JP2009287903A - 蓄熱式ヒートポンプ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】除霜時間を短縮化し、圧縮機の故障を抑制することのできる蓄熱式ヒートポンプ装置を提供する。
【解決手段】圧縮機2、四方切換弁3、室内熱交換器4、第1減圧装置5、蓄熱槽6、第2減圧装置7、室外熱交換器8、を順次環状に接続した主冷媒回路10と、主冷媒回路10の第1減圧装置5と蓄熱槽6との間から分岐して圧縮機2の吸入側に接続された除霜運転用バイパス回路20と、を備えている。暖房蓄熱運転時には、冷媒を、圧縮機2、四方切換弁3、室内熱交換器4、第1減圧装置5、蓄熱槽6、第2減圧装置7、室外熱交換器8、四方切換弁3、圧縮機2の順に流れるように主冷媒回路10内で冷媒を循環させる。除霜運転時には、冷媒を、圧縮機2、四方切換弁3、室外熱交換器8、第2減圧装置7、蓄熱槽6、圧縮機2の順に流れるよう、主冷媒回路10の一部と除霜運転用バイパス回路20とを含む回路内で冷媒を循環させる。
【選択図】図2
【解決手段】圧縮機2、四方切換弁3、室内熱交換器4、第1減圧装置5、蓄熱槽6、第2減圧装置7、室外熱交換器8、を順次環状に接続した主冷媒回路10と、主冷媒回路10の第1減圧装置5と蓄熱槽6との間から分岐して圧縮機2の吸入側に接続された除霜運転用バイパス回路20と、を備えている。暖房蓄熱運転時には、冷媒を、圧縮機2、四方切換弁3、室内熱交換器4、第1減圧装置5、蓄熱槽6、第2減圧装置7、室外熱交換器8、四方切換弁3、圧縮機2の順に流れるように主冷媒回路10内で冷媒を循環させる。除霜運転時には、冷媒を、圧縮機2、四方切換弁3、室外熱交換器8、第2減圧装置7、蓄熱槽6、圧縮機2の順に流れるよう、主冷媒回路10の一部と除霜運転用バイパス回路20とを含む回路内で冷媒を循環させる。
【選択図】図2
Description
本発明は、蓄熱式ヒートポンプ装置に関するものである。
省エネルギーや環境保全の観点から、蓄熱式のヒートポンプ装置が広く使用されてきている(例えば特許文献1参照)。この蓄熱式ヒートポンプ装置は、図6に示すように、通常、圧縮機2、四方切換弁3、室内熱交換器4、第1減圧装置5,蓄熱槽6,第2減圧装置7,室外熱交換器8が環状に接続された冷媒回路10と、幾つかの機器をバイパスするためのバイパス回路30,40とを備えている。このように構成された蓄熱式ヒートポンプ装置1は、圧縮機2で高温高圧となった冷媒を室内熱交換器4に送って室内を暖房し、室内熱交換器4を出た冷媒を第1減圧装置5で高圧から中間圧まで減圧した後に蓄熱槽6内の蓄熱材6aに温熱を蓄熱する。その後、冷媒は、第2減圧装置7で減圧されて室外熱交換器8で蒸発して再度圧縮機2に吸入されて上記サイクルを繰り返す。上述したような暖房運転を続けると、室外熱交換器8内を流れる冷媒と熱交換した外気が冷却されることで室外熱交換器8に霜が付着するため、この霜を融かすための除霜運転を定期的に行う必要がある。この除霜運転においては、図7に示すように、室内熱交換器4で室内の空気に熱を放出して凝縮した冷媒が第1減圧装置5で減圧された後、蓄熱材6aによって加熱されてガス化された後に、バイパス回路40を介して室外熱交換器8へと送られ、室外熱交換器8に付着した霜を融かす。
特開平5−34033号公報
以上のように、除湿運転では、室外熱交換器8に送られる冷媒は蓄熱材6aによって加熱されているが、実際は室外熱交換器8に付着した霜を融かすのに十分な温度であるとはいえず、除霜に時間を有するという問題があった。また、この除霜運転では、冷媒は室外熱交換器8において凝縮放熱して霜を融かしているため、液化した状態で冷媒が圧縮機2に戻っている。このため、除霜時間が長くなると、この圧縮機2へ液化した状態で冷媒が戻る、いわゆる液戻り現象が長時間続くこととなり、圧縮機2が故障する原因となるおそれがあった。
そこで、本発明は、除霜時間を短縮化し、圧縮機の故障を抑制することのできる蓄熱式ヒートポンプ装置を提供することを課題とする。
本発明に係る蓄熱式ヒートポンプ装置は、上記課題を解決するためになされたものであり、冷媒を圧縮する圧縮機、前記圧縮機からの冷媒の流路を切り替える四方切換弁、冷媒を凝縮可能な室内熱交換器、冷媒を減圧する第1減圧装置、蓄熱用熱交換器及び蓄熱材を有する蓄熱槽、冷媒を減圧する第2減圧装置、冷媒を蒸発可能な室外熱交換器、を順次環状に接続した主冷媒回路と、前記主冷媒回路の第1減圧装置と蓄熱槽との間から分岐して前記圧縮機の吸入側に接続された除霜運転用バイパス回路と、を備え、暖房蓄熱運転時には、冷媒が、圧縮機、四方切換弁、室内熱交換器、第1減圧装置、蓄熱槽、第2減圧装置、室外熱交換器、四方切換弁、圧縮機の順に流れるように前記主冷媒回路内で冷媒を循環させ、除霜運転時には、冷媒が、圧縮機、四方切換弁、室外熱交換器、第2減圧装置、蓄熱槽、圧縮機の順に流れるよう、前記主冷媒回路の一部と除霜運転用バイパス回路とを含む回路内で冷媒を循環させるように構成されている。
上記構成によれば、除霜運転用バイパス回路が形成されており、除霜運転時には、冷媒が、圧縮機、四方切換弁、室外熱交換器、第2減圧装置、蓄熱槽、圧縮機の順に流れる。このように、室外熱交換器を流れる冷媒は圧縮機で圧縮された高温の冷媒であるので、室外熱交換器の霜を融かす除霜運転の時間を短縮化することができる。また、冷媒は蓄熱槽内の蓄熱用熱交換器内を流れるが、除霜運転時においては、蓄熱用熱交換器内を流れる冷媒は蓄熱材と熱交換をすることで蒸発してガス化してから圧縮機に戻るため、いわゆる液戻り現象を防止することができ、ひいては圧縮機の故障を防止することができる。
上記蓄熱式ヒートポンプ装置は種々の構成をとることができるが、例えば、蓄熱式ヒートポンプ装置は、一般的に蓄熱材の利用温度幅が5〜30℃程度であるため、この5〜30℃の間に相変化温度を有するトリメチロールエタン水溶液やテトラブチルアンモニウムブロマイド水溶液を蓄熱材として使用することが好ましい。
また、上記蓄熱材としてトリメチロールエタン水溶液を使用する場合は、トリメチロールエタン濃度を60wt%以下とすることが好ましい。トリメチロールエタン濃度を60wt%以下とすることによって、蓄熱材が放熱する際に析出するのはトリメチロールエタン水和物のみとなり、一般的な蓄熱材の利用温度幅では融解が困難なトリメチロールエタン単体の析出を防止することができる。
また、上記蓄熱材としてテトラブチルアンモニウムブロマイド水溶液を使用する場合は、テトラブチルアンモニウムブロマイド濃度を40wt%以下とすることが好ましい。このような濃度とすることによって、蓄熱材が放熱する際に析出するのは、融解しやすいテトラブチルアンモニウムブロマイド水和物のみとなり、効率よく冷媒と熱交換することができる。
また、上記主冷媒回路の蓄熱槽と第2減圧装置との間から分岐して圧縮機の吸入側に接続された暖房立ち上げ運転用バイパス回路をさらに備え、暖房立ち上げ運転時には、冷媒が、圧縮機、四方切換弁、室内熱交換器、第1減圧装置、蓄熱槽、圧縮機の順に流れるよう、前記主冷媒回路の一部と前記暖房立ち上げ運転用バイパス回路とを含む回路内で冷媒を循環させるように構成していることが好ましい。外気温度が低温の場合は、暖房運転を立ち上げるのに時間がかかっていたが、暖房立ち上げ運転用バイパス回路をさらに備えることで、外気温度が低温である場合でも蓄熱槽の蓄熱材に蓄熱された温熱を利用して冷媒を蒸発させることで、迅速に暖房運転を立ち上げることができる。
本発明によれば、除霜運転時間を短縮化し、圧縮機の故障を抑制することができる蓄熱式ヒートポンプ装置を提供する。
以下、本発明に係る蓄熱式ヒートポンプ装置の実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態に係る蓄熱式ヒートポンプ装置の暖房蓄熱運転時における冷媒回路図、図2は蓄熱式ヒートポンプ装置の除霜運転時における冷媒回路図、図3は蓄熱式ヒートポンプ装置の暖房立ち上げ運転時における冷媒回路図を示している。
図1に示すように、蓄熱式ヒートポンプ装置1は、圧縮機2と、圧縮機2の吐出側に接続された四方切換弁3と、四方切換弁3に接続された室内熱交換器4と、室内熱交換器4に接続された第1減圧装置5と、第1減圧装置5に接続された蓄熱槽6と、蓄熱槽6に接続された第2減圧装置7と、第2減圧装置7及び四方切換弁3に接続された室外熱交換器8と、によって構成された環状の主冷媒回路10を備えている。また、蓄熱式ヒートポンプ装置1は、主冷媒回路10の第1減圧装置5と蓄熱槽6との間から分岐して圧縮機2の吸入側に接続された除霜運転用バイパス回路20を備えており、この除霜運転用バイパス回路20には第1開閉弁9が設置されている。またさらに蓄熱式ヒートポンプ装置1は、主冷媒回路10の蓄熱槽6と第2減圧装置7との間から分岐して圧縮機2の吸入側に冷媒を送るよう上記バイパス回路20の途中に接続された暖房立ち上げ運転用バイパス回路30を備えており、この暖房立ち上げ運転用バイパス回路30には第2開閉弁11が設置されている。
上記蓄熱式ヒートポンプ装置1の各回路に設置された各機器について説明する。まず、主冷媒回路10に設置された機器から説明すると、圧縮機2は、駆動装置(図示省略)によって駆動され、吸引した冷媒を内部で圧縮して高圧・高温とし、四方切換弁3へと吐出するように構成されている。四方切換弁3は冷媒の流路を切り替える弁であり、本実施形態では、後述する暖房蓄熱運転時及び暖房立ち上げ運転時には圧縮機2から吐出された冷媒を室内熱交換器4に送り、後述する除霜運転時には圧縮機2からの冷媒を室外熱交換器8に送るように冷媒の流路を切り替える。
室内熱交換器4は、室内に設置されており、その内部を流れる冷媒と室内の空気とを熱交換させて室内を暖房したり冷房したりする熱交換器であり、本実施形態のように室内を暖房する際にはその内部を流れる冷媒の熱を室内に放熱させて冷媒を凝縮液化させる凝縮器として使用する。一方、室外熱交換器8は、屋外に設置されており、その内部を流れる冷媒と外気とを熱交換させる熱交換器であり、本実施形態のように室内を暖房する場合には、冷媒を蒸発させる蒸発器として使用する。なお、これら室内熱交換器4及び室外熱交換器8はともにファン(図示省略)が隣接して設置されており、このファンが作動することで各熱交換器内を流れる冷媒と空気との熱交換を行うことができる。
第1減圧装置5は、冷媒を減圧する装置であり、例えば毛細管などとすることができる。また、第2減圧装置7も同様に冷媒を減圧させる装置であり、本実施形態では第2減圧装置7として膨張弁を用いており、暖房蓄熱運転においては、蓄熱槽6から送られてきた冷媒を減圧させて室外熱交換器8に送り、除霜運転においては、室外熱交換器8から送られてきた冷媒を減圧して蓄熱槽6へ送るように構成されている。なお、この第2減圧装置7は、冷媒の通過を制御するように開閉可能に構成されている。
蓄熱槽6は、その内部に蓄熱材6aを充填しており、この蓄熱材6a内を蓄熱用熱交換器6bが蛇行して延びている。なお、主冷媒回路10を循環する冷媒は、蓄熱槽6の蓄熱用熱交換器6b内を流れる。蓄熱材6aは蓄熱用熱交換器6b内を流れる冷媒と熱交換して蓄熱したり放熱したりするものであり、その材料として種々のものを用いることができる。例えば、トリメチロールエタン水溶液や、テトラブチルアンモニウムブロマイド水溶液を用いることが好ましい。蓄熱材6aとしてトリメチロール水溶液を使用した場合は、トリメチロール濃度を60wt%以下とすることが好ましく、20〜60wt%とすることがより好ましい。また、蓄熱材6aとしてテトラブチルアンモニウムブロマイド水溶液を使用した場合は、テトラブチルアンモニウムブロマイド濃度を40wt%以下とすることが好ましく、15〜40wt%とすることがより好ましい。また、蓄熱用熱交換器6bは、内部を流れる冷媒と蓄熱材6aとを熱交換させるものであれば特に限定されるものではなく、種々の熱交換器を用いることができる。
除霜運転用バイパス回路20に設置された第1開閉弁9は、除霜運転用バイパス回路20を開閉するように構成されており、同様に暖房立ち上げ運転用バイパス回路30に設置された第2開閉弁11は、暖房立ち上げ運転用バイパス回路30を開閉するように構成されている。
次に、上述したように構成された蓄熱式ヒートポンプ装置1の動作について説明する。まず、暖房蓄熱運転時の蓄熱式ヒートポンプ装置の動作について図1を参照しつつ説明する。図1に示すように、暖房蓄熱運転時は、第1開閉弁9及び第2開閉弁11を閉状態とし、第2減圧装置7は冷媒を減圧するような開度に調節する。また、圧縮機2から吐出された冷媒が室内熱交換器4に送られるように四方切換弁3で冷媒の流路を切り替える。これらにより、暖房蓄熱運転時には、冷媒は主冷媒回路10のみを循環する。より詳細には、圧縮機2に吸入された冷媒は圧縮されて高温高圧となって吐出され、四方切換弁3を介して室内熱交換器4に送られる。室内熱交換器4において、冷媒は室内の空気と熱交換して室内の空気を暖める一方、冷媒自体は室内の空気に熱を放出することで凝縮して液化する。そして、室内熱交換器4を出た冷媒は第1減圧装置5へと送られ、第1減圧装置5で高圧から中間圧まで減圧されて蓄熱槽6へと送られる。蓄熱槽6に送られた冷媒は、蓄熱用熱交換器6b内を流れて蓄熱槽6内に収容された蓄熱材6aに放熱し、蓄熱材6aに温熱を蓄熱する。そして、蓄熱槽6を出た冷媒は、第2減圧装置7に送られて中間圧から低圧へとさらに減圧されて室外熱交換器8へと進み、室外熱交換器8において外気と熱交換して外気から吸熱して蒸発し、四方切換弁3を介して再度圧縮機2に吸入されて上記サイクルを繰り返す。なお、蓄熱材6aに十分に蓄熱された後は、冷媒は蓄熱用熱交換器6bにおいて放熱や吸熱をほとんど行わず、通常の暖房運転となる。
以上の暖房蓄熱運転を例えば外気温が約5℃以下の低温下で行うと、室外熱交換器8に霜が付着してしまうため、この霜を融かす除霜運転が必要となる。この除霜運転時の蓄熱式ヒートポンプ装置1の動作について図2を参照しつつ説明する。図2に示すように、除霜運転時には、第1開閉弁9を開状態、第2開閉弁11を閉状態とし、第2減圧装置7は冷媒を減圧できるような開度に調節する。そして、圧縮機2から吐出された冷媒が室外熱交換器8に送られるように、四方切換弁3で冷媒の流路を切り替える。これらにより、除霜運転時には、冷媒は主冷媒回路10の一部と除霜運転用バイパス回路20とからなる除霜運転用回路内を循環する。なお、図2では除霜運転用回路部分を太線で示している。より詳細には、圧縮機2に吸入された冷媒が圧縮されて高温高圧となって吐出され、四方切換弁3を介して室外熱交換器8に送られる。室外熱交換器8に送られた冷媒は、室外熱交換器8内を流れる際に室外熱交換器8に付着している霜に放熱して霜を融かした後、冷媒自体は凝縮液化して第2減圧装置7に送られる。そして、冷媒は、第2減圧装置7で減圧されて低温低圧となり蓄熱槽6へと送られる。蓄熱槽6内では、蓄熱用熱交換器6b内を流れる冷媒が、蓄熱材6aから吸熱して蒸発してガス化し、除霜運転用バイパス回路20を通って再度圧縮機2に吸入されて、上記サイクルを繰り返す。この除霜運転の終了は、室外熱交換器8を構成するフィンや伝熱管などの温度や冷媒の温度等を検知して、その温度が所定温度となった時点で除霜運転を終了させるか、もしくは除霜時間を予め決めておきその時間が来たら自動的に除霜運転を終了するように構成することができる。なお、除霜運転中は、室外熱交換器8の送風ファン(図示省略)は停止させている。
続いて、外気温度が低い場合に使用される暖房立ち上げ運転時における蓄熱式ヒートポンプ装置1の動作について図3を参照しつつ説明する。図3に示すように、暖房立ち上げ運転時には、第1開閉弁9及び第2減圧装置7を閉状態とし、第2開閉弁11を開状態とする。また、圧縮機2から吐出された冷媒が室内熱交換器4へと送られるように四方切換弁3で冷媒の流路を切り替える。これらにより、暖房立ち上げ運転時には、冷媒は主冷媒回路10の一部と暖房立ち上げ運転用バイパス回路30とから構成された暖房立ち上げ運転用回路内を循環する。なお、図3では暖房立ち上げ運転用回路部分を太線で示している。より詳細には、圧縮機2に吸入された冷媒が圧縮されて高温高圧となり、四方切換弁3を介して室内熱交換器4に送られる。室内熱交換器4に送られた冷媒は、室内の空気と熱交換して室内の空気を暖める一方、冷媒自体は室内の空気に熱を放出することで凝縮して液化する。そして、室内熱交換器4を出た冷媒は第1減圧装置5において減圧されて蓄熱槽6へと送られる。蓄熱槽6に送られた冷媒は、蓄熱用熱交換器6b内を流れて蓄熱槽6内の蓄熱材6aと熱交換し、蓄熱材6aから吸熱して蒸発し、バイパス回路30を通って再度圧縮機2に吸入されて上記サイクルを繰り返す。この暖房立ち上げ運転は、例えば、蓄熱用熱交換器6bにおける冷媒の蒸発温度が外気温度以下になると、上述したような暖房蓄熱運転や、通常の暖房運転に切り替えることが好ましい。
次に、上述した各運転時における蓄熱材6aの相変化について図4及び図5を参照しつつ説明する。ここで、上述した蓄熱材6aの好ましい材料についてより詳細に説明すると、まず、上記暖房蓄熱運転において行う蓄熱材6aへの蓄熱は、室内熱交換器4で凝縮して蓄熱槽6に送られてくる通常40℃程度の冷媒の顕熱で行うため、蓄熱材6aの蓄熱上限温度は約20〜30℃程度である。また、上記除霜運転や暖房立ち上げ運転時には、上記暖房蓄熱運転時において蓄熱材6aに蓄熱した温熱を放熱して冷媒の蒸発熱源として利用するが、この放熱時の蓄熱材6aの下限温度は約5〜10℃である。このように、蓄熱材6aの利用温度幅は一般的に約5〜30℃程度であるため、この温度幅内に相変化温度をもつ潜熱蓄熱材が本実施形態の蓄熱材6aとして好ましく用いられ、このような蓄熱材6aとしては、上述したトリメチロールエタン水溶液や、テトラブチルアンモニウムブロマイド水溶液を挙げることができる。これら各蓄熱材6aの相変化について、図4及び図5に基づいて説明する。まず、図4に示すように、トリメチロールエタン水溶液の相変化について説明する。なお、図4の横軸はトリメチロールエタン水溶液中のトリメチロールエタンの濃度(wt%)を示し、縦軸は温度(℃)を示す。トリメチロールエタン濃度50wt%のトリメチロールエタン水溶液を蓄熱材6aとして用いた場合、暖房蓄熱運転において蓄熱が終了した約30℃のトリメチロールエタン水溶液は図4のA点の状態にある。この蓄熱された温熱を除霜運転や暖房立ち上げ運転にて放熱すると、トリメチロールエタン水溶液は、まずA点からB点へと液体顕熱状体で放熱し、次にB点から図4の固体析出融解線に沿ってC点まで温度降下する。なお、このとき蓄熱用熱交換器6bの周囲に固体であるトリメチロールエタン水和物(TME・3H2O)が析出する。この状態から暖房蓄熱運転を行うと、蓄熱用熱交換器6b内を流れる冷媒からトリメチロールエタン水溶液に放熱されるため、トリメチロールエタン水溶液はC点の状態から固体析出・融解線に沿って固体のトリメチロールエタン水和物が溶解されていき、B点に達して固体が全て融解した後はB点からA点まで顕熱変化で加熱されて蓄熱を終了する。
なお、図4の相図から分かるように、トリメチロールエタンの濃度が60wt%を超えると冷却による固体析出にあたってトリメチロールエタン単体とトリメチロールエタン水和物の両者が析出されるが、上記実施形態における蓄熱温度ではトリメチロールエタン単体として析出した固体を融解することが困難なため、蓄熱材6aとしてトリメチロールエタン水溶液を使用する場合は、トリメチロールエタンの濃度を60wt%以下とすることが好ましい。
また、蓄熱材6aにテトラブチルアンモニウムブロマイド濃度が40wt%のテトラブチルアンモニウムブロマイド水溶液を使用した場合について図5を参照しつつ説明する。図5に示すように、蓄熱が終了した約30℃のテトラブチルアンモニウムブロマイド水溶液は、A点の状態にあり、除霜運転や暖房立ち上げ運転においてこれを5℃程度まで放熱することで、まずA点の状態から顕熱変化による放熱でB点の状態となり、B点からは固体析出・融解線に沿ってC点の状態になるまで固体のテトラブチルアンモニウムブロマイド水和物(TBAB・26H2O)を蓄熱用熱交換器6bの周りに析出させながら放熱を続ける。この間、テトラブチルアンモニウムブロマイド水溶液は、固体析出に伴って潜熱を放熱するとともに、温度降下にともなって顕熱も放出する。
この状態から暖房蓄熱運転を開始すると、テトラブチルアンモニウムブロマイド水溶液は、点Cの状態から固体析出・融解線に沿ってB点の状態となってテトラブチルアンモニウムブロマイド水和物を全て融解し、その後、B点からA点まで顕熱変化で加温されて蓄熱を終了する。なお、図5から分かるように、テトラブチルアンモニウムブロマイドの濃度が40wt%のときに固体析出・融解線はピークに達しているが、この40wt%よりも濃度が低い場合はテトラブチルアンモニウムブロマイド水和物(TBAB・26H2O)単体の析出となるが、40wt%よりもテトラブチルアンモニウムブロマイドの濃度が高い場合はテトラブチルアンモニウムブロマイド水和物と他の成分の混合した析出となるため、蓄熱放熱にあたっての阻害要因となる。このため、蓄熱材6aとしてテトラブチルアンモニウムブロマイド水溶液を用いた場合は、その濃度を40wt%以下とすることが好ましい。
以上、本実施形態によれば、第1減圧装置5と蓄熱槽6との間から分岐して圧縮機2の吸入側に接続される除湿運転用バイパス回路20を備えているため、除霜運転時には、冷媒を、圧縮機2,四方切換弁3,室外熱交換器8、第2減圧装置7、蓄熱槽6,圧縮機2の順で循環させることができる。このように、圧縮機2によって高温高圧となった冷媒を室外熱交換器8へと送るため、室外熱交換器8を除霜する時間を短縮化することができる。また、蓄熱槽6において、蓄熱用熱交換器6b内を流れる冷媒は、蓄熱材6aと熱交換して蒸発してガス化されるため、冷媒は圧縮機2へガスの状態で戻ることができ、いわゆる液戻りの現象を防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。例えば、上記蓄熱材6aは、トリメチロールエタン水溶液やテトラブチルアンモニウムブロマイド水溶液以外の蓄熱材として公知の材料も使用することができる。
また、上記実施形態においては、第2減圧装置7は、開閉可能に構成されているが、例えば、暖房立ち上げ運転用バイパス回路30の分岐点と第2減圧装置7との間に別途開閉弁を設置することで、開閉機構を有さない第2減圧装置7を用いることができる。
1 蓄熱式ヒートポンプ装置
2 圧縮機
3 四方切換弁
4 室内熱交換器
5 第1減圧装置
6 蓄熱槽
6a 蓄熱材
6b 蓄熱用熱交換器
7 第2減圧装置
8 室外熱交換器
10 主冷媒回路
20 除霜運転用バイパス回路
30 暖房立ち上げ運転用バイパス回路
2 圧縮機
3 四方切換弁
4 室内熱交換器
5 第1減圧装置
6 蓄熱槽
6a 蓄熱材
6b 蓄熱用熱交換器
7 第2減圧装置
8 室外熱交換器
10 主冷媒回路
20 除霜運転用バイパス回路
30 暖房立ち上げ運転用バイパス回路
Claims (6)
- 冷媒を圧縮する圧縮機、前記圧縮機からの冷媒の流路を切り替える四方切換弁、冷媒を凝縮可能な室内熱交換器、冷媒を減圧する第1減圧装置、蓄熱用熱交換器及び蓄熱材を有する蓄熱槽、冷媒を減圧する第2減圧装置、冷媒を蒸発可能な室外熱交換器、を順次環状に接続した主冷媒回路と、
前記主冷媒回路の第1減圧装置と蓄熱槽との間から分岐して前記圧縮機の吸入側に接続された除霜運転用バイパス回路と、を備え、
暖房蓄熱運転時には、冷媒が、圧縮機、四方切換弁、室内熱交換器、第1減圧装置、蓄熱槽、第2減圧装置、室外熱交換器、四方切換弁、圧縮機の順に流れるように前記主冷媒回路内で冷媒を循環させ、
除霜運転時には、冷媒が、圧縮機、四方切換弁、室外熱交換器、第2減圧装置、蓄熱槽、圧縮機の順に流れるよう、前記主冷媒回路の一部と除霜運転用バイパス回路とを含む回路内で冷媒を循環させる、蓄熱式ヒートポンプ装置。 - 前記蓄熱材は、トリメチロールエタン水溶液である、請求項1に記載の蓄熱式ヒートポンプ装置。
- 前記トリメチロールエタン水溶液は、トリメチロールエタン濃度が60wt%以下である、請求項2に記載の蓄熱式ヒートポンプ装置。
- 前記蓄熱材は、テトラブチルアンモニウムブロマイド水溶液である、請求項1に記載の蓄熱式ヒートポンプ装置。
- 前記テトラブチルアンモニウムブロマイド水溶液は、テトラブチルアンモニウムブロマイド濃度が40wt%以下である、請求項4に記載の蓄熱式ヒートポンプ装置。
- 前記主冷媒回路の蓄熱槽と第2減圧装置との間から分岐して前記圧縮機の吸入側に接続された暖房立ち上げ運転用バイパス回路をさらに備え、
暖房立ち上げ運転時には、冷媒が、圧縮機、四方切換弁、室内熱交換器、第1減圧装置、蓄熱槽、圧縮機の順に流れるよう、前記主冷媒回路の一部と前記暖房立ち上げ運転用バイパス回路とを含む回路内で冷媒を循環させる、請求項1〜5のいずれかに記載の蓄熱式ヒートポンプ装置。
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JP2008144105A JP2009287903A (ja) | 2008-06-02 | 2008-06-02 | 蓄熱式ヒートポンプ装置 |
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