JP2008253731A - X線撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 X線発生装置(10)をできるだけ低い位置まで移動できるようにしたX線撮影装置を提供する。
【解決手段】 X線撮影装置(100)は、短手方向と長手方向とを有し、第一X線検出器を備えるとともに被検体を載置可能なテーブル(31)と、テーブルに載置された被検体にX線を照射するX線発生装置(10)と、X線発生装置をテーブルの長手方向および上下方向に移動させるX線発生装置移動装置(41、53,55)と、を備えたX線撮影装置である。そして、X線発生装置移動装置が、テーブルの近傍で、長手方向に配置されたガイドレール(53)と、X線発生装置を上下に移動可能に案内する案内支柱(41)と、短手方向に伸びるとともに長手方向に伸びたL字型形状に形成され、ガイドレールと案内支柱とに連結し、ガイドレールに沿って移動する移動部材(55)と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、放射線撮影装置(放射線CR(Computed Radiography)装置)、具体的にはX線管を移動することができるX線撮影装置に関する。
被検体の診断に際して、被検体の病気またはケガの状態に応じて被検体が立ったままX線透過画像を撮影したり、テーブル上に被検体が横になってX線透過画像を撮影したりする。このため、被検体が立ったまま撮影できるようにスタンドにX線検出器を備え、且つ、テーブルにX線検出器を備えたX線撮影装置が提供されている(例えば、特許文献1参照)。そして、スタンドにX線検出器に対しても、テーブルのX線検出器に対しても、X線発生装置は、被検体どの部位に対してもX線ビームを照射する必要がある。
図7は、従来のX線撮影装置200を示したものである。X線撮影装置200は、X線検出器234−1を備えたテーブル231と、X線検出器234−2を備えたスタンド232とを備えている。X線管を含むX線発生装置210は、移動できる案内支柱241に載置されている。案内支柱241は、テーブル236の側面に配置されたレール上を移動可能である。これにより、X線発生装置210は、テーブル236に横になった被検体の被検体のどの部位に対してもX線ビームを照射することができる。テーブル236の近傍にはスタンド232が配置され、X線発生装置210は、スタンド232のX線検出器234−1に対してもX線ビームを照射することができる。
特開平10−57360
しかし、案内支柱241に支えられたX線発生装置210は、一番低い位置に移動させた場合でも約550mm以上の高さの部位しか撮影することができない。被検体が立った状態で膝よりも下の部位を撮影するときなどは、テーブル236に横になってしか撮影することができなかった。これでは、診断に時間がかかったり、被検体が苦痛を感じたりする場合がある。
そこで、本発明の目的は、X線発生装置をできるだけ低い位置まで移動できるようにしたX線撮影装置を提供することである。
本発明のX線撮影装置は、X線発生装置をできるだけ床面に近い位置まで下げることができることができるX線撮影装置を提供することを目的とする。
第1の観点では、本発明のX線撮影装置は、短手方向と長手方向とを有し、第一X線検出器を備えるとともに被検体を載置可能なテーブルと、テーブルに載置された被検体にX線を照射するX線発生装置と、X線発生装置をテーブルの長手方向および上下方向に移動させるX線発生装置移動装置と、を備えたX線撮影装置である。そして、X線発生装置移動装置が、テーブルの近傍で、長手方向に配置されたガイドレールと、X線発生装置を上下に移動可能に案内する案内支柱と、短手方向に伸びるとともに長手方向に伸びたL字型形状に形成され、ガイドレールと案内支柱とに連結し、ガイドレールに沿って移動する移動部材と、を有する。
この第1の観点におけるX線撮影装置では、移動部材がL字型形状に形成されており、X線発生装置を上下に移動可能に案内する案内支柱が移動部材と連結している。このため、X線発生装置がガイドレールに干渉することなく、床面近傍まで下がることができる。したがって、被検体が立った状態であっても被検体の膝よりも下の部位を撮影することができるようになる。
第2の観点のX線撮影装置では、移動部材が、ガイドレールの端部に移動したい際に、案内支柱がガイドレールの端部より長手方向の外側に配置される。
この第2の観点におけるX線撮影装置では、案内部材がガイドレールの端部より長手方向の外側に配置されている。このため、長手方向にはスペースを必要とするが、あまり広いスペースを必要としなくても、X線発生装置がガイドレールに干渉することなく、床面近傍まで下がることができる。
第3の観点のX線撮影装置は、第二X線検出器を備えるとともに被検体に隣接して配置されるスタンド、をさらに備える。
この第3の観点におけるX線撮影装置では、被検体が横になるテーブルとともに被検体が立ったまま撮影できるスタンドを備えているため、操作者は被検体の診断部位に応じて自由に撮影部位を診断することができる。
第4の観点のX線撮影装置では、X線発生装置移動装置が、X線発生装置を短手方向に移動させるキャリアを、案内支柱に有する。
この第4の観点におけるX線撮影装置では、X線発生装置を長手方向および上下方向のみではなく、短手方向にも移動できることから、操作者は被検体の診断が必要な部位に対して自由にX線発生装置を移動させることができる。
第5の観点のX線撮影装置において、移動部材が、床面と接して摺動する摺動部材を有している。
移動部材は、短手方向に伸びるとともに長手方向に伸びたL字型形状であり、ガイドレールの上に載っていない。したがって、移動部材の自重を支えなければ、ガイドレールに曲げモーメントがかかりガイドレールが故障しやすくなる。このため、移動部材に摺動部材を有していれば、移動部材の自重を摺動部材で支えることができるため、ガイドレールに曲げモーメントがかからない。また、摺動部材は移動部材とともに摺動するため、移動部材の移動に際しても問題は生じない。特に、移動部材が案内支柱と連結するだけでなく、案内支柱の重量を支えている場合には、摺動部材の効果は大きい。
第6の観点のX線撮影装置において、案内支柱は、床面と接し摺動する摺動部材を有する。
案内支柱は、X線発生装置を備えているためその自重は大きいし、案内支柱自体にも曲げモーメントがかかる。その案内支柱の自重を支えなければ、ガイドレールに曲げモーメントがかかりガイドレールが故障しやすくなる。このため、案内支柱に摺動部材を有していれば、案内支柱の自重を摺動部材で支えることができるため、ガイドレールに曲げモーメントがかからない。また、摺動部材は案内支柱とともに摺動するため、案内支柱の移動に際しても問題は生じない。
第7の観点のX線撮影装置が、X線発生装置の移動を制御する制御装置を備え、制御措置は、移動部材が長手方向の第一範囲に配置されている際に、X線発生装置が案内支柱の所定の高さ範囲で上下に移動するよう制御する。
この第7の観点におけるX線撮影装置では、移動部材が長手方向の第一範囲に配置されている際に案内支柱の所定の高さ範囲で上下に移動する。第一範囲内がテーブルの長手方向の端から端までであれば、X線発生装置がテーブルに衝突しない範囲内で上下に移動するようにすることができる。
第8の観点のX線撮影装置が、X線発生装置の移動を制御する制御装置を備え、その制御措置は、X線発生装置が所定の高さ以下に配置されている際に、移動部材を第二範囲内でのみ移動するように制御するように制御する。
この第8の観点におけるX線撮影装置では、X線発生装置が所定の高さ以下に配置されていると、移動部材を第二範囲内でしか移動できない。このため、X線発生装置が誤ってテーブルなどに衝突してしまうことがなくなる。
本発明のX線撮影装置によれば、X線発生装置をできるだけ低い位置まで移動させることができ、且つそのX線発生装置をテーブルの長手方向に移動することができる。
<X線撮影装置の全体構成>
図1は、被検体のX線透過画像を得るX線撮影装置(CR:Computed Radiography)100の構成を示すブロック図である。大別して、本X線撮影装置は、X線を照射するX線管ユニット10と、被検体が横になるテ−ブル31と、被検体が立った状態でX線撮影するスタンド32と、操作コンソール80とを有する。テ−ブル31は、フラットパネル検出器34−1を有しており、スタンド32はフラットパネル検出器34−2を有している。フラットパネル検出器34は、主な構成要素としてシンチレータ、光検出器アレー、X線露光量モニタ、電気基板などから構成される。スタンド32に設けられたフラットパネル検出器34−2は、被検体の撮影部位に応じて上下移動できるように構成されている。テーブル31に設けられたフラットパネル検出器34−1は、被検体の撮影部位、たとえば頭部または脚部に応じて左右に移動できるように構成されている。なお、図1では、スタンド32は固定式になっているが、タイヤをつけて移動可能にしても良い。
操作コンソール80は、X線電源ユニット84、画像処理部87、モータドライバ89などを有している。フラットパネル検出器34−1またはフラットパネル検出器34−2から転送されてきた画像データは、X線データ収集部86に送られる。収集されたX線データは画像処理部87で画像処理される。ディスプレイ81は、画像処理されたX線透過画像を表示する。フラットパネル検出器34−1またはフラットパネル検出器34−2は、別々に設ける必要はなく、一つのフラットパネル検出器34をフレキシブルなケーブルによって交互に入れ替える構成であってもよい。
X線管ユニット10は、案内支柱41により保持されており、矢印A2に示すように、被検体の診断する部位に合わせて上下に移動できるようになっている。X線電源ユニット84およびX線コントローラ82は、X線管ユニット10のX線管11に適切な電圧電流の電源を供給するようになっている。X線管ユニット10は、さらに、X線ビームの照射視野を指定する不図示のコリメータなどを有している。X線管11から照射されたX線ビームはコリメータを経由して、被検体に照射される。
案内支柱41は、第一駆動モータ21と第二駆動モータ23を有している。また、案内支柱41は、矢印A1に示すように、摺動部材であるベアリング61などによって移動するように構成されている。第一駆動モータ21は、X線管ユニット10を案内支柱41の適切な高さに移動させるためのモータであり、操作コンソール80内のモータドライバ89によって制御される。また、第二駆動モータ23は、案内支柱41を床面に沿って適切な位置に移動させるためのモータであり、操作コンソール80内のモータドライバ89によって制御される。電動で、X線管ユニット10または案内支柱41を移動させる必要はなく、手動で移動できるように構成しても良い。
<X線管ユニットの移動装置の構成>
図2は、実施形態におけるテ−ブル31と案内支柱41との構成を示す正面斜視図である。図3は、テ−ブル31と案内支柱41との構成を示す背面斜視図である。
テーブル31は架台38で支えられている。架台38には、操作コンソール80のモータドライバ89などの一部を内蔵してもよい。
架台38の背面側には、レール支持側壁51が設けられている。そのレール支持側壁51には、リニアガイドレール53がテーブル31の長手方向に一本または二本以上設けられている。このリニアガイドレール53と組み合わさるように、移動ステージ57が設けられている。移動ステージ57は、第二駆動モータ23(図1)により不図示のボールネジが回転して矢印A1の方向に移動する。駆動モータ23がリニアモータである場合にはボールネジなどは不要となる。
この移動ステージ57にはオフセンターアーム55が取り付けられている。オフセンターアーム55は、案内支柱41を支える構造であり、図2中ではレール支持側壁51よりX方向(テーブル31の短手方向)に突き出るとともに、レール支持側壁51の右端より右側(Z方向:テーブル31の長手方向)に突き出る形状になっている。つまりオフセンターアーム55は、上から見るとL字形状になっている。
オフセンターアーム55が、レール支持側壁51の右端より右側に突き出る形状になっているのは、X線管ユニット10を支えるX線管ユニットキャリア45が床面ぎりぎりまで下げることができるようにするためである。仮に、オフセンターアーム55がレール支持側壁51の右端より左側までしか伸びていないと、X線管ユニットキャリア45が床面に近づくと、レール支持側壁51にX線管ユニットキャリア45がぶつかってしまう。このため、X線管ユニット10を床面まで下げることができない。
オフセンターアーム55の重心は、リニアガイドレール53の軸線上から離れた位置にあるため、リニアガイドレール53に負担がかかる。このため、オフセンターアーム55はできるだけ軽量なことが好ましい。図2、図3から理解できるように、中空構造にして強度と軽量とを両立させる構造となっている。なお、移動ステージ57を設けずに、オフセンターアーム55が直接、リニアガイドレール53と組み合わせる構造でもよい。
オフセンターアーム55の先端部は、案内支柱41の下部と連結している。案内支柱41は、軽量のために中空構造になっており、案内支柱41の外周には一本または二本以上の垂直リニアガイドレール43を有している。この垂直リニアガイドレール43と組み合わさるように、X線管ユニットキャリア45が設けられている。X線管ユニットキャリア45が垂直リニアガイドレール43に沿って上下に移動する。X線管ユニットキャリア45は、第一駆動モータ21(図1)により不図示のボールネジが回転して矢印A2の方向に移動する。第一駆動モータ21がリニアモータである場合にはボールネジなどは不要となる。案内支柱41の下には、案内支柱41およびX線管ユニット10の自重を支えるため、床面と接して摺動するベアリングが配置されている。
X線管ユニットキャリア45は、垂直リニアガイドレール43と組み合わさる基部45−1とX方向に伸びるアーム部45−2とから構成されており、X線管ユニット10がそのアーム部45−2で支えられている。X線管ユニット10は、そのアーム部45−2が伸び縮みできるようになっており、矢印A3方向に手動で移動することができるようになっている。アーム部45−2の伸び縮みを駆動モータで位置制御できるようにしても良い。X線管ユニット10はアーム部45−2に対して、ボールジョイント構造によって接続され、X線管ユニット10はX軸に対して360度方向に回転可能であり、またY軸またはZ軸方向に対しても回転可能となっている。このため、X線管ユニット10は、被検体の撮影部位に応じて任意の方向にX線ビームを照射することができる。
<案内支柱41およびオフセンターアーム55の支持構成>
図4は、オフセンターアーム55および案内支柱41の支持構成を示した拡大図である。(a)は、テ−ブル31と案内支柱41との構成を示す拡大正面図であり、(b)はその側面図である。なお、摺動部材であるベアリング61を見やすくするために、図4(a)では、X線管ユニット10が取り外された状態である。
X線管ユニット10をできるだけ低い位置まで下げるために、オフセンターアーム55は、リニアガイドレール53のY軸上に配置されていない。このため、X線管ユニット10、案内支柱41、およびオフセンターアーム55の自重を片持ち状態で支えることは困難である。したがって、案内支柱41は、その案内支柱41の床面と接する箇所に摺動部材であるベアリング61を設けている。ベアリング61は、X線管ユニット10、案内支柱41、およびオフセンターアーム55の自重を支えるとともに、Z方向に移動できるように構成されている。オフセンターアーム55が案内支柱41の全加重を支えている構造を採用する場合には、ベアリング61をオフセンターアーム55に取り付けても良い。
<X線管ユニット10の移動動作>
図5(a)は、テ−ブル31と案内支柱41との構成を示す上面図であり、(b)はその正面図である。図6は、X線管ユニット10を移動させる際のフローチャートである。従来の装置と異なり、X線管ユニット10が床面まで下げることができるようにしたため、X線管ユニットキャリア45が、テ−ブル31またはレール支持側壁51に衝突することが起きる。この衝突を未然に防ぐため、X線管ユニット10の移動に際して、以下に説明する動作になっている。
図5において、レール支持側壁51と移動ステージ57との間には、位置センサS1が配置されている。位置センサS1は、移動ステージ57の位置を把握できるようにしている。図5(a)に示すように、位置センサS1は、移動ステージ57が範囲W1、または範囲W2のいずれに配置されているかどうか把握できればよい。
案内支柱41とX線管ユニットキャリア45との間には、位置センサS2が配置されている。位置センサS2は、X線管ユニットキャリア45の位置を把握できるようにしている。図5(b)に示すように、位置センサS2は、X線管ユニットキャリア45が範囲H1、または範囲H2のいずれに配置されているかどうか把握できればよい。
これらの位置センサS1または位置センサS2の信号は、制御装置25に送られる。制御装置25は、その信号に基づいてモータドライバ89に制御信号を送り、モータドライバ89は、第一駆動モータ21および第二駆動モータ23を駆動する。
図6のフローチャートを使って移動制御を説明する。
図6のステップS11において、位置センサS2は、移動ステージ57の位置を確認する。その信号は、制御装置25に送られる。
ステップS12において、位置センサS1は、X線管ユニットキャリア45の位置を確認する。その信号も、制御装置25に送られる。
ステップS13では、制御装置25は、移動ステージ57が範囲W1に配置されているか、範囲W2に配置されているかを判断する。移動ステージ57が範囲W1に配置されていればステップS14に進み、移動ステージ57が範囲W2に配置されていればステップS19に進む。
ステップS14では、制御装置25は、X線管ユニットキャリア45が範囲H1に配置されているか、範囲H2に配置されているかを判断する。X線管ユニットキャリア45が範囲H1に配置されていればステップS15に進み、X線管ユニットキャリア45が範囲H2に配置されていればステップS17に進む。
ステップS15では、移動ステージ57は停止する。この移動ステージ57の停止は、第二駆動モータ23にブレーキ信号を与えて停止しても良いし、移動ステージ57に電磁ストッパを設けておいて、移動ステージ57を移動できないようにしてもよい。
ステップS16では、誤ってX線管ユニットキャリア45が範囲H1に入っているため、X線管ユニットキャリア45が範囲H1から出て行くように制御する。つまり、X線管ユニットキャリア45は、位置HE方向にのみ移動できる。
ステップS17では、X線管ユニットキャリア45が範囲H2内で移動可能である。但し、制御装置25は、X線管ユニットキャリア45が、位置HEより下側、つまり、範囲H1に入らないように制御する。案内支柱41に電磁ストッパを設けてあり、その電磁ストッパでX線管ユニットキャリア45の移動を範囲H2に制限する。
ステップS18では、移動ステージ57は、範囲W1および範囲W2のいずれにおいても移動可能である。
次に、移動ステージ57が範囲W2に配置されるときに、ステップS19では、X線管ユニットキャリア45が、範囲H1および範囲H2のいずれにおいても移動可能である。X線管ユニットキャリア45が床面近くまで移動可能である。したがって、被検体が立った状態で、被検体の膝よりも下の部位をX線管ユニット10からX線ビームを照射することが可能となる。
ステップS20では、制御装置25は、X線管ユニットキャリア45が範囲H1に配置されているか、範囲H2に配置されているかを判断する。X線管ユニットキャリア45が範囲H1に配置されていればステップS21に進み、X線管ユニットキャリア45が範囲H2に配置されていればステップS18に進む。ステップS18に進んだ場合、上述したように移動ステージ57は、範囲W1および範囲W2のいずれにおいても移動可能である。
ステップS21では、移動ステージ57が範囲W2内で移動可能。但し、図5(a)において移動ステージ57が位置WEより左側に移動しないようストッパが動作する。これにより、誤ってX線管ユニットキャリア45がレール支持側壁51またはテーブル31に衝突することを防いでいる。
図5または図6では、長手方向を範囲W1と範囲W2とに分けたが、テーブル31の長さまたはレール支持側壁51の長さに応じて三以上に分けてもよい。また、X線管ユニットキャリア45の移動範囲も、範囲H1と範囲H2とに分けるのではなく、三以上に分けても良い。
本実施形態では、医療用X線撮影装置100について説明してきたが、工業用のX線撮影装置であっても、対象部材に対していろいろな角度からX線撮影できるようにするために、本発明を適用することが可能となる。
被検体のX線透過画像を得るX線撮影装置100の構成を示すブロック図である。 実施形態におけるテ−ブル31と案内支柱41との構成を示す正面斜視図である。 実施形態におけるテ−ブル31と案内支柱41との構成を示す背面斜視図である。 (a)は、X線管ユニット10が取り外された状態のテ−ブル31と案内支柱41との構成を示す拡大正面図であり、(b)はその側面図である。 (a)は、テ−ブル31と案内支柱41との構成を示す上面図であり、(b)はその正面図である。 X線管ユニット10を移動させる際のフローチャートである。 従来のX線撮影装置200を示したものである。
符号の説明
10 … X線管ユニット
11 … X線管
25 … 制御装置
31,231 … テーブル
32,232 … スタンド
34,234 … X線検出器
41,241 … 案内支柱
43 … 垂直リニアガイドレール
45 … X線管ユニットキャリア
51 … レール支持側壁
53 … リニアガイドレール
55 … オフセンターアーム
57 … 移動テーブル
61 … ベアリング
80 … 操作コンソール
81 … ディスプレイ
89 … モータドライバ
100,200 … X線撮影装置
S1,S2 … 位置センサ

Claims (8)

  1. 短手方向と長手方向とを有し、第一X線検出器を備えるとともに被検体を載置可能なテーブルと、
    前記テーブルに載置された被検体にX線を照射するX線発生装置と、
    前記X線発生装置を前記テーブルの長手方向および上下方向に移動させるX線発生装置移動装置と、を備えたX線撮影装置であって、
    前記X線発生装置移動装置は、
    前記テーブルの近傍で、前記長手方向に配置されたガイドレールと、
    前記X線発生装置を上下に移動可能に案内する案内支柱と、
    前記短手方向に伸びるとともに前記長手方向に伸びたL字型形状に形成され、前記ガイドレールと前記案内支柱とに連結し、前記ガイドレールに沿って移動する移動部材と
    を有することを特徴とするX線撮影装置。
  2. 前記移動部材が、前記ガイドレールの端部に移動した際に、前記案内支柱が前記ガイドレールの端部より長手方向の外側に配置されることを特徴とする請求項1に記載のX線撮影装置。
  3. 第二X線検出器を備えるとともに前記被検体に隣接して配置されるスタンド、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のX線撮影装置。
  4. 前記X線発生装置移動装置は、前記X線発生装置を前記短手方向に移動させるキャリアを、前記案内支柱に有することを特徴とする請求項1に記載のX線撮影装置。
  5. 前記移動部材は、床面と接して摺動する摺動部材
    を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のX線撮影装置。
  6. 前記案内支柱は、床面と接し摺動する摺動部材
    を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のX線撮影装置。
  7. 前記X線発生装置の移動を制御する制御装置を備え、
    前記制御措置は、前記移動部材が前記長手方向の第一範囲に配置されている際に、前記X線発生装置が前記案内支柱の所定の高さ範囲で上下に移動するよう制御することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のX線撮影装置。
  8. 前記X線発生装置の移動を制御する制御装置を備え、
    前記制御措置は、前記X線発生装置が所定の高さ以下に配置されている際に、前記移動部材を第二範囲内でのみ移動するように制御することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のX線撮影装置。
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