JP2000008782A - シールド掘進機のカッタービット - Google Patents

シールド掘進機のカッタービット

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JP2000008782A JP17920098A JP17920098A JP2000008782A JP 2000008782 A JP2000008782 A JP 2000008782A JP 17920098 A JP17920098 A JP 17920098A JP 17920098 A JP17920098 A JP 17920098A JP 2000008782 A JP2000008782 A JP 2000008782A
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徹 谷口
Yasushi Shibata
靖 柴田
Makoto Ukekawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】矩形断面トンネルを掘削するシールド掘進機の
カッターディスクに含まれる遊星カッターに装着される
カッタービットは、1面乃至2面のみで掘削するのでは
なく全周の全面で掘削するため、掘削性能、耐摩耗性、
耐久性確保する為には特有の構造のものとなる。 【解決手段】 カッタービット18は、基材部41とビ
ット本体部42とからなり、ビット本体部42は断面4
角形状をなし、4面の各面にすくい角が設定され、ビッ
ト本体部42の先端面の大部分には逃げ角が設定され、
4つの先端角部43が形成され、超硬チップ44a,4
4b,44cが装着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、シールド掘進機
のカッタービットに関し、特にカッターディスクに設け
られて遊星運動する遊星カッターに装備する為のカッタ
ービットに関する。
【0002】
【従来の技術】 各種のシールド坑(上下水道用トンネ
ル、地下鉄用トンネル、通信ケーブル用トンネル、共同
溝用トンネルなど)をシールド工法により構築する為の
掘削装置としてシールド掘進機が広く実用に供されてい
る。通常のシールド掘進機は、カッターディスクを正回
転させつつ掘削する状態と逆回転させつつ掘削する状態
とを切換えながら、円形断面トンネルを掘削するように
構成されている。
【0003】この種のシールド掘進機のカッターディス
クには、一般にカッターディスクを正転させる際にも逆
転させる際にも掘削可能な2方向掘削型のカッタービッ
トが適用される(例えば、実開平2−6795号公報、
実開昭63−36593号公報参照)。尤も、1方向に
のみ掘削可能なカッタービットと、他の方向にのみ掘削
可能なカッタービットとを相互に逆向きに配置すること
もある。
【0004】ところで、近年、矩形断面トンネルを掘削
可能な矩形トンネル用シールド掘進機が提案され、実用
化の為の開発がなされている。例えば、特開平10−6
1382号公報に記載されたシールド掘進機において
は、スキンプレートとして前側の矩形断面状の胴部材
と、その後端に連結された矩形断面状のシールド枠とが
設けられ、カッターディスクと、カッターディスクを回
転駆動するカッター回転駆動手段とが設けられ、カッタ
ーディスクはディスク本体とディスク本体に装備され且
つディスク本体の回転に同期して自転しつつ公転する1
対の遊星カッターとを有する。
【0005】ディスク本体の回転に連動して遊星カッタ
ーを自転させる遊星歯車機構が設けられ、遊星カッター
の輪郭形状をその遊星カッターの自転回転数と公転回転
数との比に応じて形成して矩形断面トンネルを掘削可能
に構成してある。そして、遊星カッターはほぼ木の葉形
状をなし、その外周部には複数のカッタービットが装着
されている。
【0006】このシールド掘進機においては、遊星カッ
ターの自転回転数と公転回転数との比は4:1に設定さ
れ、トンネル中央部の円形断面部をディスク本体のメイ
ンカッターで掘削し、その円形断面部と重複する部分と
4つ角部とを1対の遊星カッターで掘削する。遊星カッ
ターが自転しつつ公転する際遊星カッターの複数のカッ
タービットが夫々特殊な自由曲線状の軌跡を描きながら
移動して掘削を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】 前記矩形トンネル用
シールド掘進機に適したカッタービットは未だ提案され
ておらず、この種のシールド掘進機のカッタービットと
して、通常のシールド掘進機の2方向掘削型のカッター
ビットを適用することも考えられる。しかし、遊星カッ
ターの複数のカッタービットは、夫々特殊な自由曲線を
描いて掘削を行う関係上、それらカッタービットは2つ
の面で掘削するだけでなく、ほぼ全周の面で掘削を行
う。従って、遊星カッターに装着するカッタービットと
しては、ほぼ全周の面で能率的に掘削する特殊な構造の
カッタービットを適用する必要がある。
【0008】本発明の目的は、前記のような遊星カッタ
ーに装着するのに好適のカッタービットを提供するこ
と、ほぼ全周の面で能率的に掘削できるカッタービット
を提供すること、等である。
【0009】
【課題を解決するための手段】 請求項1のシールド掘
進機のカッタービットは、カッターディスクがディスク
本体と遊星カッターとを備えたシールド掘進機における
遊星カッターに装備する為のカッタービットにおいて、
カッタービットが、断面多角形状のビット本体部を有
し、このビット本体部の少なくとも先端側部分の外周部
が超硬部材で構成され、ビット本体部の多角形の各面に
すくい角が設定されるとともに、ビット本体部の先端面
の大部分に逃げ角が設定されたものである。
【0010】遊星カッターは自転しつつ公転するため、
遊星カッターの外周部に装着される複数のカッタービッ
トは夫々特殊な自由曲線を描いて運動し掘削を行う。そ
れ故、各カッタービットの外周部のほぼ全周で掘削を行
うことになるが、ビット本体部の少なくとも先端側部分
の外周部が超硬部材で構成されているため、耐摩耗性と
耐久性に優れ、掘削性能も高くなる。ビット本体部は多
角形断面状で、そのビット本体部の多角形の各面にすく
い角が設定されているため、カッタービットの多角形の
各面での掘削性能を確保でき、また、ビット本体部の先
端面の大部分に逃げ角が設定されているので、掘削性能
を確保し、カッタービットが過熱するのを防止できる。
【0011】請求項2のシールド掘進機のカッタービッ
トは、請求項1の発明において、前記ビット本体部の先
端部には複数の角部に近づく程先端側へ突出する複数の
先端角部が形成され、これら先端角部が超硬部材で構成
されたことを特徴とするものである。複数の先端角部は
複数の角部に近づく程先端側へ突出するため、それら複
数の先端角部を介して逃げ角が確保され、掘削性能が高
くなるうえ、掘削した土砂の流れも良好になり、過熱防
止にもなる。
【0012】請求項3のシールド掘進機のカッタービッ
トは、請求項1の発明において、前記ビット本体部の先
端部には、逆多角錐状の凹部が形成されたことを特徴と
するものである。前記逆多角錐状の凹部を介してビット
本体部の先端面の大部分に逃げ角を設定でき、その逆多
角錐状の凹部を介して(つまり、逃げ角を介して)掘削
性能を高め、過熱を防止することができる。
【0013】請求項4のシールド掘進機のカッタービッ
トは、請求項1の発明において、前記ビット本体部の先
端側所定長さ部分が一体的超硬部材で構成され、ビット
本体部の先端部には複数の角部に近づく程先端から遠の
くように後退する複数の先端谷部が形成されたことを特
徴とするものである。複数の先端谷部が複数の角部に近
づく程先端から遠のくように後退するので、それら複数
の先端谷部を介して逃げ角が確保され、掘削性能が高く
なるうえ、掘削した土砂の流れも良好になり、過熱防止
にもなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。最初に、矩形トンネル用シールド掘進機に
ついて説明し、その後このシールド掘進機の遊星カッタ
ーに適用するカッタービットについて説明する。図1、
図2に示すように、シールド掘進機1は、矩形断面状の
胴部材1aとその後側に連結された矩形断面状のシール
ド枠1bとを有し、胴部材1aとシールド枠1bとは中
折れ部及び複数の中折れジャッキ30を介して連結され
ている。カッターディスク2は、胴部材1aの前端側に
配設され、このカッターディスク2は、ディスク本体4
とディスク本体4に装備された1対の遊星カッター5
と、ディスク本体4に複数の連結部材4bにて連結され
た環状のカッタードラム3を有する。
【0015】ディスク本体4とカッタードラム3を回転
駆動するカッター回転駆動機構6が設けられ、ディスク
本体4の前端部にはメインカッター4aが設けられ、メ
インカッター4aはディスク本体4と一体的に回転する
ように構成され、メインカッター4aには複数のカッタ
ービット15が設けられている。図1〜図3に示すよう
に、カッタードラム3内には、ディスク本体4の回転つ
まりカッタードラム3の回転に連動して各遊星カッター
5を自転させる遊星歯車機構7が設けられ、遊星カッタ
ー5の正面視における輪郭形状は、その遊星カッター5
の自転回転数と公転回転数の比に応じて木の葉状に形成
されている。
【0016】カッターディスク2の後側には、チャンバ
ー8を隔てて胴部材1aに一体的に固定された隔壁構造
9が設けられ、この隔壁構造9は、横向き状の円筒体1
0と中央壁部10aと環状壁部11とからなる。遊星歯
車機構7は、太陽ギヤ12と、太陽ギヤ12に噛合した
1対のアイドルギヤ13と、1対のアイドルギヤ13に
夫々噛合した1対の遊星ギヤ14を有し、太陽ギヤ12
は円筒体10の外周に沿って形成されている。遊星カッ
ター5と遊星ギヤ14とは遊星シャフト16により連動
連結されている。
【0017】遊星シャフト16の後端部16aと遊星ギ
ヤ14とはスプライン結合により連結され、遊星シャフ
ト16の前端部16bと遊星カッター5とはボルトを介
して連結されている。遊星シャフト16には遊星ハウジ
ング17が外装されている。
【0018】図1に示すように、カッター回転駆動機構
6は、カッタードラム3の後端側と環状壁部11の間に
設けられた内歯を有するリングギヤ19と、このリング
ギヤ19を回転駆動する複数のカッター駆動モータ20
とで構成されている。リングギヤ19はカッタードラム
3に固定されて旋回軸受を介して環状壁部11に支承さ
れている。各カッター駆動モータ20は例えば油圧モー
タからなり、そのモータ軸に固定のピニオンギヤ20a
がリングギヤ19に噛合している。トンネル掘削の際、
1リング分掘削する毎にカッターディスク2の回転方向
が反転される。
【0019】複数のシ−ルドジャッキ22は、掘進の推
力を発生する為のもので、各シールドジャッキ22は後
方向きに配設されて、そのロッドの先端部には偏心金具
22aを介してスプレッダー22bが連結され、シール
ドジャッキ22によりトンネルの内面に覆工済みのセグ
メント34に反力をとって掘進推力を発生させる。矩形
トンネルの掘進方向を湾曲させる際に、トンネル外形を
大きめに余堀りする為に、メインカッター4aにはコピ
ーカッター23Aが設けられ、一方の遊星カッター5に
は1対のコピーカッター23Bが設けられ、他方の遊星
カッター5にはコピーカッター23Cが設けられてい
る。
【0020】排土設備として、中央壁部10aから後方
へ延びるスクリューコンベヤ28が設けられ、チャンバ
ー8内の土砂をシ−ルド枠1b内のベルトコンベヤへ移
送し、そのベルトコンベヤに送られた土砂はベルトコン
ベヤ又は搬送台車によりトンネル内の後方へ搬送され地
上に搬送される。尚、矩形断面のトンネルの内面にセグ
メントを組付けるエレクタ装置33も設けられている。
【0021】前記の遊星歯車機構7に関して、矩形断面
のトンネルを掘削する掘進機では、遊星カッター5の公
転回転数と自転回転数の比が1:4となるように、太陽
ギヤ12,アイドルギヤ13,遊星ギヤ14の歯数が設
定される。それ故、各遊星カッター5はディスク本体4
が4分の1回転すると1回自転する。尚、ディスク本体
4と遊星カッター5の回転方向は逆方向である。
【0022】遊星カッター5の正面視における輪郭形状
を木の葉状に形成し、各遊星カッター5で矩形断面の角
部を掘削して、矩形断面のトンネルを掘削する原理につ
いて説明する。図4に示すように、トンネルの矩形断面
形状を仮想線で示す正方形hとし、シ−ルド掘進機1で
この正方形断面のトンネルを掘削するには、遊星カッタ
ー5が公転しつつ自転する際、常にこの正方形hに内接
するような軌跡を描かなければならない。それ故、遊星
カッター5が1回公転しつつ4回自転すると、遊星カッ
ター5の公転中心Oからの最遠点部の軌跡が、正方形h
を描くように、遊星カッター5の輪郭形状が決定されて
いる。
【0023】今、遊星カッター5の自転中心Obの公転
軌跡を円Kとすると、円K上の点m1 ,m2 ,・・・
は、遊星カッター5を角度θ(θ=15°)ずつ回転さ
せた場合の各角度θにおける遊星カッター5の自転中心
Obの位置を示す。正方形h上の点P1 ,P2 ,・・・
は、円K上の各点m1 ,m2 ,・・・と公転中心Oとを
結ぶ直線が正方形hと交わる点である。
【0024】ここで、遊星カッター5の自転中心Obが
点m1 の位置にある場合、遊星カッター5が正方形hと
内接するためには、遊星カッター5の半径は、円K上の
点m1 と正方形h上の点P1 とを結ぶ直線長さn1 でな
ければならない。また、遊星カッター5が点m1 の位置
から角度θ公転して点m2 の位置に移動したとき、遊星
カッター5が正方形hと内接するためには、遊星カッタ
ー5の半径は、円K上の点m2 と正方形h上の点P2 と
を結ぶ直線長さn2 でなければならない。
【0025】以下同様に、遊星カッター5が点m3 の位
置に移動した場合、遊星カッター5の半径は、円K上の
点m3 と正方形h上の点P3 とを結ぶ直線長さn3 でな
ければならない。一方、遊星カッター5は、角度θ公転
する間に角度4θ自転する。このように、順次遊星カッ
ター5の半径長さを定めることで、遊星カッター5の輪
郭形状は決定され、遊星カッター5の輪郭形状は木の葉
状となる。
【0026】前記遊星カッター5には断面正4角形状の
例えば20個のカッタービット18を装備する場合、図
5〜図11は、遊星カッター5が自転しつつ公転する際
におけるカッタービット18の自由曲線状の移動軌跡を
示すものであり、遊星カッター5におけるカッタービッ
ト18にNo.1〜No.7・・と番号を付けると、No.1〜No.7
・・のカッタービット18の移動軌跡を図5〜図11に
図示してある。尚、図5〜図11は、カッターディスク
2が反時計回りに回転し、遊星カッター5が時計回りに
回転する場合を示すが、その反対に回転する場合もあ
る。
【0027】図12は、図5に示した遊星カッター5の
No.1のカッタービット18の移動軌跡を拡大し、そのカ
ッタービット18で掘削する土砂をL形斜線マーク24
にて例示したものであり、このカッタービット18が流
線型の外形形状のような自由曲線を描きつつ掘削する関
係上、図12から判るようにカッタービット18の4面
のほぼ全面で掘削することになる。図13は、カッター
ディスク2が時計回り方向に回転し、遊星カッター5が
反時計回り方向に回転する場合における図12相当図で
あり、この場合も図12の場合と同様にカッタービット
18の4面のほぼ全面で掘削することになる。
【0028】次に、遊星カッター5に適用するカッター
ビット18について説明する。図14〜図16に示すよ
うに、このカッタービット18は、断面円形の取付け脚
部としての基材部41と、この基材部41よりも少し太
く且つ基材部41に一体形成された断面4角形状のビッ
ト本体部42とからなる。
【0029】ビット本体部42は、その軸線に直交する
断面形状が上方ほど徐々に大きく形成され、ビット本体
部42の4角形の各面にすくい角αが設定されるととも
に、ビット本体部42の先端面の大部分に逃げ角βが設
定されている。ビット本体部42の先端部には4つの角
部42aに近づく程先端側(図15における上側)へ突
出する4つの先端角部43が形成されている。各先端角
部43には、第1の刃43aと1対の第2の刃43bと
第3の刃43cが形成されている。
【0030】4つの先端角部43の角部近傍部がタング
ステンカーバイト等の粉体を粉末成形して製作した超硬
材料製の超硬チップ44a(超硬部材に相当する)で夫
々構成され、ビット本体部42の先端側半分の外周部も
前記と同様の超硬部材製の4つの超硬チップ44b(超
硬部材に相当する)で構成され、ビット本体部42の先
端面の所定厚さ部分も前記と同様の超硬材料製の超硬チ
ップ44cで構成されている。こうして、4つの先端角
部43も超硬材料で構成されている。基材部41とビッ
ト本体部42の超硬チップ44a〜44c以外の部分は
炭素鋼で構成されている。これら超硬チップ44a〜4
4cは、銀ロウ材を用いてロウ付けにて炭素鋼製の部材
に接合固着されている。尚、このカッタービット18
は、遊星カッター5の外周部材に溶接接合にて固着され
る。
【0031】このカッタービット18によれば、ビット
本体部42の少なくとも先端側部分の外周部が超硬チッ
プ44a,44bで構成されたので耐摩耗性と耐久性に
優れる。ビット本体部42の4角形の各面にすくい角α
が設定されたのでカッタービット18の4角形の各面で
の掘削性能を確保でき、全ての方向に対しても掘削でき
る。ビット本体部42の先端面の大部分に逃げ角βが設
定されたので掘削性能を確保でき、カッタービット18
が過熱するのを防止して耐久性を確保できる。
【0032】しかも、ビット本体部42の先端部には4
つの角部に近づく程先端側へ突出する4つの先端角部4
3が形成され、これら先端角部43の要部が超硬チップ
44aで構成されているので、4つの先端角部43は4
つの角部43aに近づく程先端側へ突出するため、掘削
性能が高くなるうえ、掘削した土砂の流れも良好にな
り、過熱防止にもなる。なお、前記カッタービット18
のビット本体42は、断面4角形状に形成したが、断面
4角形状に限定されるものではなく、断面3角形状、断
面5角形状、断面6角形状等の断面多角形状に形成して
もよく、当然、先端角部43の数も多角形に応じた複数
となる。
【0033】次に、変形例に係るカッタービットについ
て説明する。 変形例1・・・(図17〜図19参照) 図17〜図19に示すように、この変形例1のカッター
ビット18Aは、断面円形の取付け脚部としての基材部
51と、この基材部51よりも少し太く且つ基材部51
に一体形成された断面4角形状のビット本体部52とか
らなる。
【0034】ビット本体部52は、その軸線に直交する
断面形状が上方ほど徐々に大きく形成され、ビット本体
部52の4角形の各面にすくい角αが設定されるととも
に、ビット本体部52の先端面の大部分に逃げ角βが設
定されている。ビット本体部52の先端部には逆4角錐
状の凹部53が形成され、この凹部53を介して前記逃
げ角βが確保されている。
【0035】ビット本体部52の先端側部分の外周部
は、前記と同様の超硬材料製の4角枠状の超硬チップ5
4(超硬部材に相当する)で構成されている。基材部5
1とビット本体部52の超硬チップ54以外の部分は炭
素鋼で構成されている。超硬チップ54は、銀ロウ材を
用いてロウ付けにて炭素鋼製の部材に接合固着されてい
る。このカッタービット18Aにおいても、基本的に、
前記のカッタービット18とほぼ同様の効果を奏する
が、ビット本体部52の先端部には、逆4角錐状の凹部
53が形成されているので、逆4角錐状の凹部53を介
してビット本体部52の先端面の大部分に逃げ角βを設
定することでき、その逆4角錐状の凹部53を介して
(即ち、逃げ角βを介して)掘削性能を高め、カッター
ビット18Aの過熱を防止することができる。
【0036】なお、前記カッタービット18Aのビット
本体52は、断面4角形状に形成したが、断面4角形状
に限定されるものではなく、断面3角形状、断面5角形
状、断面6角形状等の断面多角形状に形成してもよく、
その場合、逆4角錐状の凹部53は逆多角錐状の凹部と
なる。
【0037】変形例2・・・(図20〜図22参照) 図20〜図22に示すように、この変形例2のカッター
ビット18Bは、断面円形の取付け脚部としての基材部
61と、この基材部61よりも少し太く且つ基材部61
に一体形成された断面4角形状のビット本体部62とか
らなる。
【0038】ビット本体部62は、その軸線に直交する
断面形状が上方ほど徐々に大きく形成され、ビット本体
部62の4角形の各面にすくい角αが設定されるととも
に、ビット本体部62の先端面の大部分に負の逃げ角γ
が設定されている。ビット本体部62の先端側所定長さ
部分が前記同様の超硬材料からなる一体的な超硬部材6
3で構成され、ビット本体部62の先端部には4つの角
部64aに近づく程先端から遠のくように後退する4つ
の先端谷部64が形成され、これら先端谷部64を介し
てビット本体部62の先端面に逃げ角γが確保されてい
る。
【0039】このカッタービット18Bのうちの前記超
硬部材63以外の部分は炭素鋼で構成され、超硬部材6
3の下面中央部にはボス状凸部63aが突設され、その
ボス状凸部63aを炭素鋼製の部材に形成した嵌合凹部
に嵌合させて状態で、超硬部材63が炭素鋼製の部材に
銀ロウにてロウ付けされている。このカッタービット1
8Bにおいても、基本的に、前記カッタービット18と
同様の効果を奏するが、ビット本体部62の先端側所定
長さ部分が一体的超硬部材63で構成されているため、
耐摩耗性と耐久性に優れる。
【0040】ビット本体部62の先端部には4つの角部
64aに近づく程先端から遠のくように後退する4つの
先端谷部64が形成されたので、それら4つの先端谷部
64を介して逃げ角γが確保され、掘削性能が高くなる
うえ、掘削した土砂の流れも良好になり、過熱防止にも
なる。なお、前記カッタービット18Bのビット本体6
2は、断面4角形状に形成したが、断面4角形状に限定
されるものではなく、断面3角形状、断面5角形状、断
面6角形状等の断面多角形状に形成してもよく、その場
合、先端谷部64の数も多角形に応じた複数となる。
【0041】
【発明の効果】 請求項1の発明によれば、カッタービ
ットが、断面多角形状のビット本体部を有し、このビッ
ト本体部の少なくとも先端側部分の外周部が超硬部材で
構成されたので耐摩耗性と耐久性に優れる。ビット本体
部の多角形の各面にすくい角が設定されたのでカッター
ビットの多角形の各面での掘削性能を確保でき、全ての
方向に対しても掘削できる。ビット本体部の先端面の大
部分に逃げ角が設定されたので掘削性能を確保でき、カ
ッタービットが過熱するのを防止して耐久性を確保でき
る。
【0042】請求項2の発明によれば、前記ビット本体
部の先端部には複数の角部に近づく程先端側へ突出する
複数の先端角部が形成され、これら先端角部が超硬部材
で構成されているので、複数の先端角部は複数の角部に
近づく程先端側へ突出するため、掘削性能が高くなるう
え、掘削した土砂の流れも良好になり、過熱防止にもな
る。その他請求項1と同様の効果を奏する。
【0043】請求項3の発明によれば、ビット本体部の
先端部には、逆多角錐状の凹部が形成されているので、
逆多角錐状の凹部を介してビット本体部の先端面の大部
分に逃げ角を設定することでき、その逆多角錐状の凹部
を介して(即ち、逃げ角を介して)掘削性能を高め、カ
ッタービットの過熱を防止することができる。その他請
求項1と同様の効果を奏する。
【0044】請求項4の発明によれば、ビット本体部の
先端側所定長さ部分が一体的超硬部材で構成されている
ため、耐摩耗性と耐久性に優れる。ビット本体部の先端
部には複数の角部に近づく程先端から遠のくように後退
する複数の先端谷部が形成されたので、それら複数の先
端谷部を介して逃げ角が確保され、掘削性能が高くなる
うえ、掘削した土砂の流れも良好になり、過熱防止にも
なる。その他請求項1と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る矩形トンネル用掘進機
の断面図である。
【図2】カッターディスクの概略正面図である。
【図3】遊星ギヤ機構を示す概略正面図である。
【図4】矩形トンネルを掘削する原理を説明する説明図
である。
【図5】遊星カッターのNo.1カッタービットの運動軌跡
の説明図である。
【図6】遊星カッターのNo.2カッタービットの運動軌跡
の説明図である。
【図7】遊星カッターのNo.3カッタービットの運動軌跡
の説明図である。
【図8】遊星カッターのNo.4カッタービットの運動軌跡
の説明図である。
【図9】遊星カッターのNo.5カッタービットの運動軌跡
の説明図である。
【図10】遊星カッターのNo.6カッタービットの運動軌
跡の説明図である。
【図11】遊星カッターのNo.7カッタービットの運動軌
跡の説明図である。
【図12】図5の要部拡大図にL形斜線マークを付けた
説明図である。
【図13】図12と同様の説明図である。
【図14】カッタービットの正面図である。
【図15】図14のXV−XV線断面図である。
【図16】カッタービットの斜視図である。
【図17】変形例1のカッタービットの正面図である。
【図18】図17のXVIII −XVIII 線断面図である。
【図19】図17のカッタービットの斜視図である。
【図20】変形例2のカッタービットの正面図である。
【図21】図20のXXI −XXI 線断面図である。
【図22】図20のカッタービットの斜視図である。
【符合の説明】
1 矩形トンネル用シールド掘進機 2 カッターディスク 4 ディスク本体 5 遊星カッター 18 カッタービット 42 ビット本体 43 先端角部 44a,44b,44c 超硬チップ 18A カッタービット 52 ビット本体 53 逆4角錐状の凹部 54 超硬チップ 18B カッタービット 62 ビット本体 63 超硬部材 64 先端谷部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年5月10日(1999.5.1
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】 請求項1のシールド掘
進機のカッタービットは、カッターディスクがディスク
本体と遊星カッターとを備えたシールド掘進機における
遊星カッターに装備する為のカッタービットにおいて、
カッタービットが、断面多角形状のビット本体部を有
し、このビット本体部の少なくとも先端側部分の外周部
が超硬部材で構成され、ビット本体部の多角形の各面に
すくい角が設定されるとともに、ビット本体部の先端面
の大部分に逃げ角が設定され、前記ビット本体部の先端
部には複数の角部に近づく程先端側へ突出する複数の先
端角部が形成され、これら先端角部が超硬部材で構成さ
れたことを特徴とするものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】そして、複数の先端角部は複数の角部に近
づく程先端側へ突出するため、それら複数の先端角部を
介して逃げ角が確保され、掘削性能が高くなるうえ、掘
削した土砂の流れも良好になり、過熱防止にもなる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】請求項のシールド掘進機のカッタービッ
トは、カッターディスクがディスク本体と遊星カッター
とを備えたシールド掘進機における遊星カッターに装備
する為のカッタービットにおいて、 前記カッタービッ
トが、断面多角形状のビット本体部を有し、このビット
本体部の少なくとも先端側部分の外周部が超硬部材で構
成され、前記ビット本体部の多角形の各面にすくい角が
設定されるとともに、ビット本体部の先端面の大部分に
逃げ角が設定され、前記ビット本体部の先端部には、逆
多角錐状の凹部が形成されたことを特徴とするものであ
る。前記逆多角錐状の凹部を介してビット本体部の先端
面の大部分に逃げ角を設定でき、その逆多角錐状の凹部
を介して(つまり、逃げ角を介して)掘削性能を高め、
過熱を防止することができる。その他、請求項1に係る
段落〔0010〕と同様の作用を奏する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】請求項のシールド掘進機のカッタービッ
トは、カッターディスクがディスク本体と遊星カッター
とを備えたシールド掘進機における遊星カッターに装備
する為のカッタービットにおいて、 前記カッタービッ
トが、断面多角形状のビット本体部を有し、このビット
本体部の少なくとも先端側部分の外周部が超硬部材で構
成され、前記ビット本体部の多角形の各面にすくい角が
設定されるとともに、ビット本体部の先端面の大部分に
逃げ角が設定され、前記ビット本体部の先端側所定長さ
部分が一体的超硬部材で構成され、ビット本体部の先端
部には複数の角部に近づく程先端から遠のくように後退
する複数の先端谷部が形成されたことを特徴とするもの
である。複数の先端谷部が複数の角部に近づく程先端か
ら遠のくように後退するので、それら複数の先端谷部を
介して逃げ角が確保され、掘削性能が高くなるうえ、掘
削した土砂の流れも良好になり、過熱防止にもなる。
の他、請求項1に係る段落〔0010〕と同様の作用を
奏する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】さらに、前記ビット本体部の先端部には複
数の角部に近づく程先端側へ突出する複数の先端角部が
形成され、これら先端角部が超硬部材で構成されている
ので、複数の先端角部は複数の角部に近づく程先端側へ
突出するため、掘削性能が高くなるうえ、掘削した土砂
の流れも良好になり、過熱防止にもなる
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】請求項の発明によれば、ビット本体部の
先端部には、逆多角錐状の凹部が形成されているので、
逆多角錐状の凹部を介してビット本体部の先端面の大部
分に逃げ角を設定することでき、その逆多角錐状の凹部
を介して(即ち、逃げ角を介して)掘削性能を高め、カ
ッタービットの過熱を防止することができる。その他請
求項1に係る段落〔0041〕と同様の効果を奏する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】請求項の発明によれば、ビット本体部の
先端側所定長さ部分が一体的超硬部材で構成されている
ため、耐摩耗性と耐久性に優れる。ビット本体部の先端
部には複数の角部に近づく程先端から遠のくように後退
する複数の先端谷部が形成されたので、それら複数の先
端谷部を介して逃げ角が確保され、掘削性能が高くなる
うえ、掘削した土砂の流れも良好になり、過熱防止にも
なる。その他請求項1に係る段落〔0041〕と同様の
効果を奏する。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 矩形トンネル用シールド掘進機 2 カッターディスク 4 ディスク本体 5 遊星カッター 18 カッタービット 42 ビット本体 43 先端角部 44a,44b,44c 超硬チップ 18A カッタービット 52 ビット本体 53 逆4角錐状の凹部 54 超硬チップ 18B カッタービット 62 ビット本体 63 超硬部材 64 先端谷部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宗像 保 神戸市中央区東川崎町1丁目1番3号 川 崎重工業株式会社神戸本社内 (72)発明者 志関 彰男 東京都中央区京橋1丁目7番1号 戸田建 設株式会社内 (72)発明者 谷口 徹 東京都中央区京橋1丁目7番1号 戸田建 設株式会社内 (72)発明者 柴田 靖 東京都中央区京橋1丁目7番1号 戸田建 設株式会社内 (72)発明者 請川 誠 東京都中央区京橋1丁目7番1号 戸田建 設株式会社内 Fターム(参考) 2D029 FA00 FB01 FC03 FD03 2D054 AA05 AB05 AC01 AD19 BA09 BA25 BB02 BB05 DA02 DA03 DA17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カッターディスクがディスク本体と遊星
    カッターとを備えたシールド掘進機における遊星カッタ
    ーに装備する為のカッタービットにおいて、 前記カッタービットが、断面多角形状のビット本体部を
    有し、 このビット本体部の少なくとも先端側部分の外周部が超
    硬部材で構成され、 前記ビット本体部の多角形の各面にすくい角が設定され
    るとともに、ビット本体部の先端面の大部分に逃げ角が
    設定されたことを特徴とするシールド掘進機のカッター
    ビット。
  2. 【請求項2】 前記ビット本体部の先端部には複数の角
    部に近づく程先端側へ突出する複数の先端角部が形成さ
    れ、これら先端角部が超硬部材で構成されたことを特徴
    とする請求項1に記載のシールド掘進機のカッタービッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記ビット本体部の先端部には、逆多角
    錐状の凹部が形成されたことを特徴とする請求項1に記
    載のシールド掘進機のカッタービット。
  4. 【請求項4】 前記ビット本体部の先端側所定長さ部分
    が一体的超硬部材で構成され、ビット本体部の先端部に
    は複数の角部に近づく程先端から遠のくように後退する
    複数の先端谷部が形成されたことを特徴とする請求項1
    に記載のシールド掘進機のカッタービット。
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