JPH0424908A - ノイズ除去用電子部品 - Google Patents
ノイズ除去用電子部品Info
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- JPH0424908A JPH0424908A JP12459290A JP12459290A JPH0424908A JP H0424908 A JPH0424908 A JP H0424908A JP 12459290 A JP12459290 A JP 12459290A JP 12459290 A JP12459290 A JP 12459290A JP H0424908 A JPH0424908 A JP H0424908A
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- Japan
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- resistor
- electronic component
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- ferrite
- ferrite material
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Links
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- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 7
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Landscapes
- Regulation Of General Use Transformers (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、単体で信号に含まれるノイズを除去もしくは
抑制する電子部品に関する。
抑制する電子部品に関する。
〈従来の技術〉
ノイズの除去や抑制に使用される電子部品として、ビー
ズ型もしくはチップ型のフェライトインダクタと、抵抗
とがある。これらの電子部品は、それぞれ単独で使用さ
れ、また、併用されることがある。
ズ型もしくはチップ型のフェライトインダクタと、抵抗
とがある。これらの電子部品は、それぞれ単独で使用さ
れ、また、併用されることがある。
従来のフェライトインダクタ、例えばビーズ型フェライ
トインダクタ(フェライトビーズインダクタ)は、第5
図に示すように、導線1゜にフェライトシート2゜を取
り付けたものである。
トインダクタ(フェライトビーズインダクタ)は、第5
図に示すように、導線1゜にフェライトシート2゜を取
り付けたものである。
チップ型フェライトインダクタは、フェライトシートの
積層体の内部に帯状の導体層を設けたものである。
積層体の内部に帯状の導体層を設けたものである。
このように、フェライトインダクタは、信号を通す導体
部分の周囲にフェライト体が設けられた構造となってい
る。
部分の周囲にフェライト体が設けられた構造となってい
る。
フェライトインダクタと抵抗とを併用する場合は、信号
線に2つの部品が直列に接続されて直列回路を構成する
。
線に2つの部品が直列に接続されて直列回路を構成する
。
〈発明が解決しようとする課題〉
ところで、フェライトインダクタのノイズ除去効果は、
フェライトによる損失に起因するものである。フェライ
トインダクタでは、周波数が高い一定の領域において大
きな損失が得られる。そのため、フェライトインダクタ
のノイズ除去効果1、は周波数依存性があり、ノイズの
周波数が、損グの小さい、低い周波数領域にある場合は
、充分九ノイズ除去効果が得られない。
フェライトによる損失に起因するものである。フェライ
トインダクタでは、周波数が高い一定の領域において大
きな損失が得られる。そのため、フェライトインダクタ
のノイズ除去効果1、は周波数依存性があり、ノイズの
周波数が、損グの小さい、低い周波数領域にある場合は
、充分九ノイズ除去効果が得られない。
また、フェライトインダクタは、損失が大きし一定の周
波数領域より低い周波数領域では、損グが小さくてイン
ダクタンスが大きく、Qの高いインダクタとなる。その
ため、低い周波数領域で(J信号線とインピーダンス不
整合となり、低い周波数領域にある入力信号に対しては
、インピーダンス不整合により、信号の反射が発生し、
この反則により信号の波形に歪みが生じることがある。
波数領域より低い周波数領域では、損グが小さくてイン
ダクタンスが大きく、Qの高いインダクタとなる。その
ため、低い周波数領域で(J信号線とインピーダンス不
整合となり、低い周波数領域にある入力信号に対しては
、インピーダンス不整合により、信号の反射が発生し、
この反則により信号の波形に歪みが生じることがある。
この点、抵抗は、インピーダンス不整合による反射を低
減し、ノイズの放射を抑える効果があるが、周波数依存
性がないため、通過させるべき信号まで減衰させてしま
う欠点がある。
減し、ノイズの放射を抑える効果があるが、周波数依存
性がないため、通過させるべき信号まで減衰させてしま
う欠点がある。
フェライトインダクタと抵抗とを直列に接続したもので
は、2つの部品が互いに他の欠点を補うことになり、効
果的にノイズを除去もしくは抑制するが、2つの部品を
取り付けるので、取付工数が増え、また、取付に要する
スペースも増大する、という問題がある。
は、2つの部品が互いに他の欠点を補うことになり、効
果的にノイズを除去もしくは抑制するが、2つの部品を
取り付けるので、取付工数が増え、また、取付に要する
スペースも増大する、という問題がある。
本考案は、上述の問題点に鑑みてなされたものであって
、フェライト体と抵抗とを単一の電子部品にまとめて、
1個の電子部品で、従来のフェライトインダクタと抵抗
とからなる直列回路と同等のノイズ除去効果が得られる
ようにし、取付工数を減少させるとともに、取付スペー
スを縮小することを課題とする。
、フェライト体と抵抗とを単一の電子部品にまとめて、
1個の電子部品で、従来のフェライトインダクタと抵抗
とからなる直列回路と同等のノイズ除去効果が得られる
ようにし、取付工数を減少させるとともに、取付スペー
スを縮小することを課題とする。
〈課題を解決するための手段〉
本発明は、上記の課題を達成するために、抵抗とフェラ
イト体とによりノイズを除去、抑制する電子部品であっ
て、抵抗は、一対の端子部間に直列に設けられ、フェラ
イト体は、抵抗の周囲に設けられているノイズ除去用電
子部品を構成した。
イト体とによりノイズを除去、抑制する電子部品であっ
て、抵抗は、一対の端子部間に直列に設けられ、フェラ
イト体は、抵抗の周囲に設けられているノイズ除去用電
子部品を構成した。
〈作用〉
上記の構成において、高い周波数のノイズは、フェライ
ト体での損失により除去され、低い周波数のノイズは抵
抗により抑制される。低い周波数の信号に対しては、フ
ェライト体がQの高いインダクタとなり、インピーダン
ス不整合により反射が生じることになるが、この信号の
反射は、抵抗により低減されるから、反射による信号の
波形歪みは発生しない。
ト体での損失により除去され、低い周波数のノイズは抵
抗により抑制される。低い周波数の信号に対しては、フ
ェライト体がQの高いインダクタとなり、インピーダン
ス不整合により反射が生じることになるが、この信号の
反射は、抵抗により低減されるから、反射による信号の
波形歪みは発生しない。
〈実施例〉
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
する。
■ 第1実施例
第1図は本発明の第1実施例に係るノイズ除去用電子部
品の断面図である。
品の断面図である。
同図に示すように、この電子部品1は、円筒形のフェラ
イト体2と、抵抗3と、端子部としての一対のリード線
4.5とからなる。
イト体2と、抵抗3と、端子部としての一対のリード線
4.5とからなる。
抵抗3は円筒形で、フェライト体2の筒形内部に挿入さ
れており、これによって、抵抗3はフェライト体2に包
囲されている。各リード線4.5の一端部はそれぞれ、
フェライト体2の筒形内部で抵抗3の端部に接続されて
いる。
れており、これによって、抵抗3はフェライト体2に包
囲されている。各リード線4.5の一端部はそれぞれ、
フェライト体2の筒形内部で抵抗3の端部に接続されて
いる。
上記の構成において、入力信号が抵抗3を通じて両リー
ド線45を通過す/!、滓、この入力酒冬に含まれる高
い周波数のノイズは、フェライト体2による損失で除去
される。また、低い周波数のノイズは、抵抗3により抑
制される。
ド線45を通過す/!、滓、この入力酒冬に含まれる高
い周波数のノイズは、フェライト体2による損失で除去
される。また、低い周波数のノイズは、抵抗3により抑
制される。
さらに、フェライト体2は、低い周波数の信号に対して
、Qの高いインダクタとして作用し、インピーダンス不
整合により信号の反射か生じることになるが、この信号
の反射は、抵抗3により低減され、そのため、反射によ
る信号の波形歪みは発生しない。
、Qの高いインダクタとして作用し、インピーダンス不
整合により信号の反射か生じることになるが、この信号
の反射は、抵抗3により低減され、そのため、反射によ
る信号の波形歪みは発生しない。
■ 第2実施例
第2図は第2実施例の断面図である。この実施例は、第
1実施例の変形例であって、第1実施例と対応する部分
には同一の符号を付している。
1実施例の変形例であって、第1実施例と対応する部分
には同一の符号を付している。
この第2実施例の電子部品1°が、円筒形のフェライト
体2と、抵抗3と、端子部としての一対のリード線4.
5とを含む点は、第1実施例のものと同様である。
体2と、抵抗3と、端子部としての一対のリード線4.
5とを含む点は、第1実施例のものと同様である。
この実施例の電子部品が第1.実施例のものと異なる点
は、抵抗3として、カーボン粉等の充填処理が可能な抵
抗材料を用いていることで、該抵抗材料はフェライト体
2の筒形内部に充填されている。また、フェライト体2
の両端には、それぞれ金属キャップ6.7が取り付けら
れ、これら金属キャップ6.7にはそれぞれリード線4
.5の端部が貫通固着されている。
は、抵抗3として、カーボン粉等の充填処理が可能な抵
抗材料を用いていることで、該抵抗材料はフェライト体
2の筒形内部に充填されている。また、フェライト体2
の両端には、それぞれ金属キャップ6.7が取り付けら
れ、これら金属キャップ6.7にはそれぞれリード線4
.5の端部が貫通固着されている。
この実施例の電子部品1″の作用は、第1実施例のもの
と同様であるので、説明は省略する。
と同様であるので、説明は省略する。
■ 第3実施例
第3図および第4図は本発明の第3実施例に係り、第3
図は断面図、第4図はその本体部分の分解斜視図である
。
図は断面図、第4図はその本体部分の分解斜視図である
。
この実施例の電子部品8はチップ型で、フェライト体9
と、抵抗10と、端子部としての一対の外部電極11.
12とからなる。
と、抵抗10と、端子部としての一対の外部電極11.
12とからなる。
フェライト体9は、第4図に示すように、グリーンシー
ト状態のフェライトシート9aの多数枚を積層一体化し
て焼成したものである。
ト状態のフェライトシート9aの多数枚を積層一体化し
て焼成したものである。
抵抗10は、細幅層状のものであって、フェライト体9
の内部に形成されている。この抵抗10は、抵抗材料を
グリーンシート状態のフェライトシート9aに印刷によ
り塗布し、他のフェライトシート9aと積層して焼成す
ることで、フェライト体9の内部に埋設される。
の内部に形成されている。この抵抗10は、抵抗材料を
グリーンシート状態のフェライトシート9aに印刷によ
り塗布し、他のフェライトシート9aと積層して焼成す
ることで、フェライト体9の内部に埋設される。
この実施例の電子部品8のノイズ除去、抑制の作用も、
第1実施例のものと同じである。
第1実施例のものと同じである。
〈発明の効果〉
以上述べたように、本発明は、フェライト体と抵抗との
相互補完的な作用により、ノイズを効果的に除去、抑制
するもので、従来、フェライトインダクタを単独に用い
た場合のような、インピーダンス不整合による信号波形
の歪みが発生せず、しかも、低い周波数のノイズも除去
しうる。
相互補完的な作用により、ノイズを効果的に除去、抑制
するもので、従来、フェライトインダクタを単独に用い
た場合のような、インピーダンス不整合による信号波形
の歪みが発生せず、しかも、低い周波数のノイズも除去
しうる。
また、本発明では、フェライト体と抵抗とを単一の電子
部品にまとめているから、取り付は基板には1個の電子
部品を取り付ければよく、従来、フェライトインダクタ
と抵抗との2つの電子部品を用いていた場合に比べ、取
付工数が減少し、取付スペースも小さくて済む。
部品にまとめているから、取り付は基板には1個の電子
部品を取り付ければよく、従来、フェライトインダクタ
と抵抗との2つの電子部品を用いていた場合に比べ、取
付工数が減少し、取付スペースも小さくて済む。
第1図は本発明の第1実施例の断面図、第2図は第2実
施例の断面図、第3図および第4図は第3実施例に係り
、第3図は断面図、第4図はその本体部分の分解斜視図
である。 第5図は従来のフェライトピーズインダクタの断面図で
ある。 1.1° 、8・・・ノイズ除去用電子部品、2,9・
フェライト体、3.IO・・・抵抗、4,5・・・リー
ド端子、11.12・・・外部電極。
施例の断面図、第3図および第4図は第3実施例に係り
、第3図は断面図、第4図はその本体部分の分解斜視図
である。 第5図は従来のフェライトピーズインダクタの断面図で
ある。 1.1° 、8・・・ノイズ除去用電子部品、2,9・
フェライト体、3.IO・・・抵抗、4,5・・・リー
ド端子、11.12・・・外部電極。
Claims (1)
- (1)抵抗(3),(10)とフェライト体(2),(
9)とによりノイズを除去、抑制する電子部品であって
、 抵抗(3),(10)は、一対の端子部(4)(5),
(11)(12)間に直列に設けられ、 フェライト体(2),(9)は、抵抗(3),(10)
の周囲に設けられている、 ことを特徴とするノイズ除去用電子部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12459290A JPH0424908A (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | ノイズ除去用電子部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12459290A JPH0424908A (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | ノイズ除去用電子部品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0424908A true JPH0424908A (ja) | 1992-01-28 |
Family
ID=14889271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12459290A Pending JPH0424908A (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | ノイズ除去用電子部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0424908A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008039208A1 (en) * | 2006-09-27 | 2008-04-03 | Vishay Dale Electronics, Inc. | Inductor with thermally stable resistance |
-
1990
- 1990-05-15 JP JP12459290A patent/JPH0424908A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008039208A1 (en) * | 2006-09-27 | 2008-04-03 | Vishay Dale Electronics, Inc. | Inductor with thermally stable resistance |
US8018310B2 (en) | 2006-09-27 | 2011-09-13 | Vishay Dale Electronics, Inc. | Inductor with thermally stable resistance |
US8378772B2 (en) | 2006-09-27 | 2013-02-19 | Vishay Dale Electronics, Inc. | Inductor with thermally stable resistance |
EP2722858A3 (en) * | 2006-09-27 | 2014-07-23 | Vishay Dale Electronics, Inc. | Inductor with thermally stable resistance |
US9502171B2 (en) | 2006-09-27 | 2016-11-22 | Vishay Dale Electronics, Llc | Inductor with thermally stable resistance |
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