JP2009109731A - 画面焼き付き防止システム - Google Patents

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武史 中田
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Abstract

【課題】映像データ出力装置がスクリーンセーバーモード機能を有していない場合でも、映像データ出力装置の映像データが、静止画状態にあることに基づく表示装置の画面の焼き付きをより確実に防止することができる画面焼き付き防止システムを提供する。
【解決手段】映像を表示画面301に表示する表示装置300に対して映像データを出力するAV機器200の映像データが静止画状態にあることを、当該AV機器200と相互にデータ通信が可能な制御装置100が把握し、その制御装置100のAV機器200に対する指示によりAV機器200が静止画状態を解除することが出来る画面焼き付き防止システム1を提供することである。
【選択図】図1

Description

本発明は、画面焼き付き防止システムに関する。
従来、DVD/HDDプレーヤー等の映像データ出力装置において、コンテンツを最後まで再生した際に、自動的に一時停止状態になり、停止ボタン等を押下しないとそのまま一時停止状態を延々と継続する機器が存在する。
このような映像データ出力装置において、一時停止した場合のスクリーンセーバー機能が付いていないと、プラズマテレビジョン装置等の場合には画面に焼き付きが生じてしまうケースがあった。
一方、テレビジョン受像機及び画像表示装置において、当該装置に用いられるリモコンの信号を受信する受信部で、VCRなどの外部機器に用いられるリモコンから送信される信号を受信して、外部機器の動作状態を把握し、VCRの再生動作中に一時停止状態が継続するとスクリーンセーバーモードに移行できる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、DVD一体型テレビジョン受像機において、DVDディスクの再生中に所定の時間無動作画像が継続すると、ディスクの再生停止、或いはデッキの電源をOFFにするDVD一体型テレビジョン受像機が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−027112号公報 特開平11−004390号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された技術においては、使用者のリモコン操作により外部装置の動作状態を把握してスクリーンセーバーモードに移行するので、使用者がリモコン操作を行わない場合にはスクリーンセーバーモードに移行することができず、画面の焼き付きを確実に防止することができないという問題があった。
また、上記特許文献2に開示された技術では、テレビジョン受像機とDVDデッキが別個独立の機器として存在している場合、テレビジョン受像機においてDVDの再生状態を把握することが出来ず、ディスクの再生停止、或いはデッキの電源をOFFに出来ないという問題があった。
本発明の課題は、映像データ出力装置がスクリーンセーバーモード機能を有していない場合でも、映像データ出力装置の映像データが、静止画状態にあることに基づく表示装置の画面の焼き付きをより確実に防止することができる画面焼き付き防止システムを提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
映像を画面に表示する表示装置に対して映像データを出力する映像データ出力装置と、前記映像データ出力装置に接続され前記映像データ出力装置の動作を制御する制御装置と、の間で双方向に情報の通信を行う画面焼き付き防止システムにおいて、
前記映像データ出力装置は、
自己の動作状態に関する動作状態情報を前記制御装置に送信する動作状態送信手段を備え、
前記制御装置は、
前記動作状態送信手段により送信された前記映像データ出力装置の動作状態情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得した前記映像データ出力装置の動作状態情報に基づいて所定時間以上継続して一時停止状態にあるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により所定時間以上継続して一時停止状態にあると判断された場合に、前記映像データ出力装置に対し、所定の画面焼き付き防止動作を実行させるための指示を送信する指示送信手段と、
を備え、
前記映像データ出力装置は、さらに、
前記指示送信手段により送信された指示に基づいて所定の画面焼き付き防止動作を実行する実行手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の画面焼き付き防止システムにおいて、
前記制御装置は、映像を表示する表示装置に対して映像データを出力する出力部と、前記出力部による映像データの出力の一時停止状態が所定時間以上継続しているか否かを判断する一時停止判断手段と、前記一時停止判断手段により一時停止状態が所定時間以上継続していると判断された場合に、所定の画面焼き付き防止動作を実行する焼き付き防止動作実行手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2記載の画面焼き付き防止システムにおいて、前記指示送信手段により送信する、前記所定の画面焼き付き防止動作を実行させるための指示は、再生状態を停止する指示であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2記載の画面焼き付き防止システムにおいて、
前記映像データ出力装置は、電源部と、前記電源部のON状態とOFF状態を切り替える電源切替手段を備え、前記指示送信手段により送信する、前記所定の画面焼き付き防止動作を実行させるための指示は、前記映像データ出力装置の前記電源部を前記電源切替手段によりON状態からOFF状態に切り替える指示であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、
映像を画面に表示する表示装置に対して映像データを出力する映像データ出力装置と、前記映像データ出力装置に接続され前記映像データ出力装置の動作を制御する制御装置と、の間で双方向に情報の通信を行う画面焼き付き防止システムにおいて、
前記映像データ出力装置は、
自己の動作状態に関する動作状態情報を前記制御装置に送信する動作状態送信手段を備え、
前記制御装置は、
前記動作状態送信手段により送信された前記映像データ出力装置の動作状態情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得した前記映像データ出力装置の動作状態情報に基づいて所定時間以上継続して一時停止状態にあるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により所定時間以上継続して一時停止状態にあると判断された場合に、前記映像データ出力装置に対し、再生状態を停止する指示を送信する指示送信手段と、
映像を出力する表示装置に対して映像データを出力する出力部と、
前記出力部による映像データの出力の一時停止状態が所定時間以上継続しているか否かを判断する一時停止判断手段と、
前記一時停止判断手段により一時停止状態が所定時間以上継続していると判断された場合に、所定の画面焼き付き防止動作を実行する焼き付き防止動作実行手段と、
を備え、
前記映像データ出力装置は、さらに、
前記指示送信手段により送信された指示に基づいて、再生状態を停止する動作を実行する実行手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、制御装置は、映像データ出力装置より送信される映像データ出力装置の動作状態情報により、映像データ出力装置が所定時間継続して一時停止状態にあると判断すると、映像データ出力装置に対して画面焼き付き防止動作の指示を送信する。そして、映像データ出力装置はその指示を実行する。
したがって、本発明は、映像データ出力装置がスクリーンセーバーモード機能を有していない場合でも、表示装置により表示している映像データ出力装置の映像データに基づく映像が、静止画状態にあることによる画面の焼き付きをより確実に防止することができる画面焼き付き防止システムといえる。
以下、図を参照して、本発明に係る画面焼き付き防止システムの実施形態を詳細に説明する。なお、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1に示すように、画面焼き付き防止システム1は、映像を画面に表示する表示装置300と、その表示装置300に接続され、表示装置300に対して映像データを出力する映像データ出力装置としてのAV機器200と、そのAV機器200と双方向にデータ通信が出来るように接続され、AV機器200の動作状態を制御するとともに、表示装置300に接続され、表示装置300に対して映像データを出力する制御装置100と、を備えて構成されている。
制御装置100は、例えば、HDDプレーヤーから構成され、表示装置300に対して表示する映像データやスピーカ(図示省略)より出力する音声データから構成される動画データを格納するHDD部101と、動画データの入出力経路を設定して、HDD部101から取り込んだ動画データを装置の各部に出力するデータプロセッサ102と、HDD部101から出力された動画データに所定の復元処理を行うデコーダ103と、デコーダ103から出力された映像データや音声データに対して所定の信号出力処理を行う、出力部としての出力インターフェース部104と、映像データに対してOSDデータを付加するOSD(On Screen Display)回路105と、入力操作信号を制御部107に出力する入力操作部106と、制御装置100の各部を統括制御する制御部107と、AV機器200と双方向にデータを送受信するための通信部108と、現在時刻を計時する計時部109と、装置各部を接続する制御バス110と、などを備えている。
HDD部101は、再生処理に用いられる動画データを記憶しており、例えば、ATA(AT Attachment)規格を採用し、内蔵されたハードディスク(図示省略)と、ハードディスクに対するデータの記憶或いはハードディスクに記憶された動画データの読み出しを行う磁気ヘッド(図示省略)と、ハードディスクを回転駆動させるとともに、磁気ヘッドをハードディスクの半径方向に移動させるための駆動部(図示省略)等を備えて構成されている。
データプロセッサ102は、後述するCPU107aからの制御出力に基づいて、動画データの入出力経路を設定し、データの入力及び出力を制御する。
具体的には、例えば、使用者により制御装置100に対する「再生」の指示がなされた場合には、HDD部101に記憶された動画データを後述のデコーダ103に対して出力する。
デコーダ103は、例えば、図示は省略するが、セパレート部と、ビデオデコーダと、オーディオデコーダ等を備えて構成されている。
セパレート部は、HDD部101からデータプロセッサ102を介して出力された動画データを映像データ、音声データ等の複数のデータに分離する。また、ビデオデコーダは、セパレート部において分離された映像データを、MPEG方式に従って復元し、オーディオデコーダは、セパレート部において分離された音声データをMPEGオーディオ方式に従って復元する。
このデコーダ103において生成された映像データや音声データは、再生処理においては後述の出力インターフェース部104に出力されることとなる。
出力インターフェース部104は、例えば、コンポジット端子、S端子、コンポーネント端子、D端子等から構成されており、音声出力部104aと映像出力部104bを備え、再生処理においてデコーダ103から入力される動画データに対して各種の出力インターフェース処理を施し、表示装置300へ音声データ、映像データとして出力する。
OSD回路105は、動画データを構成する映像データに対して、ROM107cに格納された図示しないOSDデータを合成する処理を行う。
入力操作部106は、例えば、「再生」や「停止」などの使用者が制御装置100の操作を行うための各種キーが備えられており、使用者の押下操作による入力操作キー信号を生成し、その入力操作キー信号を制御部107に対して出力する。
制御部107は、CPU(Central Processing Unit)107aと、RAM(Random Access Memory)107bと、ROM(Read Only Memory)107c等を備えて構成されている。
CPU107aは、制御装置100の各部を介して入力された入力信号に応じて、ROM107cに格納された各種プログラムを実行するとともに、実行にかかるプログラムに基づいて装置の各部に出力信号を出力することによって、制御装置100の動作全般を統括制御する。
RAM(Random Access Memory)107bは、例えば、CPU107aにより実行される処理プログラム等を展開するためのプログラム格納領域(図示省略)や、入力データや処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等を格納するデータ格納領域(図示省略)などを備える。
ROM(Read Only Memory)107cは、例えば、不揮発性メモリからなり、表示装置300の表示画面301に表示するOSD表示に関するOSDデータが格納されるデータ格納エリアやプログラム格納エリアを有し、プログラム格納エリアには、取得プログラム107d、判断プログラム107e、指示送信プログラム107f、一時停止判断プログラム107g、焼き付き防止動作実行プログラム107h、等の各種プログラムが格納されている。
取得プログラム107dは、AV機器200の動作状態送信プログラム207dにより送信されたAV機器の動作状態に関する動作状態情報を取得する機能をCPU107aに実現させるプログラムである。
つまり、CPU107aは、取得プログラム107dを実行することにより、AV機器200に対してAV機器200の動作状態情報を送信する要求を行い、AV機器200のCPU207aがその要求に応答し、動作状態送信プログラム207dを実行することにより動作状態情報を制御装置100に対して送信した場合、当該動作状態情報を、通信部108を介して取得する取得手段として機能する。具体的には、例えば、通信部108及びAV機器200の通信部208がIEEE1394規格のインターフェースから構成され、1394 TRADE ASSOCIATIONに規定されるAV/Cコマンドが利用可能な場合、CPU107aは、計時部109にて計時される所定の時間間隔でAV機器200に対してStatus commandを発行し、AV機器200の動作状態情報の送信要求を行う。そして、当該要求に対しAV機器200が動作状態情報を送信可能な場合、AV機器200はStableレスポンスを生成し制御装置100に返信するので、制御装置100は、そのStableレスポンスを受信することにより、AV機器200の動作状態を知ることが出来る。
判断プログラム107eは、AV機器200の動作状態情報に基づいて、所定時間以上継続してAV機器200が一時停止状態にあるか否かを判断する機能をCPU107aに実現させるプログラムである。
つまり、CPU107aは、判断プログラム107eを実行することにより、取得プログラム107dを実行し最初に一時停止状態の動作状態情報が取得された時点より、所定時間が経過するまでに、一時停止状態とは異なるAV機器200の動作状態情報が取得されたか否かを判断する判断手段として機能する。
指示送信プログラム107fは、判断プログラム107eの実行により、AV機器200の動作状態情報に基づいて所定時間以上継続して一時停止状態にあると判断した場合に、AV機器200に対して、画面焼き付き防止動作を実行させるための指示を送信する機能をCPU107aに実現させるプログラムである。
つまり、CPU107aは、指示送信プログラム107fを実行することにより、例えば、上述の取得プログラム107dのように、1394 TRADE ASSOCIATIONに規定されるAV/Cコマンドが利用可能な場合、AV機器200に対してControl Commandを発行し、再生状態を停止する指示として「STOP」(停止)、AV機器200の電源部209をOFF状態に切り替える指示として「POWER」(電源のON/OFFの切り替え)、などを送信する送信手段として機能する。
一時停止判断プログラム107gは、制御装置100の動作状態が、所定時間以上継続して一時停止状態にあるか否かを判断する機能をCPU107aに実現させるプログラムである。
つまり、CPU107aは、一時停止判断プログラム107gを実行することにより、ROM107cに記憶されたキー信号変換テーブル(図示省略)により判別される自己の動作状態が、一時停止状態にあると判断した場合に、計時部109により計時される当該時点より所定時間が経過するまで、一時停止状態を継続しているか否かを判断する判断手段として機能する。ここで、キー信号変換テーブルは、入力操作部106の各入力操作キーのキー種別毎に割り当てられたキー情報が記憶されており、例えば、使用者が入力操作部106の一時停止キーを選択した場合、当該キーの信号が制御部107に出力されるので、CPU107aは当該テーブルに基づいて、その一時停止状態を判別することが出来る。
焼き付き防止動作実行プログラム107hは、一時停止判断プログラム107gを実行することにより、所定時間継続して制御装置100が一時停止状態にあると判断した場合に、所定の画面焼き付き防止動作を実行する機能をCPU107aに実現させるプログラムである。
つまり、CPU107aは、一時停止判断プログラム107gを実行することにより、所定時間継続して制御装置100が一時停止状態にあると判断した場合に、焼き付き防止動作実行プログラム107hを実行することにより、画面焼き付き防止の措置を実行する手段として機能する。ここで、画面焼き付き防止の措置とは、例えば、動画データの再生を停止する、自己の電源部(図示省略)をON状態からOFF状態に切り替える、又は、デコーダ103と映像出力部104bの間に配置されるスクリーンセーバ生成部(図示省略)によりスクリーンセーバ画面を生成し、表示装置300の表示画面301を介して当該スクリーンセーバ画面を表示させる、などの措置である。
通信部108は、例えば、USBポート、IEEE1394規格のインターフェース等から構成されており、LANケーブルやIEEE1394ケーブルを介して制御装置100とAV機器200は相互にデータ通信が可能となる。
計時部109は、現在時刻を計時し、計時した時刻データを、制御部107に対して出力する。
AV機器200は、例えば、DVDプレーヤーから構成され、表示装置300より表示する、動画データの記録媒体としてのDVDを再生するDVDドライブ201と、動画データの入出力経路を設定して、DVDドライブ201から取り込んだ動画データをデコーダに出力するデマルチプレクサ202と、DVDドライブ201から出力された動画データに所定の復元処理を行うデコーダ203と、デコーダ203から出力された映像データや音声データに対して所定の信号出力処理を行う出力インターフェース部204と、映像データに対してOSDデータを付加するOSD(On Screen Display)回路205と、使用者のキー操作などによる入力操作信号を受信するとともに、その入力操作信号を制御部207に出力する入力操作部206と、AV機器200の各部を統括制御する制御部207と、制御装置100と双方向にデータを送受信するための通信部208と、AV機器200の電源部209と、装置各部を接続する制御バス210と、などを備えている。
DVDドライブ201は、DVDを回転させるためのディスクモータ(図示省略)と、回転しているDVDから所定のデータを読み書きするためのヘッド部(図示省略)と、等から構成されており、後述するCPU207aから入力される制御信号に従って、デマルチプレクサ202に出力する。
デマルチプレクサ202は、後述するCPU207aから入力される制御信号に従って、例えば、DVDドライブ201から入力された所定の動画データを、音声データと、映像データと、等に分離して、デコーダ203に出力する。
デコーダ203は、デマルチプレクサ202から入力された映像データを、MPEG方式に従って復元し、音声データをMPEGオーディオ方式に従って復元する。
このデコーダ203において生成された映像データや音声データは、再生処理においては後述の出力インターフェース部204に出力されることとなる。
出力インターフェース部204は、例えば、コンポジット端子、S端子、コンポーネント端子、D端子等から構成されており、音声出力部204aと映像出力部204bを備え、再生処理においてデコーダ203から入力される動画データに対して各種の出力インターフェース処理を施し、表示装置300へ音声データ、映像データとして出力する。
OSD回路205は、動画データを構成する映像データに対して、ROM207cに格納された図示しないOSDデータを合成する処理を行う。
入力操作部206は、例えば、「再生」や「停止」などの使用者がAV機器200の操作を行うための各種キーが備えられており、使用者の押下操作による入力操作キー信号を生成し、その入力操作キー信号を制御部207に対して出力する。
制御部207は、CPU(Central Processing Unit)207aと、RAM(Random Access Memory)207bと、ROM(Read Only Memory)207c等を備えて構成されている。
CPU207aは、AV機器200の各部を介して入力された入力信号や、入力操作部206の各種キーの押下操作によって入力された入力操作信号等に応じて、ROM207cに格納された各種プログラムを実行するとともに、実行にかかるプログラムに基づいて装置の各部に出力信号を出力することによって、AV機器200の動作全般を統括制御する。
RAM(Random Access Memory)207bは、例えば、CPU207aにより実行される処理プログラム等を展開するためのプログラム格納領域(図示省略)や、入力データや処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等を格納するデータ格納領域(図示省略)などを備える。
ROM(Read Only Memory)207cは、例えば、不揮発性メモリからなり、表示装置300の表示画面301に表示するOSD表示に関するOSDデータが格納されるデータ格納エリアやプログラム格納エリアを有し、プログラム格納エリアには、動作状態送信プログラム207d、実行プログラム207e、電源切替プログラム207f等の各種プログラムが格納されている。
動作状態送信プログラム207dは、AV機器200の動作状態情報を、制御装置100に対して送信する機能をCPU207aに実現させるプログラムである。
つまり、CPU207aは、動作状態送信プログラム207dを実行することにより、制御装置100からの動作状態情報の送信要求に応答して自己の動作状態に関する動作状態情報を送信する送信手段として機能する。具体的には、例えば、制御装置100の通信部108及び通信部208がIEEE1394規格のインターフェースから構成され、1394 TRADE ASSOCIATIONに規定されるAV/Cコマンドが利用可能な場合、制御装置100のCPU107aが取得プログラム107dを実行すると、前述のようにAV機器200に対してStatus commandが発行される。そして、CPU207aは、動作状態送信プログラム207dを実行し、NOT IMPLEMENTEDレスポンス、REJECTEDレスポンス、IN TRANSITIONレスポンス、STABLEレスポンスのいずれを制御装置100に対して送信するかを判断し、動作状態情報を送信可能な場合には、自己の動作状態を表示するSTABLEレスポンスを制御装置100に対して送信する。
実行プログラム207eは、制御装置100から送信された指示に基づいて所定の画面焼き付き防止動作を実行する機能をCPU207aに実現させるプログラムである。
つまり、CPU207aは、実行プログラム207eを実行することにより、例えば、上述の動作状態送信プログラム207dのように、1394 TRADE ASSOCIATIONに規定されるAV/Cコマンドが利用可能な場合、制御装置100の指示送信プログラム107fにより要求されたControl Commandを実行可能か否かが判断され、NOT IMPLEMENTEDレスポンス、REJECTEDレスポンス、INTERIMレスポンス、ACCEPTEDレスポンスのいずれかを制御装置100に対して送信する。そして、CPU207aは、当該Control Commandを実行可能と判断した場合は、ACCEPTEDレスポンスを制御装置100に対して返信し、「STOP」(停止)、「POWER」(電源のON状態とOFF状態の切り替え)などの各指示の内容を実行する。
よって、CPU207aは、かかる実行プログラム207eを実行することにより、実行手段として機能する。
電源切替プログラム207fは、AV機器200の電源部209のON状態とOFF状態を切り替える機能をCPU207aに実現させるプログラムである。
つまり、CPU207aは、電源切替プログラム207fを実行することにより、実行プログラム207eを実行する際に、その実行内容が電源をON状態からOFF状態に切り替えることであった場合、その実行プログラム207eが実行された後、電源部209をON状態からOFF状態に切り替える電源制御信号を、電源部209に出力する電源切替手段として機能する。
通信部208は、例えば、USBポート、IEEE1394規格のインターフェース等から構成されており、LANケーブルやIEEE1394ケーブルを介してAV機器200と制御装置100が相互にデータ通信が可能となる。
電源部209は、AV機器200の各部に電力の供給を行う。また、制御部207からの電源制御信号に基づいて電源部209のON状態/OFF状態の切り替えを行うことが出来る。
表示装置300は、例えば、プラズマディスプレイ装置で構成されており、制御装置100又はAV機器200から送信される動画データに基づく画像を、表示画面301に表示する。
表示画面301は、例えば、プラズマディスプレイ用の画面から構成されている。そのため、表示画面301の特定箇所がその周囲より輝度の高い静止画を長時間写し出した場合、明るい部分は暗い部分と比較すると発光量が多く、蛍光体の劣化が他の部分より早くなることで輝度低下を招き、周囲の劣化していない部分との輝度差が大きくなり、画面焼き付きが生じるおそれがある。
<画面焼き付き防止処理>
次に、画面焼き付き防止システム1の画面焼き付き防止処理について、図2及び図3のフローチャートを参照して説明する。ただし、図2及び図3ではAV機器200が表示装置300に対して動画データを出力する場合を対象としており、制御装置100は表示装置300に対して動画データの出力を行っていないものとする。
まず、使用者がAV機器200の電源部209、制御装置100の電源部(図示省略)をそれぞれOFF状態からON状態に切り替えたものとする(ステップS1、ステップS2)。
次いで、制御装置100のCPU107aは自己の電源部がON状態になると、取得プログラム107dを実行することにより、所定の時間間隔でAV機器200にStatus Commandを発行し動作状態情報の送信要求を行い、当該送信要求に対して、AV機器200のCPU207aが動作状態送信プログラム207dを実行することにより所定のレスポンスを制御装置100に送信することで、AV機器200の動作状態情報の取得を開始する(ステップS3)。
次いで、使用者がAV機器200の入力操作部206を操作することにより、AV機器200の動画データを再生し、表示装置300の表示画面301により動画データの表示が行われるものとする(ステップS4)。
次いで、AV機器200の再生処理が開始された状態で、制御装置100のCPU107aが取得プログラム107dを実行することにより、制御装置100から動作状態情報の送信要求がなされると(ステップS5)、AV機器200のCPU207aは動作状態送信プログラム207dを実行することにより、動作状態情報のレスポンスを制御装置100に送信する(ステップS6)。当該レスポンスを制御装置100が受信することにより、AV機器200の動作状態情報を取得することが出来る(ステップS7)。
次いで、制御装置100のCPU107aは、判断プログラム107eを実行することにより、取得したAV機器200の動作状態情報が「一時停止」状態情報であったか否かの判断を行い(ステップS8)、「一時停止」状態情報で無いと判断した場合は、ステップS5以降の処理を繰り返し行う(ステップS8;No)。
一方で、取得したAV機器200の動作状態情報が「一時停止」状態情報であると判断した場合(ステップS8;Yes)、制御装置100のCPU107aは、計時部109により計時を開始する(ステップS9)。
次いで、制御装置100のCPU107aは、ステップS9により計時を開始した時点より、所定の時間間隔で、AV機器200に対して動作状態情報の送信要求を行い(ステップS10)、AV機器200のCPU207aは動作状態送信プログラム207dを実行することにより、動作状態情報のレスポンスを制御装置100に送信する(ステップS11)。当該レスポンスを制御装置100が受信することにより、AV機器200の動作状態情報を取得することが出来る(ステップS12)。
次いで、制御装置100のCPU107aは、取得したAV機器200の動作状態情報が「一時停止」状態情報であったか否かの判断を行い(ステップS13)、「一時停止」状態情報で無いと判断した場合、即ちAV機器200の一時停止状態が解除された場合、ステップS5以降の処理を繰り返し行う(ステップS13;No)。
一方で、取得したAV機器200の動作状態情報が「一時停止」状態情報であると判断した場合(ステップS13;Yes)、制御装置100のCPU107aは、ステップS9にて計時を開始してから所定時間が経過しているか否かの判断を行い(ステップS14)、所定時間が経過していないと判断した場合は、ステップS10以降の処理を繰り返し実行する(ステップS14;No)。
次いで、制御装置100のCPU107aが、所定時間が経過したと判断した場合(ステップS14;Yes)、指示送信プログラム107fを実行することにより、AV機器200に対してAV/CコマンドのControl Commandを発行し、画面焼き付き防止動作の指示を送信する(ステップS15)。
次いで、AV機器200のCPU207aは、制御装置100より画面焼き付き防止動作の指示を受け取ると(ステップS16)、実行プログラム207eを実行することにより、当該指示に対して実行可能か否かが判断され、制御装置100に対して所定のレスポンスが送信される(ステップS17)。
次いで、制御装置100のCPU107aは、当該レスポンスを取得し(ステップS18)、当該レスポンスがACCEPTEDレスポンスであるか否かを判断する(ステップS19)。
制御装置100の取得したレスポンスがACCEPTEDレスポンスであると判断した場合は、制御装置100のCPU107aは、画面焼き付き防止処理を続行する(ステップS19;Yes)。一方で、制御装置100の取得したレスポンスがACCEPTEDレスポンスでないと判断した場合は、制御装置100のCPU107aは他の画面焼き付き防止動作の指示をAV機器200に送信し、ステップS15以降の処理を繰り返す(ステップS19;No)。
次いで、制御装置100のCPU107aが画面焼き付き防止処理を続行する場合(ステップS19;Yes)、AV機器200のCPU207aは、実行プログラム207eを実行することにより、例えば、動画データの再生を停止する、又は電源切替プログラム207fを実行することによりAV機器200の電源部209をON状態からOFF状態に切り替える、などの画面焼き付き防止動作を実行する(ステップS20)。
そして、当該画面焼き付き防止動作の実行により、表示装置300の表示画面301では、静止画の表示が終了し、画面焼き付きの発生を防止することが出来る。
<制御装置画面焼き付き防止処理>
次に、制御装置100が表示装置300に対して動画データの出力を行っている場合の、画面焼き付き防止システム1の画面焼き付き防止処理について、図4のフローチャートを参照して説明する。
まず、使用者が制御装置100の電源部(図示省略)をOFF状態からON状態にしたものとする(ステップS101)。
次いで、使用者が制御装置100の入力操作部106を操作することにより、制御装置100の動画データを再生し、表示装置300の表示画面301により動画データの表示が行われるものとする(ステップS102)。
次いで、使用者が制御装置100の入力操作部106を操作することにより、再生中の動画データの一時停止を行うと、制御装置100は、表示装置300の表示画面301により一時停止処理を行った時点での静止画の表示を行う(ステップS103)。
次いで、制御装置100のCPU107aは一時停止判断プログラム107gを実行することにより、計時部109により計時を開始し、一時停止状態が所定時間継続するか否かの判断を行う(ステップS104)。
次いで、制御装置100のCPU107aは一時停止状態が所定時間継続しなかったと判断した場合、すなわち、所定時間内に入力操作部106より「一時停止」信号以外の信号を受信したと判断した場合(ステップS105;No)、ステップS103以降の処理を繰り返し行う。
一方で、制御装置100のCPU107aは一時停止状態が所定時間継続したと判断した場合、すなわち、所定時間内に入力操作部106より「一時停止」信号以外の信号を受信しなかった場合(ステップS105;Yes)、焼き付き防止動作実行プログラム107hを実行することにより、例えば、動画データの再生を停止する、又は制御装置100の電源をON状態からOFF状態に切り替える、スクリーンセーバ画面を表示装置300の表示画面301に表示させる、などの画面焼き付き防止動作を実行する(ステップS106)。
そして、当該画面焼き付き防止動作の実行により、表示装置300の表示画面301では、静止画の表示が終了し、画面焼き付きの発生を防止することが出来る。
以上のように、本発明にかかる画面焼き付き防止システム1において、制御装置100がAV機器200の動作状態を所定の時間間隔で取得し、当該動作状態が所定時間継続して一時停止状態であった場合、制御装置100からAV機器200へと画面焼き付き防止動作を実行させるための指示が送信され、AV機器200は当該指示に基づいて画面焼き付き防止動作を実行する。
したがって、本発明は、AV機器200がスクリーンセーバーモード機能を有していない場合でも、表示装置300により表示しているAV機器200の映像データが、静止画状態にあることに基づく画面の焼き付きをより確実に防止することができる画面焼き付き防止システムといえる。
つまり、画面焼き付き防止システム1は、AV機器200が表示装置300の表示画面301にて出力する映像を、AV機器200とは独立した制御装置100が監視し、表示画面301の静止画状態の継続を防止するため、AV機器200に固有のスクリーンセーバーモードが存在しない場合の画面焼き付き防止を実現し、又はスクリーンセーバーモードが存在している場合であっても、AV機器200と制御装置100による二重の画面焼き付き防止処理によって、より確実に画面焼き付きの発生を防止することが出来る。
また、当該画面焼き付き防止システム1を構成する制御装置100は、出力インターフェース部104を介して映像データを表示装置300に出力し、その自己が出力する動画データの一時停止状態が継続することによる画面焼き付きを防止することが出来る。
つまり、当該画面焼き付き防止システム1を構成する制御装置100は、自己の動作状態に関して画面の焼き付きを防止する機能を有しているので、その機能を利用するだけで他のAV機器200の動作状態を監視できることとなって、画面焼き付き防止システム1はシステム全体として、さほどコストをかけることなく実現することが出来る。
また、当該画面焼き付き防止システム1における画面焼き付き防止動作は、AV機器200の再生状態を停止する動作とすることが出来る。
つまり、AV機器200の再生状態を停止する動作を実行することにより、表示画面301に静止画が継続して表示されることを防止することが出来る。
また、当該画面焼き付き防止システム1における画面焼き付き防止動作は、AV機器200の電源部209をON状態からOFF状態に切り替える動作とすることが出来る。
つまり、AV機器200の電源部209をON状態からOFF状態に切り替える動作を実行することにより、表示装置300の表示画面301に静止画が継続して表示されることを防止することが出来、更に静止画を表示した状態が継続することによるAV機器200の電力の浪費を防止することができる。
なお、本発明にかかる制御装置100/AV機器200はHDDプレーヤー/DVDプレーヤーに限定されるものではなく、例えば、デジタルテープレコーダなどの出力装置を介して映像を出力するものであり、制御装置100とAV機器200が双方向にデータの通信を行えるものであればよい。また、本発明にかかる表示装置300は、プラズマディスプレイ装置に限定されるものではなく、例えば、CRTディスプレイ装置のように画面焼き付きの発生し得る映像を出力できる出力装置であればよい。
本発明にかかる画面焼き付き防止システムの要部構成を示すブロック図である。 本発明における画面焼き付き防止処理の実行による動作を説明するためのフローチャートである。 本発明における画面焼き付き防止処理の実行による動作を説明するためのフローチャートである。 本発明における制御装置の画面焼き付き防止処理の実行による動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 画面焼き付き防止システム
100 制御装置
104 出力インターフェース部(出力部)
107 制御部
107a CPU(取得手段、判断手段、指示送信手段、一時停止判断手段、焼き付き防止動作実行手段)
107c ROM
107d 取得プログラム(取得手段)
107e 判断プログラム(判断手段)
107f 指示送信プログラム(指示送信手段)
107g 一時停止判断プログラム(一時停止判断手段)
107h 焼き付き防止動作実行プログラム(焼き付き防止動作実行手段)
108 通信部
200 AV機器(映像データ出力装置)
207 制御部
207a CPU(動作状態送信手段、実行手段、電源切替手段)
207c ROM
207d 動作状態送信プログラム(動作状態送信手段)
207e 実行プログラム(実行手段)
207f 電源切替プログラム(電源切替手段)
208 通信部
209 電源部
300 表示装置

Claims (5)

  1. 映像を画面に表示する表示装置に対して映像データを出力する映像データ出力装置と、前記映像データ出力装置に接続され前記映像データ出力装置の動作を制御する制御装置と、の間で双方向に情報の通信を行う画面焼き付き防止システムにおいて、
    前記映像データ出力装置は、
    自己の動作状態に関する動作状態情報を前記制御装置に送信する動作状態送信手段を備え、
    前記制御装置は、
    前記動作状態送信手段により送信された前記映像データ出力装置の動作状態情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得した前記映像データ出力装置の動作状態情報に基づいて所定時間以上継続して一時停止状態にあるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により所定時間以上継続して一時停止状態にあると判断された場合に、前記映像データ出力装置に対し、所定の画面焼き付き防止動作を実行させるための指示を送信する指示送信手段と、
    を備え、
    前記映像データ出力装置は、さらに、
    前記指示送信手段により送信された指示に基づいて所定の画面焼き付き防止動作を実行する実行手段と、
    を備えることを特徴とする画面焼き付き防止システム。
  2. 請求項1記載の画面焼き付き防止システムにおいて、
    前記制御装置は、
    映像を表示する表示装置に対して映像データを出力する出力部と、
    前記出力部による映像データの出力の一時停止状態が所定時間以上継続しているか否かを判断する一時停止判断手段と、
    前記一時停止判断手段により一時停止状態が所定時間以上継続していると判断された場合に、所定の画面焼き付き防止動作を実行する焼き付き防止動作実行手段と、
    を備えることを特徴とする画面焼き付き防止システム。
  3. 請求項1又は2記載の画面焼き付き防止システムにおいて、
    前記指示送信手段により送信する、前記所定の画面焼き付き防止動作を実行させるための指示は、再生状態を停止する指示であることを特徴とする画面焼き付き防止システム。
  4. 請求項1又は2記載の画面焼き付き防止システムにおいて、
    前記映像データ出力装置は、
    電源部と、
    前記電源部のON状態とOFF状態を切り替える電源切替手段を備え、
    前記指示送信手段により送信する、前記所定の画面焼き付き防止動作を実行させるための指示は、前記映像データ出力装置の前記電源部を前記電源切替手段によりON状態からOFF状態に切り替える指示であることを特徴とする画面焼き付き防止システム。
  5. 映像を画面に表示する表示装置に対して映像データを出力する映像データ出力装置と、前記映像データ出力装置に接続され前記映像データ出力装置の動作を制御する制御装置と、の間で双方向に情報の通信を行う画面焼き付き防止システムにおいて、
    前記映像データ出力装置は、
    自己の動作状態に関する動作状態情報を前記制御装置に送信する動作状態送信手段を備え、
    前記制御装置は、
    前記動作状態送信手段により送信された前記映像データ出力装置の動作状態情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得した前記映像データ出力装置の動作状態情報に基づいて所定時間以上継続して一時停止状態にあるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により所定時間以上継続して一時停止状態にあると判断された場合に、前記映像データ出力装置に対し、再生状態を停止する指示を送信する指示送信手段と、
    映像を出力する表示装置に対して映像データを出力する出力部と、
    前記出力部による映像データの出力の一時停止状態が所定時間以上継続しているか否かを判断する一時停止判断手段と、
    前記一時停止判断手段により一時停止状態が所定時間以上継続していると判断された場合に、所定の画面焼き付き防止動作を実行する焼き付き防止動作実行手段と、
    を備え、
    前記映像データ出力装置は、さらに、
    前記指示送信手段により送信された指示に基づいて、再生状態を停止する動作を実行する実行手段を備えることを特徴とする画面焼き付き防止システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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