JP2009298373A - ハイブリッド自動車およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電動機の出力制限に起因したショックの発生を抑制する。
【解決手段】ハイブリッド自動車20では、ハイブリッド冷却系統60に異常が発生していると判断された場合、インバータ温度Tiv1およびTiv2と通常時用負荷率設定用マップに比べてインバータ温度Tiv1が低い段階から負荷率LF1を緩やかに低下させる傾向をもった異常時用負荷率設定用マップとを用いてモータMG1およびMG2の負荷率LF1およびLF2が設定され(ステップS160)、設定された負荷率LF1,LF2に基づくトルクをモータMG1およびMG2が出力すると共に要求トルクTr*に基づくトルクが駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力されるようにエンジン22とモータMG1およびMG2とが制御される(ステップS170〜S210)。
【選択図】図2

Description

本発明は、ハイブリッド自動車およびその制御方法に関する。
従来から、この種のハイブリッド自動車として、遊星歯車機構の各回転要素にエンジンと第1のモータ(発電機)と駆動軸とが接続されると共に、駆動軸に第2のモータ(駆動用モータ)が接続されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このハイブリッド自動車では、第1および第2のモータの温度に基づいて第1および第2のモータのそれぞれに対応した負荷率が設定されると共に、設定された負荷率に基づいて第1および第2のモータのトルク目標値が変更される。そして、当該負荷率は、第1および第2のモータを駆動するインバータの耐久性を低下させないように、第1および第2のモータの温度が高くなるほど小さくされ、負荷率の勾配も第1および第2のモータの温度が高くなるほど小さくされる。また、従来から、電動機の制御装置として、電動機出力の制限の必要性を判定する出力制限判定手段と、出力制限が必要と判断されている場合に、現在の出力が所定の出力制限値以上であると出力を徐々に減少させる出力制御手段とを有するものも知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−269815号公報 特開2000−115917号公報
ところで、上述のように2体のモータと遊星歯車機構とを含むハイブリッド自動車において、エンジンからのトルクが第1および第2のモータによりトルク変換されて駆動軸に出力されている最中に、第1のモータの温度に応じて当該第1のモータからの出力が制限されると、第1のモータの出力トルクの低下に伴ってエンジンから駆動軸に出力されるトルクが低下する。従って、インバータ等を保護すべく第1のモータの温度に基づいて当該第1のモータからの出力が急激に制限されると、エンジンからのトルクの低下分を第2のモータから出力させようとしても、駆動軸に出力されるトルクが急変(急減)してしまい、ショックを発生させてしまうおそれがある。
そこで、本発明によるハイブリッド自動車およびその制御方法は、電動機の出力制限に起因したショックの発生を抑制することを主目的とする。
本発明のハイブリッド自動車およびその制御方法は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採っている。
本発明によるハイブリッド自動車は、
内燃機関と、動力を入出力可能な第1電動機と、所定の車軸と前記内燃機関の機関軸と前記第1電動機の回転軸との3軸に接続され、これら3軸のうちの何れか2軸に入出力される動力に基づく動力を残余の軸に入出力する動力入出力手段と、前記車軸または該車軸とは異なる他の車軸に動力を出力可能な第2電動機と、充放電可能な蓄電手段とを含むハイブリッド自動車であって、
前記蓄電手段と前記第1電動機との間に介設されて該第1電動機を駆動可能な第1電動機駆動回路と、
前記蓄電手段と前記第2電動機との間に介設されて該第2電動機を駆動可能な第2電動機駆動回路と、
前記第1電動機駆動回路の温度である第1駆動回路温度を取得する温度取得手段と、
前記第1および第2電動機と前記第1および第2電動機駆動回路とを冷却するための冷却系統と、
前記冷却系統に異常が発生しているか否かを判定する冷却系異常判定手段と、
前記冷却系異常判定手段により前記冷却系統に異常が発生していないと判断された場合には、前記取得された第1駆動回路温度と所定の負荷率設定制約とに基づいて前記第1電動機の負荷率を設定すると共に、前記冷却系異常判定手段により前記冷却系統に異常が発生していると判断された場合には、前記取得された第1駆動回路温度と前記負荷率設定制約に比べて該第1駆動回路温度が低い段階から前記負荷率を緩やかに低下させる傾向をもった異常時用負荷率設定制約とに基づいて前記第1電動機の負荷率を設定する負荷率設定手段と、
前記第1電動機から前記設定された負荷率に基づく動力が出力されると共に走行に要求される要求駆動力に基づく動力が得られるように前記内燃機関と前記第1および第2電動機とを制御する制御手段と、
を備えるものである。
このハイブリッド自動車は、動力入出力手段に対して内燃機関と第1電動機とから動力を入出力することにより車軸に内燃機関からの動力の一部を出力すると共に、当該車軸等に第2電動機から動力を出力しながら走行可能なものである。そして、このハイブリッド自動車では、冷却系統に異常が発生していないと判断された場合、第1電動機駆動回路の温度である第1駆動回路温度と所定の負荷率設定制約とに基づいて第1電動機の負荷率が設定され、設定された負荷率に基づく動力を第1電動機が出力すると共に走行に要求される要求駆動力に基づく動力が得られるように内燃機関と第1および第2電動機とが制御される。また、冷却系統に異常が発生していると判断された場合には、第1駆動回路温度と上記負荷率設定制約に比べて第1駆動回路温度が低い段階から負荷率を緩やかに低下させる傾向をもった異常時用負荷率設定制約とに基づいて第1電動機の負荷率が設定され、設定された負荷率に基づく動力を第1電動機が出力すると共に要求駆動力に基づく動力が得られるように内燃機関と第1および第2電動機とが制御される。すなわち、このハイブリッド自動車では、冷却系統に異常が発生していると判断された場合、第1電動機の負荷率は第1駆動回路温度が比較的低い段階から緩やかに低下するように設定され、それにより第1電動機からの動力の出力が緩やかに制限されていくことになる。これにより、このハイブリッド自動車では、冷却系統の異常に起因して第1駆動回路温度がある程度上昇した段階で第1電動機からの動力の出力を急激に制限する場合に比べて、内燃機関から車軸に出力される動力の急変(急減)を抑制することができるので、電動機の出力制限に起因したショックの発生を良好に抑制することが可能となる。
また、前記負荷率は、前記第1電動機の定格出力に対する実出力の割合の制限値であってもよく、前記負荷率設定制約は、前記第1駆動回路温度が所定の制限開始温度に達するまで前記負荷率を最大値とし、前記第1駆動回路温度が前記制限開始温度に達した後には前記負荷率を該第1駆動回路温度が高いほど小さくすると共に該第1駆動回路温度が所定の許容最高温度に達した時点で最小値とする制約であってもよく、前記異常時用負荷率設定制約は、前記第1駆動回路温度が前記制限開始温度よりも低い異常時制限開始温度に達するまで前記負荷率を前記最大値とし、前記第1駆動回路温度が前記異常時制限開始温度に達した後には前記負荷率を該第1駆動回路温度の上昇に応じて緩やかに低下させると共に該第1駆動回路温度が前記許容最高温度に達した時点で前記最小値とする制約であってもよい。
更に、前記冷却系統は、前記第1および第2電動機と前記第1および第2電動機駆動回路とに冷却媒体を循環させるための冷媒ポンプと、前記冷却媒体の温度を取得する冷媒温度取得手段とを含むものであってもよく、前記冷却系異常判定手段は、少なくとも前記冷媒ポンプの回転数と前記冷却媒体の温度とに基づいて前記冷却系統に異常が発生しているか否かを判定するものであってもよい。これにより、冷却系統に異常が発生しているか否かをより適正に判定することが可能となる。
また、前記ハイブリッド自動車は、前記第2電動機駆動回路の温度である第2駆動回路温度を取得する第2の温度取得手段を更に備えてもよく、前記負荷率設定手段は、冷却系異常判定手段により前記冷却系統に異常が発生していないと判断された場合、前記取得された第2駆動回路温度と前記第2電動機用の負荷率設定制約とに基づいて前記第2電動機の負荷率を設定すると共に、前記冷却系異常判定手段により前記冷却系統に異常が発生していると判断された場合には、前記取得された第2駆動回路温度と前記第2電動機用の負荷率設定制約に比べて該第2駆動回路温度が低い段階から前記負荷率を緩やかに低下させる傾向をもった前記第2電動機用の異常時用負荷率設定制約とに基づいて前記第2電動機の負荷率を設定するものであってもよく、前記制御手段は、前記第1および第2電動機から前記設定された負荷率に基づく動力が出力されると共に前記要求駆動力に基づく動力が得られるように前記内燃機関と前記第1および第2電動機とを制御するものであってもよい。
本発明によるハイブリッド自動車の制御方法は、
内燃機関と、動力を入出力可能な第1電動機と、所定の車軸と前記内燃機関の機関軸と前記第1電動機の回転軸との3軸に接続され、これら3軸のうちの何れか2軸に入出力される動力に基づく動力を残余の軸に入出力する動力入出力手段と、前記車軸または該車軸とは異なる他の車軸に動力を出力可能な第2電動機と、充放電可能な蓄電手段と、前記蓄電手段と前記第1電動機との間に介設されて該第1電動機を駆動可能な第1電動機駆動回路と、前記蓄電手段と前記第2電動機との間に介設されて該第2電動機を駆動可能な第2電動機駆動回路と、前記第1および第2電動機と前記第1および第2電動機駆動回路とを冷却するための冷却系統とを備えるハイブリッド自動車の制御方法であって、
(a)前記冷却系統に異常が発生しているか否かを判定するステップと、
(b)ステップ(a)にて前記冷却系統に異常が発生していないと判断された場合には、前記第1電動機駆動回路の温度である第1駆動回路温度と所定の負荷率設定制約とに基づいて前記第1電動機からの動力の出力を制限するための負荷率を設定すると共に、ステップ(a)にて前記冷却系統に異常が発生していると判断された場合には、前記第1駆動回路温度と前記負荷率設定制約に比べて該第1駆動回路温度が低い段階から前記負荷率を緩やかに変化させる傾向をもった異常時用負荷率設定制約とに基づいて前記第1電動機の負荷率を設定するステップと、
(c)前記第1電動機からステップ(b)にて設定された負荷率に基づく動力が出力されると共に走行に要求される要求駆動力に基づく動力が得られるように前記内燃機関と前記第1および第2電動機とを制御するステップと、
を含むものである。
この方法によれば、冷却系統の異常に起因して第1駆動回路温度が上昇してから第1電動機からの動力の出力を急激に制限する場合に比べて、内燃機関から車軸に出力される動力の急変(急減)を抑制することができるので、電動機の出力制限に起因したショックの発生を良好に抑制することが可能となる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の実施例に係るハイブリッド自動車20の概略構成図である。同図に示すハイブリッド自動車20は、エンジン22と、エンジン22のクランクシャフト(機関軸)26に図示しないダンパを介して接続された3軸式の動力分配統合機構30と、動力分配統合機構30に接続された発電可能なモータMG1と、動力分配統合機構30に接続された車軸としてのリングギヤ軸32aに取り付けられた減速ギヤ35と、この減速ギヤ35を介してリングギヤ軸32aに接続されたモータMG2と、モータMG1,MG2等を冷却するためのハイブリッド冷却系統60と、ハイブリッド自動車20の全体をコントロールするハイブリッド用電子制御ユニット(以下「ハイブリッドECU」という)70等とを備える。
エンジン22は、ガソリンや軽油といった炭化水素系の燃料の供給を受けて動力を出力する内燃機関であり、エンジン用電子制御ユニット(以下、「エンジンECU」という)24による燃料噴射量や点火時期、吸入空気量等の制御を受けている。エンジンECU24には、例えばエンジン22を冷却するエンジン冷却水の温度を検出する水温センサのように、エンジン22に対して設けられて当該エンジン22の運転状態を検出する各種センサからの信号が入力される。そして、エンジンECU24は、ハイブリッドECU70と通信しており、ハイブリッドECU70からの制御信号や上記センサからの信号等に基づいてエンジン22を運転制御すると共に必要に応じてエンジン22の運転状態に関するデータをハイブリッドECU70に出力する。
動力分配統合機構30は、外歯歯車のサンギヤ31と、このサンギヤ31と同心円上に配置された内歯歯車のリングギヤ32と、サンギヤ31に噛合すると共にリングギヤ32に噛合する複数のピニオンギヤ33と、複数のピニオンギヤ33を自転かつ公転自在に保持するキャリア34とを備え、サンギヤ31とリングギヤ32とキャリア34とを回転要素として差動作用を行う遊星歯車機構として構成されている。機関側回転要素としてのキャリア34にはエンジン22のクランクシャフト26が、サンギヤ31にはモータMG1が、車軸側回転要素としてのリングギヤ32にはリングギヤ軸32aを介して減速ギヤ35がそれぞれ連結されており、動力分配統合機構30は、モータMG1が発電機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力をサンギヤ31側とリングギヤ32側とにそのギヤ比に応じて分配し、モータMG1が電動機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力とサンギヤ31から入力されるモータMG1からの動力を統合してリングギヤ32側に出力する。リングギヤ32に出力された動力は、リングギヤ軸32aからデファレンシャルギヤ38を介して最終的に駆動輪である車輪39a,39bに出力される。
モータMG1およびMG2は、何れも発電機として作動すると共に電動機として作動可能な周知の同期発電電動機として構成されており、電源回路要素としてのインバータ41,42を介して二次電池であるバッテリ50と電力のやり取りを行う。インバータ41,42とバッテリ50とを接続する電力ラインは、各インバータ41,42が共用する正極母線および負極母線として構成されており、モータMG1,MG2の何れか一方により発電される電力を他方のモータで消費できるようになっている。従って、バッテリ50は、モータMG1,MG2の何れかから生じた電力や不足する電力により充放電されることになり、モータMG1,MG2により電力収支のバランスをとるものとすれば、バッテリ50は充放電されないことになる。モータMG1,MG2は、何れもモータ用電子制御ユニット(以下、「モータECU」という)40により駆動制御されている。モータECU40には、モータMG1,MG2を駆動制御するために必要な信号、例えばモータMG1およびMG2のそれぞれに設けられて対応する回転子の回転位置を検出する図示しない回転位置検出センサからの信号や、図示しない電流センサにより検出されるモータMG1,MG2に印加される相電流等が入力されており、モータECU40からは、インバータ41,42へのスイッチング制御信号等が出力される。また、モータECU40は、回転位置検出センサから入力した信号に基づいて図示しない回転数算出ルーチンを実行し、モータMG1,MG2の回転子の回転数Nm1,Nm2を計算している。更に、モータECU40は、ハイブリッドECU70と通信しており、ハイブリッドECU70からの制御信号等に基づいてモータMG1,MG2を駆動制御すると共に必要に応じてモータMG1,MG2の運転状態に関するデータをハイブリッドECU70に出力する。なお、インバータ41には、それに含まれる所定の要素の温度であるインバータ温度Tiv1を検出するインバータ温度センサ43が設けられており、インバータ42には、それに含まれる所定の要素の温度であるインバータ温度Tiv2を検出するインバータ温度センサ44が設けられている。
バッテリ50は、バッテリ用電子制御ユニット(以下、「バッテリECU」という)52によって管理されている。バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な信号、例えば、バッテリ50の端子間に設置された図示しない電圧センサからの端子間電圧、バッテリ50の出力端子に接続された電力ラインに取り付けられた図示しない電流センサからの充放電電流、バッテリ50に取り付けられた温度センサからのバッテリ温度Tb等が入力されている。バッテリECU52は、必要に応じてバッテリ50の状態に関するデータを通信によりハイブリッドECU70やエンジンECU24に出力する。更に、バッテリECU52は、バッテリ50を管理するために、電流センサにより検出された充放電電流の積算値に基づいて残容量SOCを算出したり、当該残容量SOCに基づいてバッテリ50の充放電要求パワーPb*を算出したり、残容量SOCと電池温度Tbとに基づいてバッテリ50の充電に許容される電力である充電許容電力としての入力制限Winとバッテリ50の放電に許容される電力である放電許容電力としての出力制限Woutとを算出したりする。なお、バッテリ50の入出力制限Win,Woutは、バッテリ温度Tbに基づいて入出力制限Win,Woutの基本値を設定すると共に、バッテリ50の残容量(SOC)に基づいて出力制限用補正係数と入力制限用補正係数とを設定し、設定した入出力制限Win,Woutの基本値に補正係数を乗じることにより設定可能である。
ハイブリッド冷却系統60は、LLC(ロングライフクーラント)といった冷却媒体をモータMG1およびMG2の周囲に設けられた冷媒通路(ウォータジャケット)へと圧送する冷媒ポンプ61と、実施例では図示しないエンジン冷却系統と共用されるラジエータ62とを含む。ラジエータ62は、モータMG1およびMG2と熱交換した冷却媒体を放熱させ、ラジエータ62で放熱して降温した冷却媒体は、インバータ41および42といったモータ駆動機器の周囲に設けられた冷媒通路へと導かれる。また、モータ駆動機器の冷媒通路を通過した冷却媒体は、フィラータンク63を介して冷媒ポンプ61の吸入口へと導かれる。更に、実施例では、冷媒ポンプの吸入口の上流側に冷却媒体の温度(冷媒温度Tcl)を検出する冷媒温度センサ64が設置されている。
ハイブリッドECU70は、CPU72を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU72の他に処理プログラムを記憶するROM74やデータを一時的に記憶するRAM76、図示しない入出力ポートおよび通信ポート等を備える。ハイブリッドECU70には、イグニッションスイッチ(スタートスイッチ)80からのイグニッション信号、シフトレバー81の操作位置であるシフトポジションSPを検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSP、アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc、ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルストロークセンサ86からのブレーキペダルストロークBS、車速Vを取得する車速センサ87からの車速V、等が入力ポートを介して入力される。また、ハイブリッドECU70には、ハイブリッド冷却系統60の冷媒温度センサ64からの冷媒温度Tclや冷媒ポンプ61に設けられた図示しない回転位置検出センサからの信号が入力される。ハイブリッドECU70は、基本的にイグニッションスイッチ80がオンされると、冷媒ポンプ61を作動させると共に、冷媒温度Tclが所定温度以上になると、ラジエータ62のクリーングファンを作動させる。そして、ハイブリッドECU70は、上述したように、エンジンECU24やモータECU40、バッテリECU52等と通信ポートを介して接続されており、エンジンECU24やモータECU40、バッテリECU52等と各種制御信号やデータのやり取りを行っている。
上述のように構成された実施例のハイブリッド自動車20では、運転者によるアクセルペダル83の踏み込み量に対応するアクセル開度Accと車速Vとに基づいて車軸としてのリングギヤ軸32aに出力すべきトルクである要求トルクTr*が計算され、この要求トルクTr*に基づくトルクがリングギヤ軸32aに出力されるようにエンジン22とモータMG1とモータMG2とが制御される。エンジン22とモータMG1とモータMG2の運転制御モードとしては、要求トルクTr*に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にエンジン22から出力される動力のすべてが動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによってトルク変換されてリングギヤ軸32aに出力されるようにモータMG1およびMG2を駆動制御するトルク変換運転モードや、要求トルクTr*とバッテリ50の充放電に必要な電力との和に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にバッテリ50の充放電を伴ってエンジン22から出力される動力の全部またはその一部が動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによるトルク変換を伴って要求トルクTr*に応じたトルクがリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびMG2を駆動制御する充放電運転モード、エンジン22の運転を停止してモータMG2から要求トルクTr*に見合う動力をリングギヤ軸32aに出力するように運転制御するモータ運転モード等がある。
次に、上述のように構成された実施例のハイブリッド自動車20が走行しているときの動作について説明する。図2は、エンジン22の運転を伴ってハイブリッド自動車20が走行しているときに、実施例のハイブリッドECU70により所定時間毎(例えば、数msec毎)に実行される駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。
図2の駆動制御ルーチンの開始に際して、ハイブリッドECU70のCPU72は、アクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Accや車速センサ87からの車速V、モータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2、バッテリ50の充放電要求パワーPb*や入出力制限Win,Wout、冷媒ポンプ61の回転数Nwp、冷媒温度センサ64からの冷媒温度Tcl、インバータ温度Tiv1,Tiv2といった制御に必要なデータの入力処理を実行する(ステップS100)。ここで、モータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2やインバータ温度Tiv1,Tiv2は、モータECU40から通信により入力するものとし、充放電要求パワーPb*、バッテリ50の入出力制限Win,Woutは、バッテリECU52から通信により入力するものとした。また、冷媒ポンプ61の回転数Nwpは、図示しない回転位置検出センサからの信号に基づいて別途計算されるものである。
ステップS100のデータ入力処理の後、入力したアクセル開度Accおよび車速Vとに基づいて駆動輪たる車輪39a,39bに連結された車軸としてのリングギヤ軸32aに出力すべき要求トルクTr*を設定した上で、車両全体に要求される要求パワーP*を設定する(ステップS110)。実施例では、アクセル開度Accと車速Vと要求トルクTr*との関係が予め定められて要求トルク設定用マップとしてROM74に記憶されており、要求トルクTr*としては、与えられたアクセル開度Accと車速Vとに対応したものが当該マップから導出・設定される。図3に要求トルク設定用マップの一例を示す。また、実施例において、要求パワーP*は、設定した要求トルクTr*にリングギヤ軸32aの回転数Nrを乗じたものと充放電要求パワーPb*(放電側を減じるものとする)とロスLossとの総和として計算される。なお、リングギヤ軸32aの回転数Nrは、図示するようにモータMG2の回転数Nm2を減速ギヤ35のギヤ比Grで除するか、あるいは車速Vに換算係数kを乗じることによって求めることができる。次いで、ステップS110にて設定された要求パワーP*のすべてをエンジン22によりまかなうものとして、当該要求パワーP*に基づいてエンジン22の目標運転ポイントとしての目標回転数Ne*と目標トルクTe*とを設定する(ステップS120)。実施例では、エンジン22が効率よく運転されるときの回転数およびトルクを要求パワーP*に対応して規定する運転ポイント設定制約としての動作ラインが予め作成されてROM74に記憶されており、ステップS120では、この動作ラインと要求パワーP*とに基づいてエンジン22の目標回転数Ne*と目標トルクTe*とを設定するものとした。図4に、エンジン22の動作ラインと回転数NeとトルクTeとの相関曲線とを例示する。同図に示すように、目標回転数Ne*と目標トルクTe*は、上記動作ラインと要求パワーP*(Ne*×Te*)が一定となることを示す相関曲線との交点として求めることができる。
こうしてエンジン22の目標回転数Ne*と目標トルクTe*とを設定したならば、目標回転数Ne*とリングギヤ軸32aの回転数Nr(Nm2/Gr)と動力分配統合機構30のギヤ比ρ(サンギヤ31の歯数/リングギヤ32の歯数)とを用いて次式(1)に従いモータMG1の目標回転数Nm1*を計算した上で、目標トルクTe*や目標回転数Nm1*、現在の回転数Nm1等を用いて次式(2)に従いモータMG1から出力すべきトルクの仮の値である仮モータトルクTm1tmpを計算する(ステップS130)。ここで、式(1)は、動力分配統合機構30の回転要素における力学的な関係式である。図5に動力分配統合機構30の回転要素における回転数とトルクとの力学的な関係を示す共線図を例示する。図中、左側のS軸はモータMG1の回転数Nm1に一致するサンギヤ31の回転数を示し、中央のC軸はエンジン22の回転数Neに一致するキャリア34の回転数を示し、右側のR軸はモータMG2の回転数Nm2を減速ギヤ35のギヤ比Grで除したリングギヤ32の回転数Nrを示す。また、R軸上の2つの太線矢印は、モータMG1にトルクTm1を出力させたときにこのトルク出力によりリングギヤ軸32aに作用するトルクと、モータMG2にトルクTm2を出力させたときに減速ギヤ35を介してリングギヤ軸32aに作用するトルクとを示す。モータMG1の目標回転数Nm1*を求めるための式(1)は、この共線図における回転数の関係を用いれば容易に導出することができる。そして、式(2)は、モータMG1を目標回転数Nm1*で回転させるためのフィードバック制御における関係式であり、式(2)中、右辺第2項の「k1」は比例項のゲインであり、右辺第3項の「k2」は積分項のゲインである。
Nm1* = Ne*・(1+ρ)/ρ-Nm2/(Gr・ρ) …(1)
Tm1tmp = -ρ/(1+ρ)・Te*+k1・(Nm1*-Nm1)+k2・∫(Nm1*-Nm1)dt …(2)
続いて、ステップS100にて入力した冷媒ポンプ61のポンプ回転数Nwpと冷媒温度Tclとに基づいてハイブリッド冷却系統60が正常であるか否かを判定する(ステップS140)。実施例のステップS140では、ポンプ回転数Nwpが常用回転数範囲内にあり、かつ冷媒温度Tclが所定の閾値以下であればハイブリッド冷却系統60が正常であるとみなされる。また、ポンプ回転数Nwpが常用回転数範囲外にあるか、あるいは冷媒温度Tclが所定の閾値を上回っている場合には、ハイブリッド冷却系統60に冷媒ポンプ61に固着や冷却媒体の漏洩といった異常が発生しているとみなされる。そして、ハイブリッド冷却系統60が正常であると判断された場合には、ステップS100にて入力したインバータ温度Tiv1とモータMG1用の通常時用負荷率設定用マップとを用いてモータMG1の負荷率LF1を設定すると共にステップS100にて入力したインバータ温度Tiv2とモータMG2用の通常時用負荷率設定用マップとを用いてモータMG2の負荷率LF2を設定する(ステップS150)。また、ハイブリッド冷却系統60に異常が発生していると判断された場合には、ステップS100にて入力したインバータ温度Tiv1とモータMG1用の異常時用負荷率設定用マップとを用いてモータMG1の負荷率LF1を設定すると共にステップS100にて入力したインバータ温度Tiv2とモータMG2用の異常時用負荷率設定用マップとを用いてモータMG2の負荷率LF2を設定する(ステップS160)。ここで、「負荷率」とは、モータMG1,MG2の定格トルクTm1nom,Tm2nomに対する実際の出力トルクTm1,Tm2の割合の制限値である。
実施例において、モータMG1用の通常時用負荷率設定用マップとモータMG2用の通常時用負荷率設定用マップとは、インバータ41,42を保護する観点から、それぞれ予め実験・解析を経てインバータ温度Tiv1またはTiv2と負荷率LF1またはLF2との関係を規定するように作成されてROM74に記憶されるものであり、両者は基本的に同様の傾向を有する。実施例の通常時用負荷率設定用マップ(負荷率設定制約)は、図6において実線で示すように、インバータ温度Tiv1,Tiv2が所定の制限開始温度Tref1(例えば160°前後の値)に達するまで負荷率LF1,LF2を最大値である100%とし、インバータ温度Tiv1,Tiv2が制限開始温度Tref1に達した後には負荷率LF1,LF2をインバータ温度Tiv1,Tiv2が高いほど小さくする(インバータ温度Tiv1,Tiv2に比例して小さくする)と共にインバータ温度Tiv1が所定の許容最高温度Tref2(例えば180°前後の値)に達した時点で最小値である0%とするように作成される。そして、ステップS150では、モータMG1用の通常時用負荷率設定用マップからインバータ温度Tiv1に対応した値が負荷率LF1として導出・設定されると共に、モータMG2用の通常時用負荷率設定用マップからインバータ温度Tiv2に対応した値が負荷率LF2として導出・設定される。
また、モータMG1用の異常時用負荷率設定用マップとモータMG2用の異常時用負荷率設定用マップとは、ハイブリッド冷却系統60の異常発生時にインバータ41,42を保護する観点から、それぞれ予め実験・解析を経てインバータ温度Tiv1またはTiv2と負荷率LF1またはLF2との関係を規定するように作成されてROM74に記憶されるものであり、両者は基本的に同様の傾向を有する。実施例の異常時用負荷率設定用マップ(異常時用負荷率設定制約)は、図6において破線で示すように、インバータ温度Tiv1,Tiv2が通常時の制限開始温度Tref1よりも低い異常時制限開始温度Tref0に達するまで負荷率LF1,LF2を最大値である100%とし、インバータ温度Tiv1,Tiv2が異常時制限開始温度Tref0に達した後には負荷率LF1,LF2をインバータ温度Tiv1,Tiv2の上昇に応じて緩やかに低下させると共にインバータ温度Tiv1,Tiv2が許容最高温度Tref2に達した時点で最小値である0%とするように作成される。実施例の異常時用負荷率設定用マップは、例えばインバータ温度Tiv1,Tiv2が異常時制限開始温度Tref0から許容最高温度Tref2まで上昇する間に所定の時定数を用いたなまし処理を施した場合と同様に負荷率LF1,LF2を変化させるものとして作成されている。ただし、異常時用負荷率設定用マップは、図6において二点鎖線で示すように、インバータ温度Tiv1,Tiv2に対して複数段階の傾き(温度が低いほど小さい傾き)をもって負荷率LF1,LF2を変化させるものとして作成されてもよい。そして、ステップS150では、モータMG1用の通常時用負荷率設定用マップからインバータ温度Tiv1に対応した値が負荷率LF1として導出・設定されると共に、モータMG2用の通常時用負荷率設定用マップからインバータ温度Tiv2に対応した値が負荷率LF2として導出・設定される。なお、モータMG1とモータMG2とについて互いに異なる通常時用および異常時用負荷率設定用マップを用意する代わりに、モータMG1とモータMG2とについてそれぞれ1つの通常時用および異常時用負荷率設定用マップを共用してもよい。
ステップS150またはS160の処理の後、ステップS130にて設定した仮モータトルクTm1tmpとモータMG1の定格トルクTm1nomに負荷率LF1を乗じた値との小さい方をモータMG1に対するトルク指令Tm1*として設定する(ステップS170)。これにより、トルク指令Tm1*は、モータMG1が負荷率LF1に基づくトルクを出力するように設定されることになる。次いで、ステップS100にて入力したバッテリ50の入出力制限Win,WoutとモータMG1に対するトルク指令Tm1*とモータMG1,MG2の現在の回転数Nm1,Nm2とを用いてモータMG2から出力してもよいトルクの上下限としてのトルク制限Tmin,Tmaxを次式(3)および式(4)に従い計算する(ステップS180)。更に、要求トルクTr*とトルク指令Tm1*と動力分配統合機構30のギヤ比ρと減速ギヤ35のギヤ比Grとを用いてモータMG2から出力すべきトルクの仮の値である仮モータトルクTm2tmpを次式(5)に従い計算する(ステップS190)。ステップS190にて用いられる式(5)も図6の共線図から容易に導出することができる。そして、モータMG2に対するトルク指令Tm2*を次式(6)に従って設定する(ステップS200)。すなわち、ステップS200では、仮モータトルクTm2tmpとトルク制限Tminとの大きい方と、モータMG2の定格トルクTm2nomに負荷率LF2を乗じた値とトルク制限Tmaxとの小さい方との小さい方をトルク指令Tm2*として設定する。このようにしてモータMG2に対するトルク指令Tm2*を設定することにより、モータMG2から車軸としてのリングギヤ軸32aに出力するトルクをバッテリ50の入出力制限Win,Woutおよび負荷率LF2に基づく範囲内に制限することができる。こうしてエンジン22の目標回転数Ne*や目標トルクTe*、モータMG1,MG2に対するトルク指令Tm1*,Tm2*を設定したならば、エンジン22の目標回転数Ne*および目標トルクTe*をエンジンECU24に、モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*をモータECU40にそれぞれ送信し(ステップS210)、再度ステップS100以降の処理を実行する。なお、目標回転数Ne*と目標トルクTe*とを受信したエンジンECU24は、目標回転数Ne*と目標トルクTe*とを得るための制御を実行する。更に、トルク指令Tm1*,Tm2*を受信したモータECU40は、トルク指令Tm1*に従ってモータMG1が駆動されると共にトルク指令Tm2*に従ってモータMG2が駆動されるようにインバータ41,42のスイッチング素子のスイッチング制御を行なう。
Tmin = (Win-Tm1*・Nm1)/Nm2 …(3)
Tmax = (Wout-Tm1*・Nm1)/Nm2 …(4)
Tm2tmp = (Tr*+Tm1*/ρ)/Gr …(5)
Tm2* = min(max(Tm2tmp,Tmin),min(LF2・Tm2nom,Tmax)) …(6)
以上説明したように、実施例のハイブリッド自動車20は、動力分配統合機構30にエンジン22とモータMG1とから動力を入出力することにより車軸としてのリングギヤ軸32aにエンジン22からの動力の一部を出力すると共に、当該リングギヤ軸32aにモータMG2から動力を出力しながら走行可能なものである。そして、ハイブリッド自動車20では、ハイブリッド冷却系統60が正常であると判断された場合、モータMG1を駆動するインバータ41のインバータ温度Tiv1とモータMG2を駆動するインバータ42のインバータ温度Tiv2とモータMG1およびMG2のそれぞれについて用意された通常時用負荷率設定用マップとを用いてモータMG1およびMG2の負荷率LF1およびLF2が設定され(ステップS150)、設定された負荷率LF1,LF2に基づくトルクをモータMG1およびMG2が出力すると共に要求トルクTr*に基づくトルクが駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力されるようにエンジン22とモータMG1およびMG2とが制御される(ステップS170〜S210)。また、ハイブリッド冷却系統60に異常が発生していると判断された場合には、インバータ温度Tiv1およびTiv2と通常時用負荷率設定用マップに比べてインバータ温度Tiv1が低い段階から負荷率LF1を緩やかに低下させる傾向をもつようにモータMG1およびMG2のそれぞれについて用意された異常時用負荷率設定用マップとを用いてモータMG1およびMG2の負荷率LF1およびLF2が設定され(ステップS160)、設定された負荷率LF1,LF2に基づくトルクをモータMG1およびMG2が出力すると共に要求トルクTr*に基づくトルクが駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力されるようにエンジン22とモータMG1およびMG2とが制御される(ステップS170〜S210)。すなわち、ハイブリッド冷却系統60に異常が発生していると判断された場合、モータMG1の負荷率LF1はインバータ温度Tiv1が通常時の制限開始温度Tref1よりも低い異常時制限開始温度Tref0に達した時点から緩やかに低下するように設定され、それによりモータMG1からのトルク出力が緩やかに制限されていくことになる。これにより、ハイブリッド自動車20では、例えばハイブリッド冷却系統60の異常に起因してインバータ41のインバータ温度Tiv1が通常時の制限開始温度Tref1に達した時点からモータMG1からのトルク出力を急激に制限する場合に比べて、エンジン22からリングギヤ軸32aに出力されるトルクの急変(急減)を抑制することができるので、モータMG1の出力制限に起因したショックの発生を良好に抑制することが可能となる。同様に、ハイブリッド冷却系統60に異常が発生していると判断された場合、モータMG2の負荷率LF2もインバータ温度Tiv2が通常時の制限開始温度Trefよりも低い異常時制限開始温度Tref0に達した時点から緩やかに低下するように設定され、それによりモータMG2からのトルク出力が緩やかに制限されていくことになる。従って、ハイブリッド自動車20では、モータMG2の出力制限に起因したショックの発生をも良好に抑制することが可能となる。
なお、上記実施例では、冷媒ポンプ61の回転数Nwpと冷媒温度Tclとに基づいてハイブリッド冷却系統60に異常が発生しているか否かを判定しているが、ハイブリッド冷却系統60に異常が発生しているか否かの判定は、これらに加えて更に他のパラメータに基づいて実行されてもよいことはいうまでもない。また、上記ハイブリッド自動車20では、車軸としてのリングギヤ軸32aとモータMG2とがモータMG2の回転数を減速してリングギヤ軸32aに伝達する減速ギヤ35を介して連結されているが、減速ギヤ35の代わりに、例えばHi,Loの2段の変速段あるいは3段以上の変速段を有し、モータMG2の回転数を変速してリングギヤ軸32aに伝達する変速機を採用してもよい。更に、上記ハイブリッド自動車20は、モータMG2の動力を減速ギヤ35により減速して車軸としてのリングギヤ軸32aに出力するものであるが、本発明の適用対象は、これに限られるものではない。すなわち、本発明は、図7に示す変形例としてのハイブリッド自動車120のように、モータMG2の動力をリングギヤ軸32a(駆動輪である車輪39a,39bが接続された車軸)とは異なる車軸(図7における車輪39c,39dに接続された車軸)に出力するものに適用されてもよい。
ここで、上記実施例および変形例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明しておく。すなわち、上記実施例等では、エンジン22が「内燃機関」に相当し、モータMG1が「第1電動機」に相当し、「サンギヤ31とリングギヤ32とキャリア34とを回転要素として差動作用を行う遊星歯車機構である動力分配統合機構30が「動力入出力手段」に相当し、モータMG2が「第2電動機」に相当し、バッテリ50が「蓄電手段」に相当し、インバータ41が「第1電動機駆動回路」に相当し、インバータ42が「第2電動機駆動回路」に相当し、インバータ温度センサ43が「温度取得手段」に相当し、冷媒ポンプ61や冷媒温度センサ64等を含むハイブリッド冷却系統60が「冷却系統」に相当し、図2のステップS140の処理を実行するハイブリッドECU70が「冷却系異常判定手段」に相当し、図2のステップS150およびS160の処理を実行するハイブリッドECU70が「負荷率設定手段」に相当し、図3のステップS170〜S210の処理を実行するハイブリッドECU70とエンジンECU24とモータECU40との組み合わせが「制御手段」に相当し、インバータ温度センサ44が「第2の温度取得手段」に相当する。
ただし、「内燃機関」は、ガソリンや軽油といった炭化水素系の燃料の供給を受けて動力を出力するエンジン22に限られず、水素エンジンといったような他の如何なる形式のものであっても構わない。「第1電動機」や「第2電動機」は、モータMG1,MG2のような同期発電電動機に限られず、誘導電動機といったような他の如何なる形式のものであっても構わない。「動力入出力手段」は、所定の車軸と内燃機関の機関軸と第1電動機の回転軸との3軸に接続され、これら3軸のうちの何れか2軸に入出力される動力に基づく動力を残余の軸に入出力するものであれば、遊星歯車機構以外の他の如何なる形式のものであっても構わない。「蓄電手段」は、バッテリ50のような二次電池に限られず、電動機と電力をやり取り可能なものであれば、キャパシタといったような他の如何なる形式のものであっても構わない。「第1電動機駆動回路」および「第2電動機駆動回路」は、第1または第2電動機を駆動可能なものであれば、如何なる形式のものであっても構わない。「温度取得手段」および「第2の温度取得手段」は、第1電動機駆動回路や第2電動機駆動回路の温度を取得可能であれば、当該温度を実測するものや所定のパラメータに基づいて推定するものといった如何なる形式のものであっても構わない。「冷却系異常判定手段」は、冷却系統に異常が発生しているか否かを判定するものであれば、如何なる形式のものであっても構わない。「負荷率設定手段」は、第1電動機駆動回路や第2電動機駆動回路の温度と負荷率設定制約や異常時用負荷率設定制約とに基づいて第1電動機や第2電動機の負荷率を設定可能なものであれば、如何なる形式のものであっても構わない。「制御手段」は、単一の電子制御ユニットといったようなハイブリッドECU70とエンジンECU24とモータECU40との組み合わせ以外の他の如何なる形式のものであっても構わない。何れにしても、これら実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための最良の形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。すなわち、実施例はあくまで課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎず、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の解釈は、その欄の記載に基づいて行なわれるべきものである。
以上、実施例を用いて本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、様々な変更をなし得ることはいうまでもない。
本発明は、ハイブリッド自動車の製造産業等において利用可能である。
本発明の一実施例に係るハイブリッド自動車20の概略構成図である。 実施例のハイブリッドECU70により実行される駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 要求トルク設定用マップの一例を示す説明図である。 エンジン22の動作ラインと目標回転数Ne*と目標トルクTe*との相関曲線とを例示する説明図である。 動力分配統合機構30の回転要素における回転数とトルクとの力学的な関係を例示する共線図である。 通常時用負荷率設定用マップと異常時用負荷率設定用マップとを例示する説明図である。 変形例に係るハイブリッド自動車120の概略構成図である。
符号の説明
20,120 ハイブリッド自動車、22 エンジン、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、26 クランクシャフト、30 動力分配統合機構、31 サンギヤ、32 リングギヤ、32a リングギヤ軸、33 ピニオンギヤ、34 キャリア、35 減速ギヤ、38 デファレンシャルギヤ、39a〜39d 車輪、40 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、41,42 インバータ、43,44 インバータ温度センサ、50 バッテリ、52 バッテリ用電子制御ユニット(バッテリECU)、60 ハイブリッド冷却系統、61 冷媒ポンプ、62 ラジエータ、63 フィラータンク、64 冷媒温度センサ、70 ハイブリッド用電子制御ユニット(ハイブリッドECU)、72 CPU、74 ROM、76 RAM、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルストロークセンサ、87 車速センサ、MG1,MG2 モータ。

Claims (5)

  1. 内燃機関と、動力を入出力可能な第1電動機と、所定の車軸と前記内燃機関の機関軸と前記第1電動機の回転軸との3軸に接続され、これら3軸のうちの何れか2軸に入出力される動力に基づく動力を残余の軸に入出力する動力入出力手段と、前記車軸または該車軸とは異なる他の車軸に動力を出力可能な第2電動機と、充放電可能な蓄電手段とを含むハイブリッド自動車であって、
    前記蓄電手段と前記第1電動機との間に介設されて該第1電動機を駆動可能な第1電動機駆動回路と、
    前記蓄電手段と前記第2電動機との間に介設されて該第2電動機を駆動可能な第2電動機駆動回路と、
    前記第1電動機駆動回路の温度である第1駆動回路温度を取得する温度取得手段と、
    前記第1および第2電動機と前記第1および第2電動機駆動回路とを冷却するための冷却系統と、
    前記冷却系統に異常が発生しているか否かを判定する冷却系異常判定手段と、
    前記冷却系異常判定手段により前記冷却系統に異常が発生していないと判断された場合には、前記取得された第1駆動回路温度と所定の負荷率設定制約とに基づいて前記第1電動機の負荷率を設定すると共に、前記冷却系異常判定手段により前記冷却系統に異常が発生していると判断された場合には、前記取得された第1駆動回路温度と前記負荷率設定制約に比べて該第1駆動回路温度が低い段階から前記負荷率を緩やかに低下させる傾向をもった異常時用負荷率設定制約とに基づいて前記第1電動機の負荷率を設定する負荷率設定手段と、
    前記第1電動機から前記設定された負荷率に基づく動力が出力されると共に走行に要求される要求駆動力に基づく動力が得られるように前記内燃機関と前記第1および第2電動機とを制御する制御手段と、
    を備えるハイブリッド自動車。
  2. 請求項1に記載のハイブリッド自動車において、
    前記負荷率は、前記第1電動機の定格出力に対する実出力の割合の制限値であり、
    前記負荷率設定制約は、前記第1駆動回路温度が所定の制限開始温度に達するまで前記負荷率を最大値とし、前記第1駆動回路温度が前記制限開始温度に達した後には前記負荷率を該第1駆動回路温度が高いほど小さくすると共に該第1駆動回路温度が所定の許容最高温度に達した時点で最小値とする制約であり、
    前記異常時用負荷率設定制約は、前記第1駆動回路温度が前記制限開始温度よりも低い異常時制限開始温度に達するまで前記負荷率を前記最大値とし、前記第1駆動回路温度が前記異常時制限開始温度に達した後には前記負荷率を該第1駆動回路温度の上昇に応じて緩やかに低下させると共に該第1駆動回路温度が前記許容最高温度に達した時点で前記最小値とする制約であるハイブリッド自動車。
  3. 請求項1または2に記載のハイブリッド自動車において、
    前記冷却系統は、前記第1および第2電動機と前記第1および第2電動機駆動回路とに冷却媒体を循環させるための冷媒ポンプと、前記冷却媒体の温度を取得する冷媒温度取得手段とを含み、
    前記冷却系異常判定手段は、少なくとも前記冷媒ポンプの回転数と前記冷却媒体の温度とに基づいて前記冷却系統に異常が発生しているか否かを判定するハイブリッド自動車。
  4. 請求項1から3の何れか一項に記載のハイブリッド自動車において、
    前記第2電動機駆動回路の温度である第2駆動回路温度を取得する第2の温度取得手段を更に備え、
    前記負荷率設定手段は、冷却系異常判定手段により前記冷却系統に異常が発生していないと判断された場合、前記取得された第2駆動回路温度と前記第2電動機用の負荷率設定制約とに基づいて前記第2電動機の負荷率を設定すると共に、前記冷却系異常判定手段により前記冷却系統に異常が発生していると判断された場合には、前記取得された第2駆動回路温度と前記第2電動機用の負荷率設定制約に比べて該第2駆動回路温度が低い段階から前記負荷率を緩やかに低下させる傾向をもった前記第2電動機用の異常時用負荷率設定制約とに基づいて前記第2電動機の負荷率を設定し、
    前記制御手段は、前記第1および第2電動機から前記設定された負荷率に基づく動力が出力されると共に前記要求駆動力に基づく動力が得られるように前記内燃機関と前記第1および第2電動機とを制御するハイブリッド自動車。
  5. 内燃機関と、動力を入出力可能な第1電動機と、所定の車軸と前記内燃機関の機関軸と前記第1電動機の回転軸との3軸に接続され、これら3軸のうちの何れか2軸に入出力される動力に基づく動力を残余の軸に入出力する動力入出力手段と、前記車軸または該車軸とは異なる他の車軸に動力を出力可能な第2電動機と、充放電可能な蓄電手段と、前記蓄電手段と前記第1電動機との間に介設されて該第1電動機を駆動可能な第1電動機駆動回路と、前記蓄電手段と前記第2電動機との間に介設されて該第2電動機を駆動可能な第2電動機駆動回路と、前記第1および第2電動機と前記第1および第2電動機駆動回路とを冷却するための冷却系統とを備えるハイブリッド自動車の制御方法であって、
    (a)前記冷却系統に異常が発生しているか否かを判定するステップと、
    (b)ステップ(a)にて前記冷却系統に異常が発生していないと判断された場合には、前記第1電動機駆動回路の温度である第1駆動回路温度と所定の負荷率設定制約とに基づいて前記第1電動機の負荷率を設定すると共に、ステップ(a)にて前記冷却系統に異常が発生していると判断された場合には、前記第1駆動回路温度と前記負荷率設定制約に比べて該第1駆動回路温度が低い段階から前記負荷率を緩やかに低下させる傾向をもった異常時用負荷率設定制約とに基づいて前記第1電動機の負荷率を設定するステップと、
    (c)前記第1電動機からステップ(b)にて設定された負荷率に基づく動力が出力されると共に走行に要求される要求駆動力に基づく動力が得られるように前記内燃機関と前記第1および第2電動機とを制御するステップと、
    を含むハイブリッド自動車の制御方法。
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