JPH09270655A - ベッセルフィルタ - Google Patents
ベッセルフィルタInfo
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- JPH09270655A JPH09270655A JP10418996A JP10418996A JPH09270655A JP H09270655 A JPH09270655 A JP H09270655A JP 10418996 A JP10418996 A JP 10418996A JP 10418996 A JP10418996 A JP 10418996A JP H09270655 A JPH09270655 A JP H09270655A
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- inductor
- bessel filter
- resistor
- shunt
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来技術は、入出力インピーダンスが帯域内で
安定せず、不要な反射した信号が入力側に影響し、リッ
プルを大きくするなどして、諸特性を悪化させている。
インピーダンス整合のために固定減衰器を挿入するとい
うことは、必然的に伝送損失を生じるだけでなく不経済
でもある。 【解決手段】キャパシタに対してインダクタと抵抗の並
列回路からなる補正素子を設けて、高域信号を抵抗で吸
収して反射を少なくし、入出力インピーダンスを定イン
ピーダンスにするようにしたので、平坦な群遅延特性を
有し、信号波形を劣化させることなく、帯域外雑音を減
衰でき、通過帯域内においては、入出力インピーダンス
がほぼ一定で安定し、反射損失の少ない高周波フィルタ
が得られる。
安定せず、不要な反射した信号が入力側に影響し、リッ
プルを大きくするなどして、諸特性を悪化させている。
インピーダンス整合のために固定減衰器を挿入するとい
うことは、必然的に伝送損失を生じるだけでなく不経済
でもある。 【解決手段】キャパシタに対してインダクタと抵抗の並
列回路からなる補正素子を設けて、高域信号を抵抗で吸
収して反射を少なくし、入出力インピーダンスを定イン
ピーダンスにするようにしたので、平坦な群遅延特性を
有し、信号波形を劣化させることなく、帯域外雑音を減
衰でき、通過帯域内においては、入出力インピーダンス
がほぼ一定で安定し、反射損失の少ない高周波フィルタ
が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入出力インピーダ
ンスが帯域内において安定し、反射損の少ないベッセル
フィルタに関するものである。特に、平坦な群遅延特性
のため信号波形を劣化させることなく帯域外雑音を減衰
できるベッセルフィルタに関するものである。
ンスが帯域内において安定し、反射損の少ないベッセル
フィルタに関するものである。特に、平坦な群遅延特性
のため信号波形を劣化させることなく帯域外雑音を減衰
できるベッセルフィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバーを使用したデジタル通信な
どにおいては、信号に混じったノイズを除去し、エラー
レートを改善するため、波形等化フィルタが必要とな
る。
どにおいては、信号に混じったノイズを除去し、エラー
レートを改善するため、波形等化フィルタが必要とな
る。
【0003】波形等化フィルタとしてベッセルフィルタ
が考えられる。その理由は、ベッセルフィルタが、規格
化周波数ωが小さいときは、位相がほととんど直線とい
う傾向を示し、チェビシェフフィルタに比べ、通過帯域
の振幅特性におけるリップルが少なく比較的平坦な群遅
延特性を持ち、信号波形を劣化させずに帯域外雑音を減
衰させ、信号に混じったノイズを除去してエラーレート
の改善が期待できるからである。
が考えられる。その理由は、ベッセルフィルタが、規格
化周波数ωが小さいときは、位相がほととんど直線とい
う傾向を示し、チェビシェフフィルタに比べ、通過帯域
の振幅特性におけるリップルが少なく比較的平坦な群遅
延特性を持ち、信号波形を劣化させずに帯域外雑音を減
衰させ、信号に混じったノイズを除去してエラーレート
の改善が期待できるからである。
【0004】従来のベッセルフィルタは、図8に示すよ
うに、入力端子1と出力端子2との間に直列接続された
複数個のインダクタL1 、L2 からなるシリーズ素子A
と、このシリーズ素子Aの各接続点に、シャント素子B
としてキャパシタC1 、C2、C3 の一端がそれぞれ接
続されるとともに、他端が接地されている。
うに、入力端子1と出力端子2との間に直列接続された
複数個のインダクタL1 、L2 からなるシリーズ素子A
と、このシリーズ素子Aの各接続点に、シャント素子B
としてキャパシタC1 、C2、C3 の一端がそれぞれ接
続されるとともに、他端が接地されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のベッセルフィルタは、遮断周波数fcでの反
射損失が−3dB程度であり、入出力インピーダンスが
帯域内で安定せず、リップルが大きい。この原因として
は、不要な信号は反射させてしまうようにしているた
め、この反射した信号が入力側に影響し、リップルを大
きくするなどして、諸特性を悪化させていると考えられ
る。
うな従来のベッセルフィルタは、遮断周波数fcでの反
射損失が−3dB程度であり、入出力インピーダンスが
帯域内で安定せず、リップルが大きい。この原因として
は、不要な信号は反射させてしまうようにしているた
め、この反射した信号が入力側に影響し、リップルを大
きくするなどして、諸特性を悪化させていると考えられ
る。
【0006】また、不要な信号を反射させることに主眼
が置かれているので、入力インピーダンスが変化しやす
く、増幅器Aと接続するには、インピーダンス整合のた
めに固定減衰器AttをベッセルフィルタFとの間に介在
させる必要が生ずる。インピーダンス整合のために固定
減衰器Attを挿入するということは、必然的に伝送損失
を生じるだけでなく不経済でもある。
が置かれているので、入力インピーダンスが変化しやす
く、増幅器Aと接続するには、インピーダンス整合のた
めに固定減衰器AttをベッセルフィルタFとの間に介在
させる必要が生ずる。インピーダンス整合のために固定
減衰器Attを挿入するということは、必然的に伝送損失
を生じるだけでなく不経済でもある。
【0007】この発明は、固定減衰器を必要とせず、平
坦な群遅延特性を有し、信号波形を劣化させることな
く、帯域外雑音を減衰でき、通過帯域内においては、入
出力インピーダンスがほぼ一定で安定し、反射損失の少
ない高周波フィルタを提供することを目的とするもので
ある。
坦な群遅延特性を有し、信号波形を劣化させることな
く、帯域外雑音を減衰でき、通過帯域内においては、入
出力インピーダンスがほぼ一定で安定し、反射損失の少
ない高周波フィルタを提供することを目的とするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記の目的
を達成するため、入力端子と出力端子との間に直列接続
されたN個(Nは3以上の整数)のシリーズ素子と、
(N−1)、(N)又は(N+1)個のシャント素子と
からなるベッセルフィルタであって、前記シリーズ素子
は、インダクタであり、前記シャント素子はインダクタ
と抵抗とを並列接続したものにキャパシタを直列接続し
た回路であり、 a)前記シャント素子の数が(N−1)個の場合は、前
記N個のシリーズ素子同士の接続点には、前記それぞれ
のシャント素子の一端が接続されるとともに、他端が接
地されており、 b)前記シャント素子の数が(N)個の場合は、前記N
個のシリーズ素子同士の接続点と前記入力端子および出
力端子のうちの一方の端子とに、前記それぞれのシャン
ト素子の一端が接続されるとともに、他端が接地されて
おり、 c)前記シャント素子の数が(N+1)個の場合は、前
記N個のシリーズ素子同士の接続点と前記入力端子およ
び出力端子とに、前記それぞれのシャント素子の一端が
接続されるとともに、他端が接地されていることを特徴
とするものである。
を達成するため、入力端子と出力端子との間に直列接続
されたN個(Nは3以上の整数)のシリーズ素子と、
(N−1)、(N)又は(N+1)個のシャント素子と
からなるベッセルフィルタであって、前記シリーズ素子
は、インダクタであり、前記シャント素子はインダクタ
と抵抗とを並列接続したものにキャパシタを直列接続し
た回路であり、 a)前記シャント素子の数が(N−1)個の場合は、前
記N個のシリーズ素子同士の接続点には、前記それぞれ
のシャント素子の一端が接続されるとともに、他端が接
地されており、 b)前記シャント素子の数が(N)個の場合は、前記N
個のシリーズ素子同士の接続点と前記入力端子および出
力端子のうちの一方の端子とに、前記それぞれのシャン
ト素子の一端が接続されるとともに、他端が接地されて
おり、 c)前記シャント素子の数が(N+1)個の場合は、前
記N個のシリーズ素子同士の接続点と前記入力端子およ
び出力端子とに、前記それぞれのシャント素子の一端が
接続されるとともに、他端が接地されていることを特徴
とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明する。図1は、この発明によるベッセルフィル
タの好ましい実施の形態として、次数が7次のベッセル
フィルタの回路図を示す。入力端子1と出力端子2との
間に3個のシリーズ素子A1 〜A3 としてのインダクタ
La1、La2、La3が直列接続されている。これらのシリ
ーズ素子A1 〜A3 に対して、4個のシャント素子B1
〜B4 はそれぞれ一端がシリーズ素子に接続され、他端
は接地されている。
いて説明する。図1は、この発明によるベッセルフィル
タの好ましい実施の形態として、次数が7次のベッセル
フィルタの回路図を示す。入力端子1と出力端子2との
間に3個のシリーズ素子A1 〜A3 としてのインダクタ
La1、La2、La3が直列接続されている。これらのシリ
ーズ素子A1 〜A3 に対して、4個のシャント素子B1
〜B4 はそれぞれ一端がシリーズ素子に接続され、他端
は接地されている。
【0010】シャント素子の構成要素としては、インダ
クタと抵抗とを並列接続したものにキャパシタを直列接
続した回路が用いられる。つまり、ベッセルフィルタの
平坦な群遅延特性を活かしながら、キャパシタに対して
インダクタと抵抗の並列回路からなる補正素子を設け
て、高域信号を抵抗で吸収して反射を少なくし、入出力
インピーダンスを定インピーダンスにするようにしてい
る。
クタと抵抗とを並列接続したものにキャパシタを直列接
続した回路が用いられる。つまり、ベッセルフィルタの
平坦な群遅延特性を活かしながら、キャパシタに対して
インダクタと抵抗の並列回路からなる補正素子を設け
て、高域信号を抵抗で吸収して反射を少なくし、入出力
インピーダンスを定インピーダンスにするようにしてい
る。
【0011】シャント素子B1 は、インダクタLb1と
抵抗R1 とを並列接続したものにキャパシタC1 を直列
接続した回路から成り、その一端は入力端子1(インダ
クタLa1の一方)に接続され他端が接地される。
抵抗R1 とを並列接続したものにキャパシタC1 を直列
接続した回路から成り、その一端は入力端子1(インダ
クタLa1の一方)に接続され他端が接地される。
【0012】シャント素子B2 は、インダクタLb2 と
抵抗R2 とを並列接続したものにキャパシタC2 を直列
接続した回路から成り、その一端はインダクタLa1とイ
ンダクタLa2との接続点に接続され他端が接地される。
抵抗R2 とを並列接続したものにキャパシタC2 を直列
接続した回路から成り、その一端はインダクタLa1とイ
ンダクタLa2との接続点に接続され他端が接地される。
【0013】シャント素子B3 は、インダクタLb3と抵
抗R3 とを並列接続したものにキャパシタC3 を直列接
続した回路から成り、その一端はインダクタLa2とイン
ダクタLa3との接続点に接続され他端が接地される。
抗R3 とを並列接続したものにキャパシタC3 を直列接
続した回路から成り、その一端はインダクタLa2とイン
ダクタLa3との接続点に接続され他端が接地される。
【0014】シャント素子B4 は、インダクタLb4と抵
抗R4 とを並列接続したものにキャパシタC4 を直列接
続した回路から成り、その一端は出力端子2(インダク
タLa3の他方)に接続され他端が接地される。なお、キ
ャパシタC1 は、図1と異なって接地側に置かれている
が、シリーズ素子側に配置してもよく、どちらに配置し
ても機能に差異はない。
抗R4 とを並列接続したものにキャパシタC4 を直列接
続した回路から成り、その一端は出力端子2(インダク
タLa3の他方)に接続され他端が接地される。なお、キ
ャパシタC1 は、図1と異なって接地側に置かれている
が、シリーズ素子側に配置してもよく、どちらに配置し
ても機能に差異はない。
【0015】つぎに、このように構成されたこの発明に
よるベッセルフィルタの実装例を図2に示す。
よるベッセルフィルタの実装例を図2に示す。
【0016】フィルタケース3は、真鍮やアルミニウム
に金メッキした金属導体から成り、シールド効果を発揮
する。フィルタケース3内には、接地されるケース同様
に真鍮やアルミニウムに金メッキされ、シールド効果を
発揮する金属導体板4が実装されている。この金属導体
板4上には、シリーズ素子を中継するため裏面の導体と
表面の導体とがセラミック材によって絶縁されている中
継台5、6、7、8が、導電性接着剤によって接着固定
されている。
に金メッキした金属導体から成り、シールド効果を発揮
する。フィルタケース3内には、接地されるケース同様
に真鍮やアルミニウムに金メッキされ、シールド効果を
発揮する金属導体板4が実装されている。この金属導体
板4上には、シリーズ素子を中継するため裏面の導体と
表面の導体とがセラミック材によって絶縁されている中
継台5、6、7、8が、導電性接着剤によって接着固定
されている。
【0017】各中継台上で金リボンから成るインダクタ
La1、La2、La3は、それぞれリボンボンディングなど
の方法で固定される。図2におけるインダクタLa1、L
a2、La3それぞれ隣合ったところに印されている×××
個所は、リボンボンディングの跡を示している。
La1、La2、La3は、それぞれリボンボンディングなど
の方法で固定される。図2におけるインダクタLa1、L
a2、La3それぞれ隣合ったところに印されている×××
個所は、リボンボンディングの跡を示している。
【0018】インダクタLa1の一端は、入力端子1から
の配線1’と中継台5の表面で電気的に接続される。イ
ンダクタLa1の他端は、中継台6上にてインダクタLa2
の一端に電気的に接続される。インダクタLa2の他端
は、中継台7上にてインダクタLa3の一端に電気的に接
続される。インダクタLa3の他端は、中継台8上に出力
端子2への配線2’に一端に電気的に接続される。
の配線1’と中継台5の表面で電気的に接続される。イ
ンダクタLa1の他端は、中継台6上にてインダクタLa2
の一端に電気的に接続される。インダクタLa2の他端
は、中継台7上にてインダクタLa3の一端に電気的に接
続される。インダクタLa3の他端は、中継台8上に出力
端子2への配線2’に一端に電気的に接続される。
【0019】一方、シャント素子B1 、B2 、B3 、B
4 を構成する要素としては、インダクタLb1、Lb2、L
b3、キャパシタC1 、C2 、C3 、C4 、抵抗R1 、R
2 、R3 、R4 がそれぞれをチップ化したもの用いてお
り、それぞれ導電性接着剤によって金属導体板4に固定
されている。
4 を構成する要素としては、インダクタLb1、Lb2、L
b3、キャパシタC1 、C2 、C3 、C4 、抵抗R1 、R
2 、R3 、R4 がそれぞれをチップ化したもの用いてお
り、それぞれ導電性接着剤によって金属導体板4に固定
されている。
【0020】インダクタは、セラミック基板の表面に螺
旋状にコイルが印刷配線されており、裏面をシールド用
接地面としており表面と裏面とは絶縁されている。キャ
パシタは、表面と裏面間とで所定の静電容量を持つよう
に形成されている。抵抗は、表面の2端子間で所定の抵
抗値を示すようにされ、裏面が接地面となって金属導体
板に導電性接着剤で接着固定され、表面にてワイヤボン
ディングによって他の回路部品に接続される。
旋状にコイルが印刷配線されており、裏面をシールド用
接地面としており表面と裏面とは絶縁されている。キャ
パシタは、表面と裏面間とで所定の静電容量を持つよう
に形成されている。抵抗は、表面の2端子間で所定の抵
抗値を示すようにされ、裏面が接地面となって金属導体
板に導電性接着剤で接着固定され、表面にてワイヤボン
ディングによって他の回路部品に接続される。
【0021】シリーズ素子A1 とシャント素子B1 と
は、つぎのようにそれぞれ接続されている。入力端子1
からの配線1’と、インダクタLa1の一端と、抵抗R1
の一端と、インダクタLb1の一端とが、中継台5表面上
で直接はんだ付け、または、ワイヤボンディングによっ
て互いに接続固定される。抵抗R1 の他端は、ワイヤボ
ンディングによってキャパシタC1 に接続され、同時
に、抵抗R1 と並列接続されるようにインダクタLb1が
ワイヤボンディングによって接続される。キャパシタC
1 の裏面は金属導体に固定され接地される。
は、つぎのようにそれぞれ接続されている。入力端子1
からの配線1’と、インダクタLa1の一端と、抵抗R1
の一端と、インダクタLb1の一端とが、中継台5表面上
で直接はんだ付け、または、ワイヤボンディングによっ
て互いに接続固定される。抵抗R1 の他端は、ワイヤボ
ンディングによってキャパシタC1 に接続され、同時
に、抵抗R1 と並列接続されるようにインダクタLb1が
ワイヤボンディングによって接続される。キャパシタC
1 の裏面は金属導体に固定され接地される。
【0022】シリーズ素子A2 とシャント素子B2 と
は、つぎのようにして形成されている。インダクタLa1
の他端と、インダクタLa2の一端と、抵抗R2 の一端
と、インダクタLb2の一端とが、中継台6表面上で直接
はんだ付け、または、ワイヤボンディングによって互い
に接続される。抵抗R2 の他端は、ワイヤボンディング
によってキャパシタC2 に接続され、同時に、抵抗R2
と並列接続されるようにインダクタLb2がワイヤボンデ
ィングによって接続される。キャパシタC2 の裏面は金
属導体に固定され接地される。
は、つぎのようにして形成されている。インダクタLa1
の他端と、インダクタLa2の一端と、抵抗R2 の一端
と、インダクタLb2の一端とが、中継台6表面上で直接
はんだ付け、または、ワイヤボンディングによって互い
に接続される。抵抗R2 の他端は、ワイヤボンディング
によってキャパシタC2 に接続され、同時に、抵抗R2
と並列接続されるようにインダクタLb2がワイヤボンデ
ィングによって接続される。キャパシタC2 の裏面は金
属導体に固定され接地される。
【0023】シリーズ素子A3 とシャント素子B3 およ
びシャント素子B4 とは、つぎのようにして形成されて
いる。インダクタLa2の他端と、インダクタLa3の一端
と、抵抗R3 の一端と、インダクタLb3の一端とが、中
継台7表面上で直接はんだ付け、または、ワイヤボンデ
ィングによって互いに接続される。抵抗R3 の他端は、
ワイヤボンディングによってキャパシタC2 に接続さ
れ、同時に、抵抗R3 と並列接続されるようにインダク
タLb3がワイヤボンディングによって接続される。キャ
パシタC2 の裏面は金属導体に固定され接地される。
びシャント素子B4 とは、つぎのようにして形成されて
いる。インダクタLa2の他端と、インダクタLa3の一端
と、抵抗R3 の一端と、インダクタLb3の一端とが、中
継台7表面上で直接はんだ付け、または、ワイヤボンデ
ィングによって互いに接続される。抵抗R3 の他端は、
ワイヤボンディングによってキャパシタC2 に接続さ
れ、同時に、抵抗R3 と並列接続されるようにインダク
タLb3がワイヤボンディングによって接続される。キャ
パシタC2 の裏面は金属導体に固定され接地される。
【0024】さらに、シャント素子B4 については、イ
ンダクタLa3の他端と、出力端子への配線2’と、抵抗
R4 の一端と、インダクタLb4の一端とが、中継台8表
面上で直接はんだ付け、または、ワイヤボンディングに
よって互いに接続される。抵抗R4 の他端は、ワイヤボ
ンディングによってキャパシタC4 に接続され、同時
に、抵抗R4 と並列接続されるようにインダクタLb4が
ワイヤボンディングによって接続される。キャパシタC
4 の裏面は金属導体に固定され接地されている。各抵抗
が、3本のワイヤボンディングで接続されているのは、
配線によるインダクタンスや抵抗を極力少なくするため
である。
ンダクタLa3の他端と、出力端子への配線2’と、抵抗
R4 の一端と、インダクタLb4の一端とが、中継台8表
面上で直接はんだ付け、または、ワイヤボンディングに
よって互いに接続される。抵抗R4 の他端は、ワイヤボ
ンディングによってキャパシタC4 に接続され、同時
に、抵抗R4 と並列接続されるようにインダクタLb4が
ワイヤボンディングによって接続される。キャパシタC
4 の裏面は金属導体に固定され接地されている。各抵抗
が、3本のワイヤボンディングで接続されているのは、
配線によるインダクタンスや抵抗を極力少なくするため
である。
【0025】この実装例では、シリーズ素子およびシャ
ント素子を入出力端子に対して、対称となるように形成
し配置してあるので、製造バラツキが少なくて済む。各
素子の具体的定数は、各次数のベッセルフィルタの設計
式に基づいて算定され、求められた定数を実装条件に応
じてカットアンドトライで補正し最終的な定数として決
定される。
ント素子を入出力端子に対して、対称となるように形成
し配置してあるので、製造バラツキが少なくて済む。各
素子の具体的定数は、各次数のベッセルフィルタの設計
式に基づいて算定され、求められた定数を実装条件に応
じてカットアンドトライで補正し最終的な定数として決
定される。
【0026】つぎに、このように構成されたこの発明に
よるベッセルフィルタの諸特性について説明する。図3
の(A)〜(D)は、従来のベッセルフィルタとこの発
明によるベッセルフィルタとの入出力リターンロスを測
定した比較データである。(fc=7.5GHz) (A)は、従来型ベッセルフィルタのフォワードリフレ
クションを示す。(B)は、本発明によるベッセルフィ
ルタのフォワードリフレクションを示す。(C)は、従
来型ベッセルフィルタのリバースリフレクションを示
す。(D)は、本発明によるベッセルフィルタのリバー
スリフレクションを示す。
よるベッセルフィルタの諸特性について説明する。図3
の(A)〜(D)は、従来のベッセルフィルタとこの発
明によるベッセルフィルタとの入出力リターンロスを測
定した比較データである。(fc=7.5GHz) (A)は、従来型ベッセルフィルタのフォワードリフレ
クションを示す。(B)は、本発明によるベッセルフィ
ルタのフォワードリフレクションを示す。(C)は、従
来型ベッセルフィルタのリバースリフレクションを示
す。(D)は、本発明によるベッセルフィルタのリバー
スリフレクションを示す。
【0027】これらの比較結果、従来型ではfcでリタ
ーンロスが3dB止まりなのに対し、本発明によるベッ
セルフィルタは、fcで10dB、fc/2で20dB
以上も得ることができ、飛躍的に特性が改善されている
ことがわかる。
ーンロスが3dB止まりなのに対し、本発明によるベッ
セルフィルタは、fcで10dB、fc/2で20dB
以上も得ることができ、飛躍的に特性が改善されている
ことがわかる。
【0028】図4の(A)、(B)は、超高周波広帯域
アンプと従来のベッセルフィルタまたは本発明によるベ
ッセルフィルタとを組合せたものの周波数特性を測定し
た比較データを示す。(A)は、従来のベッセルフィル
タの周波数特性を示す。(B)は、本発明によるベッセ
ルフィルタの周波数特性を示す。
アンプと従来のベッセルフィルタまたは本発明によるベ
ッセルフィルタとを組合せたものの周波数特性を測定し
た比較データを示す。(A)は、従来のベッセルフィル
タの周波数特性を示す。(B)は、本発明によるベッセ
ルフィルタの周波数特性を示す。
【0029】これらの比較結果、本発明のベッセルフィ
ルタは、従来型に比べ周波数特性のリップルが無くな
り、綺麗なカーブになっている。これは、不要な高域信
号をシャント素子の抵抗が吸収し反射が少なくなるため
と考えられる。
ルタは、従来型に比べ周波数特性のリップルが無くな
り、綺麗なカーブになっている。これは、不要な高域信
号をシャント素子の抵抗が吸収し反射が少なくなるため
と考えられる。
【0030】図5の(A1)、(A2)、(B1)、
(B2)、(C1)、(C2)は、波形応答比較データ
を示す。(A1)は超高周波広帯域アンプと従来型ベッ
セルフィルタを組合せたもののアイパターンを示し、
(A2)は同条件下でのランダムパターンを示してい
る。これらのデータから反射がでていることがわかる。
(B1)は超高周波広帯域アンプと従来型ベッセルフィ
ルタとの間に6dBのアッテネータを入れたアイパター
ンを示し、(B2)は同じ条件下のランダムパターンを
示している。これらのデータから、(A1)および(A
2)に比べて(B1)および(B2)では、反射が少な
くなったものの出力振幅がアッテネータ挿入で出力1/
2程度に小さくなっていることがわかる。(C1)およ
び(C2)は超高周波広帯域アンプと本発明によるベッ
セルフィルタとを組合せたもののアイパターンとランダ
ムパターンを示している。
(B2)、(C1)、(C2)は、波形応答比較データ
を示す。(A1)は超高周波広帯域アンプと従来型ベッ
セルフィルタを組合せたもののアイパターンを示し、
(A2)は同条件下でのランダムパターンを示してい
る。これらのデータから反射がでていることがわかる。
(B1)は超高周波広帯域アンプと従来型ベッセルフィ
ルタとの間に6dBのアッテネータを入れたアイパター
ンを示し、(B2)は同じ条件下のランダムパターンを
示している。これらのデータから、(A1)および(A
2)に比べて(B1)および(B2)では、反射が少な
くなったものの出力振幅がアッテネータ挿入で出力1/
2程度に小さくなっていることがわかる。(C1)およ
び(C2)は超高周波広帯域アンプと本発明によるベッ
セルフィルタとを組合せたもののアイパターンとランダ
ムパターンを示している。
【0031】この場合、従来型に比べて、反射はほとん
どなく、振幅の減少も少ない。これらの波形応答比較デ
ータからも、本発明によるベッセルフィルタが従来型よ
り著しく特性が改善されていることがわかる。
どなく、振幅の減少も少ない。これらの波形応答比較デ
ータからも、本発明によるベッセルフィルタが従来型よ
り著しく特性が改善されていることがわかる。
【0032】なお、前記の本発明の実施の形態は、fc
=7.5GHzにおける比較データを示したが、各素子
の定数を変化させ実験した結果、数十MHzから十数G
Hzまで、平坦な群遅延特性を有し、信号波形を劣化さ
せることなく、帯域外雑音を減衰でき、通過帯域内にお
いては、入出力インピーダンスがほぼ一定で安定し、反
射損失の少ない高周波フィルタを提供することができる
ことを確認している。
=7.5GHzにおける比較データを示したが、各素子
の定数を変化させ実験した結果、数十MHzから十数G
Hzまで、平坦な群遅延特性を有し、信号波形を劣化さ
せることなく、帯域外雑音を減衰でき、通過帯域内にお
いては、入出力インピーダンスがほぼ一定で安定し、反
射損失の少ない高周波フィルタを提供することができる
ことを確認している。
【0033】また、前記実施の形態では、シリーズ素子
の数が3個であり、シャント素子が4個の例を示した
が、本発明は、この実施の形態に限らず、次数を適宜変
更して構成してもよい。つまり、シリーズ素子はN個
(Nは3以上の整数)であってもよく、そのときのシャ
ント素子の数も、N−1個、N個、N+1個それぞれの
形態を採用したものも本発明に含まれる。要するに、解
決すべき手段に記載したシリーズ素子とシャント素子と
の関係を満たすものであれば、次数はどの値でもよい。
の数が3個であり、シャント素子が4個の例を示した
が、本発明は、この実施の形態に限らず、次数を適宜変
更して構成してもよい。つまり、シリーズ素子はN個
(Nは3以上の整数)であってもよく、そのときのシャ
ント素子の数も、N−1個、N個、N+1個それぞれの
形態を採用したものも本発明に含まれる。要するに、解
決すべき手段に記載したシリーズ素子とシャント素子と
の関係を満たすものであれば、次数はどの値でもよい。
【0034】他の実施の形態としては、例えば、シリー
ズ素子Nの数が3個であって、シャント素子がN−1
個、つまり、2個の場合は、図6の回路図に示すように
5次のベッセルフィルタの構成となる。シャント素子が
N個、つまり、3個の場合は、図7または図8の回路図
に示すように6次のベッセルフィルタの構成となる。そ
れぞれの場合の具体的実装方法については、各素子の定
数が異なるほか、図1の回路図および図2の実装図にお
いて、該当するシャント素子の個所を削除したものに準
ずるので説明を省略する。
ズ素子Nの数が3個であって、シャント素子がN−1
個、つまり、2個の場合は、図6の回路図に示すように
5次のベッセルフィルタの構成となる。シャント素子が
N個、つまり、3個の場合は、図7または図8の回路図
に示すように6次のベッセルフィルタの構成となる。そ
れぞれの場合の具体的実装方法については、各素子の定
数が異なるほか、図1の回路図および図2の実装図にお
いて、該当するシャント素子の個所を削除したものに準
ずるので説明を省略する。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、固定減衰器を必要とせずに、ベッセルフィルタの平
坦な群遅延特性を活かしながら、キャパシタに対してイ
ンダクタと抵抗の並列回路からなる補正素子を設けて、
高域信号を抵抗で吸収して反射を少なくし、入出力イン
ピーダンスを定インピーダンスにするようにしたので、
フィルタとして平坦な群遅延特性を有し、信号波形を劣
化させることなく、帯域外雑音を減衰でき、通過帯域内
においては、入出力インピーダンスがほぼ一定で安定
し、反射損失の少ない高周波フィルタを提供でき、信号
に混じったノイズを除去し、エラーレートを改善し、デ
ィジタル通信の大容量化、長距離化に貢献できる。
ば、固定減衰器を必要とせずに、ベッセルフィルタの平
坦な群遅延特性を活かしながら、キャパシタに対してイ
ンダクタと抵抗の並列回路からなる補正素子を設けて、
高域信号を抵抗で吸収して反射を少なくし、入出力イン
ピーダンスを定インピーダンスにするようにしたので、
フィルタとして平坦な群遅延特性を有し、信号波形を劣
化させることなく、帯域外雑音を減衰でき、通過帯域内
においては、入出力インピーダンスがほぼ一定で安定
し、反射損失の少ない高周波フィルタを提供でき、信号
に混じったノイズを除去し、エラーレートを改善し、デ
ィジタル通信の大容量化、長距離化に貢献できる。
【図1】本発明による7次のベッセルフィルタの回路図
【図2】本発明による7次のベッセルフィルタの実装図
【図3】従来型ベッセルフィルタと本発明による7次の
ベッセルフィルタとの入出力リターンロスの比較データ (A)は、従来型ベッセルフィルタのフォワードリフレ
クションを示す。(B)は、本発明によるベッセルフィ
ルタのフォワードリフレクションを示す。(C)は、従
来型ベッセルフィルタのリバースリフレクションを示
す。(D)は、本発明によるベッセルフィルタのリバー
スリフレクションを示す。
ベッセルフィルタとの入出力リターンロスの比較データ (A)は、従来型ベッセルフィルタのフォワードリフレ
クションを示す。(B)は、本発明によるベッセルフィ
ルタのフォワードリフレクションを示す。(C)は、従
来型ベッセルフィルタのリバースリフレクションを示
す。(D)は、本発明によるベッセルフィルタのリバー
スリフレクションを示す。
【図4】超高周波広帯域アンプと従来のベッセルフィル
タまたは本発明によるベッセルフィルタとを組合せたも
のの周波数特性の比較データ (A)は、従来のベッセルフィルタの周波数特性を示
す。(B)は、本発明によるベッセルフィルタの周波数
特性を示す。
タまたは本発明によるベッセルフィルタとを組合せたも
のの周波数特性の比較データ (A)は、従来のベッセルフィルタの周波数特性を示
す。(B)は、本発明によるベッセルフィルタの周波数
特性を示す。
【図5】超高周波広帯域アンプと従来のベッセルフィル
タまたは本発明によるベッセルフィルタとを組合せたも
のの波形応答比較データ (A1)は超高周波広帯域アンプと従来型ベッセルフィ
ルタを組合せたもののアイパターン (A2)は同条件下でのランダムパターン (B1)は超高周波広帯域アンプと従来型ベッセルフィ
ルタとの間に6dBのアッテネータを入れたアイパター
ン (B2)は同じ条件下のランダムパターン (C1)は超高周波広帯域アンプと本発明によるベッセ
ルフィルタとを組合せたもののアイパターン (C2)は同条件下でのランダムパターン
タまたは本発明によるベッセルフィルタとを組合せたも
のの波形応答比較データ (A1)は超高周波広帯域アンプと従来型ベッセルフィ
ルタを組合せたもののアイパターン (A2)は同条件下でのランダムパターン (B1)は超高周波広帯域アンプと従来型ベッセルフィ
ルタとの間に6dBのアッテネータを入れたアイパター
ン (B2)は同じ条件下のランダムパターン (C1)は超高周波広帯域アンプと本発明によるベッセ
ルフィルタとを組合せたもののアイパターン (C2)は同条件下でのランダムパターン
【図6】本発明による5次のベッセルフィルタの回路図
【図7】本発明による6次のベッセルフィルタの回路図
【図8】本発明による6次のベッセルフィルタの他の例
を示す回路図
を示す回路図
【図9】従来型の5次のベッセルフィルタの回路図
1:入力端子、2:出力端子、3:フィルタケース、
4:金属導体、5・6・7・8:中継台、A1 ・A2 ・
A3:シリーズ素子、B1 ・B2 ・B3:シャント素子、L
1 ・L2 ・La1・La2・La3・Lb1・Lb2・Lb3: イン
ダクタ、C1 ・C2 ・C3 ・C4:キャパシタ、R1 ・R
2 ・R3 ・R4:抵抗。
4:金属導体、5・6・7・8:中継台、A1 ・A2 ・
A3:シリーズ素子、B1 ・B2 ・B3:シャント素子、L
1 ・L2 ・La1・La2・La3・Lb1・Lb2・Lb3: イン
ダクタ、C1 ・C2 ・C3 ・C4:キャパシタ、R1 ・R
2 ・R3 ・R4:抵抗。
Claims (1)
- 【請求項1】 入力端子と出力端子との間に直列接続さ
れたN個(Nは3以上の整数)のシリーズ素子と、 (N−1)、(N)又は(N+1)個のシャント素子と
からなるベッセルフィルタであって、前記シリーズ素子
は、インダクタであり、前記シャント素子はインダクタ
と抵抗とを並列接続したものにキャパシタを直列接続し
た回路であり、 a)前記シャント素子の数が(N−1)個の場合は、前
記N個のシリーズ素子同士の接続点には、前記それぞれ
のシャント素子の一端が接続されるとともに、他端が接
地されており、 b)前記シャント素子の数が(N)個の場合は、前記N
個のシリーズ素子同士の接続点と前記入力端子および出
力端子のうちの一方の端子とに、前記それぞれのシャン
ト素子の一端が接続されるとともに、他端が接地されて
おり、 c)前記シャント素子の数が(N+1)個の場合は、前
記N個のシリーズ素子同士の接続点と前記入力端子およ
び出力端子とに、前記それぞれのシャント素子の一端が
接続されるとともに、他端が接地されていることを特徴
とするベッセルフィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10418996A JPH09270655A (ja) | 1996-03-30 | 1996-03-30 | ベッセルフィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10418996A JPH09270655A (ja) | 1996-03-30 | 1996-03-30 | ベッセルフィルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09270655A true JPH09270655A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=14374048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10418996A Pending JPH09270655A (ja) | 1996-03-30 | 1996-03-30 | ベッセルフィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09270655A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2828582A1 (fr) * | 2001-08-10 | 2003-02-14 | Murata Manufacturing Co | Filtre passe-bas a caracteristique plate de retard de groupe, et recepteur de signaux optiques |
CN111049500A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-04-21 | 西安中科微精光子制造科技有限公司 | 一种用于分解振镜和伺服位置的滤波器 |
CN111106811A (zh) * | 2019-12-23 | 2020-05-05 | 同方电子科技有限公司 | 一种双端恒阻滤波组件 |
-
1996
- 1996-03-30 JP JP10418996A patent/JPH09270655A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2828582A1 (fr) * | 2001-08-10 | 2003-02-14 | Murata Manufacturing Co | Filtre passe-bas a caracteristique plate de retard de groupe, et recepteur de signaux optiques |
US6791434B2 (en) | 2001-08-10 | 2004-09-14 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Flat group-delay low-pass filter, mounting structure thereof, flat group-delay low-pass filter device, and optical signal receiver |
CN111106811A (zh) * | 2019-12-23 | 2020-05-05 | 同方电子科技有限公司 | 一种双端恒阻滤波组件 |
CN111106811B (zh) * | 2019-12-23 | 2023-09-19 | 同方电子科技有限公司 | 一种双端恒阻滤波组件 |
CN111049500A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-04-21 | 西安中科微精光子制造科技有限公司 | 一种用于分解振镜和伺服位置的滤波器 |
CN111049500B (zh) * | 2019-12-31 | 2024-02-09 | 西安中科微精光子科技股份有限公司 | 一种用于分解振镜和伺服位置的滤波器 |
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