JP4878359B2 - カッターヘッド - Google Patents
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Description
ところが、外周ビットパス数を増加するためにカッタースポークの数を増加すると、カッターヘッドの中央部分が各カッタースポークによって閉塞され、カッタースポーク間に土砂が付着し、カッタートルクの上昇、更には掘削速度の低下を招くことになっていた。
図1〜図4に示すように、シールド掘進機1は、胴部材2、前部環状部材3、中央部環状部材4、カッターヘッド5、チャンバ6、隔壁7、カッター支持機構8、カッター駆動機構9、複数のシールドジャッキ10、スクリューコンベア11,12、支柱13、エレクター14、真円保持装置15、後部作業デッキ16等を備えている。
図3は実施例2の正面図、図4は図3のIV-IV線断面図を示している。尚、実施例1と同一部材は同一の符号を付している。
図5は実施例3の正面図、図6は図5のVI-VI線断面図を示している。尚、実施例1と同一部材は同一の符号を付している。
実施例4のシールド掘進機は、トンネルの断面形状に近似した断面楕円形の胴部材を有し、チャンバ6の後端を仕切る隔壁の一部を構成し掘進機本体の中心の回りに回転駆動される円板部材に、前記中心からの位置を可変に装備された1対の回転型カッターヘッドを設け、それら1対の回転型カッターヘッドにより断面楕円形のトンネルを掘削するように構成したシールド掘進機である。カッターヘッドは、実施例1と同様の仕様で、スポークが存在しておらず、中央部分の開口面積を確保することができ、掘削土がスポーク間に付着、或いは圧密しない構造となっており、掘進機の軸心とカッターヘッドの軸心とは平行で異なった位置となっている。
前記胴部材2は、その断面形状が掘削するトンネルの断面形状に近似した楕円形に構成され、胴部材2は鋼板部材で構成されている。胴部材2は、前胴2Aとこの前胴2Aの後端に固定された後胴2Bとを有し、後胴2Bの後端部にはテールシール1aが設けられている。胴部材2の前端部内には、掘削した土砂を導入するチャンバ6が形成され、このチャンバ6の後端を仕切る隔壁7が胴部材2の前端寄り部位に設けられている。
このカッターヘッド移動機構50は、円板部材54と、この円板部材54を回転駆動する為の第1回転駆動機構55と、1対の揺動アーム56と、これら1対の揺動アーム56とを夫々回転駆動する為の1対の第2回転駆動機構57と、1対の揺動アーム56の先端部に夫々固着された1対のヘッド支持部材56aと、図示しないセンサ類及び制御ユニットを有する。
この円板部材54は、胴部材2の前端寄り部分に胴部材2の中心である第1軸心A1の回りに回転可能に装備されて隔壁7の一部を構成している。円板部材54は隔壁7の中央部分に配設されている。胴部材2の第1リング部51の内周部には円筒部51aが設けられており、円板部材54は円筒部51aに回転自在に内嵌状に装着されている。円板部材54の外周部には、断面L形の円環部54aが設けられ、この円環部54aの後部にリングギヤ55aが固定され、円環部54aと第1リング部51側の部材との間にはベアリング(図示略)が設けられている。円筒部51aと円環部54aの間には液密にシールする複数の環状のシール部材(図示略)が設けられ、円筒部51aに対して円環部54aが前後方向に移動しないように構成されている。
これら1対の揺動アーム56は隔壁7よりも前側に配設され、これら揺動アーム56の円形基端部56bは、第1軸心A1と平行で且つ、第1軸心A1に対して回転対称な1対の第2軸心A2の回りに回転自在に円板部材54に夫々支持されている。尚、第2軸心A2は、円板部材54の半径をRとして第1軸心A1から約(3/4)×R離隔した外周寄りの位置にある。揺動アーム56の円形基端部56b以外の部分はチャンバ6内に突出しており、円形基端部56bのうちの円板部材54の外側へはみ出す部分は、チャンバ6内に突出している。
図示しない第1回転角センサと、1対の第2回転角センサとを設け、この第1,第2回転角センサからの検出信号に基づいて、1対の回転形カッターヘッド5により楕円形断面のトンネルを掘削するように第1,第2回転駆動機構55,57の図示しない制油圧制御弁を制御するように構成している。
第1回転駆動機構55で円板部材54を回転させつつ、1対の第2回転駆動機構57により1対の揺動アーム54を第1軸心A1に対して回転対称の位置関係に保持しながら、1対の第3回転駆動機構58で1対の回転型カッターヘッド5を回転駆動しつつ、カッターヘッド5の中心(第3軸心A3)を移動させることで、楕円形断面のトンネルを掘削できる。
図10は、円形状の閉断面をなすメインリングフレーム30の内周両端を横断するカッタースポークを廃止したカッターヘッド5を示しており、(a)は通常フレーム、(b)は通常フレームよりも断面が大とされる交換フレームを示している。メインリングフレーム30の前面には、同心円状のカッタービット32が1列づつ3列配置されている。
メインリングフレーム30の前面には、図10と同様に、同心円状のカッタービット32が1列づつ3列配置されている。
メインリングフレーム30の前面には、図10と同様に、同心円状のカッタービット32が1列づつ3列配置されている。
5 カッターヘッド
9 カッター駆動機構
30 メインリングフレーム
31 連結部材
32 カッタービット
33 センタコア
35 カッタードラム
40 油圧モータ
42,46 センタフレーム
43,44 進入口
54 円板部材
55 第1回転駆動機構
56 揺動アーム
57 第2回転駆動機構
58 第3回転駆動機構
Claims (4)
- シールド掘進機の前端側に配置され、複数のカッタービットが装備され回転駆動手段により回転駆動されるカッターヘッドにおいて、
前記カッターヘッドは、閉断面構造で円環状のメインリングフレームであって、このメインリングフレームの軸心を中心とする半径方向の幅が、複数のカッタービットを配設可能な大きさに形成されたメインリングフレームと、
このメインリングフレームの前面に、半径方向に離隔する複数の同心円状に配設された複数列のカッタービットとを備え、
前記カッターヘッドは、前記回転駆動手段の円環状のカッタードラムに複数の連結部材を介して連結されたことを特徴とするカッターヘッド。 - 前記メインリングフレームの軸心がシールド掘進機の軸心と同心状に配設され、
前記カッターヘッドは、前記メインリングフレームの内側空間の中心部に配設されたセンタコアと、このセンタコアとメインリングフレームとを連結する1叉は複数のカッタースポークと、このカッタースポークに付設された複数列のカッタービットとを有することを特徴とする請求項1に記載のカッターヘッド。 - 前記メインリングフレームの軸心がシールド掘進機の軸心と異なる位置に平行に配設され、前記カッターヘッドは自転しながら公転又は揺動運動して掘削するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載のカッターヘッド。
- 前記カッタースポークは、カッタービット交換の際にその内部に作業者が入り得る構造を有することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のカッターヘッド。
Priority Applications (1)
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JP2008151342A JP4878359B2 (ja) | 2008-06-10 | 2008-06-10 | カッターヘッド |
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Family Applications (1)
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