JP2009118251A - 記録再生装置および記録再生装置のシステム制御方法 - Google Patents
記録再生装置および記録再生装置のシステム制御方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】
ビデオデータが検出されない場合、つまり音声データのみを再生する場合には、映像表示機器が完全にオフされるため、現在再生されているトラックナンバーや再生経過時間をユーザが確認することが出来ず、また、再生中のトラックのスキップアップやスキップダウンでも現在のトラック位置を確認できないという課題が残っていた。
【解決手段】
オーディオデータファイルを再生する場合には、音楽再生モードに移行して映像表示器機をオフし、この状態でキー入力検出部によってキー入力が検出されたときには、映像表示器機をオンするように制御する。
【選択図】図4
ビデオデータが検出されない場合、つまり音声データのみを再生する場合には、映像表示機器が完全にオフされるため、現在再生されているトラックナンバーや再生経過時間をユーザが確認することが出来ず、また、再生中のトラックのスキップアップやスキップダウンでも現在のトラック位置を確認できないという課題が残っていた。
【解決手段】
オーディオデータファイルを再生する場合には、音楽再生モードに移行して映像表示器機をオフし、この状態でキー入力検出部によってキー入力が検出されたときには、映像表示器機をオンするように制御する。
【選択図】図4
Description
本発明は、記録再生装置および記録再生装置のシステム制御方法に関し、特に外部に接続された映像表示装置を省電力モードに設定するための制御信号を送出する機能を有する記録再生装置および記録再生装置のシステム制御方法に関する。
従来から、環境問題への配慮から、電気製品の消費電力を抑える技術が検討されている。また、DVDプレーヤやハードディスクレコーダのような映像再生装置においては、CDオーディオ、MP3(Moving Picture Experts Group Audio layer3)などの音声データのみのコンテンツを、急激に普及し、かつ安価になった高容量記録媒体である光ディスクに記録し、このような音声データのみを再生して楽しむ場合が多くなってきている。DVDプレーヤやハードディスクレコーダは、映像/音声データを視聴することが主であるため、視聴を楽しむためにテレビジョン受信装置のような音声出力部を有する映像表示装置に接続するのが一般的であり、音声データのみのコンテンツを再生する場合には、映像表示装置における音声出力部から音声を出力し、映像表示においては、現在再生されているトラックナンバーや現在の再生経過時間をユーザに知らせるためのOSD(On Screen Display)表示を行っている。
しかし、音声データのみのコンテンツを再生する場合に、このようなOSD表示を常時行うことは、近年では特に電子機器に求められている消費電力の省電力化を阻害し、環境問題に対しても問題となる。そこで、音声データのみのコンテンツを再生する場合には、自動的に映像表示をオフして消費電力の低減を行う技術が、特許文献1に開示されている。
特許文献1に記載の技術を、図5を参照しながら説明する。図5は映像/音声情報が入力されてから、入力された情報に応じて表示機器のオンオフを制御するためのブロック図を表す。入力部501からコンテンツデータが出力され、データ分離部502によってオーディオデータとビデオデータに分離される。分離されたオーディオデータはオーディオデコーダ506に入力されて復号され、復号されたオーディオデータはデジタルアナログコンバータ507に入力されてデジタル信号からアナログ信号に変換される。アナログ信号に変換されたオーディオ信号は、オーディオ出力部508によって出力される。一方、データ分離部502で分離されたビデオデータはビデオデコーダ503とビデオ検出部509にそれぞれ出力される。ビデオデコーダ503に入力されたビデオデータは復号され、デジタルアナログコンバータ504によってデジタル信号からアナログ信号に変換され、ビデオ出力部505からビデオ信号が出力される。また、ビデオ検出部509は、ビデオデータの有無を検出し、ビデオデータが検出されない場合には、表示機器制御部510に対して、表示機器の表示をオフするよう指示する。
特開2007−81764号公報
しかし、音声データのみのコンテンツを再生する場合に、このようなOSD表示を常時行うことは、近年では特に電子機器に求められている消費電力の省電力化を阻害し、環境問題に対しても問題となる。そこで、音声データのみのコンテンツを再生する場合には、自動的に映像表示をオフして消費電力の低減を行う技術が、特許文献1に開示されている。
特許文献1に記載の技術を、図5を参照しながら説明する。図5は映像/音声情報が入力されてから、入力された情報に応じて表示機器のオンオフを制御するためのブロック図を表す。入力部501からコンテンツデータが出力され、データ分離部502によってオーディオデータとビデオデータに分離される。分離されたオーディオデータはオーディオデコーダ506に入力されて復号され、復号されたオーディオデータはデジタルアナログコンバータ507に入力されてデジタル信号からアナログ信号に変換される。アナログ信号に変換されたオーディオ信号は、オーディオ出力部508によって出力される。一方、データ分離部502で分離されたビデオデータはビデオデコーダ503とビデオ検出部509にそれぞれ出力される。ビデオデコーダ503に入力されたビデオデータは復号され、デジタルアナログコンバータ504によってデジタル信号からアナログ信号に変換され、ビデオ出力部505からビデオ信号が出力される。また、ビデオ検出部509は、ビデオデータの有無を検出し、ビデオデータが検出されない場合には、表示機器制御部510に対して、表示機器の表示をオフするよう指示する。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、ビデオデータが検出されない場合、つまりオーディオデータのみを再生する場合には、映像表示機器が完全にオフされるため、現在再生されているトラックナンバーや再生経過時間をユーザが確認することが出来ない。また、オーディオデータのみを再生しているときに、ユーザがトラックのスキップアップやスキップダウンを行なった場合にも現在のトラック位置を確認できないため、曲名を聞く
ことでしか、現在再生しているオーディオデータを認識することが出来ないため、ユーザにとって不便極まりないという課題が残っていた。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたものであり、再生するコンテンツがオーディオデータのみの場合には、外部に接続された映像表示装置の表示をオフして消費電力の省電力化を行い、かつ、ユーザから制御指令があったときには、外部に接続された映像表示装置の表示をオンし、現在再生されているオーディオデータの情報を所定時間表示することで、ユーザにオーディオデータの情報を知らせることが可能な記録再生装置を提供することを目的とする。
ことでしか、現在再生しているオーディオデータを認識することが出来ないため、ユーザにとって不便極まりないという課題が残っていた。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたものであり、再生するコンテンツがオーディオデータのみの場合には、外部に接続された映像表示装置の表示をオフして消費電力の省電力化を行い、かつ、ユーザから制御指令があったときには、外部に接続された映像表示装置の表示をオンし、現在再生されているオーディオデータの情報を所定時間表示することで、ユーザにオーディオデータの情報を知らせることが可能な記録再生装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、記録再生装置において、再生ソースのコンテンツ種別を判別するコンテンツ判別部と、リモコンまたは操作部からのキー入力を検出するキー入力検出部と、時間を計測するタイマ部と、制御信号を出力するための制御信号出力部と、制御信号を送信すると共に外部に接続された映像表示装置からの制御信号を受信するための制御信号送受信部と、OSD(On Screen Display)信号を生成するためのOSD信号生成部と、前記映像表示装置に制御信号を送受信すると共に前記映像表示装置へ映像/音声信号を出力するための接続端子とを備え、前記コンテンツ判別部によって再生ソースがオーディオデータファイルであるかどうかを判別し、前記コンテンツ判別部によって再生ソースがオーディオデータであると判別されたときには前記OSD信号生成部によってオーディオデータファイルに関するOSD信号を、前記接続端子を介して前記映像表示装置に出力すると共に前記タイマ部によって時間の計測を開始し、前記タイマ部の計測時間が所定時間を経過したときに、前記制御信号出力部から表示オフ信号を、前記接続端子を介して前記映像表示装置に出力して前記映像表示装置の映像表示をオフするよう前記映像表示装置を制御し、前記映像表示装置の映像表示がオフした状態から、前記キー入力検出部によってキー入力が検出されたときには、前記制御信号出力部から表示オン信号を、前記接続端子を介して前記映像表示装置に出力して前記映像表示装置の映像表示をオンすると共に、前記OSD信号生成部によって前記キー入力の動作指令、オーディオデータファイルの両方またはいずれか一方を表すOSD信号を、前記接続端子を介して出力して前記映像表示装置に所定時間表示するよう前記映像表示装置を制御することを特徴とする。
記録再生装置において、前記映像表示装置は、映像表示部と、前記映像表示部をオンオフするための映像表示オンオフ部と、前記制御信号を送受信すると共に前記映像/音声信号を入力するための接続端子とを有し、前記映像表示装置の接続端子を介して該記録再生装置から前記音楽再生モード信号を受信したときには、前記映像表示オンオフ部によって前記映像表示部をオフし、前記映像表示部の接続端子を介して前記音楽再生モード解除信号を受信したときには、前記映像表示オンオフ部によって映像表示をオンする。
記録再生装置において、前記記録再生装置および前記映像表示装置が有する接続端子は、HDMI(High Definition Multimedia Interface)規格に準拠している接続端子とする。
記録再生装置において、前記制御信号は、前記接続端子で接続された機器間を相互に制御することが可能なHDMI規格に準拠したCEC(Consuner Electronics Control)とする。
記録性装置のシステム制御方法において、再生ソースのコンテンツ種別を判別するコンテンツ判別部と、リモコンまたは操作部からのキー入力を検出するキー入力検出部と、時間を計測するタイマ部と、制御信号を出力するための制御信号出力部と、制御信号を送信す
ると共に外部に接続された映像表示装置からの制御信号を受信するための制御信号送受信部と、OSD(On Screen Display)信号を生成するためのOSD信号生成部と、前記映像表示装置に制御信号を送受信すると共に前記映像表示装置へ映像/音声信号を出力するための接続端子とを備え、前記コンテンツ判別部によって再生ソースがオーディオデータファイルであるかどうかを判別する第一のステップと、前記コンテンツ判別部によって再生ソースがオーディオデータであると判別されたときには前記OSD信号生成部によってオーディオデータファイルに関するOSD信号を、前記接続端子を介して前記映像表示装置に出力すると共に前記タイマ部によって時間の計測を開始する第二のステップと、前記タイマ部の計測時間が所定時間を経過したときに、前記制御信号出力部から音楽再生モード信号を、前記接続端子を介して前記映像表示装置に出力して前記映像表示装置の映像表示をオフするよう前記映像表示装置を制御する第三のステップと、前記映像表示装置が音楽再生モードに移行した状態から、前記キー入力検出部によってキー入力が検出されたときには、前記制御信号出力部から音楽再生モード解除信号を、前記接続端子を介して前記映像表示装置に出力して前記映像表示装置の映像表示をオンすると共に、前記OSD信号生成部によって前記キー入力の動作指令、オーディオデータファイルの両方またはいずれか一方を表すOSD信号を、前記接続端子を介して出力して前記映像表示装置に所定時間表示するよう前記映像表示装置を制御する第四のステップとを有することを特徴とする。
前記の通り構成することにより、外部に接続されている映像表示装置の消費電力を抑え、かつユーザからの操作指示があった場合には映像表示を行うように作用する。
記録再生装置において、前記映像表示装置は、映像表示部と、前記映像表示部をオンオフするための映像表示オンオフ部と、前記制御信号を送受信すると共に前記映像/音声信号を入力するための接続端子とを有し、前記映像表示装置の接続端子を介して該記録再生装置から前記音楽再生モード信号を受信したときには、前記映像表示オンオフ部によって前記映像表示部をオフし、前記映像表示部の接続端子を介して前記音楽再生モード解除信号を受信したときには、前記映像表示オンオフ部によって映像表示をオンする。
記録再生装置において、前記記録再生装置および前記映像表示装置が有する接続端子は、HDMI(High Definition Multimedia Interface)規格に準拠している接続端子とする。
記録再生装置において、前記制御信号は、前記接続端子で接続された機器間を相互に制御することが可能なHDMI規格に準拠したCEC(Consuner Electronics Control)とする。
記録性装置のシステム制御方法において、再生ソースのコンテンツ種別を判別するコンテンツ判別部と、リモコンまたは操作部からのキー入力を検出するキー入力検出部と、時間を計測するタイマ部と、制御信号を出力するための制御信号出力部と、制御信号を送信す
ると共に外部に接続された映像表示装置からの制御信号を受信するための制御信号送受信部と、OSD(On Screen Display)信号を生成するためのOSD信号生成部と、前記映像表示装置に制御信号を送受信すると共に前記映像表示装置へ映像/音声信号を出力するための接続端子とを備え、前記コンテンツ判別部によって再生ソースがオーディオデータファイルであるかどうかを判別する第一のステップと、前記コンテンツ判別部によって再生ソースがオーディオデータであると判別されたときには前記OSD信号生成部によってオーディオデータファイルに関するOSD信号を、前記接続端子を介して前記映像表示装置に出力すると共に前記タイマ部によって時間の計測を開始する第二のステップと、前記タイマ部の計測時間が所定時間を経過したときに、前記制御信号出力部から音楽再生モード信号を、前記接続端子を介して前記映像表示装置に出力して前記映像表示装置の映像表示をオフするよう前記映像表示装置を制御する第三のステップと、前記映像表示装置が音楽再生モードに移行した状態から、前記キー入力検出部によってキー入力が検出されたときには、前記制御信号出力部から音楽再生モード解除信号を、前記接続端子を介して前記映像表示装置に出力して前記映像表示装置の映像表示をオンすると共に、前記OSD信号生成部によって前記キー入力の動作指令、オーディオデータファイルの両方またはいずれか一方を表すOSD信号を、前記接続端子を介して出力して前記映像表示装置に所定時間表示するよう前記映像表示装置を制御する第四のステップとを有することを特徴とする。
前記の通り構成することにより、外部に接続されている映像表示装置の消費電力を抑え、かつユーザからの操作指示があった場合には映像表示を行うように作用する。
請求項1に記載の発明によれば、記録再生装置において、再生するコンテンツがオーディオデータのみの場合には、外部に接続された映像表示装置の映像表示をオフするための制御信号である音声再生モード信号を送信して、映像表示装置の映像表示をオフして消費電力を抑えることが可能となる。また、コンテンツの再生を開始して、コンテンツ種別をオーディオデータのみであると判別してから直ぐに音声再生モード信号を送出せずに、所定時間経過後に音声再生モード信号を送出するように制御することで、オーディオデータの再生を開始してから所定時間のあいだは、オーディオデータに関するOSD表示を映像表示装置で行うことで、ユーザがオーディオデータの情報を確認することを可能にする。さらには、記録再生装置がオーディオデータのみを再生しており、外部に接続された映像表示装置の映像表示がオフされているときに、記録再生装置のリモコンや本体操作部からキー入力を検出した場合には、記録再生装置から音声再生モード解除信号を映像表示装置に送信して映像表示装置の映像表示をオンさせ、記録再生装置から出力されるキー入力による動作状態を表すOSD表示等を映像表示装置に所定時間表示することで、ユーザに記録再生装置の動作状態を知らせることが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、接続端子を介して外部に接続される映像表示装置に対して、該記録再生装置から音声再生モード信号を送信した場合には、該映像表示装置は映像表示をオフし、また音声再生モード解除信号を送信した場合には、該映像表示装置は映像表示をオンするよう制御することで該映像表示装置の消費電力を抑えると共に、該記録再生装置の動作に応じて映像表示のオンオフを行うことを可能とする。
請求項3に記載の発明によれば、記録再生装置および外部に接続される映像表示装置が有する接続端子が、HDMI規格に準拠していることによって、デジタル映像信号のブランキング期間にデジタル音声信号を多重化して音声伝送を行なうことが可能となる。また、デジタル映像信号をRGB信号の形態で伝送する他に、YCbCr信号の形態またはそれより高画質なYPbPr信号の形態で伝送することが可能となる。また、USB(Universal Serial Bus)並みの小型のコネクタで接続することが可能とな
る。
請求項4に記載の発明によれば、HDMI規格に準拠したCECを用いて、HDMI規格に準拠した接続端子で接続される機器間で相互に動作状態を検知することが可能となる。また、HDMI規格に準拠した接続端子で接続される機器間で相互に各機器の動作を制御することが可能となる。
請求項5に記載の発明によれば、記録再生装置において、再生するコンテンツがオーディオデータのみの場合には、外部に接続された映像表示装置の映像表示をオフするための制御信号である音声再生モード信号を送信して、映像表示装置の映像表示をオフして消費電力を抑えることが可能となる。また、コンテンツの再生を開始して、コンテンツ種別をオーディオデータのみであると判別してから直ぐに音声再生モード信号を送出せずに、所定時間経過後に音声再生モード信号を送出するように制御することで、オーディオデータの再生を開始してから所定時間のあいだは、オーディオデータに関するOSD表示を映像表示装置で行うことで、ユーザがオーディオデータの情報を確認することを可能にする。さらには、記録再生装置がオーディオデータのみを再生しており、外部に接続された映像表示装置の映像表示がオフされているときに、記録再生装置のリモコンや本体操作部からキー入力を検出した場合には、記録再生装置から音声再生モード解除信号を映像表示装置に送信して映像表示装置の映像表示をオンさせ、記録再生装置から出力されるキー入力による動作状態を表すOSD表示等を映像表示装置に所定時間表示することで、ユーザに記録再生装置の動作状態を知らせることが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、接続端子を介して外部に接続される映像表示装置に対して、該記録再生装置から音声再生モード信号を送信した場合には、該映像表示装置は映像表示をオフし、また音声再生モード解除信号を送信した場合には、該映像表示装置は映像表示をオンするよう制御することで該映像表示装置の消費電力を抑えると共に、該記録再生装置の動作に応じて映像表示のオンオフを行うことを可能とする。
請求項3に記載の発明によれば、記録再生装置および外部に接続される映像表示装置が有する接続端子が、HDMI規格に準拠していることによって、デジタル映像信号のブランキング期間にデジタル音声信号を多重化して音声伝送を行なうことが可能となる。また、デジタル映像信号をRGB信号の形態で伝送する他に、YCbCr信号の形態またはそれより高画質なYPbPr信号の形態で伝送することが可能となる。また、USB(Universal Serial Bus)並みの小型のコネクタで接続することが可能とな
る。
請求項4に記載の発明によれば、HDMI規格に準拠したCECを用いて、HDMI規格に準拠した接続端子で接続される機器間で相互に動作状態を検知することが可能となる。また、HDMI規格に準拠した接続端子で接続される機器間で相互に各機器の動作を制御することが可能となる。
請求項5に記載の発明によれば、記録再生装置において、再生するコンテンツがオーディオデータのみの場合には、外部に接続された映像表示装置の映像表示をオフするための制御信号である音声再生モード信号を送信して、映像表示装置の映像表示をオフして消費電力を抑えることが可能となる。また、コンテンツの再生を開始して、コンテンツ種別をオーディオデータのみであると判別してから直ぐに音声再生モード信号を送出せずに、所定時間経過後に音声再生モード信号を送出するように制御することで、オーディオデータの再生を開始してから所定時間のあいだは、オーディオデータに関するOSD表示を映像表示装置で行うことで、ユーザがオーディオデータの情報を確認することを可能にする。さらには、記録再生装置がオーディオデータのみを再生しており、外部に接続された映像表示装置の映像表示がオフされているときに、記録再生装置のリモコンや本体操作部からキー入力を検出した場合には、記録再生装置から音声再生モード解除信号を映像表示装置に送信して映像表示装置の映像表示をオンさせ、記録再生装置から出力されるキー入力による動作状態を表すOSD表示等を映像表示装置に所定時間表示することで、ユーザに記録再生装置の動作状態を知らせることが可能となる。
次に、図を参照しながら本発明の実施形態の説明を行う。図1は本発明に係る光ディスク再生装置とそれに接続される液晶テレビジョン受信装置のブロック図を表す。以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。この光ディスク再生装置100は、例えばDVD等の光ディスク101がドライブ部102に装着されることにより、その記録データを読み取る。そして、このドライブ部102で読み取られたデータは、信号処理部103に供給されて、デジタル化処理、エラー訂正処理及び復号化処理等が順次施されて、デジタルの映像信号及び音声信号に復元される。また、OSD信号生成部112は、ユーザの操作に応じて、現在の動作状況や光ディスク装置100の各種設定を行うためのメニュー画面などを表示するためのキャラクター映像信号を生成し、信号処理部103に出力する。キャラクター映像信号を受けた信号処理部103は、光ディスク101からの映像情報にかえてキャラクター信号を出力するか、もしくは光ディスク101からの映像情報にキャラクター映像信号を重畳して映像情報を出力する。
その後、この信号処理部103で復元されたデジタルの映像信号及び音声信号は、HDMI送受信部104に供給されてHDMI規格に準拠した形態に変換され、一点鎖線で表されるDVD HDMI端子111を介して外部に出力される。このDVD HDMI端子111は、映像データを出力するための映像出力端子105、音声データを出力するための音声出力端子106、及び外部に接続される機器と相互に制御を行うための制御信号を送受信するための制御入出力端子107から構成されている。
この光ディスク再生装置100は、上記した再生動作を含むその全ての動作をDVD制御部108により統括的に制御されている。このDVD制御部108は、CPU(Central Processing Unit)等を内蔵しており、光ディスク再生装置100本体に設けられたスイッチ群であるDVD操作部109からの操作情報を受け、または、遠隔操作可能なDVDリモコン110から送出された操作情報を、DVD受光部111を介して受信し、その操作内容が反映されるように各部をそれぞれ制御している。
この場合、DVD制御部108は、DVDメモリ部112を利用している。このメモリ部112は、主として、CPUが実行する制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)と、該CPUに作業エリアを提供するRAM(Random Access Memory)と、各種の設定情報及び制御情報等が格納される不揮発性メモリとを有している。
ここで、上記映像出力端子105、音声出力端子106及び制御入出力端子107は、それぞれ、HDMI規格に準拠した伝送路を介して、信号の受信装置となる液晶テレビジョン受信装置120に設けられた、一点鎖線で表されるテレビジョンHDMI端子134に接続されている。このテレビジョンHDMI端子134は、光ディスク装置100のHDMI端子111から出力される映像データを受けるための映像入力端子121、音声データを受けるための音声入力端子122及びテレビジョン受信装置120と光ディスク装置100との間で相互に制御を行うための制御データを送受信するための制御入出力端子123で構成されている。
このうち、映像入力端子121に供給されたデジタルの映像データは、テレビジョンHDMI送受信部124に供給されてHDMI規格に変換される前のデジタル映像信号に戻された後、映像処理部125に供給されて表示に対応した形態に変換され、液晶パネル等でなる映像表示部126によって映像表示される。
また、上記音声入力端子122に供給されたデジタルの音声データは、HDMI送受信部124に供給されて、光ディスク再生装置のHDMI送受信部104による変換前のデジタル音声信号に戻された後、音声処理部127に供給されて音声再生に対応した形態に増幅され、スピーカ128によって音声再生される。
また、テレビジョン制御部130は、液晶テレビジョン受信装置120本体に設けられたスイッチ群であるテレビジョン操作部131からの操作情報を受け、または、遠隔操作可能なテレビジョンリモコン132から送出された操作情報を、テレビジョン受光部133を介して受信し、その操作内容が反映されるように各部をそれぞれ制御している。テレビジョンメモリ部129は、主として、テレビジョン制御部内部に設けられるCPUが実行する制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)と、該CPUに作業エリアを提供するRAM(Random Access Memory)と、ユーザが任意で行う画質調整値や音量調整値などの各種の設定情報及び制御情報等が格納される不揮発性メモリとを有している。
次に、図2はHDMI規格に準拠した接続端子であるHDMI端子のピン配置およびそれぞれのピンの信号名を表す。このHDMI規格には、例えば、デジタル映像信号のブランキング期間にデジタル音声信号を多重化して音声伝送を行なうことが可能であること、デジタル映像信号をRGB信号の形態で伝送する他に、YCbCr信号の形態またはそれより高画質なYPbPr信号の形態で伝送することが可能であること、USB(Universal Serial Bus)並みの小型のHDMIコネクタで接続することが可能であること等々、種々の規定が盛り込まれている。
HDMI端子は、映像信号と音声信号だけではなく、HDMI端子で接続された互いの機器同士で通信するための信号を扱うことが可能である。現在電源がオンされているかどうかの情報を出力するためのホットプラグ端子201や、電源情報以外の機器の状態を出力するためや、一方の機器で他方の機器を制御するための信号を送るためのCEC端子202がある。このCEC端子は、電子機器間の電源制御などのコマンドを送受信するための端子であり、再生、早送り、スキップ、停止などの基本動作コマンドについては、異なる電子機器メーカーの製品間でも制御が可能となるように、HDMI規格によって標準とし
て定義されている。さらにHDMI規格には、各電子機器メーカーが自由に定義できる拡張エリアが規格されており、制御プログラムを拡張することにより、各電子機器メーカー特有の制御コマンドで制御することが可能となる。本発明における実施形態では、HDMI規格に準拠して、光ディスク再生装置およびそれに接続される液晶テレビジョン受信装置における制御プログラムを拡張することによって、記録再生装置に対して行われる制御コマンドに応じて、液晶テレビジョン受信装置の映像表示をオンオフ制御することを実現している。
次に図3は、本発明に係る光ディスク装置と液晶テレビジョン受信装置における制御部の詳細を表す。図3を参照しながら、本発明における構成要件の働きを説明する。DVD制御部108は、信号処理部(図1、103)に接続されており、信号処理部は光ディスク再生装置(図1、100)が再生している記録媒体からの情報を処理する。コンテンツ判別部301は、信号処理部が処理している情報が音声情報のみであるかどうかを判別する。光ディスクに記録可能なコンテンツとして、DVD規格に準拠した映像情報と音声情報、MPEG4(Moving Picture Experts Group4)やDivX(登録商標)といった圧縮規格に準拠した映像情報と音声情報、CD規格に準拠した音声情報、MP3などの圧縮規格に準拠した音声情報などがあるが、コンテンツ判別部301は、これらのコンテンツを判別し、音声情報のみであるかどうかを判別する。
タイマ部302は、コンテンツ判別部301が再生されているコンテンツが音声情報のみであると判別した時点から時間の計測を開始する。タイマ部302が時間の計測を開始してから所定の時間が経過すると、表示オンオフ信号出力部303はDVD HDMI送受信部104および図示しないDVD HDMI端子(図1、111)を介して、液晶テレビジョン受信装置(図1、120)に対して表示オフ信号を出力する。DVDキー入力判別部304は、DVD受光部(図1、111)またはDVD操作部(図1、109)から制御操作が入力されたことを検出し、表示オンオフ信号出力部303はDVDキー入力判別部304がキー入力を検出すると、DVD HDMI送受信部104および図示しないDVD HDMI端子を介して、液晶テレビジョン受信装置(図1、120)に対して表示オン信号を出力する。前記音声再生モード信号および表示オン信号がHDMI規格に準拠したCECとなる。
テレビジョン制御部130のバックライトオンオフ部305は、映像表示部(図1、126)に接続されている。ユーザからの液晶テレビジョン受信装置をオンオフする制御操作がテレビジョン操作部(図1、131)またはテレビジョンリモコン(図1、132)で行われ、次にテレビジョンキー入力検出部306を介して映像表示部の図示しない液晶モジュール内に設けられたバックライトのオンオフを制御する。液晶モジュールは、内部に液晶パネルとバックライトとを有し、バックライトは、インバータ回路から高電圧が供給されて点灯し、点灯によって生じた光が液晶パネルの背面から照射され、正面方向へ各色の液晶パネルを透過するようになっている。これにより、液晶モジュールが、画面から画像データに対応する映像、すなわち、映像信号に対応する映像を映し出し、映像表示部に映像が表示される。
また、バックライトオンオフ部305は、テレビジョンHDMI端子(図1、134)およびテレビジョンHDMI送受信部(図1、124)を介して、DVD制御部108の表示オンオフ信号出力部303からの出力信号(表示オン信号または表示オフ信号)を受信する。バックライトオンオフ部305は、DVD制御部108からの表示オフ信号を受信すると、バックライトをオフし、また、表示オン信号を受信すると、バックライトをオンするように制御を行う。
次に、図4は、本発明に係る光ディスク再生装置および液晶テレビジョン受信装置の動作
フローを表す。図4を参照しながら、本発明の動作説明を行なう。まず、光ディスク再生装置の電源が、ユーザの制御指令に従って、DVDリモコン(図1、110)もしくはDVD操作部(図1、109)を介してオンされる(ステップS401)。これと並行して、液晶テレビジョン受信装置の電源が、ユーザの制御指令に従って、テレビジョンリモコン(図1、132)またはテレビジョン操作部(図1、131)を介してオンされる(ステップS421)。それと同時に、バックライトオンオフ部(図3、305)によって、映像表示部(図1、126)に設けられた図示しないバックライトがオンされる(ステップS422)。次に光ディスク再生装置から出力される映像/音声情報を視聴するために、液晶テレビジョン受信装置内部の図示しないチューナなどの信号ソースから、外部入力に設定を行い、テレビジョンHDMI端子(図1、134)に信号ソースの設定を行う(ステップS423)。本説明において、ステップS401とステップS421〜S423とを並行して行ったが、これらは直列に行われても、また、別々の時系列で行われても、本発明の本質から外れることはない。
次に、光ディスク再生装置に、DVDやCDなどのメディアが挿入され(ステップS402)、ユーザの制御指令に従って、DVDリモコンもしくはDVD操作部を介して再生が開始される(ステップS403)。なお、再生の開始は、メディアを挿入すると同時に自動的になされるように設計しても構わない。次に信号処理部(図1、103)がメディアを再生した情報の処理を開始し、信号処理部が処理した情報をもとに、DVD制御部のコンテンツ判別部(図3、301)が再生された情報が音声データのみが含まれるオーディオデータファイルであるかどうかを判別する(ステップS404)。
ステップS404において、オーディオデータファイルであると判別された場合には、光ディスク装置のOSD信号生成部(図1、112)から、オーディオデータファイルに含まれる音楽の曲数や、各音楽の再生時間などを表すキャラクター映像信号が生成され、次いで信号処理部(図1、103)に入力され、信号処理部からDVD HDMI送受信部(図1、104)およびDVD HDMI端子の映像出力端子(図1、105)を介して、液晶テレビジョン受信装置に出力される(ステップS405)。液晶テレビジョン受信装置は、光ディスク再生装置から出力されたキャラクター映像信号を、テレビジョンHDMI端子(図1、134)およびテレビジョンHDMI送受信部(図1、124)を介して映像処理部(図1、125)に入力し、オーディオデータファイルに含まれる音楽の曲数や、各音楽の再生時間などを表すキャラクター映像信号のみを映像表示部(図1、126)に表示する。
続いて、DVD制御部のタイマ部(図3、302)が時間の計測を開始し、所定時間、本実施形態においては、5秒経過したかどうかを監視する(ステップS406)。
また、ステップS404において、再生されたメディアがDVDなどの映像データを含むデータファイルであって、オーディオデータファイルではないと判断された場合には、信号処理部から処理された映像/音声データが出力され、DVD HDMI送受信部およびDVD HDMI端子の映像出力端子および音声出力端子(図1、106)を介して液晶テレビジョン受信装置に出力される。液晶テレビジョン受信装置は、光ディスク再生装置から出力された映像/音声データを、テレビジョンHDMI端子の映像入力端子(図1、121)と音声入力端子(図1、122)。またテレビジョンHDMI送受信部(図1、124)を介して映像処理部(図1、125)に入力し、再生された映像/音声データを映像表示部(図1、126)に表示する。
次に、ステップS406において、タイマ部が時間を計測開始してから5秒経過したあと、DVD制御部の表示オンオフ信号出力部(図3、303)から表示オフ信号が出力される(ステップS407)。出力された表示オフ信号は、DVD HDMI送受信部および
DVD HDMI端子の制御入出力端子(図1、107)を介して、液晶テレビジョン受信装置に出力される。液晶テレビジョン受信装置は、テレビジョンHDMI端子の制御入出力端子(図1、123)およびテレビジョンHDMI送受信部(図1、124)を介して表示オフ信号を受け取り、テレビジョン制御部のバックライトオンオフ部(図3、305)は液晶テレビジョン受信装置の映像表示部のバックライトをオフする(ステップS425)。
ステップS404でオーディオデータファイルであると判別してから、ステップS406において、タイマ部が時間の計測を開始して5秒経過してから表示オフ信号を出力するのは、オーディオデータファイルに関する情報である音楽の曲数や、各音楽の再生時間などを表すキャラクター映像信号のみを映像表示部にしばらく表示して、ユーザにオーディオデータファイルに関する情報を知らせるためである。
続いて、表示オフ信号によって液晶テレビジョン受信装置のバックライトがオフされた状態において、DVDキー入力検出部はDVD操作部またはDVDリモコンから新たにユーザからの制御指令があるかどうかをDVD制御部のDVDキー入力検出部(図3、304)が監視を行う(ステップS408)。ステップS408において、DVDキー入力検出部がキー入力を検出すると、表示オンオフ信号出力部(図3、303)から表示オン信号が出力される(ステップS409)。
表示オンオフ信号出力部から出力された表示オン信号は、DVD HDMI送受信部およびDVD HDMI端子の制御入出力端子を介して、液晶テレビジョン受信装置に出力される。液晶テレビジョン受信装置は、テレビジョンHDMI端子の制御入出力端子およびテレビジョンHDMI送受信部を介して表示オン信号を受け取り、テレビジョン制御部のバックライトオンオフ部は液晶テレビジョン受信装置の映像表示部のバックライトをオンする(ステップS427)。
続いて、ステップS408で検出されたキー入力の制御指令を表すキャラクター映像信号や、その制御指令によって再生されるオーディオデータに関する情報、例えば再生時間などを表すキャラクター映像信号がOSD信号生成部によって生成され、次いで信号処理部に入力され、信号処理部からDVD HDMI送受信部およびDVD HDMI端子の映像出力端子を介して、液晶テレビジョン受信装置に出力される(ステップS410)。液晶テレビジョン受信装置は、光ディスク再生装置から出力されたキャラクター映像信号を、テレビジョンHDMI端子およびテレビジョンHDMI送受信部を介して映像処理部に入力し、光ディスク再生装置から出力されるキャラクター映像信号を映像表示部に表示する。
ステップS409において、表示オン信号を出力したのち、コンテンツ判別部が再度、オーディオデータファイルが再生されるかを判別し(ステップS411)、オーディオデータファイルが再生されると判別すると、再びステップS405に戻り、5秒経過することを監視する処理に入る。
なお、液晶テレビジョン受信装置において、ステップS425においてバックライトオフした状態で、テレビジョンキー入力検出部(図1、306)が、テレビジョン操作部(図1、131)またはテレビジョンリモコン(図1、132)を介してユーザからのキー入力を検出した場合には、バックライトオンオフ部によってバックライトをオンする(ステップS427)。
従来技術においては、映像表示装置が、記録再生装置から出力される信号に映像信号が存在するかどうかを判別して、映像信号が存在しない場合には、映像表示をオフしていたた
め、その後の記録再生装置の制御動作とは無関係に映像表示をオフしていた。前述のとおり、本発明に係る光ディスク再生装置と液晶テレビジョン受信装置は、HDMI規格に準拠して制御プラグラムを拡張しており、また、CEC規格に準拠した制御入出力端子によって接続することによって、記録再生装置の制御動作に応じて、映像表示装置の映像表示のオンオフを制御することを可能としている。すなわち、光ディスク再生装置がオーディオデータファイルを再生しているときには、音声再生モードに移行して液晶テレビジョン受信装置のバックライトをオフして液晶テレビジョン受信装置の消費電力を抑え、かつ、音声再生モード時に光ディスク再生装置をユーザが操作を行った場合には、音声再生モードを解除して、液晶テレビジョン受信装置のバックライトをオンし、所定時間(本実施形態においては5秒間)映像表示を行うことで、ユーザが行った操作の制御内容や、その制御によって動作した状態を映像表示部に表示することで、ユーザに現在の再生状態および光ディスク再生装置の動作状態を知らせることが可能となる。
また、本実施形態において、オーディオデータファイルであると判別してから表示オフ信号を出力して映像表示をオフするまでの時間を5秒としたが、ユーザの所望する時間に適宜設定変更可能なように設計することも可能である。
また、液晶テレビジョン受信装置の映像表示部のオンオフ制御を、光ディスク再生装置からの表示オン信号または表示オフ信号を優先して行うか、表示オン信号または表示オフ信号を無効にして、液晶テレビジョン受信装置本体の制御動作を維持するかを、ユーザが任意で液晶テレビジョン受信装置を設定可能なように設計することも可能である。
また、光ディスク再生装置の再生が開始された時点で、液晶テレビジョン受信装置の外部入力を自動的にHDMI端子に切り換えるなどの制御をCECによって行うよう設計することも可能である。
また、本実施形態においては、記録再生装置として、光ディスク再生装置を例として説明を行ったが、携帯型の高容量フラッシュメモリを搭載するメディアプレーヤなど、映像/音声データを記録再生可能であればどのような電子機器にも適用可能である。また、外部に接続される映像表示装置として液晶テレビジョン受信装置を例として説明を行ったが、映像/音声データを表示/出力可能であればどのような電子機器でも適用可能である。
その後、この信号処理部103で復元されたデジタルの映像信号及び音声信号は、HDMI送受信部104に供給されてHDMI規格に準拠した形態に変換され、一点鎖線で表されるDVD HDMI端子111を介して外部に出力される。このDVD HDMI端子111は、映像データを出力するための映像出力端子105、音声データを出力するための音声出力端子106、及び外部に接続される機器と相互に制御を行うための制御信号を送受信するための制御入出力端子107から構成されている。
この光ディスク再生装置100は、上記した再生動作を含むその全ての動作をDVD制御部108により統括的に制御されている。このDVD制御部108は、CPU(Central Processing Unit)等を内蔵しており、光ディスク再生装置100本体に設けられたスイッチ群であるDVD操作部109からの操作情報を受け、または、遠隔操作可能なDVDリモコン110から送出された操作情報を、DVD受光部111を介して受信し、その操作内容が反映されるように各部をそれぞれ制御している。
この場合、DVD制御部108は、DVDメモリ部112を利用している。このメモリ部112は、主として、CPUが実行する制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)と、該CPUに作業エリアを提供するRAM(Random Access Memory)と、各種の設定情報及び制御情報等が格納される不揮発性メモリとを有している。
ここで、上記映像出力端子105、音声出力端子106及び制御入出力端子107は、それぞれ、HDMI規格に準拠した伝送路を介して、信号の受信装置となる液晶テレビジョン受信装置120に設けられた、一点鎖線で表されるテレビジョンHDMI端子134に接続されている。このテレビジョンHDMI端子134は、光ディスク装置100のHDMI端子111から出力される映像データを受けるための映像入力端子121、音声データを受けるための音声入力端子122及びテレビジョン受信装置120と光ディスク装置100との間で相互に制御を行うための制御データを送受信するための制御入出力端子123で構成されている。
このうち、映像入力端子121に供給されたデジタルの映像データは、テレビジョンHDMI送受信部124に供給されてHDMI規格に変換される前のデジタル映像信号に戻された後、映像処理部125に供給されて表示に対応した形態に変換され、液晶パネル等でなる映像表示部126によって映像表示される。
また、上記音声入力端子122に供給されたデジタルの音声データは、HDMI送受信部124に供給されて、光ディスク再生装置のHDMI送受信部104による変換前のデジタル音声信号に戻された後、音声処理部127に供給されて音声再生に対応した形態に増幅され、スピーカ128によって音声再生される。
また、テレビジョン制御部130は、液晶テレビジョン受信装置120本体に設けられたスイッチ群であるテレビジョン操作部131からの操作情報を受け、または、遠隔操作可能なテレビジョンリモコン132から送出された操作情報を、テレビジョン受光部133を介して受信し、その操作内容が反映されるように各部をそれぞれ制御している。テレビジョンメモリ部129は、主として、テレビジョン制御部内部に設けられるCPUが実行する制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)と、該CPUに作業エリアを提供するRAM(Random Access Memory)と、ユーザが任意で行う画質調整値や音量調整値などの各種の設定情報及び制御情報等が格納される不揮発性メモリとを有している。
次に、図2はHDMI規格に準拠した接続端子であるHDMI端子のピン配置およびそれぞれのピンの信号名を表す。このHDMI規格には、例えば、デジタル映像信号のブランキング期間にデジタル音声信号を多重化して音声伝送を行なうことが可能であること、デジタル映像信号をRGB信号の形態で伝送する他に、YCbCr信号の形態またはそれより高画質なYPbPr信号の形態で伝送することが可能であること、USB(Universal Serial Bus)並みの小型のHDMIコネクタで接続することが可能であること等々、種々の規定が盛り込まれている。
HDMI端子は、映像信号と音声信号だけではなく、HDMI端子で接続された互いの機器同士で通信するための信号を扱うことが可能である。現在電源がオンされているかどうかの情報を出力するためのホットプラグ端子201や、電源情報以外の機器の状態を出力するためや、一方の機器で他方の機器を制御するための信号を送るためのCEC端子202がある。このCEC端子は、電子機器間の電源制御などのコマンドを送受信するための端子であり、再生、早送り、スキップ、停止などの基本動作コマンドについては、異なる電子機器メーカーの製品間でも制御が可能となるように、HDMI規格によって標準とし
て定義されている。さらにHDMI規格には、各電子機器メーカーが自由に定義できる拡張エリアが規格されており、制御プログラムを拡張することにより、各電子機器メーカー特有の制御コマンドで制御することが可能となる。本発明における実施形態では、HDMI規格に準拠して、光ディスク再生装置およびそれに接続される液晶テレビジョン受信装置における制御プログラムを拡張することによって、記録再生装置に対して行われる制御コマンドに応じて、液晶テレビジョン受信装置の映像表示をオンオフ制御することを実現している。
次に図3は、本発明に係る光ディスク装置と液晶テレビジョン受信装置における制御部の詳細を表す。図3を参照しながら、本発明における構成要件の働きを説明する。DVD制御部108は、信号処理部(図1、103)に接続されており、信号処理部は光ディスク再生装置(図1、100)が再生している記録媒体からの情報を処理する。コンテンツ判別部301は、信号処理部が処理している情報が音声情報のみであるかどうかを判別する。光ディスクに記録可能なコンテンツとして、DVD規格に準拠した映像情報と音声情報、MPEG4(Moving Picture Experts Group4)やDivX(登録商標)といった圧縮規格に準拠した映像情報と音声情報、CD規格に準拠した音声情報、MP3などの圧縮規格に準拠した音声情報などがあるが、コンテンツ判別部301は、これらのコンテンツを判別し、音声情報のみであるかどうかを判別する。
タイマ部302は、コンテンツ判別部301が再生されているコンテンツが音声情報のみであると判別した時点から時間の計測を開始する。タイマ部302が時間の計測を開始してから所定の時間が経過すると、表示オンオフ信号出力部303はDVD HDMI送受信部104および図示しないDVD HDMI端子(図1、111)を介して、液晶テレビジョン受信装置(図1、120)に対して表示オフ信号を出力する。DVDキー入力判別部304は、DVD受光部(図1、111)またはDVD操作部(図1、109)から制御操作が入力されたことを検出し、表示オンオフ信号出力部303はDVDキー入力判別部304がキー入力を検出すると、DVD HDMI送受信部104および図示しないDVD HDMI端子を介して、液晶テレビジョン受信装置(図1、120)に対して表示オン信号を出力する。前記音声再生モード信号および表示オン信号がHDMI規格に準拠したCECとなる。
テレビジョン制御部130のバックライトオンオフ部305は、映像表示部(図1、126)に接続されている。ユーザからの液晶テレビジョン受信装置をオンオフする制御操作がテレビジョン操作部(図1、131)またはテレビジョンリモコン(図1、132)で行われ、次にテレビジョンキー入力検出部306を介して映像表示部の図示しない液晶モジュール内に設けられたバックライトのオンオフを制御する。液晶モジュールは、内部に液晶パネルとバックライトとを有し、バックライトは、インバータ回路から高電圧が供給されて点灯し、点灯によって生じた光が液晶パネルの背面から照射され、正面方向へ各色の液晶パネルを透過するようになっている。これにより、液晶モジュールが、画面から画像データに対応する映像、すなわち、映像信号に対応する映像を映し出し、映像表示部に映像が表示される。
また、バックライトオンオフ部305は、テレビジョンHDMI端子(図1、134)およびテレビジョンHDMI送受信部(図1、124)を介して、DVD制御部108の表示オンオフ信号出力部303からの出力信号(表示オン信号または表示オフ信号)を受信する。バックライトオンオフ部305は、DVD制御部108からの表示オフ信号を受信すると、バックライトをオフし、また、表示オン信号を受信すると、バックライトをオンするように制御を行う。
次に、図4は、本発明に係る光ディスク再生装置および液晶テレビジョン受信装置の動作
フローを表す。図4を参照しながら、本発明の動作説明を行なう。まず、光ディスク再生装置の電源が、ユーザの制御指令に従って、DVDリモコン(図1、110)もしくはDVD操作部(図1、109)を介してオンされる(ステップS401)。これと並行して、液晶テレビジョン受信装置の電源が、ユーザの制御指令に従って、テレビジョンリモコン(図1、132)またはテレビジョン操作部(図1、131)を介してオンされる(ステップS421)。それと同時に、バックライトオンオフ部(図3、305)によって、映像表示部(図1、126)に設けられた図示しないバックライトがオンされる(ステップS422)。次に光ディスク再生装置から出力される映像/音声情報を視聴するために、液晶テレビジョン受信装置内部の図示しないチューナなどの信号ソースから、外部入力に設定を行い、テレビジョンHDMI端子(図1、134)に信号ソースの設定を行う(ステップS423)。本説明において、ステップS401とステップS421〜S423とを並行して行ったが、これらは直列に行われても、また、別々の時系列で行われても、本発明の本質から外れることはない。
次に、光ディスク再生装置に、DVDやCDなどのメディアが挿入され(ステップS402)、ユーザの制御指令に従って、DVDリモコンもしくはDVD操作部を介して再生が開始される(ステップS403)。なお、再生の開始は、メディアを挿入すると同時に自動的になされるように設計しても構わない。次に信号処理部(図1、103)がメディアを再生した情報の処理を開始し、信号処理部が処理した情報をもとに、DVD制御部のコンテンツ判別部(図3、301)が再生された情報が音声データのみが含まれるオーディオデータファイルであるかどうかを判別する(ステップS404)。
ステップS404において、オーディオデータファイルであると判別された場合には、光ディスク装置のOSD信号生成部(図1、112)から、オーディオデータファイルに含まれる音楽の曲数や、各音楽の再生時間などを表すキャラクター映像信号が生成され、次いで信号処理部(図1、103)に入力され、信号処理部からDVD HDMI送受信部(図1、104)およびDVD HDMI端子の映像出力端子(図1、105)を介して、液晶テレビジョン受信装置に出力される(ステップS405)。液晶テレビジョン受信装置は、光ディスク再生装置から出力されたキャラクター映像信号を、テレビジョンHDMI端子(図1、134)およびテレビジョンHDMI送受信部(図1、124)を介して映像処理部(図1、125)に入力し、オーディオデータファイルに含まれる音楽の曲数や、各音楽の再生時間などを表すキャラクター映像信号のみを映像表示部(図1、126)に表示する。
続いて、DVD制御部のタイマ部(図3、302)が時間の計測を開始し、所定時間、本実施形態においては、5秒経過したかどうかを監視する(ステップS406)。
また、ステップS404において、再生されたメディアがDVDなどの映像データを含むデータファイルであって、オーディオデータファイルではないと判断された場合には、信号処理部から処理された映像/音声データが出力され、DVD HDMI送受信部およびDVD HDMI端子の映像出力端子および音声出力端子(図1、106)を介して液晶テレビジョン受信装置に出力される。液晶テレビジョン受信装置は、光ディスク再生装置から出力された映像/音声データを、テレビジョンHDMI端子の映像入力端子(図1、121)と音声入力端子(図1、122)。またテレビジョンHDMI送受信部(図1、124)を介して映像処理部(図1、125)に入力し、再生された映像/音声データを映像表示部(図1、126)に表示する。
次に、ステップS406において、タイマ部が時間を計測開始してから5秒経過したあと、DVD制御部の表示オンオフ信号出力部(図3、303)から表示オフ信号が出力される(ステップS407)。出力された表示オフ信号は、DVD HDMI送受信部および
DVD HDMI端子の制御入出力端子(図1、107)を介して、液晶テレビジョン受信装置に出力される。液晶テレビジョン受信装置は、テレビジョンHDMI端子の制御入出力端子(図1、123)およびテレビジョンHDMI送受信部(図1、124)を介して表示オフ信号を受け取り、テレビジョン制御部のバックライトオンオフ部(図3、305)は液晶テレビジョン受信装置の映像表示部のバックライトをオフする(ステップS425)。
ステップS404でオーディオデータファイルであると判別してから、ステップS406において、タイマ部が時間の計測を開始して5秒経過してから表示オフ信号を出力するのは、オーディオデータファイルに関する情報である音楽の曲数や、各音楽の再生時間などを表すキャラクター映像信号のみを映像表示部にしばらく表示して、ユーザにオーディオデータファイルに関する情報を知らせるためである。
続いて、表示オフ信号によって液晶テレビジョン受信装置のバックライトがオフされた状態において、DVDキー入力検出部はDVD操作部またはDVDリモコンから新たにユーザからの制御指令があるかどうかをDVD制御部のDVDキー入力検出部(図3、304)が監視を行う(ステップS408)。ステップS408において、DVDキー入力検出部がキー入力を検出すると、表示オンオフ信号出力部(図3、303)から表示オン信号が出力される(ステップS409)。
表示オンオフ信号出力部から出力された表示オン信号は、DVD HDMI送受信部およびDVD HDMI端子の制御入出力端子を介して、液晶テレビジョン受信装置に出力される。液晶テレビジョン受信装置は、テレビジョンHDMI端子の制御入出力端子およびテレビジョンHDMI送受信部を介して表示オン信号を受け取り、テレビジョン制御部のバックライトオンオフ部は液晶テレビジョン受信装置の映像表示部のバックライトをオンする(ステップS427)。
続いて、ステップS408で検出されたキー入力の制御指令を表すキャラクター映像信号や、その制御指令によって再生されるオーディオデータに関する情報、例えば再生時間などを表すキャラクター映像信号がOSD信号生成部によって生成され、次いで信号処理部に入力され、信号処理部からDVD HDMI送受信部およびDVD HDMI端子の映像出力端子を介して、液晶テレビジョン受信装置に出力される(ステップS410)。液晶テレビジョン受信装置は、光ディスク再生装置から出力されたキャラクター映像信号を、テレビジョンHDMI端子およびテレビジョンHDMI送受信部を介して映像処理部に入力し、光ディスク再生装置から出力されるキャラクター映像信号を映像表示部に表示する。
ステップS409において、表示オン信号を出力したのち、コンテンツ判別部が再度、オーディオデータファイルが再生されるかを判別し(ステップS411)、オーディオデータファイルが再生されると判別すると、再びステップS405に戻り、5秒経過することを監視する処理に入る。
なお、液晶テレビジョン受信装置において、ステップS425においてバックライトオフした状態で、テレビジョンキー入力検出部(図1、306)が、テレビジョン操作部(図1、131)またはテレビジョンリモコン(図1、132)を介してユーザからのキー入力を検出した場合には、バックライトオンオフ部によってバックライトをオンする(ステップS427)。
従来技術においては、映像表示装置が、記録再生装置から出力される信号に映像信号が存在するかどうかを判別して、映像信号が存在しない場合には、映像表示をオフしていたた
め、その後の記録再生装置の制御動作とは無関係に映像表示をオフしていた。前述のとおり、本発明に係る光ディスク再生装置と液晶テレビジョン受信装置は、HDMI規格に準拠して制御プラグラムを拡張しており、また、CEC規格に準拠した制御入出力端子によって接続することによって、記録再生装置の制御動作に応じて、映像表示装置の映像表示のオンオフを制御することを可能としている。すなわち、光ディスク再生装置がオーディオデータファイルを再生しているときには、音声再生モードに移行して液晶テレビジョン受信装置のバックライトをオフして液晶テレビジョン受信装置の消費電力を抑え、かつ、音声再生モード時に光ディスク再生装置をユーザが操作を行った場合には、音声再生モードを解除して、液晶テレビジョン受信装置のバックライトをオンし、所定時間(本実施形態においては5秒間)映像表示を行うことで、ユーザが行った操作の制御内容や、その制御によって動作した状態を映像表示部に表示することで、ユーザに現在の再生状態および光ディスク再生装置の動作状態を知らせることが可能となる。
また、本実施形態において、オーディオデータファイルであると判別してから表示オフ信号を出力して映像表示をオフするまでの時間を5秒としたが、ユーザの所望する時間に適宜設定変更可能なように設計することも可能である。
また、液晶テレビジョン受信装置の映像表示部のオンオフ制御を、光ディスク再生装置からの表示オン信号または表示オフ信号を優先して行うか、表示オン信号または表示オフ信号を無効にして、液晶テレビジョン受信装置本体の制御動作を維持するかを、ユーザが任意で液晶テレビジョン受信装置を設定可能なように設計することも可能である。
また、光ディスク再生装置の再生が開始された時点で、液晶テレビジョン受信装置の外部入力を自動的にHDMI端子に切り換えるなどの制御をCECによって行うよう設計することも可能である。
また、本実施形態においては、記録再生装置として、光ディスク再生装置を例として説明を行ったが、携帯型の高容量フラッシュメモリを搭載するメディアプレーヤなど、映像/音声データを記録再生可能であればどのような電子機器にも適用可能である。また、外部に接続される映像表示装置として液晶テレビジョン受信装置を例として説明を行ったが、映像/音声データを表示/出力可能であればどのような電子機器でも適用可能である。
本発明は、制御入出力端子を有する記録再生装置に好適であり、特に前記制御入出力端子を介して外部に接続される映像表示装置の制御を行うことが可能な記録再生装置に対して好適である。
100 記録再生装置(光ディスク再生装置)
104 制御信号送受信部
111 制御信号を送受信すると共に映像/音声信号を出力するための接続端子
112 OSD信号生成部
120 映像表示装置(液晶テレビジョン受信装置)
126 映像表示部
134 制御信号を送受信すると共に映像/音声信号を入力するための接続端子
301 コンテンツ判別部
302 タイマ部
303 制御信号出力部(表示オンオフ信号出力部)
304 キー入力検出部(DVDキー入力検出部)
305 表示オンオフ部(バックライトオンオフ部)
104 制御信号送受信部
111 制御信号を送受信すると共に映像/音声信号を出力するための接続端子
112 OSD信号生成部
120 映像表示装置(液晶テレビジョン受信装置)
126 映像表示部
134 制御信号を送受信すると共に映像/音声信号を入力するための接続端子
301 コンテンツ判別部
302 タイマ部
303 制御信号出力部(表示オンオフ信号出力部)
304 キー入力検出部(DVDキー入力検出部)
305 表示オンオフ部(バックライトオンオフ部)
Claims (5)
- 再生ソースのコンテンツ種別を判別するコンテンツ判別部と、リモコンまたは操作部からのキー入力を検出するキー入力検出部と、時間を計測するタイマ部と、制御信号を出力するための制御信号出力部と、制御信号を送信すると共に外部に接続された映像表示装置からの制御信号を受信するための制御信号送受信部と、OSD(On Screen Display)信号を生成するためのOSD信号生成部と、前記映像表示装置に制御信号を送受信すると共に前記映像表示装置へ映像/音声信号を出力するための接続端子とを備えた記録再生装置において、
前記コンテンツ判別部によって再生ソースがオーディオデータファイルであるかどうかを判別し、
前記コンテンツ判別部によって再生ソースがオーディオデータであると判別されたときには前記OSD信号生成部によってオーディオデータファイルに関するOSD信号を、前記接続端子を介して前記映像表示装置に出力すると共に前記タイマ部によって時間の計測を開始し、
前記タイマ部の計測時間が所定時間を経過したときに、前記制御信号出力部から表示オフ信号を、前記接続端子を介して前記映像表示装置に出力して前記映像表示装置の映像表示をオフするよう前記映像表示装置を制御し、
前記映像表示装置の映像表示がオフした状態から、前記キー入力検出部によってキー入力が検出されたときには、前記制御信号出力部から表示オン信号を、前記接続端子を介して前記映像表示装置に出力して前記映像表示装置の映像表示をオンすると共に、前記OSD信号生成部によって前記キー入力の動作指令、オーディオデータファイルの両方またはいずれか一方を表すOSD信号を、前記接続端子を介して出力して前記映像表示装置に所定時間表示するよう前記映像表示装置を制御することを特徴とする記録再生装置。 - 前記映像表示装置は、映像表示部と、前記映像表示部をオンオフするための映像表示オンオフ部と、前記制御信号を送受信すると共に前記映像/音声信号を入力するための接続端子とを有し、前記映像表示装置の接続端子を介して該記録再生装置から前記音楽再生モード信号を受信したときには、前記映像表示オンオフ部によって前記映像表示部をオフし、前記映像表示部の接続端子を介して前記音楽再生モード解除信号を受信したときには、前記映像表示オンオフ部によって映像表示をオンする請求項1に記載の記録再生装置。
- 前記記録再生装置および前記映像表示装置が有する接続端子が、HDMI(High Definition Multimedia Interface)規格に準拠している接続端子である請求項1乃至2に記載の記録再生装置。
- 前記制御信号は、前記接続端子で接続された機器間を相互に制御することが可能なHDMI規格に準拠したCEC(Consuner Electronics Control)である請求項1乃至3に記載の記録再生装置。
- 再生ソースのコンテンツ種別を判別するコンテンツ判別部と、リモコンまたは操作部からのキー入力を検出するキー入力検出部と、時間を計測するタイマ部と、制御信号を出力するための制御信号出力部と、制御信号を送信すると共に外部に接続された映像表示装置からの制御信号を受信するための制御信号送受信部と、OSD(On Screen Display)信号を生成するためのOSD信号生成部と、前記映像表示装置に制御信号を送受信すると共に前記映像表示装置へ映像/音声信号を出力するための接続端子とを備えた記録再生装置のシステム制御方法において、
前記コンテンツ判別部によって再生ソースがオーディオデータファイルであるかどうかを判別する第一のステップと、
前記コンテンツ判別部によって再生ソースがオーディオデータであると判別されたときに
は前記OSD信号生成部によってオーディオデータファイルに関するOSD信号を、前記接続端子を介して前記映像表示装置に出力すると共に前記タイマ部によって時間の計測を開始する第二のステップと、
前記タイマ部の計測時間が所定時間を経過したときに、前記制御信号出力部から音楽再生モード信号を、前記接続端子を介して前記映像表示装置に出力して前記映像表示装置の映像表示をオフするよう前記映像表示装置を制御する第三のステップと、
前記映像表示装置が音楽再生モードに移行した状態から、前記キー入力検出部によってキー入力が検出されたときには、前記制御信号出力部から音楽再生モード解除信号を、前記接続端子を介して前記映像表示装置に出力して前記映像表示装置の映像表示をオンすると共に、前記OSD信号生成部によって前記キー入力の動作指令、オーディオデータファイルの両方またはいずれか一方を表すOSD信号を、前記接続端子を介して出力して前記映像表示装置に所定時間表示するよう前記映像表示装置を制御する第四のステップとを有することを特徴とする記録再生装置のシステム制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007289873A JP2009118251A (ja) | 2007-11-07 | 2007-11-07 | 記録再生装置および記録再生装置のシステム制御方法 |
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JP2007289873A JP2009118251A (ja) | 2007-11-07 | 2007-11-07 | 記録再生装置および記録再生装置のシステム制御方法 |
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ID=40784867
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JP (1) | JP2009118251A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009182483A (ja) * | 2008-01-29 | 2009-08-13 | Sharp Corp | 音楽データ再生システム |
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2007
- 2007-11-07 JP JP2007289873A patent/JP2009118251A/ja active Pending
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