JP2009071396A - アドレス設定方法、通信システムおよび送信機器 - Google Patents

アドレス設定方法、通信システムおよび送信機器 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の送信機器が、それぞれHDMI(登録商標)インタフェースを介して受信機器に接続された通信システムで、各送信機器が取得する通信用アドレスが一意に固定されるようにする。
【解決手段】初期状態では、システム全体のHDMIインタフェースのCECコントロール機能が無効にされている。TV受信機10は、ユーザの指示によって、システム全体のCECコントロール機能を有効にする。このとき、レコーダA,B,C,Dは、それぞれの接続位置に応じて決定される、互いに異なる取得開始タイミングにおいて、通信用アドレスの取得処理を開始し、レコーダA,B,Cが、互いに異なる通信用アドレスを取得する。システム全体のCECコントロール機能を無効にした後、再び有効にしたとき、レコーダA,B,Cは、それぞれ前回と同じ通信用アドレスを取得する。
【選択図】図5

Description

この発明は、TV(テレビジョン)受信機などの受信機器とレコーダやプレーヤなどの送信機器とによって構成される通信システム、この通信システムの各送信機器に通信用アドレスを設定する方法、および通信システムを構成する送信機器に関する。
TV受信機に、ハードディスクレコーダなどのレコーダや、DVDプレーヤなどのプレーヤを接続して、レコーダやプレーヤで得られる映像データや音声データなどのデジタル信号を、レコーダやプレーヤからTV受信機に送信する場合の、TV受信機とレコーダやプレーヤとの接続には、HDMI(登録商標で、High−Definition Multimedia Interface(登録商標)の略)規格のデジタルインタフェースであるHDMIインタフェースが用いられることが多い。
HDMIインタフェースでは、映像データや音声データなどのデジタル信号を、レコーダやプレーヤなどの送信機器からTV受信機に高速で送信できるだけでなく、HDMIケーブルのCEC(Consumer Electronics Control)線を利用して、送信機器からTV受信機を制御することもでき、例えば、プレーヤの再生ボタンを押下することによって、待機電源で駆動されているTV受信機の主電源をオンにすることができる。
特許文献1(特開2006−319503号公報)には、記録再生装置をHDMIインタフェースによってTV受信機に接続して、記録再生装置で得られた映像信号をTV受信機に送信して、TV受信機のディスプレイ上に映像を表示する場合に、記録再生装置において、映像信号をHDMIフォーマットに変換するとともに、映像信号のアスペクト比を検出し、検出されたアスペクト比を示す情報を変換後の映像信号に記録することが示されている。
また、特許文献2(特開2007−108198号公報)には、ソース機器としての画像処理装置を、HDMIインタフェースを介してシンク機器としてのモニタに接続して、画像処理装置で得られた画像信号および音声信号をモニタに供給する場合に、画像処理装置は、モニタから取得したEDID(Extended Display Identification Data)に基づいて、モニタが受け入れ可能な画像信号および音声信号のフォーマットを示したフォーマット設定画面のデータを生成し、モニタに供給して、モニタにフォーマット設定画面を表示させ、ユーザにフォーマットを選択させて、画像信号および音声信号を、ユーザが選択したフォーマットに変換してモニタに供給することが示されている。
上に挙げた先行技術文献は、以下の通りである。
特開2006−319503号公報 特開2007−108198号公報
ユーザが、レコーダなどの複数の送信機器を、それぞれHDMIインタフェースを介してTV受信機に接続して、通信システムを構築したとき、ユーザのTV受信機に対する操作によって、TV受信機がシステム全体のHDMIインタフェースのCECコントロール機能を、その都度、有効にし、または無効にするように、システムを構成すると、便利である。
例えば、普段、当該システムを使用するときには、CECコントロール機能を有効にして、送信機器での操作によってTV受信機を制御できるようにし、当該システムを使用しないときには、CECコントロール機能を無効にし、消費電力を低減する、などである。
しかし、この場合、TV受信機がシステム全体のCECコントロール機能を有効にしたとき、TV受信機に接続された各送信機器は、一斉に通信用アドレスの取得処理を開始して、同時に通信用アドレスを取得するため、各送信機器が取得する通信用アドレスが固定されず、CECコントロール機能を有効にする設定が実行されるたびに異なってしまうことがある。
具体的に、HDMI規格では、通信用アドレスであるIDとして、TV受信機に対してはID=0が割り当てられ、レコーダに対してはID=1,2,9が割り当てられているが、3台のレコーダA,B,Cが接続されている場合、ある回の設定時には、レコーダAがID=1を、レコーダBがID=2を、レコーダCがID=9を、それぞれ取得し、次回の設定時には、レコーダAがID=9を、レコーダBがID=1を、レコーダCがID=2を、それぞれ取得する、という結果となってしまうことがある。
HDMI規格上も、ある機器が一度取得したIDは、次回の取得時にも当該機器が優先して取得することが推奨されており、上記のような結果となるのは、好ましくない。
そこで、この発明は、各送信機器が取得する通信用アドレスが一意に固定されるようにしたものである。
この発明のアドレス設定方法は、
複数の送信機器が、それぞれ制御線による双方向のコントロール機能を有するデジタルインタフェースを介して受信機器に接続された通信システムにおいて、各送信機器に通信用アドレスを設定する方法であって、
上記受信機器で当該通信システム全体の上記コントロール機能を有効にする設定が実行されたとき、上記複数の送信機器は、それぞれの接続位置に応じて決定される、互いに異なる取得開始タイミングにおいて、通信用アドレスの取得処理を開始して、取得開始タイミングが早い順に、互いに異なる通信用アドレスを取得することを特徴とする。
この発明によれば、受信機器でシステム全体のデジタルインタフェースのコントロール機能を有効にする設定が実行されたとき、受信機器に接続された各送信機器は、一斉に通信用アドレスの取得処理を開始しないで、それぞれの接続位置に応じた順序で通信用アドレスの取得処理を開始するので、各送信機器が取得する通信用アドレスが一意に固定されるようになる。
[1.通信システムの一例:図1および図2]
図1は、この発明の通信システムの一例を示す。
この例の通信システムは、HDMI対応の機器として、TV受信機10、レコーダ30,51,52,53およびAV(Audio and Visual)アンプ70を備え、レコーダ30が、HDMIケーブル41によってTV受信機10に接続され、レコーダ51,52および53が、それぞれHDMIケーブル61,62および63によってAVアンプ70に接続され、AVアンプ70が、HDMIケーブル81によってTV受信機10に接続されたものである。
HDMIケーブル41,61,62,63および81は、いずれもCEC(Consumer Electronics Control)線を有するものである。
以下では、理解を容易にするため、レコーダ30をレコーダA、レコーダ51をレコーダB、レコーダ52をレコーダC、レコーダ53をレコーダDとする。
図2に、図1の例の通信システム中の、一部の機器の内部構成の一例を示す。
TV受信機10は、制御部11を備える。制御部11は、CPU、プログラムやデータが格納される記憶部、およびプログラムやデータが展開されるRAMなどによって構成され、TV受信機10全体を制御する。
制御部11のバス12には、チューナ13、映像処理部15および音声処理部17が接続され、チューナ13には、TVアンテナ14が接続され、映像処理部15には、液晶ディスプレイなどのディスプレイ16が接続され、音声処理部17には、スピーカ18Lおよび18Rが接続される。
また、バス12には、リモートコントローラ21から送信された赤外線信号を受信する赤外線受光部19が接続される。
また、バス12には、HDMIレシーバ23および制御部24が接続される。制御部24は、制御部11の制御のもとにHDMIレシーバ23を制御するもので、制御部24内のROMには、HDMIレシーバ23の入力ポート25および26のアドレスが書き込まれる。入力ポート25および26には、HDMIコネクタ27および28が接続される。
レコーダAは、ビデオカメラやパーソナルコンピュータなどの外部機器で得られるデジタル信号、または外部メモリに記録されたデジタル信号を、メディア31に記録し、メディア31から再生できるもので、メディア31は、レコーダAに内蔵されたハードディスクや、レコーダAに装填されるDVDなどである。
メディア31は、書き込み読み出し用のヘッドなどを含むドライブ32によって、駆動されるとともに、信号が書き込まれ、読み出される。
再生時には、その読み出された信号が、DSP(Digital Signal Processor)33で処理されて、HDMIトランスミッタ34に出力される。
ドライブ32、DSP33およびHDMIトランスミッタ34は、制御部35によって制御される。制御部35は、CPU、プログラムやデータが格納される記憶部、およびプログラムやデータが展開されるRAMによって構成される。
HDMIトランスミッタ34の出力ポートには、HDMIコネクタ36が接続され、このHDMIコネクタ36とTV受信機10側のHDMIコネクタ28とが、HDMIケーブル41によって接続される。
レコーダB,C,Dは、それぞれレコーダAと同様の構成である。
AVアンプ70は、HDMIレシーバ74、DSP75、HDMIトランスミッタ76および制御部77を備え、制御部77内のROMには、HDMIレシーバ74の入力ポート71,72および73のアドレスが書き込まれる。
レコーダB,C,DからAVアンプ70に送信された信号は、それぞれ、HDMIレシーバ74で受信され、DSP75で処理されて、HDMIトランスミッタ76に出力される。
HDMIトランスミッタ76の出力ポートには、HDMIコネクタ78が接続され、このHDMIコネクタ78とTV受信機10側のHDMIコネクタ27とが、HDMIケーブル81によって接続される。
なお、この例のようにレコーダB,C,Dからのデジタル信号をAVアンプ70を介してTV受信機10に送信する場合、音声信号はAVアンプ70から出力されるように構成することもできる。
[2.HDMIコントロールの設定と通信用アドレスの取得:図3〜図7]
上記の例の通信システムでは、TV受信機10は、代表機器として、システム全体のCECコントロール機能を一括してオン・オフ設定できるものとする。以下では、この設定をHDMIコントロール設定とする。
各機器の出荷時には、初期状態として、CECコントロール機能が無効とされ、CECコントロールが機能しないオフ状態とされる。
ユーザが、この初期状態で、図1のように各機器を接続してシステムを構築し、オン状態、すなわちCECコントロールが機能する状態にするときには、ユーザは、リモートコントローラ21での操作によって、図3に示すように、TV受信機10のディスプレイ16上に設定画面1を表示させる。
このとき、各機器は、図示するように接続されていることによって、物理アドレスは取得しているが、HDMIコントロール設定がオフ状態であるため、通信用アドレスであるIDは取得していない状態にあり、設定画面1中の機器一覧には、いずれのレコーダも表示されない。
この場合の物理アドレスは、機器に固有のものではなく、当該機器の接続位置に応じて決定される。接続位置には、図示するようなツリー階層接続における接続階層を含む。
具体的に、TV受信機10は、代表機器であるので、TV受信機10の物理アドレスは、あらかじめ定められた値(0.0.0.0)である。
AVアンプ70は、ツリー階層接続における第1層の機器として、TV受信機10の図2に示した入力ポート25に接続されているので、AVアンプ70の物理アドレスは、入力ポート25のアドレスである(1.0.0.0)とされる。
レコーダAは、ツリー階層接続における第1層の機器として、TV受信機10の図2に示した入力ポート26に接続されているので、レコーダAの物理アドレスは、入力ポート26のアドレスである(2.0.0.0)とされる。
レコーダBは、ツリー階層接続における第2層の機器として、AVアンプ70の図2に示した入力ポート71を介してTV受信機10の入力ポート25に接続されているので、レコーダBの物理アドレスは、入力ポート25のアドレスと入力ポート71のアドレスとから、(1.1.0.0)とされる。
レコーダBと同様に、レコーダCの物理アドレスは(1.2.0.0)とされ、レコーダDの物理アドレスは(1.3.0.0)とされる。
図3の状態で、ユーザが設定画面1の案内に従ってHDMIコントロール設定オンを指示すると、TV受信機10の制御部11は、図4に示すように設定画面1の表示を切り換え、HDMIコントロール設定のオン設定を実行する。すなわち、システム全体のCECコントロール機能を有効とし、CECコントロールを機能させる。
さらに、TV受信機10は、オン設定を実行したら、その旨をレコーダA,B,C,Dに通知する。これによって、レコーダA,B,C,Dは、通信用アドレスであるIDを取得しうるようになる。
なお、HDMI規格では、TV受信機に対してID=0が割り当てられているので、TV受信機10は自身でIDを取得し、TV受信機10のIDはID=0となる。また、AVアンプ70は、この例のシステム構成では、レコーダB,C,DとTV受信機10との間を中継しているだけであるので、IDを取得しない。
TV受信機10からオン設定が実行されたことが通知されたら、レコーダA,B,C,Dは、それぞれ、自身の待ち時間として、自身の接続位置に応じた時間Txを決定する。自身の接続位置は、自身の物理アドレスから判断することができる。
具体的に、レコーダAは、物理アドレスが(2.0.0.0)であるので、あらかじめ定められた計算式による計算によって、または図2に示した制御部35内のROMに書き込まれている参照テーブルから、Txを0.5秒とする。
同様に、レコーダBは、物理アドレスが(1.1.0.0)であるので、Txを0.75秒とし、レコーダCは、物理アドレスが(1.2.0.0)であるので、Txを1.3秒とし、レコーダDは、物理アドレスが(1.3.0.0)であるので、Txを1.8秒とする。
すなわち、この例では、時間Txは、接続階層が上層であるものほど短くし、接続階層が同じであれば、それぞれの間で異なるものとする。
そして、TV受信機10でオン設定が実行された(TV受信機10からオン設定が実行されたことが通知された)時点をtoとすると、レコーダA,B,C,Dは、それぞれ、tx=to+Tx+Toで表される、時点toに対して時間(Tx+To)だけ遅れた時点を、取得開始タイミングとして、TV受信機10との間のID取得処理を開始する。
Toは、所定時間で、例えば1秒とする。Toは、後述のように、再設定時、過去にIDを取得したことがある機器については、待ち時間に算入しない(ゼロとする)が、図4の場合は、各レコーダが初めてIDを取得する場合であるので、待ち時間に算入する。
その結果、レコーダAの待ち時間は1.5秒、レコーダBの待ち時間は1.75秒、レコーダCの待ち時間は2.3秒、レコーダDの待ち時間は2.8秒となり、レコーダAが最初にID取得処理を開始し、レコーダBが2番目にID取得処理を開始し、レコーダCが3番目にID取得処理を開始し、レコーダDが最後にID取得処理を開始する。
TV受信機10との間のID取得処理は、レコーダからTV受信機10にIDを要求し、これに応答してTV受信機10が、レコーダに割り当て可能なIDを順次選択して、要求元のレコーダに送信するものである。
上述したように、HDMI規格では、レコーダに対してはIDがID=1,2,9の3つ割り当てられている。
そのため、この場合、図5に示すように、レコーダAはID=1を取得し、レコーダBはID=2を取得し、レコーダCはID=9を取得し、最後に取得処理を開始したレコーダDはIDを取得することができない。
すなわち、TV受信機10から見て先着順に、HDMI規格で認められた台数の範囲内のレコーダがIDを取得することができる。
レコーダA,B,CがIDを取得すると、設定画面1には、各レコーダが取得したIDが取得順に表示される。
ユーザは、以上のようにHDMIコントロール設定をオン状態に設定にした後、一旦、オフ状態に戻し、その後、再びオン状態に設定することができる。
HDMIコントロール設定をオフ状態に戻すと、レコーダA,B,Cに対するIDの設定は解除され、図3に示した初期状態と同じになるが、レコーダA,B,Cが過去にIDを取得したことがあるという履歴およびその取得したIDは、それぞれの制御部内の記憶部に記録される。
この状態から、上記のようにユーザがHDMIコントロール設定オンを指示すると、TV受信機10の制御部11は、上記のようにHDMIコントロール設定のオン設定を実行し、さらに、そのオン設定が実行されたら、レコーダA,B,C,Dは、上記のように、それぞれ、自身の待ち時間として、自身の接続位置に応じた時間Txを決定する。
この場合、レコーダA,B,C,Dの接続位置は変わらないので、図6に示すように、時間Txも、図4および図5の場合と変わらない。
しかし、この場合は、オン状態の再設定であり、レコーダA,B,Cは、それぞれ、過去にIDを取得したことがあるので、上記の所定時間Toを待ち時間に算入しないで、tx=to+Txで表される、TV受信機10でオン設定が実行された(TV受信機10からオン設定が実行されたことが通知された)時点toに対して時間Txだけ遅れた時点を、取得開始タイミングとして、前回取得したIDからIDを再取得するように、TV受信機10との間のID取得処理を開始する。
これに対して、レコーダDは、過去にIDを取得したことがないので、所定時間Toを待ち時間に算入して、図4および図5の場合と同様に、tx=to+Tx+Toで表される、時点toに対して時間(Tx+To)だけ遅れた時点を、取得開始タイミングとして、TV受信機10との間のID取得処理を開始する。上記のように、Toは、例えば1秒である。
その結果、レコーダAの待ち時間は0.5秒、レコーダBの待ち時間は0.75秒、レコーダCの待ち時間は1.3秒、レコーダDの待ち時間は2.8秒となり、レコーダAが最初にID取得処理を開始し、レコーダBが2番目にID取得処理を開始し、レコーダCが3番目にID取得処理を開始し、レコーダDが最後にID取得処理を開始する。
したがって、レコーダAはID=1を取得し、レコーダBはID=2を取得し、レコーダCはID=9を取得し、最後に取得処理を開始したレコーダDはIDを取得することができない。
すなわち、オン状態の再設定時には、各レコーダのID取得開始タイミングの先後の関係が最初の設定時と同じになるだけでなく、レコーダA,B,CのID取得開始タイミングが最初の設定時より早くなるので、レコーダA,B,Cは、最初の設定時と同じIDを、確実に取得することができる。次回以降のオン状態の設定時も、以上の再設定時と同じである。
図7に、各レコーダの制御部が実行する取得開始タイミング決定処理および待機処理の一例を示す。
各レコーダは、まずステップ91で、TV受信機10からの通知の有無によって、HDMIコントロール設定のオン設定が実行されたか否かを判断し、オン設定が実行されたと判断したときには、ステップ92に進んで、上記のように自身の接続位置に応じた時間Txを決定する。
さらに、各レコーダは、ステップ93に進んで、自身が過去に通信用アドレスを取得したことがあるか否かを判断する。
そして、上記の最初の設定時のレコーダA,B,C,D、または上記の再設定時のレコーダDのように、過去に通信用アドレスを取得したことがなければ、ステップ93からステップ94に進んで、ステップ91でオン設定が実行されたと判断した時点から計測して、時間(Tx+To)だけ待って、通信用アドレス取得処理ルーチン100に進んで、通信用アドレス取得処理を開始する。
一方、上記の再設定時のレコーダA,B,Cのように、過去に通信用アドレスを取得したことがあれば、ステップ93からステップ95に進んで、ステップ91でオン設定が実行されたと判断した時点から計測して、時間Txだけ待って、通信用アドレス取得処理ルーチン100に進んで、通信用アドレス取得処理を開始する。
上記の例のレコーダDも、通信用アドレス取得処理ルーチン100で通信用アドレス取得処理を開始するが、結果的に、通信用アドレスを取得することができない。
例えば、図6に示した再設定後に、ユーザが、レコーダAとレコーダDとを入れ替えて、図示したレコーダAの接続位置にレコーダDを接続し、図示したレコーダDの接続位置にレコーダAを接続して、HDMIコントロール設定オンを指示すると、レコーダA,Dの接続位置が入れ替わることによって、レコーダDの待ち時間は1.5秒、レコーダBの待ち時間は0.75秒、レコーダCの待ち時間は1.3秒、レコーダAの待ち時間は1.8秒となる。
したがって、この場合も、複数のレコーダが同時にID取得処理を開始することはなく、この場合は、レコーダBが最初にID取得処理を開始し、レコーダCが2番目にID取得処理を開始し、レコーダDが3番目にID取得処理を開始し、レコーダAが最後にID取得処理を開始して、レコーダBがID=2を取得し、レコーダCがID=9を取得し、レコーダDがID=1を取得し、レコーダAはIDを取得することができない。
すなわち、上述した方法では、機器の接続位置の入れ替えに対しても、適切に対応することができる。
また、例えば、図6に示した再設定後に、ユーザが、図示したレコーダDの接続位置にレコーダDに代えてプレーヤを接続して、HDMIコントロール設定オンを指示すると、レコーダAの待ち時間が0.5秒、レコーダBの待ち時間が0.75秒、レコーダCの待ち時間が1.3秒、プレーヤの待ち時間が2.8秒となって、プレーヤは最後にID取得処理を開始する。
しかし、HDMI規格では、プレーヤに対しては、レコーダとは別に、IDがID=4,8,11の3つ割り当てられている。
そのため、レコーダDに代えて接続されたプレーヤは、レコーダA,B,Cとは別に、ID=4を取得する。
包括的に示すと、HDMI規格では、機器カテゴリーとして、TV受信機、レコーダ、チューナ、プレーヤおよびオーディオ機器が規定され、IDとして、TV受信機に対してはID=0が、レコーダに対してはID=1,2,9が、チューナに対してはID=3,6,7,10が、プレーヤに対してはID=4,8,11が、それぞれ割り当てられている。
[3.他の実施形態]
上述した例は、HDMIインタフェースによって各機器を接続する場合であるが、この発明は、HDMIインタフェースに限らず、HDMIインタフェースのCECコントロール機能のように、制御線による双方向のコントロール機能を有し、レコーダやプレーヤなどの送信機器からTV受信機などの受信機器を制御することができるデジタルインタフェースによって各機器を接続する場合にも、適用することができる。
この発明の通信システムの一例を示す図である。 一部の機器の内部構成の一例を示す図である。 初期状態での各機器の状態を示す図である。 HDMIコントロール設定のオン設定を開始したときの各機器の状態を示す図である。 HDMIコントロール設定のオン設定を完了したときの各機器の状態を示す図である。 オン状態の再設定時の各機器の状態を示す図である。 各レコーダが実行する取得開始タイミング決定処理および待機処理の一例を示す図である。
符号の説明
主要部については図中に全て記述したので、ここでは省略する。

Claims (11)

  1. 複数の送信機器が、それぞれ制御線による双方向のコントロール機能を有するデジタルインタフェースを介して受信機器に接続された通信システムにおいて、各送信機器に通信用アドレスを設定する方法であって、
    上記受信機器で当該通信システム全体の上記コントロール機能を有効にする設定が実行されたとき、上記複数の送信機器は、それぞれの接続位置に応じて決定される、互いに異なる取得開始タイミングにおいて、通信用アドレスの取得処理を開始して、取得開始タイミングが早い順に、互いに異なる通信用アドレスを取得することを特徴とするアドレス設定方法。
  2. 請求項1のアドレス設定方法において、
    上記設定が実行された時点をto、当該送信機器の接続位置に応じて決定される時間をTx、所定時間をToとして、当該送信機器の取得開始タイミングtxを、過去に通信用アドレスを取得したことがない送信機器については、tx=to+Tx+Toとし、過去に通信用アドレスを取得したことがある送信機器については、tx=to+Txとすることを特徴とするアドレス設定方法。
  3. 請求項1のアドレス設定方法において、
    上記デジタルインタフェースは、HDMI(登録商標で、High−Definition Multimedia Interface(登録商標)の略)インタフェースであることを特徴とするアドレス設定方法。
  4. 受信機器と、それぞれ制御線による双方向のコントロール機能を有するデジタルインタフェースを介して上記受信機器に接続された複数の送信機器とを備え、
    上記複数の送信機器は、上記受信機器で当該通信システム全体の上記コントロール機能を有効にする設定が実行されたとき、それぞれの接続位置に応じて決定される、互いに異なる取得開始タイミングにおいて、通信用アドレスの取得処理を開始して、取得開始タイミングが早い順に、互いに異なる通信用アドレスを取得することを特徴とする通信システム。
  5. 請求項4の通信システムにおいて、
    上記設定が実行された時点をto、当該送信機器の接続位置に応じて決定される時間をTx、所定時間をToとして、当該送信機器の取得開始タイミングtxが、過去に通信用アドレスを取得したことがない送信機器については、tx=to+Tx+Toとされ、過去に通信用アドレスを取得したことがある送信機器については、tx=to+Txとされることを特徴とする通信システム。
  6. 請求項4の通信システムにおいて、
    上記デジタルインタフェースは、HDMIインタフェースであることを特徴とする通信システム。
  7. 制御線による双方向のコントロール機能を有するデジタルインタフェースを介して受信機器に接続される送信機器であって、
    制御手段と、上記デジタルインタフェースの当該送信機器におけるインタフェース部分を構成するインタフェース手段とを備え、
    上記制御手段は、当該送信機器が上記受信機器に接続されて通信システムが構築されている状態で、上記受信機器で当該通信システム全体の上記コントロール機能を有効にする設定が実行されたとき、当該送信機器の接続位置に応じて決定される、同じ受信機器に接続された他の送信機器の取得開始タイミングとは異なる取得開始タイミングにおいて、通信用アドレスの取得処理を開始して、通信用アドレスを取得することを特徴とする送信機器。
  8. 請求項7の送信機器において、
    上記制御手段は、上記設定が実行された時点をto、当該送信機器の接続位置に応じて決定される時間をTx、所定時間をToとして、当該送信機器の取得開始タイミングtxを、当該送信機器が過去に通信用アドレスを取得したことがないときには、tx=to+Tx+Toとし、当該送信機器が過去に通信用アドレスを取得したことがあるときには、tx=to+Txとすることを特徴とする送信機器。
  9. 請求項7の送信機器において、
    上記デジタルインタフェースは、HDMIインタフェースであることを特徴とする送信機器。
  10. 制御線による双方向のコントロール機能を有するデジタルインタフェースを介して受信機器に接続される送信機器に搭載されたコンピュータを、
    当該送信機器が上記受信機器に接続されて通信システムが構築されている状態で、上記受信機器で当該通信システム全体の上記コントロール機能を有効にする設定が実行されたとき、当該送信機器の接続位置に応じて決定される、同じ受信機器に接続された他の送信機器の取得開始タイミングとは異なる取得開始タイミングにおいて、通信用アドレスの取得処理を開始して、通信用アドレスを取得する手段、
    として機能させることを特徴とするアドレス取得用プログラム。
  11. 請求項10のアドレス取得用プログラムにおいて、
    上記設定が実行された時点をto、当該送信機器の接続位置に応じて決定される時間をTx、所定時間をToとして、当該送信機器の取得開始タイミングtxを、当該送信機器が過去に通信用アドレスを取得したことがないときには、tx=to+Tx+Toとし、当該送信機器が過去に通信用アドレスを取得したことがあるときには、tx=to+Txとすることを特徴とするアドレス取得用プログラム。
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