JP2009300822A - 安全装置および定着装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ヒートパイプの過昇温を防止し、ヒートパイプの内圧の上昇を抑制して、ヒートパイプの破損を防止できる定着装置を提供する。
【解決手段】定着装置120は、定着ローラ5と加圧ローラ6と電磁誘導加熱部11とヒートパイプ2Bと温度センサ3Bと制御部8Bとを有する。定着ローラ5は、電磁誘導加熱部11により、加熱される。ヒートパイプ2Bは、加圧ローラ6に、接触する。ヒートパイプ2Bには、温度センサ3Bが直接に接触し、温度センサ3Bは、ヒートパイプ2Bの温度を測定する。制御部8Bは、温度センサ3Bが測定したヒートパイプ2Bの温度が、予め設定された温度になったときに、電磁誘導加熱部11の加熱を停止する。
【選択図】図3
【解決手段】定着装置120は、定着ローラ5と加圧ローラ6と電磁誘導加熱部11とヒートパイプ2Bと温度センサ3Bと制御部8Bとを有する。定着ローラ5は、電磁誘導加熱部11により、加熱される。ヒートパイプ2Bは、加圧ローラ6に、接触する。ヒートパイプ2Bには、温度センサ3Bが直接に接触し、温度センサ3Bは、ヒートパイプ2Bの温度を測定する。制御部8Bは、温度センサ3Bが測定したヒートパイプ2Bの温度が、予め設定された温度になったときに、電磁誘導加熱部11の加熱を停止する。
【選択図】図3
Description
この発明は、ヒートパイプの破損を防止する安全装置および定着装置に関する。
従来、定着装置としては、定着ローラと加圧ローラとヒートパイプとを備えたものがある(特開2004−77683号公報:特許文献1参照)。定着ローラは、ヒータにより加熱されている。定着ローラおよび加圧ローラは、記録紙を、加熱加圧して定着する。
ヒートパイプは、加圧ローラに接触して、加圧ローラの表面温度を均一に保持する。つまり、ヒートパイプ内には、作動液が存在し、この作動液の気化および凝縮により、加圧ローラの熱移動を行う。
特開2004−77683号公報
しかしながら、上記従来の定着装置では、ヒートパイプは、加圧ローラを介して、定着ローラから熱を受けているので、ヒートパイプが過昇温になり、ヒートパイプ内の作動液の圧力が上がって、ヒートパイプが破損する問題があった。言い換えると、従来の定着装置では、ヒートパイプの破損を防止する安全装置を装備していなかった。
そこで、この発明の課題は、ヒートパイプの過昇温を防止し、ヒートパイプの内圧の上昇を抑制して、ヒートパイプの破損を防止できる安全装置および定着装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の安全装置は、
熱源と、
上記熱源に直接的または間接的に接触するヒートパイプと、
上記ヒートパイプの温度を測定するヒートパイプ用温度センサと、
上記ヒートパイプ用温度センサが測定した上記ヒートパイプの温度が、予め設定された温度になったときに、上記熱源から上記ヒートパイプへの熱の供給を停止する制御部と
を備えることを特徴としている。
熱源と、
上記熱源に直接的または間接的に接触するヒートパイプと、
上記ヒートパイプの温度を測定するヒートパイプ用温度センサと、
上記ヒートパイプ用温度センサが測定した上記ヒートパイプの温度が、予め設定された温度になったときに、上記熱源から上記ヒートパイプへの熱の供給を停止する制御部と
を備えることを特徴としている。
この発明の安全装置によれば、上記制御部は、上記ヒートパイプ用温度センサが測定した上記ヒートパイプの温度が、予め設定された温度になったときに、上記熱源から上記ヒートパイプへの熱の供給を停止するので、上記ヒートパイプが、上記熱源の熱を受けて過昇温になることを防止でき、上記ヒートパイプの内圧の上昇を抑制して、上記ヒートパイプの破損を防止できる。
また、一実施形態の安全装置では、上記ヒートパイプ用温度センサは、接触式のサーモスタットである。
この実施形態の安全装置によれば、上記ヒートパイプ用温度センサは、接触式のサーモスタットであるので、上記接触式のサーモスタットは、上記制御部を兼用して、構成を単純にできると共に、コストを低減できる。
また、一実施形態の安全装置では、上記制御部は、上記ヒートパイプ用温度センサが測定した上記ヒートパイプの温度が、予め設定された温度になったときに、上記熱源に電流を供給する電源を切る。
この実施形態の安全装置によれば、上記制御部は、上記ヒートパイプ用温度センサが測定した上記ヒートパイプの温度が、予め設定された温度になったときに、上記熱源に電流を供給する電源を切るので、上記熱源への電流の供給を応答性よく停止できて、上記熱源から上記ヒートパイプへの熱の供給を応答性よく停止できる。
また、この発明の定着装置は、
互いに接触して記録材を搬送しつつこの記録材のトナーを定着させる定着側回転体および加圧側回転体と、
上記定着側回転体を加熱する加熱部と、
上記定着側回転体または上記加圧側回転体に接触するヒートパイプと、
上記ヒートパイプの温度を測定するヒートパイプ用温度センサと、
上記ヒートパイプ用温度センサが測定した上記ヒートパイプの温度が、予め設定された温度になったときに、上記加熱部の加熱を停止する制御部と
を備えることを特徴としている。
互いに接触して記録材を搬送しつつこの記録材のトナーを定着させる定着側回転体および加圧側回転体と、
上記定着側回転体を加熱する加熱部と、
上記定着側回転体または上記加圧側回転体に接触するヒートパイプと、
上記ヒートパイプの温度を測定するヒートパイプ用温度センサと、
上記ヒートパイプ用温度センサが測定した上記ヒートパイプの温度が、予め設定された温度になったときに、上記加熱部の加熱を停止する制御部と
を備えることを特徴としている。
この発明の定着装置によれば、上記制御部は、上記ヒートパイプ用温度センサが測定した上記ヒートパイプの温度が、予め設定された温度になったときに、上記加熱部の加熱を停止するので、上記加熱部から上記定着側回転体を介して上記ヒートパイプへの熱の供給を停止する。このため、上記ヒートパイプが、上記加熱部の熱を受けて過昇温になることを防止でき、上記ヒートパイプの内圧の上昇を抑制して、上記ヒートパイプの破損を防止できる。
また、一実施形態の定着装置では、
上記ヒートパイプの軸方向の長さは、上記定着側回転体と上記加圧側回転体との間を通過する最大サイズの記録材の通過幅よりも、大きく、
上記ヒートパイプ用温度センサは、上記ヒートパイプにおける上記最大サイズの記録材の通過幅の外側の部分に接触する。
上記ヒートパイプの軸方向の長さは、上記定着側回転体と上記加圧側回転体との間を通過する最大サイズの記録材の通過幅よりも、大きく、
上記ヒートパイプ用温度センサは、上記ヒートパイプにおける上記最大サイズの記録材の通過幅の外側の部分に接触する。
この実施形態の定着装置によれば、上記ヒートパイプ用温度センサは、上記ヒートパイプにおける上記最大サイズの記録材の通過幅の外側の部分に接触するので、上記ヒートパイプの温度を応答性よく測定できる。また、上記ヒートパイプ用温度センサの接触跡が、上記定着側回転体または上記加圧側回転体に転写し、上記記録材上の画像に写し出されることを防止できる。
また、一実施形態の定着装置では、上記予め設定された温度は、上記ヒートパイプ内の作動液の蒸気圧で上記ヒートパイプが破損するときの上記作動液の温度よりも、小さい。
この実施形態の定着装置によれば、上記予め設定された温度は、上記ヒートパイプ内の作動液の蒸気圧で上記ヒートパイプが破損するときの上記作動液の温度よりも、小さいので、上記ヒートパイプの破損を確実に防止できる。
この発明の安全装置によれば、制御部は、ヒートパイプ用温度センサが測定したヒートパイプの温度が、予め設定された温度になったときに、熱源からヒートパイプへの熱の供給を停止するので、ヒートパイプの過昇温を防止し、ヒートパイプの内圧の上昇を抑制して、ヒートパイプの破損を防止できる。
この発明の定着装置によれば、制御部は、ヒートパイプ用温度センサが測定したヒートパイプの温度が、予め設定された温度になったときに、加熱部の加熱を停止するので、ヒートパイプの過昇温を防止し、ヒートパイプの内圧の上昇を抑制して、ヒートパイプの破損を防止できる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この発明の安全装置の一実施形態である簡略構成図を示している。図1に示すように、この安全装置は、熱源1と、ヒートパイプ2Aと、ヒートパイプ用温度センサ3Aと、制御部8Aとを備える。
図1は、この発明の安全装置の一実施形態である簡略構成図を示している。図1に示すように、この安全装置は、熱源1と、ヒートパイプ2Aと、ヒートパイプ用温度センサ3Aと、制御部8Aとを備える。
安全装置は、例えば、画像形成装置、コンピューター、電子装置、半導体、画像表示装置や工作機械等の装置に、用いられる。
ヒートパイプ2Aは、熱伝導性能の良さから、装置の冷却、加熱や均熱として、用いられている。例えば、画像形成装置において、ヒートパイプ2Aは、熱源1の温度むらや、非通紙領域の過昇温を抑制するものとして、用いられている。
ヒートパイプ2Aは、熱源1に直接的に接触して、熱源1を冷却しまたは加熱する。つまり、ヒートパイプ2A内には、作動液が存在し、この作動液の気化および凝縮により、熱源1の熱移動を行う。なお、ヒートパイプ2Aを、他の部材を介して、熱源1に間接的に接触させるようにしてもよい。
ヒートパイプ用温度センサ3Aは、ヒートパイプ2Aに直接に接触して、ヒートパイプ2Aの温度を測定する。ヒートパイプ用温度センサ3Aは、接触式のサーモスタットである。なお、ヒートパイプ用温度センサ3Aを、非接触式のサーミスタやサーモスタットや温度ヒューズ、または、非接触式の赤外線センサとしてもよい。
制御部8Aは、ヒートパイプ用温度センサ3Aが測定したヒートパイプ2Aの温度が、予め設定された温度になったときに、熱源1からヒートパイプ2Aへの熱の供給を停止する。
つまり、制御部8Aは、ヒートパイプ用温度センサ3Aが測定したヒートパイプ2Aの温度が、予め設定された温度になったときに、熱源1に電流を供給する電源を切る。
予め設定された温度は、ヒートパイプ2A内の作動液の蒸気圧でヒートパイプ2Aが破損するときの作動液の温度よりも、小さい。例えば、ヒートパイプ2Aの作動液を水とし、ヒートパイプ2Aの材質を銅とし、ヒートパイプ2Aの厚さを0.5mmとする場合、予め設定された温度は、350℃〜200℃以下になる。
上記構成の安全装置によれば、制御部8Aは、ヒートパイプ用温度センサ3Aが測定したヒートパイプ2Aの温度が、予め設定された温度になったときに、熱源1からヒートパイプ2Aへの熱の供給を停止するので、ヒートパイプ2Aが、熱源1の熱を受けて過昇温になることを防止でき、ヒートパイプ2Aの内圧の上昇を抑制して、ヒートパイプ2Aの破損を防止できる。
また、制御部8Aは、ヒートパイプ用温度センサ3Aが測定したヒートパイプ2Aの温度が、予め設定された温度になったときに、熱源1に電流を供給する電源を切るので、熱源1への電流の供給を応答性よく停止できて、熱源1からヒートパイプ2Aへの熱の供給を応答性よく停止できる。
また、予め設定された温度は、ヒートパイプ2A内の作動液の蒸気圧でヒートパイプ2Aが破損するときの作動液の温度よりも、小さいので、ヒートパイプ2Aの破損を確実に防止できる。
(第2の実施形態)
図2は、画像形成装置の簡略構成図を示す。この画像形成装置は、カラープリンタを示し、内部のほぼ中央部にベルト部材として中間転写ベルト102を有する。中間転写ベルト102の下部水平部の下には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色にそれぞれ対応する4つの作像ユニット106Y、106M、106C、106Kが、中間転写ベルト102に沿って並んで配置されている。作像ユニット106Y、106M、106C、106Kは、それぞれ、感光体ドラム107Y、107M、107C、107Kを有している。
図2は、画像形成装置の簡略構成図を示す。この画像形成装置は、カラープリンタを示し、内部のほぼ中央部にベルト部材として中間転写ベルト102を有する。中間転写ベルト102の下部水平部の下には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色にそれぞれ対応する4つの作像ユニット106Y、106M、106C、106Kが、中間転写ベルト102に沿って並んで配置されている。作像ユニット106Y、106M、106C、106Kは、それぞれ、感光体ドラム107Y、107M、107C、107Kを有している。
各感光体ドラム107Y、107M、107C、107Kの周囲には、その回転方向に沿って順に、帯電器108と、プリントヘッド部109と、現像器110と、1次転写ローラ111Y、111M、111C、111Kと、クリーナ112とがそれぞれ配置されている。各1次転写ローラ111Y、111M、111C、111Kは、中間転写ベルト102を挟んで各感光体ドラム107Y、107M、107C、107Kと対向する。
中間転写ベルト102における駆動ローラ105で支持された部分には、2次転写ローラ103が圧接されており、2次転写ローラ103と中間転写ベルト102とのニップ部が、2次転写領域130になっている。
2次転写領域130の下流側の搬送路には、定着装置120が配置され、この定着装置120は、定着ローラ5、加圧ローラ6および電磁誘導加熱部11を有する。定着ローラ5と加圧ローラ6との圧接部が定着ニップ領域131となっている。
画像形成装置の下部には、絵紙カセット117が着脱可能に配置されている。絵紙カセット117内に積載収容された用紙Pは、給紙ローラ118の回転によって最上郡のものから1枚ずつ搬送路に送り出される。
中間転写ベルト102の最下流側の作像ユニット106Kと2次転写領域130との間には、レジストセンサを兼用するAIDC(画像濃度)センサ119が設置されている。
次に、上記構成の画像形成装置の動作について説明する。
外部装置(例えばパソコン)から画像形成装置の画像信号処理部(図示せず)に画像信号が入力されると、画像信号処理部では、この画像信号をイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)に色変換したデジタル画像信号を作成し、入力されたデジタル信号に基づいて、各作像ユニット106Y、106M、106C、106Kのプリントヘッド部109を発光させて露光を行う。
これにより、各感光体ドラム107Y、107M、107C、107K上に形成された静電潜像は、各現像器110によりそれぞれ現像されて、各色のトナー画像となる。
そして、各色のトナー画像は、各1次転写ローラ111Y、111M、111C、111Kの作用により、矢印A方向に移動する中間転写ベルト102上に順次重ね合わせて1次転写される。
このようにして、中間転写ベルト102上に形成されたトナー画像は、中間転写ベルト102の移動にしたがって2次転写領域130に達する。この2次転写領域130において、重ね合わされた各色のトナー画像は、2次転写ローラ103の作用により、用紙Pに一括して2次転写される。
その後、用紙Pに2次転写されたトナー画像は、定着ニップ領域131に達する。この定着ニップ領域131において、トナー画像は、電磁誘導加熱部11によって誘導発熱する定着ローラ5と、加圧ローラ6との作用により、用紙Pに定着される。
そして、トナー画像が定着された用紙Pは、排紙ローラ114を介して、排紙トレイ113に排出される。
図3に示すように、定着装置120は、定着側回転体としての定着ローラ5と、加圧側回転体としての加圧ローラ6と、加熱部としての電磁誘導加熱部11と、ヒートパイプ2Bと、ヒートパイプ用温度センサ3Bと、制御部8Bとを有する。
なお、ヒートパイプ2B、ヒートパイプ用温度センサ3Bおよび制御部8Bは、上記第1実施形態のヒートパイプ2A、ヒートパイプ用温度センサ3Aおよび制御部8Aと同じ構成である。
定着ローラ5および加圧ローラ6は、互いに接触して、記録材としての用紙Pを搬送しつつこの用紙Pのトナーを定着させる。
定着ローラ5は、電磁誘導加熱部11により、加熱される。加圧ローラ6には、ヒートパイプ2Bが接触する。
ヒートパイプ2Bは、定着ローラ5および加圧ローラ6の表面の熱移動を補助して、定着ローラ5および加圧ローラ6の表面温度を均一にする。
ヒートパイプ2Bには、ヒートパイプ用温度センサ3Bが直接に接触し、ヒートパイプ用温度センサ3Bは、ヒートパイプ2Bの温度を測定する。
制御部8Bは、ヒートパイプ用温度センサ3Bが測定したヒートパイプ2Bの温度が、予め設定された温度になったときに、電磁誘導加熱部11の加熱を停止する。
定着ローラ5は、内側から順に、芯金層、断熱層、電磁誘導発熱層、弾性層および離型層を有する。加圧ローラ6は、内側から順に、芯金層、断熱層および離型層を有する。
定着ローラ5、加圧ローラ6およびヒートパイプ2Bは、互いに、並行に配列され、それぞれの両端部は、図示しない軸受部材に、回転自在に支持されている。加圧ローラ6は、バネなどの図示しない加圧機構によって、定着ローラ5側に付勢され、定着ニップ領域131を形成している。さらに、ヒートパイプ2Bも、同様に、加圧ローラ6に圧接されている。
加圧ローラ6は、図示しない駆動機構により、矢印の時計方向に、所定の周速度で回転駆動される。定着ローラ5は、定着ニップ領域131での加圧ローラ6との圧接摩擦力によって、加圧ローラ6の回転に従動回転する、さらに、ヒートパイプ2Bも、同様に、加圧ローラ6の圧接摩擦力により従動回転する。
定着ローラ5の表面温度は、定着ローラ用温度センサ9により、検出され、定着ローラ用温度センサ9の信号は、制御部8Bに入力される。定着ローラ用温度センサ9は、例えば、非接触式の赤外線センサである。
制御部8Bは、定着ローラ用温度センサ9の信号に基づいて、定着ローラ5の加熱および温調を制御する。つまり、制御部8Bは、定着ローラ用温度センサ9の信号に基づいて、高周波インバータ10を制御し、高周波インバータ10から電磁誘導加熱部11への電力供給を増減させることで、定着ローラ5の表面温度が一定温度になるように、自動制御する。
次に、定着動作について説明する。加圧ローラ6が回転駆動され、これに伴い定着ローラ5も従動回転し、電磁誘導加熱部11により定着ローラ5を加熱させ、表面温度が一定温度になる様自動制御された状態において、定着ローラ5と加圧ローラ6との定着ニップ領域131に、未定着トナー像を形成担持した用紙Pが導入される。この場合、用紙Pにおける未定着トナー像の担持面が定着ローラ5に対面する。
定着ローラ5と加圧ローラ6との間の定着ニップ領域131に導入された用紙Pは、定着ニップ領域131にて、扶持搬送されつつ定着ローラ5で加熱されて、未定着トナー像が用紙Pに溶融定着されて、用紙Pが排出される。
図3と図4に示すように、電磁誘導加熱部11は、励磁コイル12、消磁コイル13およびコア14,15を有する。
励磁コイル12は、定着ローラ5の長手方向(軸方向)に沿うように、導線を巻いた構造をしている。励磁コイル12は、高周波インバータ10に接続されて、10〜100[kHz]、100〜2000[W]の高周波電力が供給され、耐熱性の樹脂で被覆した細い線を数十から数百本を束ねたリッツ線を用いる。
消磁コイル13は、励磁コイル12の長手方向に沿うように、巻かれており、用紙搬送が、定着ローラ5の長手方向の中心を基準とすれば、定着ローラ5の長手方向の両端部に消磁コイル13が配置される。
励磁コイル12によって誘起された磁束は、メインコア14および裾コア15の内部を通り、定着ローラ5の電磁誘導発熱層を貫き、電磁誘導発熱層に渦電流を誘起してジュール熱を発生させる。
励磁コイル12および消磁コイル13は、切り替スイッチをもつ高周波インバータ10の制御部8Bに、接続されている。
そして、大サイズの用紙の通紙時は、励磁コイル12のみを動作させ、消磁コイル13は、コイルとしての機能は働かない。
所定サイズより小さいサイズの用紙の通紙時は、消磁コイル13を動作させて、励磁コイル12の磁界を妨げる方向に磁界が発生して、消磁効果を発揮することになる。
その結果、消磁コイル13がある部分のみ励磁コイル12から発生する磁界のパワーが小さくなり、消磁コイル13が存在する範囲のみ定着ローラ5の発熱量が低下する。すなわち、消磁コイル13を配置することにより、小サイズの用紙の通紙時の非通紙領域における過昇温(端部の温度の上昇)を、低減することができる。
ここで、定着ローラ5の電磁誘導発熱層は、低熱容量のため、定着ローラ5の軸方向の熱移動が極めて小さく、大サイズの用紙の通紙時の定着画質品質を低下させてしまう。このため、高速化と、非通紙領域の温度上昇抑制と、定着画質品質とを成立させるのは困難となる。
特に、非通紙領域の昇温の要因となっているのは、用紙幅よりも外側に磁束が到達し発熱しているためであり、消磁コイル13では、様々な用紙幅サイズに対応しつつ高速化と過昇温防止と定着画質品質を成立させるのは困難となる。
小サイズの用紙を優先した単一の消磁コイルの場合、中サイズの用紙において、非通紙領域の昇温を耐熱性の上限温度以下に抑制しようとすると、通紙領域内にて定着性の下限温度を下回る領域ができてしまい、定着画質品質が低下してしまう。一方、大サイズの用紙を優先した単一の消磁コイルの場合、小サイズの用紙において、非通紙領域の昇温を耐熱性の上限温度以下に抑制するのが不可能となる。
この定着装置では、ヒートパイプ2Bを有するので、定着ローラ5および加圧ローラ6の表面温度を均一化にして、非通紙領域の過昇温を抑制できる。ヒートパイプ2Bは、例えば、作動液を入れた銅パイプをローラに内蔵したものや、鉄パイプに作動液を入れたものが用いられる。従来のアルミローラと比較してヒートパイプを用いた場合、熱の横移動能力は数十倍になる。
ヒートパイプ2Bの軸方向の長さは、定着ローラ5と加圧ローラ6との間を通過する最大サイズの用紙Pの通過幅(最大通紙幅W)よりも、大きい。ヒートパイプ用温度センサ3Bは、ヒートパイプ2Bにおける最大通紙幅Wの外側の部分に接触する。
ヒートパイプ用温度センサ3Bが測定したヒートパイプ2Bの温度が、ヒートパイプ2B内の作動液の蒸気圧でヒートパイプ2Bが破損するときの作動液の温度よりも、小さい所定温度になったとき、制御部8Bは、電磁誘導加熱部11の加熱を停止する。
上記構成の定着装置によれば、制御部8Bは、ヒートパイプ用温度センサ3Bが測定したヒートパイプ2Bの温度が、予め設定された温度になったときに、電磁誘導加熱部11の加熱を停止するので、電磁誘導加熱部11から定着ローラ5を介したヒートパイプ2Bへの熱の供給を停止する。このため、ヒートパイプ2Bが、電磁誘導加熱部11の熱を受けて過昇温になることを防止でき、ヒートパイプ2Bの内圧の上昇を抑制して、ヒートパイプ2Bの破損を防止できる。
また、ヒートパイプ用温度センサ3Bは、ヒートパイプ2Bにおける最大通紙幅Wの外側の部分に接触するので、ヒートパイプ2Bの温度を応答性よく測定できる。また、ヒートパイプ用温度センサ3Bの接触跡が、定着ローラ5または加圧ローラ6に転写し、用紙P上の画像に写し出されることを防止できる。
要するに、定着装置において、トナーを用紙Pに定着するために必要な温度と、ヒートパイプ2Bの故障温度との差は、数十℃しかなく、高い応答性が必要になるが、ヒートパイプ用温度センサ3Bを、ヒートパイプ2Bに接触させているため、応答性を向上できる。なお、ヒートパイプ2Bの熱移動性能の良さから、ヒートパイプ2Bの端部に温度センサ3Bを配置しても、温度の検出精度は十分に確保できる。
(第3の実施形態)
図5は、この発明の定着装置の他の実施形態を示している。上記第2の実施形態(図3)と相違する点を説明すると、この第3の実施形態では、加熱部の構成、および、ヒートパイプの位置が相違する。なお、その他の構造は、上記第2の実施形態と同じであるため、その説明を省略する。
図5は、この発明の定着装置の他の実施形態を示している。上記第2の実施形態(図3)と相違する点を説明すると、この第3の実施形態では、加熱部の構成、および、ヒートパイプの位置が相違する。なお、その他の構造は、上記第2の実施形態と同じであるため、その説明を省略する。
定着側回転体としての定着ローラ21は、加熱部としてのヒータ23により、加熱される。ヒータ23は、例えば、ハロゲンヒータであり、定着ローラ21の内部に配置されている。定着ローラ21は、内側から順に、芯金層、弾性層および離型層を有する。
ヒートパイプ2Cは、加圧側回転体としての加圧ローラ22でなく、定着ローラ21に直接に接触している。ヒートパイプ用温度センサ3Cは、ヒートパイプ2Cに直接に接触して、ヒートパイプ2Cの温度を測定する。
なお、加圧ローラ22、ヒートパイプ2Cおよびヒートパイプ用温度センサ3Cは、上記第2の実施形態(図3)の加圧ローラ6、ヒートパイプ2Bおよびヒートパイプ用温度センサ3Bと同じ構成である。
この構成の定着装置によれば、定着ローラ21の回転が止まっていても、ヒートパイプ用温度センサ3Cは、ヒートパイプ2Cを介して、定着ローラ21の温度を検出できるため、定着ローラ21はヒータ23により限度を超えて加熱されることはない。つまり、ヒートパイプ用温度センサ3Cは、ヒータ23のヒューズの役割を兼用している。
(第4の実施形態)
図6は、この発明の定着装置の別の実施形態を示している。上記第2の実施形態(図3)と相違する点を説明すると、この第4の実施形態では、定着側回転体の構成、加熱部の構成、および、ヒートパイプの位置が相違する。なお、その他の構造は、上記第2の実施形態と同じであるため、その説明を省略する。
図6は、この発明の定着装置の別の実施形態を示している。上記第2の実施形態(図3)と相違する点を説明すると、この第4の実施形態では、定着側回転体の構成、加熱部の構成、および、ヒートパイプの位置が相違する。なお、その他の構造は、上記第2の実施形態と同じであるため、その説明を省略する。
定着側回転体としての定着ベルト31は、加熱ローラ32と駆動ローラ33とに架け回されている。定着ベルト31は、駆動ローラ33の回転により、回転する。
定着ベルト31は、加熱部としてのヒータ34により、加熱される。ヒータ34は、例えば、ハロゲンヒータであり、加熱ローラ32の内部に配置されている。ヒータ34は、加熱ローラ32を介して、定着ベルト31を加熱する。
ヒートパイプ2Dは、加圧側回転体としての加圧ローラ35でなく、定着ベルト31の内面に直接に接触している。ヒートパイプ用温度センサ3Dは、ヒートパイプ2Dに直接に接触して、ヒートパイプ2Dの温度を測定する。
なお、加圧ローラ35、ヒートパイプ2Dおよびヒートパイプ用温度センサ3Dは、上記第2の実施形態(図3)の加圧ローラ6、ヒートパイプ2Bおよびヒートパイプ用温度センサ3Bと同じ構成である。
この構成の定着装置によれば、定着ベルト31の内部にヒートパイプ2Dを配置しているので、画像へのセンサ3Dの接触跡を防止して、ヒートパイプ2Dに対してセンサ3Dを自由に配置できる。
(第5の実施形態)
図7は、この発明の定着装置のさらに他の実施形態を示している。上記第2の実施形態(図3)と相違する点を説明すると、この第5の実施形態では、加圧側回転体の構成、加熱部の構成、および、ヒートパイプの位置が相違する。なお、その他の構造は、上記第2の実施形態と同じであるため、その説明を省略する。
図7は、この発明の定着装置のさらに他の実施形態を示している。上記第2の実施形態(図3)と相違する点を説明すると、この第5の実施形態では、加圧側回転体の構成、加熱部の構成、および、ヒートパイプの位置が相違する。なお、その他の構造は、上記第2の実施形態と同じであるため、その説明を省略する。
定着側回転体としての定着ローラ41は、加熱部としてのヒータ42により、加熱される。ヒータ42は、例えば、ハロゲンヒータであり、定着ローラ41の内部に配置されている。定着ローラ41は、内側から順に、芯金層、弾性層および離型層を有する。
加圧側回転体としての加圧ベルト43は、ヒートパイプ2Eと駆動ローラ44とに架け回されている。つまり、ヒートパイプ2Eは、加圧ベルト43の内面に、接触する。加圧ベルト43は、駆動ローラ44の回転により、回転する。
ヒートパイプ用温度センサ3Eは、ヒートパイプ2Eに直接に接触して、ヒートパイプ2Eの温度を測定する。
なお、ヒートパイプ2Eおよびヒートパイプ用温度センサ3Eは、上記第2の実施形態(図3)のヒートパイプ2Bおよびヒートパイプ用温度センサ3Bと同じ構成である。
この構成の定着装置によれば、加圧ベルト43の内部にヒートパイプ2Eを配置しているので、画像へのセンサ3Eの接触跡を防止して、ヒートパイプ2Eに対してセンサ3Eを自由に配置できる。
なお、この発明は上述の実施形態に限定されない。例えば、画像形成装置としては、モノクロ/カラーの複写機、プリンタ、FAXやこれらの複合機など、どれでもかまわない。
1 熱源
2A〜2E ヒートパイプ
3A〜3E ヒートパイプ用温度センサ
4 熱源供給電源
5 定着ローラ(定着側回転体)
6 加圧ローラ(加圧側回転体)
8A,8B 制御部
9 定着ローラ用温度センサ
10 高周波インバータ
11 電磁誘導加熱部(加熱部)
12 励磁コイル
13 消磁コイル
14 メインコア
15 裾コア
21 定着ローラ(定着側回転体)
22 加圧ローラ(加圧側回転体)
23 ヒータ(加熱部)
31 定着ベルト(定着側回転体)
32 加熱ローラ
33 駆動ローラ
34 ヒータ(加熱部)
35 加圧ローラ(加圧側回転体)
41 定着ローラ(定着側回転体)
42 ヒータ(加熱部)
43 加圧ベルト(加圧側回転体)
44 駆動ローラ
2A〜2E ヒートパイプ
3A〜3E ヒートパイプ用温度センサ
4 熱源供給電源
5 定着ローラ(定着側回転体)
6 加圧ローラ(加圧側回転体)
8A,8B 制御部
9 定着ローラ用温度センサ
10 高周波インバータ
11 電磁誘導加熱部(加熱部)
12 励磁コイル
13 消磁コイル
14 メインコア
15 裾コア
21 定着ローラ(定着側回転体)
22 加圧ローラ(加圧側回転体)
23 ヒータ(加熱部)
31 定着ベルト(定着側回転体)
32 加熱ローラ
33 駆動ローラ
34 ヒータ(加熱部)
35 加圧ローラ(加圧側回転体)
41 定着ローラ(定着側回転体)
42 ヒータ(加熱部)
43 加圧ベルト(加圧側回転体)
44 駆動ローラ
Claims (6)
- 熱源と、
上記熱源に直接的または間接的に接触するヒートパイプと、
上記ヒートパイプの温度を測定するヒートパイプ用温度センサと、
上記ヒートパイプ用温度センサが測定した上記ヒートパイプの温度が、予め設定された温度になったときに、上記熱源から上記ヒートパイプへの熱の供給を停止する制御部と
を備えることを特徴とする安全装置。 - 請求項1に記載の安全装置において、
上記ヒートパイプ用温度センサは、接触式のサーモスタットであることを特徴とする安全装置。 - 請求項1または2に記載の安全装置において、
上記制御部は、上記ヒートパイプ用温度センサが測定した上記ヒートパイプの温度が、予め設定された温度になったときに、上記熱源に電流を供給する電源を切ることを特徴とする安全装置。 - 互いに接触して記録材を搬送しつつこの記録材のトナーを定着させる定着側回転体および加圧側回転体と、
上記定着側回転体を加熱する加熱部と、
上記定着側回転体または上記加圧側回転体に接触するヒートパイプと、
上記ヒートパイプの温度を測定するヒートパイプ用温度センサと、
上記ヒートパイプ用温度センサが測定した上記ヒートパイプの温度が、予め設定された温度になったときに、上記加熱部の加熱を停止する制御部と
を備えることを特徴とする定着装置。 - 請求項4に記載の定着装置において、
上記ヒートパイプの軸方向の長さは、上記定着側回転体と上記加圧側回転体との間を通過する最大サイズの記録材の通過幅よりも、大きく、
上記ヒートパイプ用温度センサは、上記ヒートパイプにおける上記最大サイズの記録材の通過幅の外側の部分に接触することを特徴とする定着装置。 - 請求項4または5に記載の定着装置において、
上記予め設定された温度は、上記ヒートパイプ内の作動液の蒸気圧で上記ヒートパイプが破損するときの上記作動液の温度よりも、小さいことを特徴とする定着装置。
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2009
- 2009-03-20 US US12/408,381 patent/US8165487B2/en not_active Expired - Fee Related
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