JP2009301902A - 高圧放電ランプ装置及びそれを用いたプロジェクタ - Google Patents

高圧放電ランプ装置及びそれを用いたプロジェクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2009301902A
JP2009301902A JP2008155713A JP2008155713A JP2009301902A JP 2009301902 A JP2009301902 A JP 2009301902A JP 2008155713 A JP2008155713 A JP 2008155713A JP 2008155713 A JP2008155713 A JP 2008155713A JP 2009301902 A JP2009301902 A JP 2009301902A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring body
lamp
pressure discharge
opening
discharge lamp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008155713A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4682227B2 (ja
JP2009301902A5 (ja
Inventor
Yoshiki Kitahara
良樹 北原
Katsuhiro Ono
勝広 小野
Akira Yanai
昭 谷内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2008155713A priority Critical patent/JP4682227B2/ja
Priority to US12/994,267 priority patent/US8550636B2/en
Priority to CN200980122333.9A priority patent/CN102066831B/zh
Priority to PCT/JP2009/002574 priority patent/WO2009150817A1/ja
Publication of JP2009301902A publication Critical patent/JP2009301902A/ja
Publication of JP2009301902A5 publication Critical patent/JP2009301902A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4682227B2 publication Critical patent/JP4682227B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/02Details
    • H01J61/30Vessels; Containers
    • H01J61/34Double-wall vessels or containers
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/20Lamp housings
    • G03B21/2006Lamp housings characterised by the light source
    • G03B21/2026Gas discharge type light sources, e.g. arcs
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J5/00Details relating to vessels or to leading-in conductors common to two or more basic types of discharge tubes or lamps
    • H01J5/50Means forming part of the tube or lamps for the purpose of providing electrical connection to it
    • H01J5/54Means forming part of the tube or lamps for the purpose of providing electrical connection to it supported by a separate part, e.g. base
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J5/00Details relating to vessels or to leading-in conductors common to two or more basic types of discharge tubes or lamps
    • H01J5/50Means forming part of the tube or lamps for the purpose of providing electrical connection to it
    • H01J5/54Means forming part of the tube or lamps for the purpose of providing electrical connection to it supported by a separate part, e.g. base
    • H01J5/62Connection of wires protruding from the vessel to connectors carried by the separate part
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/02Details
    • H01J61/025Associated optical elements
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/02Details
    • H01J61/12Selection of substances for gas fillings; Specified operating pressure or temperature
    • H01J61/18Selection of substances for gas fillings; Specified operating pressure or temperature having a metallic vapour as the principal constituent
    • H01J61/20Selection of substances for gas fillings; Specified operating pressure or temperature having a metallic vapour as the principal constituent mercury vapour

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)

Abstract

【課題】点灯時における発光管の局所的な温度上昇を抑えることができ、発光管内の温度分布を均一化できる簡易な高圧放電ランプ装置を提供する。
【解決手段】ランプ装置1は、ランプが、その中心軸と反射鏡9の光軸とが一致する状態で反射鏡9に組み込まれてなるランプユニット3の反射鏡9に対して、円周状の外周面57a,59aを有する一対の輪体57,59が一定間隔を隔て且つ反射鏡9の光軸と輪体57,59の円周面57a,59aの中心軸とが一致状態で被嵌され、一対の電極と輪体57,59の円周面57a,59aとが電気接続され、2本の並行配置された回転ローラ65,67上に輪体57,59が搭載され、駆動モータ56の駆動によりランプユニット3を回転ローラ65,67上で一定方向に回転させ、輪体57,59に対して給電する給電部材81,83を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、高圧放電ランプ装置及びそれを用いたプロジェクタに関するものである。
プロジェクタの光源には、点光源に近く、かつ高輝度・高演色な光源である、例えばショートアーク型の高圧水銀ランプ(以下、単に「ランプ」という。)が広く用いられている。このランプは、例えば、凹状の反射面を有する反射鏡内に、ランプの長手方向の中心軸と反射鏡の光軸とが略一致するように組み込まれて構成されたランプユニットとして、プロジェクタに内蔵されて使用される。
このランプを主として構成する発光管は、容囲器が石英ガラスからなり、管中央部の発光部とこの発光部の両側から外方向にそれぞれ延在するように連設された封止部とを有し、その内部に一対の電極が配置されている。
そして、このランプは、上記した通り、高輝度・高演色を実現するために高負荷の状態で点灯される。その結果、発光部のうち、特に点灯時に上部(放電空間の上方部分)に位置する部分が非常に高温となり、その部分の石英ガラスが結晶化し、失透と呼ばれる白濁化する現象が起こり、ついには破損に至ることがある。
また、発光部内の温度差が大きいと、電極の構成材料であるタングステンが点灯中に飛散した際に、それが発光部内の温度の低い部分(例えば電極の根元部分)に付着した後に黒化し、輝度低下を招くおそれがある。
そのために、点灯中のランプに対して、発光管、特に発光部の温度が過度に上昇しないようにし、かつ発光部内の温度分布を均一化することが望ましい。特に、近時、プロジェクタの小型化、高出力化の要請が高まっており、それに伴い発光管の小型化や高ワット化が要求され、発光管に対する負荷がますます高まり、上記問題が顕著になってきている。
これに対して従来、発光管を回転させることにより、上記問題を解決する提案がなされている。
例えば、発光管に連結された回転手段によって発光管のみを周期的に回転させる技術(例えば特許文献1等)や、発光管(高圧放電ランプ)のみならず、高圧放電ランプにつなげられた回転機構によって高圧放電ランプを回転させる際、高圧放電ランプと一体化されている反射器(反射鏡)とともに回転させる技術(例えば特許文献2等)や、さらには、発光管(高圧放電ランプ)とリフレクタ(反射鏡)とから構成されたランプユニットを回転機構によって一方向のみに回転させるのではなく、途中で反転させて、逆方向にも回転させることも含めて断続的に回転させる技術(例えば特許文献3等)等が提案されている。
特開平3−48836号公報 特開2007−48736号公報 特開2007−329075号公報
しかしながら、上記した従来の技術では次のような問題があり、実用性に欠けることが分かった。
特許文献1記載のものでは、発光管の両端を保持して回転させているため、発光管の端部を保持している保持手段の一方がランプリフレクタの前面側に位置することとなり、この保持手段の影が照射面に生じるという問題がある。
特許文献2記載のものでは、高圧放電ランプと反射器とが一体化された組立品の状態で、反射器の開口側と反対の端部や、高圧放電ランプにおける反射器と一体化されている側の端部だけを保持して回転させているため、その回転機構が複雑になるという問題がある。
特許文献3記載のものでは、発光管(ランプ)と一体化された反射鏡を、断続的且つ回転方向を反転させながら回転させているため、断続的に回転させる機構や反転させる機構等が必要となり、装置自体が複雑になるという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、発光管の局所的な過度な温度上昇を抑えることができると共に、発光管の所定領域における温度分布を均一化させることができる簡易な構造の高圧放電ランプ装置及びプロジェクタを提供することを目的とする。
本発明に係る高圧放電ランプ装置は、一対の電極を発光管内に備えた高圧放電ランプが、凹状の反射面を有する反射鏡内に、前記高圧放電ランプの中心軸と前記反射鏡の光軸とが一致する状態で、組み込まれてなるランプユニットと、横断面形状が環状をし、当該環状の中心が前記光軸上に位置する状態で前記反射鏡の開口側に装着され、且つ、周方向に連続する導電部を有し、当該導電部と前記高圧放電ランプの一対の電極の一方とが電気的に接続された開口側輪体と、前記開口側輪体を、その中心が回転中心となるように回転自在に保持する開口側回転保持ユニットと、前記ランプユニットを開口側輪体の中心を回転中心として一方向に回転させる回転駆動手段と、前記ランプユニットの回転中において前記開口側輪体の導電部に対して給電する開口側給電部材とを備えることを特徴としている。
ここでいう「開口側輪体」は、単数又は複数の材料により構成しても良い。単数の材料で構成する場合、導電性の材料で構成することで周方向に連続する導電部を有する構成とできる。一方、複数の材料で構成する場合、全ての材料を導電性の材料で構成して、周方向に連続する導電部を有する構成としても良いし、絶縁性の材料と導電性の材料とを多層構造に組み合わせ、導電性の材料部分で導電部を有する構成としても良い。なお、複数の材料を用いて多層とする構造には、絶縁性の材料の側面や外周面等に、周方向に連続する導電部を導電加工により形成するような場合を含む。
また、「開口側輪体」は、横断面形状が環状をしておれば良く、例えば、円盤形状の材料の中央部に貫通孔を設けたようなものであっても良いし、円柱形状の材料の中央部に貫通孔を設けたようなものであっても良い。
ここでいう「回転駆動手段」は、ランプユニットを回転させれば良く、例えば、開口側輪体に回転駆動を伝えて、ランプユニットが取着されている開口側輪体を回転させて良いし、例えば、ランプユニットの口金を円筒状として、この口金に回転駆動を伝えてランプユニットを直接回転させても良い。
なお、回転駆動手段と開口側回転保持ユニットとは、一体となる構成でも良いし、別体で構成しても良い。
ここでいう「開口側給電部材」は、導電部に接触して直接的に給電するようにしたものでも良いし、導電部に接触する他の部材に接触して、当該部材を介して間接的に給電するようにしたものでも良い。
本発明に係る高圧放電ランプ装置は、ランプユニットの光軸上に開口側輪体の中心が位置する状態で開口側輪体にランプユニットが装着され、開口側輪体の中心を回転中心してランプユニットが回転するので、高圧放電ランプの点灯中は、発光管における上部に位置する部分が、変化(固定的でない)することとなり、上部に位置する部分だけが過度に温度上昇するのを抑えることができると共に、発光管内における温度分布を均一することができる。これにより、発光管に失透や黒化が発生するのを抑制することができると共にこれら失透等に起因して発光管が早期に破損するのを防止することができ、さらに長寿命化も図ることができる。
さらに、ランプユニットの光軸上に開口側輪体の中心が位置する状態で開口側輪体にランプユニットが装着され、開口側輪体の中心を回転中心してランプユニットが回転するので、プロジェクタ等に組み込まれた状態においても、反射鏡の光軸とプロジェクタ内の光学系との位置関係がずれることはなく、その結果、光軸のずれによる照度ちらつきの発生を抑制することができる。
しかも、高圧放電ランプの一方の電極と導電部とが電気的に接続され且つ口金側輪体の導電部に給電されるので、導電部から一方の電極への給電路の構造を簡易にすることがきる。
また前記高圧放電ランプ装置は、さらに、横断面形状が環状をし、当該環状の中心が前記光軸上に位置する状態で前記反射鏡の口金側に装着され、且つ、周方向に連続する導電部を有し、当該導電部と前記高圧放電ランプの一対の電極の他方とが電気的に接続された口金側輪体と、前記口金側輪体を、その中心が回転中心となるように回転自在に保持する口金側回転保持ユニットと、前記ランプユニットの回転中において前記口金側輪体の導電部に対して給電する口金側給電部材とを備えることを特徴としている。
ここでいう「口金側輪体」は、単数又は複数の材料により構成しても良い。単数の材料で構成する場合、導電性の材料で構成して、周方向に連続する導電部を有する構成とできる。一方、複数の材料で構成する場合、全ての材料を導電性の材料で構成して、周方向に連続する導電部を有する構成としても良いし、絶縁性の材料と導電性の材料とを多層構造に組み合わせ、導電性の材料部分で導電部を構成しても良い。なお、複数の材料を用いて多層とする構造には、絶縁性の材料の側面や外周面等に、周方向に連続する導電部を導電加工により形成するような場合を含む。
また、「口金側輪体」は、横断面形状が環状をしておれば良く、例えば、円盤形状の材料の中央部に貫通孔を設けたようなものであっても良いし、円柱形状の材料の中央部に貫通孔を設けたようなものであっても良い。
ここでいう「口金側給電部材」は、導電部に接触して直接的に給電するようにしたものでも良いし、導電部に接触する他の部材に接触して、当該部材を介して間接的に給電するようにしたものでも良い。
上記構成によると、高圧放電ランプの他方の電極と導電部とが電気的に接続され且つ口金側輪体の導電部に給電されるので、導電部から他方の電極への給電路の構造を簡易にすることができる。
また、前記回転駆動手段は、前記開口側輪体を回転させることにより、前記ランプユニットを回転させることを特徴としている。この構成によると、開口側輪体は回転自在に保持されているので、当該開口側輪体を容易に回転させることができ、装置全体の構成が煩雑になるのを防止することができる。
また、前記開口側輪体は、外周形状が円形状をした環状をし、前記回転駆動手段は、前記開口側輪体の外周面に当接する回転体を備え、当該回転体を回転駆動することにより、前記開口側輪体を回転させることを特徴としている。
この構成によると、開口側輪体は回転自在に保持されているので、当該開口側輪体を容易に回転させることができ、装置全体の構成が煩雑になるのを防止することができる。
また、前記開口側給電部材及び口金側給電部材は、前記開口側輪体の導電部及び口金側輪体の導電部にそれぞれ接触するスリップリングが含まれていることを特徴としている。この構成によると、ランプユニットの回転に伴って電流の給電路が邪魔になるのを防止することができ、ランプユニットの一方向の回転を容易に行うことができる。
また、前記ランプユニットの回転は、1分間当たり1回転以上20回転以下の範囲内の回転速度であることを特徴としている。この構成によれば、点灯中、ランプユニットの回転に伴って一対の電極間のアークが揺れたとしても、人間の視覚ではほとんど感じ取ることができず、プロジェクタ等に組み込まれた状態における照度ちらつきを極めて小さくすることができる。
また、前記高圧放電ランプは高圧水銀ランプであり、当該高圧水銀ランプには250[mg/cm]以上の水銀が封入されていることを特徴としている。この構成によれば、当該高圧水銀ランプの長寿命化を極めて顕著に発揮することができる。
また、本発明に係るプロジェクタは、上記構成の高圧放電ランプ装置と、前記高圧放電ランプ装置からの照明光が変調して光学像を形成する光学ユニットと、前記光学像を拡大投射する投射ユニットとを備えることを特徴としている。 この構成によれば、長寿命なプロジェクタを簡単な構成で実現することができる。
以下、本発明の最良な実施の形態について、図面を用いてその詳細を説明する。
<第1の実施の形態>
1.全体構造
図1に、本発明の第1の実施の形態である高圧水銀ランプ装置1の斜視図を示し、図2は、図1の矢印Xから高圧水銀ランプ装置1を見た図である。
高圧水銀ランプ装置(以下、単に「ランプ装置」という。)1は、一対の電極を備えた高圧水銀ランプ(以下、単に「ランプ」という。)7が、凹状の反射面を有する反射鏡9内に、ランプ7の中心軸と反射鏡9の光軸とが一致する状態で、組み込まれてなるランプユニット3の反射鏡9に対して、円周状の外周面57a,59aを有する一対の輪体57,59が、相互に一定間隔を隔て且つ反射鏡9の光軸と輪体57,59の円周面57a,59aを構成している円周の中心軸とが一致する状態で、被嵌されると共に、ランプ7の一対の電極と輪体57,59の導電部とが電気的に接続され、複数本(ここでは、2本である。)の並行して配された回転ローラ65,67上に輪体57,59の円周面57a,59aが当接する状態で搭載されており、駆動モータ56の駆動によりランプユニット3を回転ローラ65,67上で一定方向に回転させ、ランプユニット3の回転中において円周面に対して給電するスリップリング(本発明の「給電部材」である。)81,83が設けられている。
つまり、ランプ装置1は、ランプ7と反射鏡9とを備えるランプユニット3と、当該ランプユニット3を保持する保持ユニット4と、保持ユニット4を回転自在に支持すると共に支持されている保持ユニット4を一定方向に回転させる回転ユニット5と、ランプ7に給電するための給電ユニット6とを備える。
2.ランプユニット
ランプユニット3は、図2に示すように、発光管11を有するランプ7と、当該ランプ7から発せられた光(正確には、発せられた光の一部である。)を所望方向(反射鏡9の開口へ向かう方向である。)に反射させる反射鏡9とを備える。反射鏡9は、凹状の反射面9aを有し、当該反射鏡9の内部に、ランプ7の中心軸と反射鏡9の光軸とが一致する状態でランプ7が組み込まれている。
(1)ランプ
図3は、本実施の形態に係るランプ7の構成を示す正面図で、その一部を切り欠いている。
ランプ7は、発光管11と口金37とを備える。
発光管11は、その容囲器13が石英ガラスからなり、管中央部の略回転楕円体形状の発光部15と、この両側からそれぞれ外方向に延在するように連設された略円柱体形状の封止部17,19とを有する。
発光管11(発光部15)内には、発光物質である水銀(Hg)と、始動補助用の希ガスである例えばアルゴンガス(Ar)と、ハロゲンサイクル作用のための例えば臭素(Br)とがそれぞれ所定量封入されている。なお、封止部17,19は、公知のシュリンクシール法によって封止されている。
なお、一例として、発光部15の中央部(もっとも外径が大きい部分)における内径を5[mm]、同じく外径を12[mm]、内容積を0.1[cc]とした。また、水銀の封入量は150[mg/mm]以上350[mg/mm]以下の範囲内で例えば250[mg/cm]、アルゴンガスの封入量は30[kPa](25[℃])、臭素の封入量は0.5×10−3[μmol]とした。
発光部15内には、一対の電極21,23の一端部側(先端側)が互いに対向して配置されていると共に、放電空間25が形成されている。この一対の電極21,23は、例えばタングステン(W)から構成され、電極21,23間の距離は、0.5[mm]以上2.0[mm]以下の範囲内、例えば1.2[mm]とした。
電極21,23は、一端部側が放電空間25に位置し、他端部側が封止部17,19に気密に封着された長方形の帯状の金属箔27,29を介して外部リード線31,33の一端部に接続されている。なお、外部リード線31,33の他端部は封止部17,19の端面から外部に突出しており、図2に示す電力供給線35に、或いは口金37を介して電力供給線34に接続される。
電極21,23は、電極棒21a,23aと電極コイル21b,23bとを有している。電極棒21a,23aは、その一端部(先端部)が放電空間25に位置し、他端部が上述の金属箔27,29に例えば溶接によって接合されている。電極コイル21b,23bは、電極棒21a,23aの一端部に取り付けられている。なお、電極棒21a,23aは、その横断面が例えば略円形をした略円柱体状をしている。
なお、口金37は、封止部17の端部に例えば、セメント36により固着されている。
(2)反射鏡
図1及び図2に示すように、反射鏡9は、凹状の反射面9aが内面に形成された漏斗状の反射鏡本体41と、反射鏡本体41の中央背面(反射鏡本体41の底部側であって反射鏡の開口と反対側である。)から延出した円筒状のランプ保持部43とからなる。なお、例としての反射鏡9には、所謂、硬質ガラス製のダイクロイック反射鏡がある。
反射鏡9は、ランプ7(発光管11)の一方の封止部、ここでは封止部17を保持している。具体的には、反射鏡9のランプ保持部43内に発光管11の封止部17を遊挿した状態(この状態では、上述したように、発光管11の中心軸と反射鏡9の光軸とが一致している。)で、ランプ保持部43と封止部17との隙間に固着剤45を充填することで、両者を固着している。
ここで、固着剤45としては、例えば、主成分がシリカ、アルミナ、或いは、シリカ−アルミナ等の無機接着剤が考えられ、無機接着剤の一例としてスミセラムS(朝日化学工業株式会社製)が挙げられる。
反射面9aは、例えば真空蒸着法により形成された誘電体多層膜(例えば、TiO/SiOやTa/SiO)で構成されている。反射鏡9は、発光部15から出射された可視光線を反射面9aで被照射側に反射させる。
3.保持ユニット
図4は、ランプ装置1を図2の矢印Y方向から見た図であり、図5は、ランプ装置1を図2の矢印Z方向から見た図であり、図6は、輪体59を取り外した状態のランプ装置1を、図2の矢印Y方向から見た図である。
保持ユニット4は、一対の輪体57,59と、当該輪体57,59を連結する複数(ここでは、2本である。)の連結棒61,61とを備える。一対の輪体57,59は、当該反射鏡9の光軸Aの延伸する方向に一定間隔をおいて反射鏡9の外面に被嵌されている。
両輪体57,59が互いに並行状態を維持するように2本の連結棒61,61により連結されている。なお、2本の連結棒61,61は、周方向に等間隔をおいて配されている。
本実施の形態では、一対の輪体57,59のうち、一方の輪体(本発明の「開口側輪体」である。)57は反射鏡9の開口端側に、他方の輪体(本発明の「口金側輪体」である。)59は反射鏡9のランプ保持部43にそれぞれ例えば、セメント(図示省略)や固定具60により取着されている。
ここで、固定具60は、図1に示すように、例えば、バネ60a、一対のワッシャ60b,60bと、ネジ60cとからなり、バネ60aを挟み込んでいる一対のワッシャ60b,60bの貫通孔にネジ62aのネジ部分が挿入されてなる。
輪体57は、その中央部に反射鏡9の開口よりも大きな貫通孔(ランプから発せられた光の通過領域である。)57bを有し、反射鏡9の開口側の端面が輪体57に当接した状態で固着されている。
一対の輪体57,59は、図4及び図5に示すように、反射鏡9の光軸Aの延伸する方向から見たときに、光軸Aを中心とした環状(この環状の前記中心を中心軸ともいう。)をし、ランプユニット3の反射鏡9の光軸と、当該輪体57,59の中心軸とが一致する(同一軸上となる。)ように、ランプユニット3を保持している。
一対の輪体57,59は、導電性を有する材料、例えば、ステンレスにより構成され、一対の輪体57,59が、ランプ7の電極21,23と電気的に接続されている。
具体的には、電極21は、外部リード線31、口金37、電力供給線34により輪体59に接続され、電極23は、外部リード線33、電力供給線35により輪体57に接続されている。なお、連結棒61,61は、絶縁性材料により構成されているが、輪体57,59との接触部分に絶縁処理がなされていれば、導電性材料も利用することができる。
4.回転ユニット
回転ユニット5は、図1及び図2、図4〜図6に示すように、保持ユニット4の一対の輪体57,59の円周面57a,59aと当接して、保持ユニット4を回転自在に搭載する一対の回転ローラ65,67を備え、一対の回転ローラ65,67の少なくとも一方の回転ローラ(ここでは69である。)に駆動モータ56が取り付けられ、回転ローラ65が保持ユニット4を回転駆動させるための駆動軸となっている(本発明の「開口側回転保持ユニット」、「口金側回転保持ユニット」、「回転駆動手段」である。)。
本実施の形態では、回転ローラ65,67は、図1に示す一対の並行板66,68に回転自在に支持された回転軸69,71と、当該回転軸69,71に取着され且つ保持ユニット4の輪体57,59の円周面57a,59aと当接するローラ部72,73,74,75を備える。
回転ローラ65は、回転軸69とローラ部72,73とからなり(図2参照)、回転ローラ67は、回転軸71とローラ部74,75とからなる。
一対の回転ローラ65,67は、図4〜図6に示すように、反射鏡9の光軸Aと直交する方向に、一定間隔を置いて(つまり、互いに並行な状態である。)設けられている。なお、一定間隔は、一対の回転ローラ65,67に保持ユニット4を安定性良く回転支持できる距離であれば良い。
ここで、回転ローラ65,67は、同じ構造であり、ここでは、回転ローラ65について説明し、回転ローラ67については図示されていない部分もあり、その符号を()をつけて説明する。
回転軸69(71)は、回転軸69a(71a),69b(71b)とかなり,絶縁材料の連結部材77(79)により連結されている。なお、回転軸69a(71a)と回転軸69b(71b)とが連結された状態では、回転軸69a(71a)の中心軸と回転軸69b(71b)の中心軸とが一直線となる。
回転軸69a(71a)には輪体57と当接するローラ部73(75)が、回転軸69b(71b)には輪体59と当接するローラ部72(74)がそれぞれねじ68,68により取着され、回転軸69(71)の回転により、ローラ部72(74),73(75)上に載置された保持ユニット4の輪体57,59の円周面57a,59aがその摺動により回転する。なお、ローラ部73は、本発明の「回転体」である。
ここで、ローラ部72(74),73(75)は、図2に示すように、その長手方向の中央部が凹入しており、この凹入部分72a(74a),73a(75a)に輪体57,59が嵌り、保持ユニット4の輪体57,59が回転ローラ65,67の長手方向に移動するのを規制している。
5.給電ユニット
給電ユニット6は、図1に示すように、給電部材81,83を備える。この給電部材81,83は、例えば、並行板66,68が装着されているベース板63に絶縁部材63a,63bを介して取り付けられている。なお、給電部材83は本発明の「開口側給電部材」であり、給電部材81は本発明の「口金側給電部材」である。
この給電部材81,83は、導電性材料により構成されたローラ部72,73の外表面に当接している。この給電部材81,83には、例えば、スリップリングが利用され、ランプを点灯させるための点灯回路(図示省略)に接続されており、当該給電部材81,83、ローラ部72,73、輪体57,59、電力供給線34,35を介して、ランプ7に供給される。
6.動作について
上記構成のランプ装置1におけるランプユニット3の回転動作について説明する。
まず、ランプ7を点灯させるスイッチがオンされると、点灯回路から、給電部材83、ローラ部73、輪体57、電力供給線35、外部リード線33、金属箔29を経由して電極23へと、また、給電部材81、ローラ部72、輪体59、電力供給線34、口金37、外部リード線31、金属箔27を経由して電極21へと、それぞれ交流電流の供給が開始する。
これと同時に、あるいはランプ7が点灯を開始してから所定時間経過後に、駆動モータ56の回転駆動が開始する。なお、定常点灯となる前であれば、点灯開始から時間が経過していても、発光管11の温度が発光管11の一部分を失透させる温度までには達しておらず、失透の問題は生じ難い。しかし、発光部15の温度を均一にさせて良好なランプ特性を得るという観点からは、ランプ7の温度が低い段階からランプユニット3の回転を開始するのが好ましい。
駆動モータ56が回転駆動し始めると、当該駆動モータ56に連結されている回転ローラ65が回転し始め、一対の回転ローラ65,67上の搭載されている保持ユニット4(ランプユニット3を含む。)が、輪体57,59とローラ部72,73,74,75との摺動により、輪体57,59の中心軸を回転中心として、一定方向に回転を開始する。
ここで、ランプユニット3の回転中においては、ランプ7は、当該ランプ7を支持してランプユニット3と一緒に回転する保持ユニット4の各輪体57,59から給電され、また、点灯回路に接続されている給電部材81,83としてのスリップリングをローラ部72,73に接触させる構成を採用しているため、従来のように、ランプユニットの回転によるリード線等の切断が生じないように、回転途中で反転させるような構成は不要となる。
なお、ランプユニット3の回転は、1分当たり1回転以上20回転以下の範囲内の回転数で行うと、ランプ7の発光部15の温度が均一化することが試験により確認されている。
また、ランプユニット3は、反射鏡9の外面であって光軸の延伸方向に一定間隔をおいた2箇所に固着された輪体57,59により、環状の輪体57,59の中心軸と反射鏡9の光軸とが一致する状態で保持されているので、ランプユニット3の保持機構も簡単となり、また、回転により反射鏡9の光軸が輪体57,59の中心軸に対して傾斜した状態で回転するようなことを未然に防ぐことができる。
<第2の実施の形態>
本発明の第2の実施の形態である投写型画像表示装置について、図7を参照して説明する。
図7は、第1の実施の形態であるランプ装置1が用いられた投写型画像表示装置の一例として、フロントプロジェクタ101の概略構成を示す。フロントプロジェクタ101は、その前方に設置したスクリーン(図示せず)に向けて画像を投影するタイプのプロジェクタである。なお、図7は、後述する筐体103の天板を取り除いた状態を示している。
フロントプロジェクタ101は、筐体103に収納された、光源であるランプ装置1、光学ユニット105、制御ユニット107、投写レンズ109、冷却ファンユニット111、および電源ユニット113等から構成されている。 光学ユニット105は、入射光を変調して画像を形成する画像形成ユニット、およびランプ装置1からの照明光を画像形成ユニットに照射する照明ユニット(いずれも図示せず)を有している。照明ユニットは、3色のカラーフィルタからなるカラーホイール等(図示せず)を有し、照明光を3原色に分解して画像形成ユニットに照射する。
制御ユニット107は、画像形成ユニット等を駆動制御する。投写レンズ109は、画像形成ユニットにより変調されて形成された光学像を拡大透写する。電源ユニット113は、商用電源から供給される電力を、制御ユニット107やランプ装置1に適した電力に変換してそれぞれ供給する。
ランプ装置1は、光学ユニット105に続くケース115内に収納され、ランプ点灯時の光の漏れを防止している。
以上のように本発明の第2の実施の形態にかかる投射型画像表示装置の構成によれば、長寿命な照明装置を利用することとなり、結果的に長寿命な投射型画像表示装置を実現することができる。
<第3の実施の形態>
第1の実施の形態では、輪体が反射鏡の前側(開口側)と後側(口金側)の両側に装着されていたが、本発明は、輪体が反射鏡の前側(開口側)に装着されていれば良く(本願発明の「開口側輪体」である。)、以下、輪体が開口側にのみ装着されている実施の形態を説明する。
図8は、本発明の第3の実施の形態であるランプ装置201の斜視図を示し、図9は、図8の矢印X1からランプ装置201を見た図である。図10は、図8の矢印Y1からランプ装置201を見た図である。
ランプ装置201は、図8〜10に示すように、ランプユニット3と、当該
ランプユニット3の開口側に装着された輪体(本願発明の「開口側輪体」である。)203とを備え、当該輪体203が3つの回転ローラ205,207,209により回転支持されている。なお、3つの回転ローラ205,207,209が、本発明の「開口側回転保持ユニット」である。
本実施の形態では、3つの回転ローラ205,207,209は反射鏡の光軸の延伸する方向であって、輪体203をランプユニット3の口金37側と反対側から見たとき(つまり、図10である。)に、正三角形の頂角に対応する位置に配されている。また、各回転ローラ207,209は、図9に示すように、一対の大径部207a,207b、209a,209bが小径部207c、209cを挟むような構造を有し、一対の大径部207a,207b、209a,209b間に輪体203の外周部分が嵌まるようにして、輪体203を回転自在に保持している。
なお、回転ローラ205は、図9に示されていないが、回転ローラ207,209と同様に、大径部205a,205b、小径部205cを有している。
ランプユニット3の回転は、回転ローラ205,207,209の少なくとも1つが駆動モータに直接的或いは間接的に接続されており、この駆動モータに接続されている回転ローラの回転により行われる。
ランプユニット3を構成するランプ7の一対の電極への給電は、その一方の電極に接続するリード線35が金属製の輪体203に電気的に接続し、当該輪体203に電気的に接続する給電部材(本発明の「口金側給電部材」に相当し、例えばスリップリングが利用されている。)211を介して行われ、他方の電極に接続するリード線が口金37に接続し、当該口金37に電気的に接続する給電部材(例えばスリップリングが利用されている。)213を介して行われる。
本第3の実施の形態のランプ装置201は、ランプユニット3を輪体203に装着し、この回転ローラ205,207,209により回転自在に支持された輪体203を一定方向に回転させる(正確には、ランプユニット3が装着された輪体203を回転させる。)ので、点灯中の発光部15の温度を均一にすることができる。
また、本構成のランプ装置201は、輪体203の中心軸とランプユニット3の反射鏡9の光軸とが一致する状態で、ランプユニット3が輪体203に装着されているので、ランプユニット3の輪体203側への装着構造を簡易にできる。
また、ランプユニット3は、反射鏡9の開口側で輪体203に装着されているため、その重心位置が輪体203に近い状態で、輪体203に保持されることとなり、ランプユニット3を安定した状態で回転させることができる。
<変形例>
1.駆動伝達機構
第1の実施の形態では、一対の輪体57,59を一対の回転ローラ65,67上に搭載し、一方の回転ローラ65の回転軸69を回転駆動させることで、一対の輪体57,59を回転させて、ランプユニット3を一定方向に回転させる方式を用いていたが、他の方式で一対の輪体57,59を回転させても良い。
ランプユニットを一定方向に回転させる他の方法として、保持ユニット4を回転自在に支持する一対の回転ローラ(65,67)以外の駆動ローラにより一対の輪体(もしくは一方の輪体)を回転させても良い(この例を変形例1とする。)。
また、輪体の外周面と回転ローラの外周面とに互いに噛合う凹凸を設けたギア構造により駆動を伝達しても良い(この例を変形例2とする。)し、さらに、輪体と駆動モータの回転軸に装着された回転部とをベルトで連結して駆動モータの駆動を伝達するようにしても良いし、ランプユニット(具体的には口金や封止部)を駆動モータで直接回転させても良い。
(1)変形例1
図11は、変形例1に係るランプ装置300を光軸の延伸方向から見た図である。
変形例1に係るランプ装置300では、例えば、一対の輪体57,59を第1の実施の形態と同じように、一対の回転ローラ65,67上に載置させて、一方の輪体、例えば、口金37側に位置する輪体59を直接回転駆動させるようにしている。
つまり、輪体59は、駆動モータに接続された回転軸(駆動軸である。)303と、この回転軸303に取着されたローラ部305とを備えた回転ローラ(本発明の「回転駆動手段」である。)301により回転駆動される。
この場合においても、輪体59は、給電部材81に電気的に接続されているため、駆動モータ側における輪体59と摺動する部分(ローラ部305)に絶縁材料を用いたり、回転軸に絶縁材料を用いたり等の絶縁対策が必要となる。
本変形例1にように、回転ローラ65,67とは別の回転ローラ301を利用してランプユニットを回転させると、回転ローラ65,67への負荷はランプユニット等の荷重だけとなり、回転ローラ65,67により輪体57,59を回転駆動させる場合に比べて、回転ローラ65,67への負荷を削減することができる。
(2)変形例2
図12は、変形例2に係るランプ装置310を光軸の延伸方向から見た図であり、図13は、変形例2に係るランプ装置310を図12のX3方向から見た図である。
変形例2に係るランプ装置310では、歯車機構により輪体に回転駆動を伝達している。
ランプ装置310は、基本構造は第1の実施の形態と同じであるが、第1の実施の形態に係る輪体(57)と、ローラ部(73,75)の凹入部分(73a,75a)の外周面とをそれぞれジグザグ状にした、輪体311とローラ部313,314を備え、歯車状の輪体311を歯車状のローラ部314の凹入部分314aにより回転させている。
本変形例2のように歯車構造により、輪体311を駆動する場合、例えば、図13に示すように輪体311の側面311aに電気的に接触するスリップリング(本発明の「開口側給電部材」である。)315を介して、ランプ(7)に給電するようにすれば良い。
なお、ここでは、輪体311を回転支持する回転ローラ(ローラ部313,314)から回転駆動が伝達される構造としていたが、回転ローラとは別の歯車(図12中の符号「318」であり、破線で示す。)により、輪体311を回転駆動するように構成しても良い。
2.電力供給
第1の実施の形態では、一対の電極にそれぞれ電気的に接続された輪体57,59と摺動する回転ローラ65のローラ部72,73に給電部材(スリップリング)81,83を介して給電する方法を利用していたが、他の方法で給電しても良い。例えば、他の方法としては、一対の輪体59(,57)に直接スリップリング(図11における符号「319」である。)を接続する(接触させる)方法がある。
また、スリップリングを利用せずに、他の方式で給電することもでき、例えば、回転軸を支持する軸受けを介して給電するような方式にしても良い。
3.輪体
(1)材料
第1の実施の形態における輪体57,59自体が環状をし、その外周面が円周面となる構造を有していたが、例えば、環状の円周面を有する輪体が、他の形状の部材と一体となった構造を有しても良い(この例を変形例3とする。)。
図14は、変形例3に係るランプ装置320を光軸の延伸方向から見た図であり、図15は、変形例3に係るランプ装置320を図14のX4方向から見た図である。
変形例3に係るランプ装置320は、第3の実施の形態と類似し、変形例3に係る輪体321の構造が第3の実施の形態と異なる。
輪体321(本発明の「開口側輪体」である。)は、導電性の導電リング(本発明の「開口側輪体の導電部」である。)323と、この導電リング323の外周に被せられた樹脂リング325とから構成されている。この場合、輪体321への給電は、例えば、図13に示すスリップリング(315)と同様に、スリップリング(本発明の「開口側給電部材」である。)327が輪体321の導電リング323に電気的に接続することで行われる。
(2)形状
第1の実施の形態における輪体57,59自体が環状をし、その外周面が円周面となる構造を有していたが、全体の形状が多角形状の板状部材であって、その一方の主面に環状の輪体部を有するような部材であっても良い。この場合、輪体部の円周面に回転ローラが当接して保持ユニットを回転支持する構造であれば、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
4.回転ユニット
第1の実施の形態における回転ユニット5は、互いに並行に配された2本の回転ローラ65,67により保持ユニット4を回転自在に支持していたが、他の方法で保持ユニットを回転支持しても良い(この例を変形例4とする。)。
図16は、変形例4に係るランプ装置340を反射鏡9の光軸と直交する方向から見た図である。
変形例4に係るランプ装置340では、ランプユニット3は、反射鏡9の開口側に装着された輪体(本発明の「開口側輪体」である。)57と、反射鏡9のランプ保持部43に装着された輪体(本発明の「口金側輪体」である。)341とにより保持されている。
輪体341と輪体57とは、第1の実施の形態における輪体57,59と同様に、反射鏡9の光軸を中心軸する環状をし、その外周面が円周面となっている。また、輪体341と輪体57との半径は、図16から明らかなように、輪体57の方が輪体341の半径よりも大きい。
輪体57は、回転軸342aとローラ部342bとからなり且つ光軸と平行に配されて一対の回転ローラ342,342(図16では、手前の1つの回転ローラ342のみが現れている。)により回転自在に支持されている(本発明の「開口側回転保持ユニット」である。)。
一方、輪体341も、輪体57と同様に、回転軸343aとローラ部343bとからなり且つ光軸と平行に配されて一対の回転ローラ343,343(図16では、手前の1つの回転ローラ343のみが現れている。)により支持されている(本発明の「口金側回転保持ユニット」である。)。
回転ローラ343は、輪体57を支持する回転ローラ342との位置関係において、回転軸342aの軸心と回転軸343aの軸心とは同一線上にはないが、平行な関係にある。
なお、回転ローラ343は、光軸の延伸方向から見たときに、一対の回転ローラ342の略中央に配すれば、1つの回転ローラでも、開口側の2つの回転ローラ342,342とで保持ユニットを保持できる。
輪体57,341を回転させるための回転駆動は、第1の実施の形態のように、輪体57,341の円周面と当接している回転ローラ(342,343)の少なくとも一方を利用して伝達しても良いし、変形例1のように、輪体57,341の少なくとも一方を直接回転駆動するようにしても良い(本発明の「回転駆動手段」に相当する。)。
なお、本変形例4では、ランプ7への給電は、給電部材345(本発明の「開口側給電部材」である。)がローラ部342bに、また、給電部材346(本発明の「口金側給電部材」である。)がローラ部343bにそれぞれ接触することで行われる。
5.保持ユニット
第1の実施の形態における保持ユニット4は、一対の輪体57,59と、当該輪体57,59を連結する複数(ここでは、2本である。)の連結棒61,61とを備えていたが、例えば、一対の輪体間に充填体で充填しても良い(この例を変形例5とする。)。
図17は、変形例5に係るランプ装置350を反射鏡9の光軸と直交する方向から見た図である。
ランプ装置350は、保持ユニット351、回転ユニット353等を備える。
保持ユニット351は、略平行に配された一対の輪体57,59と、当該一対の輪体間に充填されて一対の輪体57,59と固着する充填体355とを備える。充填体355の外周は、光軸が延伸する方向から見たときに、当該光軸を中心とした円形状をしている。
回転ユニット353は、第1の実施の形態と同様に、反射鏡9の光軸と平行に配された一対の回転ローラ357(、357)により構成され、円筒状を充填体の外周面を回転自在に保持している。
なお、本変形例5では、一対の回転ローラ357,357の少なくとも一方が、駆動モータ(回転駆動源)に接続されており、充填体の外周に当接して保持ユニット351全体を回転させている。
また、本変形例5では、ランプ(7)への給電は、給電部材359が輪体57に、また、給電部材361が輪体59にそれぞれ接触することで行われる。
6.ランプ
本発明は、特に放電空間内に250[mg/cm]以上の水銀が封入されている高圧放電ランプが搭載されている高圧放電ランプ装置に適用することが好ましい。特に放電空間内に250[mg/cm]以上の水銀が封入されると、点灯動作中の水銀蒸気圧が非常に高くなり、上記したような黒化や失透がますます激しくなる傾向にある。そこで、本発明を適用することにより、その作用効果を顕著に発揮することができる。
7.最後に
本発明について、実施の形態及び変形例で種々説明したが、各実施の形態で説明した構成を他の実施の形態や他の変形例に適用(追加・転用)させても良いし、各変形例で説明した構成を他の実施の形態や他の変形例に適用(追加・転用)させても良い。
本発明の高圧放電ランプ装置は、高圧放電ランプの一部が過度に高温になるのを抑制して、高圧放電ランプを長期にわたって使用するのに有用である。
本発明の第1の実施の形態である高圧水銀ランプ装置の斜視図 図1の矢印Xからランプ装置を見た図 本実施の形態に係るランプの構成を示す正面図で、その一部を切り欠いた図 ランプ装置を図2の矢印Y方向から見た図 ランプ装置を図2の矢印Z方向から見た図 輪体を取り外した状態のランプ装置を、図2の矢印Y方向から見た図 第2の実施の形態である投写型画像表示装置として、フロントプロジェクタの構成を示す一部切欠斜視図 本発明の第3の実施の形態であるランプ装置の斜視図 図8の矢印X1からランプ装置を見た図 図8の矢印Y1からランプ装置を見た図 変形例1に係るランプ装置を光軸の延伸方向から見た図 変形例2に係るランプ装置を光軸の延伸方向から見た図 変形例2に係るランプ装置を図12のX3方向から見た図 変形例3に係るランプ装置を光軸の延伸方向から見た図 変形例3に係るランプ装置を図14のX4方向から見た図 変形例4に係るランプ装置を反射鏡の光軸と直交する方向から見た図 変形例5に係るランプ装置を反射鏡の光軸と直交する方向から見た図
符号の説明
1 高圧放電ランプ装置
3 ランプユニット
4 保持ユニット
5 回転ユニット
7 ランプ
9 反射鏡
11 発光管
21,23 一対の電極
53 ユニット保持手段
55 支持回転手段
56 駆動モータ
57,59 輪体
65,67 回転ローラ
81,83 給電部材
101 プロジェクタ

Claims (8)

  1. 一対の電極を発光管内に備えた高圧放電ランプが、凹状の反射面を有する反射鏡内に、前記高圧放電ランプの中心軸と前記反射鏡の光軸とが一致する状態で、組み込まれてなるランプユニットと、
    横断面形状が環状をし、当該環状の中心が前記光軸上に位置する状態で前記反射鏡の開口側に装着され、且つ、周方向に連続する導電部を有し、当該導電部と前記高圧放電ランプの一対の電極の一方とが電気的に接続された開口側輪体と、
    前記開口側輪体を、その中心が回転中心となるように回転自在に保持する開口側回転保持ユニットと、
    前記ランプユニットを開口側輪体の中心を回転中心として一方向に回転させる回転駆動手段と、
    前記ランプユニットの回転中において前記開口側輪体の導電部に対して給電する開口側給電部材と
    を備えることを特徴とする高圧放電ランプ装置。
  2. 前記高圧放電ランプ装置は、さらに、
    横断面形状が環状をし、当該環状の中心が前記光軸上に位置する状態で前記反射鏡の口金側に装着され、且つ、周方向に連続する導電部を有し、当該導電部と前記高圧放電ランプの一対の電極の他方とが電気的に接続された口金側輪体と、
    前記口金側輪体を、その中心が回転中心となるように回転自在に保持する口金側回転保持ユニットと、
    前記ランプユニットの回転中において前記口金側輪体の導電部に対して給電する口金側給電部材と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の高圧放電ランプ装置。
  3. 前記回転駆動手段は、前記開口側輪体を回転させることにより、前記ランプユニットを回転させる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の高圧放電ランプ装置。
  4. 前記開口側輪体は、外周形状が円形状をした環状をし、
    前記回転駆動手段は、前記開口側輪体の外周面に当接する回転体を備え、当該回転体を回転駆動することにより、前記開口側輪体を回転させる
    ことを特徴とする請求項3に記載の高圧放電ランプ装置。
  5. 前記開口側給電部材及び口金側給電部材は、前記開口側輪体の導電部及び口金側輪体の導電部にそれぞれ接触するスリップリングが含まれている
    ことを特徴とする請求項4に記載の高圧放電ランプ装置。
  6. 前記ランプユニットの回転は、1分間当たり1回転以上20回転以下の範囲内の回転速度である
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の高圧放電ランプ装置。
  7. 前記高圧放電ランプは高圧水銀ランプであり、当該高圧水銀ランプには250[mg/cm]以上の水銀が封入されている
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の高圧放電ランプ装置。
  8. 請求項1に記載の高圧放電ランプ装置と、
    前記高圧放電ランプ装置からの照明光が変調して光学像を形成する光学ユニットと、
    前記光学像を拡大投射する投射ユニットと
    を備えることを特徴とするプロジェクタ。
JP2008155713A 2008-06-13 2008-06-13 高圧放電ランプ装置及びそれを用いたプロジェクタ Expired - Fee Related JP4682227B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008155713A JP4682227B2 (ja) 2008-06-13 2008-06-13 高圧放電ランプ装置及びそれを用いたプロジェクタ
US12/994,267 US8550636B2 (en) 2008-06-13 2009-06-08 High-pressure discharge lamp device and projector using the same
CN200980122333.9A CN102066831B (zh) 2008-06-13 2009-06-08 高压放电灯装置和使用该高压放电灯装置的投影仪
PCT/JP2009/002574 WO2009150817A1 (ja) 2008-06-13 2009-06-08 高圧放電ランプ装置及びそれを用いたプロジェクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008155713A JP4682227B2 (ja) 2008-06-13 2008-06-13 高圧放電ランプ装置及びそれを用いたプロジェクタ

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2009301902A true JP2009301902A (ja) 2009-12-24
JP2009301902A5 JP2009301902A5 (ja) 2011-02-17
JP4682227B2 JP4682227B2 (ja) 2011-05-11

Family

ID=41416530

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008155713A Expired - Fee Related JP4682227B2 (ja) 2008-06-13 2008-06-13 高圧放電ランプ装置及びそれを用いたプロジェクタ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8550636B2 (ja)
JP (1) JP4682227B2 (ja)
CN (1) CN102066831B (ja)
WO (1) WO2009150817A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013025083A (ja) * 2011-07-21 2013-02-04 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd プロジェクタ装置
JP2014209194A (ja) * 2013-03-26 2014-11-06 セイコーエプソン株式会社 光源装置及びプロジェクター

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI570466B (zh) * 2015-01-30 2017-02-11 佳世達科技股份有限公司 色輪固定組件

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008147019A (ja) * 2006-12-11 2008-06-26 Seiko Epson Corp 光源装置及びプロジェクタ

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3758769A (en) * 1972-04-14 1973-09-11 Pichel Ind Inc Rotating light projector
JPH0348836A (ja) 1989-07-18 1991-03-01 Seiko Epson Corp 照明装置
JPH0562501A (ja) 1991-09-04 1993-03-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 照明装置
JP3794387B2 (ja) * 2001-04-27 2006-07-05 セイコーエプソン株式会社 照明光学系及びプロジェクタ
JP4350933B2 (ja) * 2002-03-29 2009-10-28 パナソニック株式会社 高圧放電ランプの点灯方法及び高圧放電ランプ装置
US7034460B2 (en) * 2003-04-16 2006-04-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. High pressure discharge lamp
US20070035949A1 (en) 2005-08-10 2007-02-15 Matsushita Electric Works, Ltd. Methods and apparatus for operating very high pressure short arc discharge lamps
JP2007329075A (ja) 2006-06-09 2007-12-20 Mitsubishi Electric Corp 高圧放電ランプ
JP4573821B2 (ja) * 2006-10-16 2010-11-04 三洋電機株式会社 光源ランプユニット
JP4229166B2 (ja) 2006-10-16 2009-02-25 セイコーエプソン株式会社 発光管、光源装置、及びプロジェクタ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008147019A (ja) * 2006-12-11 2008-06-26 Seiko Epson Corp 光源装置及びプロジェクタ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013025083A (ja) * 2011-07-21 2013-02-04 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd プロジェクタ装置
JP2014209194A (ja) * 2013-03-26 2014-11-06 セイコーエプソン株式会社 光源装置及びプロジェクター

Also Published As

Publication number Publication date
US8550636B2 (en) 2013-10-08
WO2009150817A1 (ja) 2009-12-17
JP4682227B2 (ja) 2011-05-11
CN102066831B (zh) 2014-01-08
CN102066831A (zh) 2011-05-18
US20110075116A1 (en) 2011-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4682227B2 (ja) 高圧放電ランプ装置及びそれを用いたプロジェクタ
JP2006100089A (ja) セラミックメタルハライドランプ
US8305003B2 (en) Mercury lamp and mercury lamp lighting apparatus
JP3570370B2 (ja) 光源装置
US7744249B2 (en) High-pressure discharge lamp, lamp unit and image display device
JP4940723B2 (ja) ショートアーク型超高圧放電ランプ
JP2010060855A (ja) 光学装置
JP2011222217A (ja) 光学装置
JPS5856441B2 (ja) 照明装置
JP4097204B2 (ja) 光学装置
JP4214826B2 (ja) ショートアーク型超高圧放電ランプ
JP4492307B2 (ja) 光源装置
JP2009187693A (ja) ショートアーク型高圧放電ランプ
JP3665160B2 (ja) 放電ランプ、ランプ装置、点灯装置および液晶プロジェクタ
JP2004119025A (ja) 交流点灯型超高圧水銀ランプ
JP2009105062A (ja) ショートアーク型超高圧水銀ランプ
JP2006114240A (ja) ショートアーク型超高圧放電ランプ
JP4356493B2 (ja) ショートアーク型高圧水銀ランプ及び光源ユニット
JP2005190711A (ja) 光源装置
JP2010009909A (ja) 放電ランプ、光源装置、及びプロジェクタ
JP2003109405A (ja) 投光光源、投光光源点灯装置、投光装置およびプロジェクタ
JP2000223072A (ja) 高圧放電ランプ、高圧放電ランプ装置及び液晶プロジェクタ
JP2007234316A (ja) 光源装置
JP2002358803A (ja) 投光光源、投光光源点灯装置、投光装置およびプロジェクタ
JPH07272617A (ja) ショートアーク放電灯、放電灯点灯装置および照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101228

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101228

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20101228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110125

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110207

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4682227

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees