JP2009508874A - イリノテカン塩酸塩の新規結晶形 - Google Patents

イリノテカン塩酸塩の新規結晶形 Download PDF

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Abstract

本発明は、イリノテカン塩酸塩の新規な結晶形およびそれらの製造方法、該新規な結晶形を含む医薬組成物、ならびにそれを用いて結腸もしくは直腸の転移性癌を治療する方法を提供する。

Description

関連出願
この出願は、2005年9月20日に出願された米国仮特許出願第60/718,827号の優先権を主張する。米国仮特許出願第60/718,827号の全ての内容が参照として、ここに組み込まれる。
発明の背景
発明の分野
本発明は、7-エチル-10-[4-(1-ピペリジノ)-1-ピペリジノ]カルボニルオキシカンプトテシンモノ塩酸塩3水和物(イリノテカン塩酸塩)に関する。
本発明は、より詳細には、従来製造されていたイリノテカン塩酸塩より濾過の容易性が向上した、新たに見出された結晶形、新規な結晶形の製造方法、新規な結晶形を含む医薬組成物、および該結晶形を用いて結腸もしくは直腸の転移性癌を治療する方法に関する。
関連技術の記載
次の分子構造:
Figure 2009508874
および分子式:C33H38N4O6・HCl・3H2Oおよび分子量:677.19を有する7-エチル-10-[4-(1-ピペリジノ)-1-ピペリジノ]カルボニルオキシカンプトテシンモノ塩酸塩3水和物は、トポイソメラーゼI阻害剤のクラスの抗腫瘍剤である。
イリノテカン塩酸塩は、カンプトテシンの半合成誘導体であり、Camptotheca acuminata のような植物からのアルカロイド抽出物である。
イリノテカン塩酸塩は、結腸もしくは直腸の転移性癌を患う患者に対して、5-フルオロウラシルおよびロイコボリンと組み合わせて用いる第一線の治療用成分としてFDAにより承認されている。
それは、フルオロウラシルをベースとした当初の治療の後で疾患が再発もしくは進行した、結腸もしくは直腸の転移性癌の患者を治療するためにも承認されている。Physicians' Desk Reference、59版、2005年。
イリノテカン塩酸塩は、Camptosar(登録商標)という商品名の下に、注射剤の形態で市販されている。
本発明は、イリノテカン塩酸塩の新規な固体状態の結晶形に関する。
米国特許第4,604,463号は、包括的なイリノテカンおよびイリノテカン塩酸塩の種々の製造方法を開示している。該'463特許は、その全体、特に市場で入手でき、容易にアクセスできる出発物質からのイリノテカンおよびイリノテカン塩酸塩の合成に関する教示について、参照によりここに組み込まれる。
該'463特許の実施例19では、10-クロロカルボニルオキシ-7-エチルカンプトテシンを乾燥ジオキサン中に懸濁させることにより、7-エチル-10-[4-(1-ピペリジノ)-1-ピペリジノ]カルボニルオキシカンプトテシンが製造されている。4-ピペリジノピペリジンがこの懸濁液に加えられた。出発物質がなくなるまで、この混合物が撹拌された。次いで、減圧下に蒸留して溶媒が除去され、残渣がシリカゲルカラムクロマトグラフィにより分離、精製されて、7-エチル-10-[4-(1-ピペリジノ)-1-ピペリジノ]カルボニルオキシ カンプトテシンが得られた。
該'463特許の実施例28では、7-エチル-10-ヒドロキシカンプトテシンおよび1-クロロカルボニル-4-ピペリジノピペリジンを無水ピリジン中に溶解し、この混合物を室温で1時間撹拌することにより、7-エチル-10-[4-(1-ピペリジノ)-1-ピペリジノ]カルボニルオキシカンプトテシンが製造されている。反応混合物が真空下に蒸発乾固され、残渣がCHCl3中に溶解された。この溶液がNaHCO3 7% 水溶液、次いでNaCl 飽和水溶液で洗浄され、CHCl3 層がMgSO4で乾燥され、濾過され、真空下に蒸発させられた。残留物質が短いシリカゲルカラムを通すことにより脱色されて、7-エチル-10-[4-(1-ピペリジノ)-1-ピペリジノ]カルボニルオキシカンプトテシンが淡黄色の塊として得られた。これをエタノールから再結晶して、無色の針状晶が得られた。
該'463特許の実施例37では、蒸留水中の7-エチル-10-[1-(4-ピペリジノ)ピペリジノ]カルボニルオキシカンプトテシンの氷冷懸濁液に、1/10 N HClを加えることにより、7-エチル-10-[4-(1-ピペリジノ)-1-ピペリジノ]カルボニルオキシカンプトテシン塩酸塩が製造されている。懸濁液が氷浴中で冷却下に5分間激しく撹拌された。溶液が濾過(0.22 μm, SLGS 025 OS)され、濾液が一夜凍結乾燥されて、7-エチル-10-[4-(1-ピペリジノ)-1-ピペリジノ]カルボニルオキシ カンプトテシン塩酸塩が、淡黄色のアモルファス固体として得られた。
われわれは、製造過程において従来知られていたイリノテカン塩酸塩の結晶形より取扱いが容易であるイリノテカン塩酸塩の新規な結晶形を見出し、特徴づけた。
イリノテカン塩酸塩の新規な結晶形が要望されていた。医薬化合物の新規な結晶形の発見は、イリノテカン塩酸塩を含む医薬品の改善された生産方法を提供する。新規な結晶形は、医薬物質の製剤化に関与している科学者にとって、本発明の新規な結晶形がなければ達成され得なかった、新しくて改良された医薬組成物を調製し得る可能性を増大させる。
発明の概要
本発明の第1の観点は、イリノテカン塩酸塩のフォームI結晶に向けられている。フォームIはそのX線回折パターンにより同定され得る。イリノテカン塩酸塩のフォームIは、エタノール、N−ヘプタンおよび塩酸の溶媒を用い、制御された条件下で製造することができる。
本発明の第2の観点は、イリノテカン塩酸塩のフォームII結晶に向けられている。フォームIIはそのX線回折パターンにより同定され得る。イリノテカン塩酸塩のフォームIIは、エタノールおよび塩酸の溶媒を用い、制御された条件下で製造することができる。
本発明の第3の観点は、イリノテカン塩酸塩のフォームIII結晶に向けられている。フォームIIIはそのX線回折パターンにより同定され得る。イリノテカン塩酸塩のフォームIIIは、メタノール、酢酸エチルおよび塩酸の溶媒を用い、制御された条件下で製造することができる。
本発明の第4の観点は、イリノテカン塩酸塩のフォームIV結晶に向けられている。フォームIVはそのX線回折パターンにより同定され得る。イリノテカン塩酸塩のフォームIVは、エタノール、酢酸エチルおよび塩酸の溶媒を用い、制御された条件下で製造することができる。
本発明は、イリノテカン塩酸塩の現存する結晶形より容易に溶液から濾過されるイリノテカン塩酸塩の結晶形を提供する。この濾過の容易性の向上は、生産過程におけるイリノテカン塩酸塩の取扱いおよび加工性を容易ならしめるので有用である。
本発明のその他の目的および特徴は、以下の詳細な記載を添付の図面と一緒に考慮することにより、明らかになるであろう。しかしながら、図面は発明を説明するためだけに描かれており、発明を限定するものでないことは、理解されるべきである。発明に関しては、添付の特許請求の範囲が参照されるべきである。さらに、図面は必ずしも縮尺して描かれているわけでなく、断りのないかぎり、明細書中に記載されている構造および手順を概念的に説明することだけを意図したものであることが理解されるべきである。
図面の簡単な説明
図面において、
図1は、フォームIの特徴的な粉末X線回折パターンである。
図2は、フォームIの赤外線拡散反射(infrared diffuse reflectance) パターンである。
図3は、フォームIIの特徴的な粉末X線回折パターンである。
図4は、フォームIIの赤外線拡散反射パターンである。
図5は、フォームIIIの特徴的な粉末X線回折パターンである。
図6は、フォームIIIの赤外線拡散反射パターンである。
図7は、フォームIVの特徴的な粉末X線回折パターンである。
図8は、フォームIVの赤外線拡散反射パターンである。
図9は、フォームI〜IVのX線回折パターンを並べて比較したものである。
現時点での好ましい実施形態の詳細な記載
第1の観点において、本発明は、フォームIと呼ばれる、濾過の容易性が向上したイリノテカン塩酸塩の新規な結晶形を提供するものである。フォームIは、粉末X線回折(PXRD)分析および赤外線拡散反射分析により特徴づけられる。該PXRDおよび赤外線拡散反射パターンは、図面(それぞれ図1および図2)に示されている。
図1を参照して、イリノテカン塩酸塩のフォームIのPXRD はユニークである。フォームIは、フォームII、IIIおよびIVからそれを区別する表1に示されたPXRDの特徴により特徴づけることができる。
試験サンプルを粉砕し、X線機器Scintag X2 Advance Diffractionのトレイ上に均一に置き、連続スキャン速度2.00 Deg/分で、5.00-40.00(Deg.)の範囲にわたって、波長1.540562で試験した。
Figure 2009508874
図2を参照して、イリノテカン塩酸塩のフォームIの赤外線拡散反射パターンは、フォームIのユニークな特徴を示している。
われわれは、サンプル約3mgを秤量し、このサンプルを300mgの乾燥KBr 中に均一に分散させ、次いで拡散反射により、400〜4000 cm-1 の間のスペクトルを直ちに記録した。われわれは、各サンプルについて単一の試験を行なった。IR機器はNicolet、Magna-IR 560 Spectrometerである。サンプル・スキャンの数は32である。バックグラウンド・スキャンの数は32である。分離度は4である。サンプル・ゲインは8である。ミラーの速度は0.6329である。口径は100である。
フォームIの乾燥減量(LOD)は7.9%と測定された。該LOD はTA instrument 2950を用いて試験された。
イリノテカン塩酸塩のフォームIは、実施例1に記載された条件下で製造された。イリノテカン塩酸塩のフォームIが製造されるその他の条件は、通常の実験により見出されるだろう。
イリノテカン塩酸塩のフォームIは、イリノテカン塩酸塩をエタノール、塩酸、およびN−ヘプタンの溶液から結晶化することにより製造することができる。
その第2の観点において、本発明は、フォームIIと呼ばれる、濾過の容易性が向上したイリノテカン塩酸塩のもう1つの新規な結晶形を提供するものである。フォームIIは、PXRD分析および赤外線拡散反射分析により特徴づけられる。該PXRDおよび赤外線拡散反射パターンは、図面(それぞれ図3および図4)に示されている。
図3を参照して、イリノテカン塩酸塩のフォームIIのPXRD はユニークである。フォームIIは、フォームI、IIIおよびIVからそれを区別する表2に示されたPXRDの特徴により特徴づけることができる。
図3のPXRD は、フォームIを特徴づけるのに用いられたのと同じ機器およびサンプル調製を用いて行なわれた。さらに、PXRD、乾燥減量および赤外線拡散反射を測定するのに採用された試験手順は、本発明のイリノテカン塩酸塩の結晶形すべてについて同じである。
Figure 2009508874
図4を参照して、イリノテカン塩酸塩のフォームIIの赤外線拡散反射パターンは、フォームIIのユニークな特徴を示している。
図4の赤外線拡散反射は、フォームIを特徴づけるのに採用されたのと同じ機器およびサンプル調製を用いて行なわれた。
フォームIの乾燥減量の測定結果は7.8%であった。
イリノテカン塩酸塩のフォームIIは、実施例2に記載された条件下で製造された。イリノテカン塩酸塩のフォームIIが製造されるその他の条件は、通常の実験により見出されるだろう。
イリノテカン塩酸塩のフォームIIは、イリノテカン塩酸塩をエタノールおよび塩酸の溶液から結晶化することにより製造することができる。
その第3の観点において、本発明は、フォームIIIと呼ばれる、濾過の容易性が向上したイリノテカン塩酸塩のもう1つの新規な結晶形を提供するものである。
フォームIIIは、粉末X線回折(PXRD)および赤外線拡散反射分析により特徴づけられる。該PXRDおよび赤外線拡散反射パターンは、図面(それぞれ図5および図6)に示されている。
図5を参照して、イリノテカン塩酸塩のフォームIIIのPXRD はユニークである。フォームIIIは、フォームI、IIおよびIVからそれを区別する表3に示されたPXRDの特徴により特徴づけることができる。
図5のPXRD は、フォームIおよびIIを特徴づけるのに用いられたのと同じ機器およびサンプル調製を用いて行なわれた。
Figure 2009508874
図6を参照して、イリノテカン塩酸塩のフォームIIIの赤外線拡散反射パターンは、フォームIIIのユニークな特徴を示している。
図6の赤外線拡散反射パターンは、フォームIおよびIIを特徴づけるのに採用されたのと同じ機器およびサンプル調製を用いて行なわれた。
イリノテカン塩酸塩のフォームIIIは、実施例3に記載された条件下で製造された。イリノテカン塩酸塩のフォームIIIが製造されるその他の条件は、通常の実験により見出されるだろう。
イリノテカン塩酸塩のフォームIIIは、イリノテカン塩酸塩をメタノール、酢酸エチルおよび塩酸の溶液から結晶化することにより製造することができる。
その第4の観点において、本発明は、フォームIVと呼ばれる、濾過の容易性が向上したイリノテカン塩酸塩の1つの新規な結晶形を提供するものである。
フォームIVは、粉末X線回折(PXRD)分析および赤外線拡散反射分析により特徴づけられる。該PXRDおよび赤外線拡散反射パターンは、図面(それぞれ図7および図8)に示されている。
図7を参照して、イリノテカン塩酸塩のフォームIVのPXRD はユニークである。フォームIVは、フォームI、IIおよびIIIからそれを区別する表4に示されたPXRDの特徴により特徴づけることができる。
図7のPXRD は、フォームI、IIおよびIIIを特徴づけるのに用いられたものと同じ機器およびサンプル調製を用いて行なわれた。
Figure 2009508874
図8を参照して、イリノテカン塩酸塩のフォームIVの赤外線拡散反射パターンは、フォームIVのユニークな特徴を示している。
図8の赤外線拡散反射パターンは、フォームI、IIおよびIIIを特徴づけるのに採用されたのと同じ機器およびサンプル調製を用いて行なわれた。
イリノテカン塩酸塩のフォームIVは、実施例4に記載された条件下で製造された。イリノテカン塩酸塩のフォームIVが製造されるその他の条件は、通常の実験により見出されるだろう。
イリノテカン塩酸塩のフォームIVは、イリノテカン塩酸塩をエタノール、酢酸エチルおよび塩酸の溶液から結晶化することにより製造することができる。
イリノテカン塩酸塩のフォームI、II、IIIおよびIVは、結腸もしくは直腸の転移性癌の治療用医薬組成物および投与剤形中の有効成分として有用である。
イリノテカン塩酸塩のフォームI、II、IIIおよびIVは、米国で最近、患者に投与されているイリノテカン塩酸塩の注射剤のようなイリノテカンの塩および溶媒和物を製造するのにも有用である。
イリノテカン塩酸塩の原子位置および分子立体配座が塩または溶媒和物の形成で著しく変化しないかぎり、かかる塩および溶媒和物は本発明の範囲に含まれると考えられるべきである。
イリノテカン塩酸塩のフォームI、II、IIIおよびIVは、結腸もしくは直腸の転移性癌の治療を必要とするヒトまたは他の哺乳動物に投与するための医薬品中に配合することができる。医薬組成物および投与剤形は、経皮吸収用に製剤化することができる。
経皮吸収用の医薬組成物は、ソルビトールNF粉末および乳酸のような賦形剤を含む。溶液のpHは、水酸化ナトリウムまたは塩酸を用いて3.5(3.0〜3.8の範囲)に調整することができる。この組成物は、静脈内に注入される前に、5% デキストロース注射液、USP(米国薬局方) (D5W)または0.9% 塩化ナトリウム注射液、USPで希釈されるように意図されている。好ましい希釈剤は5% デキストロース注射液、USP である。
本発明の医薬組成物および投与剤形は、従来のイリノテカン塩酸塩を含む組成物が投与されていたやり方で、結腸もしくは直腸の転移性癌を治療する目的で、患者に投与することができる。
この目的のために、イリノテカン塩酸塩のフォームI、II、IIIおよび/またはIVは、好ましくは約75〜180mg/m2の量で投与される。
好ましいある実施形態に関して本発明が記載されてきたが、本発明は以下の非限定的な実施例により、さらに説明される。
イリノテカン塩酸塩のフォームIの製造
実施例1
アモルファスのイリノテカン酢酸塩(6.35 g)およびエタノール(45 mL)を適当な容器に入れた。得られた混合物を加熱還流(約70℃)し、懸濁液として維持した。反応混合物に2N HCl (5.4 mL) を加えてpHを4より低く調整した。得られた混合物にN−ヘプタン(25 mL)およびエタノール(30 mL) を加えた。次いで、溶液を0〜10℃に冷却し、この温度で1時間撹拌した。 次いで、酢酸エチル(200 mL)を入れて溶媒交換を行なった。次いで、溶液を濾過し、酢酸エチル(50mL)で洗浄した。固形物を真空下で乾燥した。水分含量が予期したより低かったので、上記の固形物を高い湿度の下で1時間加熱し、次いで冷却してイリノテカン塩酸塩3水和物のフォームI(6.6 g)を得た。
イリノテカン塩酸塩のフォームIIの製造
実施例2
アモルファスのイリノテカン酢酸塩(14.5 g)およびエタノール(101 mL)を適当な容器に入れた。得られた混合物を加熱還流し、懸濁液として維持した。反応混合物に2N HCl (10 mL) を加えてpHを4より低く調整した。得られた混合物に酢酸エチル(145 mL)を加えた。次いで、混合物を0〜10℃に冷却し、この温度で1時間撹拌し、濾過し、酢酸エチル(100 mL)で洗浄した。固形物を真空下で乾燥した。水分含量が予期したより低かったので、上記の固形物を雰囲気中に一夜置いて、イリノテカン塩酸塩3水和物のフォームII(13.5 g)を得た。
イリノテカン塩酸塩のフォームIIIの製造
実施例3
アモルファスのイリノテカン酢酸塩(2.0 g)およびメタノール(14 mL)を100 mLの反応器に入れた。反応混合物を50℃に加熱した。固体の粒子を溶解するために、2N 塩酸 (6.2重量%、約1.7 mL) を加えてpHのレベルを4より低く調整した。混合物に酢酸エチル(40 mL)をゆっくり加えた。混合物を0〜10℃に冷却し、この温度で1時間撹拌した。 固体粒子を濾取し、冷酢酸エチル(6 mL)で洗浄した。湿ったケーキを真空下で乾燥して、イリノテカン塩酸塩3水和物のフォームIII(1.66 g)を得た。
イリノテカン塩酸塩のフォームIVの製造
実施例4
アモルファスのイリノテカン酢酸塩(234 g)およびエタノール(1300 g)を16Lの反応器に入れた。反応混合物を加熱還流した。固体粒子を溶解するために、溶液のpH値が4より低くなるまで9N 塩酸 (14.3重量%、約89g) を加えた。混合物に酢酸エチル(2040g)をゆっくり加えた。混合物を0〜10℃に冷却し、この温度で1時間撹拌した。固体粒子を濾取し、冷酢酸エチル(420 g)で洗浄した。湿ったケーキを真空下で乾燥して、イリノテカン塩酸塩3水和物のフォームIV(160 g)を得た。
本発明は、実施例としてのみ記載された上記の実施形態に限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲により定義された保護範囲内でいろいろと修正され得る。
図1は、フォームIの特徴的な粉末X線回折パターンである。 図2は、フォームIの赤外線拡散反射パターンである。 図3は、フォームIIの特徴的な粉末X線回折パターンである。 図4は、フォームIIの赤外線拡散反射パターンである。 図5は、フォームIIIの特徴的な粉末X線回折パターンである。 図6は、フォームIIIの赤外線拡散反射パターンである。 図7は、フォームIVの特徴的な粉末X線回折パターンである。 図8は、フォームIVの赤外線拡散反射パターンである。 図9は、フォームI〜IVのX線回折パターンを並べて比較したものである。

Claims (20)

  1. 2θにおいて、20.3956±0.2、22.2950±0.2、12.0744±0.2、8.4800±0.2および 11.8306±0.2°に ピークを有する粉末X線回折パターンにより特徴づけられるイリノテカン塩酸塩の結晶形。
  2. 2θにおいて、15.7587±0.2および18.5200 ±0.2°にピークを有する粉末X線回折パターンによりさらに特徴づけられる、請求項1に記載のイリノテカン塩酸塩の結晶形。
  3. 波数、約1749、1189、1234、1663および1720におけるピークを有する赤外線拡散反射パターンによりさらに特徴づけられる、請求項1に記載のイリノテカン塩酸塩の結晶形。
  4. 図3に示されたのと実質的に同じX線回折パターンを有する請求項1に記載のイリノテカン塩酸塩の結晶形。
  5. 図4に示されたのと実質的に同じ赤外線拡散反射パターンを有する、請求項1に記載のイリノテカン塩酸塩の結晶形。
  6. a) エタノールおよび塩酸中にイリノテカンを溶解する、
    b) エタノールおよび塩酸からイリノテカン塩酸塩を結晶化させて請求項1に記載の結晶形を生成させる、そして
    c) エタノールおよび塩酸からイリノテカン塩酸塩の結晶形を分離する
    ことを含む、請求項1に記載のイリノテカン塩酸塩の結晶形の製造方法。
  7. 2θにおいて、23.9600± 0.2、20.9200± 0.2および21.0800 ± 0.2°に ピークを有する粉末X線回折パターンにより特徴づけられるイリノテカン塩酸塩の結晶形。
  8. 2θにおいて、21.0944± 0.2、23.8375± 0.2、 24.3200± 0.2および10.2800 ± 0.2°にピークを有する粉末X線回折パターンによりさらに特徴づけられる、請求項7に記載のイリノテカン塩酸塩の結晶形。
  9. 波数、約1229、1721、1190、1659および1598にピークを有する赤外線拡散反射パターンによりさらに特徴づけられる、請求項7に記載のイリノテカン塩酸塩の結晶形。
  10. 図5に示されたのと実質的に同じX線回折パターンを有する、請求項7に記載のイリノテカン塩酸塩の結晶形。
  11. 図6に示されたのと実質的に同じ赤外線拡散反射パターンを有する、請求項7に記載のイリノテカン塩酸塩の結晶形。
  12. a) メタノール、酢酸エチルおよび塩酸中にイリノテカンを溶解する、
    b) メタノール、酢酸エチルおよび塩酸からイリノテカン塩酸塩を結晶化させて請求項7に記載の結晶形を生成させる、そして
    c) メタノール、酢酸エチルおよび塩酸からイリノテカン塩酸塩の結晶形を分離する
    ことを含む、請求項7に記載のイリノテカン塩酸塩の結晶形の製造方法。
  13. a) エタノール、N−ヘプタンおよび塩酸中にイリノテカンを溶解する、
    b) エタノール、N−ヘプタンおよび塩酸からイリノテカン塩酸塩を結晶化させて結晶形を生成させる、そして
    c) エタノール、N−ヘプタンおよび塩酸からイリノテカン塩酸塩の結晶形を分離する
    ことを含み、該イリノテカン塩酸塩の結晶形が、2θにおいて12.3406±0.2、24.7913±0.2、10.9438±0.2、8.2056±0.2、27.6750±0.2、22.7206±0.2および21.2350±0.2°にピークを有する粉末X線回折パターンにより特徴づけられる、イリノテカン塩酸塩の結晶形の製造方法。
  14. イリノテカン塩酸塩の結晶形が波数約1686、1612、1748、 1192および1663にピークを有する赤外線拡散反射パターンによりさらに特徴づけられる、請求項13に記載の製造方法。
  15. イリノテカン塩酸塩の結晶形が、図1に示されたのと実質的に同じX線回折パターンを有する、請求項13に記載の製造方法。
  16. イリノテカン塩酸塩の結晶形が、図2に示されたのと実質的に同じ赤外線拡散反射パターンを有する、請求項13に記載の製造方法。
  17. a) エタノール、酢酸エチルおよび塩酸中にイリノテカンを溶解する、
    b) エタノール、酢酸エチルおよび塩酸からイリノテカン塩酸塩を結晶化させて結晶形を生成させる、そして
    c) エタノール、酢酸エチルおよび塩酸からイリノテカン塩酸塩の結晶形を分離する
    ことを含み、該イリノテカン塩酸塩の結晶形が、2θにおいて9.1912± 0.2、9.9800± 0.2、18.8937± 0.2、15.2725± 0.2、16.1681± 0.2、25.7400± 0.2および27.0662± 0.2°にピークを有する粉末X線回折パターンにより特徴づけられる、イリノテカン塩酸塩の結晶形の製造方法。
  18. イリノテカン塩酸塩の結晶形が、波数1712、1231、1188、1668および1432にピークを有する赤外線拡散反射パターンによりさらに特徴づけられる、請求項17に記載の製造方法。
  19. イリノテカン塩酸塩の結晶形が、図7に示されたのと実質的に同じX線回折パターンを有する、請求項17に記載の製造方法。
  20. イリノテカン塩酸塩の結晶形が、図8に示されたのと実質的に同じ赤外線拡散反射パターンを有する、請求項17に記載の製造方法。
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