JP5553571B2 - 通信装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、外部装置と通信を行う通信装置に関するものである。
現在、HDMI(High Definition Multimedia Interface)(登録商標)規格に準拠した通信システムが提案されている(以下、「HDMIシステム」と呼ぶ)。HDMIシステムは、映像データや音声データを送信するソース(Source)装置と、ソース装置から受信した映像データを表示する表示装置を備えたシンク(Sink)装置とを有する。
ユーザはHDMIシステムにおいて、ソース装置から再生された映像データをシンク装置に表示させて、所望の映像データを視聴することができた。
また、近年、HDMIシステム内に存在するソース装置及びシンク装置を制御するための制御コマンドによって、ソース装置を操作することでシンク装置を制御することやシンク装置を操作することでソース装置を制御することが可能となった。
このようなHDMIシステムにおいて、ユーザがソース装置に映像データを再生させる操作を行った場合、ソース装置は映像データの再生に連動して、再生された映像データを表示させるためにシンク装置の電源を制御する電源制御コマンドを送信していた。シンク装置は、ソース装置から電源制御コマンドを受信した場合、シンク装置の電源がオフ状態であるときは、電源状態をオフ状態からオン状態に遷移させていた(特許文献1)。
特開2007−202115号公報
上記のソース装置は、電源制御コマンドをシンク装置に送信した後、再生した映像データをシンク装置に送信し、シンク装置はソース装置からの映像データを表示できる状態である場合、ソース装置から受信した映像データを表示していた。
しかしながら、従来、シンク装置がソース装置からの制御コマンドを受信できない場合であっても、ソース装置は映像データを再生させる操作が行われた場合には、電源制御コマンドをシンク装置に送信した後、再生した映像データをシンク装置に送信していた。
また、ソース装置からの電源制御コマンドによってシンク装置を制御できない場合やソース装置から送信された映像データをシンク装置が表示できない場合であっても、ソース装置は同様に再生した映像データをシンク装置に送信し続けていた。
そのため、ソース装置は、シンク装置がソース装置からの映像データを表示できない状態であっても、シンク装置に映像データを送信する処理を実行し続けるので、消費電力を余分に消費してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、シンク装置の状態に応じてソース装置による映像データの送信を制御することによってソース装置の消費電力を低減させるようにすることを目的とする。
本発明に係る通信装置は、表示装置から入力される信号が第1のレベルから第2のレベルに変更されたか否かを検出する第1の検出手段と、前記表示装置から入力される信号が前記第1のレベルから前記第2のレベルに変更された後に、前記表示装置に関する情報を前記表示装置から取得する取得手段と、前記情報に基づいて生成された映像データを前記表示装置に送信する送信手段と、コマンドを送信する通信手段と、前記表示装置が前記送信手段から送信される映像データを表示する映像表示状態であるか否かを検出する第2の検出手段と、前記表示装置から入力される信号が前記第1のレベルから前記第2のレベルに変更された後に、前記表示装置が前記映像表示状態でないことが検出された場合、コマンドを用いて前記表示装置を制御することができるか否かに応じて、前記情報に基づいて生成された映像データの送信を前記送信手段に行わせるか否かを制御する制御手段とを有することを特徴とする。
また、本発明に係る通信装置は、表示装置から入力される信号が第1のレベルから第2のレベルに変更されたか否かを検出する第1の検出手段と、前記表示装置から入力される信号が前記第1のレベルから前記第2のレベルに変更された後に、前記表示装置に関する情報を前記表示装置から取得する取得手段と、前記情報に基づいて生成された映像データを前記表示装置に送信する送信手段と、コマンドを送信する通信手段と、前記表示装置が前記送信手段から送信される映像データを表示する映像表示状態であるか否かを検出する第2の検出手段と、前記表示装置から入力される信号が前記第1のレベルから前記第2のレベルに変更された後に、前記表示装置が前記映像表示状態でないことが検出された場合、前記表示装置を前記映像表示状態に変更するためのコマンドを前記通信手段に送信させる制御手段とを有し、前記制御手段は、前記表示装置を前記映像表示状態に変更するためのコマンドが前記表示装置に送信された後に、前記情報に基づいて生成された映像データの送信を前記送信手段に行わせることを特徴とする。
本発明によれば、シンク装置の状態に応じてソース装置による映像データの送信を制御することによってソース装置の消費電力を低減させるようにすることができる。
本発明の実施例1に係る通信システムのシステム図である。 本発明の実施例1に係る通信システムのブロック図である。 本発明の実施例1に係る出画制御処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施例は図面を参照しながら説明する。ただし、以下の実施例はあくまでも一例であって、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
実施例1に係る通信システムは、図1及び図2に示すように、通信装置100、外部装置200、接続ケーブル300を有する。通信装置100と外部装置200は、接続ケーブル300を介して接続されている。
通信装置100は、接続ケーブル300を介して映像(video)データ、音声(audio)データ及び補助データを外部装置200に送信することができる映像出力装置である。外部装置200は、通信装置100から受信した映像データを表示器に表示し、通信装置100から受信した音声データをスピーカから出力する表示装置である。通信装置100及び外部装置200はいずれも、接続ケーブル300を介して様々な制御コマンドを双方向に送信することができる。
実施例1において、通信装置100、外部装置200及び接続ケーブル300は、HDMI規格に準拠するものとする。したがって、通信装置100は、HDMI規格におけるHDMIソース(Source)として機能するソース装置であり、外部装置200は、HDMI規格におけるHDMIシンク(Sink)として機能するシンク装置である。
実施例1において、通信装置100及び外部装置200は、HDMI規格が規定しているCEC(Consumer Electronics Control)プロトコルに準拠するものとする。通信装置100と外部装置200との間で双方向に送信される制御コマンドは、CECプロトコルに準拠する。以下、CECプロトコルに準拠した制御コマンドを「CECコマンド」と呼ぶ。
実施例1では、通信装置100の一例としてビデオカメラを用いる。もちろん、通信装置100は、ビデオカメラに限るものではなく、HDMIソースとしての機能を持つ装置であれば、スチルカメラ、レコーダ、DVDプレイヤなどの映像出力装置を通信装置100として用いてもよい。
実施例1では、外部装置200の一例としてテレビジョン受像機(以下、「テレビ」と呼ぶ)を用いる。もちろん、外部装置200は、テレビに限るものではなく、HDMIシンクとしての機能を持つ装置であれば、プロジェクタやパーソナルコンピュータなどの表示装置を外部装置200として用いてもよい。
以下、通信装置100を「ビデオカメラ100」と呼び、外部装置200を「テレビ200」と呼び、接続ケーブル300を「HDMIケーブル300」と呼ぶ。
<HDMIケーブル300>
次に、図2を参照して、HDMIケーブル300を説明する。
HDMIケーブル300は、+5Vパワーライン、HPD(Hot Plug Detect)ライン301、DDC(Display Data Channel)ライン302を有する。HDMIケーブル300はさらに、TMDS(Transition Minimized Differential Singnaling)ライン303、CECライン304を有する。
+5Vパワーラインは、ビデオカメラ100からテレビ200に+5Vを供給するための電源供給ラインである。
HPDライン301は、高電圧レベル(以下、Hレベル)又は低電圧レベル(以下、Lレベル)のHPD信号をテレビ200からビデオカメラ100に伝送するための伝送ラインである。
DDCライン302は、テレビ200のデバイス情報をテレビ200からビデオカメラ100に伝送するための伝送ラインである。
テレビ200のデバイス情報とはテレビ200のEDID(Extended display identification data)又はE−EDID(Enhanced EDID)である。EDID及びE−EDIDはいずれも、テレビ200のデバイス情報として、テレビ200に関するテレビ200の識別情報、テレビ200の表示能力などに関する情報等を含む。例えば、EDID及びE−EDIDには、テレビ200がサポートしている解像度、走査周波数、アスペクト比、色空間などに関する情報が含まれている。E−EDIDは、EDIDを拡張したものであり、EDIDよりも多くの能力情報を含む。例えば、E−EDIDには、テレビ200がサポートしている映像データ及び音声データのフォーマットなどに関する情報が含まれている。以下、EDID及びE−EDIDをいずれも「EDID」と呼ぶ。
TMDSライン303は、ビデオカメラ100からテレビ200に映像データ、音声データ及び補助データを伝送するための伝送ラインである。TMDSライン303は、TMDSチャンネル0、TMDSチャンネル1、TMDSチャンネル2及びTMDSクロックチャンネルを含む。
CECライン304は、ビデオカメラ100とテレビ200との間で様々なCECコマンドを双方向に伝送するための伝送ラインである。テレビ200は、ビデオカメラ100を制御するためのCECコマンドをCECライン304を介してビデオカメラ100に送信することにより、ビデオカメラ100を制御することができる。
<ビデオカメラ100>
次に、図2を参照して、ビデオカメラ100の構成の一例を説明する。
ビデオカメラ100は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)101、メモリ102、通信部103、撮像部104、記録部105、表示部106、操作部107及び電源部108を有する。以下、ビデオカメラ100について説明する。
CPU101は、メモリ102に格納されているコンピュータプログラムに従って、ビデオカメラ100全体の動作を制御する。CPU101は、テレビ200のEDIDを用いてビデオカメラ100全体の動作を制御することもできる。CPU101はビデオカメラ100の各部から供給されたデータを解析することによってビデオカメラ100全体を制御する。また、CPU101は電源部108から各部に電力を供給するように制御したり、電力の供給を停止するように制御する。
また、CPU101はカウンタ101aを有し、ビデオカメラ100の各部が行った処理の回数等を示すカウンタ値を計測することができる。
メモリ102は、CPU101のワークエリアとして機能する。メモリ102に記憶される情報には、テレビ200のEDID、テレビ200の識別情報等がある。また、メモリ102には、各部の動作に対するフラグの設定やカウンタ101aによって計測されるカウンタ値やカウンタ値に対する閾値等も記録される。また、メモリ102にはCPU101によって行われた演算や解析の結果等も記録される。なお、CPU101のワークエリアは、メモリ102に限られるものではなく、ハードディスク装置等の外部記録装置等であってもよい。
通信部103は、HDMIケーブル300を接続するためのHDMI端子を有し、HDMI端子を介して、テレビ200のEDIDを取得し、CECコマンドの送受信や映像データや音声データ、補助データ等の送信を行う。通信部103は、第1の接続検出部103aと第2の接続検出部103bとパケット処理部103cとコマンド処理部103dとを有する。
第1の接続検出部103aは、テレビ200から送信されてくるHPD信号を、HPDライン301を介して受信することができる。ビデオカメラ100が+5Vパワーラインを介してテレビ200に+5Vを供給している場合、テレビ200は、EDIDをビデオカメラ100に送信できるか否かによって、HレベルのHPD信号又はLレベルのHPD信号をビデオカメラ100に送信する。テレビ200にビデオカメラ100から+5Vが供給されている場合、テレビ200がEDIDをビデオカメラ100に送信できるとき、テレビ200はHレベルのHPD信号(第1の接続信号)をビデオカメラ100にHPDライン301を介して送信する。そこで、第1の接続検出部103aは、HレベルのHPD信号を受信した場合、テレビ200からテレビ200のEDIDを取得できることをCPU101に知らせることができる。
また、テレビ200にビデオカメラ100から+5Vが供給されていない場合、テレビ200はLレベルのHPD信号(第2の接続信号)をビデオカメラ100にHPDライン301を介して送信する。なお、テレビ200がテレビ200のEDIDをビデオカメラ100に送信できない場合も同様に、テレビ200はLレベルのHPD信号をビデオカメラ100にHPDライン301を介して送信する。これは、テレビ200のEDIDに含まれる映像の設定や解像度の設定、音声の設定等が変更され、テレビ200がEDIDに含まれている情報を書き換えていることが考えられる。この場合、テレビ200はEDIDの書き換えが完了するまで、LレベルのHPD信号をビデオカメラ100にHPDライン301を介して送信する。テレビ200はEDIDの書き換えが完了した後、LレベルからHレベルに変化したHPD信号をビデオカメラ100にHPDライン301を介して送信する。第1の接続検出部103aは、HPDライン301を介して受信したHPD信号がHレベルのHPD信号からLレベルのHPD信号に変化した場合、HPD信号がHレベルからLレベルに変化した旨をCPU101に通知する。
また、第1の接続検出部103aは、HPD信号がLレベルのHPD信号からHレベルのHPD信号に変化した場合も同様にHPD信号がLレベルからHレベルに変化した旨をCPU101に通知する。CPU101から受信したHPD信号を要求された場合、第1の接続検出部103aはHPD信号をCPU101に供給する。第1の接続検出部103aから供給されたHPD信号がHレベルの場合、通信部103はDDCライン302を介して、テレビ200からテレビ200のEDIDを取得することができる。第1の接続検出部103aから供給されたHPD信号がLレベルの場合、通信部103はDDCライン302を介してテレビ200のEDIDを取得することはできないと判定する。
第2の接続検出部103bは、テレビ200の存在を検出するために、TMDSライン303がテレビ200側の終端抵抗に接続されたか否かを継続的に検出することができる。TMDSライン303がテレビ200側の終端抵抗に接続されたか否かを検出するものの一例として、「Receiver Sense(以下、RXセンス)」と呼ばれる情報がある。RXセンスには、TMDSライン303がテレビ200側の終端抵抗に接続されたことを示すHレベルのRXセンスとTMDSライン303がテレビ200側の終端抵抗に接続されていないことを示すLレベルのRXセンスとがある。TMDSライン303がテレビ200側の終端抵抗に接続された場合、第2の接続検出部103bによってHレベルのRXセンスが検出される。また、TMDSライン303がテレビ200側の終端抵抗に接続されていない場合、第2の接続検出部103bによってLレベルのRXセンスが検出される。
TMDSライン303がテレビ200側の終端抵抗に接続されている状況とは、テレビ200が映像出力状態であるときに想定される。なお、映像出力状態とは、テレビ200が電源オン状態であり、かつ、テレビ200が出力するデータとして、ビデオカメラ100からTMDSライン303を介して受信したデータが選択されている状態である。このため、CPU101は第2の接続検出部103bがHレベルのRXセンスを検出した場合、テレビ200が映像出力状態であると判定する。
TMDSライン303がテレビ200側の終端抵抗に接続されていない状況とは、テレビ200が映像出力状態でない状態、つまり非映像出力状態であるときに想定される。なお、非映像出力状態とは、テレビ200が電源オン状態及びテレビ200が出力するデータとして、ビデオカメラ100からTMDSライン303を介して受信したデータが選択されている状態の少なくとも一つを満たしていない状態である。このため、CPU101は第2の接続検出部103bがLレベルのRXセンスを検出した場合、テレビ200が非映像出力状態であると判定する。
第2の接続検出部103bは、CPU101からの要求に応じて、検出されたRXセンスをCPU101に供給する。それによって、CPU101は第2の接続検出部103bから供給されたRXセンスに応じて、テレビ200がビデオカメラ100から出力された映像データを表示できるか否か、つまり、テレビ200の状態が映像出力状態であるか否かを判定する。
パケット処理部103cは映像データと、音声データと、補助データとを、TMDSライン303を介してテレビ200に送信することができる。
CPU101はテレビ200から取得し、解析した結果得られたEDIDに含まれるテレビ200の表示能力や音声能力に対応した映像データや音声データや補助データを生成し、パケット処理部103cに供給する。パケット処理部103cは供給された映像データ、音声データ、補助データ等をTMDSライン303を介してテレビ200に送信するようにCPU101によって制御される。
ビデオカメラ100の動作モードが撮影モードである場合、通信部103は、撮像部104で生成された映像データと、不図示のマイクロフォン部で生成された音声データとをTMDSライン303を介してテレビ200に送信することができる。この場合、CPU101で生成された補助データも、映像データ及び音声データとともにTMDSライン303を介してテレビ200に送信される。ビデオカメラ100の動作モードが再生モードである場合、通信部103は、記録部105が記録媒体105aから再生した映像データ及び音声データをTMDSライン303を介してテレビ200に送信することができる。この場合、CPU101で生成された補助データも、映像データ及び音声データとともにTMDSライン303を介してテレビ200に送信される。
コマンド処理部103dは、テレビ200から送信されたCECコマンドを、CECライン304を介して受信することができる。テレビ200から受信したCECコマンドは、コマンド処理部103dからCPU101に供給される。CPU101は、テレビ200から受信したCECコマンドに応じてビデオカメラ100を制御することができる。
また、コマンド処理部103dは、テレビ200を制御するためのCECコマンドを、CECライン304を介してテレビ200に送信することもできる。テレビ200を制御するためのCECコマンドは、CPU101で生成され、CPU101からコマンド処理部103dに供給される。
コマンド処理部103dがCECコマンドをテレビ200にCECライン304を介して送信した場合、テレビ200はビデオカメラ100からのCECコマンドを受信できたとき、CECコマンドに対する応答信号をビデオカメラ100に送信する。応答信号には、確認応答または肯定応答を示すACK(Acknowledge)信号(第1の応答信号)と、否定応答を示すNACK(Negative Acknowledge)信号(第2の応答信号)とがある。テレビ200は、ビデオカメラ100から送信されたCECコマンドを正しく受信できた場合にビデオカメラ100にACK信号を返す。テレビ200は、ビデオカメラ100から送信されたCECコマンドを正しく受信できなかった場合にビデオカメラ100にNACK信号を返す。コマンド処理部103dはACK信号またはNACK信号もCECライン304を介して受信することができる。
撮像部104は、ビデオカメラ100の動作モードが撮影モードである場合は、被写体を撮影し、当該被写体の光学像から映像データを生成する。撮像部104で生成される映像データは、動画、静止画のいずれでもよい。撮像部104で生成された映像データは、撮像部104からパケット処理部103c、記録部105及び表示部106に供給される。テレビ200から正しいEDIDを受信できた場合、撮像部104は、撮像部104からパケット処理部103cに供給される映像データを、テレビ200の表示能力に適した映像データに変換する。撮像部104からパケット処理部103cに供給された映像データは、TMDSライン303を介してテレビ200に送信される。撮像部104から記録部105に供給された映像データは、記録媒体105aに記録される。撮像部104から表示部106に供給された映像データは、表示部106に表示される。
撮像部104が映像データを生成する場合、不図示のマイクロフォン部は音声データを生成する。マイクロフォン部で生成された音声データは、マイクロフォン部からパケット処理部103c、記録部105及び不図示のスピーカ部に供給される。テレビ200から正しいEDIDを受信できた場合、マイクロフォン部は、マイクロフォン部からパケット処理部103cに供給される音声データを、テレビ200の音声能力に適した音声データに変換する。マイクロフォン部からパケット処理部103cに供給された音声データは、TMDSライン303を介してテレビ200に送信される。マイクロフォン部から記録部105に供給された音声データは、記録媒体105aに記録される。マイクロフォン部から表示部106に供給された音声データは、不図示のスピーカ部から出力される。
撮像部104は、ビデオカメラ100の動作モードが再生モードである場合は、被写体の撮影を停止し、当該被写体の光学像からの映像データの生成を停止する。
記録部105は、ビデオカメラ100の動作モードが撮影モードである場合は、撮像部104で生成された映像データと、マイクロフォン部で生成された音声データとを記録媒体105aに記録することができる。撮像部104及びマイクロフォン部で生成された映像データ及び音声データの記録媒体105aへの記録は、操作部107を介して入力されたユーザの指示に従ってCPU101が制御する。CPU101は、撮像部104及びマイクロフォン部で生成された映像データ及び音声データの記録媒体105aへの記録を、テレビ200から受信したCECコマンドに従って制御することもできる。
記録部105は、ビデオカメラ100の動作モードが再生モードである場合は、ユーザによって選択された映像データ及び音声データを記録媒体105aから再生することができる。記録媒体105aから再生される映像データ及び音声データの選択は、操作部107を介して入力されたユーザの指示に従ってCPU101が制御する。CPU101は、記録媒体105aから再生される映像データ及び音声データの選択を、テレビ200から受信したCECコマンドに従って制御することもできる。
記録部105が記録媒体105aから再生した映像データは、記録部105からパケット処理部103c及び表示部106に供給される。テレビ200から正しいEDIDを受信できた場合、CPU101は、記録部105からパケット処理部103cに供給される映像データを、EDIDに応じてテレビ200の表示能力に適した映像データに変換する。記録部105からパケット処理部103cに供給された映像データは、TMDSライン303を介してテレビ200に送信される。記録部105から表示部106に供給された映像データは、表示部106に表示される。記録部105が記録媒体105aから再生した音声データは、記録部105からパケット処理部103c及び不図示のスピーカ部に供給される。テレビ200から正しいEDIDを受信できた場合、CPU101は、記録部105からパケット処理部103cに供給される音声データを、EDIDに応じてテレビ200の音声能力に適した音声データに変換する。記録部105からパケット処理部103cに供給された音声データは、TMDSライン303を介してテレビ200に送信される。記録部105からスピーカ部に供給された音声データは、スピーカ部から出力される。
記録媒体105aは、メモリカード、ハードディスク装置などの記録媒体である。記録媒体105aは、ビデオカメラ100に内蔵された記録媒体であっても、ビデオカメラ100から取り外し可能な記録媒体であってもよい。
表示部106は、液晶ディスプレイなどの表示器により構成される。ビデオカメラ100の動作モードが撮影モードである場合、表示部106は、撮像部104で生成された映像データを表示する。ビデオカメラ100の動作モードが再生モードである場合、表示部106は、記録部105が記録媒体105aから再生した映像データを表示する。
操作部107は、ビデオカメラ100を操作するためのユーザインターフェースを提供する。操作部107は、ビデオカメラ100を操作するための複数のボタンを有する。操作部107に含まれる各ボタンは、スイッチ、タッチパネル等により構成される。CPU101は、操作部107を介して入力されたユーザの指示に従ってビデオカメラ100を制御することができる。
操作部107は、電源ボタン、モード変更ボタン、スタート/ストップボタン、メニューボタン、+ボタン、−ボタン、SETボタンなどを有する。
電源部108は、ビデオカメラ100に着脱可能なバッテリやAC電源等からビデオカメラ100の各部に必要な電力を供給する。電源オフ状態とは、電源部108からビデオカメラ100の一部又は全部に電力が供給されていない状態である。電源オン状態とは、電源部108からビデオカメラ100の各部に必要な電力が供給されている状態である。
<テレビ200>
次に、図2を参照して、テレビ200の構成の一例を説明する。
テレビ200は、図2に示すように、CPU201、チューナ部202、通信部203、表示部204、操作部205、メモリ206及び電源部207を有する。
CPU201は、メモリ206に格納されているコンピュータプログラムに従ってテレビ200全体の動作を制御する。また、CPU201は電源部207から各部に電力を供給するように制御したり、電力の供給を停止するように制御する。
チューナ部202は、ユーザによって選択されたテレビジョンチャンネルのテレビジョン放送を受信する。テレビジョンチャンネルの選択は、操作部205もしくは不図示のリモコンを用いて行うことができる。
通信部203は、HDMIケーブル300を接続するためのHDMI端子を有する。通信部203は、ビデオカメラ100から送信された映像データ、音声データ及び補助データを、TMDSライン303を介して受信することができる。ビデオカメラ100から受信した映像データは、表示部204に表示される。ビデオカメラ100から受信した音声データは、不図示のスピーカ部から出力される。ビデオカメラ100から受信した補助データは、CPU201に供給される。CPU201は、ビデオカメラ100から受信した補助データに従ってテレビ200を制御することができる。
なお、通信部203が有するHDMI端子の数はテレビ200によって任意であり、テレビ200はHDMI端子の数だけHDMIケーブルを介してビデオカメラ100以外のソース装置を接続することができる。そのため、テレビ200はHDMIケーブルを介して接続されたビデオカメラ100以外のソース装置から送信された映像データ、音声データ及び補助データを受信することができる。この場合、ビデオカメラ100と同様に、ビデオカメラ100以外のソース装置から受信した映像データは表示部204に表示され、音声データは不図示のスピーカ部から出力され、補助データはCPU201に供給される。
通信部203は、ビデオカメラ100から送信されたCECコマンドをCECライン304を介して受信することができる。ビデオカメラ100から受信したCECコマンドは、通信部203からCPU201に供給される。CPU201は、ビデオカメラ100から受信したCECコマンドに従ってテレビ200を制御することができる。通信部203は、ビデオカメラ100を制御するためのCECコマンドを、CECライン304を介してビデオカメラ100に送信することもできる。なお、ビデオカメラ100を制御するためのCECコマンドは、CPU201で生成され、CPU201から通信部203に供給される。
通信部203は、ビデオカメラ100から+5Vパワーラインを介してテレビ200に+5Vが供給されているか否かを判定し、判定結果に応じてHレベルのHPD信号またはLレベルのHPD信号をビデオカメラ100にHPDライン301を介して送信する。通信部203が+5Vパワーラインを介してビデオカメラ100から+5Vを供給されていない場合、CPU101はLレベルのHPD信号をビデオカメラ100にHPDライン301を介して送信するように通信部203を制御する。
通信部203が+5Vパワーラインを介してビデオカメラ100から+5Vが供給された場合、CPU201はメモリ206に格納されているテレビ200のEDIDをビデオカメラ100にDDCライン302を介して送信可能か否かを判定する。メモリ206に格納されているEDIDに含まれる情報が変更されていない場合、またはEDIDの書き換えが完了している場合、CPU101はテレビ200のEDIDをビデオカメラ100にDDCライン302を介して送信可能であると判定する。この場合、CPU101はHレベルのHPD信号をHPDライン301を介してビデオカメラ100に送信するように通信部203を制御する。テレビ200に対する設定の変更により、EDIDに含まれる情報が書き換えられている場合、CPU101はテレビ200のEDIDをビデオカメラ100にDDCライン302を介して送信できないと判定する。この場合も、CPU101はLレベルのHPD信号をHPDライン301を介してビデオカメラ100に送信するように通信部203を制御する。
また、通信部203は、テレビ200のEDIDを、DDCライン302を介してビデオカメラ100に送信することができる。
表示部204は、液晶ディスプレイ等の表示器により構成される。表示部204は、チューナ部202及び通信部203の少なくとも一つから供給された映像データを表示することができる。通信部203によってビデオカメラ100から受信した映像データが供給された場合、表示部204はビデオカメラ100から受信した映像データを表示する。
操作部205は、テレビ200を操作するためのユーザインターフェースを提供する。操作部205は、テレビ200を操作するための複数のボタンを有し、CPU201は、操作部205を介して入力されたユーザの指示に従ってテレビ200を制御することができる。操作部205に含まれる各ボタンは、スイッチ、タッチパネル等により構成される。操作部205はテレビ200を操作するための電源ボタン、チャンネル選択ボタン、外部入力ボタン、メニューボタン、+ボタン、−ボタン、SETボタンなどを有する。
電源ボタンは、テレビ200を電源オン(ON)状態または電源オフ(OFF)状態に変更することをCPU201に指示するためのボタンである。電源オン状態とは、CPU201がテレビ200の各部の全てに必要な電力を供給するように電源部207を制御している状態である。電源オフ状態とは、CPU201がテレビ200の一部又はテレビ200の各部の全てへの電力の供給を停止させるように電源部108を制御している状態である。
チャンネル選択ボタンは、チューナ部202が受信するテレビジョンチャンネルを選択するためのボタンである。
外部入力ボタンは、チューナ部202が受信したテレビジョン放送に含まれる映像データまたはHDMIケーブル300を介して接続されたビデオカメラ100から受信した映像データを選択し、選択した映像データを表示部204に表示させるためのボタンである。
電源部207は、AC電源等からテレビ200の各部に必要な電力を供給する。
<出画制御処理>
次に、図3を参照して、実施例1に係るビデオカメラ100で行われる出画制御処理について説明する。
図3は、実施例1に係るビデオカメラ100で行われる出画制御処理の一例を説明するためのフローチャートである。出画制御処理は、HDMI規格に準拠した装置間において実行される連携処理の一つであって、連携処理はCECプロトコルに規定されている。
連携処理は、ビデオカメラ100のHDMI端子とテレビ200のHDMI端子とにHDMIケーブル300が挿し込まれた場合、これに連動して行われるビデオカメラ100またはテレビ200を制御するための処理である。また、図3に示されている出画制御処理をビデオカメラ100に実行させるためのコンピュータプログラムは、コンピュータ上で稼動しているOS(Operating System)などを利用して、実現されるものであっても良い。
なお、出画制御処理は、第1の接続検出部103aがHレベルのHPD信号を検出した場合、これに連動して、テレビ200に表示させるための映像データをビデオカメラ100がテレビ200に出力するための処理である。
なお、図3を参照して説明する出画制御処理は、ビデオカメラ100が電源オン状態である場合に、CPU101がメモリ102に格納されているコンピュータプログラムを実行することによって制御される。
ビデオカメラ100のHDMI端子とテレビ200のHDMI端子とにHDMIケーブル300が挿し込まれた場合、ステップS301において、CPU101はHPD信号を第1の接続検出部103aに要求する。CPU101は、第1の接続検出部103aから供給されたHPD信号に応じて、テレビ200からDDCライン302を介してテレビ200のEDIDを取得できるか否かを判定する。
第1の接続検出部103aによってHレベルのHPD信号が供給された場合、CPU101はDDCライン302を介してEDIDを取得できると判定する。この場合(ステップS301でYESの場合)、本フローチャートはステップS301からステップS302に進む。第1の接続検出部103aによってLレベルのHPD信号が供給された場合、CPU101はDDCライン302を介してEDIDを取得できないと判定する。この場合(ステップS301でNOの場合)、本フローチャートはステップS301からステップS309に進む。
CPU101は、HレベルのHPD信号が供給された場合(ステップS301でYESの場合)、後述するステップS305の出画処理を既に実行しているか否かを確認する必要がある。ステップS305の出画処理の実行を確認するために、CPU101は供給されたHPD信号がどの状態からHレベルに変化したのかを判定する。そこで、ステップS302において、第1の判定として、CPU101は第1の接続検出部103aからHPD信号がLレベルからHレベルに変化した旨を通知されたか否かを判定する。
HPD信号がLレベルからHレベルに変化する状況とは、ビデオカメラ100から+5Vがテレビ200に供給された直後やテレビ200によってテレビ200のEDIDの書き換えが完了した場合に想定される。
CPU101によって、第1の接続検出部103aからHPD信号がLレベルからHレベルに変化した旨を通知されたと判定された場合(ステップS302でYESの場合)、CPU101はステップS305の出画処理を実行していないと判定することができる。そのため、通信部103はテレビ200からDDCライン302を介してEDIDを取得し、取得したテレビ200のEDIDをCPU101に供給する。CPU101は、通信部103から供給されたEDIDの解析を行い、解析結果をメモリ102に記録する。
CPU101によって、第1の接続検出部103aからHPD信号がLレベルからHレベルに変化した旨を通知されたと判定された場合(ステップS302でYESの場合)、本フローチャートはステップS302からステップS304に進む。
HPD信号がLレベルからHレベルに変化しない状況とは、ビデオカメラ100から+5Vがテレビ200に供給され続けている場合やテレビ200によるEDIDの書き換えが行われていない場合に想定される。
CPU101によって、第1の接続検出部103aからHPD信号がLレベルからHレベルに変化した旨を通知されていないと判定された場合(ステップS302でNOの場合)、本フローチャートはステップS302からステップS303に進む。
第1の接続検出部103aからHPD信号がLレベルからHレベルに変化した旨を通知されない場合(ステップS302でNOの場合)、CPU101は既にステップS305の出画処理を実行していると判定する。この場合、メモリ102には、テレビ200から既に取得されたEDIDが記録されており、既に、ビデオカメラ100はメモリ102のEDIDに含まれる映像フォーマットに対応した映像データをテレビ200に送信していると考えられる。
しかし、ビデオカメラ100がステップS305の出画処理を行っていたとしても、テレビ200が映像出力状態から非映像出力状態に変更された場合、テレビ200はビデオカメラ100から受信した映像データをテレビ200は表示することができなくなる。これによって、例えば、ユーザがテレビ200を電源オフ状態に変更した場合、またはビデオカメラ100以外の装置から供給された映像データをテレビ200で視聴している場合において、ビデオカメラ100は余分に消費電力を消費してしまう。そのため、CPU101は、ビデオカメラ100が既に映像データをテレビ200に送信している場合であっても、テレビ200が映像出力状態であるか否かを判定する必要がある。
そこで、ステップS303において、第2の判定として、CPU101はテレビ200のRXセンスを第2の接続検出部103bに要求し、第2の接続検出部103bから供給されたRXセンスからテレビ200が映像出力状態であるか否かを判定する。CPU101は第2の接続検出部103bから供給されたRXセンスをメモリ102に保存する。第2の接続検出部103bによってHレベルのRXセンスが供給された場合、CPU101はテレビ200が映像出力状態であると判定する。CPU101によって、テレビ200が映像出力状態であると判定された場合(ステップS303でYESの場合)、本フローチャートはステップS303からステップS305に進む。第2の接続検出部103bによってLレベルのRXセンスが供給された場合、CPU101はテレビ200が非映像出力状態であると判定する。CPU101によって、テレビ200が非映像出力状態であると判定された場合(ステップS303でNOの場合)、本フローチャートはステップS303からステップS309に進む。
第1の接続検出部103aからHPD信号がLレベルからHレベルに変化した旨を通知された場合(ステップS302でYESの場合)、CPU101は記録媒体105aに記録されている映像データを取得したEDIDに含まれる映像フォーマットに変更する。
このとき、ビデオカメラ100がEDIDに含まれる映像フォーマットに変更した映像データをテレビ200に送信したとしても、テレビ200が映像出力状態でない場合、ビデオカメラ100から受信した映像データを表示することができない。これによって、ユーザがビデオカメラ100から送信された映像データをテレビ200によって視聴できないばかりか、ビデオカメラ100の消費電力を余分に消費してしまう。そのため、CPU101は、EDIDに含まれる映像フォーマットに変更された映像データをテレビ200に送信する前に、テレビ200が映像出力状態であるか否かを判定する必要がある。
そこで、ステップS304において、ステップS303の処理と同様にCPU101はRXセンスを第2の接続検出部103bに要求し、第2の接続検出部103bから供給されたRXセンスからテレビ200が映像出力状態であるか否かを判定する。CPU101は第2の接続検出部103bから供給されたRXセンスをメモリ102に保存する。第2の接続検出部103bによってHレベルのRXセンスが供給された場合、CPU101はテレビ200が映像出力状態であると判定する。CPU101によって、テレビ200が映像出力状態であると判定された場合(ステップS304でYESの場合)、本フローチャートはステップS304からステップS305に進む。第2の接続検出部103bによってLレベルのRXセンスが供給された場合、CPU101はテレビ200が非映像出力状態であると判定する。CPU101によって、テレビ200が非映像出力状態であると判定された場合(ステップS304でNOの場合)、本フローチャートはステップS304からステップS306に進む。
テレビ200が映像出力状態である場合(ステップS303でYESの場合)、既にビデオカメラ100からテレビ200へ映像データを送信する出画処理が実行されているので、この出画処理を継続するために、CPU101はステップS305の出画処理を行う。
テレビ200が映像出力状態である場合(ステップS304でYESの場合)に、ユーザはビデオカメラ100から送信された映像データをテレビ200によって視聴することができる。そこで、EDIDに含まれる映像フォーマットに変更された映像データをテレビ200に送信するために、CPU101はステップS305の出画処理を行う。
ステップS305において、CPU101は出画処理を行う。出画処理とは、フォーマット変更処理やデータの送信処理等である。
フォーマット変更処理とは、テレビ200に送信するためにパケット処理部103cに供給する映像データ及び音声データ等のフォーマットをテレビ200のEDIDに含まれている映像データ及び音声データのフォーマットに変更する処理である。なお、既にフォーマット変更処理が行われている場合、フォーマット変更処理を省略してもよい。
データの送信処理とは、パケット処理部103cが、EDIDに規定されているフォーマットに変更された映像データ及び音声データをテレビ200にTMDSライン303を介して送信することである。CPU101が出画処理を行った後、本フローチャートはステップS305からステップS301に戻る。
テレビ200が非映像出力状態である場合(ステップS304でNOの場合)、ステップS302において、HPD信号がLレベルからHレベルに変化した旨をCPU101は通知されている。そのため、ユーザがビデオカメラ100から送信された映像データをテレビ200に表示させて視聴することが考えられる。このような場合、HPD信号がLレベルからHレベルに変化しているのにも係わらず、テレビ200を電源オフ状態にする操作またはテレビ200の出力をチューナ部202により供給された映像データに変更する操作をユーザが行ったとは考えにくい。
テレビ200が非映像出力状態である場合(ステップS304でNOの場合)であっても、ユーザがビデオカメラ100から送信された映像データをテレビ200で視聴するためには、CECコマンドによってテレビ200を映像出力状態に変更する必要がある。そのため、CPU101はCECコマンドによってテレビ200の状態を非映像出力状態から映像出力状態に変更するために、CECコマンドによってテレビ200を制御することが可能である否かを判定する必要がある。
そこで、ステップS306において、CPU101はCECコマンドによってテレビ200を制御することが可能である否かを確認するための制御確認コマンドを生成する。実施例1では、制御確認コマンドの一例としてCECで規定されている<Polling Message>コマンドを挙げて説明する。CPU101は、生成した<Polling Message>コマンドをコマンド処理部103dに出力する。CPU101はコマンド処理部103dが<Polling Message>コマンドをテレビ200にCECライン304を介して送信するように制御する。コマンド処理部103dが<Polling Message>コマンドをテレビ200にCECライン304を介して送信した場合、本フローチャートはステップS306からステップS307に進む。なお、<Polling Message>コマンドはCECプロトコルで規定されているCECコマンドである。
テレビ200をCECコマンドによって制御できるか否かを判定するために、第3の判定としてCPU101は<Polling Message>コマンドに対して、ACK信号を受信したかNACK信号を受信したかを判定する必要がある。
そこでステップS307において、CPU101はコマンド処理部103dがCECライン304を介してACK信号を受信したか否かを判定する。コマンド処理部103dがCECライン304を介してACK信号を受信したと判定された場合、CPU101は、テレビ200をCECコマンドによって制御することができると判定する。コマンド処理部103dがACK信号を受信しなかった、つまり、NACK信号を受信したと判定された場合、CPU101は、テレビ200をCECコマンドによって制御することができないと判定する。CPU101によって、コマンド処理部103dがACK信号を受信したと判定された場合(ステップS307でYESの場合)、本フローチャートはステップS307からステップS308に進む。CPU101によって、コマンド処理部103dがNACK信号を受信したと判定された場合(ステップS307でNOの場合)、本フローチャートはステップS307からステップS309に進む。
コマンド処理部103dがACK信号を受信した場合(ステップS307でYESの場合)、テレビ200をCECコマンドによって制御することができる。そこで、ステップS308において、CPU101はテレビ200の状態を非映像出力状態から映像出力状態に変更するためのCECコマンドを生成し、コマンド処理部103dに出力する。CPU101はコマンド処理部103dがCPU101から出力されたCECコマンドをテレビ200にCECライン304を介して送信するように制御する。コマンド処理部103dがCECコマンドをテレビ200にCECライン304を介して送信した場合、本フローチャートはステップS308からステップS305に進む。なお、CPU101が生成するテレビ200の状態を非映像出力状態から映像出力状態に変更するためのCECコマンドとして、CECで規定されている<Image View On>コマンドや<Active Source>コマンド等がある。<Image View On>コマンドは、テレビ200の状態を電源オン状態に変更するCECコマンドである。<Active Source>コマンドは、テレビ200が出力するデータを、ビデオカメラ100からTMDSライン303を介して受信した映像データに変更するCECコマンドである。なお、ステップS308においてCPU101が生成し、コマンド処理部103dがテレビ200に送信するコマンドは、テレビ200の状態を非映像出力状態から映像出力状態に変更するためのコマンドであれば、上記のCECコマンド以外のものであっても良い。
第1の接続検出部103aによってLレベルのHPD信号が供給された場合(ステップS301でNOの場合)、ビデオカメラ100はDDCライン302を介してテレビ200からEDIDを取得できない。この場合、ビデオカメラ100は記録媒体105aに記録された映像データをテレビ200から取得したEDIDに含まれる映像フォーマットに変更することができないため、TMDSライン303を介して映像データをテレビ200に送信しない。
テレビ200が非映像出力状態であると判定された場合(ステップS303でNOの場合)、ステップS302において、HPD信号がLレベルからHレベルに変化した旨をCPU101は通知されていない。そのため、ユーザがテレビ200を電源オフ状態にする操作や放送番組の映像データ及び音声データを視聴するための操作を行ったことによって、テレビ200が非映像出力状態になった可能性がある。この場合、ユーザが行った操作に反して、ビデオカメラ100がテレビ200を非映像出力状態から映像出力状態に変更することはできない。
CPU101によって、ACK信号を受信しなかったと判定された場合(ステップS307でNOの場合)、CPU101は、テレビ200をCECコマンドによって制御することができないと判定する。この場合、ビデオカメラ100は、テレビ200を映像出力状態に変更するためのCECコマンドをテレビ200にCECライン304を介して送信しない。そのため、ユーザの操作によってテレビ200が映像出力状態に変更されるまで、テレビ200には、パケット処理部103cからTMDSライン303を介してビデオカメラ100から送信された映像データは表示されない。
以上のような場合に、パケット処理部103cがTMDSライン303を介してテレビ200に映像データを送信し続けたとしても、パケット処理部103cでは映像データを送信するための出画処理に伴う電力が余分に消費される。
そこで、ステップS309において、CPU101はパケット処理部103cによる映像データの送信を停止させるために、電源部108を制御することによって、パケット処理部103cへの電力の供給を制御する通信制御処理を行う。CPU101によって通信制御処理が行われた場合、パケット処理部103cは通常状態から低消費電力状態に遷移する。
なお、パケット処理部103cにおける通常状態とは、CPU101によって制御された電源部108から映像データ、音声データ及び補助データ等を送信するために必要な電力がパケット処理部103cに供給されている状態である。また、パケット処理部103cにおける低消費電力状態とは、CPU101によって制御された電源部108からテレビ200に映像データ、音声データ、補助データ等を送信するために必要な電力がパケット処理部103cに供給されていない状態である。パケット処理部103cが通常状態から低消費電力状態になった場合、パケット処理部103cは映像データと、音声データと、補助データ等をテレビ200にTMDSライン303を介して送信することができなくなる。なお、CPU101は、テレビ200から送信されるHPD信号とテレビ200の存在を確認する情報であるRXセンスとの検出を行うために、第1の接続検出部103a及び第2の接続検出部103bへの電力供給を停止しないように電源部108を制御する。また、CPU101は、通信部103からテレビ200への+5Vの供給を停止しないように通信部103への電力供給を停止しないように電源部108を制御する。また、CPU101はコマンド処理部103dがCECライン304を介してテレビ200からCECコマンドを受信する可能性があるため、コマンド処理部103dへの電力供給を停止しないように電源部108を制御する。例えば、パケット処理部103cが低消費電力状態である場合、ビデオカメラ100に映像データの送信を指示するコマンドをコマンド処理部103dが受信したとき、CPU101はパケット処理部103cを低消費電力状態から通常状態に戻すように制御できる。CPU101が通信制御処理を行った後、本フローチャートは、ステップS309からステップS301に戻る。
このように、実施例1では、第1の接続検出部103aによってLレベルのHPD信号が供給された場合(ステップS301でNOの場合)、ビデオカメラ100は、パケット処理部103cへの電源の供給を停止する。これにより、ビデオカメラ100はテレビ200が表示可能な映像フォーマットに変更した映像データをテレビ200に送信することができないので、映像データの送信を行わないように制御することができる。この場合、ビデオカメラ100は、映像データの送信をパケット処理部103cに行わせないように制御するので、ビデオカメラ100が行う出画処理の負荷が軽減され、パケット処理部103cにおける消費電力の抑制を図ることができる。したがって、ビデオカメラ100全体の消費電力を低減させることができる。
また、第2の接続検出部103bから供給されたテレビ200のRXセンスによって、テレビ200が非映像出力状態であると判定された場合(ステップS303でNOの場合)、ビデオカメラ100は、パケット処理部103cへの電源の供給を停止する。これにより、ユーザの操作によって、電源オフ状態に変更されたテレビ200や他の装置から供給される映像データや音声データを出力するように変更されたテレビ200に対して、映像データの送信を行わないように制御することができる。そのため、ビデオカメラ100全体の消費電力を低減させることができる。
テレビ200に制御確認コマンドを送信した場合でも、テレビ200からACK信号を受信しなかった場合(ステップS307でNOの場合)、ビデオカメラ100は、パケット処理部103cへの電源の供給を停止する。これにより、テレビ200が非映像出力状態である場合、ビデオカメラ100によってCECコマンドを用いてテレビ200を制御することができないと判定されたときは、映像データの送信を行わないように制御することができる。そのため、ビデオカメラ100全体の消費電力を低減させることができる。
テレビ200に制御確認コマンドを送信した場合に、テレビ200からACK信号を受信した場合(ステップS307でYESの場合)、ビデオカメラ100は、テレビ200の状態を映像出力状態に変更するCECコマンドをテレビ200に送信する。これにより、テレビ200の状態が非映像出力状態である場合でも、CECコマンドを用いてテレビ200を制御することができるとき、ビデオカメラ100は、映像データをテレビ200に送信するようにパケット処理部103cを制御する。このため、テレビ200の状態が非映像出力状態である場合であっても、ビデオカメラ100はテレビ200の状態を映像出力状態に変更させ、テレビ200にビデオカメラ100から送信された映像データをテレビ200に表示させることができる。
このように、実施例1に係るビデオカメラ100において、テレビ200との接続状態やテレビ200の状態に応じて、ビデオカメラ100は出画処理の実行を制御することができるようになった。そのため、テレビ200の状態に応じてビデオカメラ100が行う出画処理が軽減され、消費電力の抑制を図ることができる。
なお、コマンドによってテレビ200を制御することが可能である否かを確認するための制御確認コマンドは<Polling Message>コマンド以外のコマンドであっても良いものとする。また、ステップS307においてテレビ200をCECコマンドによって制御できるか否かを判定するために、CPU101はコマンド処理部103dがACK信号を受信したか、NACK信号を受信したか否かを判定していた。しかし、CPU101は<Polling Message>コマンドを複数回テレビ200に送信するように制御し、それに対してコマンド処理部103dがACK信号を所定の回数受信したか否かによって判定してもよい。なお、所定の回数とは、1以上の回数であればどのような数であっても良く、カウンタ101aがACK信号を受信した受信回数をカウントし、受信回数が閾値に達したか否かによって、CPU101はACK信号を所定の回数受信したか否かを判定するものとする。この場合、テレビ200が<Polling Message>コマンドに対する応答信号を送信できない場合や一時的にテレビ200とCECライン304を介して通信できない場合でも、テレビ200をCECコマンドによって制御できるか否かを判定できる。
また、上述の出画制御処理はビデオカメラ100のHDMI端子とテレビ200のHDMI端子とにHDMIケーブル300が挿し込まれている場合であって、ユーザがビデオカメラ100に対して操作を行ったとき、CPU101によって実行されてもよい。なお、この場合、ユーザがビデオカメラ100に対して行う操作とは、操作部107の再生ボタン等によって、映像データの再生を記録媒体105aに指示するための操作である。
なお、実施例1において、通信装置100をHDMI規格に対応したソース装置、外部装置200をHDMI規格に対応したシンク装置として説明を行ったが、実施例1において説明された出画制御処理を実行できるものであれば、これに限られないものとする。また、接続ケーブル300をHDMI規格に対応したHDMIケーブルとして、説明を行ったが、これに限られず、USBやIEEE1394に対応したケーブルであっても良い。また、接続ケーブル300はDiiVA(Digital Interactive Interface for Video and Audio)に対応したケーブルであっても良いものとする。
[他の実施例]
本発明に係る通信装置は、実施例1で説明した通信装置100に限定されるものではなく、例えば、複数の装置から構成されるシステムによって実現されるものであっても良い。
また、上述された実施例1の機能を実現するための処理をコンピュータプログラムによっても実現できる。この場合、コンピュータプログラムは、コンピュータで読取可能な記録媒体からコンピュータによって読み出され、実行される。なお、上記のコンピュータプログラムは、装置やシステムに供給され、当該装置や当該システムのコンピュータによって実行されても良いものとする。コンピュータで読取可能な記録媒体には、ハードディスク装置、光ディスク、CD−ROM、CD−R、メモリカード、ROM等を用いることができる。また、コンピュータプログラムは、通信インターフェースを介して外部装置からコンピュータに提供され、当該コンピュータで実行されるようにしてもよい。

Claims (19)

  1. 表示装置から入力される信号が第1のレベルから第2のレベルに変更されたか否かを検出する第1の検出手段と、
    前記表示装置から入力される信号が前記第1のレベルから前記第2のレベルに変更された後に、前記表示装置に関する情報を前記表示装置から取得する取得手段と、
    前記情報に基づいて生成された映像データを前記表示装置に送信する送信手段と、
    コマンドを送信する通信手段と、
    前記表示装置が前記送信手段から送信される映像データを表示する映像表示状態であるか否かを検出する第2の検出手段と、
    前記表示装置から入力される信号が前記第1のレベルから前記第2のレベルに変更された後に、前記表示装置が前記映像表示状態でないことが検出された場合、コマンドを用いて前記表示装置を制御することができるか否かに応じて、前記情報に基づいて生成された映像データの送信を前記送信手段に行わせるか否かを制御する制御手段と
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記制御手段は、前記表示装置が前記映像表示状態であることが検出された場合、前記情報に基づいて生成された映像データの送信を前記送信手段に行わせることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記制御手段は、前記表示装置から入力される信号が前記第1のレベルから前記第2のレベルに変更された後に、前記表示装置が前記映像表示状態でないことが検出された場合、コマンドを用いて前記表示装置を制御できないことが検出されたことに応じて、前記情報に基づいて生成された映像データの送信を前記送信手段に行わせないようにすることを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 電力を前記送信手段に供給するための電源を有し、
    前記制御手段は、前記送信手段に前記情報に基づいて生成された映像データの送信を行わせないようにするために前記電源から前記送信手段への電力供給を制御することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記情報は、前記表示装置の表示能力に関する情報を含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記情報は、前記表示装置が対応している解像度に関する情報を含むことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の表示装置。
  7. 前記情報は、前記表示装置が対応しているフォーマット、色空間、アスペクト比、走査周波数の少なくとも一つに関する情報を含むことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の表示装置。
  8. 前記情報は、EDID(EDID(Extended Display Identification Data)またはE−EDID(Enhanced EDID)に対応する情報であることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. 前記映像表示状態は、前記表示装置の電源がオンの状態であり、かつ、前記送信手段から前記表示装置に送信される映像データが前記表示装置によって表示される映像データとして選択されている状態であることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の通信装置。
  10. 表示装置から入力される信号が第1のレベルから第2のレベルに変更されたか否かを検出する第1の検出手段と、
    前記表示装置から入力される信号が前記第1のレベルから前記第2のレベルに変更された後に、前記表示装置に関する情報を前記表示装置から取得する取得手段と、
    前記情報に基づいて生成された映像データを前記表示装置に送信する送信手段と、
    コマンドを送信する通信手段と、
    前記表示装置が前記送信手段から送信される映像データを表示する映像表示状態であるか否かを検出する第2の検出手段と、
    前記表示装置から入力される信号が前記第1のレベルから前記第2のレベルに変更された後に、前記表示装置が前記映像表示状態でないことが検出された場合、前記表示装置を前記映像表示状態に変更するためのコマンドを前記通信手段に送信させる制御手段と
    を有し、
    前記制御手段は、前記表示装置を前記映像表示状態に変更するためのコマンドが前記表示装置に送信された後に、前記情報に基づいて生成された映像データの送信を前記送信手段に行わせることを特徴とする通信装置。
  11. 前記制御手段は、前記表示装置が前記映像表示状態であることが検出された場合、前記情報に基づいて生成された映像データの送信を前記送信手段に行わせることを特徴とする請求項10に記載の通信装置。
  12. 電力を前記送信手段に供給するための電源を有し、
    前記制御手段は、前記送信手段に前記情報に基づいて生成された映像データの送信を行わせないようにするために前記電源から前記送信手段への電力供給を制御することを特徴とする請求項10または11に記載の通信装置。
  13. 前記情報は、前記表示装置の表示能力に関する情報を含むことを特徴とする請求項10から12のいずれか1項に記載の通信装置。
  14. 前記情報は、前記表示装置が対応している解像度に関する情報を含むことを特徴とする請求項10から13のいずれか1項に記載の通信装置。
  15. 前記情報は、前記表示装置が対応しているフォーマット、色空間、アスペクト比、走査周波数の少なくとも一つに関する情報を含むことを特徴とする請求項10から14のいずれか1項に記載の通信装置。
  16. 前記情報は、EDID(EDID(Extended Display Identification Data)またはE−EDID(Enhanced EDID)に対応する情報であることを特徴とする請求項10から15のいずれか1項に記載の通信装置。
  17. 前記映像表示状態は、前記表示装置の電源がオンの状態であり、かつ、前記送信手段から前記表示装置に送信される映像データが前記表示装置によって表示される映像データとして選択されている状態であることを特徴とする請求項10から16のいずれか1項に記載の通信装置。
  18. 表示装置から入力される信号が第1のレベルから第2のレベルに変更されたか否かを検出するステップと、
    前記表示装置から入力される信号が前記第1のレベルから前記第2のレベルに変更された後に、前記表示装置に関する情報を前記表示装置から取得するステップと、
    前記情報に基づいて生成された映像データを前記表示装置に送信するステップと、
    前記表示装置が通信装置から送信される映像データを表示する映像表示状態であるか否かを検出するステップと、
    前記表示装置から入力される信号が前記第1のレベルから前記第2のレベルに変更された後に、前記表示装置が前記映像表示状態でないことが検出された場合、コマンドを用いて前記表示装置を制御することができるか否かに応じて、前記情報に基づいて生成された映像データの送信を行わせるか否かを制御するステップと
    を有することを特徴とする方法。
  19. 表示装置から入力される信号が第1のレベルから第2のレベルに変更されたか否かを検出するステップと、
    前記表示装置から入力される信号が前記第1のレベルから前記第2のレベルに変更された後に、前記表示装置に関する情報を前記表示装置から取得するステップと、
    前記情報に基づいて生成された映像データを前記表示装置に送信するステップと、
    前記表示装置が通信装置から送信される映像データを表示する映像表示状態であるか否かを検出するステップと、
    前記表示装置から入力される信号が前記第1のレベルから前記第2のレベルに変更された後に、前記表示装置が前記映像表示状態でないことが検出された場合、前記表示装置を前記映像表示状態に変更するためのコマンドを送信させるステップと、
    前記表示装置を前記映像表示状態に変更するためのコマンドが前記表示装置に送信された後に、前記情報に基づいて生成された映像データの送信を行わせるステップと
    を有することを特徴とする方法。
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