JPS6331323Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6331323Y2 JPS6331323Y2 JP18457383U JP18457383U JPS6331323Y2 JP S6331323 Y2 JPS6331323 Y2 JP S6331323Y2 JP 18457383 U JP18457383 U JP 18457383U JP 18457383 U JP18457383 U JP 18457383U JP S6331323 Y2 JPS6331323 Y2 JP S6331323Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- contact terminal
- pulse generator
- fixed contact
- power supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 15
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 claims description 15
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 6
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 description 13
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 4
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 4
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- QSHDDOUJBYECFT-UHFFFAOYSA-N mercury Chemical compound [Hg] QSHDDOUJBYECFT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052753 mercury Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は高圧パルスを発生させるパルス発生器
に使用される高圧パルス発生器用スイツチに関す
るものである。
に使用される高圧パルス発生器用スイツチに関す
るものである。
従来この種のスイツチを用いたパルス発生器
は、例えば、発生した高圧パルスを擬似雑音とし
て電源に加えることにより電子機器の誤動作を試
験する試験器に利用されている。この種の擬似雑
音発生器用パルス発生器は、第１図に示される如
く、スイツチ（リードスイツチ）１の一方の固定
接点端子（常時閉端子）１ａは充電用抵抗２を介
して高圧電源３のプラス側に接続され、スイツチ
１の他方の固定接点端子（常時開端子）１ｂは負
荷４の一端に接続され、スイツチ１の可動片接点
端子１ｃは遅延用同軸ケーブル５の中心導体５ａ
に接続されている。又、同軸ケーブル５の外被シ
ールド線５ｂには、高圧電源３のマイナス側及び
負荷４の他端が接続されている。
は、例えば、発生した高圧パルスを擬似雑音とし
て電源に加えることにより電子機器の誤動作を試
験する試験器に利用されている。この種の擬似雑
音発生器用パルス発生器は、第１図に示される如
く、スイツチ（リードスイツチ）１の一方の固定
接点端子（常時閉端子）１ａは充電用抵抗２を介
して高圧電源３のプラス側に接続され、スイツチ
１の他方の固定接点端子（常時開端子）１ｂは負
荷４の一端に接続され、スイツチ１の可動片接点
端子１ｃは遅延用同軸ケーブル５の中心導体５ａ
に接続されている。又、同軸ケーブル５の外被シ
ールド線５ｂには、高圧電源３のマイナス側及び
負荷４の他端が接続されている。
上記のような構成において、常時は、スイツチ
１の可動片接点端子１ｃが常時閉端子１ａに閉成
しているので、充電用抵抗２を通してて高圧電源
３から電源電圧が同軸ケーブル５に充電される。
この後、スイツチ３を、その可動片接点端子１ｃ
が常時開端子１ｂに閉成するように駆動すると、
負荷４に同軸ケーブル５の放電による急岐なパル
スが印加される。このパルスのパルス幅は、同軸
ケーブル５の長さによつて決まる。また、一般に
同軸ケーブル５の特性インピーダンスと負荷４の
インピーダンスとは同じになるように設定され
る。
１の可動片接点端子１ｃが常時閉端子１ａに閉成
しているので、充電用抵抗２を通してて高圧電源
３から電源電圧が同軸ケーブル５に充電される。
この後、スイツチ３を、その可動片接点端子１ｃ
が常時開端子１ｂに閉成するように駆動すると、
負荷４に同軸ケーブル５の放電による急岐なパル
スが印加される。このパルスのパルス幅は、同軸
ケーブル５の長さによつて決まる。また、一般に
同軸ケーブル５の特性インピーダンスと負荷４の
インピーダンスとは同じになるように設定され
る。
ところで、第１図のような、単に常時閉端子１
ａを充電用抵抗２と導体により接続したスイツチ
１を用いたパルス発生器では、そのパルス波形
は、本考案者らが測定したところ、第３図ａに示
される如く、パルス波の立ち上り部において、急
岐な立ち上りに続いて不要振動が現われることが
観測された。この不要振動が現われる理由として
は、スイツチ１をその可動片接点端子１ｃが常時
開端子１ｂに閉成するように駆動した時、常時閉
端子１ａと可動片接点端子１ｃ間の微少静電容量
により、本来負荷４側にのみ放出されるべき高圧
パルスエネルギの一部が、常時閉端子１ａ側に漏
れる為であると考えられる。
ａを充電用抵抗２と導体により接続したスイツチ
１を用いたパルス発生器では、そのパルス波形
は、本考案者らが測定したところ、第３図ａに示
される如く、パルス波の立ち上り部において、急
岐な立ち上りに続いて不要振動が現われることが
観測された。この不要振動が現われる理由として
は、スイツチ１をその可動片接点端子１ｃが常時
開端子１ｂに閉成するように駆動した時、常時閉
端子１ａと可動片接点端子１ｃ間の微少静電容量
により、本来負荷４側にのみ放出されるべき高圧
パルスエネルギの一部が、常時閉端子１ａ側に漏
れる為であると考えられる。
従つて、上記のような従来のパルス発生器を用
いた電子機器の誤動作試験用雑音発生器は、パル
スの立ち上り部に不要振動が現われることで、誤
動作電圧にバラツキが生じ、試験結果の再現性が
失われてしまう欠点があつた。
いた電子機器の誤動作試験用雑音発生器は、パル
スの立ち上り部に不要振動が現われることで、誤
動作電圧にバラツキが生じ、試験結果の再現性が
失われてしまう欠点があつた。
本考案の目的はパルスの立ち上り部に現われる
不要振動を抑制し、パルス波の品質を向上させた
高圧パルス発生器用スイツチを提供することにあ
る。
不要振動を抑制し、パルス波の品質を向上させた
高圧パルス発生器用スイツチを提供することにあ
る。
本考案によれば、可動片接点端子と、一方が充
電用抵抗を介して高圧電源に接続され、他方が負
荷側に接続される２個の固定接点端子とからなる
リードスイツチを有する高圧パルス発生器用スイ
ツチであつて、前記電源供給側の固定接点端子と
接続されたこの固定接点端子近傍の導体にフエラ
イトチユーブを挿入し、このフエライトチユーブ
と前記リードスイツチとを金属ケースで一体化し
たことを特徴とする高圧パルス発生器用スイツチ
が得られる。
電用抵抗を介して高圧電源に接続され、他方が負
荷側に接続される２個の固定接点端子とからなる
リードスイツチを有する高圧パルス発生器用スイ
ツチであつて、前記電源供給側の固定接点端子と
接続されたこの固定接点端子近傍の導体にフエラ
イトチユーブを挿入し、このフエライトチユーブ
と前記リードスイツチとを金属ケースで一体化し
たことを特徴とする高圧パルス発生器用スイツチ
が得られる。
以下図面を参照して本考案の実施例について説
明する。
明する。
第２図を参照すると、１はリードスイツチ（水
銀接点リードスイツチ）で、その可動片接点端子
１ｃには遅延用同軸ケーブル５（第１図）やコン
デンサ（図示せず）を接続するための同軸コネク
タ６が接続され、その常時閉端子１ａには電源側
中心導体７の一端が、その常時開端子１ｂには負
荷側中心導体８の一端がそれぞれ接続されてい
る。電源側中心導体７はフエライトチユーブ９の
中を貫通して配置され、その他端は電源供給用高
圧ケーブル１０と接続される。負荷側中心導体８
の他端には負荷４（第１図）と接続するための負
荷側同軸コネクタ１１が接続される。又、リード
スイツチ１，電源側中心導体７，負荷側中心導体
８，及びフエライトチユーブ９の外周は絶縁樹脂
１２に包まれ、更に絶縁樹脂１２の外周を金属外
装ケース１３で覆つて、フエライトチユーブ９と
リードスイツチ１とを一体化している。又、リー
ドスイツチ１と対応する金属外装ケース１３の外
周には、リードスイツチ１を駆動する為の駆動コ
イル１４が取り付けられている。
銀接点リードスイツチ）で、その可動片接点端子
１ｃには遅延用同軸ケーブル５（第１図）やコン
デンサ（図示せず）を接続するための同軸コネク
タ６が接続され、その常時閉端子１ａには電源側
中心導体７の一端が、その常時開端子１ｂには負
荷側中心導体８の一端がそれぞれ接続されてい
る。電源側中心導体７はフエライトチユーブ９の
中を貫通して配置され、その他端は電源供給用高
圧ケーブル１０と接続される。負荷側中心導体８
の他端には負荷４（第１図）と接続するための負
荷側同軸コネクタ１１が接続される。又、リード
スイツチ１，電源側中心導体７，負荷側中心導体
８，及びフエライトチユーブ９の外周は絶縁樹脂
１２に包まれ、更に絶縁樹脂１２の外周を金属外
装ケース１３で覆つて、フエライトチユーブ９と
リードスイツチ１とを一体化している。又、リー
ドスイツチ１と対応する金属外装ケース１３の外
周には、リードスイツチ１を駆動する為の駆動コ
イル１４が取り付けられている。
このように本考案では、パルスの高周波成分の
漏れを防止する為に、リードスイツチ１の常時閉
端子１ａと接続された電源側中心導体７にフエラ
イトチユーブ９を挿入しているが、以下、このフ
エライトチユーブ９の作用について説明する。
漏れを防止する為に、リードスイツチ１の常時閉
端子１ａと接続された電源側中心導体７にフエラ
イトチユーブ９を挿入しているが、以下、このフ
エライトチユーブ９の作用について説明する。
リードスイツチ１によるパルス波形の高周波成
分の漏れを防ぐためには、高周波成分に対して電
源供給側の回路のインピーダンスを大きな値とす
れば良い。高周波でのインピーダンスを大きくす
る為には、回路にインダクタンスを挿入すれば良
い。そこで、フエライトチユーブ９に導体７を貫
通させた導体７にインダクタンスを持たせてい
る。第４図ｂには、フエライトチユーブ９に導体
７を貫通させたとき（第４図ａ）の電気的等価回
路が示されている。すなわち、導体抵抗RCと直
列に等価インダクタンスLMと磁性材損失分等価
抵抗RMとの並列回路が接続されたことになる。
分の漏れを防ぐためには、高周波成分に対して電
源供給側の回路のインピーダンスを大きな値とす
れば良い。高周波でのインピーダンスを大きくす
る為には、回路にインダクタンスを挿入すれば良
い。そこで、フエライトチユーブ９に導体７を貫
通させた導体７にインダクタンスを持たせてい
る。第４図ｂには、フエライトチユーブ９に導体
７を貫通させたとき（第４図ａ）の電気的等価回
路が示されている。すなわち、導体抵抗RCと直
列に等価インダクタンスLMと磁性材損失分等価
抵抗RMとの並列回路が接続されたことになる。
本考案では、フエライトチユーブ９を漏れの発
生する電源側接点回路に挿入して高周波漏れ成分
を除去すると共に、リードスイツチ１とフエライ
トチユーブ９とを一体化して金属ケース１３に入
れる事により放射による漏れをも防止している。
第２図に示した本考案のスイツチを第１図に示さ
れたスイツチ１の代わりに用いたパルス発生器
で、そのパルス波形を測定したところ、第３図ｂ
に示される如く、パルス波の立ち上り部におい
て、従来のような急岐な立ち上りに続く不要振動
が観測されなかつた。
生する電源側接点回路に挿入して高周波漏れ成分
を除去すると共に、リードスイツチ１とフエライ
トチユーブ９とを一体化して金属ケース１３に入
れる事により放射による漏れをも防止している。
第２図に示した本考案のスイツチを第１図に示さ
れたスイツチ１の代わりに用いたパルス発生器
で、そのパルス波形を測定したところ、第３図ｂ
に示される如く、パルス波の立ち上り部におい
て、従来のような急岐な立ち上りに続く不要振動
が観測されなかつた。
以上の説明で明らかな如く、本考案によるスイ
ツチを用いたパルス発生器は、パルス波の立ち上
り部の不要振動が防止され、波形の品質が向上
し、誤動作試験用信号源として最適である。
ツチを用いたパルス発生器は、パルス波の立ち上
り部の不要振動が防止され、波形の品質が向上
し、誤動作試験用信号源として最適である。
第１図は従来のスイツチを具備した高圧パルス
発生器の構成を示した回路図、第２図は本考案に
よる高圧パルス発生器用スイツチの一実施例の構
造を示した断面図、第３図は従来及び本考案のパ
ルス波の立ち上り部の波形図、第４図はフエライ
トチユーブに導体を貫通された斜視図とその電気
的等価回路図である。 １……リードスイツチ、９……フエライトチユ
ーブ、１３……金属外装ケース。
発生器の構成を示した回路図、第２図は本考案に
よる高圧パルス発生器用スイツチの一実施例の構
造を示した断面図、第３図は従来及び本考案のパ
ルス波の立ち上り部の波形図、第４図はフエライ
トチユーブに導体を貫通された斜視図とその電気
的等価回路図である。 １……リードスイツチ、９……フエライトチユ
ーブ、１３……金属外装ケース。
Claims (1)
- 高圧パルスを発生させるパルス発生器に使用さ
れ、可動片接点端子と、充電用抵抗を介して高圧
電源に接続される第１の固定接点端子と、負荷側
に接続される第２の固定接点端子とからなるリー
ドスイツチを有する高圧パルス発生器用スイツチ
であつて、前記第１の固定接点端子と接続された
該第１の固定接点端子近傍の導体にフエライトチ
ユーブを挿入し、該フエライトチユーブと前記リ
ードスイツチとを金属ケースで一体化したことを
特徴とする高圧パルス発生器用スイツチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18457383U JPS6093251U (ja) | 1983-12-01 | 1983-12-01 | 高圧パルス発生器用スイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18457383U JPS6093251U (ja) | 1983-12-01 | 1983-12-01 | 高圧パルス発生器用スイツチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6093251U JPS6093251U (ja) | 1985-06-25 |
| JPS6331323Y2 true JPS6331323Y2 (ja) | 1988-08-22 |
Family
ID=30399168
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18457383U Granted JPS6093251U (ja) | 1983-12-01 | 1983-12-01 | 高圧パルス発生器用スイツチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6093251U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6325907B2 (ja) * | 2014-06-11 | 2018-05-16 | 株式会社ノイズ研究所 | 静電気発生ガン |
-
1983
- 1983-12-01 JP JP18457383U patent/JPS6093251U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6093251U (ja) | 1985-06-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5469067A (en) | Detecting partial discharge using a detection coil and analysis of output signal and noise frequency spectrums | |
| US4914382A (en) | High voltage measuring circuit coupled to the capacitive grounding tap bushing of an HV device | |
| US5150046A (en) | Noise-shielded transformer | |
| US20190267890A1 (en) | Choke arrangement and receptacle for the choke arrangement | |
| US5729425A (en) | High voltage capacitor and magnetron having porcelain dielectric material | |
| US5764123A (en) | Transformer with reduced signal rise time | |
| US4484085A (en) | Spiral line voltage pulse generator characterized by secondary winding | |
| JPS6331323Y2 (ja) | ||
| US5231322A (en) | Cartridge brush with integral filter inductor | |
| US4205891A (en) | Radio frequency interference suppressor connector | |
| JPH07260830A (ja) | 電流検出装置 | |
| JPH0224185Y2 (ja) | ||
| US5900681A (en) | Electric device for generating high-voltage square pulses | |
| JPH0122258Y2 (ja) | ||
| JPH0218587Y2 (ja) | ||
| US3295055A (en) | Combined unit of impedance | |
| JPS6134754Y2 (ja) | ||
| JPS5834762Y2 (ja) | 高周波装置 | |
| US4437083A (en) | Current transformer for turbine generators | |
| JPS6029351Y2 (ja) | 高圧パルス発生器 | |
| JPH0624991Y2 (ja) | ガス絶縁変成器 | |
| JP2584580Y2 (ja) | 半導体素子測定用プローブ | |
| JPS6226912A (ja) | ノイズフイルタ | |
| JPH0325910A (ja) | 放電ギャップ付ｃｒ複合部品 | |
| US3457527A (en) | Compact capacitive-inductive impedance unit |