JP2003190140A - X線ctシステムにおけるガントリ装置およびその制御方法 - Google Patents

X線ctシステムにおけるガントリ装置およびその制御方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 諸種の条件によって変動するガントリ回転部
の回転中に発生する共振を抑制し、もって再構成される
X線断層像の信頼性を高めることを可能にするガントリ
装置およびその制御方法を提供すること。 【解決手段】 ガントリ回転部(4)に対するエンコーダ
(16)の出力信号がローパスフィルタ(42)により帯域制限
され、その帯域制限されたエンコーダ出力信号はFFT部
(43)で周波数スペクトル信号に変換され、ピーク検出器
(44)において、得られた周波数スペクトル信号のピーク
位置が共振周波数として検出される。ノッチフィルタ(2
1)はこの共振周波数に基づき中心周波数を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線照射によって
被検体のX線断層像を得るX線CTシステムにおけるガ
ントリ装置およびその制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】X線CT(Computerized Tomography)
システムおよび装置は、大別すると、ドーナツ状の空洞
部を有する装置(一般に、ガントリ装置と呼ばれてい
る)、ガントリ装置に対して各種制御信号を与えるとと
もにガントリ装置より得られた信号(データ)に基づい
てX線断層像を再構成し、表示する操作コンソール、そ
して、被検体(被検者)をガントリ装置の空洞部内に固
定支持するため、および、被検体を空洞部に向けて搬送
するための搬送装置で構成される。
【0003】ガントリ装置は、上記空洞部を挟んで設け
られたX線発生源(X線管)と、このX線発生源より照
射されたX線を検出するX線検出部とを内蔵する回転部
を備える。
【0004】実際に、スキャンする場合には、被検体を
上記の搬送装置上に横たえさせて、ガントリ装置の空洞
部に向けて搬送する。そして、ガントリ装置の回転部を
回転駆動させるとともにX線管を駆動することで、被検
体に対する異なる方向でのX線の照射および被検体を透
過してきたX線の検出をX線検出部で行う。操作コンソ
ールでは、上記のようにして、ガントリ装置より転送さ
れてきた透過X線強度に対応する信号を受信し、これに
基づいて、算術的に被検体の断層面におけるX線減衰率
に応じた画像を生成する。この再生される像は一般にX
線断層像と呼ばれ、X線断層像を再生する処理はX線断
層像を再構成する、もしくは単に再構成する、と呼ばれ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ガントリ装置におい
て、回転部の回転中に振動(共振)が発生するという問
題がある。
【0006】この共振を引き起こす要因はさまざまであ
る。ガントリ装置における回転部の所定位置には、上記
のとおりX線管が配置されるが、このX線管の重量は数
十キログラムにも達する。したがって、回転部の全体が
重量的に不均一、つまりアンバランスになる。これが共
振を引き起こす主な原因と考えられる。回転部の回転方
向に発生する振動に対してはバランサを用いることで調
整できるものの、回転部の回転と垂直な方向に発生する
振動までも抑えることは難しい。
【0007】また、回転部の1回転に要する時間も最速
0.5秒以下と高速であるので、重量のある部分で働く遠
心力も無視できなくなる。さらに、回転部を支えるベー
スの歪みも避けることができない。
【0008】X線CTでは、回転部の中心位置が固定で
あることを前提にして、X線断層像の再構成の演算処理
を行うものであるから、この共振が許容範囲を越えてし
まうと、再構成されるX線断層像に影響が現れ高い精度
を保つことができない。さらに、ガントリ装置の寿命を
縮めるおそれもある。したがって、このような共振を抑
制することが望まれる。
【0009】しかも、発生する共振は、回転部の回転速
度やガントリ装置のチルト角度、ガントリ装置の取り付
け精度、経時変化等によって変動するものであるから、
かかる変動に追従して共振を抑制することが望まれる。
【0010】そこで、本発明は、諸種の条件によって変
動するガントリ回転部の回転中に発生する共振を抑制
し、もって再構成されるX線断層像の信頼性を高めるこ
とを可能にするガントリ装置およびその制御方法を提供
することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、例えば本発明のX線CTシステムにおけるガントリ
装置は、以下の構成を備える。すなわち、X線発生源
と、当該X線発生源からのX線を検出するX線検出部と
を一体的に回転させるガントリ回転部を有するX線CT
システムにおけるガントリ装置であって、前記ガントリ
回転部を回転させるための回転モータと、前記回転モー
タの駆動をフィードバック制御により制御する駆動制御
手段と、を備え、前記駆動制御手段は、供給された信号
に応じた周波数成分を減衰させるノッチフィルタと、前
記回転における共振周波数を検出する検出手段と、検出
された前記共振周波数に応じた指示信号を前記ノッチフ
ィルタに供給する供給手段と、を含むことを特徴とす
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して実施形態に
ついて詳細に説明する。
【0013】まず、実施形態におけるガントリ装置の構
成を図1、図2を用いて説明し、その上で実施形態にお
けるガントリ装置の制御処理について説明する。
【0014】図1、2において、1はフロア上に置かれ
るベースであり、2はベース1に対して図2中の矢印P
で示す前後方向に傾斜可能な設けられたサブベースであ
る。3はサブベース2に設けられた固定ケーシングであ
り、4は固定ケーシング3に対して回転可能に支持され
ているガントリ回転部である。5はサブベース2に設け
られ、ベルト6を介してガントリ回転部4の回転駆動を
行うモータである。
【0015】ガントリ回転部4内には、被検体10に対
してX線を照射するX線発生源であるX線管7、被検体
10を透過したX線を検出するX線検出部8、および、
X線管7からのX線について、図1に示すファン角θお
よび図2に示す被検体10の搬送方向の厚み(X線照射
幅)をwを画定するコリメータ9を有する。X線検出部
8は、図1に示すようにファン角θの範囲のX線を検出
する複数の検出素子を備える。
【0016】上記構成において、実際にX線断層像を再
構成する場合には、回転モータ5によってガントリ回転
部4を回転させ、なおかつ、X線管7を駆動し、X線検
出部8により各回転の回転位置における被検体10を透
過し、減衰したX線を検出することを繰り返す(この一
連の動作がスキャンと呼ばれるものである)。不図示の
操作コンソールは、X線検出部8より検出して得た各回
転位置における透過X線の強度に関するデータを受信
し、算術演算を行うことで被検体10のX線断層像を再
構成することになる。
【0017】上記したガントリ回転部4を回転させるた
めの回転モータ5を駆動制御するための概略構成は図3
に示すとおりである。回転モータ5は例えばエンコーダ
付ACサーボモータであり、図3に示すように、サーボ
ドライバとしてのモータドライバ20からの制御信号に
よって駆動制御される。すなわち、モータドライバ20
は制御信号供給手段として機能する。制御信号は電圧に
よるものであってもよいし(電圧制御方式)、パルスに
よるものでもよい(パルス制御方式)。本実施形態では
電圧制御方式をとることにする。コントローラ30は、
計画されたスキャン条件(具体的には、設定されたガン
トリ回転部4の回転速度)に応じた回転モータ5の回転
速度信号をモータドライバ20に与える。モータドライ
バ20は、入力された回転速度信号に応じた電圧信号を
供給して回転モータ5を駆動する。そして、回転モータ
5の回転は測定手段としてのエンコーダ15が出力する
パルス信号(回転モータ5の回転速度に対応する)によ
り実測され、モータドライバ20にフィードバックされ
るサーボ系が構成されている。さらに、ガントリ回転部
4の回転速度を直接測るためのエンコーダ16が設けら
れている。エンコーダ16はガントリ回転部4とギアを
介して接続され、その出力パルス信号はコントローラ3
0に入力される。
【0018】続いて、実施形態に係る具体的な回転モー
タ5の駆動制御について、図4を用いて説明する。
【0019】モータドライバ20は、特定の周波数成分
を減衰させるノッチフィルタ21および、回転モータ5
に供給すべき回転速度に対応する電圧信号を出力する駆
動回路22を含む。実施形態では、さらに、エンコーダ
16の出力パルスを分析してガントリ回転における共振
周波数を検出し、その共振周波数をノッチフィルタ21
に出力するための検出部40を備えている。この検出部
40は、好ましくはコントローラ30内に設けられる。
【0020】ここで、ガントリ回転部4の回転中に発生
する共振のようすについて説明する。
【0021】ガントリ回転部4が振動を発生しない理想
的な状態で1回転すると、エンコーダ16は8000周期の
パルスを出力すると仮定する。この場合、ガントリ回転
部4が毎秒1回転の回転速度に設定されたときは、エン
コーダ16の出力パルスの周波数は8kHzである。
【0022】図5(a)は、エンコーダ16の出力パル
スの一例を示している。振動を発生しない理想的な状態
であるかぎり、各パルス周期は相等しい。この出力パル
スを周波数スペクトルでみれば、同図(b)のようにな
る。
【0023】ここで、ガントリ回転部4の回転に振動が
発生すると、各パルス周期に差異を生じるようになる。
この状態を周波数スペクトルで観察すると、同図(c)
のようになる。ガントリ回転部の回転速度やガントリの
チルト角度によって異なるが、典型的には図示のように
100Hz付近にピークを有する振動成分が付加されている
ことが分かる。この振動成分のピーク周波数を、ガント
リ回転部4の回転における共振周波数とみなすことがで
きる。
【0024】検出部40は、エンコーダ出力のジッタ
(すなわち、ガントリ回転部4の回転ムラ)を測定する
ことでガントリ回転における共振周波数を特定すること
が可能である。そのための構成として、検出部40は、
図4に示すように、所定時間分(例えば0.8ms)のエン
コーダ16の出力パルス信号を記憶するバッファ41、
エンコーダ16の出力パルス信号の周波数帯域制限を行
うローパスフィルタ42、帯域制限されたパルス出力信
号に対してFFT(高速フーリエ変換)を行うFFT部
43、周波数領域信号のピーク振幅を有する周波数を検
出するピーク検出器44、そして、ピーク検出器44で
の検出結果に基づき所定のフィードバック制御信号を出
力するフィードバックコントローラ45を含む。
【0025】ローパスフィルタ42は、エンコーダ出力
信号に対して、ガントリ回転部4の回転量に対応する周
波数(すなわち、エンコーダ出力信号の主成分)を含む
帯域を阻止するために用いられる。したがって、そのカ
ットオフ周波数はエンコーダ出力信号の主成分をカット
するのに適当な値に設定される。本実施形態において
は、上記したように共振周波数が100Hz付近に現れるこ
とを想定して、ローパスフィルタ42のカットオフ周波
数は、例えば200Hzに設定される。
【0026】上記した構成により、コントローラ30は
概ね図6のフローチャートに従って動作することにな
る。
【0027】コントローラ30は、外部の操作コンソー
ルからのスキャン開始指示を、設定されたスキャン条件
ともに受け取ると、ステップS1で、スキャン条件項目
の1つとして設定されたガントリ回転部4の回転速度に
応じた回転モータ5の回転速度信号をモータドライバ2
0に出力する。これに応じてモータドライバ20は回転
モータ5の駆動を開始する。
【0028】回転モータ5が駆動すると、所定時間分の
エンコーダ16の出力パルス信号が検出部40のバッフ
ァ41に蓄えられる(ステップS2)。バッファリング
されたエンコーダ出力信号はローパスフィルタ42によ
り帯域制限される(ステップS3)。次に、帯域制限さ
れたエンコーダ出力信号に対してFFT部43でFFT
を行い、周波数スペクトル信号に変換される(ステップ
S4)。
【0029】そして、ピーク検出器44において、得ら
れた周波数スペクトル信号のピークが検出される(ステ
ップS5)。ピークを有する周波数は上述したとおり共
振周波数とみなすことができる。ノッチフィルタ21に
は、この共振周波数における成分を減衰させることが望
まれる。そこで、フィードバックコントローラ45は、
この共振周波数に基づくノッチフィルタ指令をノッチフ
ィルタ21に出力する(ステップS6)。これを入力し
たノッチフィルタ21は直ちに、その指令に応じてノッ
チフィルタ周波数(中心周波数)を変更することにな
る。
【0030】ステップS7では、処理を更に継続するか
否か(すなわち、エンコーダ16の出力パルス信号が更
に入力されてくるかどうか)を判断して、処理を継続す
る場合にはステップS2に戻ってバッファを更新して処
理を繰り返す。処理を継続しないと判断されれば、本処
理を終了する。
【0031】ノッチフィルタ21のノッチフィルタ周波
数の変更は具体的には例えば以下のように行う。
【0032】図8は、ノッチフィルタを含むACサーボ
モータ制御ブロックの一例を示す図である。また、図9
は、デジタルフィルタによるノッチフィルタの構成例を
示す図である。
【0033】ここでは、一例として、ノッチフィルタを
ソフトウェア処理によるデジタルフィルタで構成した場
合を説明する。
【0034】この場合、フィルタ処理は、サンプリング
時間間隔毎に行われる積和演算となる。
【0035】フィードバック演算されたサーボモータド
ライバへの操作量が入力され、ノッチフィルタ処理され
た出力がサーボモータドライバへ実際に入力される。
【0036】ノッチフィルタは、フィードバックコント
ローラ45から伝送されてきたノッチフィルタ指令を受
け取る。この指令に応じてノッチフィルタ周波数を変化
させる必要があり、所望のフィルタ周波数に対応するフ
ィルタ係数a00−a21、b00−b22を記憶素子上に保存して
あるデータテーブルから読み込み、変更する。
【0037】以上説明した回転モータ5の駆動制御によ
れば、エンコーダ出力のジッタを測定することでガント
リ回転における共振周波数を特定することができる。そ
して、この測定を常時行うことによって、ノッチフィル
タの中心周波数を、諸種の条件によって変動する共振周
波数に追従させることが可能になる。これにより、高精
度かつリアルタイムにガントリ回転部の回転中に発生す
る共振を抑制することができる。
【0038】ところで、上述した実施形態では、検出部
40のピーク検出器44で検出したピークを有する周波
数を直接ノッチフィルタ21に出力するものであった。
このかわりに、図7に示すように、ピーク検出器44と
直接ノッチフィルタ21との間に、所定の整定時間の過
渡応答特性を有する制御ブロック(例えばI−PD制御
ブロック50)を挿入した構成としてもよい。このよう
な構成をとれば、ノッチフィルタ21に設定される中心
周波数値が、所定の整定時間を有する過渡応答でもって
遷移するので、ノッチフィルタ21の設定中心周波数が
急激に変動することを回避することができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
諸種の条件によって変動するガントリ回転部の回転中に
発生する共振を抑制し、もって再構成されるX線断層像
の信頼性を高めることを可能にするガントリ装置および
その制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態におけるX線CTシステムにおけるガ
ントリ装置の正面図である。
【図2】実施形態におけるX線CTシステムにおけるガ
ントリ装置の側面断面図である。
【図3】実施形態におけるモータの駆動制御に係る概略
構成図である。
【図4】実施形態におけるモータの駆動制御に係るブロ
ック構成図である。
【図5】実施形態におけるエンコーダ出力信号およびガ
ントリ回転部の回転中に発生する共振のようすについて
説明するための図である。
【図6】実施形態におけるコントローラの動作処理内容
を示すフローチャートである。
【図7】実施形態におけるモータの駆動制御に係る別の
態様によるブロック構成図である。
【図8】ノッチフィルタを含むACサーボモータ制御ブ
ロックの一例を示す図である。
【図9】デジタルフィルタによるノッチフィルタの構成
例を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江口 愛彦 東京都日野市旭が丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 Fターム(参考) 4C093 AA22 BA03 CA06 CA35 CA38 CA39 EC41 5H550 BB05 DD01 GG03 HB01 JJ02 JJ23 JJ24 JJ26 JJ27 LL07 LL56 PP04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線発生源と、当該X線発生源からのX
    線を検出するX線検出部とを一体的に回転させるガント
    リ回転部を有するX線CTシステムにおけるガントリ装
    置であって、 前記ガントリ回転部を回転させるための回転モータと、 前記回転モータの駆動をフィードバック制御により制御
    する駆動制御手段と、を備え、 前記駆動制御手段は、 供給された信号に応じた周波数成分を減衰させるノッチ
    フィルタと、 前記回転における共振周波数を検出する検出手段と、 検出された前記共振周波数に応じた指示信号を前記ノッ
    チフィルタに供給する供給手段と、 を含むことを特徴とするガントリ装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、 前記ガントリ回転部の回転量を測定する測定手段と、 測定された前記回転量に対応する周波数を含む帯域を阻
    止して出力するフィルタと、 前記フィルタの出力信号を周波数領域信号に変換する変
    換手段と、 前記周波数領域信号のピーク振幅を有する周波数を検出
    するピーク検出手段と、 を含むことを特徴とする請求項1に記載のガントリ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段と前記ノッチフィルタとの
    間に、 現在設定されている前記ノッチフィルタの中心周波数か
    ら前記検出手段で検出された前記共振周波数まで、所定
    の整定時間を有する過渡応答特性でもって遷移する値
    を、設定すべき中心周波数として前記ノッチフィルタに
    供給する過渡制御手段を備えることを特徴とする請求項
    1または2に記載のガントリ装置。
  4. 【請求項4】 X線発生源と、該X線発生源から放射さ
    れたX線を、被検体を位置させる空洞部を介して検出す
    るX線検出部とを有するガントリ回転部を有するX線C
    Tシステムにおけるガントリ装置の制御方法であって、 前記ガントリ回転部を回転させるための回転モータの目
    標回転速度情報を含む駆動指令を出力する駆動指令工程
    と、 前記ガントリ回転部の回転量を測定し、実測回転速度情
    報を含む信号を出力する測定工程と、 前記目標回転速度情報と前記実測回転速度情報とに応じ
    た制御信号を前記回転モータに供給する制御信号供給工
    程と、 を含み、前記回転モータが前記制御信号に基づいて駆動
    するように制御するサーボ制御工程と、 前記ガントリ回転部の回転における共振周波数を検出す
    る検出工程と、を有し、 前記制御信号供給工程は、 中心周波数の設定を変更可能に構成され、設定された中
    心周波数の成分を減衰させるノッチフィルタに対して、
    前記検出工程で検出された前記共振周波数に応じた中心
    周波数を設定する設定工程を含むことを特徴とするガン
    トリ装置の制御方法。
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