JPH02211128A - Ｃｔ用放射線源交換治具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、Ｃ〒装置に具備される放射線源を交換する際
に使用されるＣＴ用放射線源交換治具に関し、特にこの
交換治具の機能拡大技術に関する。

（従来の技術） ＣＴ装置、例えばＸ線ＣＴ装置の架台においては、ＣＴ
スキャンが行われる盪影空間の外周にあたる空間に回転
自在なフレームが配設されており、このフレームにＸ線
管およびＸ線検出器が対峙して配設されている。そして
、Ｘ線管からＸ線検出器へ向けてＸ線を照射しながら、
フレームを撮影空間に配置された被検体内に仮定される
中心を軸として架台内で回転させることで、ＣＴスキャ
ンがなされている。

この種のＸ１ＣＴ装置のＸ線管は、前記回転でフレーム
の取付部分からズしたすすることがないように、フレー
ムに対してネジ止め等で固着されている。

この取付状態によれば、Ｘ線管交換時、比較的重量のあ
るＸ線管が破損等しないように、Ｘ線管を保持した状態
で前記ネジを外してフレームから取り外したり、同様に
Ｘｇｓ管を保持した状態でネジを締め付けてフレームに
取り付けたりしなければならなず、作業は容易でない。

そのため、ループ状のチェーンでＸ線管を吊下げてこの
Ｘ線管を自在に上下動させることができるＸ線管吊下げ
治具を架台内に配設させることが試みられており、Ｘ線
管交換作業の容易化が図られている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、ＣＴスキャン頻度にもよるが、Ｘ線管の
寿命により交換する必要は１年に何度かであり、上述の
ようなＸｗａ管吊上吊下具を架台内に配設することは、
架台の縮小化が図られている中で、架台容量および重量
を拡大化せざるを得ない。

本発明はこのような従来技術の課題に鑑みてなされたも
のであり、架台外に設置されるもので放射線源を容易に
交換できるＣＴ用放射線源交換治具を提供するを目的と
する。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 上記課題を解決しかつ目的を達成するために本発明にか
かるＣＴ用放射線源交換治具においては、被検体保持用
の付属部材の取付は用としてスライド自在な天板に具備
される取付部材に着脱自在な着脱部と、この着脱部から
立ち上げられる伸縮自在な伸縮部と、この伸縮部の長さ
を調節する調節部と、前記伸縮部に配設されるとともに
ＣＴ用放射線源を保持し得る保持部と、を具備したこと
を要旨としている。

（作用） このような手段を講じた構成のＣＴ用放射線源交換治具
によれば、次のような作用を奏する。

すなわち、天板に具備される取付部材に対して着脱部を
装着し、放射線源が取り付けられている部材から放射線
源を取り外す際には、所要距離天板をスライドするとと
もに、１１Ｍ部により伸縮部を適量伸ばし、保持部で架
台内に配設されている放射線源を保持しながら前記放射
線源が取り付けられている部材から取り外し、天板を架
台から離れる方向にスライドする。また、この逆の操作
を行うことで、放射線源を架台内の所定位置へ取り付け
られるもので、着脱部が装着される天板のスライド動作
および伸縮部の伸縮動作を利用することで、放射線源を
保持部材で保持した状態で自在に上下動およびスライド
できるため、架台内に放射線源交換のための治具を配設
せずに、放射線源を容易に交換できる。

（実施例） 以下、本発明にかかるＣＴ用放射線源交換治具を、Ｘ線
ＣＴ装置に具備されるＸ線管の交換用治具に適用した一
実施例について、第１図ないし第３図を参照にしながら
説明する。

上記Ｘｉ＃ＩＣＴ装置には、第１図に示すように、架台
１および寝台装置３が具備されている。架台Ｉにおいて
は、内部に形成される撮影空間５を挟んでＸＮａ管７と
破線で示すｘ！ｓ検出器９とが対峙して配設されている
。このＸ線管７は、前記寝台装置３の上下動およびこの
寝台装置３上面に具備される天板１１のスライドにより
ガ板１１上に載置される被検体（図示省略）が前記撮影
空間５に挿入配置される際の、この被検体内に仮定され
る中心を軸として回転する。そしてＸ線管７はこの回転
を行いながら、同じく前記中心を軸として回転するＸ線
検出器９に向けて、Ｘ線を扇状に照射するようになされ
ている。そしてＸ４！検出器９で得られた信号は増幅積
分、ディジタル変換２画像再構成等の処理が施され、処
理結果の内容が図示しないＣＲＴ等のモニタ上に画像表
示されるものである。

この構成を有するＸ線ＣＴ装置の架台ｌの外表は、架台
ｌの上面に設けられた蝶番により架台！前面の殆どのカ
バ一部分を上方へ開放可能な架台カバー１３で包囲され
ている。この架台カバー１３内の、撮影空間５の外周に
あたる空間に回転自在なフレーム１５が配設されており
、このフレーム１５に対しＸ線検出器９とともに前記Ｘ
線管７がネジ１５ａで固着されている。

このフレーム１５に取り付けられているＸ線管７を交換
するための治具として、交換治具１７が用意されている
。

すなわちこの交換治具１７は、第２図（ａ）。

（ｂ）に示すように、天板１１の架台ｉｓ端部に配設さ
れるとともにヘッドレスト等の被検体の一部を保持する
付属部材を着脱自在とする取付金具■９に着脱自在な着
脱部２１と、この着脱部２１から立ち上げられる伸縮自
在な支柱部２３と、この支柱部２３の上端部に配設され
るとともにＸ線管７を下方向から支え得る保持部２５と
を具備している。

これら各部をさらに詳しく説明する。前記着脱部２１は
、天板１１の取付金具１９に設けられているアリ溝１９
ａに嵌合する形状を呈するとともにネジが切られたボル
ト穴に対偶される取付ボルト２１ａを具備し、この取付
ボルト２１ａの締付けにより、着脱部２１が取付金具１
９に固定される。

また、前記支柱部２３にはハンドル２７が具備されてお
り、油圧ジヤツキを形成している。すなわち、ハンドル
２７を矢印２９方向に操作することにより、支柱部２３
に具備されているポンプ２３ａが作動し、支柱部２３の
上部を構成するとともに前記保持部２５が固着されてい
るポンプ体２３ｂを上昇させる。

また保持部、２５は、コ字形を呈しており、このコ字形
の切込部分にＸｗＡ管７のＸ線発射口が入るようにＸ線
管７が保持部２５に載置されるものである。

次に、本実施例の作用について説明する。

Ｘ線管７をフレーム１５から取り外す隙には、第１図に
おいて破線および実線で示すように、所要距離天板１１
を上下動させるとともに所要距離天板１１をスライドさ
せ、Ｘ線管７を保持部２５で保持させる。次に、ネジ１
５ａを緩めるかあるいは取り外し、ハンドル２７を操作
して所要距離ポンプ体２３ｂを上昇させることで、Ｘ線
管７がフレーム１５から持ち上げられ取り外される。そ
の後、天板１１を下降させるとともに架台ｌから離す方
向にスライドさせるとＸ線管７を容易に架台ｌから取り
出せる。また、この操作と逆の操作を行うことで、Ｘ線
管のフレーム１５への取付けも容易に行える。

したがって、本発明にかかる交換治具１７によれば、こ
の交換治具１７が設置される天板１１の上下移動および
スライドを利用するとともに、交換治具１７によるＸ線
管１７の持上げ作用を利用することで、架台ｌ内にＸ線
管交換のための治具を配設しないにもかかわらず、容易
にＸ線管７を交換できるものである。なお、上記実施例
においては、上下動自在およびスライド自在な天板１１
に交換治具１７を装着しているが、上下動できずスライ
ドだけできる天板に対しても、交換治具１７を装着し、
Ｘ線管７の交換を容易に行えるものである。

また、この交換治具１７の架台１外配設により、架台１
の容量および重量の縮小化が図られている中で、架台１
を拡大化することがない。

さらに、架台ｌ内にＸ線管７交換用の治具を配設すれば
、この治具にかかるコストをＸ線ＣＴ装置の価格の中に
含めてユーザーに負担させなければならないが、本発明
にかかる交換治具１７は架台ｌおよび寝台装置３と全く
別個に用意されるものであり、Ｘ線管７交換に際し、サ
ービス会社等からの作業員が交換治具１７を持ち込んで
作業に用いることで、ユーザーの負担軽減を図れる。

また、交換治具１７は天板１１の作動を利用するためコ
ンパクトに作成でき、前記作業員の移動車への積込みに
も容易である。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明にかかる交換治具によれば
、天板に具備される取付部材に着脱部を装着し、この天
板のスライド動作を利用するとともに伸縮部の伸縮動作
を利用することで、放射線源を保持部材で保持した状態
で自在に上下動およずスライドできるため、架台内に放
射線源交換のための治具を配設せずに、放射線源の交換
を容易に行える。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にかかる放射線源交換治具が利用される
ｘｗＡＣＴ装置の概略を示す要部断面説明図、第２図（
ａ）は本発明にかかる交換治具の一実施例を示す要部側
面図、第２図（ｂ）は第２図（ａ）のＡ−Ａ断面説明図
である。 ７・・・ｘｖＡ管　　　　　９・・・Ｘ線検出器１１・
・・天板　　　　　１７・・・交換治具ｌ９・・・取付
金具 ２３・・・支柱部 ２７・・・ハンドル ■・・・装着部 ２５・・・保持部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）被検体保持用の付属部材の取付け用としてスライ
   ド自在な天板に具備される取付部材に着脱自在な着脱部
   と、この着脱部から立ち上げられる伸縮自在な伸縮部と
   、この伸縮部の長さを調節する調節部と、前記伸縮部に
   配設れるとともにＣＴ用放射線源を保持し得る保持部と
   、を具備したことを特徴とするＣＴ用放射線源交換治具
   。