチを作動させることを
可能としているので、スイッチング構造を簡素化すると
共に、ON-OFF作動のタイミングの精度を向上させること
ができる。
【0015】一方、カム溝19bの形状によって搖動部
材24の回動軸24aを中心とした半円弧運動をさせる
ことにより、ディスクをクランパ作動、或いはクランパ
作動解除をするようになっている。 また更に、引出再
生部15には、図示しない引出機構によりトレイ11の
係合部11cに係合して、目標のディスクが載置されて
いるトレイ11を再生位置まで引き出す引出部25がx
軸方向に沿って往復動可能に備えられている。その引出
部25は、シャーシ12に対してマガジン10を挿抜す
る際、トレイ11と干渉しない位置および形状を兼ね備
えている。
【0016】また、シャーシ12の後面側には、トレイ
11の勝手な飛び出しを阻止する板形状のトレイストッ
パ26が2個取り付けられていて、このトレイストッパ
26をシャーシ12の後面側に押圧する突出部15d
が、引出再生部15に設けられている。
【0017】図4(a)は、シャーシ12の後側正面
図、(b)は、トレイストッパ26の平面図を示してい
る。同図に示すように、このトレイストッパ26は、櫛
歯形状を有していて、トレイ10の配列方向と同一方向
となるように一端側である基端部26Aをシャーシ12
のz軸方向に設けた縦孔12jの内側から外側に挿通し
て固定すると共に、中間部にはy軸方向に突出する屈曲
突出部26Bが設けられていて、その屈曲突出部26B
は、シャーシ12の後面側のz軸方向に設けてある透孔
12kからシャーシ12の後方、つまりy軸方向へ突出
している(図5参照)。更に、自由端となっている他端
側にはy軸方向に屈曲しているストッパ部26Cが設け
られていて、トレイ11の端部11dと当接係合するこ
とによりトレイ11のx軸方向の移動を規制している。
そして、ストッパ部26Cの搖動を規制するようにシャ
ーシ12には規制部材27が取り付けられている。
【0018】尚、本実施例においては、各々6枚のトレ
イ11に対応するトレイストッパ26を2個用いている
が、これにより、6枚のディスクを収納するマガジン式
ディスクチェンジャとの部品の共用化を図っている。
【0019】更にまた、シャーシ12の後面には、z軸
方向に延びる2つのガイド孔12m,12nが穿設され
ていて、引出再生部15の他側面に設けられた係合ピン
15b,15cが摺動可能にそれぞれ嵌合されるように
なっている。
【0020】図5は、シャーシ12の背面図を示してい
る。同図に示したように、シャーシ12の後面側には、
略矩形状のカム部材28がx軸方向に往復移動可能に配
設されている。このカム部材28には、x軸方向に延び
る3つのガイド孔28a,28b,28cおよび所定角
度で傾斜した2つの傾斜孔28d,28eが穿設されて
いる。そして、ガイド孔28aには、シャーシ12に突
設されている係合ピン12oが、ガイド孔28bには係
合ピン12p、ガイド孔28cには係合フック12rが
それぞれ摺動可能に嵌合されている。更に、傾斜孔28
dには、引出再生部15の他側面に設けられた係合ピン
15bが、傾斜孔28eには係合ピン15cがそれぞれ
摺動可能に嵌合されている。
【0021】また更に、シャーシ12の透孔12kの近
傍位置となるようなカム部材28には、独立した複数の
窓孔28fが傾斜状態をなすように穿設されている。そ
して、その窓孔28fはx軸方向に設けてあって、カム
部材28の往復移動により透孔12kからy軸方向に突
出している複数の屈曲突出部26Bのうち、1つの屈曲
突出部26Bのみを窓孔28kから更にy軸方向に突出
させるようになっている。そして、目標のトレイ11の
位置高さまで引出再生部15を上昇させたカム部材28
に穿設してある窓孔28fの位置高さと、目標のトレイ
11と当接係合しているトレイストッパ26のストッパ
部26Cとの位置高さとが一致するようになっている。
【0022】そして、カム部材28のx軸方向の移動に
伴って、それらの屈曲突出部26Bを順に突出させると
共に、順に圧入させていくようになっている。なお、図
5以降からフック12d,12eは図示省略する。
【0023】図6は、シャーシ12の底面図を示してい
る。シャーシ12の底面側には、カム部材14,28を
x方向に沿って往復移動させるための駆動機構が設けら
れている。この駆動機構は、駆動源となる駆動モータ2
9と、この駆動モータ29の回動軸先端に挿着されてい
るウォーム30と、そのウォーム30と噛み合う2段ギ
ヤ31、その駆動力を伝動する2段ギヤ32,33と、
2段ギヤ33と噛み合うギヤ部34aと、支軸34bを
中心として回動するレバー部材34とを備えている。そ
のレバー部材34には、支軸34bを中心として図中時
計回り方向に付勢させるようなバネ35が取り付けられ
ている。
【0024】また、レバー部材34の一端に突設された
係合ピン34cは、カム部材14の折曲部14Aに穿設
されているガイド孔14dに係合している。そしてレバ
ー部材34の他端に突設された係合ピン34dは、カム
部材28の折曲部28Aに穿設されているガイド孔28
gに係合している。そのことによって、駆動モータ29
の回動によってレバー部材34をバネ35の付勢力に抗
って図中反時計回り方向に回動させると、カム部材14
は図中左側方向に移動し、カム部材28は図中右側方向
に移動する。一方、レバー部材34を図中時計回り方向
に回動させると、カム部材14は図中右側方向に移動
し、カム部材28は図中左側方向に移動するようになっ
ていて、カム部材14とカム部材28とは相対する方向
にそれぞれ移動するようになっている。
【0025】その相対する方向に往復移動するカム部材
14,28によって引出再生部15がz軸方向に沿って
昇降移動すると共に、ディスクをトレイ11から引き出
してクランプし再生するような一連の作動を行うように
なっている。 なお、引出再生部15の底面側には、デ
ィスクを芯だし載置する図示しないターンテーブル回動
用のスピンドルモータ36が取り付けられている。
【0026】図2〜図6に基づいて、引出再生部15を
トレイ配列方向、つまりz軸方向へ昇降させるための搬
送動作を説明する。
【0027】引出再生部15は、その前、後面に設けら
れている突出ピン15a,15b,15cがそれぞれガ
イド孔12c,12m,12nと傾斜孔14c,28
d,28eとの交差部分に嵌入されることにより、カム
部材14,28にそれぞれ摺動可能に支持されている。
それらのカム部材14,28は、駆動モータ29の駆動
力を受けてx軸方向に往復移動し、それに伴って、ガイ
ド孔12c,12m,12nと傾斜孔14c,28d,
28eとの交差部分の位置が相対的に変移することによ
り、引出再生部15の高さが変化すると共に、マガジン
10に収納されたトレイ11との対向位置も変化する。
【0028】それらのことにより、カム部材14が図2
中右側方向に移動すると、ガイド孔12cと傾斜孔14
cとの交差部分の位置が下がり、これに伴って係合ピン
15aも下がると同時に、カム部材28が図5中右側方
向に移動すると、ガイド孔12m,12nと傾斜孔28
d,28eとの交差部分の位置も下がるので、これらに
伴って係合ピン15b,15cも下がることによって、
引出再生部15が下降する。
【0029】また、カム部材14が図2中左側方向に移
動すると、ガイド孔12cと傾斜孔14cとの交差部分
の位置が上がり、これに伴って係合ピン15aも上がる
と同時に、カム部材28が図5中左側方向に移動する
と、ガイド孔12m,12nと傾斜孔28d,28eと
の交差部分の位置も上がるので、これらに伴って係合ピ
ン15b,15cも上がることによって、引出再生部1
5が上昇する。なお、これらの動作は、図示しない制御
装置によって制御されている。
【0030】マガジン10が挿抜されるシャーシ12の
底面には、マガジン10の一部に当接し押圧されること
によってマガジン10と共にy軸方向に移動する図示し
ない略矩形状のイジェクトレバーが往復動可能に取り付
けられている。
【0031】マガジン10の未挿入時、通常、このイジ
ェクトレバーは、シャーシ12に一端が係止されている
マガジン抜出用のイジェクトバネ40の他端が係止され
ることによって挿入口13側に位置するよう付勢されて
いる。そして、そのイジェクトバネ40のバネ力に抗し
てマガジン10をシャーシ12のy軸方向に挿入する
と、イジェクトレバーはマガジン10に押圧されてy軸
方向へ移動するようになっている。
【0032】さらに、マガジン10挿着位置にあたるシ
ャーシ12の底面には、y軸方向に移動するイジェクト
レバーの斜側部に設けてあるカム部に沿って支軸37a
を中心に図中反時計回り方向に回動して、図示しないC
Dコアユニットに取り付けられているマガジン検知スイ
ッチを0N-OFF作動させる検知アーム37と、y軸方向に
挿入されたマガジン10の裏面に設けてある図示しない
挿入溝に沿って支軸39aを中心に往復半円弧運動する
ロックアーム39と、検知アーム37およびロックアー
ム39を付勢する付勢バネ38と、が取り付けられてい
る。なお、検知アーム37とロックアーム39とが本発
明における移動部材に相当し、付勢バネ38が本発明に
おける付勢部材に相当し、マガジン検知スイッチが本発
明のロック検知スイッチに相当する。そして、このシャ
ーシ12へ挿入されたマガジン10が、所定位置に到達
したことを検知するマガジンロック検知は、次ぎのよう
に検知される。
【0033】マガジン10未挿入状態では、検知アーム
37が非回動位置にあることによってマガジン検知スイ
ッチは、SW-OFFの位置で待機している。マガジン10が
挿入口13からシャーシ12内へ徐々に挿入され始める
と、マガジン10の挿入溝に沿ってロックアーム39
は、図中反時計回り方向に回動を開始して、検知アーム
37のストッパとしての位置で待機する。それと同時
に、検知アーム37は、カム部に沿ってSW-ON方向へ支
軸37aを中心に図中反時計回り方向に回動し始める。
そして、ロックアーム39の係止面39bが検知アーム
37の係止面37bと当接することによって検知アーム
37の回動が一旦阻止される。
【0034】その後、マガジン10がさらに挿入され、
ロックアーム39がマガジン10の挿入溝に沿って図中
時計回り方向に若干回動することによって、検知アーム
37の係止部37bとロックアーム39の係止部39b
とが図中右側方向へ摺動を開始して検知アーム37の回
動阻止が解除される。
【0035】そして、イジェクトレバーの斜側部に設け
てあるカム部に沿って検知アーム37が図中反時計回り
方向に若干回動すると共に、マガジン10の挿入溝に沿
って支軸39aを中心に回動自在に取り付けてあるロッ
クアーム39の一部が入り込み、その挿入溝の一部と係
合し、且つ付勢バネ38によりそれぞれが付勢されるこ
とによってマガジン10がシャーシ12に対してロック
される。マガジン10がロックされると、検知アーム3
7はマガジン検知スイッチを0N作動させることによっ
て、マガジンロックが検知される。
【0036】次ぎに、上記構成を備えたディスクチェン
ジャ装置のトレイ引き出し動作について、図2〜図10
を参照して説明する。
【0037】まず、待機状態について説明すると、引出
再生部15を上昇させて最上位置に位置させるように、
カム部材14は図2中で左端側に位置していて、傾斜孔
14cの最上部、且つ水平状態の直線孔の左端に係合ピ
ン15aが位置していると共に、カム部材28は図5中
で左端側に位置していて、傾斜孔28d,28eの最上
部、且つ水平状態の直線孔の左端側に係合ピン15b,
15cがそれぞれ位置している。
【0038】その際、引出再生部15はトレイ11を引
き出させる高さ位置にあるため、シャーシ12に取り付
けられているトレイストッパ26の屈曲突出部26B
は、引出再生部15の押圧部15dにより押圧されて透
孔12kからy軸方向に突出されると共に、さらに、そ
の押圧されている屈曲突出部26Bは、カム部材28の
最上位の窓孔28fからシャーシ12の外部方向に突出
することで、最上位のトレイ11のx軸方向への移動規
制が解除されるようになっている。
【0039】そして、ユーザーによってシャーシ12の
挿入口13からディスクを収納したマガジン10がy軸
方向に挿入され、検知アーム37によりマガジン10が
ロックされ位置固定されると、図7の平断面図に示した
ように、複数のトレイ11の一端部11dが、シャーシ
12の内部方向に押圧されているトレイストッパ26の
複数のストッパ部26Cと当接可能となることによっ
て、各トレイ11のx軸方向の移動は規制される。その
ことによって、各トレイ11が不用意にマガジン10か
ら飛び出すことが防止される。
【0040】そして、その待機状態で所望のディスクの
再生指示が行われると、制御部によって駆動モータ29
が適宜回動させられる。その駆動モータ29の駆動力を
受けてカム部材14,28はx軸方向にそれぞれ相対移
動し、カム部材14が図2中右側方向に移動すると、ガ
イド孔12cと傾斜孔14cとの交差部分の位置が下が
り、これに伴って係合ピン15aも下がると同時に、カ
ム部材28が図5中右側方向に、つまり図7中では左側
方向に移動するので、ガイド孔12m,12nと傾斜孔
28d,28eとの交差部分の位置も下がるので、これ
らに伴って係合ピン15b,15cも下がることによっ
て、引出再生部15の高さが変移して、マガジン10に
収納された目標のトレイ11の高さ位置にまで下降す
る。
【0041】すると、図8に示したように、目標のトレ
イ11の位置高さまで引出再生部15を下降させたカム
部材28に穿設してある窓孔28fの位置高さと、目標
のトレイ11を当接係合させていたストッパ部26Cと
の位置高さとが一致する。そして、引出再生部15に設
けられている突出部15dが、目標のトレイ11の位置
高さにあるトレイストッパ26の固定端側をシャーシ1
2の外側方向に押圧することによって、そのストッパ部
26Cと同一高さの屈曲突出部26Bが窓孔28fから
シャーシ12の後方へ向かって突出するようになる。そ
のことにより、目標のトレイ11の端部11dに対して
当接係合していたストッパ26Cが、その位置から離脱
する方向に移動するので、トレイ11のx軸方向への移
動が解除される(図9参照)。
【0042】そして、図10に示したように、x軸方向
へ移動可能となった目標のトレイ11は、引出再生部1
5の引出部25によって引出再生部15の再生位置まで
引き出されて、引出再生部15にディスクがクランプさ
れる。
【0043】そして、図11に示したように、移動が終
了したトレイ11に対して、窓孔28fと屈曲突出部2
6Bとの位置をずらすようにカム部材28を図中僅か左
側方向に移動させる。そして、屈曲突出部26Bが再び
カム部材28の一側面に押圧されるようにする。そのこ
とにより、ストッパ部26Cがトレイ11の端部11e
を押圧してトレイ11のがたつきを防止する。その後、
引出再生部15にクランプされたディスクの再生が開始
される。
【0044】また、このとき、再生位置以外にあるその
他のトレイ11の状態は、図7に示した状態と同様であ
って、カム部材28の一側面に押圧されている状態が維
持されていて、それらのトレイ11がマガジン10から
飛び出さないようになっている。
【0045】以上のように、本発明の実施の形態におけ
るディスクチェンジャ装置は、マガジン10が装置内に
挿入されると、その挿入により移動するロックアーム3
9がマガジン10の裏面に設けられた挿入溝と係合し、
さらに検知アーム37によりマガジン検知スイッチが作
動される。さらに、それら検知アーム37とロックアー
ム39は付勢バネ38により付勢されている。このこと
により、マガジンを装置に対しロックする移動部材自体
がロック検知スイッチを作動させているので、マガジン
自体が検知スイッチを作動させる構成と比べ、外部振動
の影響を受けずに、確実にマガジンの装着を検知するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マガジンの概略構造を示す平面図および側面図
である。
【図2】実施形態に係るディスクチェンジャ装置の構成
を示す正面図およびフックの説明図である。
【図3】図2のディスクチェンジャ装置の平面図であ
る。
【図4】シャーシ内側の後方正面図およびトレイストッ
パの平面図である。
【図5】図2の背面図である。
【図6】図2の底面図である。
【図7】トレイとトレイストッパとの動作関係を示す説
明図である。
【図8】トレイとトレイストッパとの動作関係を示す説
明図である。
【図9】図8のA−A矢視断面図である。
【図10】トレイとトレイストッパとの動作関係を示す
説明図である。
【図11】トレイとトレイストッパとの動作関係を示す
説明図である。
【符号の説明】
10 マガジン 11 トレイ 12 シャーシ 12k 透孔 14 カム部材 15 引出再生部 25 引出部 26 トレイストッパ 26A 基端部 26B 折曲屈曲部 26C ストッパ部 28 カム部材 28f 窓孔 29 駆動モータ 37 検知アーム 39 ロックアーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 孝 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 (72)発明者 森川 清司 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 (72)発明者 坂井 敏之 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 (72)発明者 成瀬 祥一 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 Fターム(参考) 5D072 AB22 BH05 CA13 EB02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数枚のディスクを配列して収納するマガ
    ジンと、前記マガジンからディスクを再生位置まで引き
    出す引出手段と、前記引出手段を前記配列方向に搬送す
    る搬送手段とを有し、前記マガジンから引き出されたデ
    ィスクを再生するディスクチェンジャ装置であって、 前記マガジンの装置内への挿入に伴い移動する移動部材
    と、 前記移動部材を付勢する付勢部材と、 前記移動部材の移動により作動されるロック検知スイッ
    チを備え、 前記移動部材は、前記マガジンが装置内に挿入される
    と、前記マガジンに設けられた挿入溝と係合してマガジ
    ンを装置に対しロックするとともに、前記ロック検知ス
    イッチを作動することを特徴とするディスクチェンジャ
    装置。
  2. 【請求項2】前記移動部材は、前記挿入溝と係合するロ
    ックアームと、前記検知スイッチを作動する検知アーム
    からなり、 前記ロックアームの移動と前記検知アームの移動とは、
    互いに同期がとられていることを特徴とする請求項1に
    記載のディスクチェンジャ装置。
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