JP4022681B2 - 地下構造物の構築工法およびシールド機 - Google Patents

地下構造物の構築工法およびシールド機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば地下鉄の軌道用トンネル、あるいは駅ビルの地下街などとして広く利用される大断面の地下空間を構築する地下構造物の構築工法およびこの工法で使用されるシールド機に関する。
【0002】
【従来の技術】
当出願人はこれまで、大断面のトンネルを効率良く、かつ経済的に施工する方法として、例えば図12(a),(b)に図示するように、複数の単体シールドトンネル30を横並びに近接させて掘進した後、この単体シールドトンネル30どうしを、仕切り部分31を撤去して図12(a)に図示するような、横方向に連続する一つの地下空間Aとる地下構造物の構築工法を開発した。
【0003】
また、例えば図13(a),(b)に図示するように、最初に掘進方向に見て矩形リング状に連続する外殻部躯体32を構築し、その後に外殻部躯体32の内側を汎用重機で掘削して図13(a)に図示するような、大断面の地下空間Aを構築する地下構造物の構築工法を開発した。
【0004】
ここで、外殻部躯体32は、図13(b)に図示するように、複数の単体シールドトンネル30を互いに近接させて矩形リング状に掘進した後、この単体シールドトンネル30どうしを、仕切り部分31を撤去して矩形リング状の空間に連続させ、そしてこの空間内に補強鉄筋33を配筋し、コンクリート34を打設して構築する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、いずれの工法においても、各単体シールドトンネル30の内周は、セグメント等の覆工材で別々に覆工されている。また、隣接する単体シールドトンネル30,30間に掘削されない土砂がある。
【0006】
このため、仕切り部分31を撤去して隣接する単体シールドトンネル30を一つの空間に連続させる際に、単体シールドトンネル30の側部覆工体30aをそれぞれ撤去し、さらに隣接する単体シールドトンネル30,30間の土砂を掘削して撤去する必要があるため、工数が多く施工が繁雑化するだけでなく、工事費も大幅に嵩む等の課題があった。
【0007】
この発明は、以上の課題を解決するためになされたもので、特に大断面のトンネルをきわめて効率的にかつ経済的に構築できることを可能にした地下構造物の構築工法およびシールド機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の地下構造物の構築工法は、掘進方向に見て矩形断面形をなす外郭部躯体を構築し、次にこの外郭部躯体の内側を掘削して大断面の中空をなす地下構造物を構築する地下構造部の構築工法において、掘進方向に見てL字形断面形をなすコーナ部先行トンネルと、掘進方向に見て矩形断面形をなす中間部先行トンネルを、四周を鋼・コンクリート合成構造または鋼製セグメントからなる覆工体で覆工しながら所定間隔にそれぞれ掘進し、次に前記コーナ部先行トンネルと中間部先行トンネルとの間に、掘進方向に見て矩形断面形をなす後行トンネルを、上版部と底版部を鋼・コンクリート合成構造または鋼製セグメントからなる覆工体で覆工しながら掘進し、次に前記コーナ部先行トンネルと後行トンネル、中間部先行トンネルと後行トンネルをそれぞれ仕切る側部覆工体を撤去し、前記コーナ部先行トンネルおよび前記中間部先行トンネルの覆工体と前記後行トンネルの覆工体どうしをそれぞれ高力ボルト接合し、次に前記コーナ部先行トンネル、中間部先行トンネルおよび後行トンネル内に複数の補強材を連続して設置し、かつコンクリートを連続して打設して外郭部躯体を構築することを特徴とするものである。
【0009】
請求項2記載の地下構造物の構築工法は、 円形断面形をなす外郭部躯体を構築し、次にこの外郭部躯体の内側を掘削して大断面の中空をなす地下構造物を構築する地下構造部の構築工法において、掘進方向に見て矩形断面形をなす先行トンネルを、四周を鋼・コンクリート合成構造または鋼製セグメントからなる覆工体で覆工しながら掘進し、次に前記先行トンネルの一側部に、掘進方向に見て矩形断面形をなす複数の後行トンネルを、前記先行トンネル側の側部を除く三周を鋼・コンクリート合成構造または鋼製セグメントからなる覆工体で覆工しながら掘進し、次に前記先行トンネルと後行トンネル、後行トンネルと後行トンネルをそれぞれ仕切る側部覆工体を撤去し、前記先行トンネルの覆工体と前記後行トンネルの覆工体どうしをそれぞれ高力ボルト接合し、次に前記先行トンネルと後行トンネル内に複数の補強材を連続して設置し、かつコンクリートを連続して打設して外郭部躯体を構築することを特徴とするものである。
【0010】
請求項3記載の地下構造物の構築工法は、 円形断面形をなす外郭部躯体を構築し、次にこの外郭部躯体の内側を掘削して大断面の中空をなす地下構造物を構築する地下構造部の構築工法において、掘進方向に見て矩形断面形をなす先行トンネルを、四周を鋼・コンクリート合成構造または鋼製セグメントからなる覆工体で覆工しながら所定間隔に掘進し、次に前記先行トンネルと先行トンネルとの間に、掘進方向に見て矩形断面形をなす後行トンネルを、上版部と底版部を鋼・コンクリート合成構造または鋼製セグメントからなる覆工体で覆工しながら掘進し、次に前記先行トンネルと後行トンネルを仕切る側部覆工体を撤去し、前記先行トンネルの覆工体と前記後行トンネルの覆工体どうしをそれぞれ高力ボルト接合し、次に前記先行トンネルと後行トンネル内に複数の補強材を連続して設置し、かつコンクリートを連続して打設して外郭部躯体を構築することを特徴とするものである。
【0011】
請求項4記載のシールド機は、複数のシールドトンネルを隣接して掘進するためのシールド機であって、掘進方向に見て矩形状をなし、その一側部または両側部に先行トンネルの上版部と底版部にそれぞれラップするガイド部と先行トンネルを反力受けにして伸縮することによりシールド機の蛇行調整をするシリンダーを備えてなることを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態1.
図1(a)は、例えば駅ビルの地下街などとして利用される地下構造物として構築された大断面トンネルの一例を示し、図1(b)に図示するような矩形断面形に掘進された一本の単体シールドトンネル1と、この単体シールドトンネル1の一側に横並びに隣接して矩形断面形に掘進された複数の単体シールドトンネル2とから構築されている。
【0015】
単体シールドトンネル1と2の内周は、鋼・コンクリート合成構造の覆工体、またはコンクリートセグメント若しくは鋼製セグメント等の覆工体でそれぞれ覆工されている。
【0016】
また、単体シールドトンネル1と2の上部覆工体1aと2a、底部覆工体1bと2b、並びに単体シールドトンネル2の上部覆工体2aと2a、底部覆工体2bと2bは高力ボルト接合、または接合鉄筋とコンクリートによるRC一体接合などによってそれぞれ一体的に接合されている。
【0017】
また、単体シールドトンネル1と2間を仕切っている単体シールドトンネル1の側部覆工体1c、および単体シールドトンネル2と2間を仕切っている単体シールドトンネル2の側部覆工体2cを撤去することにより、単体シールドトンネル1と2、および単体シールドトンネル2と2は、連続する一つの空間として構築されている。さらに、上部覆工体1aと2aを支持するために柱または壁3が所定間隔に構築されている。
【0018】
こうして、図1(a)に図示するような、横方向に細長い矩形断面形をなす大断面のトンネルAが構築され、例えば駅ビル等の地下街として利用される。
図2は、大断面トンネルAの施工方法を示し、単体シールドトンネル1は、掘進方向に見て長方形状をなし、かつ先端側に切り羽を掘削する複数のカッター4を、テール部に掘進直後のトンネル1の内周にセグメントを組み立てるエレクター(図省略)をそれぞれ有するシールド機5によって掘進する。
【0019】
また、単体シールドトンネル2は、カッター4とエレクターを有し、さらに単体シールドトンネル1側に、単体シールドトンネル1端部の上部覆工体1aの上側と下部覆工体1bの下側にそれぞれ当接するガイド部6などを有するシールド機7によって掘進する。
【0020】
図3(a),(b),(c)は、シールド機7の一例を示し、シールド機7は先端側に切り羽を掘削する複数のカッター4と単体シールドトンネル1の周囲の切り羽を掘削するドラムカッター8をそれぞれ有し、またテール部に掘進直後のトンネル2の内周にセグメントを組み立てるエレクター9を有し、さらに単体シールドトンネル1側に、この単体シールドトンネル1を反力受けにして伸び縮みして横に適宜シフトすることによりシールド機7の蛇行調整をするシリンダー10等を有して構成されている。
【0021】
なお、符号6が単体シールドトンネル1端部の上部覆工体1aの上側と下部覆工体1bの下側にそれぞれ当接するガイド部である。
このような構成において、次に大断面トンネルAの施工方法を説明する。
▲1▼ 最初に、シールド機5によって単体シールドトンネル1(以下「先行トンネル1」という)を掘進する。先行トンネル1の内周は、例えばコンクリートセグメント若しくは鋼製セグメント等の覆工体で矩形断面形に覆工する。
▲2▼ 次に、シールド機7によって単体シールドトンネル2(以下「後行トンネル2」という)を掘進する。
【0022】
その際、シールド機7のガイド部6を先行トンネル1の上部覆工体1aの上側と下部覆工体1bの下側にそれぞれラップさせる。
そして、シールド機5を、先行トンネル1をガイドに先行トンネル1に沿って前進させて後行トンネル2を掘進し、同時にシールド機7のテール部において先行トンネル1の反対側部、上版部および底版部の三方をセグメント等の覆工体でそれぞれ覆工し、先行トンネル1側は特に覆工しない。
【0023】
したがって、後行トンネル2の先行トンネル1側部は、先行トンネル1の側部復工体1cのみで覆工されている。このため、後で先行トンネル1と後行トンネル2を一つの空間に連続させる際に、側部覆工体1cを撤去するだけでよく、後の施工性が著しく向上する。
【0024】
また、シリンダー10を伸び縮みさせて、上下ガイド部6が先行トンネル1の端部から外れない範囲でシールド機7を横に適宜シフトすることにより、必要に応じてシールド機7の蛇行調整をする。
(3) 同様にして第二、第三の後行トンネル2を掘進し、同時にシールド機7のテール部において掘進直後のトンネル2の内周を覆工する。
(4) 次に、先行トンネル1と後行トンネル2とを仕切っている側部覆工体1c、後行トンネル2と2を仕切っている側部覆工体2cをそれぞれ撤去し、その後に上部覆工体1aを支持するための柱または壁3を構築する。
【0025】
その際、側部覆工体1c,2cの一部を残して柱または壁3として利用してもよい。また、先行トンネル1と2の上部覆工体1aと2a、2aと2a、下部覆工体1bと2b、2bと2bを高力ボルト接合、またはRC一体接合などによってそれぞれ一体的に接合する。こうして、図1(a)に図示するような大断面のトンネルAを構築できる。
発明の実施の形態2.
図4(a)は同じく、駅ビルの地下街などとして利用される地下構造物として構築された大断面トンネルの一例を示し、図4(b)に図示するような矩形断面形に掘進された複数の単体シールドトンネル1と、この単体シールドトンネル1,1間に矩形断面形に掘進された複数の単体シールドトンネル2とから構築されている。
【0026】
単体シールドトンネル1と2の内周は、鋼・コンクリート合成構造の覆工体、またはコンクリートセグメント若しくは鋼製セグメント等の覆工体で覆工されている。
【0027】
また、単体シールドトンネル1と2の上部覆工体1aと2a、底部覆工体1bと2bは高力ボルト接合、または接合鉄筋とコンクリートによるRC一体接合などによってそれぞれ一体的に接合されている。
【0028】
また、単体シールドトンネル1と2間を仕切っている単体シールドトンネル1の側部覆工体1cを撤去することにより、単体シールドトンネル1と2は、連続する一つの空間として構築されている。さらに、上部覆工体1aと2aを支持するために柱または壁3が所定間隔に構築されている。
【0029】
こうして、図4(a)に図示するような、横方向に細長い矩形断面形をなす大断面のトンネルAが構築され、例えば駅ビル等の地下街として利用される。
図6(a),(b)は、大断面トンネルAの施工方法を示し、単体シールドトンネル1は、掘進方向に見て長方形状をなし、かつ先端側に切り羽を掘削する複数のカッター4を、テール部に掘進直後のトンネル1の内周にセグメントを組み立てるエレクター(図省略)をそれぞれ有するシールド機5によって掘進する。
【0030】
また、単体シールドトンネル2は、カッター4とエレクターを有し、さらに両側に、単体シールドトンネル1端部の上部覆工体1aの上側と下部覆工体1bの下側にそれぞれ当接するガイド部6などを有するシールド機11によって掘進する。
【0031】
図5(a),(b),(c)は、シールド機11の一例を示し、シールド機11は先端側に切り羽を掘削する複数のカッター4と単体シールドトンネル1周囲の切り羽を掘削するドラムカッター8をそれぞれ有し、またテール部に掘進直後のトンネル2の内周にセグメントを組み立てるエレクター9等を有して鋼製されている。
【0032】
なお、符号6が単体シールドトンネル1端部の上部覆工体1aの上側と下部覆工体1bの下側にそれぞれ当接するガイド部である。
このような構成において、次に大断面トンネルAの施工方法を説明する。
▲1▼ 最初に、シールド機5によって単体シールドトンネル1(以下「先行トンネル1」という)を所定間隔に掘進する。先行トンネル1の内周は、例えばコンクリートセグメント若しくは鋼製セグメント等の覆工体で矩形断面形に覆工する。
▲2▼ 次に、隣接する単体シールドトンネル1,1間にシールド機11によって単体シールドトンネル2(以下「後行トンネル2」という)を掘進する。
その際、シールド機11のガイド部6を両側の先行トンネル1の上部覆工体1aの上側と下部覆工体1bの下側にそれぞれラップさせる。
【0033】
そして、シールド機11を、先行トンネル1をガイドに先行トンネル1に沿って前進させて後行トンネル2を掘進し、同時にシールド機11のテール部において、後行トンネル2の頂版部と底版部をセグメント等の覆工体でそれぞれ覆工し、両側は特に覆工しない。
【0034】
したがって、後行トンネル2の両側は、先行トンネル1の側部覆工体1cのみでそれぞれ覆工されている。このため、後で先行トンネル1と後行トンネル2を一つの空間に連続させる際に、側部覆工体1cを撤去するだけでよく、後の施工性が著しく向上する。
▲3▼ 次に、先行トンネル1と後行トンネル2とを仕切っている側部覆工体1cをそれぞれ撤去し、その後に柱または壁3を構築する。その際、側部覆工体1cの一部を残して柱または壁3として利用してもよい。
また、先行トンネル1と2の上部覆工体1aと2a、下部覆工体1bと2bを高力ボルト接合、またはRC一体接合などによってそれぞれ一体的に接合する。こうして、図4(a)に図示するような、大断面のトンネルAを構築できる。
【0035】
発明の実施の形態3.
図7(a),(b),(c)は、地下構造物として矩形断面形に構築された大断面トンネルの一例を示し、トンネルAの内周はトンネルAの内周に沿って構築された外殻部躯体12によって覆工されている。
【0036】
外殻部躯体12は、矩形状に隣接して掘進された複数の単体シールドトンネル1,2とコーナ部単体シールドトンネル13内にトンネルAの周方向と軸方向に複数の補強鉄筋14をトンネルAの周方向と軸方向にそれぞれ連続して配筋し、かつコンクリート15を連続して打設することにより構築されている。
【0037】
単体シールドトンネル1と2、およびコーナ部単体シールドトンネル13の内周は、鋼・コンクリート合成構造の覆工体、またはコンクリートセグメント若しくは鋼製セグメント等の覆工体でそれぞれ覆工されている。
【0038】
また、単体シールドトンネル1と2の上部覆工体1aと2a、底部覆工体1bと2b、並びに単体シールドトンネル2とコーナ部単体シールドトンネル13の上部覆工体2aと13a、底部覆工体2bと13bは高力ボルト接合、または接合鉄筋とコンクリートによるRC一体接合などによってそれぞれ一体的に接合されている。
【0039】
また、単体シールドトンネル1と2間を仕切っている単体シールドトンネル1の側部覆工体1c、および単体シールドトンネル2とコーナ部単体シールドトンネル13間を仕切っているコーナ部単体シールドトンネル13の側部覆工体13cを撤去することにより、単体シールドトンネル1と2、および単体シールドトンネル2とコーナ部単体シールドトンネル13は、一つの連続する空間として構築されている。
【0040】
そして、この連続する空間部に鉄筋、またはFRP補強材、アラミド、カーボン、ガラス繊維などの新素材からなる複数の補強材14がトンネルAの周方向と軸方向にそれぞれ連続して設置され、かつコンクリート15が連続して打設されている。こうして、大断面の外殻部躯体12が構築されている。
【0041】
また、この外殻部躯体12の内側を従来の汎用機で掘削することにより大断面の矩形断面形をなすトンネルAが構築されている。
図8は大断面トンネルAの構築工法を示し、単体シールドトンネル1は、掘進方向に見て長方形状をなし、かつ先端側に切り羽を掘削する複数のカッター4を、テール部に掘進直後のトンネル1の内周にセグメントを組み立てるエレクター(図省略)をそれぞれ有するシールド機5によって掘進する。
【0042】
また、単体シールドトンネル2は、カッター4とエレクターを有し、さらに両側に、単体シールドトンネル1とコーナ部単体シールドトンネル13端部の上側と下側にそれぞれ当接するガイド部6などを有するシールド機7によって掘進する。
【0043】
さらに、コーナ部単体シールドトンネル13は、掘進方向に見て略L字形状をなし、かつ先端側に切り羽を掘削する複数のカッター4を、テール部に掘進直後のトンネル13の内周にセグメントを組み立てるエレクター(図省略)をそれぞれ有するシールド機16によって掘進する。
【0044】
このような構成において、次に大断面トンネルAの構築工法を説明する。
▲1▼ 最初に、シールド機の発進基地として立坑17を構築する。
▲2▼ 次に、立坑17内にシールド機5と7、そして16をそれぞれ設置する。
▲3▼ 次に、シールド機5と7によって単体シールドトンネル1(以下「中間部先行トンネル1」という)とコーナ部単体シールドトンネル13(以下「コー
ナ部先行トンネル13」という)をそれぞれ掘進する。
中間部先行トンネル1とコーナ部先行トンネル13の内周は、例えばコンクリートセグメント若しくは鋼製セグメント等の覆工体でそれぞれ覆工する。
▲4▼ 次に、中間部先行トンネル1と1との間、および中間部先行トンネル1とコーナ部先行トンネル13との間に、シールド機7によって単体シールドトンネル2(以下「後行トンネル2」という)をそれぞれ掘進する。
【0045】
その際、中間部先行トンネル1,1間においては、シールド機7のガイド部6を中間部先行トンネル1の上部覆工体1aの上側と下部覆工体1bの下側に、また中間部先行トンネル1とコーナ部先行トンネル13間においては、シールド機7のガイド部6を中間部先行トンネル1とコーナ部先行トンネル13の上部覆工体1a,13aの上側と下部覆工体1b,13bの下側にそれぞれラップさせる。
【0046】
そして、シールド機7を先行トンネル1と13をガイドに先行トンネル1と13に沿って前進させて後行トンネル2を掘進し、同時にシールド機7のテール部において、後行トンネル2の上版部と底版部をセグメント等の覆工体でそれぞれ覆工し、後行トンネル2の両側は特に覆工しない。
【0047】
したがって、後行トンネル2の両側は、先行トンネル1と13の側部覆工体1cと13cのみでそれぞれ覆工されている。
このため、後で先行トンネル1と後行トンネル2、先行トンネル13と後行トンネル2を、仕切り部分を撤去して一つの空間に連続させる際に、側部覆工体1cと13cを撤去するだけでよく、後の施工性が著しく向上する。
【0048】
▲5▼ 次に、先行トンネル1と後行トンネル2、先行トンネル13と後行トンネル2をそれぞれ仕切っている側部覆工体1cと13cをそれぞれ撤去する。
また、先行トンネル1と2の上部覆工体1aと2a、下部覆工体1bと2b並びに先行トンネル13と後行トンネルの上部覆工体1aと2a、下部覆工体1bと2bを高力ボルト接合、またはRC一体接合などによってそれぞれ一体的に接合する。
【0049】
▲6▼ 次に、一つの空間として連続する先行トンネル1、13、および後行トンネル2内に複数の補強材14をトンネルAの周方向と軸方向に連続して設置し、かつコンクリート15を連続して打設する。こうして外殻部躯体12を構築する。
▲7▼ 次に、外殻部躯体12の内側を従来の汎用重機で掘削する。こうして、図7(a)に図示するような大断面のトンネルAを構築できる。
発明の実施の形態4.
図9(a),(b)は、地下構造物として円形断面形に構築された大断面トンネルの一例を示し、トンネルAの内周はトンネルAの内周に沿って構築された外殻部躯体12によって覆工されている。
【0050】
外殻部躯体12を構築するために、単体シールドトンネル1とこの単体シールドトンネル1の一側に横並びに隣接して複数の単体シールドトンネル2が矩形断面形に掘進され、こうして掘進された単体シールドトンネル1と複数の単体シールドトンネル2内に複数の補強材14を設置し、かつコンクリート15を打設して円形状に連続する外郭部躯体12が構築されている。
【0051】
その際、単体シールドトンネル1と2の内周は、鋼・コンクリート合成構造の覆工体、またはコンクリートセグメント若しくは鋼製セグメント等の覆工体でそれぞれ覆工されている。
【0052】
また、単体シールドトンネル1と2の上部覆工体1aと2a、底部覆工体1bと2b、並びに単体シールドトンネル2と2の上部覆工体2a、底部覆工体2bは高力ボルト接合、または接合鉄筋とコンクリートによるRC一体接合などによってそれぞれ一体的に接合されている。
【0053】
また、単体シールドトンネル1と2間を仕切っている単体シールドトンネル1の側部覆工体1c、および単体シールドトンネル2と2間を仕切っている側部覆工体2cを撤去することにより、単体シールドトンネル1と2、および単体シールドトンネル2と2は連続する一つの空間として構築されている。
【0054】
そして、この連続する空間部に複数の補強材14が設置され、かつコンクリート15が打設されている。こうして、大断面の外殻部躯体12が構築されている。
【0055】
また、この外殻部躯体12の内側を従来の汎用機で掘削することにより大断面のトンネルAが構築されている。
図10(a),(b)は、大断面トンネルAの施工方法を示し、単体シールドトンネル1は、掘進方向に見て所定の曲率を有して長方形状をなし、かつ先端側に切り羽を掘削する複数のカッター4を、テール部に掘進直後のトンネル1の内周にセグメントを組み立てるエレクター(図省略)をそれぞれ有するシールド機18によって掘進する。
【0056】
また、単体シールドトンネル2は、カッター4とエレクターを有し、さらに単体シールドトンネル1側に、単体シールドトンネル1端部の上部覆工体1aの上側と下部覆工体1bの下側にそれぞれラップするガイド部6などを有するシールド機19によって掘進する。
【0057】
なお、シールド機18と19は、所定の曲率を有することを除いて図3と図5にそれぞれ図示するシールド機7,11と略同じように構成されている。
このような構成において、次に大断面トンネルAの施工方法を説明する。
▲1▼ 最初に、シールド機18によって単体シールドトンネル1(以下「先行トンネル1」という)を掘進する。先行トンネル1の内周は、例えばコンクリートセグメント若しくは鋼製セグメント等の覆工体で矩形断面形に覆工する。
▲2▼ 次に、シールド機19によって単体シールドトンネル2(以下「後行トンネル2」という)を掘進する。
【0058】
その際、シールド機19のガイド部6を先行トンネル1の上部覆工体1aの上側と下部覆工体1bの下側にそれぞれラップさせる。
そして、シールド機19を、先行トンネル1をガイドに先行トンネル1に沿って前進させて後行トンネル2を掘進し、同時にシールド機19のテール部において先行トンネル1の反対側部、上版部および底版部の三方をセグメント等の覆工体でそれぞれ覆工し、先行トンネル1側は特に覆工しない。
【0059】
したがって、後行トンネル2の先行トンネル1側部は、先行トンネル1の側部覆工体1cのみで覆工されている。このため、後で先行トンネル1と後行トンネル2を一つの空間に連続させる際に、側部覆工体1cを撤去するだけでよく、後の施工性が著しく向上する。
▲3▼ 同様にして第二、第三の後行トンネル2を掘進し、同時にシールド機19のテール部において掘進直後のトンネル2の内周を覆工する。
▲4▼ 次に、先行トンネル1と後行トンネル2とを仕切っている側部覆工体1c、後行トンネル2と2を仕切っている側部覆工体2cをそれぞれ撤去する。
【0060】
▲5▼ 次に、連続する一つの空間にされた先行トンネル1と後行トンネル2内に複数の補強材14を周方向と軸方向に連続して設置し、かつコンクリート15を連続して打設する。
こうして、円形断面形の外殻部躯体12を構築できる。また、この外殻部躯体12の内側を掘削することにより、図9(a),(b)に図示するような円形断面形をなす大断面のトンネルを構築できる。
発明の実施の形態5.
図11(a),(b)は、図9(a),(b)図示する大断面トンネルAの施工方法の他の例を示す。
【0061】
単体シールドトンネル1は、掘進方向に見て所定の曲率を有して長方形状をなし、かつ先端側に切り羽を掘削する複数のカッター4を、テール部に掘進直後のトンネル1の内周にセグメントを組み立てるエレクター(図省略)をそれぞれ有するシールド機18によって掘進する。
【0062】
また、単体シールドトンネル2は複数のカッター4とエレクターを有し、さらに両側に、先行トンネルとして掘進された単体シールドトンネル1の上版部1aの上側と底版部1bの下側にそれぞれラップするガイド部6を有するシールド機20によって掘進する。
【0063】
このような構成において、次に大断面トンネルAの施工方法を説明する。
▲1▼ 最初に、シールド機18によって単体シールドトンネル1(以下「先行トンネル1」という)を所定間隔に掘進する。先行トンネル1の内周は、例えばコンクリートセグメント若しくは鋼製セグメント等の覆工体で矩形断面形に覆工する。
▲2▼ 次に、隣接する単体シールドトンネル1,1間にシールド機20によって単体シールドトンネル2(以下「後行トンネル2」という)を掘進する。
その際、シールド機20のガイド部6を両側の先行トンネル1の上部覆工体1aの上側と下部覆工体1bの下側にそれぞれラップさせる。
【0064】
そして、シールド機20を、先行トンネル1をガイドに先行トンネル1に沿って前進させて後行トンネル2を掘進し、同時にシールド機20のテール部において上版部と底版部をセグメント等の覆工体でそれぞれ覆工し、両側は特に覆工しない。
【0065】
したがって、後行トンネル2の両側は、先行トンネル1の側部覆工体1cのみでそれぞれ覆工されている。このため、後で先行トンネル1と後行トンネル2を仕切り部分を撤去して一つの空間に連続させる際に、側部覆工体1cを撤去するだけでよく、後の施工性が著しく向上する。
(3) 次に、先行トンネル1と後行トンネル2とを仕切っている側部覆工体1cをそれぞれ撤去して先行トンネル1と後行トンネル2を連続する一つの空間とする。
【0066】
▲4▼ 次に、一つの空間に連続された先行トンネル1と後行トンネル2内に複数の補強材14をトンネルAの周方向と軸方向に連続して配筋し、コンクリート16を連続して打設する。こうして、円形のリング状に連続する外郭部躯体112が構築される。
▲5▼ 次に、外郭部躯体12の内側を従来の汎用重機で掘削して大断面のトンネルAが構築される。
【0067】
【発明の効果】
この発明に係る地下構造物の構築工法は、以上説明した構成からなり、特に大断面の中空断面形をなす地下構造物を構築するために掘進した先行トンネルと後行トンネルが、先行トンネルの側部覆工体のみで仕切られているので、先行トンネルと後行トンネルを、その間の仕切り部分を撤去して連続する一つの地下空間とする際に、先行トンネルの側部覆工体を撤去するだけで連続する一つの空間とすることができるため、大断面のトンネルをきわめて効率的にかつ経済的に構築できる。
【0068】
また、先行トンネルの側部覆工体は、上版部を支持する支保工の働きをなすので、あえて支保工を設けなくても安全施工が図れる。
ここで後行トンネルを掘進するために使用されるシールド機は、一側部または両側部に先行トンネルの端部にラップするガイド部を有するので、後行トンネルを先行トンネルに沿って掘進でき、またガイド部が先行トンネルの端部から外れない範囲でシールド機を横に適宜シフトすることにより、シールド機の蛇行調整を行うことができるので、施工精度もきわめて高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は矩形断面形をなす大断面トンネルの一例を示す一部斜視図、(b)は大断面トンネルを構築するために掘進された複数の単体シールドトンネルの一部斜視図である。
【図2】(a)は施工方法を示す一部斜視図、(b)はシールド機の先端側端面図である。
【図3】単体シールドトンネルを掘進するためのシールド機の一例を示し、(a)はシールド機の平面図、(b)を先端側端面図、(c)は後端側端面図である。
【図4】(a)は矩形断面形をなす大断面トンネルの一例を示す一部斜視図、(b)は大断面トンネルを構築するために掘進された複数の単体シールドトンネルの一部斜視図である。
【図5】単体シールドトンネルを掘進するためのシールド機の一例を示し、(a)はシールド機の平面図、(b)を先端側面図、(c)は後端側面図である。
【図6】(a)は施工方法を示す一部斜視図、(b)は先端側から見たシールド機の端面図である。
【図7】矩形断面形をなす大断面トンネルの一例を示し、(a)は一部斜視図、(b)はその外郭部躯体の一部断面図、(c)は外郭部躯体を構築するために掘進された単体シールドトンネルの一部断面図である。
【図8】(a)は施工方法を示す一部斜視図、(b)は先端側から見たシールド機の端面図である。
【図9】円形断面形をなす大断面トンネルの一例を示し、(a)は一部斜視図、(b)はその外郭部躯体の一部断面図である。
【図10】(a),(b)は施工方法を示す一部斜視図である。
【図11】(a),(b)は施工方法を示す一部斜視図である。
【図12】(a)は従来の大断面トンネルを示す断面図、(b)は大断面トンネルを構築するために掘進された複数の単体シールドトンネルの断面図である。
【図13】(a)は従来の大断面トンネルを示す断面図、(b)は大断面トンネルを構築するために掘進された複数の単体シールドトンネルの断面図である。
【符号の説明】
1 単体シールドトンネル(先行トンネル)
1a 上部覆工体
1b 下部覆工体
1c 側部覆工体
2 単体シールドトンネル(後行トンネル)
2a 上部覆工体
2b 下部覆工体
2c 側部覆工体
3 柱または壁
4 カッター
5 シールド機
6 ガイド部
7 シールド機
8 ドラムカッター
9 エレクター
10 シリンダー
12 外殻部躯体
13 コーナ部単体シールドトンネル(コーナ部先行トンネル)
13a 上部覆工体
13b 下部覆工体
13c 側部覆工体
14 鉄筋、FRP補強材、アラミド、カーボン、ガラス繊維等(補強材)
15 コンクリート
16 コーナ部シールド機
17 立坑
18 シールド機
19 シールド機
20 シールド機

Claims (4)

  1. 掘進方向に見て矩形断面形をなす外郭部躯体を構築し、次にこの外郭部躯体の内側を掘削して大断面の中空をなす地下構造物を構築する地下構造部の構築工法において、掘進方向に見てL字形断面形をなすコーナ部先行トンネルと、掘進方向に見て矩形断面形をなす中間部先行トンネルを、四周を鋼・コンクリート合成構造または鋼製セグメントからなる覆工体で覆工しながら所定間隔にそれぞれ掘進し、次に前記コーナ部先行トンネルと中間部先行トンネルとの間に、掘進方向に見て矩形断面形をなす後行トンネルを、上版部と底版部を鋼・コンクリート合成構造または鋼製セグメントからなる覆工体で覆工しながら掘進し、次に前記コーナ部先行トンネルと後行トンネル、中間部先行トンネルと後行トンネルをそれぞれ仕切る側部覆工体を撤去し、前記コーナ部先行トンネルおよび前記中間部先行トンネルの覆工体と前記後行トンネルの覆工体どうしをそれぞれ高力ボルト接合し、次に前記コーナ部先行トンネル、中間部先行トンネルおよび後行トンネル内に複数の補強材を連続して設置し、かつコンクリートを連続して打設して外郭部躯体を構築し、することを特徴とする地下構造物の構築工法。
  2. 円形断面形をなす外郭部躯体を構築し、次にこの外郭部躯体の内側を掘削して大断面の中空をなす地下構造物を構築する地下構造部の構築工法において、掘進方向に見て矩形断面形をなす先行トンネルを、四周を鋼・コンクリート合成構造または鋼製セグメントからなる覆工体で覆工しながら掘進し、次に前記先行トンネルの一側部に、掘進方向に見て矩形断面形をなす複数の後行トンネルを、前記先行トンネル側の側部を除く三周を鋼・コンクリート合成構造または鋼製セグメントからなる覆工体で覆工しながら掘進し、次に前記先行トンネルと後行トンネル、後行トンネルと後行トンネルをそれぞれ仕切る側部覆工体を撤去し、前記先行トンネルの覆工体と前記後行トンネルの覆工体どうしをそれぞれ高力ボルト接合し、次に前記先行トンネルと後行トンネル内に複数の補強材を連続して設置し、かつコンクリートを連続して打設して外郭部躯体を構築することを特徴とする地下構造物の構築工法。
  3. 円形断面形をなす外郭部躯体を構築し、次にこの外郭部躯体の内側を掘削して大断面の中空をなす地下構造物を構築する地下構造部の構築工法において、掘進方向に見て矩形断面形をなす先行トンネルを、四周を鋼・コンクリート合成構造または鋼製セグメントからなる覆工体で覆工しながら所定間隔に掘進し、次に前記先行トンネルと先行トンネルとの間に、掘進方向に見て矩形断面形をなす後行トンネルを、上版部と底版部を鋼・コンクリート合成構造または鋼製セグメントからなる覆工体で覆工しながら掘進し、次に前記先行トンネルと後行トンネルを仕切る側部覆工体を撤去し、前記先行トンネルの覆工体と前記後行トンネルの覆工体どうしをそれぞれ高力ボルト接合し、次に前記先行トンネルと後行トンネル内に複数の補強材を連続して設置し、かつコンクリートを連続して打設して外郭部躯体を構築することを特徴とする地下構造物の構築工法。
  4. 複数のシールドトンネルを隣接して掘進するためのシールド機であって、掘進方向に見て矩形状をなし、その一側部または両側部に先行トンネルの上版部と底版部にそれぞれラップするガイド部と先行トンネルを反力受けにして伸縮することによりシールド機の蛇行調整をするシリンダーを備えてなることを特徴とするシールド機。
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