JP2009287237A5 - - Google Patents

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本発明の請求項2に係る扉体閉止装置は、前記アームが開成方向のモーメントを受け、前記回動片の第2腕部と、前記緩衝装置の作用力が及ぶように設けられたスライダとの当接対象部位が当該スライダの傾斜面側に移り、閉成方向のモーメントのみが前記回動片に作用することにより、前記扉体が閉止されるもので、これにより、扉体の、ラッチ孔へのラッチの没入が保証されて確実な閉止状態を得ることができる。
本発明の請求項3に係る扉体閉止装置は、前記装置本体に、前記スプリングの付勢力を調整するための調整手段を備えるもので、これにより、緩衝装置の可動節の調整と相俟って、例えば扉体の閉成に際しての閉成速度を最適にするとか、また、扉体の開成に際しての当該扉体の取手を介して受けるスプリングの抗力を加減するとか、ができるようになる。
まず、このうちの本実施の形態に係る装置本体6を図2〜6を参照して説明する。
装置本体6は、図2に示すように、細長く薄平な略直方体形状を外観形成する外ケース本体8及び外ケース側板体9と、これら外ケース本体8及び外ケース側板体9内に内装される内ケース本体10及び内ケース上板体11とで構成され、そして、この内ケース本体10内には、当該内ケース本体10の、図2や図4,5では左端側隅に左固定ブロック12が、また、右端側隅に右固定ブロック13がそれぞれ配置され、これら固定ブロック12,13の間には、左固定ブロック12の方に近接して回動自在に配設される回動片14と、その一方側が上記回動片14の第1腕部14aの小回転子23に当接する第1スライダ15と、このスライダ15の他方側に設けられたスプリング座に着座し、当該スライダ15を左固定ブロック12側に付勢するスプリング16と、このスプリング16の付勢力を調整するために右固定ブロック13に配設される調整手段17とを備え、更に、その一方側が上記回動片14の第2腕部14bに当接するように設定される第2スライダ18と、このスライダ18の他方側に、本実施の形態では、その可動節19aが当接する一方、その固定節19bが右固定ブロック13に当接する態様でそれぞれ配置される2つの直動式のダンパー(緩衝機構)19と、更にまた、上記回動片14に連動して回動可能なように当該回動片14に取り付けられるアーム20とを備えている。
第2スライダ18は、薄平な略正方体形状部材で構成され、このスライダ18の一方側(上記回動片14の第2腕部14bが当接する側)の側面18aには、内ケース本体10に配設された当該スライダ18を上方から視たときに当該スライダ18の側面18aはその摺動方向と直交する幅方向の略中心線付近から所定傾斜角をなす傾斜面18aが設けられている(図4,5参照)。かかる傾斜面18aは、後に詳述するように、回動片1
4の回転がある時点に達してから、回動片14の第2腕部14bに当該スライダ18を介してダンパー19からの抗力が作用しなくなるようにするために設定されたものである。そして、このスライダ18の他方側の側面18bには、上述のように2つのダンパー19の可動節19aがそれぞれ当接する。更に、このスライダ18の上下面には、このスライダ18の、当該スライダ18を上方から視て側面18aと側面18b間を結ぶ中心線に沿って上記内ケース上板体11の案内溝11c及び内ケース本体10の案内溝10aに緩挿される細長なリブ18c,18cがそれぞれ突設され(但し、リブ18cは図示されていない)、スライダ18は、これら案内溝11c,10aに案内されて摺動するようになっている。
ダンパー19は、所定のダンピング係数を有する緩衝装置で、進退可能な可動節19aと、この可動節19aを出没可能とする、例えばシリコン油などの粘性流体が封入された固定節19bとから構成される直動式タイプのもので構成され、これにより、装置本体6をコンパクト化して家屋等の開口口を区画する枠体に取付けることができるようにしている。ダンパー19が内ケース本体10に組み付けられるときは、その固定節19bを内ケース本体10の位置決め溝10a,10a(但し、溝10aは図示されていない)や突起22で位置決めするとともに、上述のように右固定ブロック13の縦ブロック13bに当接させる一方、可動節19aをスライダ18の側面18bに当接させて当該スライダ18に当該ダンパー19の作用力が及ぶように組み付ける。ダンパー19は、スプリング16と並列に配置される。ところで、本実施の形態では、ダンパー19を2つ並列に配置して用いた場合を説明したが、これに限ることなく仕様によっては、例えば当該ダンパー19を3つ以上を配置するようにしても、或いは、当該ダンパー19より容量の大きいダンパーを1つ配置するようにしてもよい。
そして、図4(A)の状態から本装置1に閉止動作を開始させるために扉体Aを閉成すべく取手に力を加えてやると、回動片14は、当該回動片14の小回転子23がスライダ15の頂点15aを乗り越えて傾斜面15a側で当該スライダ15と当接する状態、即ち、図4(B)の状態となる。この状態になると、回動片14は、スライダ15を介して付与されるスプリング16の付勢力(かかる付勢力は、調整手段17により適宜調整できる。)により、図4(B)において反時計回り方向のモーメント(同図中の矢印方向A)を受けるようになるため、アーム20もまた反時計回り方向のモーメント(同図中の矢印方向A)を受け、これにより扉体Aが更に自動的に閉成されて行く。このとき、ダンパー19は、第2スライダ18の側面18aを回動片14の第2腕部14bに当接させ、第2スライダ18を介して回動片14に時計回り方向のモーメントを付与するので、回動片14の反時計回り方向の回転速度は抑制されて減速される。しかるに、回動片14が回転して図5(A)の状態に達すると、図5(B)の状態に至るまで、回動片14は、上述同様にスプリング16の付勢力により反時計回り方向のモーメントを受け続け、これによりアーム20もまた反時計回り方向のモーメントを受け続けるが、この回動片14の第2腕部14bのスライダ18との当接対象部位が当該スライダ18の傾斜面18a側に移るので、この回動片14には当該スライダ18を介してダンパー19からの抗力が作用しなくなり、回動片14が反時計回りのモーメントを受けるようになる。これにより、反時計回り方向のモーメントのみが回動片14に作用することになるため、扉体Aの、ラッチ孔へのラッチの没入が保証されて確実な閉止状態を得ることができる。

Claims (4)

  1. 家屋等の開口口を区画する枠体に対し蝶番を介して回転可能に配設された扉体を閉止する扉体閉止装置であって、前記扉体の、前記蝶番が取着された側端とは反対側に位置するところの取手が取着された側端の上方部に当該扉体が閉成方向に回転を開始してから所定の閉成角に達した時に装置本体に係合する被ガイド部材を取り付ける一方、前記枠体のうちの、前記被ガイド部材に対応する上枠体の端部位置に前記装置本体を取り付け、この装置本体には、その軸部が前記装置本体に回動可能に支持され、その軸部から第1腕部及び第2腕部が突設された回動片と、この回動片の回動に連動し、前記係合した被ガイド部材の、前記扉体の閉成・開成に伴う移動を可能にするガイド部を備えたアームと、前記係合前は前記回動片の第1腕部に、前記被ガイド部材との係合が可能な前記所定の閉成角に適応した角度位置に前記アームを保持するための付勢力を与える一方、前記係合後は前記回動片の第1腕部に、前記アームを前記扉体の閉成方向に回転させるための付勢力を与えるスプリングとを備え、更に、前記係合前は前記回動片の第2腕部に作用を及ぼさない直動式の緩衝装置であって、前記係合後の前記扉体の閉成時には前記回動片の第2腕部に作用して前記扉体の閉成を減速させ、また、前記係合後の前記扉体の開成時には前記回動片の第2腕部に作用して前記扉体の開成を助長させる緩衝装置を備えてなることを特徴とする扉体閉止装置。
  2. 前記アームが開成方向のモーメントを受け、前記回動片の第2腕部と、前記緩衝装置の作用力が及ぶように設けられたスライダとの当接対象部位が当該スライダの傾斜面側に移り、閉成方向のモーメントのみが前記回動片に作用することにより、前記扉体が閉止されることを特徴とする請求項1に記載の扉体閉止装置。
  3. 前記装置本体には、前記スプリングの付勢力を調整するための調整手段が備えられてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の扉体閉止装置。
  4. 前記アームは、略長方形の薄平板状の部材で、この部材の一方面側に、前記被ガイド部材の摺動子が出入りする開口口を備えた前記ガイド部が当該部材の長手方向の中心線に沿って前記開口口が設けられた端部から当該部材の略中央付近までのところに設けられる一方、この部材の他方面側の、前記開口口が設けられた端部とは反対側の端部寄りに前記回動片に連結される連結軸を有する取付台が突設され、
    前記取付台は、前記装置本体の上面側に設けられた上嵌合孔又はこの上嵌合孔と同心をなして前記装置本体の下面側に設けられた、前記上嵌合孔と同一形状の下嵌合孔のいずれかに緩嵌されてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の扉体閉止装置。
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