JP2009503318A - ベーンポンプ - Google Patents

ベーンポンプ Download PDF

Info

Publication number
JP2009503318A
JP2009503318A JP2008523066A JP2008523066A JP2009503318A JP 2009503318 A JP2009503318 A JP 2009503318A JP 2008523066 A JP2008523066 A JP 2008523066A JP 2008523066 A JP2008523066 A JP 2008523066A JP 2009503318 A JP2009503318 A JP 2009503318A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vane
vane pump
operating ring
housing
pump according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008523066A
Other languages
English (en)
Inventor
コラー,ヨハネス
ビマー,フランツ
ブフライトナー,ヘルムト
パミンガー,ヘルムト
ヒラー,ミハエル
Original Assignee
ミーバ ジンター ホールディング ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ミーバ ジンター ホールディング ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト filed Critical ミーバ ジンター ホールディング ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト
Publication of JP2009503318A publication Critical patent/JP2009503318A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C14/00Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations
    • F04C14/18Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations characterised by varying the volume of the working chamber
    • F04C14/22Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations characterised by varying the volume of the working chamber by changing the eccentricity between cooperating members
    • F04C14/223Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations characterised by varying the volume of the working chamber by changing the eccentricity between cooperating members using a movable cam
    • F04C14/226Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations characterised by varying the volume of the working chamber by changing the eccentricity between cooperating members using a movable cam by pivoting the cam around an eccentric axis
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C11/00Combinations of two or more machines or pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type; Pumping installations
    • F04C11/001Combinations of two or more machines or pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type; Pumping installations of similar working principle
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C14/00Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations
    • F04C14/18Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations characterised by varying the volume of the working chamber
    • F04C14/22Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations characterised by varying the volume of the working chamber by changing the eccentricity between cooperating members
    • F04C14/223Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations characterised by varying the volume of the working chamber by changing the eccentricity between cooperating members using a movable cam
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C2230/00Manufacture
    • F04C2230/20Manufacture essentially without removing material
    • F04C2230/22Manufacture essentially without removing material by sintering
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C2240/00Components
    • F04C2240/70Use of multiplicity of similar components; Modular construction
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05CINDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
    • F05C2201/00Metals
    • F05C2201/02Light metals
    • F05C2201/021Aluminium

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)
  • Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)

Abstract

本発明は、ベーンポンプ(1)、特に潤滑システム用の制御可能なオイルポンプに関する。前記ポンプは、少なくとも1つのハウジング槽(6)を備えたポンプハウジング(2)と、ハウジング槽(6)内に配置され、回転軸(23)を形成する駆動軸(10)によってポンプハウジング(2)内に回転可能に軸承されるベーンロータ(11)とを包含し、前記ベーンロータ(11)が、ほぼ半径方向に延びる受容スリット(14)内に軸承されるベーン(15)を包含する。操作リング(27)は、ベーンロータ(11)を包囲し、周側面でポンプセル(26)を画成する。前記操作リングは、円筒状の内壁面(31)によって、ベーンロータ(11)に対して同心の位置とベーンロータに対して偏心した位置との間で調整することができ、圧力レベルを制御するために、媒体圧力と調整装置(47)によって調整トルクが掛けられる。

Description

本発明は、請求項1の前文に記載されているような、ベーンポンプに関する。
特許文献1からは、操作装置と、揺動配置内でロータ軸に対して平行に延びる揺動軸を中心にポンプハウジング内に揺動可能に軸承された操作リングとを有する、制御可能なベーンポンプが知られている。操作リングは、ハウジング壁およびシール配置と共に、圧力領域と流れ接続された圧力室を形成する。操作装置は、圧力負荷の元での操作リングの揺動運動にばね力によって拮抗作用する、螺旋押圧ばねによって形成されるばね配置を形成し、そのばねは、ポンプハウジングのハウジング壁と、突出部によって操作リングに形成された軸受台との間に配置されている。
特許文献2は、ポンプハウジング内で回転軸を中心に回転可能なベーンロータを有する制御装置を介して、制御可能な回転ピストンポンプを開示している。ポンプハウジング内には、ベーンロータを収容する孔を有するピストンスライダが線形かつベーンロータに対して変位可能に軸承されており、その場合に孔直径は、ロータ直径にベーンの最大の張出しを加えたものにほぼ相当し、それによって、ピストンスライダの圧力供給を介したピストンスライダの相対位置を制御する制御装置を用いて、可変の給送セル容積が得られる。
特許文献3からは、ポンプハウジング内に回転可能に軸承されたベーンロータとそれを包囲する操作リングとを有し、且つ操作リングのための操作装置を有する、制御可能なベーンポンプが知られている。操作リングは、ベーンロータの回転軸に対して同心のポンプハウジングの孔内に回転可能に軸承され、さらにベーンロータを収容する孔に対して偏心している。操作リングを変位させるための操作装置として、操作リングの外周面に配置された歯セグメントを有する歯付きドライブが設けられており、その歯セグメントが、ポンプハウジング内に軸承され、ばね配置の作用に抗して液圧で変位可能な駆動手段、たとえば歯付きピニオン、ラックと噛合する。
特許文献からは、径方向のスリット内に配置されたベーンを備え、ポンプハウジング内に、回転軸を中心に回転可能に軸承されたロータを有し、可変の給送ストロークを備えるベーンポンプが知られており、ロータは操作リングによって包囲され、操作リングはポンプハウジングのポンプチャンバ内に位置可変に配置され、その場合に操作リングはポンプチャンバ内で回転軸に対して平行に延びる揺動軸を中心に軸承され、且つ給送ストロークを変化させるために、ロータに対して同心の位置とロータに対して偏心した位置との間で変位することができる。操作リングの位置変化は、揺動軸受配置の両側に延びる、互いに対して圧力が漏れない別々の、操作リングの外壁とポンプハウジングの内壁との間に画成される圧力室に、制御可能に圧力を供給することによって行われる。
他の文献の特許文献からは、ポンプハウジング内に回転可能に軸承され、径方向に摺動可能な多数のベーンを備えたロータを有する、潤滑剤ポンプとしての制御可能なベーンポンプが知られており、そのロータはポンプセルを画成するために、ボルトを中心に揺動可能に軸承された操作リングによって包囲されており、かつポンプハウジング内でロータに関して操作リングの偏心率を変化させるために、回転軸に対して平行に延びる揺動軸を形成するボルトを中心に揺動可能に軸承されている。揺動軸受の両側においてポンプハウジング内に、操作リングの周面側に互いに対して圧力が漏れない別々の圧力室が延びており、その圧力室の一つは吸込み圧力室を形成し、一つは給送圧力室を形成しており、操作リングの圧力を供給される周面側の圧力面は、ほぼ等しい大きさに形成されている。
特許文献では制御可能なベーンポンプが知られており、それにおいてはポンプハウジング内にリング状のロータが回転軸を中心に回転可能に軸承され、そのロータは、ハウジング内に回転軸に対して平行に延びる揺動軸を中心に軸承された操作リングによって包囲され、且つ媒体の給送流を変化させるためにロータに対して同心の位置から偏心した位置へ変位することができる。ロータの中央の孔内で、ベーンスターが軸上に回転可能に配置され、その軸は操作リングの前壁ディスク上に固定され、且つその軸方位は回転軸に対して平行に延びている。ベーンスターの径方向に延びるベーン内に、相対移動を保証するシール配置を形成しながら、スリットがロータリングを貫通している。この形成は、ベーンスターを有する操作リングがロータリングに対して同心の位置と偏心した位置との間で変位することを可能にし、その場合にベーンスターのベーンは、位置に関係なく操作リングの内壁に添接して滑り移動する。それによってロータリングと操作リングとの間に容積の変化する給送セルと、それによってばね配置を用いて給送圧を制御するために制御可能な給送容積とが得られ、そのばね配置は、その周面の領域における圧力供給による操作リングの変位に拮抗作用する。
特開昭56−143383号公報 独国特許出願公開第2551451号明細書 米国特許第2685842号明細書 独国特許出願公開第3322549号明細書 独国特許出願公開第19533686号明細書 国際公開第03/069127号パンフレット
本発明の課題は、小さい外部寸法とそれに伴ってコンパクトな組立て形状を有し、それによって、潤滑媒体を供給すべき原動機への配置が極めて普遍的に可能になる、ベーンポンプを提供することである。
本発明のこの課題は、請求項1の特徴部分に記載された特徴によって達成される。その場合の驚くべき利点は、制限された周面領域内で操作リングに直接圧力を供給することであって、それによって製造技術的にシリーズ生産に適しており、従って経済性も得られるハウジング形成が達成され、キャビティを画成するシール配置は、操作リングとハウジングとの直接的な協働によって得られ、従って摩耗にさらされる付加的なシール部材が省かれる。
その場合に請求項2に記載の形成が、効果的である。というのは、揺動軸受配置に直接隣接して操作リングを配置することが可能だからであり、それによって制御のための小さい揺動モーメントが得られる。
請求項3に記載された好ましい形成によれば、正確に定められた作用面とそれに伴って操作モーメントが得られる。
他の好ましい形態が、請求項からに記載されており、それによって操作リングの揺動領域の終端位置制限のために、付加的な構成部材なしで形成されたストッパ配置が達成される。
請求項に記載の形成も効果的であって、それによれば、ベーンポンプの細かい調整が達成される。
しかしまた、請求項から11に記載の形成も可能であって、それによれば、正確な制御特性が得られ、かつ操作装置のあそびのない形態によって、圧力システム内の振動が効果的に防止される。
請求項12に記載の形成は、付加的な構成部品なしで容易な組立を保証する。
請求項13に記載の形成も可能であって、それによれば、ベーンポンプの内部空間と−それに伴って外側寸法も−小さく抑えられ、それによって小さい機械においても適用が簡単になる。
請求項14に記載された好ましい展開は、ベーンポンプの出力の無段階の調整を保証する。
請求項15に記載された、好ましい形成によれば、圧力レベルの切替えが簡単になる。
請求項1617に記載された形成は、統一された構成部品において、様々な容量のためのベーンポンプの形成を可能にする。
請求項18に記載された好ましい形成は、極めて小さい製造誤差を維持し、かつ高い表面品質を得ながら、シリーズ製造を可能にし、それによって複雑な後加工が省かれる。
請求項19に記載された形成によって、構成部品の長い寿命が得られる。
そして、請求項2021に記載の形成も、高い製造品質を有する安価なシリーズ製造が得られるので、効果的である。
本発明をさらによく理解するために、図に示す実施例を用いて本発明を詳細に説明する。
様々に記載された実施形態において同一の部分には同一の符号ないし同一の構成部品名称が設けられ、その場合に説明全体に含まれる開示は、意味に従って同一の符号ないし構成部品名称を有する同一の部分に移し替えることができる。たとえば上、下、側方などのような、説明において選択されている位置データも、直接記載され、かつ表示されている図に関するものであって、位置が変化した場合には、意味に従って新しい位置へ移し替えられる。さらに、図示され、かつ記載された様々な実施例に基づく個別特徴または特徴の組合せも、それ自体自立した、発明的または発明に基づく解決を示すことができる。
具体的な説明における値領域についてのすべてのデータは、それが任意の部分領域とそれに基づくすべての部分領域を含んでおり、たとえば、データ1から10は、下方の限界1から始まって上方の限界10を含むすべての部分領域、すなわち、1以上の下方の限界から始まって、10以下の上方の限界で終わる、たとえば1から1.7、または3.2から8あるいは5.5から10を含むものである。
図1から3は、制御可能なベーンポンプ1が部分的にカバー部分3を取り去った状態で、ポンプハウジングを見る平面図で示されている。ポンプハウジング2は、一体的な構成部品によって、特に燒結金属構成部品として形成されており、一周する壁ウェブ5を有する平面的な壁プレート4からなり、それによってハウジング槽6が形成されている。ハウジング槽6の領域は、ほぼ円形の底面形状を有しており、それがほぼ接線状に延びる槽領域へ移行している。ハウジング槽の領域が、ロータチャンバ7と制御チャンバ8を形成している。
ポンプハウジング12ないし壁プレート4とハウジングカバー6内に、好ましくは滑り軸受9内に、ベーンロータ11を有する駆動軸10が軸承されている。ベーンロータ11は、円筒状のロータボディ12からなり、そのロータボディは好ましくは奇数の、ほぼ径方向に延びる、高さ13を貫く収容スリット14を有しており、そのスリット内にプレート状のベーンが径方向に−矢印16に示すように−摺動可能に軸承されている。すべてのベーン15が、ロータボディ12の外径17を同じ張出し18だけ越えて突出する基本位置において、ロータボディ12の円形の凹部18内に配置された支持リング19によって、駆動軸10へ向いたベーン15の端面20が、その支持リングの外周面に支持されることが達成される。支持リング19は、ロータボディの凹部18内でロータボディに対して相対移動し、それによって、ベーンセル1の給送出力を変化ないし制御するために生じる、ベーンロータ11の回転軸23に関してベーン15の外側端面21を包絡する周囲22の偏心した位置が可能になる。
吸込み領域24から圧力領域25への媒体の給送は、ベーンロータ11が回転する場合にベーンロータ11を包囲するポンプセル26によって行われ、そのポンプセルの収容容積は、後にさらに詳細に説明するように可変である。ポンプセル26は、ロータボディ12、このロータボディを越えて突出するベーン15およびベーンロータ11を包囲する操作リング27によって画成され、その操作リングは、少なくともロータボディの外径17にベーン15の張出し18の2倍を加えたものに相当する内径28を有している。
その外径17とベーン15の張出し18及びそれに伴ってロータボディ12の外径17及び高さ13に関するベーンロータ11の寸法設計は、設定されているベーンポンプ1の回転数領域と給送すべき媒体の物理的データを考慮しながら、ベーンポンプ1のために目指す出力領域に従って行われる。この寸法設定に従って、操作リング27の内径28が定められる。
操作リング27は、ハウジング槽6内で、回転軸23に対して平行に延びる揺動軸30を形成する揺動軸受配置29内に揺動可能に軸承されており、その場合に一方の終端位置において−図1に示すように−内壁面31がロータボディ12の周面32に対して同軸に位置決めされ、他方の終端位置において−図2から明らかなように−偏心した位置が達成される。
揺動軸受配置29は、具体的な例において壁ウェブ5に配置され、特に形成されて、ロータボディ12の高さ13にわたって延びる壁リブ33によって形成され、その壁リブがほぼ半円形の横断面を有する壁ウェブ5の内面34を越えて突出する。断面が半円形状の溝35を有する操作リング27が、この壁リブ33に支承されている。この形成は、壁リブ33と溝35の輪郭によって定められる、揺動軸30を中心とする操作リング27の揺動のための滑り軸受に相当する。同時に、滑り軸受としての揺動軸受配置29の形成によって及び該当する表面性質によって、−後でさらに詳しく説明するように−揺動軸受配置29の両側で異なる圧力レベルの間のシール配置36が得られる。
操作リング27の周方向に間隔37をおいて、操作リング27のシールウェブ41と壁ウェブ5に共通に形成されたシール面39、40によって別のシール配置38が設けられており、その場合にシール面39、40は、操作リング27が揺動可能であることにより、揺動軸30を中心に円弧状に湾曲して形成される。
すでに述べた間隔37で互いに隔てられたシール配置36、38が、操作リング27及び壁ウェブ5と共にキャビティ42を画成し、流れ接続、たとえば圧力導管43によって圧力領域25と接続されているキャビティが圧力室44を形成し、且つそのキャビティ内で間隔37とハウジング槽6の深さによって形成される作用面45の圧力供給によって、操作リング27へ変位力が−矢印46−作用し、操作リングが図1に示す同心の位置へ揺動される。操作リング27に作用するこのトルクに拮抗して制御チャンバ8内に配置される操作装置47、たとえば螺旋押圧ばね49を有するばね装置48によって、カウンターモーメントがもたらされる。
ばね力−矢印50−は、ノーマル間隔51に従って揺動軸30を中心とするカウンターモーメントをもたらし、キャビティ42内に圧力が無いか、あるいは僅かな圧力しか生じない間は、操作リング27を図2に示すようにロータボディ12に対して偏心した位置へ変位させる。図2に示す終端位置は、また、給送の開始ないし圧力領域25内の圧力構築の開始前の、ベーンポンプ1の非作動状態に相当する。ばね配置48のばね力−矢印50−は、好ましい形成によれば、付勢力を制御するために、たとえば螺旋押圧ばね49を多くあるいは少なく圧縮する操作ボルト52を用いて調節可能である。
操作リング27の終端位置は、二つのストッパ配置53、54によって定められており、それらストッパ配置は、壁ウェブ5と操作リング27に適切に形成される、互いに対向するストッパ面55、56の配置によって得られる。
図1と2を用いて説明したように、操作リング27は、回転方向に−矢印57−ベーンロータ11の駆動装置、たとえば内燃機関のサブ従動装置によって駆動が開始される時に、偏心した終端位置にある。
この位置において三日月形に形成されたポンプセル26は、壁プレート4内のほぼ腎臓形の切欠き58、59とハウジングカバー3内の対応する通路形成とを介して、吸込み領域24を形成しながらストックタンク60と、且つ圧力領域25を形成しながら内燃機関62の潤滑場所用の供給導管61とに流れ接続される。
ベーンロータ11が回転する際に変化するポンプセル26の容積比によって、容積が増大する場合に吸込み領域24内で媒体の吸込みをもたらし、且つベーンロータ11がさらに回転し、それに伴ってポンプセル26の容積が減少した場合に圧力領域25内で圧力構築がもたらされる。その場合に圧力は、キャビティ内に作用する圧力−矢印46−による揺動モーメントが、ばね装置48によるばね力−矢印45−によってもたらされるカウンターモーメントに達するまで増大される。これは、圧力領域25内の圧力レベルが、螺旋押圧ばね49の付勢ないしそれによってもたらされる揺動モーメントによって所定の大きさに調整可能であることを意味している。圧力によってもたらされる揺動モーメントが、ばね配置48によってもたらされるカウンターモーメントに近づいた場合に、操作リング27は、それぞれ必要に応じて、及び供給システム61内の圧力比に応じて、二つの終端位置の間の位置を占め、従って所定の圧力に従ってベーンポンプ1の給送出力が自立的に制御される。たとえば、供給システム61内の媒体の需要の減少によって圧力が上昇した場合に、操作リング27を同心の位置の方向へ変位させることによって給送出力が減少し、従ってさらなる圧力の上昇が防止される。供給システム61内の需要の増大によって圧力が降下した場合に、それに続いて偏心した位置への揺動が行われ、それが給送出力を増大させ、それに伴って所定の圧力に達するように圧力レベルを再制御する。
図4と5には、本発明に基づくベーンポンプ1の他の実施形態が示されており、その場合にここでも同一の部分には、先行する図1と2におけるのと同一の符号ないし部品名称が使用される。不必要な繰返しを避けるために、先行の図1から3の詳細な説明を参照することができる。
この形態において、ハウジング槽6を有するポンプハウジング2が、すでに説明したようにロータチャンバ7と制御チャンバ8を形成する。ほぼ円形に形成されたロータチャンバ7内で、ベーンロータ11が駆動軸10上で回転軸23を中心に回転可能に軸承されている。ベーンロータ11を包囲してポンプセル26を形成しながら、操作リング27が揺動軸受配置29内に軸承されており、且つ図4に示すようなベーンロータ11に対して同心の位置と、図5に示すような偏心した位置との間で揺動可能である。揺動軸受配置29は、圧力密閉であり、その場合にシール配置36が形成される。操作リング27の周側に間隔37をおいて形成された別のシール配置38は、図示の実施例において、操作リング27の周面64の凹部63とシール部材65とによって形成される。シール配置36、38の間に、圧力室44が形成される。シール部材65は、操作リング27の凹部63内のシールバー66と相対移動するために密閉して係合する。凹部63内のシールバー66の変位距離が、操作リング27の同心の終端位置においても、偏心した終端位置においても、シールバー66と操作リング27の間の互いに対向するシール面68、69の密閉した添接を保証する。シール部材65は、さらに、ポンプハウジング内で操作リング27が変位した場合に角度位置を適合させるために、回転軸23に対して平行に延びる揺動軸70を中心に揺動可能に軸承されている。しかしまた、たとえば凹部63と協働するシールバー66がばね弾性を有するように形成されている場合に、シール部材の固定配置も可能である。
すでに説明したように圧力室44は、破線で示すように、圧力領域25と流れ接続されている。
シール配置36、38の間の間隔37は、操作リング27の周面64上の圧力を供給するための作用面45が操作リング27の周面64全体の5%と45%の間にあるように定められている。それによって圧力供給の際に生じる揺動軸30を中心とする操作リング27の揺動モーメントに対して、すでに前の図で説明したように、ばね装置48によって形成される操作装置47が拮抗作用し、従ってこれについては以下にこれ以上詳細な説明はしない。
図6には、揺動可能なシール部材65を有する形成が図示されており、それにおいてシールバー66は、圧力室内の媒体圧力によって操作リング27の位置に関係なくこの操作リングに添接し、従って操作リング27の周面64上に線形に密着する。従ってシール配置36が形成される。このシール配置と揺動軸受29とによって形成される別のシール配置38によって、キャビティ42ないし圧力室44が画成される。シールバー66は、好ましくは、図5に示すように、キャビティの方向に湾曲して形成され、それによってシールバー66の表面が操作リングの周面64に添接して滑り移動する。
図7と8には、ベーンポンプ1の他の形成が示されており、その場合に操作リング27は、図7においてベーンロータ11に対して同心の位置で、図8において最大に偏心した位置で示される。操作リング27は、すでに前の図で説明したように、揺動軸受配置29を介して、ベーンロータ11の回転軸23に対して平行に延びる揺動軸30を中心に揺動可能にハウジング槽6ないしはポンプハウジング2のロータチャンバ7内に軸承される。
ポンプハウジング2はさらに、同様にすでに説明したように、操作装置47の螺旋押圧ばね49と共に制御チャンバ8を形成する。
他の領域においてポンプハウジング2は、直接揺動軸受配置29に隣接し、ポンプハウジング2の外側輪郭を越えて突出するU字状のハウジング拡幅部71を有している。これが、境界を形成する端縁ウェブ72と共に収容チャンバ73を形成する。この収容チャンバは、ポンプハウジング2の底側の壁プレート4と、壁プレート4に一体化結合された端縁ウェブ72とによって画成され、ポンプハウジング2の外側輪郭の約四分の一にわたって延びている。操作リング27には、外周面74を越え、且つ収容チャンバ73内へ突出するU字のアーチ形状のウェブ75が配置され、特に一体化形成されており、そのウェブが操作リング27の周面64の領域と共にそれ自体が閉成され、外周面74に沿って延びるキャビティ42を形成する。キャビティ42内で、底側の壁プレート4にシールウェブ76が配置されており、そのシールウェブは、キャビティ42の方向へ長く延び、壁プレート4に対して垂直に延び互いに反対側になる端面77、78によって、ウェブ75の対向する内面97に密着する。これが、シールウェブ76と操作リング27の外面64との間に形成される圧力室44のためのシール配置36、38を形成する。シールウェブ76の端面77、78とそれに向けられたウェブ75の内面79とは、互いに合わせられて外側輪郭を有し、その外側輪郭が、揺動軸30を中心とする揺動領域内の操作リング27の位置に関係なく、正確なシール添接を保証する。キャビティ44の内側の幅80は、最大の揺動距離81にシールウェブ76の最大の厚み82を加えたものよりもわずかに大きい。壁プレート4上のシールウェブ76の位置決めと、操作リング27へ向いたシールウェブ76の接触面64とは、湾曲して操作リングの外径84に適合しており、従ってシールウェブ76の接触面83がストッパ面55を形成し、そのストッパ面が偏心した終端位置における操作リング27の最大の揺動可能性を制限する。さらに、接触面83内に、シールウェブ76の高さ全体にわたって延びる溝状の凹部84が設けられており、その中にベーンポンプ1の圧力領域25から接続通路、接続導管などを通して媒体圧力が掛かる。キャビティ42内に操作リング27の表面領域によって形成される作用面45への圧力の作用により、揺動軸30を中心に圧力の高さに従う種々の大きさのトルクが生じ、それが操作リングをベーンロータ11に対して同軸の方向と、ベーンロータ11に対して偏心した方向との二つの終端位置の間で移動させ、その場合に同軸の位置への変位に対し、操作装置47の螺旋ばね49によってもたらされる揺動軸30を中心とするトルクが拮抗作用する。従って適切な付勢によるばね力の選択ないし調節によって、圧力領域25内に掛けられる圧力は、選択されたレベルに制御される。圧力領域内の圧力が、揺動モーメントの設計により所定の値以下に低下し、従って揺動モーメントが螺旋押圧ばねによってもたらされる揺動モーメント以下に低下した場合に、操作リング27の変位は、偏心率を増大させる方向に行われる。それによって、ベーンポンプ1の給送出力が増大し、それは圧力領域25内の圧力の上昇と同じ意味である。従って揺動モーメントの補償が達成されて、操作リング27の同軸の位置と偏心した位置との間の中間位置が得られ、その中間位置において給送出力が圧力を維持するように適合される。
一方で、すでに説明したように、接触面83が、偏心した位置のために操作リング27の揺動運動の終端制限するストッパ面55を形成する場合に、他方では、操作リング27の同軸の位置のための別の終端位置が、揺動軸受配置29の領域に形成される操作リング27のストッパカム86によって制限され、そのストッパカムは操作リング27の同心の位置において、ポンプハウジング2ないし壁ウェブ5の内面34に添接する。
従って操作リング27にキャビティ42を形成することは、本発明に基づいて定められた操作リング27の周面64全体の約5%と45%の間の領域で、作用面45を設計することを可能にする。
図9と10には、ベーンポンプ1の他の形成が示されており、その場合にここでも操作リング27は、その2つの終端位置で示されている。操作リング27は、ポンプハウジング2の壁ウェブ5と操作リング27との間に形成された揺動軸受配置29を中心に、且つこの揺動軸受配置によって形成される揺動軸30を中心に、図8に示すベーンロータ11に対して同心の位置と、図9に示す偏心した位置との間で揺動可能であって、その場合に揺動モーメントは操作装置47のばね配置48によって−矢印87に示すように−もたらされる。カウンターモーメントが、圧力室44内の媒体圧力に由来する力−矢印88に示す−によってもたらされる。そして、その媒体圧力は、操作リング27と移動連結され圧力室44内に配置されたシールディスク89の作用面45に掛かる。
圧力室44は、接続通路を介してベーンポンプ1の圧力領域25と流れ接続される。シールディスク89と圧力室44の形成が、揺動角度に関係なく−矢印90−シールディスク89の端面91、92と壁ウェブ5との間の密閉添接と、それに伴ってシール配置36、38とを保証する。作用面45は、操作リング27の周面64全体の約5%と45%の間にある。
図11には、ベーンポンプ1の他の形成が図示されている。前の図ですでに説明したように、操作リング27は揺動軸受配置29内で、揺動軸30を中心に揺動可能にポンプハウジング2の壁ウェブ5に軸承される。図示の実施例において操作リング27は、ベーンロータ11に対して同心の位置で示されている。操作装置47のばね配置48は、図示の実施例において張り出したばね脚94、95を有する螺旋トーションばね93によって形成されており、そのばね脚の一方が壁ウェブ5に支持され、他方がばね力を、偏心した位置へ揺動可能な方向−矢印97−に、操作リング27に−矢印96に示すように−及ぼす。ベーンポンプ1を制御するために、媒体圧に依存し拮抗作用する揺動モーメントが、操作リング27上で、壁ウェブ5に沿って摺動する−矢印98−操作部材99によって形成され、その操作部材は平坦なプレートによって形成されており、そのプレートは一方の終端領域100において、壁ウェブ5と、それに対して平行に延びる壁ウェブ5からハウジング槽6内へ突出する壁部分101との間に形成される圧力室44内へ突出する。プレートの自由に張り出す終端領域103の端面102が、操作リング27の外周を越えて突出する操作突出部104へ作用する。作用面45への媒体圧力に従って−矢印88−、操作リング27のための操作力−矢印105−が得られる。ストッパ配置53、54は、一方で、操作リング27の同心の位置のためにばね脚95と壁リブ108のストッパ面106、107によって得られ、他方で、偏心した位置のために操作リング27の周面64が壁ウェブ5の内面34に接触することによって得られる。
図12には、ベーンポンプ1の他の形成が示されている。図は、揺動軸30を中心に揺動され、ベーンロータ11に対して偏心した位置の操作リング27を示している。この形成において操作装置47は、ばね配置48によって偏心した位置の方向に付勢されたラックドライブ109を形成し、その場合に操作リング27の周面64より高くに多数の歯110からなる歯セグメント111が配置され、好ましくは形成される。
この歯セグメントと、幾つかに分かれたラック112が係合しており、そのラックは操作リング27を揺動させるために、ポンプハウジング2内で線形に案内されるスライダ113によって線形に−双方向矢印114−変位することができる。螺旋押圧ばね115は、ラック112ないしスライダ113へ付勢力を及ぼし、かつ一方でポンプハウジング2の壁領域116に支持され、他方ではラック112ないしスライダ113に添接する。スライダ113は、押圧ピストン118を形成する突出部119において、ポンプハウジング102内に形成された圧力室44内へ突出し、その圧力室はベーンポンプ1の圧力領域25と流れ接続されている。突出部119の端面120が作用面45を形成し、その作用面内でスライダ113とそれに伴ってラック112を変位させるための媒体圧力がもたらされ−矢印121−、従って操作リング27がベーンロータ11に関して偏心した位置へ変位される。
ラック112は、たとえば少なくとも二つの同一の歯プロフィールを有する板状のラックからなり、それらのラックは、縦に延びる方向で互いに対して摺動可能に軸承されており、その内の一方がスライダ113に駆動結合で固定されており、他方が螺旋押圧ばね49によってエネルギを供給される。これが、ラックドライブ109のあそびを補償する。
図13には、ベーンポンプ1の他の形態が示されている。前の図ですでに説明したように、操作装置47は、スライダ113、ラック112及び操作リング27に設けられた歯セグメント111を有するラックドライブ109によって形成される。スライダ113は、前の図で説明したのと同様に、押圧ピストン118として形成される突出部119において圧力室44内へ突出する。
図示の実施例における操作装置47のばね配置48は、操作リング27を間隔をもって包囲し、曲率において周面64にほぼ適合された板ばね122によって形成される。この板ばねは、ほぼ中央において揺動軸受123を介して操作リング27にリンク結合されており、張り出したばねアーム124においてポンプハウジング2の壁ウェブ5ないし壁ウェブ5の内面に設けられたリブ状の突出部に支持され、揺動軸受123から張り出す他のばねアーム125において、スライダ113ないしラック112を圧力室44の方向に付勢するために−矢印126−ラック112の突出ウェブ127に支持される。板ばね122により予め定められる圧力室44内の圧力レベルに達するとすぐに、圧力室44内のピストン118に形成される作用面45に圧力を供給することによって、板ばね122によって構築された付勢力を克服した後に、図13に示す偏心した位置から同心の位置へ操作リング27の変位が行われる。
ラックドライブ109のあそびの補償は、すでに説明したのと同様に、設けることができる。
図14には、ベーンポンプ1の他の形成が示されている。この形成において、操作リング27は、底側の壁プレート4と壁ウェブ5とによって形成されるハウジング槽6内に、線形の方向に−矢印128−変位可能で配置されており、その場合にポンプハウジング2と、操作リング27の側面131、132の互いに対向する内壁面129、130とが、ガイド配置133を形成する。
図示の表示において、ポンプハウジング2内の操作リング27は、偏心した終端位置で、壁部分5と、操作リング27の互いに対向するストッパ面134、135とが添接した状態で示される。壁ウェブ5と、ストッパ配置53、54間の前側に形成された作用面45との間の間隙形成によって、ベーンポンプ1の圧力室25に流れ接続された圧力室44が形成される。
図示の実施例において操作装置47は、二つの螺旋押圧ばね137によって形成されており、その螺旋押圧ばねは、ハウジング内に形成されたばね室138内に配置され、且つ螺旋押圧ばね137の付勢によって操作リング27を偏心した位置へ付勢する−矢印139−。
螺旋押圧ばね137の付勢力は、所望の圧力レベルに従って予め定められている。圧力の上昇に伴って、ベーンロータ11に関し偏心した位置の方向へ、操作リング27の変位が行われる。
好ましい形成によれば、操作リング27の側面131、132内に線形のシール部材140が設けられており、そのシール部材が操作リング27とハウジングウェブ5との間にシール配置36、38を形成する。
図15には、タンデムポンプ141としてのベーンポンプ1の形態が図示されている。その場合にポンプハウジング2は、中央壁142に関して互いに等しい、この中央壁と壁ウェブ5とによって画成される二つのハウジング槽6を有している。共通の駆動軸10上に、ハウジング槽6の各々の中でベーンロータ11がそれぞれ操作リング27に包囲されて配置される。
ベーンロータ11、操作リング27及びこれ以上詳細には示されない操作装置のための実施変形例は、上の図においてすでに説明した形態に従って、あるいはその組合せから可能である。
図示の形成は、たとえば二つのハウジング槽6の、同一の深さまたは異なる深さ143のために考案することができる。
この種のコンセプトは、−たとえば、タイプシリーズ内で所定の組立て高さにより、同種の構成部材を使用しながら−この種のベーンポンプ1の出力領域を、広い限界内で設計することを可能にする。
好ましい形成によれば、ポンプハウジング2とロータボディ12は、燒結金属の成形部品からなる。ハウジングカバー3のためには、好ましくはアルミニウムダイカスト成形部品が適用される。駆動軸10とベーン15は、好ましくは鋼鉄から形成される。
燒結金属構成部品は、製造に基づいて高い品質基準及び変化しない品質基準を有しており、きわめて小さい許容誤差を維持しながら製造を保証する。それによってこの種の構成部品は、コストのかかる再加工をしないで使用するのに幾重にも適している。
実施例は、ベーンポンプ1の可能な実施変形例を示しており、その場合にここで注意すべきことは、本発明が具体的に示されているその実施変形例に限定されるものではなく、むしろ、個々の実施変形例を互いに多様に組み合わせることが可能なことであって、かつこれらの変形可能性は具体的発明による技術的に取り扱うための教示に基づいてこの分野で活動する当業者の裁量の範囲にある。従って表示し、かつ説明した実施変形例の個々の詳細を組み合わせることによって可能な、すべての考えられる実施変形例も、保護範囲に含まれる。
念のため最後に指摘するが、ベーンポンプ1の構造を理解しやすくするために、ベーンポンプないしその構成部品は部分的に寸法通りでなく、かつ/または拡大および/または縮小して示されている。
自立した発明的な解決の基礎となる課題は、明細書から理解することができる。
特に、図1から15に示す個々の形態は、自立した発明的な解決の対象を形成している。これに関する発明に基づく課題と解決は、図の詳細な説明から理解される。
本発明に基づくベーンポンプを、前壁カバーを取り外した状態で示す平面図である。 揺動された操作リングを有する、図1に基づくベーンポンプの平面図である。 ベーンポンプを図2のIII−III線に沿った断面で示している。 操作リングの同心の位置を有する、ベーンポンプの他の形成を示している。 操作リングの偏心した位置を有する、図4に基づくベーンポンプを示している。 エラスティックシールを有するベーンポンプの他の形成を示している。 ハウジング拡幅部によって形成された、圧力室を形成する収容チャンバを備える、操作リングの同心の位置を有するベーンポンプの他の形成を示している。 操作リングの偏心した位置を有する、図7に基づくベーンポンプを示している。 操作リングの同心の位置を有する、操作リングに形成された、媒体圧力を供給されるシールディスクを備えたベーンポンプの他の形成を示している。 操作リングの偏心した位置を有する、図9に基づくベーンポンプを示している。 操作装置を有するベーンポンプの他の形成を示している。 ラックドライブとして形成された操作装置を有するベーンポンプの他の形成を示している。 ベーンポンプの操作装置の他の形成を示している。 線形に変位可能な操作リングを有するベーンポンプの他の形成を示している。 タンデム仕様のベーンポンプの他の形成を示している。
符号の説明
1 ベーンポンプ
2 ポンプハウジング
3 ハウジングカバー
4 壁プレート
5 壁ウェブ
6 ハウジング槽
7 ロータチャンバ
8 制御チャンバ
9 滑り軸受
10 駆動軸
11 ベーンロータ
12 ロータボディ
13 高さ
14 収容スリット
15 ベーン
16 双方向矢印
17 外径
18 張出し
19 支持リング
20 端面
21 外側端面
22 周囲
23 回転軸
24 吸込み領域
25 圧力領域
26 ポンプセル
27 操作リング
28 内径
29 揺動軸受配置
30 揺動軸
31 内壁面
32 周面
33 壁リブ
34 内面
35 溝
36 シール配置
37 間隔
38 シール配置
39 シール面
40 シール面
41 シールウェブ
42 キャビティ
43 圧力導管
44 圧力室
45 作用面
46 矢印
47 操作装置
48 ばね配置
49 螺旋押圧ばね
50 矢印
51 ノーマル間隔
52 操作ボルト
53 ストッパ配置
54 ストッパ配置
55 ストッパ面
56 ストッパ面
57 矢印
58 切欠き
59 切欠き
60 ストック容器
61 供給導管
62 内燃機関
63 凹部
64 周面
65 シール部材
66 シールバー
67 変位
68 シール面
69 シール面
70 揺動軸
71 ハウジング拡幅部
72 端縁ウェブ
73 収容チャンバ
74 外周面
75 ウェブ
76 シールウェブ
77 端面
78 端面
79 内面
80 幅
81 揺動距離
82 厚み
83 コントロール面
84 外径
85 凹部
86 ストッパカム
87 矢印
88 矢印
89 シールディスク
90 矢印
91 端面
92 端面
93 螺旋トーションばね
94 ばね脚
95 ばね脚
96 矢印
97 矢印
98 双方向矢印
99 操作部材
100 終端領域
101 壁部分
102 端面
103 終端領域
104 操作突出部
105 矢印
106 ストッパ面
107 ストッパ面
108 壁リブ
109 ラックドライブ
110 歯
111 歯セグメント
112 ラック
113 スライダ
114 双方向矢印
115 螺旋押圧ばね
116 壁領域
117 ストッパ面
118 押圧ピストン
119 突出部
120 端面
121 矢印
122 板ばね
123 揺動軸受
124 ばねアーム
125 ばねアーム
126 矢印
127 突出部ウェブ
128 双方向矢印
129 内壁面
130 内壁面
131 側面
132 側面
133 ガイド配置
134 ストッパ面
135 ストッパ面
136 中央平面
137 螺旋押圧ばね
138 ばね室
139 矢印
140 線形シール部材
141 タンデムポンプ
142 中間壁ディスク
143 深さ

Claims (29)

  1. ベーンポンプ(1)であって、
    少なくとも一つのハウジング槽(6)を備えたポンプハウジング(2)と、
    前記ハウジング槽(6)内に配置され、回転軸(23)を形成する駆動軸(10)を介して前記ポンプハウジング(2)内に回転可能に軸承され、ほぼ半径方向に延びる収容スリット(14)内にベーン(15)を軸承する、ベーンロータ(11)と、
    前記ベーンロータ(11)を包囲し、ポンプセル(26)を周面側で画成し、前記ベーンロータ(11)に対して同心の位置と前記ベーンロータ(11)に対して偏心した位置との間に、変位可能な円筒状の内壁面(31)を有する操作リング(27)と、
    互いに対して圧力が漏れない別々の吸込み領域及び圧力領域(24、25)と、
    給送流内の圧力レベルを制御する操作装置(47)と、
    を有するベーンポンプ(1)、特に潤滑システムのための制御可能なオイルポンプにおいて、
    前記操作リング(27)の周面側に、操作リング(27)とポンプハウジング(2)との間の互いに隔たったシール配置(36、38)によって画成される作用面(45)が形成され、前記作用面がポンプハウジング(2)の壁ウェブ(5)と共に、前記圧力領域(25)と流れ接続される、圧力室(44)を形成することを特徴とするベーンポンプ(1)。
  2. 圧力室(44)の圧力を供給される作用面(45)が、操作リング(27)の周面(64)の5%と45%との間にあることを特徴とする、請求項1に記載のベーンポンプ。
  3. 前記作用面(45)が、操作リング(27)の周面に形成されたキャビティ(42)の横断面によって形成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載のベーンポンプ。
  4. 前記操作リング(27)が、ポンプハウジング(2)のハウジング槽(6)内で揺動軸受配置(29)内に、ベーンロータ(11)の駆動軸(10)に対して平行に延びる揺動軸(30)を中心に揺動可能に軸承されていることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載のベーンポンプ。
  5. 操作リング(27)のキャビティ(42)が、操作リング(27)の外周(64)を越えて突出するシールウェブ(41)と圧密に形成された揺動軸受配置(29)との間に配置されていることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載のベーンポンプ。
  6. シールウェブ(41)と壁部分との互いに対向するシール面(39、40)が、共通のシール面を形成することを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載のベーンポンプ。
  7. 前記シール面(39、40)が、揺動軸の回りに円弧状に湾曲して形成されていることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載のベーンポンプ。
  8. 操作リング(27)の揺動領域が、少なくとも一つのストッパ配置(53、54)によって制限されていることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載のベーンポンプ。
  9. ストッパ配置(53、54)が、操作リング(27)の周面(64)を越えて突出するストッパカムによって形成されていることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載のベーンポンプ。
  10. 前記ストッパカムに、操作リング(27)の揺動領域の終端位置制限として、壁ウェブ(5)内の切欠きが対応づけられていることを特徴とする、請求項9に記載のベーンポンプ。
  11. ポンプハウジング(2)内で操作リング(27)が、ガイド配置(133)内でベーンロータ(11)に対して同心の位置と偏心した位置との間で線形に変位可能に軸承されていることを特徴とする、請求項1から10のいずれか一項に記載のベーンポンプ。
  12. 前記ガイド配置(133)が、互いに対向し、且つ互いに対して平行に延びる、壁ウェブ(5)の内壁面(129、130)と、操作リング(27)の側面(131、132)とによって形成されていることを特徴とする、請求項1から11のいずれか一項に記載のベーンポンプ。
  13. 操作リング(27)の側面(131、132)内に、シール配置(36、38)を形成する線形のシール部材(140)が配置されていることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載のベーンポンプ。
  14. 圧力に依存する操作リング(27)の揺動モーメントに拮抗作用する操作装置(47)が、ポンプハウジング(2)と操作リング(27)との間に作用するばね配置(48)、たとえば螺旋押圧ばね(49)、板ばね(122)、螺旋トーションばね(93)などによって形成されていることを特徴とする、請求項1から13のいずれか一項に記載のベーンポンプ。
  15. 操作装置(47)が、操作リング(27)に配置された歯セグメント(111)によって形成され、前記歯セグメントが、ポンプハウジング(2)内で線形に変位可能に案内される、ばね力を供給されるラック(112)と係合することを特徴とする、請求項1から14のいずれか一項に記載のベーンポンプ。
  16. 前記ラック(112)が、圧力室(44)内の媒体圧力を供給可能なスライダ(113)と駆動結合されていることを特徴とする、請求項1から15のいずれか一項に記載のベーンポンプ。
  17. 前記スライダ(113)が、ポンプハウジング(2)内で線形に変位可能に案内されていることを特徴とする、請求項1から16のいずれか一項に記載のベーンポンプ。
  18. 前記スライダ(113)が、押圧ピストン(118)を形成する突出部(119)において、圧力室(44)内へ突出していることを特徴とする、請求項1から17のいずれか一項に記載のベーンポンプ。
  19. ばね配置(48)の螺旋押圧ばね(49)が、壁ウェブ(5)とラック(112)及び/又はスライダ(113)との間に配置されていることを特徴とする、請求項1から18のいずれか一項に記載のベーンポンプ。
  20. 板ばね(122)が、操作リング(27)において揺動軸受(123)内に軸承されており、且つ互いに逆向きに張り出すばねアーム(124,125)が壁ウェブ(5)と、ラック(112)又はスライダ(113)に支持されていることを特徴とする、請求項1から19のいずれか一項に記載のベーンポンプ。
  21. ばね配置(48)のばね力が、このばね配置に対応づけられた締付け装置によって調節可能に形成されていることを特徴とする、請求項1から20のいずれか一項に記載のベーンポンプ。
  22. 前記締付け装置が、操作ボルト(52)によって形成されていることを特徴とする、請求項21に記載のベーンポンプ。
  23. 前記締付け装置が、サーモ操作部材によって形成されていることを特徴とする、請求項21に記載のベーンポンプ。
  24. ポンプハウジング(2)が、回転軸(23)に対して垂直に延びる中心平面(136)に関して、中間壁ディスク(142)によって分離された、鏡像状に形成されたハウジング槽(6)を有していることを特徴とする、請求項1から23のいずれか一項に記載のベーンポンプ。
  25. 前記ハウジング槽(6)の各々の中に、共通の駆動軸(10)と作用結合されたベーンロータ(11)が配置されていることを特徴とする、請求項24に記載のベーンポンプ。
  26. 壁プレート(4)と壁ウェブ(5)とから一体的に形成された、ポンプハウジング(2)とロータボディ(12)と操作リング(27)とが、焼結金属構成ボディから形成されていることを特徴とする、請求項1から25のいずれか一項に記載のベーンポンプ。
  27. 駆動軸(10)とベーン(15)とが、合金化された鋼から形成されていることを特徴とする、請求項1から26のいずれか一項に記載のベーンポンプ。
  28. ハウジングカバー(3)が、好ましくはアルミニウム合金から形成されていることを特徴とする、請求項1から27のいずれか一項に記載のベーンポンプ。
  29. ハウジングカバー(3)が、好ましくはアルミニウムダイカストから形成されていることを特徴とする、請求項28に記載のベーンポンプ。
JP2008523066A 2005-07-29 2006-07-20 ベーンポンプ Pending JP2009503318A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AT0127905A AT502189B1 (de) 2005-07-29 2005-07-29 Flügelzellenpumpe
PCT/AT2006/000309 WO2007012096A2 (de) 2005-07-29 2006-07-20 Flügelzellenpumpe

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009503318A true JP2009503318A (ja) 2009-01-29

Family

ID=37102825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008523066A Pending JP2009503318A (ja) 2005-07-29 2006-07-20 ベーンポンプ

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8545199B2 (ja)
EP (1) EP1910681B1 (ja)
JP (1) JP2009503318A (ja)
CN (1) CN101268279B (ja)
AT (1) AT502189B1 (ja)
WO (1) WO2007012096A2 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102010007255A1 (de) 2010-02-09 2011-08-11 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft, 80809 Fluidpumpe
KR20120033180A (ko) * 2010-09-29 2012-04-06 현대자동차주식회사 가변오일펌프 구조
KR101382073B1 (ko) * 2012-09-28 2014-04-04 영신정공 주식회사 엔진 오일용 가변 베인 펌프
CA2890682A1 (en) * 2012-11-16 2014-05-22 Moog Inc. Vane pumps and methods of operating same
CN103671094B (zh) * 2013-12-16 2016-01-13 浙江大学 一种多叶片式气体压缩机
EP3087276B1 (en) * 2013-12-23 2020-03-11 VHIT S.p.A. Variable displacement pump and method for regulating the displacement of the pump
US10113427B1 (en) 2014-04-02 2018-10-30 Brian Davis Vane heat engine
DE102014212309A1 (de) * 2014-06-26 2015-12-31 Robert Bosch Gmbh Hydrostatische Flügelzellenpumpe
DE112014006869T5 (de) * 2014-08-19 2017-05-04 Hunan Oil Pump Co., Ltd. Ölpumpe eines Verbrennungsmotors
DE202014106121U1 (de) * 2014-12-17 2015-01-15 Schwäbische Hüttenwerke Automotive GmbH Rotationspumpe mit kompakter Stellstruktur zur Verstellung des Fördervolumens
CN104847656A (zh) * 2015-05-24 2015-08-19 浙江爱贝尔液压设备有限公司 一种液压泵
WO2017165459A1 (en) * 2016-03-21 2017-09-28 Tuckey Charles H Vane pump assembly
DE102021119936A1 (de) * 2021-07-30 2023-02-02 Schwäbische Hüttenwerke Automotive GmbH Rotationspumpe mit Stellstrukturfeder mit versetzter Wirklinie
CN115095519B (zh) * 2022-07-06 2024-04-16 湖南机油泵股份有限公司 一种摆动式变排量机油泵
CN117759534B (zh) * 2024-02-22 2024-04-26 苏州英磁新能源科技有限公司 一种自适应可变容量叶片泵

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5762986A (en) * 1980-10-02 1982-04-16 Nissan Motor Co Ltd Variable displacement type vane pump
JPH0693978A (ja) * 1992-09-16 1994-04-05 Toyo A Tec Kk 可変容量型ベーンポンプ
JPH10205461A (ja) * 1997-01-20 1998-08-04 Nachi Fujikoshi Corp 可変吐出量ベーンポンプ

Family Cites Families (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2685842A (en) 1948-11-18 1954-08-10 George H Hufferd Variable displacement pump and volume control therefor
GB1310358A (en) 1969-07-21 1973-03-21 Hobourn Eaton Mfg Co Ltd Rotary pumps
DE2551451A1 (de) * 1975-11-15 1977-05-18 Daimler Benz Ag Drehkolbenpumpe
JPS53130505A (en) * 1977-04-20 1978-11-14 Jidosha Kiki Co Ltd Variable capacity pump
US4342545A (en) 1978-07-24 1982-08-03 General Motors Corporation Variable displacement pump
JPS56143383A (en) 1980-04-09 1981-11-09 Nissan Motor Co Ltd Variable-capacity vane pump
US4406599A (en) * 1980-10-31 1983-09-27 Vickers, Incorporated Variable displacement vane pump with vanes contacting relatively rotatable rings
JPS5923092A (ja) * 1982-07-29 1984-02-06 Hino Motors Ltd 内燃機関に使用される可変容量型ベ−ン・ポンプ
DE3333647C2 (de) * 1982-09-21 1986-10-30 Glyco-Antriebstechnik Gmbh, 6200 Wiesbaden Schmiermittelpumpe für die Druckerzeugung bei einem druckumlaufgeschmierten Verbrennungsmotor
JPS5958185A (ja) 1982-09-28 1984-04-03 Nachi Fujikoshi Corp 可変吐出量ベ−ンポンプ
DE3247885C2 (de) * 1982-12-23 1986-12-18 Mannesmann Rexroth GmbH, 8770 Lohr Flügelzellen- oder Radialkolbenpumpe
DE3322549A1 (de) 1983-06-23 1984-03-15 Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart Fluegelzellenpumpe mit veraenderlichem foerderhub fuer hydraulische betriebsmittel insbesondere von kraftfahrzeugen
JPS6035192A (ja) * 1983-08-04 1985-02-22 Nissan Motor Co Ltd 可変容量型ベ−ンポンプ
CN2052829U (zh) 1988-10-06 1990-02-14 邵锐勋 自动伸出叶片的超低速油泵
JPH03257990A (ja) 1990-03-08 1991-11-18 Taiyo Yuden Co Ltd 混成集積回路基板の実装方法
JPH03275990A (ja) * 1990-03-22 1991-12-06 Toyo A Tec Kk 可変容量型ベーンポンプ
JPH0469686U (ja) * 1990-10-25 1992-06-19
US5083909A (en) * 1990-11-29 1992-01-28 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Seawater hydraulic vane type pump
US5545014A (en) * 1993-08-30 1996-08-13 Coltec Industries Inc. Variable displacement vane pump, component parts and method
DE19532703C1 (de) 1995-09-05 1996-11-21 Guenther Beez Pendelschiebermaschine
DE19533686C2 (de) * 1995-09-12 1997-06-19 Daimler Benz Ag Regelbare Flügelzellenpumpe als Schmiermittelpumpe
CN2408269Y (zh) 2000-01-26 2000-11-29 李加强 一种双级同步旋阀泵
DE10029969C1 (de) 2000-06-26 2001-08-30 Joma Hydromechanic Gmbh Flügelzellenpumpe
FR2829535B1 (fr) * 2001-09-12 2005-08-12 Pierburg Pompe a palettes a cylindree variable
ITBO20020076A1 (it) 2002-02-15 2003-08-18 Pierburg Spa Pompa rotativa a palette centrali a portata variabile , particolarmente per olio
JP2004044414A (ja) * 2002-07-09 2004-02-12 Nippon Soken Inc 可変容量型流体機械
US6763797B1 (en) 2003-01-24 2004-07-20 General Motors Corporation Engine oil system with variable displacement pump
ITBO20040008A1 (it) * 2004-01-09 2004-04-09 Pierburg Spa Impianto di pompaggio
WO2006045190A1 (en) * 2004-10-25 2006-05-04 Magna Powertrain Inc. Variable capacity vane pump with force reducing chamber on displacement ring
CN100520069C (zh) * 2004-12-22 2009-07-29 麦格纳动力系有限公司 具有双控制室的变量叶片泵

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5762986A (en) * 1980-10-02 1982-04-16 Nissan Motor Co Ltd Variable displacement type vane pump
JPH0693978A (ja) * 1992-09-16 1994-04-05 Toyo A Tec Kk 可変容量型ベーンポンプ
JPH10205461A (ja) * 1997-01-20 1998-08-04 Nachi Fujikoshi Corp 可変吐出量ベーンポンプ

Also Published As

Publication number Publication date
CN101268279A (zh) 2008-09-17
US20100008806A1 (en) 2010-01-14
EP1910681A2 (de) 2008-04-16
AT502189B1 (de) 2007-02-15
WO2007012096A2 (de) 2007-02-01
CN101268279B (zh) 2012-11-07
EP1910681B1 (de) 2015-08-26
AT502189A4 (de) 2007-02-15
WO2007012096A3 (de) 2007-06-28
US8545199B2 (en) 2013-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009503318A (ja) ベーンポンプ
JP4986726B2 (ja) 可変容量形ポンプ
US9046100B2 (en) Variable vane pump with communication groove in the cam ring
JP5174720B2 (ja) 可変容量形ポンプ
JP4890604B2 (ja) 可変容量形ポンプ
JP5690238B2 (ja) 可変容量形オイルポンプ
JP5564450B2 (ja) オイルポンプ
JP5172289B2 (ja) 可変容量形ポンプ
US4036326A (en) Lubricating oil pump
EP3051134A1 (en) Oil pump
JP5048393B2 (ja) 可変容量形ポンプ
JP4960827B2 (ja) 可変容量形ポンプ
JP4986802B2 (ja) 可変容量形ポンプ
JP6171852B2 (ja) オイルポンプ装置
JP5885752B2 (ja) ベーン式油圧装置
JP2009030570A (ja) 流体機械
JP5014841B2 (ja) 可変容量ポンプ
JP5499151B2 (ja) 可変容量形ポンプ
JP6567385B2 (ja) 可変容量形ポンプの製造方法
JP2015105647A (ja) オイルポンプ
JP2012149632A (ja) 可変容量型内接歯車ポンプ
JP5335940B2 (ja) 可変容量形ポンプ
JP3631264B2 (ja) 可変容量形ポンプ
JP2005233165A (ja) 吐出量可変式ベーンポンプ
WO2021145352A1 (ja) 可変容量形ポンプの製造方法及び可変容量形ポンプ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090513

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110816

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120327

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121023