JP2009297145A - X線ct装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】架台装置と寝台装置の間に昇降可能な交換台を設けることで、回転部のユニット交換作業を効率よく行うことを可能とする。
【解決手段】本発明のX線CT装置は、X線管ユニット11と高圧発生ユニット12とX線検出ユニット13と信号制御ユニット14とから構成される回転部5を有する架台装置2と、寝台装置4と、自由に昇降可能な前記各ユニットとを交換するユニット交換機構3とで構成される。このユニット交換機構3を備えるX線CT装置により、回転部5のユニット交換作業を効率よく行うことが可能となる。
【選択図】図3

Description

本発明は、X線を被検体に照射して得られたX線データを再構成してX線断層画像を生成するX線CT装置に関する。
X線CT装置は、検査対象となる被検体を寝台装置に載せ、中央部分にドームが形成された架台装置にこの被検体を通しながら、X線を出射させて、被検体を透過したX線データを収集し、操作卓装置でこのX線データを再構成してX線断層画像を作成し、このX線断層画像を表示装置に表示する装置である。
このX線CT装置における架台装置の前記ドームが形成されている回転部には、X線を被検体に照射するX線源としてのX線管ユニット、X線管ユニットに高圧電圧を供給する高圧発生ユニット、X線管ユニットに対向して配置され、被検体を透過したX線を検出するX線検出ユニット、X線検出ユニットよって検出されたX線信号を増幅する信号制御ユニット等が設けられている。これらユニットを内蔵する回転部を回転させながら、被検体にX線を照射し、被検体を透過したX線をX線データとして収集している。
これらのユニットは本体よりも寿命が短いため消耗品として定期的に交換されるが、重量があるため、治具を用いた交換作業が行われていた。たとえば、架台装置の前方のカバーを取り外し、この回転部を回転させて交換したいユニットを回転部5の最下部に移動させ、治具を用いてユニットを取り外す。そして、架台装置の直前に待機させた交換台(治具)に、取り外したユニットをスライドして載せ替え、運搬台車で搬出するという手順で行われる。
ここで、床面から回転部の最下部に設置された状態のユニットの底面までの高さは、ユニットの種類によって異なっている。このため、従来から、高さ調整が可能な交換台を用いてユニットの交換作業を行う必要があった。
たとえば、特許文献1には、X線CT装置の寝台装置の昇降動作を用いて、ユニットを交換する技術が開示されている。この技術は、回転部のユニットを取り外した後、取り外したユニットを寝台に載せ、このユニットが積載された寝台を床付近の運搬台車まで下降操作することで、ユニットの交換を容易にしようとするものである。
しかし、特許文献1の技術によると、寝台装置の天板に厚みがあるため、回転部から取り外したユニットを床付近まで充分に降下させることができず、正確に載せ替えを行うことができないという問題があった。
また、ユニットを交換する際に、寝台装置の天板を傷つける問題があった。寝台装置の天板の傷は、X線を散乱させ、画質を低下させる原因になるため、好ましくない。
特開2000−271114公報(5頁、図2)
上述したように、従来技術では、寝台装置の天板自体に厚みがあるため、ユニットを床付近まで充分に降下させることができず、回転部ユニットの載せ替えに正確さを欠くという問題があった。また、ユニットを交換する際に、寝台装置の天板を傷つける問題があった。
本発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになされたものであって、架台装置と寝台装置の間に昇降可能な交換台を設けることにより、寝台装置を使うことなく、回転部ユニットの交換を効率よく行うことを可能とするX線CT装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のX線CT装置は、X線を被検体に照射するX線管ユニットと、前記X線を検出するX線検出ユニットや、X線データを収集するユニット部材を内蔵する回転部を備えた前記被検体のX線データを収集する架台装置と、前記被検体を載せる寝台装置と、前記X線データから前記被検体のX線断層画像を得る操作卓装置とからなるX線CT装置であって、
前記寝台装置と前記架台装置との間の床面に設置された前記回転部の下部に位置する前記ユニット部材の底面の位置に天板を昇降しうる天板を有するユニット交換機構を備えることを特徴とする。
本発明によれば、架台装置と寝台装置との間に、昇降可能な交換台を設けることにより、回転部から取り外したユニットの交換を効率よく行うことを可能とする。
以下、図を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。
(第1の実施の形態)
〈構成〉
図1は、本発明の実施の形態に係るX線CT装置の一実施例を示す図である。X線CT装置200は、診断対象となる被検体を載せる寝台装置4と、この被検体にX線を照射して、X線データを収集するための複数の種類のユニットを備えた回転部5を内部に有する架台装置2と、作業者(医師や技師)の操作内容に基づき、前記架台装置2及び前記寝台装置4を制御するとともに前記架台装置2によって収集されたX線データに基づいて、前記被検体のX線断層画像を生成して、表示装置22条に表示する操作卓装置1と、さらに、架台装置2の回転部5に備えられたユニットを交換するために昇降するユニット交換機構3と、を備えている。
図2は、本発明の実施の形態に係るX線CT装置のブロック図である。操作卓装置1内に設けられている画像処理・制御装置21は、架台装置2の回転部5を回転させて得られた被検体の連続的なX線データを時系列的に記憶する記憶装置25と、架台装置2で検出されたX線信号からX線断層画像を作成する再構成処理部24と、ユニット交換機構3の昇降動作を制御するユニット交換機構制御部26とを備えて構成する。
記憶装置25は、ユニットを交換する際に必要とされるユニット交換機構3の高さをユニット毎に記憶することが可能な、ハードウェア等のメモリである。
作業者は、操作卓装置1の入力装置23を用いて、ユニットを交換する際に必要とされるユニット交換機構3の高さの情報(以下、ユニット高さ情報という)をユニットの種類毎に、予め入力しておく。このユニット高さ情報は、電気信号として、キーボードやマウス等の入力装置23を介して画像処理・制御装置21へ入力され、記憶装置25に記憶される。作業者が操作卓装置1の入力装置23を用いて交換するユニットを指定すると、画像処理・制御装置21のユニット交換機構制御部26が、記憶装置25に格納されている指定したユニットのユニット高さ情報を読み出し、自動的にユニット交換機構3の高さを調整することが可能となる。このようにすることで、ユニット交換機構3の高さを、ユニットを交換する際に必要とされる高さまで自動的に伸長させることが可能となる。
図3は、X線CT装置の垂直方向からの断面図である。回転部5には、X線を被検体に曝射するX線管ユニット11と、X線管に所定の管電圧を供給する高圧発生ユニット12と、被写体を透過したX線を検出するX線検出ユニット13と、X線検出ユニットで検出されたX線に関する信号を増幅する信号制御ユニット14が備えられている。これら回転部5の各ユニットを交換する際、この回転部5を手動で回転し、交換したいユニットを回転部5の最下部に移動させ、ユニットと回転部5とを留めるボルト等の固着部材を取り外す。
ユニット交換機構3は、回転部5の回転軸方向前面下部に設けられている。そして、ユニット交換機構3における天板62の長手方向が、寝台装置4の長手方向と直交するようにユニット交換機構3を配置している。これによってユニット交換機構3の天板62の両側端が寝台装置4から突出して配置される十分な幅を持つことになる。即ち、天板62上に複数のユニットを載せることができるよう横幅を約2000mmに拡張している。
また、このユニット交換機構3は、高さ調整が可能であり、回転部5の最下部に設置された状態のユニットの底面までユニット交換機構を伸長し、交換したいユニットをこのユニット交換機構3にスライドして、載せ替える。載せ替えた後、ユニット交換機構3を高さ調整(降下)させ、梱包51内に、あるいは床面付近に準備した運搬台車にスライドして移し替える。ここで、梱包51は、図4に示すようなユニットを梱包するための箱であり、内部の底面52にユニットを載せて、蓋53を被せて用いる。ユニット交換機構3と梱包51の間とでユニットを載せ替える時は、ユニットをこの梱包51の内部の底面52に載せた状態で、ユニット交換機構3の高さを調整する。通常、梱包51の底面の厚み幅54(上下方向の寸法)は200mm程度であるから、ユニット交換機構3の高さを200mmになるように調整すればよい。なお、梱包51を運搬台車上に載置したものであってもよい。
図5は、ユニットを交換する際に必要とされるユニット交換機構3の高さを示した図である。この、ユニットを交換する際に必要とされるユニット交換機構3の高さとは、すなわち、床面から回転部5に設置された状態のユニットの底面までの距離を意味する。たとえば、回転部5に設置されている信号制御ユニット14を回転部の最下部に移動させた時の、床面から信号制御ユニット14の底面の距離は約180mmである(a)。同様に、回転部5に設置されている高圧発生ユニット12を回転部の最下部に移動させた時の、床面から高圧発生ユニット12の底面の距離は約200mmである(b)。更に、回転部5に設置されているX線管ユニット11を回転部の最下部に移動させた時の、床面からX線管ユニット11の底面の距離は約250mmである(c)。このように、床面から底面までの高さは、ユニットの種類毎に異なる。なお、X線検出ユニット13のように底面が湾曲しているユニットについては、回転部5に対して最も下部に位置する部分を底面として床面からの距離を計測するものとする。
この床面から回転部6に設置された状態のユニットの底面までの距離であるユニット高さ情報は、記憶装置25でユニットの種類毎に保存されている。ユニット交換機構制御部26は記憶装置25から指定されたユニットのユニット高さ情報を読み出して、ユニット交換機構3をこの高さ情報に応じた高さに天板を昇降させることとなる。
図6は、本実施の形態に係るユニット交換機構3の一例を示す図である。ここで示すユニット交換機構3は、床面に設置されるベース61と、天板62と、ベース61に対する天板62の昇降を行うためのX型リンク機構からなる昇降駆動機構63と、から構成されており、奥行き400mm、横幅400mm程度の昇降可能な台である。天板62の積載面62aには、摩擦係数が小さいたとえばテフロン(登録商標)層が5mm程度施されている。また、ベース61には電源孔15が設けられている。これは、通常のX線CT装置には、寝台装置と架台装置との間に、バッテリーを入れた高さ50mm程度のボックスが設けられているため、このボックスを通すための孔を設けたものである。
昇降駆動機構63は、X型リンク機構を構成する第1の昇降リンク部材73aと、第2の昇降リンク部材73bと、ジャッキ74と、スライドレール71a、71bと、から構成されている。第1および第2の昇降リンク部材73a、73bは、ベース61と天板62との間で互いに交差するように斜めに配設され、第1の昇降リンク部材73aの天板62側の一端部は天板62に回動およびスライドレール71aを介して水平動自在に連結され、他端部72dはベース61に回動自在にのみ連結されている。第2の昇降リンク部材73bは、第1の昇降リンク部材73aと交差する点75にて回動自在に連結されている。さらに第2の昇降リンク部材73bの天板側の一端部72cは天板62に回動自在にのみ連結され、他端部72bはベース61に回動およびスライドレール71bを介して水平移動自在に連結されている。ジャッキ74は、たとえば油圧シリンダ機構を用いて天板62を伸縮するものであり、電動で伸縮するものである。このジャッキ74は、一端部が第2の昇降リンク部材のベース側の支点72bに接続されると共に、他端部72eが中間支点75と、第1の昇降リンク部材73aの天板側62の支点72aの間に回動自在に連結されている。
天板62が最下降位置にあるとき、すなわち、ベース61と天板62が最も接近しているとき、第1の昇降リンク部材73aのベース61側の支点72dと、第2の昇降リンク部材73bのベース61側の支点72bとは最も離れている。この状態でジャッキ74が伸長して、第1の昇降リンク部材73aの中間支点75とその天板62側の支点72aとの間を斜め上方向に押し上げる。すると、第1の昇降リンク部材73aのベース61側の支点72dを中心とし、第1の昇降リンク部材73aの天板62側の支点が移動する。これに伴って、ジャッキ74のベース61側の端部はスライドレール71bの端部に向けて移動し、その結果、第2のリンク部材73bの天板62側の支点72cを押し上げる。これにより、天板62は水平状態を保ちながらベース61に対して斜め方向に上昇される。また、下降は、この上昇時の逆の動作によって行われる。
ここで、ジャッキ74は、外部の電源装置(図示せず)と接続することで、モーター等の駆動手段を用いて電動で昇降するように構成するとよい。ジャッキ74の昇降作業は、画像処理・制御装置21が備えるユニット交換機構制御部26の制御によって行われる。すなわち、ユニット交換機構制御部26が記憶装置25から読み出したユニット高さ情報に応じて、天板62を昇降させる。なお、ジャッキ72に手動で昇降可能になるような機構を加えてもよい。このようにすることで、作業者が手作業で、ユニット交換機構3の高さの微調整を行うことが可能となる。
〈作用・効果〉
以下、本実施の形態の効果について説明する。
従来のユニットの交換作業は、以下のような手順で行われていた。まず、架台装置2のカバーを取り外し、回転部5を回転させることで交換したいユニットを回転部5の最も下部に移動させ、目的のユニットを取り外す。さらに、取り外したユニットを架台装置2の直前に待機させた治具などの交換台に載せ替え、運搬台車などで搬出する手順で行われる。新たなユニットの取り付けは、この取り外し作業の逆の手順で行われる。
本実施の形態は、図7に示すような交換作業を行うことが可能となる。図7は、本実施の形態にかかる、たとえば、信号制御ユニット14を交換する作業手順を示すフローチャートである。
まず、梱包51の内部の底面52に新たな信号制御ユニット14が載せられていることとする。ここで、図8に示すように、ユニット交換機構3の直近に梱包51を並置し、ユニット交換機構3の高さを、新たな信号制御ユニット14の底面の高さ(すなわち、梱包51の底面の厚み幅54が最大となる位置)に調整し、新たな信号制御ユニット14をユニット交換機構3の天板62の積載面62aにスライドして、移し替える(ステップS81)。積載面62aには、摩擦係数が小さいテフロン(登録商標)層が施してあるため、信号制御ユニット14を容易に移し替えることができる。
ここで、ユニット交換機構3の長手方向が、寝台装置4の長手方向と直行するようにユニット交換機構3を配置し、ユニット交換機構3の天板62の両側端が寝台装置4から突出して配置されるようにしてあるので、この突出した部分の天板62上の一方側に前述した新たな信号制御ユニット14を移し替えておく。
次いで、古い信号制御ユニット14を取り外し、信号制御ユニット14をユニット交換機構3に移し替える(ステップS82)。
即ち、ユニット交換機構3を回転部5内の信号制御ユニット14の底面の高さまで伸長させ、回転部5から信号制御ユニット14を取り外し、取り外した信号制御ユニット14をユニット交換機構3に積載する(ステップS83)。このとき、取り外した信号制御ユニット14は、ユニット交換機構3の他方側に積載するようにする。
その後、信号制御ユニット14の底面と梱包51の底面の厚み幅54が最大となる位置とが同じ高さになるまでユニット交換機構3を降下させ、取り外した信号制御ユニット14を梱包51の上にスライドして移し替える(ステップS83)。
一方、ユニット交換機構3の天板62上に積載された新たな信号制御ユニット14は、ユニット交換機構3の昇降動作によって回転部5の最も下部の位置に移動させられ、回転部にスライドして移し替えられた後、取り付けられる(ステップS84)。取り外した信号制御ユニット14をユニット交換機構3の天板62上に載置した)状態で、新たな信号制御ユニット14を回転部5へ取り付ける(ステップS84)作業を先に進めてもよい。
なお、運搬台車上に梱包51を積載した場合、ユニット交換機構3は、運搬台車の上に積載した梱包51の位置まで昇降させればよい。
また、ユニット交換機構3の昇降動作は、操作卓装置1で制御することも可能である。この場合、予め、画像処理・制御装置21の記憶装置25に、回転部5に取り付けられたユニットの底面を床面から測定した高さを記憶させておく。また、梱包51の底面の厚み幅54も記憶させておく。予め記憶した高さに応じて、操作卓装置1を操作することでユニット交換機構の昇降動作を制御することが可能となる。
このようにすることで、本実施の形態では、正確かつ安全にユニットの交換作業を行うことが可能となる。
(第2の実施の形態)
本発明は前記実施の態様の限定されるものではなく、第2の実施の形態を実施することもできる。即ち、前記実施の態様ではユニット交換機構3に、複数のユニットを載せることができるようにして、取り外し、取り付け作業を行ったが、ユニットを仮置台に載置するようにしたもので、ユニット交換機構3の基本的な構成と動作は第1の実施の形態と同じである。
〈作用・効果〉
図9は、本実施の形態にかかる信号制御ユニットを交換する作業手順を示すフローチャートである。
まず、梱包51の内部の底面52に梱包51から取り出した新たな信号制御ユニット14を載置する。ここでユニット交換機構3の高さを、新たな信号制御ユニット14の底面の高さ(すなわち、梱包51の底面の厚み幅54が最大となる位置)に調整し、新たな信号制御ユニット14をユニット交換機構3の天板62の積載面62aにスライドして、移し替える(ステップS91)。
仮置台を用いることなく、同じユニット交換機構3上に信号制御ユニット14を積載して作業を進めることが可能となる。
そして、新たな信号制御ユニット14が積載されたユニット交換機構3の高さを、回転部5に設置された信号制御ユニット14の底面の高さに調整し、信号制御ユニット14をユニット交換機構3から仮置台へスライドして移し替える(ステップS92)。次いで、回転部5から信号制御ユニット14を取り外し、取り外した信号制御ユニット14をユニット交換機構3の天板62上へスライド載置 (ステップS93)した後、ユニット交換機構3を降下させて取り外した信号制御ユニット14を梱包51へ収納する(ステップS94)。
仮置台へスライドして移し替えた新たな信号制御ユニット14をユニット交換機構3の天板62上へスライド載置させた (ステップS95) 後、高さを調整し回転部5へ取り付ける(ステップS96)。
このようにすることで、正確かつ安全にユニットの交換作業を行うことを可能とする。
また、図10に示すように、X線CTを被検体に対して使用する場合、ユニット交換機構3の天板の積載面62aに作業者(医師あるいは技師)が乗り、ユニット交換機構3を昇降させることで、被検体の様子を高い位置から容易に確認しながら、検査を行うことが可能となる。この場合、ユニット交換機構3の天板の積載面62aに滑り止めのシート等を被せて、検査作業を行うとよい。さらに、作業者が載ることを可能とする場合は、ユニット交換機3は100kgの重量に耐えうる構造とすればよい。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。たとえば、本実施の形態に係るユニット交換機構をX線CT装置200から着脱可能とすることで、ユニットの交換作業時以外はユニット交換機構3をX線CT装置から切り離すことも可能である。
本発明の実施の形態のX線CT装置の外観構成の一例を示す図。 本発明の実施の形態のX線CT装置の構成を示す図。 本発明の実施の形態のX線CT装置の回転部に設けられた各ユニットと、架台の外に設けられたユニット交換機構の位置関係を説明するための図。 本発明の実施の形態に係る梱包の一例を示した斜視図。 本発明の実施の形態のX線CT装置の回転部に設けられた各ユニットの、床面からの高さを説明するための図。 本発明の実施の形態のX線CT装置に設けたユニット交換機構の構成の一例を示した図。 本発明の第1の実施の形態に係るユニット交換作業の処理手順の一例を示すフローチャート。 本発明の第1の実施の形態に係るユニット交換機構と梱包の位置を説明するための図。 本発明の第2の実施の形態に係るユニット交換作業の処理手順の一例を示すフローチャート。 本発明の第2の実施の形態に係るX線CT装置を用いた検査を説明するための図。
符号の説明
200 X線CT装置、1 操作卓装置、2 架台装置、3 ユニット交換機構、4 寝台装置、5 回転部、11 X線管ユニット、12 高圧発生ユニット、13 X線検出ユニット、14 信号制御ユニット、15 電源孔、21 画像処理・制御装置、22 表示装置、23 入力装置、24 再構成処理部、25 記憶装置、26 ユニット交換機構制御部、51 梱包

Claims (5)

  1. X線を被検体に照射するX線管ユニットと、前記X線を検出するX線検出ユニットとX線データを収集するユニット部材を内蔵する回転部を備えた前記被検体のX線データを収集する架台装置と、前記被検体を載せる寝台装置と、前記X線データから前記被検体のX線断層画像を得る操作卓装置とからなるX線CT装置であって、
    前記寝台装置と前記架台装置との間の床面に設置された前記回転部の下部に位置する前記ユニット部材の底面の位置に天板を昇降しうる天板を有するユニット交換機構を備えることを特徴とするX線CT装置。
  2. 前記操作卓装置は、
    床面から前記回転部の下部に位置する前記ユニット部材の底面までの距離の情報を記憶する記憶装置25と、
    この床面から前記回転部の下部に位置する前記ユニット部材の底面までの距離の情報に応じて前記ユニット交換機構の天板を昇降させるユニット交換機構制御部とを備えることを特徴とする請求項1記載のX線CT装置。
  3. 前記ユニット交換機構は、
    床面に設置されるベースと、
    積載面に摩擦係数の小さい部材層を有する天板と、
    前記ベースに対して前記天板を昇降させる昇降駆動機構と、
    から構成されていることを特徴とする請求項2に記載のX線CT装置。
  4. 前記ユニット交換機構は、前記ユニット交換機構における前記天板の長手方向が、前記寝台装置の長手方向と直行するように前記架台装置の前面に近接して配置され、前記天板上に複数の前記ユニット部材を載せる横幅を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のX線CT装置。
  5. 前記ユニット交換機構は、作業者が載ることができるものであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のX線CT装置。
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