JP2002021481A - 矩形断面トンネルの掘削方法および矩形断面用シールド掘進機 - Google Patents

矩形断面トンネルの掘削方法および矩形断面用シールド掘進機

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JP2002021481A
JP2002021481A JP2000207609A JP2000207609A JP2002021481A JP 2002021481 A JP2002021481 A JP 2002021481A JP 2000207609 A JP2000207609 A JP 2000207609A JP 2000207609 A JP2000207609 A JP 2000207609A JP 2002021481 A JP2002021481 A JP 2002021481A
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revolving
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Tadao Yoshikawa
忠男 吉川
Taiji Hanaoka
泰治 花岡
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Hitachi Zosen Corp
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Hitachi Zosen Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】正方形断面トンネルの拡幅して長方形断面のト
ンネルを掘削する。 【解決手段】少なくとも頂部がルーロの三角形の頂点位
置となるカッタヘッド2を自転軸心周りに自転自在に支
持する公転体22を、前記軸心に対して所定量偏心させ
た公転軸心Oe周りに回転自在に配置し、前記カッタヘ
ッド2の自転回転速度に対して、逆方向に3倍の公転速
度で公転体22を回転して、カッタヘッド2により矩形
断面のトンネルを掘削するに際して、シールド本体1に
回動自在に支持されて公転体22を偏心位置に回転自在
に支持する変位回転体23を設け、この変位回転体23
を公転体22の回転に対応して回動させることにより、
カッタヘッド2により掘削される正方形断面トンネルを
平行に移動して長方形断面トンネルを掘削する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、矩形断面トンネル
を幅や高さを拡張して掘削可能な矩形断面トンネルの掘
削方法および矩形断面用シールド掘進機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシールド掘進機では、掘削トンネ
ルの幅を拡張するものとし、回転駆動されるカッタヘッ
ドに余掘り用コピーカッタを設け、所定の回転位置でコ
ピーカッタを突出して掘削幅を拡大するように構成され
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来構成
では、コピーカッタに大きい負荷がかかるため、掘削幅
の拡張が制限され、正方形断面のトンネルの掘削幅を大
きくして長方形断面のトンネルとするような拡幅は不可
能であった。
【0004】本発明は、角丸正方形断面のトンネルが掘
削可能なルーロの三角形状のカッタヘッドに着目し、上
記問題点を解決して、正方形断面トンネルの拡幅により
長方形断面トンネルの掘削も可能な矩形断面トンネルの
掘削方法および矩形断面トンネル掘削用シールド掘進機
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、少なくとも頂部がルーロの三
角形の頂点位置となるカッタヘッドを自転軸心周りに回
転自在に支持する公転体を、前記軸心に対して所定量偏
心させた公転軸心周りに回転自在に配置し、前記カッタ
ヘッドの自転回転速度に対して、逆方向に3倍の公転速
度で前記公転体を回転して、カッタヘッドにより矩形断
面のトンネルを掘削するに際して、シールド本体に回動
自在に支持されて前記公転体を偏心位置に回転自在に支
持する変位回動体を、前記公転体の回転に対応して回動
させることにより、カッタヘッドにより掘削する正方形
の掘削断面を平行に移動して掘削するものである。
【0006】上記構成によれば、変位回動体の回動によ
りカッタヘッドを移動して正方形の掘削断面を平行移動
し先の掘削断面に重ねて掘削することにより掘削幅を拡
張し、長方形断面のトンネルを掘削することができる。
また正方形断面のトンネルを掘削途中に、カッタヘッド
を移動して長方形断面のトンネルを連続して掘削するこ
とができ、反対に長方形断面のトンネルを掘削途中にカ
ッタヘッドを移動して正方形の断面のトンネルを連続し
て掘削することができる。
【0007】また請求項2記載の発明は、シールド本体
の前部に配置されて少なくとも頂部がルーロの三角形の
頂点位置となるカッタヘッドを自転軸心周りに回転自在
に支持するカッタ自転軸と、前記カッタ自転軸を偏心位
置に回転自在に支持する公転体とを具備し、前記カッタ
自転軸の自転速度に対して公転体を3倍の速度で逆方向
に公転させて矩形断面のトンネルを掘削する矩形断面シ
ールド掘進機において、前記公転体を偏心位置に回転自
在に支持するとともに、掘削機本体に回動自在に支持さ
れた変位回動体を設け、公転体の回転に対応して前記変
位回動体を回動させ、正方形の掘削断面を平行に移動し
て掘削するように構成したものである。
【0008】上記構成によれば、変位回動体を回動させ
て公転体と共にカッタヘッドを移動し、正方形の掘削断
面を平行移動して先の掘削断面に重ねて正方形断面を掘
削し掘削幅を拡張して長方形の掘削断面を形成すること
ができる。また正方形断面のトンネルの掘削途中に、変
位回動体を回転させて先の正方形の掘削断面に重ねて正
方形断面を掘削し、正方形断面のトンネルに連続して長
方形断面のトンネルを掘削することもでき、反対に長方
形断面のトンネルを掘削途中に連続して正方形断面のト
ンネルを掘削することができる。
【0009】さらに請求項3記載の発明は、上記構成に
おいて、複数のカッタヘッドを一列に併設し、少なくと
も一方の端部のカッタヘッドに、変位回動体を設けて拡
幅掘削可能に構成したものである。
【0010】上記構成によれば、横長の長方形断面のト
ンネルの少なくとも端部を更に拡大して容易に余掘りす
ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】ここで、本発明に係る矩形断面用
シールド掘進機の実施の形態を図1〜図6に基づいて説
明する。
【0012】図1に示すように、公知の拡幅構造に構成
されたシールド本体1の前部には、カッタヘッド2が回
転自在に配置されている。シールド本体1内の前部に
は、切羽崩壊土圧を支持する圧力隔壁3が配置されて前
部に圧力室4が形成され、前記カッタヘッド2がカッタ
支持装置5を介して圧力隔壁3に支持されている。また
この圧力隔壁3には、送泥管9Aと排泥管9Bがそれぞ
れ貫設されて圧力室4に接続され、切羽崩壊土圧を保持
しつつ掘削された土砂を排出するように構成されてい
る。また送排泥管9A,9Bに替えて、スクリュー式排
土装置であってもよい。シールド本体1の後部には、覆
工体であるセグメント6を組み立てるエレクタ装置7が
配置されるとともに、組み立てられたセグメント6を反
力受けとしてシールド本体1を推進させる複数の推進ジ
ャッキ8が配置されている。
【0013】前記カッタヘッド2は、図3に示すよう
に、正面視がルーロの三角形状に形成され、多数の軟質
地盤用カッタビット11および硬質地盤用カッタビット
と土砂取入れ口12が形成されている。なお、カッタヘ
ッドは、ルーロの三角形状に限られるものではなく、少
なくとも3つの頂部がルーロの三角形の頂点に位置し、
ルーロの三角形内に形成されたたとえばスポーク状カッ
タなどであってもよい。また、カッタビット11の摩耗
を考慮して、基本のルーロの三角形より突出可能な可動
カッタビットを設けてもよい。
【0014】図2に示すように、カッタヘッド2はカッ
タ自転軸21を介して自転軸心Oc周りに回転自在に支
持されており、カッタ支持装置5は、回転中心(以下、
公転軸心Oeという)から所定の偏心距離Eだけ離れた
穴部22aにカッタ自転軸21を回転自在に支持する円
形状の公転体22と、回動中心(以下、変位軸心Omと
いう)から所定の変位半径Rだけ離れた穴部23aに公
転体22を回転自在に支持するとともに、圧力隔壁3に
形成された支持穴3aに回転自在に支持された円形状の
変位回動体23とで構成されている。24はカッタ自転
軸21の後端部に設けられてカッタヘッド2に信号を送
受するケーブルや油圧や電源を送るロータリジョイント
である。
【0015】そして、カッタヘッド2を回転させるとと
もに所定範囲で移動させるカッタ変位駆動機構25は、
圧力隔壁3の背面側の大気室13に設けられており、カ
ッタヘッド2を自転軸心Ocを中心に回転駆動するカッ
タ自転装置26と、カッタヘッド2を公転軸心Oeを中
心に旋回移動させるカッタ公転装置27と、カッタヘッ
ド2を変位軸心Omを中心に往復揺動させるカッタ変位
装置28とで構成される。
【0016】前記カッタ自転軸21は、公転体22の穴
部22aに軸受とシール部材を介して回転自在に支持さ
れており、カッタ自転装置26は、カッタ自転軸21に
軸受を介して回動自在に配置されたギヤボックス31
と、このギヤボックス31内でカッタ自転軸21に固定
されたカッタ受動ギヤ32と、ギヤボックス31に取付
けられた複数の自転駆動装置(油圧モータなど)33に
よりそれぞれ回転駆動され前記カッタ受動ギヤ32に噛
合される自転駆動ピニオン34と、前記ギヤボックス3
1を移動自在でかつ掘削時の回転反力を支持するボック
ス支持装置35とで構成されている。
【0017】前記ボックス支持装置35は、図4に示す
ように、たとえばシールド本体1の側壁1aとギヤボッ
クス31の上端部および下端部との間にそれぞれ伸縮自
在でかつ回動可能に連結された上下一対の反力支持具
(油圧ジャッキや油圧シリンダなど)36が互いに平行
に配置されて構成されている。
【0018】前記公転体22は、図1に示すように、変
位回動体23の穴部23aに軸受41とシール部材を介
して回転自在に支持されており、カッタ公転装置27
は、公転体22の背面側周部にリングギヤ42が軸受4
1と一体に設けられ、変位回動体23に設けられた公転
駆動装置(油圧モータなど)43により回転駆動される
公転駆動ピニオン44がリングギヤ42に噛合されて構
成されている。
【0019】前記変位回動体23は、圧力隔壁3の支持
穴30に軸受51とシール部材を介して回転自在に支持
されており、カッタ変位装置28は、変位回動体23の
背面外周部にウォームホイール52が軸受51と一体に
設けられ、圧力隔壁3の背面に設けられた変位駆動装置
(油圧モータなど)53により回転駆動されるウォーム
ギヤ54がウォームホイール52に噛合されたウォーム
ギヤ機構により構成されている。
【0020】上記構成において、正方形断面のトンネル
が掘削される場合には、変位回動体23が固定された状
態で、カッタ自転装置26によりカッタ自転軸21を介
してカッタヘッド2が回転駆動されるとともに、カッタ
公転装置27により公転体22を介してカッタヘッドが
公転軸心Oe周りに旋回移動される。そして、カッタヘ
ッド2(カッタ自転軸21)の回転速度と公転体22の
回転速度とが1:3で互いに逆方向に回転されることに
より、角丸正方形断面のトンネルを掘削することができ
る。
【0021】カッタヘッド2を幅方向に移動する場合に
は、カッタ変位装置28により変位回動体23を回動さ
せて、変位軸心Oeが変位直線Oe1−Oe5上を移動
するように、自転軸心Ocの位置を制御することによ
り、正方形断面のトンネルを掘削しつつ平行移動させて
偏心軸心Oeを基準位置Oe1から移動限Oe5まで移
動させ、この移動限Oe5で正方形断面のトンネルを掘
削させる。
【0022】図5に示すように、変位回動体23が変位
軸心Omを中心に矢印A方向に回動されると、偏心軸心
Oeは変位半径Rの円弧線Cmに沿って移動するため、
移動途中でカッタヘッド2が任意に移動すると、正方形
掘削面が円弧方向に平行移動されて余分な掘削面が生じ
る。そのため、基準位置Oe1から移動限Oe5まで変
位直線Oe1−Oe5から離れ円弧線Cmに沿って移動
する間、公転円弧Cr2〜Cr4上の自転軸心Oe2〜
Oe4が、変位直線Oe1−Oe5上にある仮想公転中
心Oe2′〜Oe4′を中心とする破線で示す仮想公転
円弧Cr2′〜Cr4′上にそれぞれにあると仮定し
て、これら仮想公転円弧Cr2′〜Cr4′と公転円弧
Cr2〜Cr4との交点に自転軸心Oc2〜Oc4が位
置するように公転体22の回転速度を決めれば、余分な
掘削部分を無くすことができる。したがって、公転体2
2は、自転軸心OcがOc1〜Oc5に順次移動するよ
うに矢印B方向に回転駆動され、この公転体22の回転
角度に応じてカッタ自転軸21が回転駆動される。e1
〜e4は変位直線Oe1−Oe5上を移動する仮想公転
円弧Cr2〜Cr4の移動距離を示す。
【0023】また図6に示すように、移動限Oe5から
基準位置Oe1までの戻り方向の移動も、同様に公転体
22を矢印方向に回転させつつカッタ自転軸21を回転
させて復帰することができる。
【0024】なお、上記では、変位直線Oe1−Oe5
を水平方向に設定したが、変位回動体23における変位
軸心Omと穴部23aの位置により、カッタヘッド2を
任意方向に移動するように設定することができる。
【0025】上記実施の形態によれば、カッタ変位装置
28により変位回動体23を回動させて公転体22とと
もにカッタ自転軸21を移動することにより、カッタヘ
ッド2による正方形の掘削断面を平行移動して掘削幅を
十分に拡張することができ、長方形断面のトンネルを掘
削することができる。また正方形断面のトンネルを掘削
途中に、カッタ変位装置28により変位回動体23を回
動させて公転体22とともにカッタ自転軸21を移動し
掘削幅を拡大して正方形断面のトンネルに連続して長方
形断面のトンネルを掘削することもできる。反対に長方
形断面のトンネルを掘削途中に、変位回動体23の回動
を停止して掘削幅を縮小し、長方形断面のトンネルに連
続して正方形断面のトンネルを掘削することができる。
【0026】上記実施の形態では、長方形断面のトンネ
ルの掘削時に、変位回動体23を往復揺動させるように
構成したが、図7(a)(b)に示すように、変位軸心
Omを変位直線Oe1−Oe5の中点に配置することに
より、変位回動体23を180°回転させて偏心軸心を
Oe1からOe5に移動させ、さらに同一方向に180
°回転させることによりOe5からOe1に復帰させる
ことができる。したがって、変位回動体23を連続回転
させればよいので、拡幅動作をスムーズに行うことがで
きる。
【0027】図8,図9は、他の実施の形態を示し、3
連のカッタヘッド61A〜61Cを水平方向に配置した
もので、図8はカッタヘッドを前後にずらしてカッタヘ
ッド61A〜61Cの一部を重ねたものを示す。図9は
同一平面または前後にずらしてカッタヘッド61A〜6
1Cの掘削面が接するように配置されたものを示す。こ
のように複数連のカッタヘッド61A〜61Cを有する
シールド掘進機で、一方の端部のカッタヘッド61A/
61C、または両方のカッタヘッド61A,61C、あ
るいはすべてのカッタヘッド61A〜61Cのカッタ支
持装置にそれぞれ上記と同一構成の変位回動体23が搭
載されたもので、これにより、掘削断面を幅方向または
高さ方向に十分に拡幅して掘削することができる。
【0028】上記実施の形態では、正方形断面のトンネ
ルの掘削のみを記載したが、カッタヘッド2と公転体2
2の回転速度を1:3で同一方向に回転させることによ
り、長円形断面のトンネルを掘削できることは公知であ
り、このように正方形断面から長方形断面を介して長円
形断面のトンネルへと、またはその逆の順に掘削断面形
状を順次変位させることもできる。
【0029】
【発明の効果】以上に述べたごとく請求項1記載の発明
によれば、カッタヘッド自体を移動して正方形の掘削断
面を平行移動して掘削幅を拡張することができる。また
正方形断面のトンネルを掘削途中に、掘削幅を拡大して
長方形断面のトンネルを掘削することもでき、反対に長
方形断面のトンネルを掘削途中に掘削幅を縮小して正方
形の断面のトンネルを掘削することができる。
【0030】また請求項2記載の発明によれば、変位回
動体を回動させて公転体と共にカッタヘッドを移動し、
正方形の掘削断面を平行移動して先の掘削断面に重ねて
正方形断面を掘削し掘削幅を拡張して長方形の掘削断面
を形成することができる。また正方形断面のトンネルの
掘削途中に、変位回動体を回転させて先の正方形の掘削
断面に重ねて正方形断面を掘削し、正方形断面のトンネ
ルに連続して長方形断面のトンネルを掘削することもで
き、反対に長方形断面のトンネルを掘削途中に連続して
正方形断面のトンネルを掘削することができる。
【0031】さらに請求項3記載の発明によれば、横長
の長方形断面のトンネルの端部を更に拡大して容易に余
掘りすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシールド掘進機の実施の形態を示
す側面断面図である。
【図2】同シールド掘進機のカッタ支持装置を示す概略
正面断面図である。
【図3】同シールド掘進機の正面図である。
【図4】同シールド掘進機の正面図である。
【図5】同シールド掘進機のカッタ支持装置の動作を示
す往路の説明図である。
【図6】同シールド掘進機のカッタ支持装置の動作を示
す復路の説明図である。
【図7】本発明に係るシールド掘進機の他の実施の形態
を示し、(a)はカッタ支持装置の動作を示す往路の説
明図、(b)は復路の説明図である。
【図8】本発明に係るシールド掘進機の他の実施の形態
を示す3連シールド掘進機の正面図である。
【図9】本発明に係るシールド掘進機のさらに他の実施
の形態を示す3連シールド掘進機の正面図である。
【符号の説明】
1 シールド本体 2 カッタヘッド 3 圧力隔壁 5 カッタ支持装置 21 カッタ自転軸 22 公転体 23 変位回動体 25 カッタ変位機構 26 カッタ自転装置 27 カッタ公転装置 28 カッタ変位装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも頂部がルーロの三角形の頂点位
    置となるカッタヘッドを自転軸心周りに回転自在に支持
    する公転体を、前記軸心に対して所定量偏心させた公転
    軸心周りに回転自在に配置し、前記カッタヘッドの自転
    回転速度に対して、逆方向に3倍の公転速度で前記公転
    体を回転して、カッタヘッドにより矩形断面のトンネル
    を掘削するに際して、 シールド本体に回動自在に支持されて前記公転体を偏心
    位置に回転自在に支持する変位回動体を、前記公転体の
    回転に対応して回動させることにより、カッタヘッドに
    より掘削する正方形の掘削断面を平行に移動して掘削す
    ることを特徴とする矩形断面トンネルの掘削方法。
  2. 【請求項2】シールド本体の前部に配置されて少なくと
    も頂部がルーロの三角形の頂点位置となるカッタヘッド
    を自転軸心周りに回転自在に支持するカッタ自転軸と、
    前記カッタ自転軸を偏心位置に回転自在に支持する公転
    体とを具備し、前記カッタ自転軸の自転速度に対して公
    転体を3倍の速度で逆方向に公転させて矩形断面のトン
    ネルを掘削する矩形断面シールド掘進機において、 前記公転体を偏心位置に回転自在に支持するとともに、
    掘削機本体に回動自在に支持された変位回動体を設け、 公転体の回転に対応して前記変位回動体を回動させ、正
    方形の掘削断面を平行に移動して掘削するように構成し
    たことを特徴とする矩形断面用シールド掘進機。
  3. 【請求項3】複数のカッタヘッドを一列に併設し、少な
    くとも一方の端部のカッタヘッドに、変位回動体を設け
    て拡幅掘削可能に構成したことを特徴とする請求項2記
    載の矩形断面用シールド掘進機。
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