JP4080959B2 - トンネル掘削機及びトンネル施工方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、地下鉄トンネルなどとして利用される断面形状が途中で縮小あるいは拡大したトンネルを施工するトンネル掘削機並びにトンネル施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、地下鉄トンネルでは、中央にホームが設けられる駅区間と、この駅区間を結ぶ路線区間とで断面形状が異なるものとなっている。一般的には、駅区間と路線区間とを別のトンネル掘削機を用いてトンネルを掘削していたが、駅区間の前後にトンネル掘削機を搬出入するための立坑が必要なリ、工事期間の長期化や作業コストの増大などの問題が発生する。そのため、駅区間と路線区間のトンネルを一台のトンネル掘削機により掘削可能としたものとして、例えば、下記特許文献1に記載された技術が提案されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−320291
【0004】
この特許文献1に記載された「二連型親子シールド掘進機及び掘進方法」は、円筒型シールド掘進機の2機を平行に連結した二連型外殻の内部に、各円心に対して偏心した位置に偏心回転筒を回転自在に収納し、偏心回転筒の内部にその円心に対して偏心した位置に子シールド機を収納したものである。従って、2つの子シールド機を収納した状態で二連型外殻を掘進してトンネル拡大部を掘削し、二連型外殻から子シールド機を発進させてトンネル非拡大部を掘削する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したようなトンネル拡大部とトンネル非拡大部とを連続して掘削する場合、この拡大部と非拡大部とはそのトンネル中心位置が異なることから、カッタの位置を移動する必要がある。従来の「二連型親子シールド掘進機及び掘進方法」にあっては、二連型外殻の内部に偏心回転筒を介して子シールド機を収納しており、偏心回転筒を用いて二連型外殻に対して2機の子シールド機全体を移動してカッタの位置を変更している。そのため、偏心回転筒が大掛かりなものとなり、これを回転させるために大きな駆動力を有する駆動源が必要となり、装置の大型化並びに高コスト化を招いてしまうという問題がある。
【0006】
また、偏心回転筒を180度回転することで、各子シールド機全体を同様に180度回転しながら移動してカッタの位置を変更しており、子シールド掘進機の姿勢が変わり、上下位置が逆になってしまう。そのため、機体内に配設した各種の制御機器、後部に接続して送泥設備、排泥設備、セグメント組立装置などを事前に搬出や解体し、移動後に再び搬入、装着しなければならず、作業が面倒なものとなってしまう。
【0007】
本発明はこのような問題点を解決するものであって、断面形状の異なるトンネルを連続して掘削可能であり、装置の簡素化及び低コスト化を図ると共に、作業性の向上を図ったトンネル掘削機及びトンネル施工方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するための請求項1の発明のトンネル掘削機は、筒状をなす親掘削機本体と、該親掘削機本体内に支持されて前方へ離脱可能な子掘削機本体と、前記子掘削機本体に支持されたカッタ駆動部と、該カッタ駆動部により駆動回転可能なカッタヘッドと、少なくとも前記カッタ駆動部をその姿勢を維持したまま前記親掘削機本体または前記子掘削機本体の径方向に沿って移動する偏心移動機構とを具え、前記偏心移動機構は、回転可能な第1回転体と、該第1回転体の偏心位置に内装されると共に前記カッタ駆動部を偏心位置に内装した第2回転体と、前記カッタ駆動部をその姿勢を維持したまま移動自在に支持するガイド機構と、前記第1回転体または前記第2回転体のいずれか一方を回転する回転駆動手段とを有することを特徴とするものである。
【0010】
請求項2の発明のトンネル掘削機では、筒状をなす親掘削機本体と、該親掘削機本体内に支持されて前方へ離脱可能な子掘削機本体と、前記子掘削機本体に支持されたカッタ駆動部と、該カッタ駆動部により駆動回転可能なカッタヘッドと、少なくとも前記カッタ駆動部をその姿勢を維持したまま前記親掘削機本体または前記子掘削機本体の径方向に沿って移動する偏心移動機構とを具え、前記偏心移動機構は、回転可能な第1回転体と、該第1回転体の偏心位置に内装されると共に前記カッタ駆動部を偏心位置に内装した第2回転体と、前記第1回転体と前記第2回転体とを互いに逆方向に回転する回転駆動手段を有することを特徴としている。
【0011】
請求項3の発明のトンネル掘削機では、前記親掘削機本体の内側に前記子掘削機本体が嵌合され、該子掘削機本体の内側に前記第1回転体が嵌合され、該第1回転体の内側に前記第2回転体が嵌合され、該第2回転体の内側に前記駆動部本体が嵌合されたことを特徴としている。
【0013】
請求項4の発明のトンネル掘削機は、複円断面形状をなす親掘削機本体と、該親掘削機本体内に支持されて前方へ離脱可能な複円断面形状をなす子掘削機本体と、前記親掘削機本体または前記子掘削機本体に支持された一対のカッタ掘削装置と、該一対のカッタ掘削装置をそれぞれ水平方向に直線移動する移動機構とを具えたことを特徴とするものである。
【0014】
請求項5の発明のトンネル施工方法は、子掘削機本体を内蔵した親掘削機本体を掘進して大径の親トンネルを掘削し、所定の掘進位置で、相対回転自在に嵌合した一対の回転体を互いに逆方向に回転することで、カッタ駆動部を前記親掘削機本体の中心位置から前記子掘削機本体の中心位置へその姿勢を維持したまま移動し、前記親掘削機本体から前記子掘削機本体を発進して小径の子トンネルを掘削することを特徴とするものである。
【0016】
請求項6の発明のトンネル施工方法は、一対のカッタ掘削装置を有する子掘削機本体を内蔵した親掘削機本体により大径の複円断面形状をなす親トンネルを掘削し、所定の掘進位置で、前記一対のカッタ掘削装置相互を近接する方向に直線移動し、前記親掘削機本体から前記子掘削機本体を発進して小径の複円断面形状をなす子トンネルを連続掘削することを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0018】
図1に本発明の一実施形態に係るトンネル掘削機の縦断面、図2に本実施形態のトンネル掘削機の正面視、図3に図1のIII−III断面、図4に子トンネル掘削機の縦断面、図5に子トンネル掘削機の正面視、図6に図4のVI−VI断面、図7に親子トンネルの概略、図8に親子トンネルの要部断面を示す。
【0019】
本実施形態において、トンネル掘削機10は、図1乃至図3に示すように、複円形状をなす親掘削機本体11内に同じく複円形状をなす子掘削機本体12をほぼ平行をなして収納し、子掘削機本体12内に共用の左右一対のカッタ駆動部13a,13bを装着すると共に、このカッタ駆動部13a,13bにカッタヘッド14a,14bを装着しており、子掘削機本体12を内蔵した状態で親掘削機本体11を掘進して大径の複円親トンネルT1を掘削し、所定の掘進位置で、カッタ駆動部13a,13bを親掘削機本体11の中心位置から子掘削機本体12の中心位置へその姿勢を維持したまま水平移動し、親掘削機本体11から子掘削機本体12を発進して小径の複円子トンネルT2を掘削するものである。
【0020】
このトンネル掘削機10において、親掘削機本体11は並列する2つの円筒が連結された複円筒形状をなしており、内部に同じく並列する2つの円筒が連結された複円筒形状をなす子掘削機本体12を内蔵している。そして、親掘削機本体11の左右の円筒部の中心O1と子掘削機本体12の左右の円筒部の中心O2とは所定距離Lずれている。この場合、親掘削機本体12は、内周面に子掘削機本体12の外周面が嵌合する嵌合部21が形成されており、親掘削機本体12は内部に子掘削機本体12を回動不能に保持可能である共に、親掘削機本体12から子掘削機本体12を前方へ発進可能となっている。
【0021】
子掘削機本体12は、前部に偏心移動機構(移動機構)15a,15bを介して左右一対のカッタ駆動部13a,13bが支持されており、この偏心移動機構15a,15bは、カッタ駆動部13a,13bをその姿勢を維持したまま、つまり、回転させることなく水平方向(掘削機本体11、12の径方向)に沿って移動可能となっている。この場合、カッタ駆動部13a,13b及びカッタヘッド14a,14bにより本発明のカッタ掘削装置が構成される。
【0022】
この偏心移動機構15a,15bにおいて、子掘削機本体12の内周面に形成された嵌合部22には、親掘削機本体11の中心O1及び子掘削機本体12の中心O2から所定距離偏心した中心OAを支点として相対回転自在な第1回転体23a,23bが嵌合している。第1回転体23a,23bには、この第1回転体23a,23bの中心OAから所定距離偏心した中心OBを支点として相対回転自在な第1回転体24a,24bが嵌合している。そして、第2回転体24a,24bには、この第2回転体24a,24bの中心OBから所定距離偏心した中心OCを支点として相対回転自在なカッタ駆動部13a,13bが嵌合している。
【0023】
また、カッタ駆動部13a,13bの後部には、支持リング25a,25bが固定され、上下部が切断されて後方視が小判形状をなしている。一方、子掘削機本体12には、支持ブラケット26a,26bを介して上下一対の水平なガイドプレート27a,27bが固定され、このガイドプレート27a,27bの間にカッタ駆動部13a,13bの支持リング25a,25bが嵌合している。そのため、カッタ駆動部13a,13bは、子掘削機本体12に対して相対回転不能ではあるが、水平方向には移動可能となっている。
【0024】
この場合、支持リング25a,25bとガイドプレート27a,27bとで、本発明のガイド機構を構成しており、カッタ駆動部13a,13bをその姿勢を維持したまま移動自在に支持されている。
【0025】
そして、子掘削機本体12と第1回転体23a,23bとの間には、回転駆動手段としての油圧式の移動ジャッキ28a,28bが着脱自在に架設されている。そのため、この移動ジャッキ28a,28bを伸長することで、第1回転体23a,23bを所定角度だけ回動することができる。この場合、移動ジャッキ25a,25bを伸長した後、第1回転体23a,23bとの連結を解除し、収縮させてから連結位置を変更することで、移動ジャッキ28a,28bの伸長により再び第1回転体23a,23bを所定角度だけ回動することができる。
【0026】
ここで、上述した偏心移動機構15a,15bによるカッタ駆動部13a,13bの移動動作について詳細に説明する。移動ジャッキ28a,28bの伸長、収縮、連結位置変更の操作を繰り返すことにより、第1回転体23a,23bを所定角度回動すると、この第1回転体23a,23bは子掘削機本体12の嵌合部22に支持されているために中心OAを支点として回動する。一方、カッタ駆動部13a,13bは支持リング25a,25bがガイドプレート27a,27bに支持されることで、左右に移動自在であるが、回転不能となっている。そのため、第2回転体24a,24bは第1回転体23a,23bとの間のカム機能により中心OBを支点として第1回転体23a,23bとは逆方向に回転しながら、中心OCを支点として同方向に揺動する。
【0027】
この場合、カッタ駆動部13a,13bはその姿勢(回動)が拘束されており、第1回転体23a,23bと第2回転体24a,24bとの相対回転及び揺動が、カッタ駆動部13a,13bの移動方向に沿う水平方向以外の方向の力を互いに吸収する。そのため、カッタ駆動部13a,13bは水平方向に沿って移動することができる。そして、第1回転体23a,23bと第2回転体24a,24bとが互いに180度回転すると、カッタ駆動部13a,13bは所定距離Lだけ水平に移動し、その中心OCが親掘削機本体11の中心O1に重なる位置から、子掘削機本体12の中心O2に重なる位置に移動することとなる。
【0028】
なお、子掘削機本体12、第1回転体23a,23b、第2回転体24a,24b、カッタ駆動部13a,13bの各摺接部にはグリースなどを注入して摩擦抵抗を軽減すると共に、掘削土砂の侵入を防止することで、互いの相対回転をスムースに行うようにすることが望ましい。この場合、各摺接部にボールベアリングやスクリューベアリングなどを介装しても良い。
【0029】
また、カッタ駆動部13a,13bについて説明するが、両者はほぼ同様の構成であるため、一方のカッタ駆動部13aについてのみ説明する。駆動フレーム31には軸受によりリングギヤ32が回転自在に支持され、このリングギヤ32に連結ビーム33を介してカッタヘッド14aが連結されている。このカッタヘッド14aは、中心部34から4つのカッタスポーク35が放射状に連結され、各カッタスポーク35の先端部に伸縮スポーク36が伸縮ジャッキ37により伸縮自在に装着されると共に、取付リング38に短いカッタスポーク39が固定されており、各スポーク35,39に多数のカッタビット40が固定されている。
【0030】
そして、駆動フレーム31には複数のカッタ旋回モータ41が取付けられ、各旋回モータ41の駆動ギア42がリングギア32に噛み合っており、この旋回モータ41を駆動して駆動ギア42を回転駆動すると、リングギア32を介してカッタヘッド14aを回転することができる。
【0031】
更に、子掘削機本体12の前部にはカッタヘッド14a,14bの後方に位置してバルクヘッド43が設けられると共に、親掘削機本体11の前部に傾斜板44が設けられており、カッタヘッド14a,14bとこのバルクヘッド43及び傾斜板44との間にチャンバ45が設けられている。そして、このチャンバ45には、子掘削機本体12内に前傾状態で配設された左右一対のスクリューコンベヤ46a,46bの前端部が開口している。この場合、各スクリューコンベヤ46a,46bは子掘削機本体12の中心O2の垂直方向に傾斜して配設されている。
【0032】
一方、親掘削機本体11の内周部に複数のシールドジャッキ47が周方向に沿って並設されると共に、子掘削機本体12の内周部に複数のシールドジャッキ48が周方向に沿って並設されており、このシールドジャッキ47,48を掘進方向後方に伸長して既設セグメントS1,S2に押し付けることで、その反力により親掘削機本体11及び子掘削機本体12を前進することができる。また、子掘削機本体12の後部には左右一対の旋回リング49a,49bが旋回可能に支持されており、この旋回リング49a,49bにセグメントS1,S2を組立てるエレクタ装置50a,50bと、既設セグメントS1,S2を所定形状に保持する形状保持装置51a,51bが装着されている。
【0033】
ここで、このように構成された本実施形態のトンネル掘削機10によるトンネルT1,T2 の掘削工法について説明する。
【0034】
まず、大径の複円親トンネルT1を掘削するとき、図示しない発進立坑からトンネル掘削機10を投入して掘削作業を開始する。この場合、図1乃至図3に示すように、親掘削機本体11内に子掘削機本体12を収納し、カッタ駆動部13a,13bが互いに離間する位置、つまり、カッタ駆動部13a,13bの中心OCが親掘削機本体11の中心O1に重なる位置に移動しておく。また、伸縮ジャッキ37により伸縮スポーク36を伸長させる。そして、親掘削機本体11と子掘削機本体12とを図示しないロックピンにより相対移動不能に固定すると共に、偏心移動機構15a,15bを図示しないロック機構により作動しないように停止しておく。
【0035】
この状態で、旋回モータ42によりカッタヘッド14a,14bを回転させながら、複数のシールドジャッキ47を伸長して既設セグメントS1へ押し付け、その反力によって親掘削機本体11を前進させる。すると、カッタヘッド14a,14bが前方の地盤を掘削して親トンネルT1を掘削する。このときに発生した掘削土砂はチャンバ45内に取り込まれ、スクリューコンベヤ46a,46bによって外部に排出される。一方、エレクタ装置50a,50bは、親トンネルT1内に搬入されたセグメントS1をトンネル内壁面に沿ってリング状に組み立てて親トンネルT1を構築していく。
【0036】
このように構築された親トンネルT1は、図7及び図8(a)に示すように、大径の複円形状をなし、地下鉄の駅区間として利用される。即ち、トンネル構築後、中央部にホームHが形成されると共に、その両側に車両Cの線路部Rが形成される。
【0037】
トンネル掘削機10によるトンネル掘削作業により、親トンネルT1を所定距離、つまり、駅区間の全長を掘削すると、ここで掘削作業を一時停止し、トンネル掘削機10により小径の複円子トンネルT2を掘削可能な仕様に変更する。まず、伸縮ジャッキ37により伸縮スポーク36を収縮させ、偏心移動機構15a,15bのロック機構を解除して作動可能とする。そして、子掘削機本体12と第1回転体23a,23bとの間に移動ジャッキ28a,28bを架設し、この移動ジャッキ28a,28bを伸長、収縮、連結位置変更の操作を繰り返すことで第1回転体23a,23bを所定角度ずつ回動していく。すると、この第1回転体23a,23bの一方方向への回動に伴って、第2回転体24a,24bが他方方向に回動し、カッタ駆動部13a,13bはその姿勢を維持したままいずれの方向にも回動することなく、水平方向に沿って互いに接近する方向に移動する。
【0038】
そして、第1回転体23a,23bと第2回転体24a,24bとが互いに180度回転すると、カッタ駆動部13a,13bは所定距離Lだけ水平に移動し、その中心OCが子掘削機本体12の中心O2に重なる位置に移動する。ここで、偏心移動機構15a,15bをロック機構により作動不能とする一方、ロックピンを取り外して親掘削機本体11と子掘削機本体12との連結を解除する。
【0039】
このようにトンネル掘削機10が小径の複円子トンネルT2を掘削可能な仕様に変更され、親掘削機本体11と子掘削機本体12との連結が解除されると、この位置から親掘削機本体11を置き去りにして子掘削機本体12を発進してトンネル掘削作業を再び開始する。
【0040】
この場合、図4乃至図6に示すように、子掘削機本体12の前端部に連結リング12aを連結してカッタヘッド14a,14bとの間にチャンバ45を確保すると共に、後端部にテールシールを有するテールリング12bを連結する。また、親トンネルT1の既設セグメントS1の内側に既設セグメントS2を事前に組み立てておき、子掘削機本体12の掘削反力が得られるようにする。そして、親トンネルT1(既設セグメントS1)の後端部と子トンネルT2(既設セグメントS2)の先端部とを確実に連結する。
【0041】
そして、旋回モータ42によりカッタヘッド14a,14bを回転させながら、複数のシールドジャッキ48を伸長して既設セグメントS2へ押し付け、その反力によって子掘削機本体12を前進させる。すると、カッタヘッド14a,14bが前方の地盤を掘削し、大径の複円親トンネルT1に連続する小径の複円子トンネルT2を掘削する。このときに発生した掘削土砂はチャンバ45内に取り込まれ、スクリューコンベヤ46a,46bによって外部に排出される。一方、エレクタ装置50a,50bは、子トンネルT2内に搬入されたセグメントS2をトンネル内壁面に沿ってリング状に組み立てて子トンネルT2を構築していく。
【0042】
このように構築された子トンネルT2は、図7及び図8(b)に示すように、小径の複円形状をなし、地下鉄の路線区間として利用される。即ち、トンネル構築後、2つの車両Cの線路部Rが形成される。
【0043】
なお、子掘削機本体12が離脱した後の親掘削機本体11にて、複数のシールドジャッキ47は取り外して回収し、親掘削機本体11自体は分割回収しても良いが、そのまま地中に埋設してトンネル構造体として利用しても良い。
【0044】
このように本実施形態のトンネル掘削機にあっては、複円筒形状の親掘削機本体11内に同じく複円筒形状の子掘削機本体12を前方へ離脱可能に支持し、この子掘削機本体12にカッタ駆動部13a,13bを支持して駆動回転可能なカッタヘッド14a,14bを装着し、偏心移動機構15a,15bによりカッタ駆動部13a,13bをその姿勢を維持したまま水平方向に沿って移動可能としている。
【0045】
従って、子掘削機本体12を内蔵した親掘削機本体11を掘進して大径の親トンネルT1を掘削し、所定の掘進位置で、偏心移動機構15a,15bによりカッタ駆動部13a,13bを親掘削機本体11の中心O1から子掘削機本体12の中心O2へその姿勢を維持したまま水平移動し、この状態で子掘削機本体12を発進して小径の子トンネルT2を掘削することとなり、断面形状の異なる親子トンネルT1,T2を連続して掘削することができる。
【0046】
この場合、子掘削機本体12を移動せずにカッタ駆動部13a,13bのみを移動するため、大きな駆動源を不要として装置の簡素化及び低コスト化を可能とすることができる。また、カッタ駆動部13a,13bはその姿勢を維持したまま水平移動するため、機体内に配設した各種の制御機器、後部に接続して送泥設備、排泥設備、セグメント組立装置などを事前に搬出や解体する必要はなく、作業時間を短縮できると共に、面倒な作業もなくなり、作業性を向上することができる。
【0047】
また、偏心移動機構15a,15bを、回転可能な第1回転体23a,23bと、この第1回転体23a,23bの偏心位置に内装されると共にカッタ駆動部13a,13bを偏心位置に内装した第2回転体24a,24bと、カッタ駆動部13a,13bの後部に設けられた支持リング25a,25bと、子掘削機本体12に設けられて支持リング25a,25bが嵌合するガイドプレート27a,27bと、第1回転体23a,23bを回転する移動ジャッキ28a,28bとから構成している。
【0048】
従って、第1回転体23a,23bと第2回転体24a,24bとを互いに逆方向に回転することで、カッタ駆動部13a,13bを親掘削機本体11の中心O1から子掘削機本体12の中心O2へその姿勢を維持したまま移動させることとなり、簡単な構成で容易に短持間でカッタ駆動部13a,13bを移動することができる。
【0049】
なお、上述の実施形態では、偏心移動機構15a,15bを、互いに相対回転自在な第1回転体23a,23b及び第2回転体24a,24bにより構成し、移動ジャッキ28a,28bにより第1回転体23a,23bを回転するようにしたが、第2回転体24a,24bを回転するようにしても良い。また、回転駆動手段としては、移動ジャッキ28a,28bに限らず、駆動モータなどを用いても良い。
【0050】
また、偏心移動機構15a,15bにて、支持リング25a,25bとガイドプレート27a,27bとを嵌合させることで、カッタ駆動部13a,13bの姿勢を維持したまま移動するようにしたが、第1回転体23a,23bと第2回転体24a,24bとを互いに逆方向に回転させる回転駆動手段としてそれぞれ移動ジャッキを設け、各移動ジャッキを同期駆動して第1回転体23a,23bと第2回転体24a,24bとを互いに逆方向に同期回転させるようにしても良く、この場合、ガイド機構を不要とすることができる。
【0051】
更に、トンネル掘削機10を複円形状をなす親掘削機本体11内に同じく複円形状をなす子掘削機本体12をほぼ平行をなして収納し、内部に2つのカッタ駆動部13a,13b及びカッタヘッド14a,14bを装着し、偏心移動機構15a,15bにより水平移動可能に構成することで、水平方向に中心のずれた大小の複円断面形状をなす親子トンネルT1,T2を連続して掘削し、地下鉄の駅区間と路線区間として適用するようにしたが、適用分野はこれに限定されるものではない。
【0052】
例えば、トンネル掘削機を真円形状をなす親掘削機本体内に同じく真円形状をなす子掘削機本体をほぼ平行をなして収納し、内部に1つのカッタ駆動部及びカッタヘッドを装着し、偏心移動機構により上下移動可能に構成することで、上下方向に中心のずれると共に、底部の高さ位置あるいは天井部の高さ位置の一致した大小の真円断面形状をなす親子トンネルを連続して掘削し、共同溝や下水管などとして適用することができる。この場合、トンネル掘削機及びトンネル断面形状は、真円に限らず、楕円、矩形、複円などの異形形状であってもよく、カッタ駆動部及びカッタヘッドは3つ以上であってもよい。
【0053】
また、偏心移動機構15a,15bによりカッタ駆動部13a,13bをその姿勢を維持したまま水平方向に沿って移動可能としたが、子掘削機本体12ごと水平方向に沿って移動するようにしても良い。
【0054】
【発明の効果】
以上、実施形態において詳細に説明したトンネル掘削機によれば、筒状をなす親掘削機本体内に子掘削機本体を前方へ離脱可能に支持し、子掘削機本体にカッタ駆動部を支持し、このカッタ駆動部により駆動回転可能なカッタヘッドを設け、少なくともカッタ駆動部をその姿勢を維持したまま親掘削機本体または子掘削機本体の径方向に沿って移動可能とする偏心移動機構を設けたので、掘進途中で偏心移動機構によりカッタ駆動部をその姿勢を維持したまま水平移動することで、断面形状の異なる親子トンネルを連続して掘削することができ、このとき、カッタ駆動部のみを移動した場合、大きな駆動源を不要として装置の簡素化及び低コスト化を可能とすることができると共に、カッタ駆動部の姿勢は維持されるため、機体内に配設した各種の制御機器、後部に接続して送泥設備、排泥設備、セグメント組立装置などを事前に搬出や解体する必要はなく、作業時間を短縮できると共に、面倒な作業もなくなり、作業性を向上することができる。
【0055】
また、トンネル掘削機によれば、偏心移動機構を、回転可能な第1回転体と、第1回転体の偏心位置に内装されると共にカッタ駆動部を偏心位置に内装した第2回転体と、カッタ駆動部をその姿勢を維持したまま移動自在に支持するガイド機構と、第1回転体または第2回転体のいずれか一方を回転する回転駆動手段とで構成したので、第1回転体と第2回転体とを互いに逆方向に回転することで、カッタ駆動部を親掘削機本体の中心から子掘削機本体の中心へその姿勢を維持したまま移動させることとなり、簡単な構成で容易に短持間でカッタ駆動部を移動することができる。
【0056】
また、トンネル掘削機によれば、偏心移動機構を、回転可能な第1回転体と、第1回転体の偏心位置に内装されると共にカッタ駆動部を偏心位置に内装した第2回転体と、第1回転体と第2回転体とを互いに逆方向に回転する回転駆動手段とで構成したので、第1回転体と第2回転体とを互いに逆方向に回転するだけで、カッタ駆動部を親掘削機本体の中心から子掘削機本体の中心へその姿勢を維持したまま移動させることができ、構造の簡素化を図ることができる。
【0057】
また、トンネル掘削機によれば、親掘削機本体の内側に子掘削機本体を嵌合し、子掘削機本体の内側に第1回転体を嵌合し、第1回転体の内側に第2回転体を嵌合し、第2回転体の内側に駆動部本体を嵌合したので、構成部材が摺接可能に嵌合することとなり、作動を円滑に行うことができると共に、高精度シール性能を確保することができる。
【0058】
また、トンネル掘削機によれば、親掘削機本体と子掘削機本体とをそれぞれの中心を径方向にずらし、カッタ駆動部を親掘削機本体の中心位置から子掘削機本体の中心位置まで偏心移動機構によりその姿勢を維持したまま移動可能としたので、掘進途中で偏心移動機構によりカッタ駆動部を親掘削機本体の中心から子掘削機本体の中心へその姿勢を維持したまま水平移動することで、断面形状の異なる親子トンネルを連続して掘削することができる。
【0059】
また、トンネル掘削機によれば、複円断面形状をなす親掘削機本体内に前方へ離脱可能な複円断面形状をなす子掘削機本体を支持し、親掘削機本体または子掘削機本体に一対のカッタ掘削装置を支持し、この一対のカッタ掘削装置をそれぞれ水平方向に直線移動する移動機構を設けたので、掘進途中で移動機構によりカッタ掘削装置を水平移動することで、断面形状の異なる複円形状の親子トンネルを連続して掘削することができ、作業時間を短縮して作業性を向上することができる。
【0060】
更に、トンネル施工方法によれば、子掘削機本体を内蔵した親掘削機本体を掘進して大径の親トンネルを掘削し、所定の掘進位置で、カッタ駆動部を親掘削機本体の中心位置から子掘削機本体の中心位置へその姿勢を維持したまま移動し、親掘削機本体から子掘削機本体を発進して小径の子トンネルを掘削するようにしたので、カッタ駆動部を移動するための大きな駆動源を不要として装置の簡素化及び低コスト化を可能とすることができると共に、機体内に配設した各種の制御機器、後部に接続して送泥設備、排泥設備、セグメント組立装置などを事前に搬出や解体する必要はなく、作業時間を短縮できると共に、面倒な作業もなくなり、作業性を向上することができる。
【0061】
また、トンネル施工方法によれば、相対回転自在に嵌合した一対の回転体を互いに逆方向に回転することで、カッタ駆動部を親掘削機本体の中心位置から子掘削機本体の中心位置へその姿勢を維持したまま移動させるようにしたので、断面形状の異なる親子トンネルを連続して掘削することができる。
【0062】
また、トンネル施工方法によれば、一対のカッタ掘削装置を有する子掘削機本体を内蔵した親掘削機本体により大径の複円断面形状をなす親トンネルを掘削し、所定の掘進位置で、一対のカッタ掘削装置相互を近接する方向に直線移動し、親掘削機本体から子掘削機本体を発進して小径の複円断面形状をなす子トンネルを連続掘削するようにしたので、断面形状の異なる複円形状の親子トンネルを連続して掘削することができ、作業時間を短縮して作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るトンネル掘削機の縦断面図である。
【図2】本実施形態のトンネル掘削機の正面図である。
【図3】図1のIII−III断面図である。
【図4】子トンネル掘削機の縦断面図である。
【図5】子トンネル掘削機の正面図である。
【図6】図4のVI−VI断面図である。
【図7】親子トンネルの概略図である。
【図8】親子トンネルの要部断面図である。
【符号の説明】
10 トンネル掘削機
11 親掘削機本体
12 子掘削機本体
13a,13b カッタ駆動部(カッタ掘削装置)
14a,14b カッタヘッド(カッタ掘削装置)
15a,15b 偏心移動機構(移動機構)
23a,23b 第1回転体
24a,24b 第2回転体
25a,25b 支持リング(ガイド機構)
27a,27b ガイドプレート(ガイド機構)
28a,28b 移動ジャッキ(回転駆動手段)
41 カッタ旋回モータ
47,48 シールドジャッキ
50a,50b エレクタ装置
T1 親トンネル
T2 子トンネル
S1,S2 セグメント
Claims (6)
- 筒状をなす親掘削機本体と、
該親掘削機本体内に支持されて前方へ離脱可能な子掘削機本体と、
前記子掘削機本体に支持されたカッタ駆動部と、
該カッタ駆動部により駆動回転可能なカッタヘッドと、
少なくとも前記カッタ駆動部をその姿勢を維持したまま前記親掘削機本体または前記子掘削機本体の径方向に沿って移動する偏心移動機構とを具え、
前記偏心移動機構は、
回転可能な第1回転体と、
該第1回転体の偏心位置に内装されると共に前記カッタ駆動部を偏心位置に内装した第2回転体と、
前記カッタ駆動部をその姿勢を維持したまま移動自在に支持するガイド機構と、
前記第1回転体または前記第2回転体のいずれか一方を回転する回転駆動手段とを有する
ことを特徴とするトンネル掘削機。 - 筒状をなす親掘削機本体と、
該親掘削機本体内に支持されて前方へ離脱可能な子掘削機本体と、
前記子掘削機本体に支持されたカッタ駆動部と、
該カッタ駆動部により駆動回転可能なカッタヘッドと、
少なくとも前記カッタ駆動部をその姿勢を維持したまま前記親掘削機本体または前記子掘削機本体の径方向に沿って移動する偏心移動機構とを具え、
前記偏心移動機構は、
回転可能な第1回転体と、
該第1回転体の偏心位置に内装されると共に前記カッタ駆動部を偏心位置に内装した第2回転体と、
前記第1回転体と前記第2回転体とを互いに逆方向に回転する回転駆動手段を有する
ことを特徴とするトンネル掘削機。 - 請求項1または2記載のトンネル掘削機において、
前記親掘削機本体の内側に前記子掘削機本体が嵌合され、該子掘削機本体の内側に前記第1回転体が嵌合され、該第1回転体の内側に前記第2回転体が嵌合され、該第2回転体の内側に前記駆動部本体が嵌合された
ことを特徴とするトンネル掘削機。 - 複円断面形状をなす親掘削機本体と、
該親掘削機本体内に支持されて前方へ離脱可能な複円断面形状をなす子掘削機本体と、
前記親掘削機本体または前記子掘削機本体に支持された一対のカッタ掘削装置と、
該一対のカッタ掘削装置をそれぞれ水平方向に直線移動する移動機構とを具えた
ことを特徴とするトンネル掘削機。 - 子掘削機本体を内蔵した親掘削機本体を掘進して大径の親トンネルを掘削し、所定の掘進位置で、相対回転自在に嵌合した一対の回転体を互いに逆方向に回転することで、カッタ駆動部を前記親掘削機本体の中心位置から前記子掘削機本体の中心位置へその姿勢を維持したまま移動し、前記親掘削機本体から前記子掘削機本体を発進して小径の子トンネルを掘削する
ことを特徴とするトンネル施工方法。 - 一対のカッタ掘削装置を有する子掘削機本体を内蔵した親掘削機本体により大径の複円断面形状をなす親トンネルを掘削し、所定の掘進位置で、前記一対のカッタ掘削装置相互を近接する方向に直線移動し、前記親掘削機本体から前記子掘削機本体を発進して小径の複円断面形状をなす子トンネルを連続掘削する
ことを特徴とするトンネル施工方法。
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