JP2014146920A - 通信装置、制御方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ソース装置がシンク装置の入力を正常に切り替えることができるようにすることを目的とする。
【解決手段】 外部装置の入力を切り替えるために用いられる情報を前記外部装置から取得する取得手段と、前記情報の取得が前記外部装置から許可されているか否かを検出する検出手段と、コマンドを前記外部装置に送信する通信手段と、前記情報の取得が前記外部装置から許可されていない場合に、前記情報を前記外部装置から取得するように前記取得手段を制御し、前記情報の取得を許可する状態になるように前記外部装置を制御するために、前記情報の取得が前記外部装置から許可されていない場合に前記外部装置から取得された前記情報を用いて、前記外部装置の入力を切り替えるための切替コマンドを前記外部装置に送信するように前記通信手段を制御する制御手段とを有する通信装置。
【選択図】 図1
【解決手段】 外部装置の入力を切り替えるために用いられる情報を前記外部装置から取得する取得手段と、前記情報の取得が前記外部装置から許可されているか否かを検出する検出手段と、コマンドを前記外部装置に送信する通信手段と、前記情報の取得が前記外部装置から許可されていない場合に、前記情報を前記外部装置から取得するように前記取得手段を制御し、前記情報の取得を許可する状態になるように前記外部装置を制御するために、前記情報の取得が前記外部装置から許可されていない場合に前記外部装置から取得された前記情報を用いて、前記外部装置の入力を切り替えるための切替コマンドを前記外部装置に送信するように前記通信手段を制御する制御手段とを有する通信装置。
【選択図】 図1
Description
本発明は、データを外部装置に送信する通信装置等に関する。
現在、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)(登録商標)と呼ばれる通信インターフェースが提案されている。HDMI規格に準拠した通信システム(以下、「HDMIシステム」と呼ぶ。)は、ソース(Source)装置とシンク(Sink)装置とを有する。ソース装置は、映像データをHDMIインターフェースを介して送信することができる。また、シンク装置は、ソース装置からの映像データをHDMIインターフェースを介して受信し、受信した映像データを表示することができる。
また、HDMIシステムでは、CEC(Consumer Electronics Control)規格に準拠したコマンドを用いることができる。ソース装置は、コマンドを用いることにより、シンク装置を制御することができる。シンク装置も、コマンドを用いることにより、ソース装置を制御することができる。HDMIシステムにおいて、シンク装置とソース装置とは、コマンドを用いることによって、シンク装置とソース装置との間で連携動作を行う。
このような連携動作の一例として、ソース装置がコマンドを用いて、シンク装置の電源をオンにし、シンク装置の入力をソース装置に自動的に切り替えるワンタッチプレイ(One Touch Play)と呼ばれる動作が開示されている(特許文献1)。
ワンタッチプレイが行われる場合、ソース装置は、シンク装置の入力をソース装置に切り替えるようにシンク装置を制御するための切替コマンドをシンク装置に送信する。切替コマンドには、シンク装置の入力をソース装置に切り替えるための情報として、シンク装置によって割り当てられたソース装置の物理アドレスが含まれる。そのため、ソース装置は、切替コマンドをシンク装置に送信する前に、ソース装置の物理アドレスをシンク装置から取得する必要がある。
しかし、ソース装置とシンク装置とがHDMIインターフェースを介して接続されている場合であっても、ソース装置に物理アドレスの取得を許可しないシンク装置があった。
このようなシンク装置と接続されたソース装置は、正しい物理アドレスをシンク装置から取得することができないので、切替コマンドをシンク装置に送信することができずに、ワンタッチプレイを行うことができない場合があった。そのため、ユーザは、ソース装置から供給される映像データや音声データをシンク装置で視聴する場合、シンク装置の入力をソース装置に切り替えるための操作をシンク装置に対して行う必要があり、不便であった。なお、このような課題は、HDMI規格と異なる通信規格に対応するソース装置においても起こり得る課題である。
そこで、本発明は、ソース装置がシンク装置の入力を正常に切り替えることができるようにすることを目的とする。
本発明に係る通信装置は、外部装置の入力を切り替えるために用いられる情報を前記外部装置から取得する取得手段と、前記情報の取得が前記外部装置から許可されているか否かを検出する検出手段と、コマンドを前記外部装置に送信する通信手段と、制御手段とを有し、前記制御手段は、前記情報の取得が前記外部装置から許可されていない場合に、前記情報を前記外部装置から取得するように前記取得手段を制御し、前記制御手段は、前記情報の取得を許可する状態になるように前記外部装置を制御するために、前記情報の取得が前記外部装置から許可されていない場合に前記外部装置から取得された前記情報を用いて、前記外部装置の入力を切り替えるための切替コマンドを前記外部装置に送信するように前記通信手段を制御することを特徴とする。
本発明に係る制御方法は、外部装置の入力を切り替えるために用いられる情報の取得が前記外部装置から許可されているか否かを検出するステップと、前記情報の取得が前記外部装置から許可されていない場合に、前記情報を前記外部装置から取得するステップと、前記情報の取得を許可する状態になるように前記外部装置を制御するために、前記情報の取得が前記外部装置から許可されていない場合に前記外部装置から取得された前記情報を用いて、前記外部装置の入力を切り替えるための切替コマンドを前記外部装置に送信するステップとを有する。
本発明に係るプログラムは、外部装置の入力を切り替えるために用いられる情報の取得が前記外部装置から許可されているか否かを検出するステップと、前記情報の取得が前記外部装置から許可されていない場合に、前記情報を前記外部装置から取得するステップと、前記情報の取得を許可する状態になるように前記外部装置を制御するために、前記情報の取得が前記外部装置から許可されていない場合に前記外部装置から取得された前記情報を用いて、前記外部装置の入力を切り替えるための切替コマンドを前記外部装置に送信するステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、ソース装置がシンク装置の入力を正常に切り替えることができるようにすることができる。
以下に、本発明に係る実施例について、添付の図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明、以下に説明する実施例1に限定されるものではないものとする。
[実施例1]
実施例1に係る通信システムは、図1に示すように、通信装置100、外部装置300、及び通信装置100と外部装置300とを接続するためのケーブル200を有する。通信装置100と外部装置300は、ケーブル200を介して接続されている。
実施例1に係る通信システムは、図1に示すように、通信装置100、外部装置300、及び通信装置100と外部装置300とを接続するためのケーブル200を有する。通信装置100と外部装置300は、ケーブル200を介して接続されている。
通信装置100は、ケーブル200を介して映像(video)データ、音声(audio)データ及び補助データを外部装置300に送信することができるデータ送信装置である。外部装置300は、通信装置100から受信した映像データを表示器に表示し、通信装置100から受信した音声データをスピーカから出力するデータ受信装置である。通信装置100及び外部装置300はいずれも、ケーブル200を介して様々な制御コマンドを双方向に送信することができる。
実施例1において、通信装置100、外部装置300及びケーブル200は、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)規格に準拠するものとする。したがって、通信装置100は、HDMI規格におけるHDMIソース(Source)として機能するソース装置であり、外部装置300は、HDMI規格におけるHDMIシンク(Sink)として機能するシンク装置である。
実施例1において、通信装置100及び外部装置300は、HDMI規格が規定しているCEC(Consumer Electronics Control)プロトコルに準拠するものとする。通信装置100と外部装置300との間で双方向に送信される制御コマンドは、CECプロトコルに準拠する。以下、CECプロトコルに準拠した制御コマンドを「CECコマンド」と呼ぶ。
実施例1では、通信装置100の一例としてデジタルスチルカメラを用いる。なお、通信装置100は、デジタルスチルカメラに限るものではなく、HDMIソースとしての機能を持つ装置であれば、デジタル一眼レフカメラ、デジタルビデオカメラ、レコーダ、プレイヤなどの装置を通信装置100として用いてもよい。また、通信装置100は、スマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
実施例1では、外部装置300の一例としてテレビジョン受像機(以下、「テレビ」と呼ぶ)を用いる。なお、外部装置300は、テレビに限るものではなく、HDMIシンクとしての機能を持つ装置であれば、プロジェクタやパーソナルコンピュータなどの表示装置を外部装置300として用いてもよい。また、外部装置300は、HDMI規格におけるHDMIリピータ(Ripeater)として機能するリピータ装置(中継装置)であってもよいものとする。なお、この場合、外部装置300は、Avアンプを外部装置300として用いてもよい。
<ケーブル200>
次に、図1を参照して、ケーブル200を説明する。
次に、図1を参照して、ケーブル200を説明する。
ケーブル200は、電源伝送ライン201、HPD(Hot Plug Detect)ライン202及びDDC(Display Data Channel)ライン203を有する。ケーブル200は、さらに、TMDS(Transition Minimized Differential Singnaling)ライン204及びCECライン205を有する。
電源伝送ライン201は、通信装置100から外部装置300に所定の電源を供給するための伝送ラインである。
HPDライン202は、高電圧レベル(以下、Hレベル)又は低電圧レベル(以下、Lレベル)のHPD信号を外部装置300から通信装置100に伝送するための伝送ラインである。
DDCライン203は、外部装置300のデバイス情報を外部装置300から通信装置100に伝送するための伝送ラインである。外部装置300のデバイス情報とは、外部装置300のEDID(Extended Display Identification Data)又はE−EDID(Enhanced EDID)である。EDID及びE−EDIDはいずれも、外部装置300のデバイス情報として、外部装置300に関する外部装置300の識別情報、外部装置300の表示能力などに関する情報、外部装置300の音声出力能力などに関する情報等を含む。例えば、EDID及びE−EDIDには、外部装置300がサポートしている解像度、走査周波数、アスペクト比、色空間などに関する情報や、物理アドレスが含まれている。物理アドレスは、通信装置100と外部装置300との接続の関係を示す情報を含む。物理アドレスは、通信装置100がケーブル200を介して接続されている外部装置300のコネクタを示す情報を含む。E−EDIDは、EDIDを拡張したものであり、EDIDよりも多くの能力情報を含む。例えば、E−EDIDには、外部装置300がサポートしている映像データ及び音声データのフォーマットや3D表示フォーマットに関する対応などに関する情報が含まれている。以下、EDID及びE−EDIDをいずれも「EDID」と呼ぶ。
TMDSライン204は、通信装置100から外部装置300に映像データ、音声データ及び補助データを伝送するための高速な伝送ラインである。
CECライン205は、通信装置100と外部装置300との間で、CECコマンドを双方向に伝送するための伝送ラインである。 外部装置300は、通信装置100を制御するためのCECコマンドを通信装置100にCECライン205を介して送信することにより、通信装置100を制御することができる。また、通信装置100は、外部装置300を制御するためのCECコマンドを外部装置300にCECライン205を介して送信することにより、外部装置300を制御することができる。
なお、ケーブル200は、HDMI規格に対応するケーブルに限られるものではない。ケーブル200は、DiiVA、MHL(Mobile High−Definition Link)やWireless HD(Wireless High Definition)等の規格に対応する通信インターフェースであってもよい。
また、ケーブル200は、HDMI規格と互換性のある通信インターフェースであってもよい。また、通信装置100と外部装置300は、HDMI規格に準拠した通信を無線によって行うものであってもよい。
<通信装置100>
次に、図1を参照して、通信装置100の構成の一例を説明する。
次に、図1を参照して、通信装置100の構成の一例を説明する。
通信装置100は、図1に示すように、制御部101、メモリ102、通信部103、撮像部104、記録部105、表示部106、操作部107、電源供給部108及びROM109を有する。以下、通信装置100について説明する。
制御部101は、通信装置100を制御する。制御部101は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)を含む。なお、制御部101は、ハードウェアにより構成される。
また、制御部101は、外部装置300から受信したCECコマンドに応じて、通信装置100を制御したり、操作部107からの入力信号により通信装置100を制御する。また、制御部101は、外部装置300から取得した外部装置300のEDIDを解析し、解析した結果を取得したEDIDとともにメモリ102に記録する。
また、CPU101は、タイマー101aを有する。
メモリ102は、通信装置100のバッファとして機能するメモリであり、記録部105によって読み出された映像データや音声データ等を一時的に記録することもできる。
また、メモリ102は、制御部101によって解析されたEDIDの解析結果、コマンド処理部103eによって受信されたCECコマンドの解析結果及び外部装置300から取得したEDIDに含まれる物理アドレスを記録する。
メモリ102は、RAM(Random Access Memory)に限られるものではなく、ハードディスク装置等の外部記憶装置であってもよい。
通信部103は、不図示のコネクタ、電源出力部103a、HPD検出部103b、EDID取得部103c、データ送信部103d及びコマンド処理部103eを有する。
不図示のコネクタは、ケーブル200を接続するために用いられる。
電源出力部103aは、電源供給部108から供給される電源から所定の電源を生成する。さらに、電源出力部103aは、生成した所定の電源を電源伝送ライン201を介して外部装置300に出力する。
HPD検出部103bは、外部装置300から送信されるHPD信号を、HPDライン202を介して検出する。電源出力部103aから電源伝送ライン201を介して外部装置300に所定の電源が供給されている場合、外部装置300は、外部装置300のEDIDを通信装置100に送信できるか否かを判定する。この場合、外部装置300は、この判定結果に応じて、HレベルのHPD信号またはLレベルのHPD信号を通信装置100に送信する。電源伝送ライン201を介して外部装置300に所定の電源が供給されている場合、外部装置300がEDIDを通信装置100に送信できると判定したとき、外部装置300は、HレベルのHPD信号を通信装置100にHPDライン202を介して送信する。そこで、HPD検出部103bは、HPDライン202を介してHレベルのHPD信号を検出した場合、外部装置300から外部装置300のEDIDを取得できることを制御部101に通知する。
また、電源出力部103aから電源伝送ライン201を介して外部装置300に所定の電源が供給されていない場合、外部装置300は、LレベルのHPD信号を通信装置100にHPDライン202を介して送信する。電源伝送ライン201を介して外部装置300に所定の電源が供給されている場合で、外部装置300がEDIDを通信装置100に送信できないと判定したとき、外部装置300は、LレベルのHPD信号を通信装置100にHPDライン202を介して送信する。そこで、HPD検出部103bは、HPDライン202を介してLレベルのHPD信号を検出した場合、外部装置300から外部装置300のEDIDを取得できないことを制御部101に通知する。
HPD検出部103bは、HPDライン202を介して検出したHPD信号がHレベルのHPD信号からLレベルのHPD信号に変化した場合、HPD信号がHレベルからLレベルに変化したことを制御部101に通知する。また、HPD検出部103bは、HPD信号がLレベルのHPD信号からHレベルのHPD信号に変化した場合も同様にHPD信号がLレベルからHレベルに変化したことを制御部101に通知する。
EDID取得部103cは、HPD検出部103bで検出されたHPD信号がHレベルである場合、DDCライン203を介して、外部装置300に外部装置300のEDIDを取得するための要求を送信し、外部装置300のEDIDを取得する。
データ送信部103dは、撮像部104により生成された映像データや記録部105により記録媒体105aから読み出された映像データをTMDSライン204を介して外部装置300に送信する。また、データ送信部103dは、不図示のマイクロフォン部により生成された音声データや記録部105により記録媒体105aから読み出された音声データをTMDSライン204を介して外部装置300に送信する。また、データ送信部103dは、映像データを外部装置300に表示させるための補助データや音声データを外部装置300のスピーカから出力させるための補助データ等も外部装置300にTMDSライン204を介して送信する。
データ送信部103dによって外部装置300に送信される映像データ及び音声データは、EDID取得部103cが取得した外部装置300のEDIDに応じて、生成される。
コマンド処理部103eは、外部装置300からCECライン205を介してCECコマンドを受信し、受信したCECコマンドを解析する。コマンド処理部103eは、コマンドの解析結果を制御部101に供給する。この場合、制御部101は、コマンド処理部103eから供給されたコマンドの解析結果に応じて、通信装置100を制御する。
また、コマンド処理部103eは、外部装置300を制御するためのCECコマンドをCECライン205を介して外部装置300に送信する。なお、外部装置300を制御するためのCECコマンドは、制御部101によって生成される。コマンド処理部103eは、外部装置300を制御するためのCECコマンドをCECライン205を介して外部装置300に送信した場合に、外部装置300から供給される通信装置100への応答を受信する。なお、外部装置300から通信装置100への応答として、肯定の応答を示すAck応答と、否定の応答を示すNack応答とがある。
撮像部104は、通信装置100の動作モードが撮影モードである場合は、被写体の撮影を行い、当該被写体の光学像から映像データを生成する。また、撮像部104は、被写体を撮影するためのCCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子を有する。撮像部104で生成される映像データは、動画データ、静止画データのいずれでもよい。撮像部104で生成された映像データは、撮像部104からデータ送信部103d及び記録部105に供給される。
撮像部104が動画データを生成する場合、不図示のマイクロフォン部は音声データを生成する。マイクロフォン部で生成された音声データは、マイクロフォン部からデータ送信部103d、記録部105及び不図示のスピーカ部に供給される。撮像部104は、通信装置100の動作モードが再生モードである場合は、被写体の撮影を停止し、当該被写体の光学像からの映像データの生成を停止する。
記録部105は、通信装置100の動作モードが撮影モードである場合は、撮像部104で生成された映像データと、マイクロフォン部で生成された音声データとを記録媒体105aに記録する。撮像部104及びマイクロフォン部で生成された映像データ及び音声データの記録媒体105aへの記録は、操作部107を介して入力されたユーザの指示に従って、制御部101が制御する。制御部101は、撮像部104及びマイクロフォン部で生成された映像データ及び音声データの記録媒体105aへの記録を、外部装置300から受信したCECコマンドに従って制御することもできる。
また、記録部105は、通信装置100の動作モードが再生モードである場合、記録媒体105aに記録されている映像データや音声データを読み出し、データ送信部103dや表示部106に供給する。なお、記録部105が記録媒体105aに記録する映像データや音声データは、撮像部104で生成された映像データであってもいい。また、記録部105は、通信装置100の動作モードが撮影モードである場合は、映像データや音声データの読み出しを停止する。
なお、記録媒体105aは、通信装置100に内蔵されたものであっても、通信装置100から取り外し可能なものであってもよい。また、記録媒体105aに記録されるデータは、静止画データや動画データ等であってもよく、映像データと音声データとが別々に記録されるものであってもよい。
表示部106は、液晶ディスプレイなどの表示器により構成される。通信装置100の動作モードが撮影モードである場合、表示部106は、撮像部104で生成された映像データを表示する。通信装置100の動作モードが再生モードである場合、表示部106は、記録部105が記録媒体105aから再生した映像データを表示する。
操作部107は、通信装置100を操作するためのユーザインターフェースを提供する。操作部107は、通信装置100を操作するための複数のボタンを有する。操作部107に含まれる各ボタンは、スイッチ、タッチパネル等により構成される。
電源供給部108は、AC電源、または不図示のバッテリーから通信装置100の各部に必要な電源を供給する。通信装置100の電源がオン状態である場合は、電源供給部108から通信装置100全体に必要な電源が供給される。通信装置100の電源がスタンバイ状態である場合、通信装置100の一部に対して電源供給部108からの電源供給が行われない。通信装置100の電源がスタンバイ状態である場合は、制御部101は、少なくとも電源供給部108から制御部101、操作部107及びコマンド処理部103eに電源が供給されるようにする。通信装置100の電源がスタンバイ状態である場合は、制御部101は、電源供給部108からROM109にも電源が供給が行われるようにしてもよい。
ROM(Read Only Memory)109は、制御部101によって実行される通信装置100を制御するためのプログラムが記録されている。また、ROM109には、通信装置100で行われる処理や動作に対する閾値や通信装置100で行われる処理や動作に関するパラメータ等が記録されている。なお、ROM109は、ハードディスク装置等の記憶装置であってもよい。
<外部装置300>
次に、図1を参照して、外部装置300の構成の一例を説明する。
次に、図1を参照して、外部装置300の構成の一例を説明する。
外部装置300は、図1に示すように、制御部301、チューナ部302、通信部303、表示部304、操作部305、メモリ306、電源供給部307及びROM308を有する。
制御部301は、ROM308に格納されているプログラムに従って外部装置300を制御する。また、制御部301は、各部に電源を供給するように電源供給部307を制御したり、電源の供給を停止するように電源供給部307を制御する。制御部301は、CPUやMPUを含む。
チューナ部302は、ユーザによって選択されたテレビジョンチャンネルのテレビジョン放送を受信する。テレビジョンチャンネルの選択は、操作部305または不図示のリモートコントローラ(以下、「リモコン」と呼ぶ)を用いて行う。
メモリ306は、外部装置300のバッファとして機能するメモリであり、通信部303によって取得された映像データ、音声データ及び補助データ等を一時的に記録することもできる。なお、メモリ306は、RAMに限られるものではなく、ハードディスク装置等の外部記憶装置であってもよい。
通信部303は、不図示の複数のコネクタ、電源検出部303a、HPD出力部303b、EDID出力部303c、データ受信部303d及びコマンド処理部303eを有する。
不図示の複数のコネクタは、ケーブル200のようなケーブルを複数接続するために用いられる。
電源検出部303aは、所定の電源を電源伝送ライン201を介して通信装置100から供給される。また、電源検出部303aは、電源伝送ライン201を介して通信装置100から所定の電源が供給されているか否かを検出する。
HPD出力部303bは、HPD信号をHPDライン202を介して通信装置100に送信する。電源検出部303aによって電源伝送ライン201を介して通信装置100から所定の電源が供給されていると検出された場合、HPD出力部303bは、HレベルのHPD信号またはLレベルのHPD信号を通信装置100にHPDライン202を介して送信する。
電源検出部303aによって電源伝送ライン201を介して所定の電源が供給されていると検出された場合、HPD出力部303bは、メモリ306に格納されているEDIDを通信装置100にDDCライン203を介して送信できるか否かを判定する。メモリ306には、ケーブル200を接続するための各コネクタに対応する外部装置300のEDIDが別々に格納されている。通信装置100が接続されているコネクタに対応するEDIDに含まれる情報が変更されていない場合、HPD出力部303bは、通信装置100が接続されているコネクタに対応する外部装置300のEDIDを通信装置100に送信できると判定する。この場合、通信装置100からのEDIDの要求により通信装置100に外部装置300のEDIDを送信できることを通信装置100に通知するため、HPD出力部303bは、HレベルのHPD信号をHPDライン202を介して通信装置100に送信する。なお、EDIDの要求とは、外部装置300のEDIDを取得するための要求である。
通信装置100が接続されているコネクタに対応するEDIDに含まれる情報が変更された場合、HPD出力部303bは、通信装置100が接続されているコネクタに対応する外部装置300のEDIDを通信装置100に送信できないと判定する。この場合、通信装置100からのEDIDの要求により通信装置100に外部装置300のEDIDを送信できないことを通信装置100に通知するため、HPD出力部303bは、LレベルのHPD信号をHPDライン202を介して通信装置100に送信する。
また、電源検出部303aによって電源伝送ライン201を介して通信装置100から所定の電源が供給されていないと検出された場合、HPD出力部303bは、LレベルのHPD信号をHPDライン202を介して通信装置100に送信する。
EDID出力部303cは、DDCライン203を介して通信装置100からEDIDを取得するための要求を受信したか否かを判定する。HPD出力部303bから通信装置100に送信されるHPD信号がHレベルで、通信装置100からEDIDを取得するための要求を受信した場合、EDID出力部303cは、外部装置300のEDIDをDDCライン203を介して通信装置100に送信する。
データ受信部303dは、通信装置100から送信される映像データ、音声データ及び補助データをTMDSライン204を介して受信する。
通信装置100からデータ受信部303dがTMDSライン204を介して受信した映像データは、メモリ306に記録され、表示部304に表示される。この場合、データ受信部303dがTMDSライン204を介して、通信装置100から受信した音声データは、メモリ306に記録され、不図示のスピーカ部から出力される。また、この場合、データ受信部303dがTMDSライン204を介して通信装置100から受信した補助データは、制御部301に供給される。制御部301は、通信装置100から受信した補助データに従って外部装置300を制御する。
コマンド処理部303eは、通信装置100から送信されたCECコマンドをCECライン205を介して受信する。コマンド処理部303eは、通信装置100から受信したCECコマンドを、制御部301に供給し、制御部301は、通信装置100からコマンド処理部303eが受信したCECコマンドに従って外部装置300を制御する。
また、コマンド処理部303eは、通信装置100から受信したCECコマンドに応じて、Ack応答または、Nack応答をCECライン205を介して通信装置100に供給する。また、コマンド処理部303eは、通信装置100を制御するためのCECコマンドを、CECライン205を介して通信装置100に送信する。なお、通信装置100を制御するためのCECコマンドは、制御部301で生成され、制御部301からコマンド処理部303eに供給される。
なお、通信部303が有するコネクタの数は外部装置300によって任意であり、2つ以上であってもよい。また、外部装置300は、コネクタの数だけ通信装置100以外のソース装置を接続することができる。
表示部304は、液晶ディスプレイ等の表示器により構成される。表示部304は、チューナ部302及びデータ受信部303dの少なくとも一つから供給された映像データを表示する。データ受信部303dによって通信装置100から受信された映像データが供給された場合、表示部304は、通信装置100から受信した映像データを表示する。
操作部305は、外部装置300を操作するためのユーザインターフェースを提供する。操作部305は、外部装置300を操作するための複数のボタンを有し、制御部301は、操作部305を介して入力されたユーザの指示に従って外部装置300を制御する。操作部305に含まれる各ボタンは、スイッチ、タッチパネル等により構成される。操作部305は外部装置300を操作するための電源ボタン、チャンネル選択ボタン、外部入力ボタンなどを有する。
電源供給部307は、AC電源等から外部装置300の各部に必要な電源を供給する。外部装置300の電源がオン状態である場合、電源供給部307から外部装置300全体に電源が供給される。外部装置300の電源がスタンバイ状態である場合、電源供給部307は、外部装置300の一部に電源供給を行わない。そのため、外部装置300の電源がスタンバイ状態である場合、外部装置300の動作は制限される。例えば、外部装置300の電源がスタンバイ状態である場合、表示部304は、映像データを表示せず、不図示のスピーカ部は、音声データを出力しない。また、例えば、外部装置300の電源がスタンバイ状態である場合、通信部303は、通信装置100との通信を制限し、通信装置100から映像データ及び音声データの受信を行わない。なお、「スタンバイ状態」を「スリープ状態」、「パワーセーブ状態」、「低消費電力状態」、「電源オフ状態」及び「節電状態」のいずれか一つに言い換えてもよい。
ROM308は、制御部301によって実行される外部装置300を制御するためのプログラムが記録されている。また、ROM308には、外部装置300で行われる処理や動作に対する閾値や外部装置300で行われる処理や動作に関するパラメータ等が記録されている。なお、ROM308は、ハードディスク装置等の記憶装置であってもよい。
(制御処理)
次に図2のフローチャートを参照し、ワンタッチプレイを行うための制御処理について説明を行う。ワンタッチプレイとは、通信装置100が外部装置300を映像データの表示を行うモードに変更し、通信装置100が外部装置300の入力を通信装置100に切り替える動作である。ワンタッチプレイが行われた場合、外部装置300は、通信装置100から受信した映像データを表示部304に表示することができる状態になる。また、ワンタッチプレイが行われた場合、外部装置300は、通信装置100から受信した音声データを不図示のスピーカ部から出力することができる状態になる。
次に図2のフローチャートを参照し、ワンタッチプレイを行うための制御処理について説明を行う。ワンタッチプレイとは、通信装置100が外部装置300を映像データの表示を行うモードに変更し、通信装置100が外部装置300の入力を通信装置100に切り替える動作である。ワンタッチプレイが行われた場合、外部装置300は、通信装置100から受信した映像データを表示部304に表示することができる状態になる。また、ワンタッチプレイが行われた場合、外部装置300は、通信装置100から受信した音声データを不図示のスピーカ部から出力することができる状態になる。
図2に示す制御処理は、制御部101がROM109に記録されているプログラムを実行することによって、通信装置100によって行われる処理である。なお、制御部101は、サーバやOS(オペレーティングシステム)を介してメモリ102や不図示の制御部101のメモリに供給されたプログラムを実行することによって、図2に示す制御処理を行ってもよいものとする。なお、図2の制御処理は、通信装置100と外部装置300とがケーブル200を介して接続されている場合において、通信装置100の電源がオンにされたときに、制御部101によって行われるものとする。
制御部101は、所定の電源を電源伝送ライン201を介して外部装置300に出力するように電源出力部103aを制御した後、S201の処理を行う。
S201において、制御部101は、通信装置100のデバイスタイプに対応する論理アドレスが通信装置100に割り当てられているか否かを判定する。制御部101は、通信装置100のデバイスタイプに対応する論理アドレス宛てに<Polling Message>コマンドを送信するようにコマンド処理部103eを制御する。<Polling Message>コマンドが送信された後、制御部101は、コマンド処理部103eがNack応答を受信したか否かを判定する。コマンド処理部103eがNack応答を受信した場合、制御部101は、<Polling Message>コマンドを送信した際の宛先である論理アドレスが通信装置100に割り当てられていると判定する。コマンド処理部103eがAck応答を受信した場合、制御部101は、<Polling Message>コマンドを送信した際の宛先である論理アドレスが通信装置100以外の装置に割り当てられていると判定する。その後、制御部101は、別の論理アドレス宛てに<Polling Message>コマンドを送信するようにコマンド処理部103eを制御する。<Polling Message>コマンドは、CEC規格に規定されているCECコマンドである。<Polling Message>コマンドは、通信装置100に割り当てられている論理アドレスを検出するために用いられる。
論理アドレスが通信装置100に割り当てられていると判定された場合(S201でYes)、本フローチャートは、S202に進む。論理アドレスが通信装置100に割り当てられていないと判定された場合(S201でNo)、コマンド処理部103eは、CECコマンドを用いて外部装置300と通信を行うことができないので、本フローチャートは、終了する。
S202において、制御部101は、外部装置300の電源がオン状態であるか否かを判定する。この場合、制御部101は、外部装置300に<Give Device Status>コマンドを送信するようにコマンド処理部103eを制御する。外部装置300が<Give Device Status>コマンドを受信した場合、外部装置300は、外部装置300の電源の状態を示す情報を含む<Report Power Status>コマンドを通信装置100に送信する。制御部101は、コマンド処理部103eが受信した<Report Power Status>コマンドに含まれる外部装置300の電源の状態を示す情報を用いて、外部装置300の電源がオン状態であるか否かを判定する。
外部装置300の電源がオン状態であると判定された場合(S202でYes)、本フローチャートは、S203に進む。外部装置300の電源がオン状態でないと判定された場合(S202でNo)、本フローチャートは、S210に進む。なお、外部装置300の電源がスタンバイ状態からオン状態に遷移中であると判定された場合、制御部101は、一定の時間待機した後にS203の処理を行うようにしてもよい。
S203において、制御部101は、HPD検出部103bによって検出されたHPD信号がLレベルであるか否かを判定する。HPD検出部103bによって検出されたHPD信号がLレベルであると判定された場合(S203でYes)、本フローチャートは、S211に進む。HPD検出部103bによって検出されたHPD信号がLレベルでないと判定された場合(S203でNo)、HPD検出部103bによって検出されたHPD信号がHレベルであると判定される。この場合(S203でNo)、本フローチャートは、S204に進む。
HPD信号がHレベルである場合(S203でNo)、外部装置300が通信装置100にEDIDの取得を許可している。そのため、通信装置100は、外部装置300から取得したEDIDから物理アドレスを正常に取得することができる。
そこで、S204において、制御部101は、EDIDを取得するための要求を外部装置300に送信するようにEDID取得部103cを制御する。制御部101は、EDID取得部103cが外部装置300からEDIDを取得した場合、取得したEDIDをメモリ102に格納する。なお、HPD検出部103bによって検出されたHPD信号がHレベルであると判定された場合に、外部装置300から取得するEDIDを以下、「第1のEDID」と呼ぶものとする。
第1のEDIDが取得された場合、本フローチャートは、S205に進む。
S205において、制御部101は、S204において取得された第1のEDIDが正常であるか否かを判定する。制御部101は、S204においてメモリ102に格納されている第1のEDIDを解析し、第1のEDIDの解析結果を用いて、第1のEDIDにエラーが発生しているか否かを判定する。例えば、制御部101は、第1のEDIDのフォーマットが規定されているフォーマットに対応しているか否かを判定することによって、第1のEDIDにエラーが発生しているか否かを判定する。また、例えば、制御部101は、第1のEDIDに異常な値が含まれているか否かを判定することによって、第1のEDIDにエラーが発生しているか否かを判定する。
S204において取得された第1のEDIDにエラーが発生している場合、制御部101は、S204において取得された第1のEDIDが正常でないと判定し(S205でNo)、メモリ102から第1のEDIDを消去する。この場合(S205でNo)、本フローチャートは、S222に進む。S204において取得された第1のEDIDにエラーが発生していない場合、制御部101は、S204において取得された第1のEDIDが正常であると判定し(S205でYes)、解析の結果から取得した物理アドレスをメモリ102に格納する。この場合(S205でYes)、本フローチャートは、S206に進む。
S206において、制御部101は、S205において取得された物理アドレス及び通信装置100のデバイスタイプを外部装置300に通知するための第1の通知コマンドを外部装置300に送信するようにコマンド処理部103eを制御する。第1の通知コマンドは、例えば、CEC規格に規定されている<Report Physical Address>コマンドである。第1の通知コマンドには、S205において第1のEDIDから取得された物理アドレスを示す情報と、通信装置100のデバイスタイプを示す情報とが含まれる。通信装置100のデバイスタイプを示す情報とは、例えば、通信装置100がテレビ、記録装置、チューナ、再生装置及びオーディオシステムのいずれか一つであることを示す情報である。なお、第1の通知コマンドには、通信装置100のデバイスタイプを示す情報の代わりに通信装置100に割り当てられた論理アドレスを示す情報が含まれていてもよい。また、第1の通知コマンドは、ベンダーコマンドであってもよい。また、S206において、制御部101は、第1の通知コマンドの他にさらに通信装置100のベンダーIDや通信装置100の固有IDを外部装置300に送信するようにコマンド処理部103eを制御してもよい。第1の通知コマンドが送信された場合、本フローチャートは、S207に進む。
S207において、制御部101は、外部装置300を映像データの表示を行うモードに変更するためのモード切替コマンドを外部装置300に送信するようにコマンド処理部103eを制御する。モード切替コマンドは、例えば、CEC規格に規定されている<Image View On>コマンド、または<Text View On>コマンドである。また、モード切替コマンドは、ベンダーコマンドであってもよい。モード切替コマンドが送信された場合、本フローチャートは、S208に進む。
S208において、制御部101は、外部装置300の入力を通信装置100に切り替えるための第1の切替コマンドを外部装置300に送信するようにコマンド処理部103eを制御する。また、第1の切替コマンドは、通信装置100が外部装置300に映像データ及び音声データの少なくとも一つを送信することができる状態であることを通知するために用いられる。第1の切替コマンドは、例えば、CEC規格に規定されている<Active Source>コマンドである。第1の切替コマンドには、S205において第1のEDIDから取得された物理アドレスを示す情報が含まれる。また、第1の切替コマンドは、ベンダーコマンドであってもよい。
外部装置300は、第1の切替コマンドを受信した場合、第1の切替コマンドに含まれる物理アドレスを示す情報に応じて、通信部303の複数のコネクタの中から一つのコネクタを選択する。さらに、外部装置300は、選択されたコネクタを介して受信した映像データを表示部304に表示し、選択したコネクタを介して受信した音声データを不図示のスピーカから出力する。
第1の切替コマンドが送信された場合、本フローチャートは、S209に進む。
S209において、制御部101は、映像データ及び音声データの少なくとも一つを外部装置300に送信するための処理を行う。例えば、制御部101は、S205において取得した第1のEDIDの解析結果を用いて、映像データ及び音声データの少なくとも一つを生成する処理を行う。さらに、制御部101は、第1のEDIDに応じて生成された映像データ及び音声データの少なくとも一つをTMDSライン204を介して外部装置300に送信するようにデータ送信部103dを制御する処理を開始してもよい。この場合、本フローチャートは、終了する。
S210において、制御部101は、外部装置300の電源をオン状態に変更するための電源制御コマンドを外部装置300に送信するようにコマンド処理部103eを制御する。電源制御コマンドは、例えば、CEC規格に規定されている<Image View On>コマンドや<User Control Pressed>コマンドである。また、電源制御コマンドは、ベンダーコマンドであってもよい。電源制御コマンドが送信された場合、本フローチャートは、S210からS202に戻る。
HPD信号がLレベルである場合(S203でYes)、外部装置300は、通信装置100にEDIDの取得を許可していない。そのため、通信装置100は、外部装置300から取得したEDIDから正しい物理アドレスを取得することができない。
しかしながら、外部装置300の電源がオン状態であっても、外部装置300の入力として通信装置100が選択されていない場合に、通信装置100に対応するHPD信号をHレベルに変更しない外部装置300が通信装置100に接続される場合があった。この場合、通信装置100は、外部装置300によって通信装置100に対応するHPD信号がHレベルに変更されるまでの間、外部装置300の入力を通信装置100に切り替えるように制御することができなかった。このため、通信装置100は、外部装置300によって通信装置100に対応するHPD信号がHレベルに変更されるまでの間、映像データ及び音声データを外部装置300に出力させることもできなかった。これにより、ユーザは、通信装置100から送信される映像データや音声データを外部装置300で視聴する場合、操作部305や不図示のリモコンを操作することで外部装置300の入力を通信装置100に切り替える必要があり、ユーザにとって不便であった。
そこで、通信装置100は、上記のような問題を解決するために、後述のS211からS222までの処理を行うようにした。
S211において、制御部101は、EDIDを取得するための要求を外部装置300に送信するようにEDID取得部103cを制御する。制御部101は、EDID取得部103cが外部装置300から取得したEDIDをメモリ102に格納する。なお、HPD検出部103bによって検出されたHPD信号がLレベルであると判定された場合に、外部装置300から取得するEDIDを以下、「第2のEDID」と呼ぶものとする。第2のEDIDが取得された場合、本フローチャートは、S212に進む。EDID取得部103cが第2のEDIDを取得できなかった場合、本フローチャートは、S222に進む。
S212において、制御部101は、S211において取得された第2のEDIDが正常であるか否かを判定する。制御部101は、S211においてメモリ102に格納されている第2のEDIDを解析し、解析の結果を用いて、第2のEDIDにエラーが発生しているか否かを判定する。制御部101は、S205の処理と同様に、第2のEDIDにエラーが発生しているか否かを判定するものとする。S211において取得された第2のEDIDにエラーが発生している場合、制御部101は、S211において取得された第2のEDIDが正常でないと判定し(S212でNo)、メモリ102から第2のEDIDを消去する。この場合(S212でNo)、本フローチャートは、S222に進む。S211において取得された第2のEDIDにエラーが発生していない場合、制御部101は、S211において取得された第2のEDIDが正常であると判定し(S212でYes)、解析の結果から取得した物理アドレスをメモリ102に格納する。この場合(S212でYes)、本フローチャートは、S213に進む。
S213において、制御部101は、S212において取得された物理アドレス及び通信装置100のデバイスタイプを外部装置300に通知するための第2の通知コマンドを外部装置300に送信するようにコマンド処理部103eを制御する。第2の通知コマンドは、例えば、CEC規格に規定されている<Report Physical Address>コマンドである。第2の通知コマンドには、S212において第2のEDIDから取得された物理アドレスを示す情報と、通信装置100のデバイスタイプを示す情報とが含まれる。なお、第2の通知コマンドには、通信装置100のデバイスタイプを示す情報の代わりに通信装置100に割り当てられた論理アドレスを示す情報が含まれていてもよい。また、第2の通知コマンドは、ベンダーコマンドであってもよい。また、S213において、制御部101は、第2の通知コマンドの他にさらに通信装置100のベンダーIDや通信装置100の固有IDを外部装置300に送信するようにコマンド処理部103eを制御してもよい。第2の通知コマンドが送信された場合、本フローチャートは、S214に進む。
S214において、制御部101は、S207と同様に、モード切替コマンドを外部装置300に送信するようにコマンド処理部103eを制御する。モード切替コマンドが送信された場合、本フローチャートは、S215に進む。
S215において、制御部101は、外部装置300の入力を通信装置100に切り替えるための第2の切替コマンドを外部装置300に送信するようにコマンド処理部103eを制御する。第2の切替コマンドは、例えば、CEC規格に規定されている<Active Source>コマンドである。第2の切替コマンドには、S212において第2のEDIDから取得された物理アドレスを示す情報が含まれる。また、第2の切替コマンドは、ベンダーコマンドであってもよい。
外部装置300は、第2の切替コマンドを受信した場合、第2の切替コマンドに含まれる物理アドレスを示す情報に応じて、通信部303の複数のコネクタの中から一つのコネクタを選択する。さらに、外部装置300は、選択されたコネクタを介して受信した映像データを表示部304に表示し、選択したコネクタを介して受信した音声データを不図示のスピーカから出力する。第2の切替コマンドが送信された場合、本フローチャートは、S216に進む。
外部装置300には、第2の切替コマンドを実行した場合に、通信装置100に対応するHPD信号をLレベルからHレベルに変更する装置がある。そのため、第2の切替コマンドが送信された後、通信装置100に対応するHPD信号がHレベルに変更された場合、通信装置100は、正しい物理アドレスを取得することができるようになる。
そこで、S216において、制御部101は、S203と同様に、HPD検出部103bによって検出されたHPD信号がLレベルであるか否かを判定する。HPD検出部103bによって検出されたHPD信号がLレベルであると判定された場合(S216でYes)、本フローチャートは、所定の時間が経過した後、再びS216の処理を繰り返す。所定の時間は、例えば、約500msである。HPD検出部103bによって検出されたHPD信号がLレベルでないと判定された場合(S216でNo)、本フローチャートは、S217に進む。
S211において取得された第2のEDIDが正常であると判定された場合(S212でYes)、通信装置100は、物理アドレスを外部装置300から取得する。しかし、S212において取得された物理アドレスが通信装置100と外部装置300との接続の関係を示すものとして正しくない場合がある。そのため、通信装置100がS212において取得された物理アドレスを用いて外部装置300の入力を切り替える制御を行ったとしても、外部装置300の入力が通信装置100以外の装置に切り替えられてしまう場合があった。このような場合、ユーザは、通信装置100から送信される映像データや音声データを外部装置300により視聴することができなくなる。
そこで、通信装置100は、正しい物理アドレスを取得するために第1のEDIDを取得する。S217において、制御部101は、S204と同様に、第1のEDIDを取得するための要求を外部装置300に送信するようにEDID取得部103cを制御する。制御部101は、EDID取得部103cが外部装置300から第1のEDIDを取得した場合、メモリ102に格納する。第1のEDIDが取得された場合、本フローチャートは、S218に進む。
S218において、制御部101は、S217においてメモリ102に格納された第1のEDIDと、S212においてメモリ102に格納された第2のEDIDとが一致するか否かを判定する。例えば、制御部101は、S217においてメモリ102に格納された第1のEDIDに含まれるCEA(Consumer Electronics Association)の情報の解析を行う。さらに、制御部101は、第1のEDIDに含まれるCEAの情報が第2のEDIDに含まれるCEAの情報とが一致するか否かを判定する。CEAの情報は、EDIDに含まれる情報の一部である。CEAの情報には、例えば、外部装置300の音声フォーマットを示す情報、外部装置300の映像フォーマットを示す情報及び外部装置300の特徴を示す情報の少なくとも一つが含まれる。
第1のEDIDのCEAの情報が第2のEDIDのCEAの情報と一致する場合、制御部101は、S217でメモリ102に格納された第1のEDIDとS212でメモリ102に格納された第2のEDIDとが一致すると判定する(S218でYes)。この場合(S218でYes)、本フローチャートは、S219に進む。第1のEDIDのCEAの情報が第2のEDIDのCEAの情報と一致しない場合、制御部101は、S217でメモリ102に格納された第1のEDIDとS212でメモリ102に格納された第2のEDIDとが一致しないと判定する(S218でNo)。この場合(S218でNo)、本フローチャートは、S220に進む。
S219において、制御部101は、映像データ及び音声データの少なくとも一つを外部装置300に送信するための処理を行う。例えば、制御部101は、S212において取得した第2のEDIDの解析結果を用いて、映像データ及び音声データの少なくとも一つを生成する処理を行う。さらに、制御部101は、第2のEDIDに応じて生成された映像データ及び音声データの少なくとも一つをTMDSライン204を介して外部装置300に送信するようにデータ送信部103dを制御する処理を開始してもよい。この場合、本フローチャートは、終了する。
S217でメモリ102に格納された第1のEDIDとS212でメモリ102に格納された第2のEDIDとが一致しないと判定された場合(S218でNo)、通信装置100は、S212において取得された物理アドレスが正しくないと判定する。そのため、通信装置100は、S215において外部装置300に送信された第2の切替コマンドを解除する必要がある。そこで、S220において、制御部101は、第2の切替コマンドを解除するための解除コマンドを外部装置300に送信するようにコマンド処理部103eを制御する。
S220において、制御部101は、外部装置300に送信された第2の切替コマンドを解除するための解除コマンドを外部装置300に送信するようにコマンド処理部103eを制御する。解除コマンドは、例えば、CEC規格に規定されている<Inactive Source>コマンドである。解除コマンドには、S212において第2のEDIDから取得された物理アドレスを示す情報が含まれる。また、解除コマンドは、ベンダーコマンドであってもよい。
外部装置300は、解除コマンドを受信した場合、解除コマンドに含まれる物理アドレスを示す情報に応じて、通信部303の複数のコネクタの中から一つのコネクタを選択しないようにする。解除コマンドが送信された場合、本フローチャートは、S221に進む。
S221において、制御部101は、S217において取得された第1のEDIDが正常であるか否かを判定する。制御部101は、S217においてメモリ102に格納されている第1のEDIDを解析し、解析の結果を用いて、第1のEDIDにエラーが発生しているか否かを判定する。制御部101は、S205の処理と同様に、第1のEDIDにエラーが発生しているか否かを判定するものとする。S217において取得された第1のEDIDにエラーが発生している場合、制御部101は、S217において取得された第1のEDIDが正常でないと判定する(S221でNo)。この場合(S221でNo)、制御部101は、メモリ102から第1のEDID、第2のEDID、第1のEDIDから取得した物理アドレス及び第2のEDIDから取得した物理アドレスを消去する。この場合(S221でNo)、本フローチャートは、S222に進む。S217において取得された第1のEDIDにエラーが発生していない場合、制御部101は、S217において取得された第1のEDIDが正常であると判定し(S221でYes)、解析の結果から取得した物理アドレスをメモリ102に格納する。この場合(S221でYes)、本フローチャートは、S206に進む。この場合(S221でYes)、制御部101は、メモリ102から第2のEDID及び第2のEDIDから取得した物理アドレスを消去する。
S222において、制御部101は、警告データを表示するように表示部106を制御する。警告データは、通信装置100から供給される映像データを外部装置300で表示することができないことを示す情報や通信装置100から供給される音声データを外部装置300で出力することができないことを示す情報を含む。また、警告データは、外部装置300の入力を通信装置100に切り替えるようにユーザに促す情報を含むものであってもよい。また、警告データは、通信装置100と外部装置300との間でワンタッチプレイを行うことができないことを示す情報を含むものであってもよい。
なお、S222において制御部101は、警告データを表示部106に表示させるとともに、コマンド処理部103eの動作を停止するようにコマンド処理部103eを制御しても良い。この場合、制御部101は、コマンド処理部103eへの電源供給を停止するように電源供給部108を制御する。なお、制御部101は、コマンド処理部103eへの電源供給を停止するように電源供給部108を制御したとしても、コマンド処理部103e以外の通信部103に対しては電源供給を停止しないように制御する。コマンド処理部103e以外の通信部103は、電源出力部103a、HPD検出部103b、EDID取得部103c及びデータ送信部103dである。警告データが表示された場合、本フローチャートは終了する。
図2の制御処理のS218において、制御部101は、CEAの情報を用いて、S217においてメモリ102に格納された第1のEDIDと、S212においてメモリ102に格納された第2のEDIDとが一致するか否かを判定するようにした。しかし、制御部101は、CEAの情報以外の情報を用いて、S217においてメモリ102に格納された第1のEDIDと、S212においてメモリ102に格納された第2のEDIDとが一致するか否かを判定するようにしてもよい。
図2の制御処理において、S221が行われた後にS206が行われる場合、S206において、制御部101は、S221において第1のEDIDから取得された物理アドレスを示す情報を含む第1の通知コマンドを外部装置300に送信するようにする。
図2の制御処理において、S221が行われた後にS208が行われる場合、S208において、制御部101は、S221において第1のEDIDから取得された物理アドレスを示す情報を含む第1の切替コマンドを外部装置300に送信するようにする。
図2の制御処理のS222において、制御部101は、警告データを表示するように表示部106を制御するようにした。しかし、これに限られないものとする。例えば、図2の制御処理のS222において、制御部101は、警告データを音声により出力するようにしてもよい。
実施例1に係る通信装置100は、HPD信号をLレベルである場合に(S203でYes)、外部装置300から取得したEDIDから物理アドレスを取得するようにした(S212でYes)。さらに、通信装置100は、取得した物理アドレスを用いて、外部装置300の入力を切り替えるようにした(S215)。その後、通信装置100は、HPD信号をHレベルである場合に(S216でNo)に、外部装置300から取得したEDIDから物理アドレスを取得するようにした(S217)。
これにより、物理アドレスの取得を許可しない状態である外部装置300を物理アドレスの取得を許可する状態に変更することができるので、通信装置100は、正常にEDIDを外部装置300から取得し、正しい物理アドレスを取得することができる。さらに、通信装置100は、正常にEDIDを取得するので、外部装置300のフォーマットに最適な映像データ及び音声データの少なくとも一つを外部装置300に送信することもできる。
したがって、通信装置100は、物理アドレスの取得を許可しない外部装置300と接続された場合であっても、外部装置300から取得した正しい物理アドレスを用いて正常に外部装置300の入力を通信装置100に切り替えるようにすることができる。
なお、実施例1における通信システムは、通信装置100と外部装置300とがケーブル200を介して接続されるものとしたが、これに限られるものではない。例えば、通信装置100とリピータ装置とがケーブル200を介して接続され、さらに、リピータ装置と外部装置300とがケーブル200と同様のケーブルを介して接続される通信システムにおいても、本発明を適用することができるものとする。そのため、通信装置100と外部装置300とがリピータ装置を介して接続された場合であっても、通信装置100は、図2の制御処理を行うことによって、外部装置300の入力を正常に通信装置100に切り替えることができる。
なお、実施例1において、通信装置100と外部装置300とはHDMI規格に応じて通信を行うようにした。しかし、通信装置100と外部装置300とが、HDMI規格の代わりにDiiVA(Digital Interface for Video and Audio)規格に応じて通信を行うものであってもよい。また、通信装置100と外部装置300とが、HDMI規格の代わりにDisplay Port規格に応じて通信を行うものであってもよい。
(他の実施例)
本発明に係る通信装置100は、実施例1で説明した通信装置100に限定されるものではない。また、本発明に係る外部装置300は、実施例1で説明した外部装置300に限定されるものではない。例えば、本発明に係る通信装置100は、複数の装置から構成されるシステムにより実現することも可能であり、本発明に係る外部装置300は、複数の装置から構成されるシステムにより実現することも可能である。
本発明に係る通信装置100は、実施例1で説明した通信装置100に限定されるものではない。また、本発明に係る外部装置300は、実施例1で説明した外部装置300に限定されるものではない。例えば、本発明に係る通信装置100は、複数の装置から構成されるシステムにより実現することも可能であり、本発明に係る外部装置300は、複数の装置から構成されるシステムにより実現することも可能である。
また、実施例1で説明した様々な処理及び機能は、コンピュータプログラムにより実現することも可能である。この場合、本発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータ(CPU等を含む)で実行可能であり、実施例1で説明した様々な機能を実現することになる。
本発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータ上で稼動しているOS(Operating System)などを利用して、実施例1で説明した様々な処理及び機能を実現してもよいことは言うまでもない。
本発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータ読取可能な記録媒体から読み出され、コンピュータで実行されることになる。コンピュータ読取可能な記録媒体には、ハードディスク装置、光ディスク、CD−ROM、CD−R、メモリカード、ROM等を用いることができる。また、本発明に係るコンピュータプログラムは、通信インターフェースを介して外部装置からコンピュータに提供され、当該コンピュータで実行されるようにしてもよい。
100 通信装置
200 ケーブル
300 外部装置
200 ケーブル
300 外部装置
Claims (11)
- 外部装置の入力を切り替えるために用いられる情報を前記外部装置から取得する取得手段と、
前記情報の取得が前記外部装置から許可されているか否かを検出する検出手段と、
コマンドを前記外部装置に送信する通信手段と、
制御手段と
を有し、
前記制御手段は、前記情報の取得が前記外部装置から許可されていない場合に、前記情報を前記外部装置から取得するように前記取得手段を制御し、
前記制御手段は、前記情報の取得を許可する状態になるように前記外部装置を制御するために、前記情報の取得が前記外部装置から許可されていない場合に前記外部装置から取得された前記情報を用いて、前記外部装置の入力を切り替えるための切替コマンドを前記外部装置に送信するように前記通信手段を制御することを特徴とする通信装置。 - 前記切替コマンドが送信された後に前記情報の取得が前記外部装置から許可されていることが検出された場合、前記制御手段は、前記情報を前記外部装置から取得するように前記取得手段を制御し、
前記制御手段は、前記情報の取得が前記外部装置から許可されていることが検出された場合に前記外部装置から取得された前記情報を用いて、切替コマンドを前記外部装置に送信するように前記通信手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - 映像データ及び音声データの少なくとも一つを前記外部装置に送信する送信手段を有し、
前記情報の取得が前記外部装置から許可されていないことが検出された場合、映像データ及び音声データを前記外部装置に送信しないように前記送信手段を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。 - 前記情報の取得が前記外部装置から許可されていることが検出された場合、前記制御手段は、前記切替コマンドが前記外部装置に送信された後に、映像データ及び音声データの少なくとも一つを前記外部装置に送信するように前記送信手段を制御することを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
- 前記情報は、前記通信装置と前記外部装置との接続の関係を示す情報を含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の通信装置。
- 前記情報は、物理アドレスを含むことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の通信装置。
- 前記通信装置は、HDMI規格に応じて、前記外部装置と通信を行うことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の通信装置。
- 前記検出手段は、HPD信号を用いて、前記情報の取得が前記外部装置から許可されているか否かを検出することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の通信装置。
- 前記通信手段は、CEC規格に応じて、コマンドを前記外部装置に送信することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の通信装置。
- 外部装置の入力を切り替えるために用いられる情報の取得が前記外部装置から許可されているか否かを検出するステップと、
前記情報の取得が前記外部装置から許可されていない場合に、前記情報を前記外部装置から取得するステップと、
前記情報の取得を許可する状態になるように前記外部装置を制御するために、前記情報の取得が前記外部装置から許可されていない場合に前記外部装置から取得された前記情報を用いて、前記外部装置の入力を切り替えるための切替コマンドを前記外部装置に送信するステップとを有する制御方法。 - 外部装置の入力を切り替えるために用いられる情報の取得が前記外部装置から許可されているか否かを検出するステップと、
前記情報の取得が前記外部装置から許可されていない場合に、前記情報を前記外部装置から取得するステップと、
前記情報の取得を許可する状態になるように前記外部装置を制御するために、前記情報の取得が前記外部装置から許可されていない場合に前記外部装置から取得された前記情報を用いて、前記外部装置の入力を切り替えるための切替コマンドを前記外部装置に送信するステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013013422A JP2014146920A (ja) | 2013-01-28 | 2013-01-28 | 通信装置、制御方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013013422A JP2014146920A (ja) | 2013-01-28 | 2013-01-28 | 通信装置、制御方法及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014146920A true JP2014146920A (ja) | 2014-08-14 |
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ID=51426848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013013422A Pending JP2014146920A (ja) | 2013-01-28 | 2013-01-28 | 通信装置、制御方法及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2014146920A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016189533A (ja) * | 2015-03-30 | 2016-11-04 | Necプラットフォームズ株式会社 | 情報通知装置、情報通知方法及び情報通知プログラム |
JP2021514169A (ja) * | 2018-02-15 | 2021-06-03 | ザ セクレタリー オブ ステイト フォー フォーリン アンド コモンウェルス アフェアーズ ジーシーエイチキュー | オリジナルデータから望ましくないデータを除去するための方法及び装置 |
-
2013
- 2013-01-28 JP JP2013013422A patent/JP2014146920A/ja active Pending
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