JP7207723B2 - 自閉装置付きレバーストッパ - Google Patents
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上記位置決め手段は、スライド体を予め定められている最大限の開放位置に位置決めするための手段であるが、閉塞状態から所定の開放状態の範囲内で、任意の位置又は数カ所の所望の位置に位置決め可能である位置決め機構を備えることとすれば、更に好適である。
また、制動手段は、第2リンク部材を介して、回動部材に減衰力(抵抗力、制動力)を作用させ,回転力を減衰させることができる構造であればよく、各種のダンパ(ショックアブソーバ)等の制動装置を用いることができる。
また、上記第1リンク部材の一端部と上記第2リンク部材の一端部は、上面視において、上記回動部材の上記回動中心に対して、対峙する側面に設けられていることが、回動部材に付勢力と減衰力を作用させて、スムーズに動作させるためには好適である。
(1)開き扉及び扉枠
本レバーストッパSは、公知の開き扉D及び戸枠Wの間に取り付けられている。
図1に示すように、戸枠Wは、左右の縦枠5A,5B、上枠6及び下枠(図示せず)により、矩形形状に形成されている。そして、開き扉Dの鉛直方向の一方の端面が、戸枠Wの一方の縦枠5Bに蝶番9を介して、回動自在となるように取り付けられている。
開き扉Dの上縁部には、後記自閉装置20を取り付けるために、後記装置本体枠30の形状に適合する直方体形状の取付溝部(図示せず)が形成されている。
本レバーストッパSは、本体部10と自閉装置20を備えており、当該自閉装置20が開き扉Dの取付溝部に埋設されるとともに、本体部10における後記取付部12が、戸枠Wの上枠6にネジ(図示せず)により取り付けられている。
図2に示すように、本体部10は、細長平板状であるスライドアーム11(スライド体)と、取付部12と、当該スライドアーム11の収納部13(スライド体収納部)を有している。
上記収納部13は、リップ部13aとフランジ部13bとウェブ部13cとから形成されている。上記リップ部13aは、左右の幅方向の間隙が幅広となっている幅広部13dと、基端部の近傍において幅狭に形成されている突き当て段部13eを有している。
図3及び図4に示すように、自閉装置20は、回動部40と付勢部50と制動部60を主要部としている。各部は、細長の直方体形状の装置本体枠30(枠体)内に収納されており、回動部40が当該装置本体枠30の一方側端部に配置されている。また、制動部60及び付勢部50は、回動部40と反対側の端部側であって、制動部60が上部に、付勢部50が下部となるように、上下方向の収納空間に並設されている。以下、各部について詳説する。
装置本体枠30は、上板31と、長手方向に対攻する側面板32,33により形成され、内側に収納部が形成されている。上板31は細長の板状部材であり、先端部と基端部には、それぞれ、回動円筒41及び開き扉Dに取り付けるための第1取付孔31a及び第2取付孔31bが設けられている。
回動部40は、回動円筒41と当該回動円筒41を支持する円筒支持体45を有している。
回動円筒41は、後記支持軸44(支軸)の周囲に回動自在に軸支されている中空円筒体42と、当該中空円筒体42の上部に一体的に設けられているスライドアーム取付体43から構成されている。
付勢部50は、下部リンクバー51を介して、回動円筒41に付勢力を付与するための役割を果たしており、下部リンクバー51と付勢バネ52とバネスライダ53から構成されている。
下部リンクバー51は、180度回転させた略へ字状であり、背部が略緩やかな円弧形状に形成されている。そして、その基端部と先端部には、それぞれ第1取付孔51a及び第2取付孔51bが設けられている。
制動部60は、上部リンクバー61を介して、回動円筒41に減衰力を付与して制動するための役割を果たしており、2本のオイル式のダンパ62とダンパスライダ63とダンパホルダ65から構成されている。
上記ダンパホルダ65は、基体部66とダンパ装着部67とバネ取付部68から形成されている。
続いて、本レバーストッパSの動作について説明する。
なお、閉扉状態では、開き扉Dが戸枠Wに収まっている。この状態において、自閉装置20の付勢バネ52は最長状態となるように伸長しており、制動部60は動作していない状態となっている。
開き扉Dを開く場合には、ドアノブ(図示せず)を把持して、蝶番9の鉛直軸を中心として、開き扉Dの蝶番9と反対側の端部を回転させる。開き扉Dの回転に伴い、スライドアーム11が収納部13から伸長し、当該スライドアーム11のストッパ11aが、収納部13の突き当て段部13eに当接することで移動が規制され、全開状態でその位置が固定される(図5,図6)。
開き扉Dを閉じる場合には、ドアノブ(図示せず)を把持して、開扉の場合とは逆方向に回転させる。開き扉Dの逆回転に伴い、徐々に、スライドアーム11が収納部13に収納される(図7)。
そして、最終的には、開き扉Dが戸枠Wに収まり、閉扉が完了する(図9、図10)。
本レバーストッパSは、細長形状の装置本体枠30を有し、回動部40は当該装置本体枠30の一方側端部に配置されている。また、下部リンクバー51を介して、回動部40の回動円筒41に開き扉Dの閉塞方向の付勢力を与える付勢部50と、上部リンクバー61を介して回動円筒41に制動力を与える制動部60が、上記装置本体枠30の他方側において、高さ方向に並設されている。
D 開き扉(開閉部材)
W 扉枠
10 本体部
11 スライドアーム(スライド体)
13 収納部(スライド体収納部)
15 位置決め手段
20 自閉装置
30 装置本体枠(枠体)
40 回動部(回動部材)
41 回動円筒
42 中空円筒体
43 スライドアーム取付体
44 支持軸(支軸)
45 円筒支持体
50 付勢部
51 下部リンクバー(第1リンク部材)
52 付勢バネ(付勢手段)
53 バネスライダ
60 制動部
61 上部リンクバー(第2リンク部材)
62 ダンパ(制動部材)
62a ピストンロッド
63 ダンパスライダ
65 ダンパホルダ
Claims (1)
- 本体部と、自閉装置とを備える、開閉部材の開放角度を規制するレバーストッパであって、
前記本体部は、
スライド体収納部と、
前記開閉部材の前記開放角度に応じて、先端部から長手方向に出退自在となるように、前記スライド体収納部の内部に摺動自在に挿通された細長のスライド体と、
前記開閉部材を開放位置において位置決めする位置決め手段と、を有し、
前記自閉装置は、
前記スライド体の一端が取り付けられており、支軸を回動中心として回動する回動部材と、
前記回動部材にそれぞれ一端が取り付けられており、前記回動部材の回動動作を介して、前記スライド体の摺動動作と連動する第1リンク部材及び第2リンク部材と、
前記第1リンク部材に付勢力を付与する付勢手段と、
前記第2リンク部材に減衰力を付与する制動手段と、を有し、
前記開閉部材が開放状態から閉塞状態に動作する場合において、
前記付勢手段は、前記第1リンク部材を介して、前記回動部材に対して前記開閉部材が閉じる向きの付勢力を与え、かつ、
前記制動手段は、前記第2リンク部材を介して、前記回動部材に対して前記開閉部材が閉じる向きの回転力を制動する減衰力を与えることが可能となるように構成されており、
細長形状の枠体を有し、
前記回動部材は、前記枠体の一方側端部に配置され、かつ、
前記付勢手段及び前記制動手段は、前記枠体の他方側において、高さ方向に並設されており、
前記第1リンク部材の一端部と前記第2リンク部材の一端部は、前記回動部材の前記回動中心に対して対峙する側面において、前記回動部材の高さ方向に所定間隔をあけた位置に取り付けられていること、を特徴とする自閉装置付きレバーストッパ。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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JP7207723B2 true JP7207723B2 (ja) | 2023-01-18 |
Family
ID=73044414
Family Applications (1)
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- 2019-05-08 JP JP2019088671A patent/JP7207723B2/ja active Active
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