JP2009293179A5 - - Google Patents

Claims (14)

1. 編み構造又は織り構造の布製品であって、
   難燃性材料から成るインターレース糸の布体（１０；２０）を備え、該布体が第１の面及びその反対側の第２の面（１２；２２）を有し、該第１面が、その上に形成されるパイル繊維若しくは起毛繊維、又はフリースの少なくとも１つの領域を有し、且つ該第２面（１２；２２）が、交差部位で前記インターレース糸及び／又は該インターレース糸の繊維に付着する不連続の難燃性コーティング（１４；２４）を有すると共に、
   前記コーティング（１４；２４）が、前記布製品のドレープ適性及び手触りに実質的な悪影響を及ぼさない、編み構造又は織り構造の布製品。
2. 前記インターレース糸が、本質的に難燃性のポリマーから成り、且つ／又は難燃性添加剤を含有する、請求項１に記載の布製品。
3. 布製品は、テリー丸編み構造を有する、テリー裏丸編み構造を有する、ダブルニット構造を有する、シングルジャージー編成構造を有する、織り構造を有する、又は経編み構造を有する、請求項１又は請求項２に記載の布製品。
4. 衣服製品の形態である、請求項１乃至請求項３の何れかに記載の布製品。
5. 前記インターレース糸がテキスチャ加工されている、又は非テキスチャ加工されている、請求項１乃至請求項４の何れかに記載の布製品。
6. 前記インターレース糸が紡績糸から成る、請求項１乃至請求項５の何れに記載の布製品。
7. 前記コーティング（１４；２４）が、前記布製品を介する通気性の制限を実質的に回避するように、糸繊維にのみ付着される、請求項１乃至請求項６の何れに記載の布製品。
8. 前記コーティングが、通気性を減らすように、布製品を介した介在空気通路に延在する被膜から成る、請求項１乃至請求項７の何れに記載の布製品。
9. 前記コーティング（１４；２４）が結合剤であつて、布製品はその結合剤を含有する１つ又は複数の第１の領域と、その結合剤を含有する１つ又は複数の第２の領域を有し、且つ、その結合剤の密度は第２の領域よりも第１の領域において比較的高い、請求項１乃至請求項８の何れに記載の布製品。
10. 布製品を製造する方法であって、
    難燃性糸を交差させる工程であって、編み構造又は織り構造の布体（１０；２０）を形成する、交差させる工程、
    前記布体の第１面に起毛領域又はフリース領域を形成する工程、及びその後
    難燃性コーティング材料を少なくとも、その反対面の第２面（１２；２２）に塗布する工程であって、前記布製品の少なくとも前記第２面（１２；２２）にある交差部位の糸繊維上に不連続のコーティング（１４；２４）を形成し、前記不連続のコーティングが、前記布製品のドレープ適性及び手触りに実質的な悪影響を及ぼさない、布製品を製造する方法。
11. 通気性の低下を制御するように、前記布体の介在空間から液状のコーティング材料を除去することをさらに含む、請求項１０に記載の方法。
12. 前記糸は、アラミド、難燃性ポリエステル、難燃性レーヨン、モダクリル繊維、ウール、綿、難燃加工綿、ポリエステル、及びこれらの混合物から成る群から選択される請求項１０又は請求項１１に記載の方法。
13. 前記コーティング（１４；２４）が、樹脂、ラテックス、高分子エマルジョン及び高分子分散液から成る群から選択される形態である、請求項１２に記載の方法。
14. 前記布製品が、前記第２面（１２；２２）を規定する技術面と、前記第１面を規定する技術裏面とを有する編み構造から形成され、且つ前記方法が、該技術裏面を起毛すること、及びその後、前記コーティング材料を前記技術面に塗布することをさらに含む、請求項１０乃至請求項１３の何れかに記載の方法。