JP2009289995A - インダクタ部品 - Google Patents

インダクタ部品 Download PDF

Info

Publication number
JP2009289995A
JP2009289995A JP2008141210A JP2008141210A JP2009289995A JP 2009289995 A JP2009289995 A JP 2009289995A JP 2008141210 A JP2008141210 A JP 2008141210A JP 2008141210 A JP2008141210 A JP 2008141210A JP 2009289995 A JP2009289995 A JP 2009289995A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
inductor component
core
electrode
conductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008141210A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4582196B2 (ja
Inventor
Toru Okawa
透 大川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2008141210A priority Critical patent/JP4582196B2/ja
Priority to US12/468,473 priority patent/US8188827B2/en
Publication of JP2009289995A publication Critical patent/JP2009289995A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4582196B2 publication Critical patent/JP4582196B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/006Details of transformers or inductances, in general with special arrangement or spacing of turns of the winding(s), e.g. to produce desired self-resonance
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/34Special means for preventing or reducing unwanted electric or magnetic effects, e.g. no-load losses, reactive currents, harmonics, oscillations, leakage fields
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F17/00Fixed inductances of the signal type 
    • H01F17/0006Printed inductances
    • H01F17/0013Printed inductances with stacked layers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F17/00Fixed inductances of the signal type 
    • H01F17/04Fixed inductances of the signal type  with magnetic core
    • H01F17/045Fixed inductances of the signal type  with magnetic core with core of cylindric geometry and coil wound along its longitudinal axis, i.e. rod or drum core

Abstract

【課題】インピーダンスの変化を抑制して、信号の反射の発生が少ないインダクタ部品を提供すること。
【解決手段】インダクタ部品1は、コア10と、電極部20,21と、巻線30と、を備えている。コア10は、巻芯部12と、当該巻芯部12の軸方向の両端に形成された一対の鍔部13,14とを有している。電極部20は鍔部13に位置し、電極部21は鍔部14に位置している。巻線30は、絶縁被膜銅線等の導体線からなり、巻芯部12に3ターン以上巻回された巻回部32と、巻回部32の両端32a,32bに位置する引き出し部34と、を含んでいる。引き出し部34は、その端が電極部20,21に継線されることにより、電極部20,21に物理的且つ電気的に接続されている。巻回部32における各ターンの巻線間隔D(n=1〜4)は、巻回部32の一端32aから他端32bに向かって単調減少している。
【選択図】図2

Description

本発明は、インダクタ部品に関する。
インダクタ部品として、電極部と、導体が3ターン以上巻回された巻回部と、巻回部の端に位置すると共に、巻回部と電極部とを接続する引き出し部と、を備えているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載されたインダクタ部品では、巻回部における各ターンの巻線間隔は等間隔である。
特開平10−312922号公報
上記特許文献1に記載されたインダクタ部品には、以下の問題点が存在する。特許文献1に記載されたインダクタ部品では、巻回部における各ターンの巻線間隔が等間隔であるため、隣り合うターン間での磁気的な条件(例えば、磁気結合等)は同じとなる。すなわち、巻回部が隣り合う2つのターンで構成されるコイル(インダクタ)の集合体であるとすると、当該コイルの磁路長は巻回部全体にわたって変化することはない。このため、巻回部により形成される磁路内において巻回部を構成する導体のインピーダンスが変化することはない。
これに対し、以下の理由により、巻回部の端(巻き始め及び巻き終わり)では、導体のインピーダンスが大きく変化してしまう。巻回部は導体が巻回された形状を呈しているのに対し、引き出し部は巻回部から電極部に向けて伸びる形状を呈しており、巻回部と引き出し部とでは構造上異なっている。したがって、巻回部の端において構造上の変化が生じる。この構造上の変化は巻回部の端での磁気的な条件の変化をもたすこととなるため、巻回部の端では、導体のインピーダンスが大きく変化することとなる。例えば、巻回部の一端でインピーダンスが大きくなり、また、巻回部の他端でインピーダンスが更に大きくなってしまう。このように、導体の途中においてインピーダンスが変化すると、インピーダンスが変化する箇所において導体を伝わる信号が反射し、信号の減衰が生じる懼れがある。また、反射によって不要な輻射が生じ、ノイズの原因となってしまう懼れもある。
本発明の目的は、インピーダンスの変化を抑制して、信号の反射の発生が少ないインダクタ部品を提供することである。
本発明に係るインダクタ部品は、電極部と、導体が3ターン以上巻回された巻回部と、巻回部の両端に位置すると共に、巻回部及び電極部に接続される引き出し部と、を備え、巻回部における各ターンの巻線間隔は、巻回部の一端から他端に向かって単調減少していることを特徴とする。
本発明に係るインダクタ部品では、巻回部における各ターンの巻線間隔が巻回部の一端から他端に向かって単調減少しているので、隣り合うターン間での磁気的な条件が異なる。すなわち、巻回部が隣り合う2つのターンで構成されるコイル(インダクタ)の集合体であるとすると、当該コイルの磁路長は巻回部の一端側から他端側に向かって短くなる。このため、巻回部により形成される磁路内において巻回部を構成する導体のインピーダンスは、巻回部の一端側から他端側に向かって大きくなる。この結果、巻回部の一端でのインピーダンスの変化は回避し難いものの、巻回部の他端でのインピーダンスの急激な変化が抑制されることとなる。このように、本発明によれば、特に、巻回部の他端でのインピーダンスの急激な変化を抑制して、当該箇所での信号の反射の発生を少なくすることができる。
ここで、「単調減少している」とは増加傾向とならないことを意味し、広義の単調減少を意味する。
好ましくは、巻芯を有するコアを更に備え、巻回部は、導線が巻芯に巻回されることにより構成されている。
好ましくは、巻回部は、互いに磁気結合するように所定の線間距離を置いて巻回された複数本の導体を含み、複数本の導体の巻線間隔が、巻回部の一端から他端に向かって単調減少している。
好ましくは、複数の絶縁体が積層された積層体と、積層体内に絶縁体の積層方向に併設された複数の導体と、を備えており、巻回部は、積層方向に隣り合う導体同士が電気的に接続されることにより構成され、複数の導体間の積層方向での間隔が、積層方向に向かって単調減少している。
本発明によれば、インピーダンスの変化を抑制して、信号の反射の発生が少ないインダクタ部品を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
(第1実施形態)
図1及び図2を参照して、第1実施形態に係るインダクタ部品1の構成を説明する。図1は、第1実施形態に係るインダクタ部品の斜視図である。図2は、第1実施形態に係るインダクタ部品の平面図である。
インダクタ部品1は、図1に示されるように、コア10と、電極部20,21と、巻線30と、を備えている。
コア10は、磁性体(例えば、フェライト等)又は非磁性体(例えば、セラミック等)からなる。コア10は、いわゆるドラムコアであって、巻芯部12と、当該巻芯部12の軸方向の両端に形成された一対の鍔部13,14とを有している。巻芯部12は、四角柱形状を呈している。各鍔部13,14は、直方体形状を呈している。巻芯部12と鍔部13,14とは、一体的に形成されている。コア10は、その巻芯部12の軸心方向に平行な断面での形状がH字状を呈している。
電極部20は鍔部13に位置し、電極部21は鍔部14に位置している。電極部20,21は、鍔部13,14の側面に金属材料(例えば、銀等)を主成分とする導電ペーストを転写した後に所定温度(例えば、700℃程度)にて焼き付け、更に金属めっきを施すことにより、形成される。金属めっきには、NiとSn、CuとNiとSn、NiとAu、NiとPdとAu、NiとPdとAg、又は、NiとAg等を用いることができる。電極部20,21は、金属製の板材を鍔部13,14の対応する位置に装着することにより構成してもよい。金属製の板材には、例えば金属めっき(NiとSn)を施した燐青銅等を用いることができる。また、電極部20,21は、鍔部13,14にめっき法により直接形成してもよい。
巻線30は、絶縁被膜銅線等の導体線からなり、巻芯部12に3ターン以上巻回された巻回部32と、巻回部32の両端32a,32bに位置する引き出し部34,35と、を含んでいる。図1及び2では、巻線30の絶縁被膜の図示は省略しており、導体としての芯線を図示している。
巻回部32と引き出し部34,35とは連続しており、引き出し部34は巻回部32の端32a,32bに接続されることとなる。引き出し部34は、その端が電極部20に継線されることにより、電極部20に物理的且つ電気的に接続されている。引き出し部35は、その端が電極部21に継線されることにより、電極部21に物理的且つ電気的に接続されている。これらにより、引き出し部34,35は、巻回部32と電極部20,21とを接続する。引き出し部34と電極部20,21との接続(継線)は、熱圧着、溶接、あるいは、半田付け等により行われる。
巻回部32における各ターンの巻線間隔D(n=1〜4)は、図2に示されるように、巻回部32の一端32aから他端32bに向かって単調減少している。ここで、各ターンの巻線間隔Dとは、各ターンにおける上記芯線同士の間隔である。本実施形態では、各巻線間隔D(n=1〜4)の関係は、下記(1)式を満たしており、いわゆる狭義の単調減少となっている。
>D>D>D … (1)
以上のように、本実施形態においては、巻回部32における各ターンの巻線間隔Dが巻回部32の一端32aから他端32bに向かって単調減少しているので、隣り合うターン間での磁気的な条件が異なる。すなわち、巻回部32が隣り合う2つのターンで構成されるコイル(インダクタ)の集合体であるとすると、当該コイルの磁路長は巻回部32の一端32a側から他端32b側に向かって短くなる。このため、巻回部32により形成される磁路内において巻回部32を構成する導体線のインピーダンスは、巻回部32の一端32a側から他端32b側に向かって大きくなる。この結果、巻回部32の一端32aでのインピーダンスの変化は回避し難いものの、巻回部32の他端32bでのインピーダンスの急激な変化が抑制されることとなる。このように、インダクタ部品1では、巻回部32の他端32bでのインピーダンスの急激な変化を抑制して、当該箇所での信号の反射の発生を少なくすることができる。
(第2実施形態)
図3及び図4を参照して、第2実施形態に係るインダクタ部品2の構成を説明する。図3は、第2実施形態に係るインダクタ部品の斜視図である。図4は、第2実施形態に係るインダクタ部品の平面図である。
インダクタ部品2は、図3に示されるように、コア10と、電極部23〜26と、2本の巻線40,45と、を備えている。インダクタ部品2は、いわゆるコモンモードチョークコイルを構成している。
電極部23,24は鍔部13に位置し、電極部25,26は鍔部14に位置している。電極部23〜26は、第1実施形態における電極部20,21と同様に形成される。
巻線40,45は、第1実施形態における巻線30と同じく絶縁被膜銅線等の導体線からなる。図3及び4では、巻線40,45の絶縁被膜の図示は省略しており、導体としての芯線を図示している。巻線40,45は、巻芯部12に3ターン以上巻回された巻回部42,47と、巻回部42,47の両端42a,42b,47a,47bに位置する引き出し部44a,44b,49a,49bと、を含んでいる。巻回部42,47と引き出し部44a,44b,49a,49bとは連続しており、引き出し部44a,44b,49a,49bは巻回部42,47の端42a,42b,47a,47bに接続されることとなる。
引き出し部44a,44b,49a,49bは、電極部23〜26にも接続されている。引き出し部44aは、その端が電極部23に継線されることにより、電極部23に物理的且つ電気的に接続されている。引き出し部44bは、その端が電極部25に継線されることにより、電極部25に物理的且つ電気的に接続されている。これらにより、引き出し部44a,44bは、巻回部42と電極部23,25とを接続する。引き出し部49aは、その端が電極部24に継線されることにより、電極部24に物理的且つ電気的に接続されている。引き出し部49bは、その端が電極部26に継線されることにより、電極部26に物理的且つ電気的に接続されている。これらにより、引き出し部49a,49bは、巻回部47と電極部24,26とを接続する。引き出し部44a,44b,49a,49bと電極部23〜26との接続(継線)は、熱圧着、溶接、あるいは、半田付け等により行われる。
巻回部42,47では、図4に示されるように、2本の上記導体線が互いに磁気結合するように所定の線間距離(D)を置いて巻回されている。そして、巻回部42,47における各ターンの巻線間隔D(n=1〜4)は、巻回部42,47の一端42a,47aから他端42b,47bに向かって単調減少(狭義の単調減少)している。すなわち、各巻線間隔D(n=1〜4)の関係は、上記(1)式を満たしている。ここでも、各ターンの巻線間隔Dとは、各ターンにおける上記芯線同士の間隔である。
以上のように、本実施形態においては、巻回部42,47における各ターンの巻線間隔Dが巻回部42,47の一端42a,47aから他端42b,47bに向かって単調減少しているので、隣り合うターン間での磁気的な条件が異なる。すなわち、各巻回部42,47が隣り合う2つのターンで構成されるコイル(インダクタ)の集合体であるとすると、当該コイルの磁路長は巻回部42,47の一端42a,47a側から他端42b,47b側に向かって短くなる。このため、各巻回部42,47により形成される磁路内において巻回部42,47を構成する導体線のインピーダンスは、巻回部42,47の一端42a,47a側から他端42b,47b側に向かって大きくなる。この結果、巻回部42,47の一端42a,47aでのインピーダンスの変化は回避し難いものの、巻回部42,47の他端42b,47bでのインピーダンスの急激な変化が抑制されることとなる。このように、インダクタ部品2では、巻回部42,47の他端42b,47bでのインピーダンスの急激な変化を抑制して、当該箇所での信号の反射の発生を少なくすることができる。
(第3実施形態)
図5〜図7を参照して、第3実施形態に係るインダクタ部品3の構成を説明する。図5は、第3実施形態に係るインダクタ部品の斜視図である。図6は、第3実施形態に係るインダクタ部品に含まれる素子の断面構成を説明する図である。図7は、第3実施形態に係るインダクタ部品に含まれる素子を示す分解斜視図である。
インダクタ部品3は、図5に示されるように、直方体形状の素子50と、一対の電極部(端子電極)60,62とを備えている。インダクタ部品3は、いわゆる積層型インダクタを構成している。
素子50は、図6及び図7に示されるように、コイル部70と、外装部80とを有している。コイル部70は、コイル状導体71と、当該コイル状導体71の両端に位置する引き出し導体73,74を含んでいる。外装部80は、積層される複数の絶縁体層81〜86を含んでいる。各絶縁体層81〜86は、例えば、磁性体(例えば、Ni−Cu−Zn系フェライト等)を含むセラミックグリーンシートの焼結体、又は、非磁性体(例えば、Cu−Zn系フェライト)等の非磁性体を含むセラミックグリーンシートの焼結体から構成される。なお、実際のインダクタ部品3では、各絶縁体層81〜86は、互いの間の境界が視認できない程度に一体化されている。
各電極部60,62は、素子50の外側面に配置されている。各電極部60,62は、例えば導電性金属粉末及びガラスフリットを含む導電性ペーストを素子50の外表面の付与し、焼き付けることによって形成される。必要に応じて、焼き付けにより形成された電極部分上にめっき層が形成されることもある。
コイル状導体71は、絶縁体層81〜85に形成された導体パターン71a〜71eにより構成される。また、引き出し導体73,74は、絶縁体層81,85に形成された導体パターン73a,74aにより構成される。本実施形態においては、導体パターン71aと導体パターン73aとが一体に連続して形成され、導体パターン71eと導体パターン74aとが一体に連続して形成されている。導体パターン71a〜71e,73a,74aは、導電性材料(例えば、Ag、Pd、又は、これらの合金等)からなる。導体パターン71a〜71e,73a,74aは、上記導電性材料を含む導電性ペーストの焼結体として構成される。
導体パターン71aは、コイル状導体71の略1/2ターン分に相当し、絶縁体層81上で略L字状に伸びている。導体パターン71bは、コイル状導体71の略3/4ターン分に相当し、絶縁体層82上で略U字状に伸びている。導体パターン71cは、コイル状導体71の略3/4ターン分に相当し、絶縁体層83上で略C字状に伸びている。導体パターン71dは、コイル状導体71の略3/4ターン分に相当し、絶縁体層84上で略U字状に伸びている。導体パターン71eは、コイル状導体71の略1/2ターン分に相当し、絶縁体層85上で略L字状に伸びている。導体パターン71a〜71eは、絶縁体層81〜86の積層方向に併置されることとなる。
導体パターン71a〜71eは、その端部同士が絶縁体層81〜84,86にそれぞれ形成された貫通電極75a〜75dにより電気的に接続される。導体パターン71a〜71eは、絶縁体層81〜86の積層方向に隣り合う導体パターン71a〜71e同士が相互に電気的に接続されることで、コイル状導体71を構成することとなり、コイル状導体71では、導体が3ターン以上巻回されることとなる。
引き出し導体73aは、絶縁体層81上で、導体パターン71aの一端から連続して略I字状に伸びている。導体パターン73aの一端は、素子50の外表面に露出している。導体パターン73aは、電極部60に物理的且つ電気的に接続される。導体パターン74aは、絶縁体層85上で、導体パターン71dの他端から連続して略I字状に伸びている。導体パターン74aの他端は、素子50の外表面に露出している。導体パターン73aは、電極部62に物理的且つ電気的に接続される。
絶縁体層81と絶縁体層82との間には、導体パターンが形成されていない絶縁体層86が3層存在している。絶縁体層82と絶縁体層83との間には、導体パターンが形成されていない絶縁体層86が2層存在している。絶縁体層83と絶縁体層84との間には、導体パターンが形成されていない絶縁体層86が1層存在している。これにより、絶縁体層81〜86の積層方向での導体パターン71a〜71eの間隔が調整されている。
コイル状導体71における各ターン(導体パターン71a〜71e)の巻線間隔は、絶縁体層81〜86の積層方向での導体パターン71a〜71eの間隔D(n=1〜4)に相当する。絶縁体層81〜86の積層方向での導体パターン71a〜71eの間隔D(n=1〜4)は、図6に示されるように、コイル状導体71の一端から他端に向かって単調減少している。すなわち、各巻線間隔D(n=1〜4)の関係は、上記(1)式を満たしている。
以上のように、本実施形態においては、コイル状導体71における各ターンの巻線間隔Dがコイル状導体71の一端から他端に向かって単調減少しているので、隣り合うターン間での磁気的な条件が異なる。すなわち、コイル状導体71が隣り合う2つのターンで構成されるコイル(インダクタ)の集合体であるとすると、当該コイルの磁路長はコイル状導体71の一端側から他端側に向かって短くなる。このため、コイル状導体71により形成される磁路内においてコイル状導体71を構成する導体のインピーダンスは、コイル状導体71の一端側から他端側に向かって大きくなる。この結果、コイル状導体71の一端でのインピーダンスの変化は回避し難いものの、コイル状導体71の他端でのインピーダンスの急激な変化が抑制されることとなる。このように、インダクタ部品3では、コイル状導体71の他端でのインピーダンスの急激な変化を抑制して、当該箇所での信号の反射の発生を少なくすることができる。
続いて、本実施形態によって、インピーダンスの変化を抑制し、信号の反射を少なくできることを、具体的に示す。ここでは、インダクタ部品のインピーダンスをTDR(Time Domain Reflectometry)法により測定する。TDR法とは、伝送線路にステップパルスを送出し、の特性インピーダンスの不連続箇所にて反射されたパルスを測定することにより、伝送線路の特性インピーダンスを計測する測定法である。
まず、図8に基づいて、TDR法による測定環境を説明する。図8に示される各測定環境では、高速オシロスコープ90とレシーバIC92とが、伝送路94を介して接続されている。伝送路94は、ケーブル96とインダクタ部品98とを有している。高速オシロスコープ90は、TDRモジュール91を有している。高速オシロスコープ90は、TDRモジュール91を通してケーブル96と接続され、ケーブル96の他端はインダクタ部品98と接続される。インダクタ部品98の他端にはレシーバIC92が接続される。
高速オシロスコープ90としては、アジレント・テクノロジー社(Agilent Technologies, Inc.)製のAgilent86100広帯域オシロスコープを用いる。TDRモジュール91としては、アジレント・テクノロジー社製の54754差動TDRプラグイン・モジュールを用いる。レシーバIC92は、電源がオフのときに無限大の入力インピーダンスを有し、高速オシロスコープ90からの信号を100%反射させる。伝送路94は、50Ωの特性インピーダンスを有する。
次に、図8及び図9に基づいて、TDR法による測定方法について説明する。まず、高速オシロスコープ90が入射電圧ステップEiを発生させ、この入射電圧ステップEiを伝送路94に出力する。伝送路94上で特性インピーダンスの不連続点が存在しない場合には、入射電圧ステップEiがレシーバIC92でそのまま反射され、高速オシロスコープ90には、図9(a)に示すように、入射電圧ステップEiのみが表示される。
一方、伝送路94の特性インピーダンスに不連続箇所が存在する場合には、その不連続箇所で入射電圧ステップの一部が反射される。この場合、高速オシロスコープ90には、図9(b)に示すように、反射波Erが入射電圧ステップEiに代数的に追加されて表示される。この結果より、インピーダンスの不連続箇所の位置と特性インピーダンスの値を求めることができる。すなわち、反射波Erが測定されるまでの時間Tによりインピーダンスの不連続箇所の位置を求めることができると共に、反射波Erの値により不連続箇所でのインピーダンスを求めることができる。
測定結果を図10に示す。インダクタ部品98として、従来の技術のインダクタ部品、すなわち巻回部における各ターンの巻線間隔は等間隔であるインダクタ部品と、上述した第1実施形態に係るインダクタ部品1とを用いた。従来の技術のインダクタ部品の構成と、インダクタ部品1との構成とは、巻回部における各ターンの巻線間隔の点を除いて、同じ構成とした。従来の技術のインダクタ部品では、各ターンの巻線間隔を0.1mmとした。インダクタ部品1では、上記巻線間隔D1を2.0mmとし、巻線間隔を0.6mmずつ減少させた。ここでも、各ターンの巻線間隔とは、各ターンにおける上記芯線同士の間隔である。
特性I1は、インダクタ部品98が、従来の技術のインダクタ部品である場合の測定結果である。特性I1から分かるように、巻回部の一端(図10中、「T」で示される位置)でインピーダンスが変化すると共に、巻回部の他端(図10中、「T」で示される位置)でもインピーダンスが大きく変化している。
特性I2は、インダクタ部品98が、上述した第1実施形態に係るインダクタ部品1であり、電極部20をケーブル96と接続し、電極部21をレシーバIC92に接続した場合の測定結果である。特性I2から分かるように、巻回部32の一端32a(図10中、「T」で示される位置)でのインピーダンスの変化は回避し難いものの、巻回部32の他端32b(図10中、「T」で示される位置)でのインピーダンスの急激な変化が抑制されている。また、特性I2から、巻回部32においてインピーダンスが徐々に大きくなっていることが分かる。
特性I3は、インダクタ部品98が、上述した第1実施形態に係るインダクタ部品1であり、電極部21をケーブル96と接続し、電極部20をレシーバIC92に接続した場合の測定結果である。特性I3から分かるように、従来の技術のインダクタ部品と同様に、巻回部の一端(図10中、「T」で示される位置)でインピーダンスが変化すると共に、巻回部の他端(図10中、「T」で示される位置)でもインピーダンスが急激に変化している。
次に、図11を参照して、本実施形態に係るインダクタ部品の実装構造について、説明する。図11は、本実施形態に係るインダクタ部品の実装構造を説明するための回路図である。ここでは、実装するインダクタ部品として第1実施形態に係るインダクタ部品1を用いて説明するが、他の実施形態に係るインダクタ部品2,3も、同様に実装することができる。
図11に示されているように、インダクタ部品1は、IC100への電源ライン102やIC100からの出力ライン(例えば、クロックラインや信号ライン等)104に挿入されている。電源ライン102に挿入されたインダクタ部品1は、コンデンサ106と共にLCフィルタを構成している。
電源ライン102に挿入されたインダクタ部品1では、電極部20がIC100に接続されている。出力ライン104に挿入されたインダクタ部品1も、電極部20がIC100に接続されている。
IC100では、その内部において高速でスイッチングが行なわれており、電源ライン102や出力ライン104等にノイズが重畳しやすい。しかしながら、上述したようにインダクタ部品1での反射が少なくなることから、IC100にて発生したノイズの重畳が少なくなる。従来の技術のインダクタ部品では、インダクタ部品での反射が大きいことから、IC100にて発生したノイズの重畳が大きくなる。また、上記測定結果から推測されるように、電極部21をIC100に接続した場合も、インダクタ部品1での反射が大きいことから、IC100にて発生したノイズの重畳が大きくなる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
第1及び第2実施形態では、コア10としてドラムコアを採用しているが、これに限られることなく、トロイダルコアを採用してもよい。また、コア10は必ずしも必要ではなく、巻芯が存在しない空芯型のインダクタ部品としてもよい。空芯型のインダクタ部品として構成した場合、当該インダクタ部品は高周波コイルとして好適である。第1実施形態のインダクタ部品1は、コア10が磁性体からなる場合、チョークコイル、信号整流用コイル、又はアンテナコイル等として好適である。コア10が非磁性体からなる場合、インダクタ部品1は、高周波コイルとして好適である。
巻回部32,42,47やコイル状導体71におけるターン数は、上述した実施形態に限られず、3ターン以上であればよい。
第1実施形態に係るインダクタ部品の斜視図である。 第1実施形態に係るインダクタ部品の平面図である。 第2実施形態に係るインダクタ部品の斜視図である。 第2実施形態に係るインダクタ部品の平面図である。 第3実施形態に係るインダクタ部品の斜視図である。 第3実施形態に係るインダクタ部品に含まれる素子の断面構成を説明する図である。 第3実施形態に係るインダクタ部品に含まれる素子を示す分解斜視図である。 TDR法による測定環境を説明するための図である。 TDR法による測定方法を説明するための図である。 TDR法による測定結果を示す線図である。 本実施形態に係るインダクタ部品の実装構造を説明するための回路図である。
符号の説明
1〜3…インダクタ部品、20,21,23〜26…電極部、30,40,45…巻線、32,42,47…巻回部、32a,42a,47a…巻回部の一端、32b,42b,47b…巻回部の他端、34,44,49…引き出し部、50…素子、60,62…電極部、71…コイル状導体、73,74…引き出し導体。

Claims (4)

  1. 電極部と、
    導体が3ターン以上巻回された巻回部と、
    前記巻回部の両端に位置すると共に、前記巻回部と前記電極部とを接続する引き出し部と、を備え、
    前記巻回部における各ターンの巻線間隔は、前記巻回部の一端から他端に向かって単調減少していることを特徴とするインダクタ部品。
  2. 巻芯を有するコアを更に備え、
    前記巻回部は、導線が前記巻芯に巻回されることにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載のインダクタ部品。
  3. 前記巻回部は、互いに磁気結合するように所定の線間距離を置いて巻回された複数本の導体を含み、
    前記複数本の導体の巻線間隔が、前記巻回部の一端から他端に向かって単調減少していることを特徴とする請求項1に記載のインダクタ部品。
  4. 複数の絶縁体が積層された積層体と、前記積層体内に前記絶縁体の積層方向に併設された複数の導体と、を備えており、
    前記巻回部は、前記積層方向に隣り合う前記導体同士が電気的に接続されることにより構成され、
    前記複数の導体間の前記積層方向での間隔が、前記積層方向に向かって単調減少していることを特徴とする請求項1に記載のインダクタ部品。
JP2008141210A 2008-05-29 2008-05-29 インダクタ部品の実装構造 Active JP4582196B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008141210A JP4582196B2 (ja) 2008-05-29 2008-05-29 インダクタ部品の実装構造
US12/468,473 US8188827B2 (en) 2008-05-29 2009-05-19 Inductor component

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008141210A JP4582196B2 (ja) 2008-05-29 2008-05-29 インダクタ部品の実装構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009289995A true JP2009289995A (ja) 2009-12-10
JP4582196B2 JP4582196B2 (ja) 2010-11-17

Family

ID=41379083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008141210A Active JP4582196B2 (ja) 2008-05-29 2008-05-29 インダクタ部品の実装構造

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8188827B2 (ja)
JP (1) JP4582196B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5465770B1 (ja) * 2012-12-13 2014-04-09 三和農林株式会社 植物栽培装置
JP2014075533A (ja) * 2012-10-05 2014-04-24 Tdk Corp コモンモードフィルタ
WO2016093030A1 (ja) * 2014-12-12 2016-06-16 Koa株式会社 巻線型コイル
JP2017011288A (ja) * 2016-08-23 2017-01-12 Tdk株式会社 コモンモードフィルタ
JP2020145222A (ja) * 2019-03-04 2020-09-10 株式会社村田製作所 積層型コイル部品
US11430594B2 (en) 2019-03-04 2022-08-30 Murata Manufacturing Co., Ltd. Multilayer coil component

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120249107A1 (en) * 2011-04-01 2012-10-04 Cowley Nicholas P Coupled inductor to facilitate integrated power delivery
JP5830986B2 (ja) * 2011-07-06 2015-12-09 株式会社リコー 点灯制御回路及びその点灯制御回路を用いた照明灯及びその照明灯を用いた照明器具
JP5900373B2 (ja) * 2013-02-15 2016-04-06 株式会社村田製作所 電子部品
JP2014170783A (ja) * 2013-03-01 2014-09-18 Murata Mfg Co Ltd 電子部品
US9373434B2 (en) * 2013-06-20 2016-06-21 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Inductor assembly and method of using same
JP6634943B2 (ja) * 2016-04-19 2020-01-22 Tdk株式会社 ディファレンシャルモードフィルタ
KR101942732B1 (ko) * 2017-04-12 2019-01-28 삼성전기 주식회사 인덕터 및 그 제조방법
JP6791068B2 (ja) * 2017-08-29 2020-11-25 株式会社村田製作所 コイル部品およびコイル部品付き実装基板
JP6750603B2 (ja) 2017-12-26 2020-09-02 株式会社村田製作所 巻線用コアの製造方法ならびに巻線用コア集合体
JP6965862B2 (ja) * 2018-09-28 2021-11-10 株式会社村田製作所 コイル部品
JP6996486B2 (ja) * 2018-12-17 2022-01-17 株式会社村田製作所 巻線型インダクタ部品

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6170905U (ja) * 1984-10-16 1986-05-15
JPS6276516U (ja) * 1985-10-31 1987-05-16
JPH0297107A (ja) * 1988-10-03 1990-04-09 Takeshi Ikeda Ic素子用ノイズ発生防止回路
JP2001093731A (ja) * 1999-09-22 2001-04-06 Tdk Corp インダクタ内蔵積層部品及びその製造方法
JP2001211048A (ja) * 2000-11-20 2001-08-03 Niigata Seimitsu Kk Lcノイズフィルタ
JP2001313212A (ja) * 2000-04-28 2001-11-09 Murata Mfg Co Ltd 積層型コイル及びその製造方法
JP2002289451A (ja) * 2001-03-23 2002-10-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd チップ型インピーダンス素子の製造方法
JP2006073958A (ja) * 2004-09-06 2006-03-16 Tdk Corp コイル部品
JP2007103596A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Tokyo Parts Ind Co Ltd 巻線チップ型コモンモードチョークコイル

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6170905A (ja) 1984-09-13 1986-04-11 ヤンマーディーゼル株式会社 農用トラクタ−の前部作業機装着装置
JPS6276516A (ja) 1985-09-27 1987-04-08 Sumitomo Electric Ind Ltd 化学気相成長装置
US4759120A (en) * 1986-05-30 1988-07-26 Bel Fuse Inc. Method for surface mounting a coil
JPH01213017A (ja) 1988-02-22 1989-08-25 Murata Mfg Co Ltd ノイズフィルタ
JP2865903B2 (ja) 1991-05-31 1999-03-08 太陽誘電株式会社 積層インダクタ素子とそのインダクタンス調整法
JPH09270332A (ja) * 1996-03-29 1997-10-14 Tokin Corp 電子部品
JP3602924B2 (ja) 1996-08-29 2004-12-15 アルプス電気株式会社 Lcフィルタ及びその製造方法
JP3552189B2 (ja) 1997-05-14 2004-08-11 株式会社村田製作所 ワイヤを有する電子部品
JP3000998B1 (ja) 1998-08-12 2000-01-17 株式会社村田製作所 差動伝送線路用コモンモードチョークコイル
US6157283A (en) * 1998-11-24 2000-12-05 Taiyo Yuden Co., Ltd. Surface-mounting-type coil component
US6950005B2 (en) * 2003-06-30 2005-09-27 International Business Machines Corporation Adjustable coilform for variable inductance
JP4140061B2 (ja) * 2004-01-23 2008-08-27 株式会社村田製作所 チップインダクタおよびその製造方法
JP4421436B2 (ja) * 2004-09-30 2010-02-24 太陽誘電株式会社 面実装コイル部品
JP2007115761A (ja) 2005-10-18 2007-05-10 Murata Mfg Co Ltd 巻線型コイル及びその巻線方法
JP2008091359A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Toko Inc 巻線型コモンモードチョークコイル

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6170905U (ja) * 1984-10-16 1986-05-15
JPS6276516U (ja) * 1985-10-31 1987-05-16
JPH0297107A (ja) * 1988-10-03 1990-04-09 Takeshi Ikeda Ic素子用ノイズ発生防止回路
JP2001093731A (ja) * 1999-09-22 2001-04-06 Tdk Corp インダクタ内蔵積層部品及びその製造方法
JP2001313212A (ja) * 2000-04-28 2001-11-09 Murata Mfg Co Ltd 積層型コイル及びその製造方法
JP2001211048A (ja) * 2000-11-20 2001-08-03 Niigata Seimitsu Kk Lcノイズフィルタ
JP2002289451A (ja) * 2001-03-23 2002-10-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd チップ型インピーダンス素子の製造方法
JP2006073958A (ja) * 2004-09-06 2006-03-16 Tdk Corp コイル部品
JP2007103596A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Tokyo Parts Ind Co Ltd 巻線チップ型コモンモードチョークコイル

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014075533A (ja) * 2012-10-05 2014-04-24 Tdk Corp コモンモードフィルタ
JP5465770B1 (ja) * 2012-12-13 2014-04-09 三和農林株式会社 植物栽培装置
WO2016093030A1 (ja) * 2014-12-12 2016-06-16 Koa株式会社 巻線型コイル
JP2017011288A (ja) * 2016-08-23 2017-01-12 Tdk株式会社 コモンモードフィルタ
JP2020145222A (ja) * 2019-03-04 2020-09-10 株式会社村田製作所 積層型コイル部品
JP7088083B2 (ja) 2019-03-04 2022-06-21 株式会社村田製作所 積層型コイル部品
US11430594B2 (en) 2019-03-04 2022-08-30 Murata Manufacturing Co., Ltd. Multilayer coil component
US11610722B2 (en) 2019-03-04 2023-03-21 Murata Manufacturing Co., Ltd. Multilayer coil component

Also Published As

Publication number Publication date
US8188827B2 (en) 2012-05-29
JP4582196B2 (ja) 2010-11-17
US20090295525A1 (en) 2009-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4582196B2 (ja) インダクタ部品の実装構造
JP6515353B2 (ja) コモンモードノイズフィルタ
JP6874745B2 (ja) コモンモードチョークコイル
JP4888544B2 (ja) インダクタ部品
JP2006100465A (ja) コイル及びこれを用いたフィルタ回路
JP6493425B2 (ja) コイル装置
JP6977742B2 (ja) 複合型電子部品および電子回路
JP7067501B2 (ja) コイル部品
JP6520536B2 (ja) コイル部品
JP2013251378A (ja) 積層型コモンモードチョークコイル
JP2006014276A (ja) 積層型バルントランス
JP5786120B2 (ja) コモンモードノイズフィルタ
JP4033852B2 (ja) コモンモードフィルタ
CN113363060A (zh) 线圈装置
GB2556359A (en) Isolating transformer
JP6613608B2 (ja) パルストランス
US9859050B2 (en) Method for producing magnetic element with two magnetic cores for increasing coiling space and magnetic element thereof
JP2011003733A (ja) インダクタ部品
JP5293704B2 (ja) コイル部品
CN108573801A (zh) 扼流圈装配基板
JP7270122B2 (ja) コモンモードチョークコイル
CN111489880B (zh) 线圈部件
JP2021168320A (ja) コモンモードチョークコイル
JP6711177B2 (ja) コイル部品およびパルストランス
CN207895937U (zh) 一种高带宽共模滤波器

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100125

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100406

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100611

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100803

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100816

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4582196

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 3