JP2009299260A - カッターヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】切削効率を低下させることなく、スポーク間、或いはカッタービットに付着する掘削土の付着防止が可能なカッターヘッドを提供すること。
【解決手段】軸心がシールド掘進機1の軸心と同心状に配設されるカッターヘッド5は、胴部材2の前端側に配設され、閉断面構造で円環状のメインリングフレーム30、メインリングフレーム30から後方へ延びる複数の連結部材31、メインリングフレーム30の前面に3列と外周側面に1列、半径方向に離隔された4列の同心円状に配設されたカッタービット32を有するため、スポーク数を増加することなく、外周ビットパス数を増加でき、掘削効率の向上が可能となり、しかも、カッターヘッド5の中央部分の開口面積を確保することができることから、スポーク間に付着、或いは圧密する掘削土が減少できる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、シールド掘進機のカッターヘッドに関し、特に、掘削された土砂がカッターヘッドに付着或いは圧密することを防止可能なカッターヘッドに関するものである。
従来、シールド掘進機は、胴部材と、胴部材の前端側に配設され、回転可能に支持されると共に複数のカッタービットが装備される複数のカッタースポークを備えたカッターヘッドと、胴部材の前端部分内側のチャンバの後端を仕切る隔壁と、カッターヘッドを回転可能に支持するカッター支持機構と、カッターヘッドを回転駆動する回転駆動機構とを備え、その他、複数のシールドジャッキ、スクリューコンベア等の排土装置、エレクター、真円保持装置、後部作業デッキ等を備えている(特許文献1)。
一般に、シールド掘進機において、カッター支持機構は、胴部材の内部に固定的に設けられた外周リングと、外周リングに回転自在に嵌合支持されてカッター機構の後端部が連結されたカッタードラムとを有し、回転駆動機構は、カッタードラムの後端部に連結されたリングギヤと、リングギヤに噛合する複数のピニオンと、複数のピニオンを夫々回転させる複数のモータとを有している。
一方、掘進機の掘削効率を向上させるためには、カッターヘッドの半径方向外周側部分におけるビットパス数を増加する必要があり、スポークの構造上、従来、放射状に設けるカッタースポークの数を多くする必要があった。
ところが、外周ビットパス数を増加するためにカッタースポークの数を増加すると、カッターヘッドの中央部分が各カッタースポークによって閉塞され、カッタースポーク間に土砂が付着し、カッタートルクの上昇、更には掘削速度の低下を招くことになっていた。
特許文献1では、チャンバの隔壁に閉塞物除去装置を首振り自在に支持して、首振り操作と伸縮操作とを併用することにより、機械的な押圧力を加える範囲を拡大し、カッターフェイスやカッタースポーク間に付着している土砂に機械的な押圧力を加えて土砂の付着を解消する技術が提案されている。
また、回転式掘削機を前提とする特許文献2では、掘削中のカッターヘッドをマイナス電極とし、このカッターヘッドによる溝と平行に横穴を形成すると共に、この横穴を通過し、カッターヘッドと並進する金属部材をプラス電極として、両電極間に直流電圧を印加通電することにより、電気分解を行いカッターヘッドの表面からガスを発生させて、カッターヘッドに土砂が付着し難い状態を保つ技術が提案されている。
特開平11−324568号公報 特開平5−321261号公報
特許文献1では、カッタースポーク間に付着している土砂に対して、直接的に押圧力を加えるため、確実な付着土砂の除去が期待できる。しかしながら、土砂の付着が始まると、付着土砂に比例してカッタートルクが上昇することになり、土砂の除去が行われるまで切削効率が低下してしまう。また、閉塞物除去装置によって土砂の除去作業を行うには、掘進機の作動を一旦停止する必要があることから、頻繁に土砂の除去を行うことは、作業効率上好ましくない。
一方、特許文献2では、回転式掘削機の掘削動作を停止することなく、土砂を電極によりイオン化することで、カッターヘッドへの土砂付着を防止することが可能である。しかしながら、カッターヘッドが進行する溝とは別に、金属部材が進行する横穴を形成する必要があり、土砂付着の可能性がない時にも金属部材がカッターヘッドと並進する必要がある。
本発明の目的は、掘削効率を低下させることなく、カッタースポーク間、或いはカッタービットに付着する掘削土の付着防止が可能なカッターヘッドを提供することである。
請求項1のカッターヘッドは、シールド掘進機の前端側に配置され、複数のカッタービットが装備され回転駆動手段により回転駆動されるカッターヘッドにおいて、カッターヘッドは、閉断面構造で円環状のメインリングフレームであって、このメインリングフレームの軸心を中心とする半径方向の幅が、複数のカッタービットを配設可能な大きさに形成されたメインリングフレームと、このメインリングフレームの前面に、半径方向に離隔する複数の同心円状に配設された複数列のカッタービットとを備え、カッターヘッドは、回転駆動手段の円環状のカッタードラムに複数の連結部材を介して連結されたことを特徴とする。
請求項2のカッターヘッドは、請求項1の発明において、メインリングフレームの軸心がシールド掘進機の軸心と同心状に配設され、カッターヘッドは、メインリングフレームの内側空間の中心部に配設されたセンタコアと、このセンタコアとメインリングフレームとを連結する1叉は複数のカッタースポークと、このカッタースポークに付設された複数列のカッタービットとを有することを特徴とする。
請求項3のカッターヘッドは、請求項1の発明において、メインリングフレームの軸心がシールド掘進機の軸心と異なる位置に平行に配設され、カッターヘッドは自転しながら公転又は揺動運動して掘削するように構成されたことを特徴とする。
請求項4のカッターヘッドは、請求項1〜3の発明において、カッタースポークは、カッタービット交換の際にその内部に作業者が入り得る構造を有することを特徴とする。
請求項1のカッターヘッドによれば、シールド掘進機の前端側に配置され、複数のカッタービットが装備され回転駆動手段により回転駆動されるカッターヘッドにおいて、カッターヘッドは、閉断面構造で円環状のメインリングフレームであって、このメインリングフレームの軸心を中心とする半径方向の幅が、複数のカッタービットを配設可能な大きさに形成されたメインリングフレームと、このメインリングフレームの前面に、半径方向に離隔する複数の同心円状に配設された複数列のカッタービットとを備え、カッターヘッドは、回転駆動手段の円環状のカッタードラムに複数の連結部材を介して連結されているため、掘削効率を低下させることなく、カッタースポーク間、或いはカッタービットに付着する掘削土の付着防止が可能となる。
つまり、カッターヘッドの前端面外周に、閉断面構造で円環状のメインリングフレームを形成し、半径方向に離隔する同心円状に配設された複数列のカッタービットを装備したことで、カッタースポーク数を増加することなく、外周ビットパス数を増加でき、掘削効率の向上が可能となる。しかも、カッタースポークが存在しない、或いは最小限とするため、カッターヘッドの中央部分の開口面積を確保することができ、カッタースポーク間に付着、或いは圧密する掘削土が減少できる。更に、人がカッタースポーク内に入って、カッター交換等作業するタイプの掘進機では、カッタースポーク数が少ないことから、カッタースポーク断面を人が充分な作業ができる程度に大きく確保することができ、作業性向上を図ることが可能となる。
請求項2のカッターヘッドによれば、メインリングフレームの軸心がシールド掘進機の軸心と同心状に配設され、カッターヘッドは、メインリングフレームの内側空間の中心部に配設されたセンタコアと、このセンタコアとメインリングフレームとを連結する1叉は複数のカッタースポークと、このカッタースポークに付設された複数列のカッタービットとを有するため、外周ビットパス数の増加しつつ、最小限のカッタースポークでカッターヘッド前面の掘削効率向上が図れる。
請求項3のカッターヘッドによれば、メインリングフレームの軸心がシールド掘進機の軸心と異なる位置に平行に配設され、カッターヘッドは自転しながら公転又は揺動運動して掘削するため、所望の掘削断面形状を得ることが可能となる。
請求項4のカッターヘッドによれば、カッタースポークは、カッタービット交換の際にその内部に作業者が入り得る構造を有するため、カッター交換作業の作業性向上を図ることが可能となる。
本発明のシールド掘進機は、胴部材、胴部材の前端側に配設されたカッターヘッド、胴部材の前端部分内側のチャンバの後端を仕切る隔壁、胴部材の内面に外周部が固着され、前面部に隔壁の外周側部分を形成する第1隔壁を有する前部環状部材、カッターヘッドの後端部に設けられ、隔壁の中央側部分の少なくとも一部を形成する第2隔壁を有している。
更に、各作動機構としては、前部環状部材の内周部に内嵌状に後側へ取外し可能に装着され、カッターヘッドを回転可能に支持するカッター支持機構、カッター支持機構に装備され、カッターヘッドを回転駆動する回転駆動手段としてのカッター駆動機構を有している。特に、カッターヘッドは、メインリングフレームの回転軸心がシールド掘進機の軸心と同心状に配設されると共に、半径方向に設置されるスポークを備えない、或いは最小限の設置数となっている。
先ず、シールド掘進機1について説明する。
図1〜図4に示すように、シールド掘進機1は、胴部材2、前部環状部材3、中央部環状部材4、カッターヘッド5、チャンバ6、隔壁7、カッター支持機構8、カッター駆動機構9、複数のシールドジャッキ10、スクリューコンベア11,12、支柱13、エレクター14、真円保持装置15、後部作業デッキ16等を備えている。
胴部材2は円筒状に形成され、胴部材2の前部の内面に前部環状部材3の外周部が固着され、胴部材2の中央部の内面に中央部環状部材4の外周部が固着されている。胴部材2の後端部分には裏込注入装置17とテールシール18が装備されている。前部環状部材3は胴部材2の前端よりも少し後側に配置されて、比較的大きい前後方向幅と比較的小さい内径とを有し、前面部に隔壁7の外周側部分を形成する第1隔壁19を有する。
複数のシールドジャッキ10は、胴部材2の中央部分の内面に沿って周方向適当間隔おきに後向きに配設されて、中央部環状部材4に貫通状に固定されている。スクリューコンベア11は、前方斜め下方へ傾斜して前部環状部材3の下部を貫通し、その前端がチャンバ6の下部に臨んでいる。スクリューコンベア12は、スクリューコンベア11の後端に接続されて、後方へ略水平に延びている。
シールドジャッキ10は、掘進機1を前方へ前進させる為のものであり、後方台車に装備した油圧供給源に接続されている。シールドジャッキ10のジャッキ本体から後方へ向けてロッドが進退し、そのロッドの先端部に頸振り自在に連結されたスプレッダを、トンネルの内面に覆工されたセグメントの前端に当接させて掘進の反力を取りながら掘進機1を前進させる。
中央部環状部材4には、支柱13が固定支持され、その後側にエレクター14が取付けられ、エレクター14の後方に真円保持装置15が配設されている。後部作業デッキ16は、その前端部が支柱13に連結されて、エレクター14、真円保持装置15の内側を通るように後方へ延びている。
支柱13に取付けられた1対のエレクター14は、トンネルの周方向へ移動可能に且つ前後方向へ所定距離移動可能に装備されており、掘削されたトンネルの内面に対してセグメントを覆工していく。
軸心がシールド掘進機1の軸心と同心状に配設されるカッターヘッド5は、胴部材2の前端側に配設され、閉断面構造で円環状のメインリングフレーム30、メインリングフレーム30から後方内周方向へ延びる6本の連結部材31、メインリングフレーム30の前面に3列、外周側面に1列配置され、半径方向に離隔された4列の同心円状に配設されたカッタービット32とを有している。また、メインリングフレーム30の後部には、作業者がメインリングフレーム30の閉断面内に進入可能な進入口43が形成されており、カッタービット32の交換作業やその他補修が可能となっている。
メインリングフレーム30の断面は後方内側の二つの長辺を有した七角形形状をしており、カッターヘッド5の正面側4辺において、この辺夫々に同心円状のカッタービット32が1列づつ装着されている。このメインリングフレーム30内側空間の回転軸心部分には、連結部材31に支持される略円錐状のセンタコア33と、このセンタコア33の背面に設けられる第2隔壁34とが設置されている。尚、センタコア33の前面部にセンターカッターを設置し、メインリングフレーム30の後面部に攪拌羽根を設置することも可能である。また、メインリングフレーム30の内部にコピーカッターを出没駆動する油圧シリンダを設けても良い。
チャンバ6は、カッターヘッド5の後側において、胴部材2の前端部分内側に形成され、このチャンバ6の後端が隔壁7で仕切られている。カッターヘッド5(連結部材31)の後端部分には円板状に形成された第2隔壁34が設けられ、この第2隔壁34は、第1隔壁19と略同一面状に位置して、隔壁7の中央部分を形成している。つまり、隔壁7は第1隔壁19と第2隔壁34とで構成されている。尚、隔壁7の前方において止水材やモルタル等の地盤改良材をカッターヘッド5に供給するために、第2隔壁34の中央部分後側にロータリジョイントを設けることも可能である。
カッター支持機構8は、カッターヘッド5をカッタードラム35を介して回転可能に支持する機構であり、第2隔壁34の後側において、前部環状部材3の内周部に内嵌状に後側へ取外し可能に装着されている。このカッター支持機構8は、前部環状部材3の内周部に内嵌固定され、カッタードラム35を回転支持可能な第1環状部材36と、第1環状部材36の後端から半径方向に延設される第2環状部材37によって構成されている。
回転駆動手段としてのカッター駆動機構9は、カッターヘッド5をカッタードラム35を介して回転駆動する機構であり、カッター支持機構8に装備されている。このカッター駆動機構9は、カッタードラム35の後端部に連結されたリングギヤ38、リングギヤ38に噛合する複数のピニオン39、第2環状部材37に固定されて複数のピニオン39を夫々回転させる複数のモータ40(例えば、油圧モータ)を有する。
リングギヤ38は、カッタードラム35と第2環状部材37との間に配設され、後端部が第2環状部材37に摺動自在に当接し、リングギヤ38の外周部にギヤ歯が形成されている。複数の油圧モータ40は、第2環状部材37に周方向適当間隔おきに配設されて前向きに貫通状に固定され、各油圧モータ40の出力軸にピニオン39が取付けられている。
以上のように、カッターヘッド5の前端面外周に、閉断面構造で円環状のメインリングフレーム30を形成し、半径方向に離隔する複数の同心円状に配設された複数列のカッタービット32を装備したことで、カッタースポークを設けることなく、外周のビットパス数を増加でき、掘削効率の向上が可能となる。しかも、カッタースポークが存在しないため、カッターヘッド5の中央部分の開口面積を確保することができ、カッタースポーク間に付着、或いは圧密する掘削土を減少することができる。
図3及び図4に基づき、カッターヘッド5の変形例として実施例2を説明する。
図3は実施例2の正面図、図4は図3のIV-IV線断面図を示している。尚、実施例1と同一部材は同一の符号を付している。
本実施例2では、メインリングフレーム30の内周両端を横断するカッタースポークとして、カッタービット32aが7列直線状に配置されるカッタービット列41を形成したセンタフレーム42を1本設けている。このセンタフレーム42は連結部材31を介してカッタードラム35に連結されており、油圧モータ40、ピニオン39、リングギヤ38、カッタードラム35、連結部材31、メインリングフレーム30、センタフレーム42の経路で動力が伝達されて、回転軸心となるセンタコア33を中心に回転動作を行うように構成されている。
センタフレーム42に配置されるカッタービット列41のカッタービット32aは、回転軸心から一端側の配置位置と回転軸心から他端側の配置位置とはオフセットして夫々設置されており、センタフレーム42が回転軸心回りに回転した際、一端側のカッタービット32aの掘削箇所と他端側のカッタービット32aの掘削箇所とは重複しないように構成されている。
メインリングフレーム30は、作業者が閉断面内に進入可能な進入口43が形成されており、カッタービット32の交換作業等が可能となっている。また、同様に、センタフレーム42の内部に進入可能な進入口44が形成されている。
図5及び図6に基づき、実施例3を説明する。
図5は実施例3の正面図、図6は図5のVI-VI線断面図を示している。尚、実施例1と同一部材は同一の符号を付している。
本実施例3では、メインリングフレーム30の内周両端を横断するカッタースポークとして、2列のカッタービット列45を有するセンタフレーム46を2本、直交配置となるように設けている。このセンタフレーム42は連結部材31を介してカッタードラム35に連結されており、油圧モータ40、ピニオン39、リングギヤ38、カッタードラム35、連結部材31、メインリングフレーム30、センタフレーム46の経路で動力が伝達されて、センタコア33を中心に回転動作を行うように構成されている。
センタフレーム46のカッタービット32bは、2本のセンタフレーム46のうち一方のセンタフレーム46のカッタービット32b設置位置と他方のセンタフレーム46のカッタービット32b設置位置とはオフセットして設置されており、センタフレーム46が回転軸心となるセンタコア33回りに回転した際、一方側のカッタービット32bの掘削箇所と他方側のカッタービット32bの掘削箇所とは重複しないように構成されている。
次に、図7〜図9に基づいて、実施例4について説明する。尚、実施例1と同一部材は同一の符号を付している。
実施例4のシールド掘進機は、トンネルの断面形状に近似した断面楕円形の胴部材を有し、チャンバ6の後端を仕切る隔壁の一部を構成し掘進機本体の中心の回りに回転駆動される円板部材に、前記中心からの位置を可変に装備された1対の回転型カッターヘッドを設け、それら1対の回転型カッターヘッドにより断面楕円形のトンネルを掘削するように構成したシールド掘進機である。カッターヘッドは、実施例1と同様の仕様で、スポークが存在しておらず、中央部分の開口面積を確保することができ、掘削土がスポーク間に付着、或いは圧密しない構造となっており、掘進機の軸心とカッターヘッドの軸心とは平行で異なった位置となっている。
図7〜図9に示すように、このシールド掘進機1は、前端部と隔壁7とを含む胴部材2と、この胴部材2の前端部に装備された1対の回転型カッターヘッド5と、これら1対のカッターヘッド5をトンネル軸心と直交する方向へ移動させるカッターヘッド移動機構50と、複数のシールドジャッキ10と、スクリューコンベア11と、セグメントを覆工する為のエレクター14と、電源と油圧源と掘削用の制御ユニットとその他必要な諸装置を装備した後方台車(図示略)などを有する。
前記胴部材2について説明する。
前記胴部材2は、その断面形状が掘削するトンネルの断面形状に近似した楕円形に構成され、胴部材2は鋼板部材で構成されている。胴部材2は、前胴2Aとこの前胴2Aの後端に固定された後胴2Bとを有し、後胴2Bの後端部にはテールシール1aが設けられている。胴部材2の前端部内には、掘削した土砂を導入するチャンバ6が形成され、このチャンバ6の後端を仕切る隔壁7が胴部材2の前端寄り部位に設けられている。
前胴1Aの前後方向途中部の内側には補強用の楕円形の第1リング部51が設けられ、前胴2Aの後端部の内側にも補強用の楕円形の第2リング部52が設けられている。尚、第1リング部51の位置には、胴部材2から外側へ所定長さ突出して胴部材2のローリングを防止する為の上下1対のロール規制部材53が装備されている。
1対の回転型カッターヘッド5と、これらカッターヘッド5をトンネルの軸心と直交する方向へ移動させるカッターヘッド移動機構50について説明する。
このカッターヘッド移動機構50は、円板部材54と、この円板部材54を回転駆動する為の第1回転駆動機構55と、1対の揺動アーム56と、これら1対の揺動アーム56とを夫々回転駆動する為の1対の第2回転駆動機構57と、1対の揺動アーム56の先端部に夫々固着された1対のヘッド支持部材56aと、図示しないセンサ類及び制御ユニットを有する。
円板部材54について説明する。
この円板部材54は、胴部材2の前端寄り部分に胴部材2の中心である第1軸心A1の回りに回転可能に装備されて隔壁7の一部を構成している。円板部材54は隔壁7の中央部分に配設されている。胴部材2の第1リング部51の内周部には円筒部51aが設けられており、円板部材54は円筒部51aに回転自在に内嵌状に装着されている。円板部材54の外周部には、断面L形の円環部54aが設けられ、この円環部54aの後部にリングギヤ55aが固定され、円環部54aと第1リング部51側の部材との間にはベアリング(図示略)が設けられている。円筒部51aと円環部54aの間には液密にシールする複数の環状のシール部材(図示略)が設けられ、円筒部51aに対して円環部54aが前後方向に移動しないように構成されている。
円板部材54を回転駆動する為の第1回転駆動機構55は、胴部材2の第1リング部51に装備された複数の油圧モータ55mにより、各油圧モータ55mの出力軸に固定されたピニオン55pを介してリングギヤ55aを正転方向と逆転方向に択一的に回転駆動可能に構成されている。
1対の揺動アーム56について説明する。
これら1対の揺動アーム56は隔壁7よりも前側に配設され、これら揺動アーム56の円形基端部56bは、第1軸心A1と平行で且つ、第1軸心A1に対して回転対称な1対の第2軸心A2の回りに回転自在に円板部材54に夫々支持されている。尚、第2軸心A2は、円板部材54の半径をRとして第1軸心A1から約(3/4)×R離隔した外周寄りの位置にある。揺動アーム56の円形基端部56b以外の部分はチャンバ6内に突出しており、円形基端部56bのうちの円板部材54の外側へはみ出す部分は、チャンバ6内に突出している。
各揺動アーム56の円形基端部56bの外周部には円環部56cが形成され、この円環部56cにリングギヤ57aが固定され、このリングギヤ57aは、円板部材54の外側へはみ出した際に隔壁7の前面に摺接叉は近接する。この円環部56cと、円板部材54に形成された部分円環部54bの間には、複数の液密にシールする為のし複数のシール部材(図示略)が設けられ、部分円環部54bに対して円環部56cが前後方向へ移動しないように構成されている。
1対の揺動アーム56は、第1軸心A1に対して回転対称の位置関係になるように,後述のように制御される。各揺動アーム19は円形基端部56bから所定長さ延びるアーム本体部を有し、このアーム本体部の先端部にはヘッド支持部材56aが設けられている。
各揺動アーム56の円形基端部56bを第2軸心A2の回りに回転駆動する第2回転駆動機構57が設けられている。この第2回転駆動機構57は、円板部材54の部分円環部54bに装備された複数の油圧モータ57mにより、各油圧モータ57mの出力軸に固定されたピニオン57pを介してリングギヤ57aを正転方向と逆転方向に択一的に回転駆動可能に構成されている。こうして、1対の揺動アーム56は、第1軸心A1の回りに公転しながら第2軸心A2の回りに揺動(自転)駆動され、第1軸心A1に対して回転対称の姿勢となるように制御される。
回転型カッターヘッド5は、揺動アーム56の先端部のヘッド支持部材56aに、第2軸心A2と平行な第3軸心A3の回りに回転可能に装備されている。1対の回転型カッターヘッド5は、胴部材2の前端部に対応する前後方向位置に配置されており、1対のカッターヘッド5を第1軸心A1に対して回転対称の位置に保持しながら、これら回転型カッターヘッド5をほぼ楕円形を描くように移動させることにより、胴部材2と近似する楕円形断面のトンネルを掘削するように構成されている。この回転型カッターヘッド5は胴部材2の楕円形断面の短直径の半分の大きさの直径を有するものである(図9参照)。
回転型カッターヘッド5は、閉断面構造で円環状のメインリングフレーム30、メインリングフレーム30から後方へ延びる6本の連結部材31、メインリングフレーム30の前面に3列、外周側面に1列の半径方向に離隔された4列の同心円状に配設されたカッタービット32とを有している。メインリングフレーム30の断面は後部内側に2つの長辺を有する7角形形状をしており、カッターヘッド5の正面側4辺において、辺夫々に同心円状のカッタービット32列が1列づつ装着されている。
回転型カッターヘッド5を第3軸心A3の回りに回転駆動する為の第3回転駆動機構58が揺動アーム56に設けられている。この第3回転駆動機構58は、円形フレーム5aに装備されたリングギヤ58aと、環状部58cに装備された複数の油圧モータ58mなどを有し、第3回転駆動機構58は、複数の油圧モータ58mにより、それら油圧モータ58mの出力軸に設けられたピニオン58pを介してリングギヤ58aを正転方向と逆転方向に択一的に回転駆動可能に構成されている。
第1,第2,第3回転駆動機構55,57,58の制御について概略を説明する。
図示しない第1回転角センサと、1対の第2回転角センサとを設け、この第1,第2回転角センサからの検出信号に基づいて、1対の回転形カッターヘッド5により楕円形断面のトンネルを掘削するように第1,第2回転駆動機構55,57の図示しない制油圧制御弁を制御するように構成している。
第1回転角センサは、円板部材54の基準位置(例えば、図8に示す位置)からの回転角を検出するものである。この第1回転角センサは、リングギヤ55aのギヤ歯を検出する電磁ピックアップからなり、第1リング部51に固定されている。リングギヤ55aの多数のギヤ歯のうち基準位置のギヤ歯だけに分断用小孔が形成され、前記電磁ピックアップにより基準位置のギヤ歯から2つのパルス(基準パルス)を検出し、その他の多数のギヤ歯から夫々1つのパルスを検出する。供給されるパルス数を計数することにより、リングギヤ55aの基準位置からの所定方向への回転角(円板部材54の回転角)が検知される。尚、油圧モータ55mの回転方向も加味してパルス数を計数することにより、リングギヤ55aの上記所定方向と反対方向への回転角も検知される。
1対の第2回転角検出センサは、1対の揺動アーム56の円板部材54に対する基準位置(例えば、図8示す位置)からの第2軸心A2の回りの回転角を夫々検出するものであり、リングギヤ57aのギヤ歯を検出する電磁ピックアップからなり、円板部材54の部分円環部54bに固定されている。リングギヤ57aの多数のギヤ歯のうち基準位置のギヤ歯だけに分断用の小孔が形成され、上記の電磁ピックアップにより基準位置のギヤ歯から2つのパルス(基準パルス)を検出し、その他の多数のギヤ歯から夫々1つのパルスを検出する。
前記電磁ピックアップから供給される基準パルスから基準位置を検知し、その基準位置検出以降に供給されるパルス数を計数することにより、リングギヤ57aの基準位置から所定方向への回転角(揺動アーム56の揺動回転角)が検知される。尚、油圧モータ57mの回転方向も加味してパルス数を計数することにより、リングギヤ57aの上記所定方向と反対方向への回転角も検知される。
第1回転駆動機構55は、油圧制御弁を有しており、この油圧制御弁により複数の油圧モータ55mへ供給する油圧の油量を制御することにより、油圧モータ55mの回転角を制御し、円板部材54の回転角を制御するように構成されている。第2回転駆動機構57についても同様であり、図示しない制御ユニットで制御される油圧制御弁を有し、この油圧制御弁により複数の油圧モータ57mへ供給する油圧の油量を制御することにより、油圧モータ57mの回転角を制御し、揺動アーム56の回転角(揺動角)を制御するように構成されている。
第3回転駆動機構58は、回転型カッターヘッド5の回転方向と回転速度を制御する為に、制御ユニットで制御される油圧制御弁を有し、この油圧制御弁により複数の油圧モータ58mへ供給する油圧の油量と供給方向を制御することにより、油圧モータ58mの回転方向と回転速度を制御し、回転型カッターヘッド5の回転方向と回転速度を制御するように構成されている。尚、胴部材2に作用するローリングトルクを小さくする為に、1対の回転型カッターヘッド5は互いに反対方向へ回転駆動される。
以上説明した実施例4に係るシールド掘進機1の作用、効果について説明する。
第1回転駆動機構55で円板部材54を回転させつつ、1対の第2回転駆動機構57により1対の揺動アーム54を第1軸心A1に対して回転対称の位置関係に保持しながら、1対の第3回転駆動機構58で1対の回転型カッターヘッド5を回転駆動しつつ、カッターヘッド5の中心(第3軸心A3)を移動させることで、楕円形断面のトンネルを掘削できる。
更に、カッターヘッド5の前端面外周に、閉断面構造で円環状のメインリングフレーム30を形成し、半径方向に離隔する複数の同心円状に配設された複数列のカッタービット32を装備したことで、スポークを設けることなく、外周のビットパス数を増加でき、掘削効率の向上が可能となる。しかも、スポークが存在しないため、カッターヘッド5の中央部分の開口面積を確保することができ、スポーク間に付着、或いは圧密する掘削土を減少することができる。
図10〜図12に基づいて、カッターヘッド5の変更例について説明する。
図10は、円形状の閉断面をなすメインリングフレーム30の内周両端を横断するカッタースポークを廃止したカッターヘッド5を示しており、(a)は通常フレーム、(b)は通常フレームよりも断面が大とされる交換フレームを示している。メインリングフレーム30の前面には、同心円状のカッタービット32が1列づつ3列配置されている。
図11は、円形状の閉断面をなすメインリングフレーム30の内周両端を横断するスポークとして、センタコア33を通るセンタフレーム42を1本配置したカッターヘッド5を示しており、(a)は通常フレーム、(b)は通常フレームよりも断面が大とされる交換フレームを示している。
メインリングフレーム30の前面には、図10と同様に、同心円状のカッタービット32が1列づつ3列配置されている。
センタフレーム42に配置される左右1対のカッタービット列41のカッタービット32aは、回転軸心のセンタコア33から一方側の配置位置と回転軸心から他方側の配置位置とはオフセットして夫々設置されており、センタフレーム42がセンタコア33回りに回転した際、一方側のカッタービット32aの掘削箇所と他方側のカッタービット32aの掘削箇所とは重複しないように構成されている。
図12は、円形状の閉断面をなすメインリングフレーム30の内周両端を横断するカッタースポークとして左右1対の2列のカッタービット列45を有するセンタフレーム46を2本、直交配置となるように設けたカッターヘッド5を示しており、(a)は通常フレーム、(b)は通常フレームよりも断面が大とされる交換フレームを示している。
メインリングフレーム30の前面には、図10と同様に、同心円状のカッタービット32が1列づつ3列配置されている。
センタフレーム46のカッタービット32bは、2本のうち一方のセンタフレーム46のカッタービット32bの設置位置と他方のセンタフレーム46のカッタービット32bの設置位置とはオフセットして設置されており、センタフレーム46がセンタコア33回りに回転した際、一方側のカッタービット32bの掘削箇所と他方側のカッタービット32bの掘削箇所とは重複しないように構成されている。
既に説明したように、メインリングフレーム30の断面形状は七角形や円形の他、図13に示すように、三角形(f)、四角形(b)、六角形(e)、八角形(g)形状及び、扇形状(d)、トンネル形状(c)等その用途、目的によって選択可能である。また、センタコア33やセンタフレーム42,46は必要に応じて設定するものであり、少なくとも、メインリングフレーム30の前面に同心円状のカッタービット32が1列づつ複数列配置されるものであれば、本発明の効果を得ることが可能である。
その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施例に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本発明はそのような変更形態も包含するものである。
実施例1に係るシールド掘進機の縦断面図である。 実施例1に係るシールド掘進機の正面図である。 実施例2に係るシールド掘進機の正面図である。 図3のIV-IV線断面図である。 実施例3に係るシールド掘進機の正面図である。 図5のVI-VI線断面図である。 実施例4に係るシールド掘進機の縦断面図である。 実施例4に係るシールド掘進機(基準位置)の正面図である。 実施例4に係るシールド掘進機の正面図である。 センタフレームを有さないカッターヘッドの変形例を示し、(a)は通常フレーム、(b)は交換フレームの図である。 センタフレームを1本備えるカッターヘッドの変形例を示し、(a)は通常フレーム、(b)は交換フレームの図である。 センタフレームを2本備えるカッターヘッドの変形例を示し、(a)は通常フレーム、(b)は交換フレームの図である。 メインリングフレームの断面形状の変形例(a)〜(g)を示す図である。
符号の説明
1 シールド掘進機
5 カッターヘッド
9 カッター駆動機構
30 メインリングフレーム
31 連結部材
32 カッタービット
33 センタコア
35 カッタードラム
40 油圧モータ
42,46 センタフレーム
43,44 進入口
54 円板部材
55 第1回転駆動機構
56 揺動アーム
57 第2回転駆動機構
58 第3回転駆動機構

Claims (4)

  1. シールド掘進機の前端側に配置され、複数のカッタービットが装備され回転駆動手段により回転駆動されるカッターヘッドにおいて、
    前記カッターヘッドは、閉断面構造で円環状のメインリングフレームであって、このメインリングフレームの軸心を中心とする半径方向の幅が、複数のカッタービットを配設可能な大きさに形成されたメインリングフレームと、
    このメインリングフレームの前面に、半径方向に離隔する複数の同心円状に配設された複数列のカッタービットとを備え、
    前記カッターヘッドは、前記回転駆動手段の円環状のカッタードラムに複数の連結部材を介して連結されたことを特徴とするカッターヘッド。
  2. 前記メインリングフレームの軸心がシールド掘進機の軸心と同心状に配設され、
    前記カッターヘッドは、前記メインリングフレームの内側空間の中心部に配設されたセンタコアと、このセンタコアとメインリングフレームとを連結する1叉は複数のカッタースポークと、このカッタースポークに付設された複数列のカッタービットとを有することを特徴とする請求項1に記載のカッターヘッド。
  3. 前記メインリングフレームの軸心がシールド掘進機の軸心と異なる位置に平行に配設され、前記カッターヘッドは自転しながら公転又は揺動運動して掘削するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載のカッターヘッド。
  4. 前記カッタースポークは、カッタービット交換の際にその内部に作業者が入り得る構造を有することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のカッターヘッド。
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