JP2007063753A - 複合シールド工法並びにそのための複合シールド機及びセグメント - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複合シールド機1の到達地点直前において、前記テールスキンプレートの外形状に沿った外形リング形状部6Aを持つとともに、発進予定のシールド機3A、3Bによって構築されるセグメント断面形状に合致した内部側リング形状部6B、6Bを併せ持つ断面変更部特殊セグメント6を組立て、発進予定のシールド機3A、3Bのスキンプレート切欠き部31を修繕するようにスキンプレート7を取付けた後、発進予定のシールド機3A、3B内部で、前記内部側リング形状部6Bに連続するようにセグメント8を組み立てると共に、前記内部リング形状部6B以外の部分を塞ぎ、発進予定部外のシールド機2内部を充填材53で埋めた後、シールド機3A、3Bを他から分離し発進させる。
【選択図】図11
Description
前記複合シールド機のテールスキンプレート内で、該テールスキンプレートの外形状に沿った閉合形状のセグメントを組立てながら順次掘進した後、到達地点の直前位置において、前記テールスキンプレートの外形状に沿った外形リング形状部を持つとともに、発進予定のシールド機によって構築されるセグメント断面形状に合致した内部側リング形状部を併せ持つ断面変更部特殊セグメントを組立て、シールドジャッキにより1ストローク分だけ前進したならば、発進予定のシールド機のスキンプレート切欠き部を修繕するようにスキンプレートを取付けた後、発進予定のシールド機内部で、前記断面変更部特殊セグメントの内部側リング形状部に連続するように、周方向に閉合するセグメントを組み立てると共に、発進予定部外となる前記内部リング形状部以外の部分を塞ぎ、発進予定部外のシールド機内部を充填材で埋めた後、発進予定のシールド機を他から分離し発進させることを特徴とする複合シールド工法が提供される。
図1は本発明に係る複合シールド機1の組み立て要領図、図2は複合シールド機1の正面図、図3はその半断面平面図、図4はその縦断面図である。
先ず、前記特殊断面シールド機2は、図5に示されるように、上面及び下面にそれぞれ浅い弧状のスキンプレート20a、20aを有し、両側部に半円形凹部20b、20bを有する略鼓形のスキンプレート20を有し、前記凹部20b、20bの後部にはそれぞれ切欠き部21、21を有する。前面には2個の揺動カッタヘッド22、22を備え、略鼓形断面を掘削するようになっている。前記揺動カッタヘッド22、22は、上下部分の略三角形状部分を掘削するために配置された略いちょう葉形の揺動カッタ体である。同揺動カッタヘッド22としては、本出願人が先に出願した特開2003-232191号公報に記載のものをそのまま使用することができる。具体的構造についての説明は同公報に譲るが、この揺動カッタは、シールドフレームの前端の隔壁にカッタフレームを揺動させるべく所定角度範囲内で揺動回転する伸縮ジャッキによって揺動回転される回転ドラムを設け、この回転ドラムにその回転中心から偏心して軸支され上記カッタフレームを支持するカッタ支持軸を設け、この単軸で設けられたカッタ支持軸の自転を防止しつつ公転を許容する自転拘束機構を上記隔壁の後方に設けた揺動カッタ装置である。
(1)ところで、上記形態例では複合シールド機1による掘削断面形状を略楕円形状としたが、まゆ形、めがね形、ダルマ形、円形、小判、馬蹄形等の断面であってもよい。さらに、図15に示されるように、特殊断面シールド機10と、単円形シールド機11A、11Bとを並列的に連結して馬蹄形を構成した馬蹄形複合シールド機や、図16に示されるように、4基の単円形シールド機13A〜13Dが特殊断面シールド機12の外形線に内接するように設けられた親子シールド機等に対しても適用が可能である。
Claims (6)
- 複数のシールド機を並列的に連結するとともに、後胴部側においてシールド機のテールスキンプレート部分に切欠きを設け、テールスキンプレート内の空間を連通させた複合シールド機を用い、所定断面の掘削を行った後、前記複合シールド機を構成する一部又は全部のシールド機を地中発進させる複合シールド工法において、
前記複合シールド機のテールスキンプレート内で、該テールスキンプレートの外形状に沿った閉合形状のセグメントを組立てながら順次掘進した後、到達地点の直前位置において、前記テールスキンプレートの外形状に沿った外形リング形状部を持つとともに、発進予定のシールド機によって構築されるセグメント断面形状に合致した内部側リング形状部を併せ持つ断面変更部特殊セグメントを組立て、シールドジャッキにより1ストローク分だけ前進したならば、発進予定のシールド機のスキンプレート切欠き部を修繕するようにスキンプレートを取付けた後、発進予定のシールド機内部で、前記断面変更部特殊セグメントの内部側リング形状部に連続するように、周方向に閉合するセグメントを組み立てると共に、発進予定部外となる前記内部リング形状部以外の部分を塞ぎ、発進予定部外のシールド機内部を充填材で埋めた後、発進予定のシールド機を他から分離し発進させることを特徴とする複合シールド工法。 - 前記発進予定のシールド機は、他のシールド機に対して取り外し可能なボルト及び/又はピンによって連結されている請求項1記載の複合シールド工法。
- 前記発進予定のシールド機は、スキンプレートの切欠き部を修繕するためのスキンプレートをボルト及び/又はピンによって取付け可能としてある請求項1、2いずれかに記載の複合シールド工法。
- 前記請求項1〜3いずれかに記載される複合シールド工法に用いられる複合シールド機は、複数のシールド機を並列的に連結するとともに、シールド機のテールスキンプレート部分に切欠きを設け、テールスキンプレート内の空間を連通させるとともに、発進予定のシールド機は、他のシールド機に対して取り外し可能なボルト及び/又はピンによって連結され、かつテールスキンプレートの切欠き部を修繕するためのスキンプレートをボルト及び/又はピンによって取付け可能としてあることを特徴とする複合シールド機。
- 鼓形のシールド機の両側に夫々、2基の円形シールド機を配設して相互に連結を図り、全体として断面略楕円形のシールド機としてある請求項4記載の複合シールド機。
- 前記請求項1〜3いずれかに記載される複合シールド工法において、シールド機発進部に配設されるセグメントであって、該セグメントは、複合シールド機のテールスキンプレートの外形状に沿った外形リング形状部を持つとともに、発進予定のシールド機によって構築されるセグメント断面形状に合致した内部側リング形状部を併せ持つことを特徴とするセグメント。
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