JP2009301633A - 電子機器、電子機器におけるスタンバイ機能の選択方法 - Google Patents

電子機器、電子機器におけるスタンバイ機能の選択方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のスタンバイモードを効率よく切り替えることにより、システムを効率よく高速で起動することが可能な、新規かつ改良された電子機器を提供すること。
【解決手段】システムの起動に要する時間が異なる複数のスタンバイ機能を有し、接続された外部機器の動作状態を定期的に判断し、前記外部機器の動作状態に応じて、前記複数のスタンバイ機能の中から1のスタンバイ機能を選択する制御部を備える電子機器を提供することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子機器および電子機器におけるスタンバイ機能の選択方法に関する。
テレビと接続されて使用される、例えば、DVDレコーダ、HDDレコーダなどの録画再生装置は通常、システムを高速で起動することが要求される。システムの起動時間が長いと、録画の開始が遅れ、録画の機会を失ってしまう場合がある。また、システムの起動時間が長いと、録画再生装置が故障しているとユーザが勘違いしてしまうことがある。
一方で、録画再生装置には、高速起動の要求のみならず、省電力設計が要求される。したがって、録画再生装置は通常、システムが起動していないときには、必要最小限の電力のみを供給する、いわゆるスタンバイモードを備えることにより消費電力の軽減を図ることが多い。
しかしながら、録画再生装置の技術開発が進むにつれ、録画再生装置には複雑な機能が多く搭載され、システムの高速起動には多くの電力消費が要求される場合が多い。すなわち、必要最小限の電力のみを供給するスタンバイモードから、システムを高速で起動することが難しくなる。逆に、システムを高速起動するためには、スタンバイモードにおいても多くの電力を供給しておく必要があるが、消費電力の観点から望ましくない。すなわち、消費電力とシステムの高速起動が相反する関係となっており、いずれの要求も満たすことができないという問題がある。
このような問題を解決するために、例えば特許文献1、2に開示された技術が知られている。特許文献1には、スタンバイモードにおいてはサブマイコンのみを通電し、システムの起動要求があった場合には、メインマイコンを起動する間、サブマイコンがシステムの起動を補助することによりシステムの起動時間を短縮する技術が開示されている。一方、特許文献2には、低消費モードと高速起動モードの2つのスタンバイモードを備え、システム電源をOFFにしてから一定時間は高速起動モードとし、電源をOFFにしてから一定時間経過すると低消費モードに移行する技術が開示されている。
特開2006−277941号公報 特開2007−214983号公報
しかし、特許文献1に記載の発明は、システムを高速で起動するためには、サブマイコンの消費電力を大きくする必要があり、結局スタンバイモードにおける消費電力を大きくしなければならないという問題がある。また、特許文献2に記載の発明は、電源をオフしてから一定時間は高速起動モードによりシステムを高速で起動することができるが、一度低消費モードに移行した後は、システムを高速で起動することができない。また、低消費モードに移行するまでの時間を長く設定すると、高速起動モードの時間が長くなり、消費電力が大きくなってしまうという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、複数のスタンバイモードを効率よく切り替えることにより、システムを効率よく高速で起動することが可能な、新規かつ改良された電子機器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、システムの起動に要する時間が異なる複数のスタンバイ機能を有し、接続された外部機器の動作状態を定期的に判断し、前記外部機器の動作状態に応じて、前記複数のスタンバイ機能の中から1のスタンバイ機能を選択する制御部を備える電子機器が提供される。
かかる構成により、電子機器は、接続された外部機器の動作状態に応じて、複数のスタンバイ機能の中から1のスタンバイ機能を選択することができる。
前記複数のスタンバイ機能は、少なくとも第1のスタンバイ機能と第2のスタンバイ機能からなり、前記第1のスタンバイ機能は、前記第2のスタンバイ機能と比較して消費電力が小さく、前記システムの起動に要する時間が長いものでもよい。
前記制御部は、前記外部機器が動作中である場合には、前記第2のスタンバイ機能を選択し、前記外部機器が待機中である場合には、前記第1のスタンバイ機能を選択することもできる。
前記外部機器は、HDMI端子を介してHDMI接続され、前記制御部は、前記外部機器からのCEC情報に基づいて、前記外部機器が動作中であるか否かを判断することもできる。
前記制御部は、常時通電された状態のサブマイコンと、システムを起動するメインマイコンとを備え、前記サブマイコンは、前記第1のスタンバイ機能を選択した場合には、前記メインマイコンの通電を切断し、前記第2のスタンバイ機能を選択した場合には、前記メインマイコンを通電することもできる。
前記サブマイコンは、前記第1のスタンバイ機能を選択している場合において、ユーザから前記電子機器のシステムの起動要求があった場合には、前記メインマイコンを通電し、前記メインマイコンに前記システムの起動を指示し、前記メインマイコンは、前記システムの起動指示に応じて、前記システムを起動することもできる。
前記サブマイコンは、前記第2のスタンバイ機能を選択している場合において、ユーザから前記電子機器のシステムの起動要求があった場合には、通電されている状態の前記メインマイコンに前記システムの起動を指示し、前記メインマイコンは、前記システムの起動指示に応じて、前記システムを起動することもできる。
以上説明したように本発明によれば、複数のスタンバイモードを効率よく切り替えることにより、システムを効率よく高速で起動することが可能な、新規かつ改良された電子機器を提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。なお、以下の実施形態に置いては、本発明に係る電子機器の実施形態の1つとして、例えば、DVDレコーダ、HDDレコーダなどの録画再生装置100について説明する。なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.録画再生装置100とテレビ10とのHDMI接続(HDMIとCEC)
2.録画再生装置100の機能構成
3.制御部110(サブマイコン118とメインマイコン120)
4.スタンバイモード(低消費モードと高速起動モード)
5.スタンバイモードの切替処理シーケンス
5−1.AC電源等入力後の処理シーケンス
5−2.高速起動モードから低消費モードへの切替処理シーケン
5−3.低消費モードから高速起動モードへの切替処理シーケンス
5−4.低消費モードからのシステム起動シーケンス
5−5.高速起動モードからのシステムの起動シーケンス
6.スタンバイモードの切替フロー
(1.録画再生装置100とテレビ10とのHDMI接続)
まず、テレビなどの表示機器と接続される、録画再生装置100のシステム構成について説明する。図1は、本実施形態に係る録画再生装置100とテレビ10との接続を示す概念図である。
図1に示すように、本実施形態に係る録画再生装置100は、テレビ10と接続されている。録画再生装置100およびテレビ10は、HDMI(High Definition Multimedia Interface)接続のためのHDMI端子それぞれ備えることによりHDMI接続されている。
ここでHDMI接続とは、複数の電子機器を1本のケーブルで接続することにより、映像信号および音声信号をデジタル信号で伝送するものである。さらにHDMI接続は、デジタル映像・音声信号に加えて、電子機器間の制御信号を伝送することができる。例えば、レコーダとテレビをHDMI接続することにより、ハイビジョン放送をはじめとする高品位なデジタル映像・音声信号と同時に、解像度とアスペクト、著作権の相互認証や電源のON/OFFといった電子機器間の制御信号の情報も伝送することができる。
また、HDMIに用いられるプロトコルとしてはCEC(Consumer Electronics Control)が規格化されている。すなわち、HDMI接続は、CECプロトコルを利用して、HDMIケーブルで接続された電子機器間の連携を実現するものである。CECには電子機器に対して様々な機能を指示するコード(コマンド)が規格されている。すなわち、HDMI接続された電子機器は、CECを利用することにより、それぞれの機器が備える機能を連携して実行することができる。例えばソース(HDMI出力)側機器からシンク(HDMI入力側)側機器へ、電源の投入指示である「Image View On」のCECメッセージを伝送すると、他方の機器は電源を投入する。その他、相手側の電子機器がHDMI接続されているか否かを確認するための「Polling Message」、相手側の電子機器の電源状態を確認するための「Give Device Power Status」などの種々のコードがある。本実施形態に係る録画再生装置100は、CECを利用することにより、HDMI接続されたテレビの電源状態を認識し、複数のスタンバイモードを効率よく切り替えることにより、システムを効率よく高速で起動することを可能とする。
図1に示す例では、録画再生装置100およびテレビ10は、それぞれHDMI端子102、12を備え、HDMIケーブル104によって接続されている。これにより、録画再生装置100からテレビに向けて映像・音声信号が伝達される。さらに、録画再生装置100とテレビ10との間で、CECの制御信号が双方向に伝達される。すなわち、本実施形態に係る録画再生装置100は、CECの制御信号に基づいて、テレビ10の機能と連動した制御処理を実現することができる。
(2.録画再生装置100の機能構成)
上記のように、HDMI端子102を介してテレビ10と接続される、本実施形態に係る録画再生装置100の機能構成について説明する。図2は、録画再生装置100のハードウェア構成を示す説明図である。
図2に示すように、録画再生装置100は主に、チューナー106と、アンテナ130と、HDMI端子102と、制御部110と、リモコン受光部106と、操作入力部126と、ROM(Read Only Memory)112と、RAM(Randaom Access Memory)114と、記憶部128と、を含んで構成される。これらは、バス116によって接続され、制御部110により統括的に制御される。なお、録画再生装置100が備える各種機能は、通常の録画再生装置が備える機能であり、以下では本実施形態の特徴である制御部110によるスタンバイモードの切り替えを中心に説明する。また、図2に示す構成は、本実施形態の特徴的部分であるスタンバイモードの切り替えを実行することが可能な、録画再生装置100の構成を示す一例であり、これに限定されるものではない。すなわち、図2に示した機能構成以外の例えば、電子番組表取得部、外部媒体記録部、表示部などの各種機能を備えることも当然に可能である。
(3.制御部110)
上述したように、本実施形態に係る録画再生装置100は、制御部110が複数のスタンバイモードを効率よく切り替えることにより、システムの高速起動および消費電力の軽減を可能とする。したがって、録画再生装置100の制御部110について以下説明する。
図3は、録画再生装置100の制御部110の構成を示す説明図である。図3に示すように、制御部110は主に、サブマイコン118と、メインマイコン120と、を含んで構成される。サブマイコン118は、例えば、操作入力部126からのユーザによる入力、LED(図示せず)の表示、タイマ機能(図示せず)の管理など、録画再生装置100のシステムが起動していない状態で、最低限必要な処理を行う。サブマイコン118は、ユーザが電源プラグ124をコンセントに挿入し、内部電源122に電源が供給されることにより通電される。したがって、ユーザが電源プラグ124をコンセントから抜かない限り、サブマイコン118は、常に通電された状態である。
一方、メインマイコン120は、録画再生装置100が備える各種機能を、ユーザからの指示、タイマ機能などに基づいて実行するものである。また、メインマイコン120は、ユーザからシステムの起動要求があった場合には、録画再生装置100が備える各種機能を初期設定し、システムを起動する。さらに、メインマイコン120は、システムがOFFである場合にも、サブマイコン118からの指示に応じて通電を維持し、システムの高速起動に備えることができる。
(4.スタンバイモード)
本実施形態に係る録画再生装置100は、システムがOFFの場合に、低消費モードによるスタンバイ機能と、高速起動モードによるスタンバイ機能を備える。ここで、低消費モードによるスタンバイ機能とは、録画再生装置100のシステムが起動していない状態において、サブマイコン118のみが通電されている状態をいう。一方、高速起動モードによるスタンバイ機能とは、録画再生装置100のシステムが起動していない状態において、サブマイコン118およびメインマイコン120が通電されている状態をいう。すなわち、低消費モードによるスタンバイ機能は、サブマイコン118のみが通電されているため、高速起動モードによるスタンバイ機能と比較して消費電力が小さい。しかしながら、低消費モードによるスタンバイ機能では、ユーザからシステムの起動要求があった場合に、メインマイコン120が通電されていないため、高速起動モードによるスタンバイ機能と比較して、システムの起動時間が長くなる。すなわち、低消費モードは、消費電力は小さいが、システムの起動に要する時間が長いことを特長とし、高速起動モードは、消費電力は大きいが、システムを高速で起動できることを特徴とする。
なお、本実施形態に係る低消費モードによるスタンバイ機能は、本発明の第1のスタンバイ機能に相当し、本実施形態に係る高速起動モードによるスタンバイ機能は、本発明の第2のスタンバイ機能に相当するものである。
このように、本実施形態に係る録画再生装置100は、低消費モードと高速起動モードによる2つのスタンバイ機能を有している。したがって、録画再生装置100は、状況に即したスタンバイ機能を選択する必要がある。すなわち、ユーザからシステムの高速起動が要求される場合には、高速起動モードによるスタンバイ機能を選択することが望ましい。一方、ユーザからシステムの高速起動が要求されない場合には、省電力の観点からも低消費モードによるスタンバイ機能を選択することが望ましい。
一般に、テレビと接続されたレコーダ、アンプ、スピーカなどの各種電気機器は、通常テレビと連動して使用されることが想定される。例えば、テレビと接続された録画再生装置を仮定すると、ユーザは通常テレビの電源がONになっているときに録画再生装置を使用する場合が多い。すなわち、ユーザはテレビの所定の番組の視聴中に、当該録画を録画するために、録画再生装置を起動して録画を開始する場合がある。また、ユーザは録画再生装置により所定の番組を録画予約する際には、通常テレビ画面に表示されたメニューなどにしたがって録画予約を設定する。すなわち、録画再生装置は、テレビの電源が起動状態であるときに使用される場合が多く、テレビの電源が入っていない場合には使用されない場合が多い。
そこで、本実施形態に係る録画再生装置100は、HDMI接続されたテレビ10の電源の起動状態に応じて、低消費モードと高速起動モードの2つのスタンバイ機能を適切に選択することを特徴とする。具体的には、サブマイコン118は、テレビ10が起動されている場合には、ユーザにより起動要求がされる可能性が高いと判断して、高速起動モードによるスタンバイ状態を選択する。すなわち、サブマイコン118は、HDMI接続されたテレビ10に対して、「Give Device Power Status」のCECメッセージを定期的に送信する。仮にテレビ10の電源が起動状態である場合には、テレビ10から「Report Power Status」のCECメッセージが返信される。一方、テレビ10の電源が起動されていない場合には、テレビ10からCECメッセージは返信されない。このように、サブマイコン118は、CECを利用することにより、HDMI接続されたテレビ10の電源の起動状態を定期的に確認することができる。これにより、サブマイコン118は、テレビ10の電源が起動中である場合には、高速起動モードによるスタンバイ機能を選択することができる。一方、テレビ10の電源が起動されていない場合には、サブマイコン118は、低消費モードによるスタンバイ機能を選択することができる。
このように、本実施形態に係る録画再生装置100は、システムが起動していない状態において、低消費モードと高速起動モードの2つのスタンバイ機能を有している。図4は、録画再生装置100のシステムの起動状態と、テレビ10の起動状態と、サブマイコン118およびメインマイコン120の通電状態と、を示す関係図である。
図4に示すように、電源プラグ124がコンセントに挿入されていない状態、すなわち、録画再生装置100の主電源がOFFである場合には、テレビ10の状態に関わらず、録画再生装置100のシステム、サブマイコン118、メインマイコン120はOFFである。また、録画再生装置100のシステムが起動している状態では、テレビ10の状態に関わらず、サブマイコン118およびメインマイコン120は通電状態(ON)である。
次に、録画再生装置100のシステムが起動していない状態、すなわち、スタンバイ状態である場合には、前述のように、低消費モードと高速起動モードの2つに分類される。図4に示すように、低消費モードは、テレビ10の電源が起動していない(OFF)状態であり、サブマイコン118のみが通電された(ON)状態で、メインマイコン120は通電されていない(OFF)状態である。一方、高速起動モードは、テレビ10の電源が起動している(ON)状態であり、サブマイコン118およびメインマイコン120の両方が通電された(ON)状態である。
(5.スタンバイモードの切替処理シーケンス)
次に、上記のように、低消費モードおよび高速起動モードの2つのスタンバイ機能を備える録画再生装置100において、サブマイコン118による2つのスタンバイ機能の切替処理の流れについて、図5〜9を参照にして説明する。
(5−1.AC電源等入力後の処理シーケンス)
まず、録画再生装置100の主電源が投入された場合の処理シーケンスについて説明する。図5は、電源プラグ124が、コンセントに挿入された直後の、サブマイコン118とメインマイコン120との処理の流れを示すシーケンス図である。
図5に示すように、ステップ402において、電源プラグ124がコンセントに挿入されると、ステップ404において、サブマイコン118が通電される。その後、サブマイコン118は、例えば、ユーザからの指示の受信、予約録画などのタイマ機能、LEDの表示など、録画記録再生装置100のシステムが起動していない状態において最低限必要な機能を実行できる起動状態となる。サブマイコン118は、その後すぐに、ステップ406において、メインマイコン120に対してシステムの起動指示を伝達する。
サブマイコン118からの起動指示により、ステップ408において、メインマイコン120は通電され、システムの起動処理を開始し、システムを起動状態とする。メインマイコン120によりシステムが起動された後は、サブマイコン118とメインマイコン120が相互通信することにより、録画再生装置100が備える、録画、再生、予約、編集などの各種機能を実現することができる。
(5−2.高速起動モードから低消費モードへの切替処理シーケンス)
次に、録画再生装置100が、高速起動モードのスタンバイ状態である場合に、サブマイコン118が、CECメッセージに基づいて低消費モードのスタンバイ状態に切替えを行う場合の処理シーケンスについて説明する。図6は、高速起動モードから低消費モードへの切替処理が行われる際の、サブマイコン118とメインマイコン120との処理の流れを示すシーケンス図である。
録画再生装置100は図4に示したように、システムが起動していない状態で、テレビ10の電源がONの場合、すなわち、テレビ10からCECメッセージの応答がある場合には、高速起動モードによるスタンバイ状態となる。したがって、高速起動モードによるスタンバイ状態では、サブマイコン118は、ユーザからのシステムの起動要求を待機し、メインマイコン120は、高速起動を実現するために、通電された状態(以下休止状態という)である。
ここで、ユーザがステップ602において、テレビの電源をOFFにした場合、サブマイコン118は、テレビ10からCECメッセージの応答を受信することができなくなる(ステップ604)。この場合、サブマイコン118は、HDMI接続されているテレビ10の電源がOFFされたと判断し、高速起動モードから低消費モードへの切替を実行する。具体的には、ステップ606において、サブマイコン118は、メインマイコン120に対して、低消費モードへの切替を指示する。サブマイコン118から低消費モードへの切替指示を受けたメインマイコン120は、ステップ608において、メインマイコン120の通電を切断するための準備を開始する。その後、メインマイコン120は、ステップ610において、サブマイコン118に対して、切断準備が終了したことを通知する。メインマイコン120から切断準備の終了通知を受けたサブマイコン118は、ステップ612においてメインマイコン120に対して切断を通知する。これによりメインマイコン120の通電はステップ616において切断される。このように、サブマイコン118は、テレビ10の電源がOFFされた後すぐに、メインマイコン120の通電を切断せず、一度メインマイコン120に対して低消費モードへの切替を指示する。これにより、メインマイコン120は、突然切断されることがないため、切断に先立って、例えば現在の設定情報などを記憶領域などに格納しておくことができる。以上の結果、図6に示すように、テレビ10の電源がOFFされると、録画再生装置100は、サブマイコン118のみが通電状態で、ユーザからの起動要求を待つ(ステップ614)、低消費モードによるスタンバイ状態となる。すなわち、録画再生装置100は、テレビ10の電源の起動状態に応じて、高速起動モードによるスタンバイモードから低消費モードによるスタンバイモードに切り替えることができる。
(5−3.低消費モードから高速起動モードへの切替処理シーケンス)
次に、録画再生装置100が、低消費モードのスタンバイ状態である場合に、サブマイコン118が、CECメッセージに基づいて高速起動モードのスタンバイ状態に切替えを行う場合の処理シーケンスについて説明する。図7は、低消費モードから高速起動モードへの切替処理が行われる際の、サブマイコン118とメインマイコン120との処理の流れを示すシーケンス図である。
録画再生装置100は、図4に示したように、システムが起動していない状態で、テレビ10の電源がOFFの場合、すなわち、テレビ10からCECメッセージの応答がない場合には、低消費モードによるスタンバイ状態となる。したがって、低消費モードによるスタンバイ状態では、サブマイコン118のみが通電されて、ユーザからのシステムの起動要求を待機し、メインマイコン120は、通電されていない状態(以下切断状態という)である。
ここで、ユーザがステップ702において、テレビの電源をONにした場合、サブマイコン118は、テレビ10からCECメッセージの応答を受信することができる(ステップ704)。この場合、サブマイコン118は、HDMI接続されているテレビ10の電源がONされたと判断し、低消費モードから高速起動モードへの切替を実行する。具体的には、ステップ706において、サブマイコン118は、メインマイコン120に対して、高速起動モードへの切替を指示する。サブマイコン118から高速起動モードへの切替指示を受けたメインマイコン120は、ステップ708において通電され、高速起動を実現するための準備を開始する。例えば、メインマイコン120は、ユーザからのシステムの起動要求に備えて、高速起動時に必要となるシステムの初期設定情報などをあらかじめ読み出しておくことができる。その後、メインマイコン120は、ステップ710において、サブマイコン118に対して、高速起動の準備が終了したことを通知する。以上の結果、図7に示すように、テレビ10の電源がONされると、録画再生装置100は、サブマイコン118が通電状態でユーザからの起動要求を待ち(ステップ712)、メインマイコン120も休止状態(ステップ714)で高速起動に備えることができる。すなわち、録画再生装置100は、テレビ10の電源の起動状態に応じて、低消費モードによるスタンバイモードから高速起動モードによるスタンバイモードに切り替えることができる。
(5−4.低消費モードからのシステム起動シーケンス)
次に、録画再生装置100が、低消費モードのスタンバイ状態である場合に、ユーザからの起動要求に基づいて、システム電源をONにする処理シーケンスについて説明する。図8は、低消費モードのスタンバイ状態において、ユーザからの起動要求に基づいて、システムの電源をONにする際の、サブマイコン118とメインマイコン120との処理の流れを示すシーケンス図である。
上述したように、録画再生装置100は、低消費モードによるスタンバイ状態では、サブマイコン118のみが通電されて、ユーザからのシステムの起動要求を待機し、メインマイコン120は、切断状態である。
まず、ステップ802において、ユーザからシステムの起動要求があった場合、サブマイコン118は、ステップ804において、メインマイコン120に対してシステムの起動指示を通知する。ここで、ユーザからのシステムの起動要求とは、ユーザが、リモコンまたは操作入力部126を介して録画再生装置100の備える各種機能の実行を要求することである。起動要求としては、ユーザが、例えば、リモコンの電源ボタン、トレイのオープンボタン、ディスクの再生ボタン、録画予約ボタンなどを押すことなどが想定される。サブマイコン118からシステムの起動指示を受信することにより、ステップ806において、メインマイコン120は通電され、システムの起動処理を開始する。その後メインマイコン120がシステムを起動すると、録画再生装置100は、サブマイコン118およびメインマイコン120が相互通信することにより、録画再生装置100が備える、録画、再生、予約、編集などの各種機能を実行することができる。
このように、低消費モードのスタンバイ状態から、システムを起動する場合には、メインマイコン120を一度通電して初期設定などをした後に、システムの起動処理を開始する。したがって、ユーザからの起動要求に対して、システムを高速で起動することができない。しかしながら、本実施形態に係る録画再生装置100は、上述したように、ユーザが起動要求をする可能性が高い状態、すなわちテレビ10の電源が起動状態である場合には、高速起動モードによるスタンバイ状態である。そこで、高速起動モードによるスタンバイ状態から、システムを起動する場合について以下説明する。
(5−5.高速起動モードからのシステムの起動シーケンス)
図9は、高速起動モードによるスタンバイ状態において、ユーザからの起動要求に基づいて、システムの電源をONにする際の、サブマイコン118とメインマイコン120との処理の流れを示すシーケンス図である。
上述したように、録画再生装置100は、高速起動モードによるスタンバイ状態では、サブマイコン118が通電されて、ユーザからのシステムの起動要求を待機するのに加えて、メインマイコン120も通電されて起動準備を終了している休止状態である。
まず、ステップ902において、ユーザからシステムの起動要求があった場合、サブマイコン118は、ステップ904において、メインマイコン120に対してシステムの起動指示を通知する。サブマイコン118からシステムの起動指示を受信したとき、メインマイコン120は、既に通電されて起動開始の準備が完了しているため、ステップ906において、すぐにシステムの起動処理を開始してシステムを起動することができる。システムの起動が完了すると、録画再生装置100は、サブマイコン118およびメインマイコン120が相互通信することにより、録画再生装置100が備える、録画、再生、予約、編集などの各種機能を実行することができる。
このように、高速起動モードのスタンバイ状態から、システムを起動する場合には、ユーザからシステムの起動要求があった時点で、メインマイコン120がすでに通電されてシステムの起動開始準備を完了している。したがって、ユーザから起動要求があった場合に、低消費モードによるスタンバイ状態からシステムを起動する場合と比較して、システムを高速で起動することができる。上記のように、録画再生装置100は、テレビ10の電源が起動している場合、すなわち、ユーザが録画再生装置100のシステムの起動を要求する可能性が高い場合に、高速起動モードによるスタンバイ機能を選択する。したがって、本実施形態に係る録画再生装置100は、ユーザからシステムの起動が要求される可能性が高い状況においては、高速起動モードによるスタンバイ機能を選択することにより、システムを高速で起動することが可能である。
(6.スタンバイモードの切替フロー)
次に、本実施形態に係る録画再生装置100の、低消費モードと高速起動モードの2つのスタンバイ機能の切り替え処理の流れについて説明する。図10は、録画再生装置100の備える2つのスタンバイ機能の切り替えの流れを示すフロー図である。
図10に示すように、録画再生装置100は、電源プラグ124がコンセントに投入されると、ステップ150において、図4に示した流れで、システムを起動する。すなわち、サブマイコン118が通電され、サブマイコン118からの通電指示に応じてメインマイコン120が通電される。その後メインマイコン120による起動処理によってシステムが起動される。
その後、ステップ152において、例えば、ユーザによるシステムのOFF要求、または録画再生装置100が自動でシステムの電源をOFFにすると、ステップ154において、録画再生装置100は、まず高速起動モードによるスタンバイ状態となる。すなわち、サブマイコン118が通電された状態でユーザからの起動要求を待機し、メインマイコン120も高速起動に備えて通電された状態に維持される。
その後、ステップ156において、録画再生装置100は、テレビ10の起動状態をCECメッセージに基づいて判断する。上述したように、録画再生装置100は、「Give Device Power Status」のCECメッセージをテレビ10に送信することによって、テレビ10の電源状態を判断することができる。すなわち、録画再生装置100は、テレビ10からCECメッセージの応答があればテレビ10の電源がONであると判断し、応答がなければテレビ10の電源がOFFであると判断する。
録画再生装置100は、テレビ10の電源がOFFであると判断した場合、ステップ158において、図6に示した処理に従って高速起動モードによるスタンバイ状態から低消費モードによるスタンバイ状態へ切り替える。すなわち、図6に示したように、サブマイコン118がメインマイコン120に対して、低消費モードへの切り替え指示を通知する。サブマイコン118から切り替え指示を受信したメインマイコン120は、切断準備をした後、サブマイコン118に切断準備の終了を通知する。その後、切断準備の終了通知を受信したサブマイコン118がメインマイコン120に切断を通知することにより、メインマイコン120の通電が切断され、サブマイコン118のみが通電された低消費モードによるスタンバイ状態へと切り替わる。
その後、録画再生装置100は、ステップ160において、ユーザからシステムの起動要求があったか否かを判断する。ユーザからシステムの起動要求があった場合、録画再生装置100は、ステップ162において、図8に示した処理に従ってシステムを起動する。このとき録画再生装置100は、上述したようにサブマイコン118のみが通電された低消費モードのスタンバイ状態である。すなわち、録画再生装置100はまず、図8に示したように、サブマイコン118がメインマイコン120に対してシステムの起動を指示する。その後、起動指示によりメインマイコン120が通電された後、起動処理を開始し、システムが起動されることとなる。一方、ステップ160において、ユーザからシステムの起動要求がなかった場合は、再度ステップ156において、テレビ10の起動状態をCECメッセージに基づいて判断する。
また録画再生装置100は、ステップ156において、テレビ10の電源がONであると判断した場合、高速起動モードによるスタンバイ状態を維持し、ステップ166において、ユーザからシステムの起動要求があったか否かを判断する。ユーザからシステムの起動要求があった場合、録画再生装置100は、ステップ168において、図9に示した処理に従ってシステムを高速起動する。このとき録画再生装置100は、上述したようにサブマイコン118およびメインマイコン120が通電された高速起動モードのスタンバイ状態である。すなわち、録画再生装置100はまず、図9に示したようにサブマイコン118がメインマイコン120に対してシステムの起動を指示する。このときメインマイコン120は既に通電されているため、すぐに起動処理を開始し、システムを起動することができる。一方、ステップ166において、ユーザからのシステムの起動要求がなかった場合は、再度ステップ156において、テレビ10の起動状態をCECメッセージに基づいて判断する。
このように、録画再生装置100は、システムがOFFされているスタンバイ状態においては、ステップ156において、テレビ10の起動状態をCECメッセージに基づいて周期的に判断する。これにより、録画再生装置100は、テレビ10の起動状態に基づいて、低消費モードによるスタンバイ状態と高速起動モードによるスタンバイ状態を切り替える。すなわち、テレビ10の電源がONである場合には、高速起動モードによるスタンバイ状態を選択し、テレビ10の電源がOFFである場合には、低消費モードによるスタンバイ状態を選択する。例えば、高速起動モードによるスタンバイ状態である場合に、テレビ10の電源がOFFされると、ステップ158において、図6に示した処理に従って低消費モードによるスタンバイ状態へと切り替わる。また、低消費モードによるスタンバイ状態である場合に、テレビ10の電源がONされると、ステップ164において、図7に示した処理に従って高速起動モードによるスタンバイ状態へと切り替わる。
次にステップ162またはステップ168によって、システムが起動された後に、録画再生装置100は、ステップ170において、ユーザからシステムのOFF要求があったか否かを判断する。システムのOFF要求がなかった場合には、録画再生装置100は、システムを起動した状態で、通常の、録画、再生、予約、編集などの種々の機能を実行することができる。一方、ユーザからシステムのOFF要求があった場合には、ステップ152に戻って、システムをOFFにする。その後、一度ステップ154の高速起動モードによるスタンバイ状態となり、再びテレビ10の起動状態に基づいて、低消費モードと高速起動モードのスタンバイ状態を適宜切り替える。
以上のように、本実施形態に係る録画再生装置100は、消費電力が小さいが起動に必要な時間が長い低消費モードによるスタンバイ機能と、消費電力が大きいが起動に必要な時間が短い高速起動モードによるスタンバイ機能とを有する。また、本実施形態に係る録画再生装置100は、HDMI接続されたテレビ10からのCECメッセージに基づいて、テレビ10の電源の起動状態を判断することができる。さらに、録画再生装置100は、テレビ10の電源が起動されている場合には、ユーザからシステムの起動要求がある可能性が高いと判断し、高速起動モードによるスタンバイ機能を選択することができる。同様に、録画再生装置100は、テレビ10の電源が起動されていない場合には、ユーザからシステムの起動要求がある可能性が低いと判断し、低消費モードによるスタンバイ機能を選択することができる。この結果、ユーザがシステムの起動要求をする可能性が高い状況においては、録画再生装置100は、ユーザからのシステムの起動要求に対してシステムを高速で起動することができる。さらに、ユーザがシステムの起動要求をする可能性が低い状況においては、録画再生装置100は、低消費モードによるスタンバイ機能を選択することにより、省電力を実現することができる。すなわち、本実施形態に係る録画再生装置100は、複数のスタンバイ機能を効率よく切り替えることにより、システムを効率よく高速で起動することを可能とする。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、録画再生装置100と接続される機器としてテレビ10を例に説明したがこれに限定されるものではない。例えば、録画再生装置100とテレビ10とがアンプを介してHDMI接続される場合などには、録画再生装置100は、アンプの電源の起動状態に基づいて複数のスタンバイ機能を切り替えることもできる。
また、上記実施形態では、HDMI接続によるCECメッセージに基づいて、接続された外部機器の電源の起動状態を判断する例について説明したがこれに限定されるものではない。例えば、接続された外部機器の電源の起動状態を認識することができる接続手段であれば、イーサネット(登録商標)ネットワークなどの各種接続手段を用いることも可能である。
また、録画再生装置100は、上記実施形態を説明する上での一例であり、これに限定されるものではない。すなわち、録画再生装置100は、外部機器の電源の起動状態に応じて複数のスタンバイ機能を選択可能なものであれば、例えば、録画、記録、再生、予約、編集、出力、入力、複製などの各種機能を任意で備えることも当然に可能である。また、録画再生装置100は、本発明に係る電子機器の一例として説明したが、これに限定されるものではなく、複数のスタンバイ機能を有する種々の電子機器にも適用することができる。
本発明の第1の実施形態に係る録画再生装置100とテレビ10とのHDMI接続の例を示す断面図である。 同実施形態に係る録画再生装置100のハードウェア構成の一例を示す説明図である。 同実施形態に係る録画再生装置100の制御部110の機能構成を示す説明図である。 同実施形態に係る録画再生装置100のシステム状態とサブマイコン118とメインマイコン120との関係を示す説明図である。 同実施形態に係る録画再生装置100において、AC電源投入時のサブマイコン118とメインマイコン120との処理を示す説明図である。 同実施形態に係る録画再生装置100において、高速起動モードから低消費モードに切り替える際の、サブマイコン118とメインマイコン120との処理を示す説明図である。 同実施形態に係る録画再生装置100において、低消費モードから高速起動モードに切り替える際の、サブマイコン118とメインマイコン120との処理を示す説明図である。 同実施形態に係る録画再生装置100において、低消費モードによるスタンバイ状態からシステムを起動する際の、サブマイコン118とメインマイコン120との処理を示す説明図である。 同実施形態に係る録画再生装置100において、高速起動モードによるスタンバイ状態からシステムを起動する際の、サブマイコン118とメインマイコン120との処理を示す説明図である。 同実施形態に係る録画再生装置100において、低消費モードによるスタンバイ状態と高速起動モードによるスタンバイ状態との切り替え処理の流れを示す説明図である。
符号の説明
100 録画再生装置
102 HDMI端子
104 HDMIケーブル
110 制御部
118 サブマイコン
120 メインマイコン

Claims (8)

  1. システムの起動に要する時間が異なる複数のスタンバイ機能を有し、
    接続された外部機器の動作状態を定期的に判断し、前記外部機器の動作状態に応じて、前記複数のスタンバイ機能の中から1のスタンバイ機能を選択する制御部を備える電子機器。
  2. 前記複数のスタンバイ機能は、少なくとも第1のスタンバイ機能と第2のスタンバイ機能からなり、
    前記第1のスタンバイ機能は、前記第2のスタンバイ機能と比較して消費電力が小さく、前記システムの起動に要する時間が長い、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記制御部は、前記外部機器が動作中である場合には、前記第2のスタンバイ機能を選択し、前記外部機器が待機中である場合には、前記第1のスタンバイ機能を選択する、請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記外部機器は、HDMI端子を介してHDMI接続され、
    前記制御部は、前記外部機器からのCEC情報に基づいて、前記外部機器が動作中であるか否かを判断する、請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記制御部は、常時通電された状態のサブマイコンと、前記システムを起動するメインマイコンとを備え、
    前記サブマイコンは、前記第1のスタンバイ機能を選択した場合には、前記メインマイコンの通電を切断し、前記第2のスタンバイ機能を選択した場合には、前記メインマイコンを通電する、請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記サブマイコンは、前記第1のスタンバイ機能を選択している場合において、ユーザから前記システムの起動要求があった場合には、前記メインマイコンを通電し、前記メインマイコンに前記システムの起動を指示し、
    前記メインマイコンは、前記システムの起動指示に応じて、前記システムを起動する、請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記サブマイコンは、前記第2のスタンバイ機能を選択している場合において、ユーザから前記システムの起動要求があった場合には、通電されている状態の前記メインマイコンに前記システムの起動を指示し、
    前記メインマイコンは、前記システムの起動指示に応じて、前記システムを起動する、請求項6に記載の電子機器。
  8. 接続された外部機器の動作状態を定期的に判断する外部機器判断ステップと、
    前記外部機器判断ステップによって判断される前記外部機器の動作状態に応じて、システムの起動に要する時間が異なる複数のスタンバイ機能から1のスタンバイ機能を選択するスタンバイ機能選択ステップと、
    を含む電子機器におけるスタンバイ機能の選択方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011145700A1 (ja) 2010-05-19 2011-11-24 シャープ株式会社 再生装置、表示装置、テレビジョン受像機、システム、認識方法、プログラム、及び、記録媒体
JP2011250409A (ja) * 2010-05-26 2011-12-08 Samsung Electronics Co Ltd メディアプレーヤデバイスおよびウェイクアップ方法

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