JP2939249B1 - 地中掘削機及び分岐型シールドトンネルの構築方法 - Google Patents
地中掘削機及び分岐型シールドトンネルの構築方法Info
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Abstract
断面変化したトンネルを掘削でき、小断面トンネル掘削
時に、余分な地山を撹拌することがなく、大断面トンネ
ルから小断面トンネルへの掘削の変化時に不必要となる
構成が少ない地中掘削機及び分岐型シールドトンネルの
構築方法を提供する。 【解決手段】 複数の分離シールド機21が間に連結シ
ールド機22を挟んで分離可能に連結され、連結状態
で、地下鉄複線駅部断面トンネル23の掘削を可能と
し、連結シールド機22を取り外して分離シールド機2
1を分離することにより、各分離シールド機21で、地
下鉄複線駅部断面トンネル23から枝分かれするように
複数本の小断面トンネルの掘削を可能とする地中掘削機
20であって、前記各シールド機21,22には、それ
ぞれ平行リンク運動をすることにより切羽を掘削する掘
削部が設けられ、地下鉄複線駅部断面トンネル23の掘
削時には、それら掘削部が一体となって平行リンク運動
を行うことにより切羽面を掘削するように設定された地
中掘削機20である。
Description
トンネルや上下水道等を構築すべく、そのトンネルを掘
削するのに適した地中掘削機、特に、複数のシールド機
を一体化して掘進した後、地山中で分離し別個のシール
ド機として掘進することにより分岐路を構築できる地中
掘削機及び分岐型シールドトンネルの構築方法に関する
ものである。
2604217号公報に記載されたようなものがある
(図17乃至図20参照)。
に示すように分離可能に結合され、これらシールド機
1,1の前部には、掘削カッタ2,2が回転自在に配設
され、この掘削カッタ2,2を回転させることにより、
地山が掘削されるようになっている。
状態で、図18に示すように、1本のトンネルである地
下鉄複線断面トンネル3を掘削した後、図19に示すよ
うに、二基のシールド機1,1を分離し、図20に示す
ように、単線断面トンネル4を掘削するようにしてい
る。
示す。これは中央の円形シールド機7とこの両側に配置
される欠円形シールド機8とから3連円形シールド機6
が構成されている。その円形シールド機7及び欠円形シ
ールド機8には、それぞれ掘削カッタ7a,8aが配設
されている。
図22に示す地下鉄複線駅部断面トンネル9を構築した
後、2台の欠円形シールド機8を切り離し、図23に示
す円形シールド機7により、地下鉄複線断面トンネル1
0を構築するようにしている。 なお、図中符号11は
セグメント、12は鉄道建築限界、13は構内コンクリ
ート、14はプラットホームである。
乃至図20に示すものにあっては、一本化した2台のシ
ールド機1が分離するだけであるため、単線の分離変化
に対応するが、単線から駅部等に至る断面変化には対応
できない。また、分離前の地下鉄複線断面トンネル3を
掘削するために、両シールド機1,1の掘削カッタ2,
2の掘削範囲が一部重複するように設定されていること
から、図19に示すように、両シールド機1,1を分離
した時には、掘削カッタ2による掘削断面は、余分な地
山15を撹拌することになり、場合によってはセメント
ミルク等を注入して補強する必要がある。従って、施工
の工期や工費が増大してしまうという問題が生じる。
ては、地下鉄複線駅部断面トンネル9等の大断面トンネ
ルには対応できるが、分離後は、中央の一台の円形シー
ルド機7になるため、図20に示すような複数の単線断
面トンネル4の構築には使用できない。また、2台の欠
円形シールド機8は、地下鉄複線駅部断面トンネル9等
の大断面トンネルの掘削でしか必要としないため、3連
円形シールド機6の分離後は無駄となる。さらに、各掘
削カッタ7a,8aはそれぞれ独立して回転運動をする
と共に、掘削カッタ7a,8aが面板であるため、3連
円形シールド機6の円形シールド機7の掘削カッタ7a
と2台の欠円形シールド機8の掘削カッタ8aとを同一
平面上に配置することは不可能であり、切羽面に段差が
生じ、掘削の安定性が悪い。
数の小断面トンネルとの断面変化したトンネルを掘削で
き、小断面トンネル掘削時に、余分な地山を撹拌するこ
とがなく、大断面トンネルから小断面トンネルへの掘削
の変化時に不必要となる構成が少ない地中掘削機及び分
岐型シールドトンネルの構築方法を提供することを課題
としている。
ことなく掘削の安定性を良好とすることにある。
めに、請求項1に記載の発明は、複数の分離シールド機
が間に連結シールド機を挟んで分離可能に連結され、該
連結状態で、1本の大断面トンネルの掘削を可能とし、
前記連結シールド機を取り外して前記分離シールド機を
分離することにより、該各分離シールド機で、前記1本
の大断面トンネルから枝分かれするように複数本の小断
面トンネルの掘削を可能とする地中掘削機であって、前
記各シールド機には、それぞれ平行リンク運動をするこ
とにより切羽を掘削する掘削部が設けられ、前記大断面
トンネルの掘削時には、それら掘削部が一体となって平
行リンク運動を行うことにより同一平面上の切羽面を掘
削するように設定された地中掘削機としたことを特徴と
している。
記載の構成に加え、前記大断面トンネルの掘削時には、
前記各シールド機の各掘削部が一体となって平行リンク
運動を行うことにより同一平面上の切羽面を掘削するよ
うに設定されたことを特徴とする。
は2に記載の構成に加え、前記分離シールド機の掘削部
側に分離シールドフード部を設け、該分離シールドフー
ド部の環状の一部で前記連結シールド機連結側に切欠き
部を形成すると共に、前記連結シールド機の掘削部側に
連結シールドフード部を設け、前記大断面トンネル掘削
時には、前記分離シールドフード部と前記連結シールド
フード部とが連結されて前記大断面トンネルに適応され
た形状に形成され、前記小断面トンネル掘削時には、前
記切欠き部を閉塞フード部で閉塞して前記小断面トンネ
ルに適応された形状に形成されるように構成されたこと
を特徴とする。
至3の何れか一つに記載の構成に加え、前記分離シール
ド機の外形を形成する分離シールド筒部を設け、該分離
シールド筒部の後部側に、テールシールを有する分離シ
ールドテール部を設け、該分離シールドテール部の環状
の一部で前記連結シールド機連結側に切欠き部を形成す
る一方、前記連結シールド機の外形を形成する連結シー
ルド筒部を設け、該連結シールド筒部の後部側に、テー
ルシールを有する連結シールドテール部を設け、前記大
断面トンネル掘削時には、前記分離シールドテール部と
前記連結シールドテール部とが連結されて前記大断面ト
ンネルに適応された形状に形成され、前記小断面トンネ
ル掘削時には、前記切欠き部を、テールシールを有する
閉塞テール部で閉塞して前記小断面トンネルに適応され
た形状に形成されるように構成されたことを特徴とす
る。
1乃至4の何れか一つに記載の地中掘削機を用いて前記
大断面トンネルと前記小断面トンネルとを構築する分岐
型シールドトンネルの構築方法において、前記大断面ト
ンネルの掘削は、前記複数の分離シールド機が間に前記
連結シールド機を挟んで連結された状態で掘削を行い、
前記小断面トンネルの掘削は、前記連結シールド機を取
り外して前記分離シールド機を分離し、該各分離シール
ド機で掘削を行い、前記連結シールド機の取り外し又は
取り付けは、立坑にて行うようにした分岐型シールドト
ンネルの構築方法としたことを特徴とする。
いて説明する。
態を示す。
形態の地中掘削機20は、複数(この実施例では2台)
の分離シールド機21,21が間に連結シールド機22
を挟んで分離可能に連結されて構成されている。この連
結状態で、図1,図2及び図3に示すように「1本の大
断面トンネル」である3連円形の地下鉄複線駅部断面ト
ンネル23の掘削を可能とし、又、連結シールド機22
を取り外して前記分離シールド機21,21を分離する
ことにより、これら各分離シールド機21,21で、図
1,図4,図5に示すように、前記地下鉄複線駅部断面
トンネル23から枝分かれするように「複数本の小断面
トンネル」である円形の地下鉄単線断面トンネル24の
掘削を可能としている。
下鉄単線断面トンネル24との間に図1に示すように立
坑25が構築されている。その地下鉄複線駅部断面トン
ネル23には、図2に示すように、複線駅部断面トンネ
ルセグメント26が3連円形に環状に連続して配設され
ると共に、内部にパネルセグメント27が設けられてい
る。また、地下鉄単線断面トンネル24には、図4に示
すように、単線断面トンネルセグメント28が円形に配
設されている。なお、図3及び図5中、符号29は鉄道
建築限界、30は構内コンクリート、31はプラットホ
ームである。
に、土留め壁34、坑口コンクリート35及び坑口シー
ル36が設けられている。
は、円筒形状の分離シールド筒部38を有し、これら分
離シールド筒部38の前面には分離シールド隔壁39が
設けられると共に、連結シールド機22は、断面が略鼓
形状の連結シールド筒部41を有し、この連結シールド
筒部41の前面には連結シールド隔壁42が設けられて
いる。
ルド筒部41は、連結ボルト43等により固定されて連
結されている。溶接でも良い。
ールド隔壁39の前側に、クランク44に支持されて
「掘削部」としての円形の分離シールドカッタスポーク
45が配設されている。このクランク44は、回転駆動
軸44aが分離シールド隔壁39に設けられたカッタ駆
動部46により回転されるようになっており、その回転
駆動軸44aと偏心した位置のクランク軸44bにクラ
ンク軸受け47を介して分離シールドカッタスポーク4
5が支持されている。この分離シールドカッタスポーク
45には、図示していないが地山Gを切削するビットが
配設されており、この分離シールドカッタスポーク45
がクランク44を介して平行リンク運動をするように構
成されている。そのカッタ駆動部46には、図示してい
ないが、駆動モータ、減速歯車、ピニオン歯車、軸受
け、軸等が設けられている。
ルド隔壁42の前側に、クランク49に支持されて略鼓
形状の連結シールドカッタスポーク50が配設されてい
る。このクランク49は、連結シールドカッタ支持軸4
9aが連結シールド隔壁42に設けられた連結シールド
カッタ支持部51に支持され、その連結シールドカッタ
支持軸49aと偏心した位置のクランク軸49bにクラ
ンク軸受け52を介して連結シールドカッタスポーク5
0が支持されている。この連結シールドカッタスポーク
50には、図示していないが地山Gを切削するビットが
配設されている。
50とこの両側の前記分離シールドカッタスポーク45
とが、図6に示すように、カッタスポーク連結部54を
介してボルト55にて固定されて一体となっており、こ
れら全体が一体となって平行リンク運動して、地山Gの
同一平面上の切羽面を掘削するようにしている。各カッ
タ駆動部46は、同期して駆動するように構成されてい
る。なお、ここでは、分離シールドカッタスポーク45
側に駆動源を設けており、連結シールドカッタスポーク
50には駆動源を設けていないが、勿論設けることもで
きる。また、条件により、連結シールドカッタスポーク
50は、連結シールドカッタ支持軸49a、クランク軸
49b、クランク軸受け52や駆動源等を設けない場合
もある。
ールド隔壁39より前方に突出する分離シールドフード
部57は、連結シールド機22の接続部分に対応した切
欠き部57aが形成された欠円状を呈し、連結シールド
筒部41の前記連結シールド隔壁42より前方に突出す
る連結シールドフード部58は、円弧形状を呈し、これ
ら各フード部57,58の端部57b,58b同士が溶
接等により連結されている。これにより、3連円形の外
周が形成されるようになっている。
ールドジャッキ60が挿通される取付孔61aが形成さ
れた円環状の分離シールドガーダー部61が取り付けら
れると共に、連結シールド筒部41内には、シールドジ
ャッキ60が挿通される取付孔62aが形成された鼓形
状の連結シールドガーダー部62が取り付けられてい
る。これらガーダー部61,62の取付孔61a,62
aにシールドジャッキ60が配設されて反力受け部63
に当接されている。
は、図10に示すように、3連円形形状に沿ってシール
ドジャッキ60を取り付け、分離シールドガーダー部6
1の、連結シールド機22側に対応した取付孔61aに
は、シールドジャッキ60を設ける必要はない。
シールドガーダー部61より後方の分離シールドテール
部65は環状を呈し、その一部で連結シールド機22側
に切欠き部65cが形成されて欠円状に形成される一
方、連結シールド筒部41の連結シールドガーダー部6
2より後方の連結シールドテール部66は円弧状を呈
し、これらテール部65,66の端部65a,66a同
士が溶接等により連結されて、3連円形の外周を形成し
ている。これらテール部65,66内において、分離シ
ールド機21及び連結シールド機22のそれぞれに設け
られた図示省略のエレクターにて複線駅部断面トンネル
セグメント26が3連円形に組み立てられるようになっ
ている。
端部の内側には、テールシール65b,66bが設けら
れて3連円形状に連続し、これらテールシール65b,
66bが組み立てられた複線駅部断面トンネルセグメン
ト26の外側に当接して地中掘削機20内と地山G側と
を遮断するようにしている。
された土砂を排出する排土装置68(スクリューコンベ
ア)が配設されると共に、図10等に示すように、裏込
め69を注入する裏込め注入装置70が設けられてい
る。
結された地中掘削機20を用いて地下鉄複線駅部断面ト
ンネル23を掘削する場合について説明する。
60aで、複線駅部断面トンネルセグメント26を押す
ことにより、この反力で地中掘削機20を前進させて、
カッタービットを地山Gの切羽に押し付ける。これと共
に、各カッタ駆動部46を同期駆動させてクランク4
4,49を介して各カッタスポーク45,50を平行リ
ンク運動させる。これにより、多数のカッタービットが
それぞれ所定の半径で回転運動して、地下鉄複線駅部断
面トンネル23が掘削される。この場合には、同一平面
上の切羽面を掘削するようにしているため、切羽面に段
差が生じることなく掘削の安定性を良好とすることがで
きる。
ルドジャッキ60のスプレッダ60aを所定位置まで前
進させる。次いで、テールシール65b,66bより前
方位置で、各シールド筒部38,41内において、多数
の複線駅部断面トンネルセグメント26を組み合わせる
と共に、内部にパネルセグメント27を組み合わせる。
このように組み合わされた複線駅部断面トンネルセグメ
ント26をスプレッダ60aで押して前述と同様に掘削
して前進させ、これを繰り返すことにより、掘り進むと
同時に、各セグメント26,27にて地下鉄複線駅部断
面トンネル23を構築して行く。
bと上記のように組み立てられた複線駅部断面トンネル
セグメント26とでシールされることにより、土や水等
が地中掘削機20内側へ崩れるようなことがない。
鉄複線駅部断面トンネル23から2本の地下鉄単線断面
トンネル24に断面変化したトンネルを構築する場合に
ついて説明する。
坑25に到達した後、この立坑25内で、地中掘削機2
0から2台の分離シールド機21を分離すると共に改造
作業を行う。
と連結シールドカッタスポーク50とを、ボルト55を
取り外して切り離し、図11,図12に示すように、連
結シールドカッタスポーク50を撤去する。
離シールドフード部57の端部57bと連結シールドフ
ード部58の端部58bとの接続部分で切断し、分離シ
ールドフード部57の切欠き部57aに、図11に示す
ように、新たに円弧状の閉塞フード部72を溶接等によ
り取り付け、円形に連続した外周を形成する。
形の連結シールド筒部41を図6に示す連結ボルト43
を外すこと等により切り離す。
離シールド筒部38との接続部分で切断等により切り離
す。
5aと連結シールドテール部66の端部66aとの連結
部分を切断等により切り離す。
状であるため、切欠き部65cに新たに円弧状の閉塞テ
ール部76を溶接等により取り付け、円形の外周を形成
する。勿論、この閉塞テール部76には、テールシール
76aも取り付けられている。
付孔61aの、いままでシールジャッキ60が設置され
ていなかった部分に、シールドジャッキ60を設置し
て、円形の全周に渡ってシールドジャッキ60を配置す
る。なお、この時、取り付けるシールドジャッキ60
は、なるべく連結シールド機22で使用していたものを
転用するが、足りない場合は新設する。
1,21に分離・改造後、図11に示す分離シールド機
21を立坑25から再発進させ、図14に示すように2
台の分離シールド機21,21で2本の地下鉄単線断面
トンネル24を構築する。なお、図11中符号78は反
力受け支保工、符号79は仮セグメントである。
23の場合と同様に、分離シールドカッタスポーク45
を平行リンク運動させて切羽を掘削すると共に、単線断
面トンネルセグメント28を組み立てながら前進して行
く。
て複数の分離シールド機21に分離するようにしている
ため、地下鉄複線駅部断面トンネル23と複数の地下鉄
単線断面トンネル24との断面変化したトンネルを掘削
できると共に、地下鉄単線断面トンネル24掘削時に、
余分な地山を撹拌することがない。また、地下鉄複線駅
部断面トンネル23から複数の地下鉄単線断面トンネル
24への掘削の変化時に不必要となる構成が少ない。つ
まり、従来例では両側の2つの欠円形シールド機8が不
要となっていたのに対し、この発明では中央の1つの連
結シールド機22が不要となるため不必要となる構成が
少ない。
断面トンネルを構築するものについて説明したが、これ
に限らず、平行リンク運動をするものでは矩形トンネル
を構築できるため、矩形の複数連の断面トンネルを構築
するものにも適用できる。また、3連でなくても、4
連,5連等も可能である。さらに、上記実施の形態で
は、大断面トンネルから小断面トンネルへ断面変化して
行く場合のトンネル構築について説明したが、この反対
も場合も構築できることは勿論である。
載の発明によれば、連結シールド機を取り外して複数の
分離シールド機に分離するようにしているため、大断面
トンネルと複数の小断面トンネルとの断面変化したトン
ネルを掘削できると共に、小断面トンネル掘削時に、余
分な地山を撹拌することがなく、大断面トンネルから小
断面トンネルへの掘削の変化時に不必要となる構成が少
ない。
に加え、大断面トンネル掘削時には複数のシールド機の
各掘削部が一体となって平行リンク運動を行うことによ
り同一平面上の切羽面を掘削するようにしているため、
切羽面に段差が生じることなく掘削の安定性を良好とす
ることができる。
記効果に加え、分離シールドフード部や分離シールドテ
ール部に切欠き部を設け、ここに閉塞フード部や閉塞テ
ール部を着脱する等の僅かな改造で、大断面トンネルや
複数の小断面トンネルを構築できる。してみれば、改造
部分が少ないので、改造に要する時間が短くて済み、経
済的である。
掘削されたトンネルを示す断面図である。
図である。
を地下鉄駅部用として利用した場合を示す断面図であ
る。
図である。
を地下鉄単線用として利用した場合を示す断面図であ
る。
ある。
図である。
図である。
図である。
面図である。
合の断面図である。
断面図である。
断面図である。
態を示す断面図である。
断面図である。
断面図である。
れた状態の正面図である。
築された地下鉄複線駅部断面トンネルを示す断面図であ
る。
された状態の正面図である。
築された単線断面トンネルを示す断面図である。
図である。
構築された地下鉄複線駅部断面トンネルの断面図であ
る。
である。
された地下鉄複線断面トンネルの断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の分離シールド機が間に連結シール
ド機を挟んで分離可能に連結され、該連結状態で、1本
の大断面トンネルの掘削を可能とし、前記連結シールド
機を取り外して前記分離シールド機を分離することによ
り、該各分離シールド機で、前記1本の大断面トンネル
から枝分かれするように複数本の小断面トンネルの掘削
を可能とする地中掘削機であって、 前記各シールド機には、それぞれ平行リンク運動をする
ことにより切羽を掘削する掘削部が設けられ、前記大断
面トンネルの掘削時には、それら掘削部が一体となって
平行リンク運動を行うことにより切羽面を掘削するよう
に設定されたことを特徴とする地中掘削機。 - 【請求項2】 前記大断面トンネルの掘削時には、前記
各シールド機の各掘削部が一体となって平行リンク運動
を行うことにより同一平面上の切羽面を掘削するように
設定されたことを特徴とする請求項1記載の地中掘削
機。 - 【請求項3】 前記分離シールド機の掘削部側に分離シ
ールドフード部を設け、該分離シールドフード部の環状
の一部で前記連結シールド機連結側に切欠き部を形成す
ると共に、前記連結シールド機の掘削部側に連結シール
ドフード部を設け、 前記大断面トンネル掘削時には、前記分離シールドフー
ド部と前記連結シールドフード部とが連結されて前記大
断面トンネルに適応された形状に形成され、前記小断面
トンネル掘削時には、前記切欠き部を閉塞フード部で閉
塞して前記小断面トンネルに適応された形状に形成され
るように構成されたことを特徴とする請求項1又は2記
載の地中掘削機。 - 【請求項4】 前記分離シールド機の外形を形成する分
離シールド筒部を設け、該分離シールド筒部の後部側
に、テールシールを有する分離シールドテール部を設
け、該分離シールドテール部の環状の一部で前記連結シ
ールド機連結側に切欠き部を形成する一方、前記連結シ
ールド機の外形を形成する連結シールド筒部を設け、該
連結シールド筒部の後部側に、テールシールを有する連
結シールドテール部を設け、 前記大断面トンネル掘削時には、前記分離シールドテー
ル部と前記連結シールドテール部とが連結されて前記大
断面トンネルに適応された形状に形成され、前記小断面
トンネル掘削時には、前記切欠き部を、テールシールを
有する閉塞テール部で閉塞して前記小断面トンネルに適
応された形状に形成されるように構成されたことを特徴
とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の地中掘削
機。 - 【請求項5】 前記請求項1乃至4の何れか一つに記載
の地中掘削機を用いて前記大断面トンネルと前記小断面
トンネルとを構築する分岐型シールドトンネルの構築方
法において、 前記大断面トンネルの掘削は、前記複数の分離シールド
機が間に前記連結シールド機を挟んで連結された状態で
掘削を行い、 前記小断面トンネルの掘削は、前記連結シールド機を取
り外して前記分離シールド機を分離し、該各分離シール
ド機で掘削を行い、 前記連結シールド機の取り外し又は取り付けは、立坑に
て行うようにしたことを特徴とする分岐型シールドトン
ネルの構築方法。
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1998
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