JP2009505426A - 外部回路への相互接続を有する光起電力電池 - Google Patents

外部回路への相互接続を有する光起電力電池 Download PDF

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Abstract

外部回路への相互接続を有する光起電力電池、ならびにそれに関連する構成要素、システム、および方法を開示する。

Description

本発明は、外部回路への相互接続を有する光起電力電池、ならびにそれに関連する構成要素、システム、および方法に関する。
光起電力電池は、太陽エネルギーを電気エネルギーに変換するために使用され得る。このような電池は一般に、2つの電極の間に配置された光活性層を有する。通常は、光は片方または両方の電極を通過し、光活性層と相互作用をし、太陽エネルギーを電気エネルギーに変換する。
一態様において、本発明は、第1および第2の電極と、第1および第2の電極の間の光活性層と、第1の電極と電気的に接続された導電層と、導電層および第1の電極の間の第1の基板とを備えるシステムを特徴とする。第1の電極は導電層を介して外部負荷に電気的に接続されるように構成されている。前記システムは光起電力電池として構成される。
別の態様において、本発明は、第1および第2の電極と、第1および第2の電極の間の光活性層と、第1の電極と電気的に接続された回路と、前記回路および第1の電極の間に1つ以上の開口を有する第1の基板と、前記開口に配置された導電性材料とを備えるシステムを特徴とする。前記回路は、前記導電性材料を介して第1の電極に電気的に接続されている。前記システムは光起電力電池として構成される。
実施形態は、下記の1つ以上の態様を含むことができる。
導電層は、真鍮、スズめっき銅、スズめっきステンレススチール、またはスズめっきニッケルからなることができる。
導電層はテープ状、またはメッシュ状をなすことができる、
導電層はバスを有することができる。
前記回路は、電源プラグ、バッテリーチャージャ、携帯電話充電器、電源装置などの電気装置の少なくとも一部を備えることができる。
導電層または前記回路は、第1の基板内の開口に配置された導電性接着材料を介して、第1の電極に電気的に接続され得る。一実施形態において、導電性接着材料は金属添加ポリマーからなることができる。
導電層または前記回路は、さらに金属円板を介して第1の電極に電気的に接続され得る。一実施形態において、金属円板は、チタン、ステンレススチール、パラジウム、白金、銅、スズ、アルミニウム、インジウム、金、銀、ニッケル、またはこれらの合金からなる。
導電層または前記回路は、第1の基板内の開口に配置された導電性パッドを介して、第1の電極に電気的に接続され得る。一実施形態において、導電性パッドは、金属ばねまたは炭素を含有するポリマーからなる。そのポリマーは、ゴム、シリコーン、硬化性弾性ポリマーであることができる。金属ばねは、鋼鉄、銀、チタン、またはこれらの合金であることができる。
導電層または前記回路は、第1の基板内の開口に配置された低融点金属または低融点合
金を介して、第1の電極に電気的に接続され得る。
導電層または前記回路は、第1の電極上の2箇所以上の位置において、第1の電極に電気的に接続され得る。
導電層または前記回路は、第1の電極と第2の基板との間に配置され得る。一実施形態において、第1または第2の基板は、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリイミド、セルロース系ポリマー、ポリエーテル、ポリエーテルケトン、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネート、ポリウレタン、およびこれらの組合せから選択されたポリマーからなる。
前記システムは、第1の基板と第1の電極との間の第1の接着層、および第1の基板と導電層または前記回路との間の第2の接着層をさらに備えることができる。一実施形態において、第1または第2の接着層は、エポキシ、ポリウレタン、ポリ尿素、ポリエステル、スチレン−アクリロニトリルコポリマー、ポリエチレン系ポリマー、またはポリプロピレン系ポリマーからなる。
第1の電極は金属箔からなることができる。一実施形態において、金属箔はチタン、ステンレススチール、パラジウム、白金、銅、アルミニウム、インジウム、金、銀、ニッケル、またはこれらの合金からなる。
光活性材料は、電子供与体材料と電子受容体材料とを含むことができる。一実施形態において、電子受容体材料は、フラーレン、無機ナノ粒子、オキサジアゾール、ディスコティック液晶、炭素ナノロッド、無機ナノロッド、CN基含有ポリマー、CF基含有ポリマー、およびこれらの組合せから選択された材料からなることができる。一実施形態において、電子供与体材料は、ディスコティック液晶、ポリチオフェン、ポリフェニレン、ポリフェニルビニレン、ポリシラン、ポリチエニルビニレン、およびポリイソチアナフタレンから選択された材料からなることができる。
光活性材料は、光増感凝集ナノ粒子材料を含むことができる。一実施形態において、光増感凝集ナノ粒子材料は、セレン化物、硫化物、テルル化物、酸化チタン、酸化タングステン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、およびこれらの組合せから選択された材料からなる。
光活性材料は、非晶質ケイ素またはCIGSからなることができる。
実施形態は、下記の1つ以上の利点を有することができる。
一実施形態において、導電層は、例えば表面上にスズの被覆体を備えることにより、はんだ付け可能な表面を有することができる。はんだ付け可能な表面は、光起電力電池を外部負荷に信頼性を有して接続するために用いられ得る。さらに、スズの被覆体は、光起電力電池と外部負荷との間の接続部分の酸化を最小限とし、それにより電気的な接続の信頼性を向上させることができる。
一実施形態において、金属円板は、導電性接着材料が接着するための良好な表面を提供できる。さらに金属円板は、はんだ付け可能な表面を有し(例えば表面上にスズの被覆体を備えることにより)、第1の電極を導電層または前記回路に信頼性を有して接続することができる。
本発明の他の特徴および利点は、明細書の記載、図面、および請求の範囲から明らかになろう。
複数の図面における類似の参照符号は、類似の要素を示す。
本発明は、広くは外部回路への相互接続を有する光起電力電池に関する。
一実施形態において、光起電力電池は色素増感太陽電池(DSSC)であることができる。図1に示すように、システム100はDSSC120からなり、DSSC120は、電荷キャリア層104(例えば、ヨウ化物/ヨウ素溶液などの電解質を有する)と、電極102(例えばITO層または酸化スズ層)と電極107(例えば金属箔)との間に接着剤106を介して配置された光活性層105(例えば、TiO粒子などの半導体材料を有する)とを備える。光活性層105はまた、色素などの光増感剤を有する。一般に、光増感剤は作動する波長範囲内(例えば太陽光スペクトル内)の光子を吸収することができる。DSSC120はまた、電極102と電荷キャリア層104との間に配置された触媒層103(例えば、白金を含有する)を有し、触媒層103は電荷キャリア層104内における酸化還元反応に触媒作用を及ぼす。DSSC120はまた、2つの基板101,109を有する。電極102は基板101の内面上に配置され、電極107は基板109の内面上に配置されている。
一実施形態において、電極107は導電層114を介して外部負荷116に電気的に接続される。一実施形態において、導電層は高導電性材料により形成される。このような高導電性材料の例には、真鍮、スズめっき銅、スズめっきステンレススチール、またはスズめっきニッケルなどのはんだ付け可能な合金がある。一実施形態において、導電層114はテーブまたはメッシュの形状をなす。一実施形態において、導電層114はバスの形状をなす。一実施形態において、導電層114は表面をスズにより被覆され、それにより導電層114はDSSC120を外部負荷へ信頼性を有して接続するために用いられ得る。さらに、スズ被覆された表面はDSSC120と外部負荷との間の接続部分の酸化を最小にし、それにより、電気的な接続の信頼性を向上させることができる。
導電層114は、基板115上に配置することができる。基板115は、基板101,109を形成するために用いられた材料と同一の材料から形成したり、同材料とは異なる材料から形成したりすることができる。一実施形態において、導電層114は接着層113を介して基板109に取り付けられる。接着層113を調製するために用いられ得る材料の例には、エポキシ、ポリウレタン、ポリ尿素、ポリエステル、スチレン−アクリロニトリルコポリマー、ポリエチレン系ポリマー、またはポリプロピレン系ポリマーがある。
一実施形態において、電極107は、接着層108を介して基板109の内面上に配置され得る。接着層108は、接着層113を形成するために用いられた材料と同一の材料から形成したり、同材料とは異なる材料から形成したりすることができる。
一実施形態において、電極107は、導電性接着材料110を介して導電層114に接続されている。導電性接着材料110を調製するために用いられ得る材料の例には、金属添加ポリマーがある。そのポリマーはポリエステル、ポリエレタン、またはエポキシポリマーであってよい。その金属は薄片をなすことができる(例えば銀の薄片)。一実施形態において、導電性接着材料110は乾燥形状であっても、液状であってもよい。例えば、導電性接着材料110は、ポリマー(例えばポリエステル)と、溶媒(例えばトルエンまたはメチルエチルケトン)に懸濁された金属薄片(例えば銀の薄片)とを含むことができる。一実施形態において、導電性接着材料110は、金属との混合を向上したり、可撓性を向上したり、ある条件における硬化性を向上したりするため、修飾されたポリマーを含むことができる。
導電性接着材料110は、接着層108、基板109、および接着層113の開口に配置され、それにより導電性接着材料110は電極107と導電層114とを電気的に接続することができる。前記開口は、レーザーまたはウォータジェットなどの切削工具により
調製され得る。切削工具は接着層108および基板109の一部を切除して電極107を露出させるとともに、接着層113の一部を切除して導電層114を露出させることができる。電極107が金属箔である場合、切削工具は金属箔上の酸化物層をも除去することができる。一実施形態において、前記開口は1mm以上(例えば、3mm以上、5mm以上、10mm以上)の直径を有することができる。
一実施形態において、電極107はさらに金属円板111を介して導電層114に電気的に接続され得る。円板111を形成するために用いられ得る金属の例には、チタン、ステンレススチール、パラジウム、白金、銅、スズ、アルミニウム、インジウム、金、銀、ニッケル、またはこれらの合金がある。金属円板は、導電性接着材料が接着するための良好な表面を提供できる。一実施形態において、金属円板は例えば表面上にスズの被覆体を備えることによりはんだ付け可能な表面を有し、電極107を導電層114に信頼性を有して接続することができる。
任意であるが、電極107はさらに接着材料112を介して導電層114に接続され得る。接着材料112は、接着材料110を形成するために用いられる材料と同一であったり、同材料と異なっていたりする材料により形成され得る。一実施形態において、電極107は、接着層108および基板109の開口内に配置された接着材料110と、接着層113の開口内に配置された接着材料112と、接着材料110,112同士の間に配置された金属円板111とを介して、導電層114に電気的に接続されている。
一実施形態において、接着材料110,112と金属円板111とに替えて、導電性パッドを用いることにより、電極107と導電層114とを電気的に接続するができる。導電性パッドは導電性材料を添加されたポリマーからなることができる。そのようなポリマーの例には、ゴム、シリコーン、硬化性弾性ポリマーがある。一実施形態において、そのポリマーは圧縮された形状であることができる。パッドに用いられ得る導電性材料には、1つ以上の金属ばねまたは炭素がある。金属ばねは、鋼鉄、銀、チタン、またはこれらの合金、あるいは任意の他の適切な金属または合金で形成され得る。導電性パッドは、接着層108、基板109、および接着層113の開口に配置され、電極107と導電層114との間における電子の輸送を促進することができる。
一実施形態において、電極107は、接着層108、基板109、および接着層113の開口に配置された低融点金属(例えば、スズまたは鉛)または合金(例えばはんだ)を介して、導電層114に電気的に接続され得る。
導電層114は、1つ以上の位置において電極107に電気的に接続され得る。理論に束縛されることなく言えば、電極107を複数の位置において導電層114と接続することにより、箔107から外部負荷116への電子輸送の効率を著しく向上させることができると考えられる。一実施形態において、外部負荷116は電源プラグ、バッテリーチャージャ、携帯電話充電器、または電源装置であることができる。
一実施形態において、接着材料106、接着層108,113、および導電性接着材料110,112は、DSSC120においてペーストとして配置され得る。任意であるが、これらは、配置された後で乾燥されたり、硬化されたりされ得る。
一実施形態において、導電層114は回路により置換されてもよい。前記回路は、電源プラグ、バッテリーチャージャ、携帯電話充電器、または電源装置などの電気装置の一部を備えることができる。
稼動に際しては、放射線(例えば、太陽光スペクトルに含まれる放射線)による照射に
対応して、DSSC120は外部負荷116を過ぎる電子流を産生する、励起、酸化、還元のサイクルを行う。入射光は光活性層105中の増感剤分子を励起する。その後、光励起された増感剤分子は、電子を光活性層105中の半導体の伝導帯に注入し、一方光増感剤分子は酸化される。注入された電子は、電極107、接着材料110、金属円板111、接着材料112、および導電層114を介して外部負荷116に流れる。電子は外部負荷116を過ぎって流れた後、電極102、さらに触媒層103へと流れ、次に電荷キャリア層104に流れる。そこでは、電子は電荷キャリア層104内の電解質材料を触媒層103において還元する。その後、還元された電解質は、酸化された光増感剤分子を還元し、もとの中性状態に戻すことができる。電荷キャリア層104内の電解質は酸化還元メディエータとして作用し、電極107から電極102への電子の流れを制御することができる。この励起、酸化、還元のサイクルは反復され、外部負荷に対して連続的に電気エネルギーを付与する。
DSSC120の別の構成要素に話を転じる。光活性層105は色素などの光増感剤を有することができる。一実施形態において、光活性層105は異なる領域に異なる色を有する複数の色素を有することができる。一般に、各領域の色は、所与の領域内に含有される個別の色素(または色素の組合せ)により決定される。色素の例には、黒色色素(例えば、トリス(イソチオシアナート)−ルテニウム(II)−2,2´:6´,2´´−テルピリジン−4,4´,4´´−トリカルボン酸、トリス−テトラブチルアンモニウム塩)、オレンジ色色素(例えば、トリス(2,2´−ビピリジル−4,4´−ジカルボキシラート)ルテニウム(II)二塩化物、紫色色素(例えば、シス−ビス(イソチオシアナート)ビス−(2,2´−ビピリジル−4,4´−ジカルボキシラート)−ルテニウム(II)、赤色色素(例えばエオシン)、緑色色素(例えばメロシアニン)、および青色色素(例えばシアニン)がある。さらなる色素の例としては、シアニン、キサンテン、アントラキノン、メロシアニン、フェノキサジノン、インドリン、チオフェン、クマリン、アントシアニン、ポーフィリン、フタロシアニン、スクアラート、スクアリリウム色素、およびある種の金属含有色素がある。所望の領域内において色素の組合せを用い、当該領域が複数(例えば、2種、3種、4種、5種、6種、および7種)の異なる色素を含有することができる。
一実施形態において、光活性層105はシス−RuLL´(NCS)なる化学式を有する色素を含むことができる。ここで、Lは第1の2,2´−ジピリジルであり、L´は第2の2,2´−ジピリジルである。第1の2,2´−ジピリジルは第2の2,2´−ジピリジルと同一であっても、異なっていてもよい。ここに記載する「2,2´−ジピリジル」は、置換基および非置換基の双方を有する。置換基の例には、C−C10アルキル、C−C10アルケニル、C−C10アルキニル、C−Cシクロアルキル、C−Cシクロアルケニル、C−C10アルコキシ、アリール、アリーロキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリーロキシ、アミノ、C−C10アルキルアミノ、C−C20ジアルキルアミノ、アリールアミノ、ジアリールアミノ、ヘテロアリールアミノ、ジヘトロアリールアミノ、C−C10アルキルスルホニル、アリールスルホニル、ヘテロアリールスルホニル、C−C10アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、ヘテロアリールスルホンアミド、ヒドロキシル、ハロゲン、メルカプト、C−C10アルキルメルカプト、アリールメルカプト、シアノ、ニトロ、アシル、アシロキシ、カルボキシル、アミド、カルバモイル、およびカルボン酸エステルがある。シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、およびヘテロアリールはまた縮合環を含む。
シス−RuLL´(NCS)の例には、シス−Ru(4,4´−ジカルボン酸−2,2´−ビピリジル)(4,4´−ジノニル−2,2´−ビピリジル)(NCS)(Z907)がある。一実施形態において、Z907をまず適切な溶媒に溶解し、色素溶液を形成する。通常、この有機溶媒は低蒸気圧(例えば、20℃において、<10mmHg(1
0Torr))と、良好な溶解度(例えば、5mMより多量の色素を溶解する)と、高誘電率と、光活性層中の半導体(例えばTiOナノ粒子)に対する良好な濡れ性とを有し、それにより半導体材料への色素吸着を促進し、染色時間を短縮することができる。このような有機溶媒の例には、g−ブチロラクトン、1−メトキシ−2−プロパノール、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、プロピレングリコールフェニルエーテル、およびこれらの混合物がある。その後、色素溶液を、本願明細書に開示する1つ以上の方法により、半導体材料に付与する。このような色素溶液を用いる染色工程は、比較的短い染色時間を有することができる。一実施形態において、上記の染色溶液を用いることにより、65mgのZ907を1gの半導体材料に、約5分以内に(例えば、約4分以内に、約3分以内に、約2分以内に、約1分以内に)吸収させることができる。
一実施形態において、色素(例えば、Z907などのルテニウム系色素または有機色素)を含有する溶液に、増粘剤を加えることができる。増粘剤は染色時間を短縮することができる。増粘剤はまた、様々な濃度で用いることにより、染料溶液の粘弾性(例えば粘度)を調整するために用いることができる。増粘剤の例には、不可欠ではないヒュームドシリカ粒子およびポリ(プロピレングリコール)がある。色素が半導体材料に吸着された後、増粘剤は、任意により有機溶媒(例えば、エタノール、1−メトキシ−2−プロパノール)を用いて半導体材料を洗浄することにより除去され得る。
一実施形態において、ヒュームドシリカ粒子は疎水性表面を形成するように修飾されてもよい。例えば、ヒュームドシリカ粒子の表面をポリ(ジメチルシロキサン)により修飾することができる。このような疎水性シリカの例には、キャボット株式会社(Cabot
Corporation)製のCAB−O−SIL TS−720がある。疎水性シリカ粒子は、光起電力電池の熱安定性を向上させることができる。理論に束縛されることなく言えば、疎水性シリカ粒子は、光起電力電池において色素と電解質との間の接触を最小限にし、それにより色素の脱着を低減することができる。
光活性層105はまた、半導体材料などの色素と会合するさらに別の材料を含む。半導体材料の例には、化学式Mを有する材料があり、ここでMは、例えばチタン、ジルコニウム、タングステン、ニオブ、ランタン、タンタル、テルビウム、またはスズであり、xおよびyは0より大きい整数である。他の安定な材料には、チタン、ジルコニウム、タングステン、ニオブ、ランタン、タンタル、テルビウム、スズ、またはこれらの組合せの硫化物、セレン化物、テルル化物、および酸化物がある。例えば、TiO、SrTiO、CaTiO、ZrO、WO、La、Nb、SnO、チタン酸ナトリウム、セレン化カドミウム(CdSe)、硫化カドミウム、およびニオブ酸カルシウムは適切な材料である。
通常、光活性層105中に含有される半導体材料は、ナノ粒子の形状をなす。一実施形態において、ナノ粒子は約2nmから約100nm(例えば約10nmから40nmであり、例えば約20nm)の範囲の平均サイズを有する。
ナノ粒子は、例えば高温焼結、またはポリ(チタン酸n−ブチル)などの反応性ポリマー凝集剤により凝集し得る。ポリマー凝集剤は、比較的低温(例えば、約300℃未満)において凝集したナノ粒子を製造することを可能にする。一実施形態においては、これを室温において可能にする。比較的低温の凝集工程は、ポリマー基板を用いる連続製造工程に適している。
凝集ナノ粒子は、通常色素により光増感される。色素は入射光を電気に変換することを促進し、好ましい光起電力効果を生じる。色素は入射光を吸収し、色素の電子が励起されると考えられる。その後、励起電子のエネルギーは色素の励起レベルから凝集ナノ粒子の
伝導帯に移動する。この電子移動により電荷が分離され、好ましい光起電力効果を生じる。この結果、凝集ナノ粒子の伝導帯における電子は、外部負荷を駆動することを可能にする。
色素は、ナノ粒子に収着(例えば、化学吸着および/または物理吸着)され得る。色素は、例えば、稼動に関する波長領域(例えば、可視スペクトル内)の光子を吸収する能力、ナノ粒子の伝導帯において自由電子(または正孔)を産生する能力、ナノ粒子と錯化したり、ナノ粒子に収着されたりする能力、および/またはその色に基づいて選択され得る。
電極102の構成と厚さとは,通常は当該層の所望される電気伝導度、光学特性、および/または機械的特性に基づき選択される。一実施形態において、電極102は透明である。このような層を形成することに適切な透明材料の例には、酸化インジウムスズ(ITO)、酸化スズ、フッ素ドープ酸化スズなどの金属酸化物がある。一実施形態において、電極102は箔(例えばチタン箔)から形成され得る。電極102は、例えば約100nmから500nmの厚さ(例えば、約150nmから300nmの厚さ)である。
一実施形態において、電極102は導電性材料の不連続層を有することができる。例えば、電極102は導電性メッシュを有することができる。適切なメッシュ材料は、パラジウム、チタン、白金、ステンレススチール、およびこれらの合金などの金属からなる。一実施形態において、メッシュ材料は金属ワイヤからなる。導電性メッシュ材料はまた、金属などの導電性材料により予め被覆された電気絶縁材料を有することができる。電気絶縁材料は、織物繊維などの繊維、またはモノフィラメントからなることができる。繊維の例には、合成ポリマー繊維(例えばナイロン)および天然繊維(例えば、亜麻、綿、羊毛、および絹)がある。メッシュ電極は可撓性を備え、例えば連続製造工程によりDSSCを形成しやすくすることができる。メッシュ電極を有する光起電力電池は、例えば係属中の米国特許出願公開第2003/0230337号明細書、同第2004/0187911号明細書、および国際公開第03/041117号パンフレットに開示されている。
メッシュ電極は、例えばワイヤ(または繊維)の直径、およびメッシュ密度(すなわち、メッシュの単位面積あたりのワイヤ(または繊維)の数)に関して、多様な形状をとることができる。メッシュは、例えば任意の数の開口の形状に関して、規則的であることも、不規則であることもできる。メッシュ形状の因子(例えば、ワイヤ径およびメッシュ密度)は、例えば、メッシュのワイヤ(または繊維)の伝導度、所望の光透過率、可撓性、および/または機械的強度に基づき選択され得る。通常は、メッシュ電極は、約1ミクロンから約400ミクロンの範囲の平均ワイヤ(または繊維)径と、約60%から約95%の範囲のワイヤ(または繊維)の平均開口面積とを備えるワイヤ(または繊維)メッシュからなる。
触媒層103は通常、触媒層103の下方に位置する電荷キャリア層における酸化還元反応に触媒作用を及ぼすことが可能な材料により形成される。触媒層を形成することができる材料の例には、白金およびポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)(PEDOT)がある。PEDOT層は、米国特許出願番号第60/495,302において検討されている。材料は、例えば、製造工程との適合性、長期間の安定性、および光学特性などの項目に基づき選択され得る。一般に、触媒層はほぼ透明である。しかし、一実施形態(例えば、カソードがほぼ透明である実施形態)において、触媒層はほぼ不透明であることができる。
基板101は、可撓性ポリマーなどの機械的には可撓性である材料、またはガラスなどの剛直な材料から形成され得る。可撓性基板を形成するために用いられ得るポリマーには
、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリイミド、セルロース系ポリマー、ポリエーテル、ポリエーテルケトン、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネート、ポリウレタン、およびこれらの組合せがある。可撓性基板は、ウェブに基づく被覆およびラミネーションなどの連続製造工程を行いやすくすることができる。
基板101の厚さは必要により変更し得る。通常、基板の厚さおよび種類は、DSSCが製造、設置、および使用という過酷さに耐えるのに充分な機械的な支持を付与するように選択される。基板101は、約6ミクロンから約5,000ミクロン(例えば、約6ミクロンから約50ミクロン、約50ミクロンから約5,000ミクロン、約100ミクロンから1,000ミクロン)の厚さを有することができる。
電極102が透明である実施形態において、基板101は透明材料により形成される。例えば、基板101は、先に例示したようなシリカ系ガラスまたはポリマーなどの、透明なガラスまたはポリマーにより形成され得る。
基板109および電極107は、それぞれ基板101および電極102と類似であることができる。例えば、基板109は、基板101と同一の材料からなり、かつ同一の厚さであってよい。しかし、一実施形態において、基板109は基板101とは1つ以上の観点において異なっていることが好ましくてもよい。例えば、DSSCは、異なる応力が異なる基板に作用する工程を用いて製造される場合には、基板109は基板101に対して耐性が高かったり低かったりしてもよい。したがって、基板109は基板101とは異なる材料から形成されていたり、異なる厚さを有していたりしていてもよい。さらに、使用に際して1基板のみが照射光源に暴露される実施形態において、両基板および/または両導電層が透明である必要はない。したがって、両基板のうちの1つおよび/または両導電層のうちの1つが不透明であることが可能である。例えば、電極107は金属箔により形成されていてよい。一実施形態において、金属箔には、チタン、ステンレススチール、パラジウム、白金、銅、アルミニウム、インジウム、金、銀、ニッケル、またはこれらの合金である。
さらに、基板115は基板101,109と同様であることができる。例えば、基板115は基板101,109と同一の材料からなり、かつ同一の厚さを有することができる。
上記のように、電荷キャリア層104は、基底電位または電流源から光活性層105への電荷移動を促進する材料を含む。適切な電荷移動材料の一般的な分類としては、溶媒系液体電解質、多価電解質、ポリマー電解質、固体電解質、n型またはp型電荷輸送材料(例えば導電性ポリマー)、およびゲル状電解質がある。電荷キャリア媒体として別の選択をすることも可能である。例えば、電荷キャリア層は、化学式LiXを有するリチウム塩を含むことができる。ここでXは、ヨウ素、臭素、塩素、過塩素酸、チオシアン酸、トリフルオロメチル硫酸、またはヘキサフルオロ硫酸である。
通常、電荷キャリア媒体は酸化還元システムを備える。適切な酸化還元システムには有機および/または無機酸化還元システムを有することができる。このようなシステムの例には、硫酸セリウム(III)/セリウム(IV)、臭化ナトリウム/臭素、ヨウ化リチウム/ヨウ素、Fe2+/Fe3+、Co2+/Co3+、およびビオロゲンがある。さらに、化学式Mを有する電解質溶液があり,iおよびjは1または1より大きい値であり、Xはアニオンであり、Mはリチウム、銅、バリウム、亜鉛、ニッケル、ランタニド、コバルト、カルシウム、アルミニウム、またはマグネシウムである。適切なアニオンには、塩素、過塩素酸、チオシアン酸、トリフルオロメチル硫酸、およびヘキサフルオロ
硫酸がある。
一実施形態において、電荷キャリア媒体はポリマー電解質を含む。例えば、ポリマー電解質は、ポリ(ハロゲン化ビニルイミダゾリウム)およびヨウ化リチウム、および/またはポリビニルピリジニウム塩からなり得る。一実施形態において、電荷キャリア媒体は、ヨウ化リチウム、ヨウ化ピリジニウム、および/または置換ヨウ化イミダゾリウムなどの固体電解質を有することができる。
電荷キャリア媒体は多様な種類のポリマー電解質を有することができる。例えば、適切なポリマー電解質は、重量において約5%から約95%(例えば、5〜60%、5〜40%、または5〜20%)のポリマー、例えばイオン伝導性ポリマーと、重量において約5%から約95%(例えば、約35〜95%、60〜95%、または80〜95%)の可塑剤と、約0.05Mから約10M(例えば、約0.05M〜2M、0.05M〜1M、または0.05M〜0.5M)の有機または無機ヨウ化物の酸化還元電解質と、約0.01Mから約1M(例えば、約0.05M〜0.5M、0.05M〜0.2M、または0.05M〜0.1M)のヨウ素とを有することができる。イオン伝導性ポリマーには、例えば、ポリエチレンオキサイド(PEO)、ポリアクリロニトリル(PAN)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリエーテル、およびポリフェノールがある。適切な可塑剤の例には、エチルカーボネート、プロピレンカーボネート、カーボネート混合物、有機リン酸塩、ブチロラクトン、およびジアルキルフタレートがある。
DSSC120は、ロール・ツー・ロール工程またはウェブ工程などの連続製造工程を用いて調製され得る。ロール・ツー・ロール工程の例は、例えば米国特許出願公開第2005/0263179号明細書、および同第2006/0130895号明細書に記載されている。
複数の光起電力電池を電気的に接続し、光起電システムを形成することができる。一実施例として、図2は、複数の光起電力電池52からなるモジュール51を備える光起電システム50の概略図である。電池52は電気的に直列に接続され、システム50は負荷に電気的に接続されている。別の実施例として、図3は、複数の光起電力電池62からなるモジュール61を備える光起電システム60の概略図である。電池62は電気的に並列に接続され、システム60は負荷に電気的に接続されている。一実施形態において、光起電システムにおける複数(例えば、すべて)の光起電力電池は、1つ以上の共通の基板を有することができる。一実施形態において、光起電システムにおける複数の光起電力電池は、電気的に直列に接続され、複数の光起電力電池は電気的に並列に接続されている。
種々の実施形態を開示してきたが、別の実施形態もまた可能である。
一実施例として,DSSCの実施形態を説明してきたが、他の種類の光起電力電池もまた可能である。このような光起電力電池には、有機光起電力電池、非晶質ケイ素太陽電池、銅インジウムガリウムヒ素太陽電池、セレン化カドミウム太陽電池、テルル化カドミウム太陽電池、硫化銅インジウム太陽電池、および/またはタンデムセルがある。
例えば、有機光起電力電池において、上記の触媒層103、電荷キャリア層104、および光活性層105は、それぞれ正孔キャリア層、光活性層、および正孔阻止層により置換することができる。
一実施形態において、有機光起電力電池における光活性層は、電子供与体材料および電子受容体材料を有することができる。電子供与体材料の例には、ディスコティック液晶、ポリチオフェン、ポリフェニレン、ポリ(フェニレンビニレン)、ポリチエニルビニレン、ポリイソチアナフタレン、およびこれらの組合せがある。電子受容体材料の例には、フ
ラーレン、無機ナノ粒子(例えば、酸化亜鉛、酸化タングステン、インジウムリン、セレン化カドミウム、および/または硫化鉛から形成されたナノ粒子)、オキサジアゾール、ディスコティック液晶、炭素ナノロッド、無機ナノロッド(例えば、酸化亜鉛、酸化タングステン、インジウムリン、セレン化カドミウム、および/または硫化鉛から形成されたナノロッド)、あるいは電子受容性または安定陰イオン形成性の基を含有するポリマー(例えば、CN基含有ポリマーまたはCF基含有ポリマー)、およびこれらの組合せがある。一実施形態において、光活性層内の少なくとも複数の電子供与体材料は異なる色を有する。例えば、光活性層はそれぞれ異なる色を有する少なくとも3つの異なる電子供与体材料を含むことができる。
有機光起電力電池における正孔キャリア層は、通常、光起電力電池において用いられる厚さにおいて、正孔を電極102に輸送し、かつ電子を電極102へ輸送することをほぼ阻止する材料により形成される。正孔キャリア層を形成することができる材料の例には、ポリチオフェン(例えばPEDOT)、ポリアニリン、ポリビニルカルバゾール、ポリフェニレン、ポリフェニルビニレン、ポリシラン、ポリチエニレンビニレン、および/またはポリイソチアナフタレンがある。一実施形態において、正孔キャリア層は正孔キャリア材料の組合せを有し得る。
有機光起電力電池における正孔阻止層は、通常、光起電力電池において用いられる厚さにおいて、電子を電極107に輸送し、かつ正孔を電極107へ輸送することをほぼ阻止する材料により形成される。正孔阻止層を形成することができる材料の例には、LiFおよび金属酸化物(例えば、酸化亜鉛、酸化チタン)がある。
有機光起電力電池の例は、例えば、米国特許出願公開第2004/0187911号明細書、および米国特許出願番号第60/576,033号明細書に記載されている。
複数の有機光起電力電池を(例えば上記のように)電気的に接続することができる。
他の実施形態は、請求の範囲に記載されている。
光起電力電池の一実施形態の断面図。 電気的に直列に接続された複数の光起電力電池からなるシステムの概略図。 電気的に並列に接続された複数の光起電力電池からなるシステムの概略図。

Claims (49)

  1. 第1および第2の電極と、
    第1および第2の電極の間の光活性層と、
    第1の電極と電気的に接続された導電層と、
    導電層および第1の電極の間の第1の基板とを備え、
    第1の電極は導電層を介して外部負荷に電気的に接続されるように構成され、光起電力電池として構成されるシステム。
  2. 導電層は、真鍮、スズめっき銅、スズめっきステンレススチール、またはスズめっきニッケルからなる、請求項1に記載のシステム。
  3. 導電層はテープ状、またはメッシュ状をなす、請求項1に記載のシステム。
  4. 導電層はバスを有する請求項1に記載のシステム。
  5. 導電層は、第1の基板内の開口に配置された導電性接着材料を介して、第1の電極に電気的に接続される、請求項1に記載のシステム。
  6. 導電性接着材料は金属添加ポリマーからなる、請求項5に記載のシステム。
  7. 導電層は、さらに金属円板を介して第1の電極に電気的に接続される、請求項5に記載のシステム。
  8. 金属円板は、チタン、ステンレススチール、パラジウム、白金、銅、スズ、アルミニウム、インジウム、金、銀、ニッケル、またはこれらの合金からなる、請求項7に記載のシステム。
  9. 導電層は、第1の基板内の開口に配置された導電性パッドを介して、第1の電極に電気的に接続される、請求項1に記載のシステム。
  10. 導電性パッドは、金属ばねまたは炭素を含有するポリマーからなる、請求項9に記載のシステム。
  11. 前記ポリマーは、ゴム、シリコーン、または硬化性弾性ポリマーである、請求項10に記載のシステム。
  12. 導電層は、第1の基板内の開口に配置された低融点金属または低融点合金を介して、第1の電極に電気的に接続される、請求項1に記載のシステム。
  13. 導電層は、第1の電極上の2箇所以上の位置において、第1の電極に電気的に接続される、請求項1に記載のシステム。
  14. 導電層は第1の基板と第2の基板との間に配置される、請求項1に記載のシステム。
  15. 第1または第2の基板は、ポリエチレンテレフタレート、ポリイミド、ポリエチレンナフタレート、炭化水素ポリマー、セルロース系ポリマー、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリエーテル、ポリエーテルケトン、およびこれらの組合せから選択されたポリマーからなる、請求項14に記載のシステム。
  16. 第1の基板と第1の電極との間の第1の接着層、および第1の基板と導電層との間の第2の接着層をさらに備える、請求項1に記載のシステム。
  17. 第1または第2の接着層は、エポキシ、ポリウレタン、ポリ尿素、ポリエステル、スチレン−アクリロニトリルコポリマー、ポリエチレン系ポリマー、またはポリプロピレン系ポリマーからなる、請求項16に記載のシステム。
  18. 第1の電極は金属箔からなる請求項1に記載のシステム。
  19. 金属箔はチタン、ステンレススチール、パラジウム、白金、銅、アルミニウム、インジウム、金、銀、ニッケル、またはこれらの合金からなる、請求項18に記載のシステム。
  20. 光活性材料は電子供与体材料と電子受容体材料とを含む、請求項1に記載のシステム。
  21. 電子受容体材料は、フラーレン、無機ナノ粒子、オキサジアゾール、ディスコティック液晶、炭素ナノロッド、無機ナノロッド、CN基含有ポリマー、CF基含有ポリマー、およびこれらの組合せから選択された材料からなる、請求項20に記載のシステム。
  22. 電子供与体材料は、ディスコティック液晶、ポリチオフェン、ポリフェニレン、ポリフェニルビニレン、ポリシラン、ポリチエニルビニレン、およびポリイソチアナフタレンから選択された材料からなる、請求項20に記載のシステム。
  23. 光活性材料は光増感凝集ナノ粒子材料を含む、請求項1に記載のシステム。
  24. 光増感凝集ナノ粒子材料は、セレン化物、硫化物、テルル化物、酸化チタン、酸化タングステン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、およびこれらの組合せから選択された材料からなる、請求項23に記載のシステム。
  25. 光活性材料は非晶質ケイ素またはCIGSからなる、請求項1に記載のシステム。
  26. 第1および第2の電極と、
    第1および第2の電極の間の光活性層と、
    第1の電極と電気的に接続された回路と、
    前記回路および第1の電極の間にある第1の基板と、第1の基板は1つ以上の開口を有することと、
    前記開口に配置された導電性材料と、
    前記回路は前記導電性材料を介して第1の電極と電気的に接続されており、光起電力電池として構成されるシステム。
  27. 前記回路は電気装置の少なくとも一部を備える、請求項26に記載のシステム。
  28. 前記電気装置は、電源プラグ、バッテリーチャージャ、携帯電話充電器、または電源装置からなる、請求項27に記載のシステム。
  29. 前記導電性材料は導電性接着材料からなる、請求項26に記載のシステム。
  30. 前記導電性接着材料は金属添加ポリマーからなる、請求項29に記載のシステム。
  31. 前記回路は、さらに金属円板を介して第1の電極に電気的に接続される、請求項26に記載のシステム。
  32. 金属円板は、チタン、ステンレススチール、パラジウム、白金、銅、スズ、アルミニウム、インジウム、金、銀、ニッケル、またはこれらの合金からなる、請求項31に記載のシステム。
  33. 前記導電性材料は導電性パッドからなる、請求項26に記載のシステム。
  34. 導電性パッドは、金属ばねまたは炭素を含有するポリマーからなる、請求項33に記載のシステム。
  35. 前記ポリマーは、ゴム、シリコーン、または硬化性弾性ポリマーである、請求項34に記載のシステム。
  36. 前記導電性材料は低融点金属または低融点合金を含む、請求項26に記載のシステム。
  37. 前記回路は、第1の電極上の2箇所以上の位置において、第1の電極に電気的に接続される、請求項26に記載のシステム。
  38. 前記回路は、第1の電極と第2の基板との間に配置される、請求項26に記載のシステム。
  39. 第1または第2の基板は、ポリエチレンテレフタレート、ポリイミド、ポリエチレンナフタレート、炭化水素ポリマー、セルロース系ポリマー、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリエーテル、ポリエーテルケトン、およびこれらの組合せから選択されたポリマーからなる、請求項38に記載のシステム。
  40. 第1の基板と第1の電極との間の第1の接着層、および第1の基板と前記回路との間の第2の接着層をさらに備える、請求項26に記載のシステム。
  41. 第1または第2の接着層は、エポキシ、ポリウレタン、ポリ尿素、ポリエステル、スチレン−アクリロニトリルコポリマー、ポリエチレン系ポリマー、またはポリプロピレン系ポリマーからなる、請求項40に記載のシステム。
  42. 第1の電極は金属箔からなる請求項26に記載のシステム。
  43. 金属箔はチタン、ステンレススチール、パラジウム、白金、銅、アルミニウム、インジウム、金、銀、ニッケル、またはこれらの合金からなる、請求項42に記載のシステム。
  44. 光活性材料は電子供与体材料と電子受容体材料とを含む、請求項26に記載のシステム。
  45. 電子受容体材料は、フラーレン、無機ナノ粒子、オキサジアゾール、ディスコティック液晶、炭素ナノロッド、無機ナノロッド、CN基含有ポリマー、CF基含有ポリマー、およびこれらの組合せから選択された材料からなる、請求項44に記載のシステム。
  46. 電子供与体材料は、ディスコティック液晶、ポリチオフェン、ポリフェニレン、ポリフェニルビニレン、ポリシラン、ポリチエニルビニレン、およびポリイソチアナフタレンから選択された材料からなる、請求項44に記載のシステム。
  47. 光活性材料は光増感凝集ナノ粒子材料を含む、請求項26に記載のシステム。
  48. 光増感凝集ナノ粒子材料は、セレン化物、硫化物、テルル化物、酸化チタン、酸化タングステン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、およびこれらの組合せから選択された材料からなる、請求項47に記載のシステム。
  49. 光活性材料は非晶質ケイ素またはCIGSからなる、請求項26に記載のシステム。
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