JP7343375B2 - 親子シールド掘進機 - Google Patents
親子シールド掘進機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7343375B2 JP7343375B2 JP2019219371A JP2019219371A JP7343375B2 JP 7343375 B2 JP7343375 B2 JP 7343375B2 JP 2019219371 A JP2019219371 A JP 2019219371A JP 2019219371 A JP2019219371 A JP 2019219371A JP 7343375 B2 JP7343375 B2 JP 7343375B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- excavation
- parent
- cutter head
- shield machine
- slave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Description
図1および図2に示す親子シールド掘進機100は、縦断面(掘進方向に直交する方向の断面)が非円形形状である異形断面を有するシールド掘進機である。親子シールド掘進機100は、複数のカッタヘッド(後述する複数の親機カッタヘッド11および複数の子機カッタヘッド4)を備えている。
親子シールド掘進機100の親シールド機101は、隔壁10aが内周側に設けられる筒状の胴体10と、親機カッタヘッド11と、親機カッタヘッド11を支持する親機カッタヘッド支持部12と、親機駆動源13(図2参照)とを備えている。
胴体10は、掘進方向(前後方向)に延びる筒形状を有している。胴体10の外縁は、概して、上下方向を長手方向とする楕円形状の異形断面を有している。
親機カッタヘッド11は、複数(3つ)の中型親機カッタヘッド11aと、中型親機カッタヘッド11aよりも小型の複数(2つ)の小型親機カッタヘッド11bとを含んでいる。
親機カッタヘッド支持部12は、中型親機カッタヘッド11aを支持する中型支持部12aと、小型親機カッタヘッド11bを支持する小型支持部12bとを含んでいる。
親機駆動源13は、各々の親機カッタヘッド11に対して複数設けられている。親機駆動源13は、親機カッタヘッド支持部12を掘進方向に直交する中心軸線回りに回転させることにより、親機カッタヘッド11を回転させるように構成されている。
図1および図2に示すように、親子シールド掘進機100の子シールド機102は、隔壁2aが内周側に設けられる筒状の胴体2と、掘削機構3と、位置調整スペーサ部材Sと、固定部材F(図5参照)とを備えている。
胴体2は、掘進方向(前後方向)に延びる筒形状を有している。胴体10の外縁は、概して、上下方向を長手方向とする楕円形状の異形断面を有している。胴体10は、親シールド機101の胴体2の内側に配置されており、胴体2よりも上下方向に細長く形成されている。
掘削機構3は、上記の通り、子機カッタヘッド4と、子機カッタヘッド支持部5と、可動支持ブロック6と、子機駆動源7とを含んでいる。
子機カッタヘッド4は、1つの大型子機カッタヘッド40(図3参照)と、大型子機カッタヘッド40よりも小型の複数(2つ)の中型子機カッタヘッド41(図4参照)とを有している。なお、中型子機カッタヘッド41は、中型親機カッタヘッド11aと同じ大きさを有している。
子機カッタヘッド支持部5は、大型子機カッタヘッド40を支持する大型支持部50と、中型子機カッタヘッド41を支持する中型支持部51とを含んでいる
図3および図4に示すように、可動支持ブロック6は、上記の通り、子機カッタヘッド支持部5(子機カッタヘッド4)を掘進方向に延びる回転中心軸線α回りに回転可能に支持している。可動支持ブロック6は、子機カッタヘッド支持部5のギヤ部50cおよび51aを内周側から回転可能に支持するための環状の複数の軸受部60を有している。
子機駆動源7は、各々の子機カッタヘッド4に対して複数設けられている。子機駆動源7は、子機カッタヘッド支持部5を掘進方向に直交する中心軸線回りに回転させることにより、子機カッタヘッド4を回転させるように構成されている。
図3~図5に示すように、位置調整スペーサ部材Sは、掘削機構3の可動支持ブロック6と開口20との間に後方から挿入されることにより、開口20内において、掘削機構3の掘進方向に直交する方向の位置を調整するように構成されている。なお、図5は、子シールド機102を分離発進させる際の上側の中型開口20b内の掘削機構を図示すとともに、子機駆動源7の図示を省略するなどして各構成を模式的に示している。
固定部材Fは、位置調整スペーサ部材Sの固定部S2に相当する構成(位置調整スペーサ部材Sからスペーサ部S1を除いた構成)である。したがって、固定部材Fは、可動支持ブロック6を隔壁2aに対して固定するように構成されている。
図2~図6を参照して、子シールド機102を分離発進させる際の掘削機構3の位置調整の手順について説明する。親子シールド掘進機100は、子シールド機102を分離発進させる際に、子機カッタヘッド4の回転中心軸線αが親シールド機101の中心軸線βに近づくように、開口20内において可動支持ブロック6を移動させて、胴体2に対して掘削機構3を移動させることにより、掘削機構3の掘進方向に直交する方向の位置を調整するように構成されている。以下、詳細について説明する。
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
なお、今回開示された実施形態および変形例は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
2a 隔壁
3 掘削機構
4 子機カッタヘッド
5 子機カッタヘッド支持部
6 可動支持ブロック
7 子機駆動源
11 親機カッタヘッド
20 開口
100 親子シールド掘進機
101 親シールド機
102 子シールド機
S 位置調整スペーサ部材
S1 スペーサ部
S2 固定部
α (子機カッタヘッドの)回転中心軸線
β (親シールド機の)中心軸線
Claims (5)
- 親シールド機から子シールド機を分離発進させることによりトンネルを掘削する親子シールド掘進機であって、
親機カッタヘッドを含む前記親シールド機と、
分離発進前において前記親シールド機内に配置される前記子シールド機とを備え、
前記子シールド機は、
掘進方向に直交する方向に延びるとともに、開口を有する隔壁が内周側に設けられる筒状の胴体と、
前記親機カッタヘッドとは別個の子機カッタヘッドと、前記子機カッタヘッドを回転駆動させる前記親機カッタヘッドとは別個の子機駆動源と、前記子機カッタヘッドを支持する子機カッタヘッド支持部とを有するとともに、前記隔壁の前記開口内に配置される掘削機構と、
前記開口と前記掘削機構との間に挿入される位置調整スペーサ部材と、を含み、
前記子シールド機の回転中心は、前記親シールド機の回転中心からずれており、
前記子シールド機を分離発進させる際に、前記胴体の前記隔壁に対して前記掘削機構を移動させるとともに、掘進方向に直交する方向において、前記掘削機構に対する前記位置調整スペーサ部材の挿入位置を変更することにより、前記掘削機構の掘進方向に直交する方向の位置を調整可能に構成されている、親子シールド掘進機。 - 前記掘削機構は、複数設けられ、
複数の前記掘削機構の掘進方向に直交する方向の位置を個別に調整可能に構成されている、請求項1に記載の親子シールド掘進機。 - 前記掘削機構は、前記子機カッタヘッド支持部を回転可能に支持する可動支持ブロックをさらに有し、
前記位置調整スペーサ部材は、前記可動支持ブロックと前記開口との間に挿入され、前記掘削機構の掘進方向に直交する方向の位置を調整するスペーサ部と、前記可動支持ブロックと前記隔壁とを互いに固定する固定部とを有している、請求項1または2に記載の親子シールド掘進機。 - 前記可動支持ブロックは、掘進方向に直交する方向において略矩形形状に形成され、
前記開口は、掘進方向に直交する方向において前記可動支持ブロックよりも一回り大きい略矩形形状に形成されている、請求項3に記載の親子シールド掘進機。 - 前記子シールド機を分離発進させる際に、前記子機カッタヘッドの回転中心軸線を前記親シールド機の中心軸線に近づくように前記掘削機構を移動させることにより、前記掘削機構の掘進方向に直交する方向の位置を調整するように構成されている、請求項1~4のいずれか1項に記載の親子シールド掘進機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019219371A JP7343375B2 (ja) | 2019-12-04 | 2019-12-04 | 親子シールド掘進機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019219371A JP7343375B2 (ja) | 2019-12-04 | 2019-12-04 | 親子シールド掘進機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021088857A JP2021088857A (ja) | 2021-06-10 |
JP7343375B2 true JP7343375B2 (ja) | 2023-09-12 |
Family
ID=76219823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019219371A Active JP7343375B2 (ja) | 2019-12-04 | 2019-12-04 | 親子シールド掘進機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7343375B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020073244A (ja) * | 2020-02-25 | 2020-05-14 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005002631A (ja) | 2003-06-11 | 2005-01-06 | Ohbayashi Corp | トンネル掘削機及びトンネル施工方法 |
JP4033767B2 (ja) | 2002-12-20 | 2008-01-16 | 日立造船株式会社 | 分離形シールド掘進機 |
US20100164274A1 (en) | 2007-01-26 | 2010-07-01 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Shield Machine |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3616885B2 (ja) * | 1995-05-19 | 2005-02-02 | 大成建設株式会社 | 親子型二段シ−ルドマシン |
JP3721461B2 (ja) * | 1996-04-08 | 2005-11-30 | 大成建設株式会社 | 親子シールド機 |
-
2019
- 2019-12-04 JP JP2019219371A patent/JP7343375B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4033767B2 (ja) | 2002-12-20 | 2008-01-16 | 日立造船株式会社 | 分離形シールド掘進機 |
JP2005002631A (ja) | 2003-06-11 | 2005-01-06 | Ohbayashi Corp | トンネル掘削機及びトンネル施工方法 |
US20100164274A1 (en) | 2007-01-26 | 2010-07-01 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Shield Machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021088857A (ja) | 2021-06-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7343375B2 (ja) | 親子シールド掘進機 | |
JP3682042B2 (ja) | シールド掘削装置 | |
JP7099972B2 (ja) | セグメント組立装置およびシールド掘進機 | |
JP4732949B2 (ja) | シールド掘進機の攪拌装置 | |
WO2006112013A1 (ja) | シールド掘進機およびトンネル掘削方法 | |
JP2008075446A (ja) | 多連シールドのカッタ構造 | |
KR102228905B1 (ko) | 착암과 할암의 연속시공이 가능한 암반굴착장치 및 이를 이용한 암반굴착방법 | |
WO2021192806A1 (ja) | トンネル掘削装置 | |
JP2005113594A (ja) | シールド掘進機およびトンネル掘削方法 | |
JP7105715B2 (ja) | セグメント組立装置およびシールド掘進機 | |
JP7500185B2 (ja) | 偏心多軸シールド掘進機 | |
JP3032493B2 (ja) | カッター取付構造とそれを具備したトンネル掘削機 | |
JP4375675B2 (ja) | シールド掘進機 | |
JP2573749B2 (ja) | 矩形断面シールド掘進機 | |
JP4383221B2 (ja) | シールド掘進機およびトンネル掘削方法 | |
JP4756160B2 (ja) | シールド掘進機、ロータリジョイントおよびシールド掘進機の運転方法 | |
JP4053162B2 (ja) | 親子シールド機 | |
JP4080959B2 (ja) | トンネル掘削機及びトンネル施工方法 | |
JP4033767B2 (ja) | 分離形シールド掘進機 | |
JP4756196B2 (ja) | トンネル拡幅工法及びトンネル拡幅装置 | |
JP6906436B2 (ja) | トンネル掘削機 | |
JP2003286798A (ja) | 多連シールド掘進機 | |
JP7300924B2 (ja) | 二連シールド掘削機 | |
JP4307334B2 (ja) | シールド掘削機の拡幅掘削機構 | |
JP2750366B2 (ja) | シールド掘削機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20211101 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220805 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230531 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230606 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230707 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230829 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230831 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7343375 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |