JPH01213017A - ノイズフィルタ - Google Patents

ノイズフィルタ

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JPH01213017A
JPH01213017A JP3911788A JP3911788A JPH01213017A JP H01213017 A JPH01213017 A JP H01213017A JP 3911788 A JP3911788 A JP 3911788A JP 3911788 A JP3911788 A JP 3911788A JP H01213017 A JPH01213017 A JP H01213017A
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JP
Japan
Prior art keywords
resistance
noise filter
inductance
input
output line
Prior art date
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Pending
Application number
JP3911788A
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English (en)
Inventor
Akira Okubo
大久保 旭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP3911788A priority Critical patent/JPH01213017A/ja
Publication of JPH01213017A publication Critical patent/JPH01213017A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ディジタル信号回路用のノイズフィルタに
関する。
〔従来の技術〕
従来この種のノイズフィルタは、巻線型コイルによるイ
ンダクタンス素子およびコンデンサ素子をT型、π型等
に組み合わせて構成していた。
−例としてT型のものを第10図に例示すると、入力端
11および出力端12間の入出力ライン14に直列に上
記のようなインダクタンス素子L1およびL2を挿入す
ると共に、両インダクタンス素子L+ 、L2の接続点
15とアース端13間に並列にコンデンサ素子C1を挿
入している。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが上記のような従来のノイズフィルタでは、高速
のディジタル信号回路に使用すると、ノイズ除去と同時
に、そのディジタル信号波形を歪ませてしまい、即ちオ
ーバーシュート、アンダーシュート、リンギング等を生
じさせたり波高値を元の波形よりも増加させたりして、
これが回路の誤動作等の原因になっていた。これは、当
該ノイズフィルタとその前後の信号系との間に不可避的
にインピーダンス不整合が生じ、それによって反則波が
生しる等の理由によるものと考えられる。
例えば、第11図に示すようにTTL回路2.3間にノ
イズフィルタ4として上記のような従来のノイズフィル
タを接続して波形観測すると、TTL回路2から出力す
る本来のディジタル信号Sが第12図に示すようなきれ
いな波形であっても、ノイズフィルタ4の入力信号S、
および出力信号S0の波形はそれぞれ第13図および第
14図に示すように大きく歪んでいた。尚、第14図中
のΔ■は本来のディジタル信号Sに対する波高値の増加
分を示す。
そこでこの発明は、上記のような波形歪の発生を抑制し
てディジタル信号回路で有効に働くことができるノイズ
フィルタを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明のノイズフィルタは、入出力ラインに直列に挿
入された1以上のインダクタンス素子と入出力ラインと
アース端間に並列に挿入された1以上のコンデンサ素子
とを有するノイズフィルタにおいて、入出力ライン上で
あって前記コンデンサ素子の内の最出力側のものの接続
点よりも入力側に直列に抵抗を挿入したことを特徴とす
る。
〔実施例〕
第1図は、この発明に係るノイズフィルタの一例を示す
等価回路図である。第10図の例と同一または相当する
部分には同一符号を付し、以下においては従来例との相
違点を主に説明する。
この実施例においては、前述したような入出力ライン1
4上であってコンデンサ素子C8の接続点15のずく入
力側に直列に抵抗素子R0を挿入すると共に、インダク
タンス素子L+ 、Lxにそれぞれ並列に抵抗素子RI
、Rzを接続している。
このインダクタンス素子り3、R2には、従来例と同様
に、フェライトコアあるいはボビンにコイルを巻いたよ
うな巻線型コイルが使用できる。
これらの抵抗素子R8,R,、R,の抵抗値は、例えば
TTLICを用いたディジタル回路等に用いるような場
合、概ねR8−50Ω、R,崎200Ω、R2= l 
KΩ前後にするのが好ましいという結果が得られた。
このノイズフィルタを第11図のノイズフィルタ4とし
て使用して従来例の場合と同条件で波形観測した結果、
ノイズフィルタ4の入力信号S+および出力信号S0の
波形はそれぞれ第2図および第3図に示すように歪が抑
えられて概ねきれいな波形が得られた。例えば出力信号
S。について見れば、リンギング、オー六−シュート等
が抑えられており、立ち上がり特性も良く、また本来の
ディジタル信号S(第12図参照)に対する波高値の増
加も殆どない。従ってこのノイズフィルタによれば、デ
ィジタル信号波形を歪ませることなく有効なノイズ除去
を実現することができる。
これは上記抵抗素子R0が、当該ノイズフィルタを挿入
した場合に起こる回路インピーダンスとの不整合による
パルス波高値の増加を抑えて不要輻射レベルを下げる等
の作用をすると共に、上記抵抗素子R1、R2が、パル
ス信号の微小な変化に伴いインダクタンス素子り、、L
、に発生する不要振動(逆起電力)を抑制(制動)する
作用をするからであると考えられる。
もっとも、上記抵抗素子R6を入れるだけでもかなりの
波形歪改善効果は得られるので、」二記抵抗素子R+、
Rzは必ず入れなければならないものではない(以下の
実施例においても同様である。
尚、上記抵抗素子R0を入出力ライン14上に直列に挿
入する位置は、コンデンサ素子C1との接続点15より
も入力側であれば効果にあまり差はなく、従って例えば
第4図に示すように入力端11のすく後でも良く、ある
いはその代わりにPlまたはR2のいずれかの個所に挿
入しても良い。
また、上記のような抵抗素子R0、あるいは必要に応し
て抵抗素子R+、Rzを挿入すれば効果があるノイズフ
ィルタのタイプは、上記のようなT型に限られるもので
はなく、π型、L型あるいはこれらの組み合せでも良い
例えば第5図はπ型の例であり、このタイプでは上記の
ような抵抗素子R8を入出力ライン14に直列に挿入す
る個所は出力側のコンデンサ素子C2よりも入力側であ
れば効果があり、従って図示例のように入力端11のす
ぐ後でも良く、あるいはその代わりにP、−Plのいず
れかの個所に挿入しても良い。
また第6図はL型の例であり、この場合も上記のような
抵抗素子R6は、コンデンサ素子C0の接続点16より
入力側であれば、図示例のような個所に挿入しても良く
、あるいはその代わりにP。
〜P3のいずれかの個所に挿入しても良い。
次に、第1回のような等価回路のノイズフィルタの具体
的な構造例を第7図および第8回にそれぞれ示す。
第7図の例では、誘電体基板20の表面側に真中で切れ
たコンデンサ電極31.32および端子電極34.35
を形成すると共に、裏面側にコンデンサ電極31.32
に対向するようにコンデンサ電極33を形成することに
よって、前述したコンデンサ素子C1を形成している。
そしてコンデンサ電極31と32間、端子電極34にコ
ンデンサ電極31問およびコンデンサ電極32と端子電
極35間にそれぞれまたがるように被膜抵抗体40.4
1.42をそれぞれ形成することによって、前述した抵
抗素子R6,R,、R2をそれぞれ形成している。更に
被膜抵抗体41.42に並列に巻線型コイル51.52
をそれぞれ接続することによって、前述したインダクタ
ンス素子り、、L。
をそれぞれ形成している。また端子電極34.35およ
びコンデンサ電極33に、入力用、出力用およびアース
用のリード端子61〜63をそれぞれ接続している。
上記のような構造にすれば、全てにディスクリ−1−な
素子を用いて組み合せる場合に比べて、ノイズフィルタ
の小型化および低コスト化を図ることができる。面この
例では抵抗素子R0は厳密には第1図の接続点15の左
右両側にまたがるようになるが、作用効果に大差はない
第8図の例の第7図の例との相違点を説明すれば、この
例では誘電体基板20の表面側にM型に形成したライン
電極36および裏面側のコンデンサ電極33を比較的抵
抗率の高い金属(例えばニンゲル等)で形成し、その上
に図示例のようにソルダレジスト70を塗布した後、全
体を半田浸漬し、そして巻線型コイル51.52を接続
したものである。そのようにすると、ソルダレジスト7
0を塗布した部分には半田が乗らないので、その部分に
前述したような抵抗素子Ro 、RI、Rzがそれぞれ
形成される。尚、抵抗素子R+ 、Rzを形成す、る部
分のライン電j1iA36を細くしても良く、そのよう
にすればより大きな抵抗値を得ることができる。
また、巻線型コイルとして、例えば第9図に示すように
、フェライトコア83に巻く巻線84に抵抗率の高い線
材(例えば真鍮線)を用いれば、一つの素子で上記のよ
うなインダクタンス素子り。
と抵抗素子R0とを直列接続した素子が得られるので、
このようなものを前述したノイズフィルタの入力側のイ
ンダクタンス素子等として用いれば、やはり当該ノイズ
フィルタの小型化および低コスト化を図ることができる
。81.82はリード線である。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば、ディジタル信号の波形
歪の発生を抑制することができるので、ディジタル信号
回路で有効に働くノイズフィルタを実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係るノイズフィルタの一例を示す
等価回路図である。第2図および第3図は、それぞれ、
第1図のノイズフィルタを用いた場合の入力信号および
出力信号の波形の例を示す図である。第4図ないし第6
図は、それぞれ、この発明に係るノイズフィルタの他の
例を示す等価回路図である。第7図および第8図は、そ
れぞれ、この発明に係るノイズフィルタの構造例を示す
平面図である。第9図は、巻線型コイルの一例を示す正
面口である。第10図は、従来のノイズフィルタの一例
を示す等価回路図である。第11図は、波形観測に用い
た回路図である。第12図は、本来のディジタル信号の
波形の一例を示す図である。 第13図および第14図は、それぞれ、従来のノイズフ
ィルタを用いた場合の入力信号および出力信号の波形の
例を示す図である。 11・・・入力端、12・・・出力端、13・・・アー
ス端、14・・・入出力ライン、15.16・・・接続
点、L、、L、・・、インダクタンス素子、C1、C2
・・・コンデンサ素子、Ro 、R+ 、R2、。 ・抵抗素子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入出力ラインに直列に挿入された1以上のインダ
    クタンス素子と入出力ラインとアース端間に並列に挿入
    された1以上のコンデンサ素子とを有するノイズフィル
    タにおいて、入出力ライン上であって前記コンデンサ素
    子の内の最出力側のものの接続点よりも入力側に直列に
    抵抗を挿入したことを特徴とするノイズフィルタ。
JP3911788A 1988-02-22 1988-02-22 ノイズフィルタ Pending JPH01213017A (ja)

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JP3911788A JPH01213017A (ja) 1988-02-22 1988-02-22 ノイズフィルタ

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ID=12544140

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0575551A (ja) * 1991-09-11 1993-03-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd クロツク信号伝送回路
WO1994006223A1 (en) * 1992-09-04 1994-03-17 The University Of Sydney A noise matching network
US6160461A (en) * 1997-05-19 2000-12-12 Murata Manufacturing Co., Ltd. Multilayer noise filter including integral damping resistor
US6801103B2 (en) 2001-12-25 2004-10-05 Emc Inc. Noise filter
US8188827B2 (en) 2008-05-29 2012-05-29 Tdk Corporation Inductor component

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US6801103B2 (en) 2001-12-25 2004-10-05 Emc Inc. Noise filter
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