JP2009275758A - 等速自在継手用ブーツ - Google Patents

等速自在継手用ブーツ Download PDF

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Abstract

【課題】山部同士の摩耗性や谷部とシャフトとの摩耗性、山谷部の疲労性の良好なバランスを保つことが可能となって、耐久性が向上する等速自在継手用ブーツを提供する。
【解決手段】等速自在継手用ブーツは、等速自在継手の外側継手部材に装着される大径部13と、等速自在継手の内側継手部材に連結されたシャフト9に装着される小径部14と、大径部13と小径部14との間に配置される蛇腹部15とを備える。蛇腹部15は、複数の山部7と、山部7と軸方向に沿って交互に配設される複数の谷部6と、隣合う山部7と谷部6とを連結する複数の連結部12とを備える。大径部13に最も近い山部7の外径縁と小径部14に最も近い山部7の外径縁とを結ぶ直線L1上又は直線L1よりも内径側に、他の山部7の外径縁が位置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、等速自在継手用ブーツに関する。
等速自在継手は、従来自動車向けの用途としては、ドライブシャフト用として使用されることが多かった。しかしながら、近年では燃費向上やNVH向上のため、後輪に動力を伝えるプロペラシャフトにも用いられることが多くなってきた。
また、等速自在継手は継手内部にグリースを封入させるため、継手開口部をブーツで覆うことで、内部のグリースが流出しないようにシールしている。この種のブーツは、等速自在継手の外側継手部材としての外輪に固定される大径部と、内側継手部材としての内輪から延びるシャフトに固定される小径部と、大径部と小径部との間に設けられ、谷部と山部とが交互に形成された蛇腹部とを有する。そして、大径部と小径部とはそれぞれブーツバンドが装着されることによって固定される。
等速自在継手用ブーツには、クロロプレンゴム等を使用したゴム製ブーツが主流であったが、近年は耐久性向上のため熱可塑性の樹脂材料が用いられるようになってきた。この樹脂材料を用いたブーツの形状は種々のものが知られている(特許文献1〜特許文献7)。
実開平9−89108号公報 実開平7−10561号公報 実開平6−82463号公報 特開2002−257152号公報 特開平6−129536号公報 特開平8−135675号公報 実開平7−38758号公報
前記特許文献等に記載の等速ジョイント用樹脂ブーツは自動車のドライブシャフト等に使用されるものである。すなわち、従来の樹脂ブーツは自動車のドライブシャフト用として開発されていたためである。このため、大角度(50°)まで折り曲げ可能だが、背反事項としてブーツ自体が大きくなる。そのため、高速回転時には最大回転数3000rpm程度でブーツが膨張し破損してしまう。
また、自動車のプロペラシャフト用としては、折り曲げ可能な角度は低角度(20°程度以下)で十分であるが、高速回転時に最大回転数:7000〜10000rpm程度でも使用可能であることを要求される。
そのため、ドライブシャフト用に設計された樹脂ブーツは高速回転時にブーツが膨張し破損してしまうため、プロペラシャフト用には適用不可であった。
本発明は、上記課題に鑑みて、山部同士の摩耗性や谷部とシャフトとの摩耗性、山谷部の疲労性の良好なバランスを保つことが可能となって、耐久性が向上する等速自在継手用ブーツおよびこのようなブーツを使用可能な等速自在継手を提供する。
本発明の等速自在継手用ブーツは、等速自在継手の外側継手部材に装着される大径部と、等速自在継手の内側継手部材に連結されたシャフトに装着される小径部と、大径部と小径部との間に配置される蛇腹部とを備えた等速自在継手用ブーツにおいて、蛇腹部は、複数の山部と、この山部と軸方向に沿って交互に配設される複数の谷部と、隣合う山部と谷部とを連結する複数の連結部とを備え、大径部に最も近い山部の外径縁と小径部に最も近い山部の外径縁とを結ぶ直線上又はこの直線よりも内径側に、他の山部の外径縁が位置し、かつ、山部を、大径部側の複数の山部からなる大径側群と、小径部側の複数の山部からなる小径側群とに分け、大径側群の山部の肉厚を小径側群の山部の肉厚よりも薄くしたものである。
本発明の等速自在継手用ブーツによれば、大径部に最も近い山部の外径縁と小径部に最も近い山部の外径縁とを結ぶ直線上又はこの直線よりも内径側に、他の山部の外径縁が位置するので、高速回転中においてもブーツ中央部が外径側へ大きく膨らむことを抑えることができる。また、大径部が等速自在継手の外側継手部材に装着されているので、大径部に最も近い山部の外径側へ膨張は抑えられる。小径部がシャフトに固定されるので、小径部に最も近い山部の外径側へ膨張は抑えられる。
この種のブーツは一般的には、軸方向に圧縮した状態で装着される。このため、山部を、大径部側の複数の山部からなる大径側群と、小径部側の複数の山部からなる小径側群とに分け、大径側群の山部の肉厚を小径側群の山部の肉厚よりも薄くすることによって、このブーツを等速自在継手に装着(軸方向に圧縮した状態での装着)した際、小径側の山部の開き角度は変化せずに大きく開いたままであるが、大径側の山部の開き角度は小さくなる。
山部の最外径が大きいの方が高速回転時に遠心力の影響を受ける。大径部に近い山部の最外径が大きくなる。このため、大径側の山部の開き角度が小さくなっていれば、この遠心力が作用しても、この大径部側の山部の外径側への膨張を防止できる。
蛇腹部の山部の数が5である場合、小径部に最も近い山部と、これに隣り合う山部との2個を小径側群とし、他の3個の山部を大径側群としたり、小径部に最も近い山部と、これに隣り合う山部と、さらに隣り合う山部との3個を小径側群とし、他の2個の山部を大径側群としたりすることができる。
蛇腹部の山部の数が6以上である場合、小径部に最も近い山部と、これに隣り合う山部との2個を小径側群とし、他の山部を大径側群としたり、小径部に最も近い山部と、これに隣り合う山部と、さらに隣り合う山部との3個を小径側群とし、他の山部を大径側群としたりすることができる。
ブーツ材質として、熱可塑性ポリエステル系エラストマーを使用することができる。
本発明では、高速回転時においても、ブーツ中央部の膨張(外径側への膨らみ)を防止でき、低角度・高速回転で使用された際にブーツ寿命(耐久性)・回転膨張性が良好となる。特に、大径側群の山部の肉厚を小径側群の山部の肉厚よりも薄くすることによって、高速回転時のブーツの膨張を有効に防止できる。
ブーツ材料を熱可塑性エラストマーとすることによって、等速自在継手用ブーツは、疲労性や摩耗性、高速回転性(回転時振れ廻り性)に優れる。
このように、本発明にかかるブーツは、低角度・高速回転での使用に耐えることができ、プロペラシャフト用等速自在継手に最適となる。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。図1に本発明に係る等速自在継手用ブーツを示し、図2に等速自在継手用ブーツを使用した等速自在継手を示している。
この等速自在継手は、図2に示すように、内周面に複数の案内溝(トラック溝)4を軸方向に形成した外側継手部材としての外輪1と、外周面に複数の案内溝(トラック溝)5を形成した内側継手部材としての内輪2と、外輪1の案内溝4と内輪2の案内溝5とで協働して形成されるボールトラックに配される複数のボール3と、ボール3を収容するためのポケット8aを有するケージ8等から構成される。また、内輪2の内周にセレーションやスプライン等のトルク伝達手段を介してシャフト9を結合している。
等速自在継手用ブーツ10は、例えば、エステル系、オレフィン系、ウレタン系、アミド系、スチレン系等の熱可塑性エラストマーにて形成される。熱可塑性エラストマーは樹脂とゴムの中間の性質を持っている。熱可塑性エラストマーは、熱可塑性樹脂の通常の成形機にて加工することができる。
また、等速自在継手用ブーツ10は、硬さが、JIS K6253によるデュロメータDで35以上50以下である熱可塑性ポリエステル系エラストマーとすることができる。熱可塑性ポリエステル系エラストマーは、加硫ゴムのような非常に柔軟な材料と、ポリスチレン、ポリアミドやポリブチレンテレフタレートのような高剛性な熱可塑性樹脂との中間の弾性率を持つ材料である。この熱可塑性ポリエステル系エラストマーは、加硫ゴムと高剛性な熱可塑性樹脂の両者の特徴を有し、変形を受けても、元の形状に復元するゴム弾性、加硫ゴムより高い機械的強度、一般的な熱可塑性樹脂に適用できる全ての成形加工法が適用できる熱可塑性などの特徴を示す材料である。
等速自在継手用ブーツ10は、等速自在継手の外側継手部材(外輪1)の開口端部に装着される大径部13と、等速自在継手の内側継手部材(内輪2)に連結されたシャフト9に装着される小径部14と、大径部13と小径部14との間に設けられ、軸方向に沿って交互に配設される山部7と谷部6とを有する蛇腹部15とを備える。山部7と谷部6とは傾斜部(連結部)12にて連結されている。
外輪1の開口部側の外周面には、周方向に沿った溝からなるブーツ取付部16が設けられ、このブーツ取付部16に大径部13が外嵌される。そして、ブーツ10の大径部13の外周面に形成された嵌合溝17にブーツバンド18を嵌着することによって、大径部13を外輪1に固定している。
シャフト9には、外輪1から所定量突出した位置に、周方向に沿ったブーツ取付用溝20を有するブーツ取付部22が設けられ、小径部14がブーツ取付部22に外嵌される。そして、ブーツ10の小径部14の外周面に形成された嵌合溝19にブーツバンド18を嵌着することによって、小径部14をシャフト9に固定している。
蛇腹部15において、山部7を小径部14側から大径部13に向かって順に第1山7a、第2山7b、第3山7c、第4山7d、第5山7eと呼び、谷部6を小径部14側から大径部13に向かって順に第1谷6a、第2谷6b、第3谷6c、第4谷6d、第5谷6eと呼ぶ場合がある。
図3に示すように、蛇腹部15において、谷部6はその断面形状をU字形状としている。また、谷部6と山部7とを連結する連結部12を直線状としている。
蛇腹部15は、大径部13に最も近い山部7(7e)の外径縁と小径部14に最も近い山部7(7a)の外径縁とを結ぶ直線L1直線よりも内径側に、他の山部7(7b、7c、7d)の外径縁が位置する。
また、大径部側の複数の山部7からなる大径側群26と、小径部側の複数の山部7からなる小径側群25とに分け、大径側群26の山部7の肉厚Tを小径側群25の山部7の肉厚Tよりも薄くする。
図例の場合、小径側群25は、第1山7aと第2山7bであり、大径側群26は、他の第3山7c、第4山7d、第5山7eである。そして、第1山7aの肉厚をT1とし、第2山7bをT2とし、第3山7cの肉厚をT3とし、第4山7dの肉厚をT4とし、第5山7eの肉厚をT5とした場合、[T1、T2]>[T3、T4、T5]としている。すなわち、T1とT2は、T3、T4、及びT5よりも肉厚が大きいことであり、T1とT2とは同一であっても、どちらかが小さかったりしてもよい。また、T3とT4とT5とは全てが同一であったり、T3とT4とT5のうちいずれか一つが大きかったり、小さかったり、全てが相異していていしてもよい。
ところで、前記実施形態では、大径部13に最も近い山部7の外径縁と小径部14に最も近い山部7の外径縁とを結ぶ直線L1よりも内径側に、他の山部7の外径縁が位置するものであったが、他の山部7の外径縁が直線L1上に配設されるものであってもよい。
また、小径側群25として、第1山7aと第2山7bと第3山7cであり、大径側群26として、他の第4山7d、第5山7eであってもよい。この場合、第1山7aの肉厚をT1とし、第2山7bをT2とし、第3山7cの肉厚をT3とし、第4山7dの肉厚をT4とし、第5山7eの肉厚をT5とした場合、[T1、T2、T3]>[T4、T5]としている。なお、この場合であっても、大径部13に最も近い山部7の外径縁と小径部14に最も近い山部7の外径縁とを結ぶ直線L1上又はこの直線L1よりも内径側に、他の山部7の外径縁が位置する。
蛇腹部15の山部7が6個である場合、小径側群25として、第1山7aと第2山7bとし、大径側群26として、他の第3山7cと第4山7dと第5山7eとすることができる。この場合、第1山7aの肉厚をT1とし、第2山7bをT2とし、第3山7cの肉厚をT3とし、第4山7dの肉厚をT4とし、第5山7eの肉厚をT5とし、第6山7fの肉厚をT6とした場合、[T1、T2]>[T3、T4、T5、T6]とすることになる。
また、蛇腹部15の山部7が6個である場合において、小径側群25を、第1山7aと第2山7bと第3山7cとし、大径側群26を、第4山7d、第5山7e、第6山7fとすることができる。この場合、[T1、T2、T3]>[T4、T5、T6]とすることになる。なお、蛇腹部15の山部7が6個であっても、大径部13に最も近い山部7の外径縁と小径部14に最も近い山部7の外径縁とを結ぶ直線L1上又はこの直線L1よりも内径側に、他の山部7の外径縁が位置する。
本発明では、大径部13に最も近い山部7の外径縁と小径部14に最も近い山部7の縁とを結ぶ直線L1上又はこの直線L1よりも内径側に、他の山部7の外径縁が位置するので、高速回転中においてもブーツ中央部が外径側へ膨らむことを抑えることができる。また、大径部13が等速自在継手の外側継手部材に装着されているので、大径部13に最も近い山部7の外径側へ膨張は抑えられる。小径部14がシャフト9に固定されるので、小径部14に最も近い山部7の外径側へ膨張は抑えられる。
このため、高速回転時においても、ブーツ中央部の膨張(外径方向への膨らみ)を防止でき、低角度・高速回転で使用された際にブーツ寿命(耐久性)・回転膨張性が良好となる。特に、小径側群の山部7の肉厚Tを大径側群の山部7の肉厚Tよりも薄くすることによって、高速回転時のブーツの膨張を有効に防止できる。
ブーツ材料を熱可塑性エラストマーとすることによって、等速自在継手用ブーツは、疲労性や摩耗性、高速回転性(回転時振れ廻り性)に優れる。
このように、本発明にかかるブーツは、低角度・高速回転での使用に耐えることができ、プロペラシャフト用等速自在継手に最適となる。
また、谷部6を断面U字状に形成すれば、より耐久性(谷部の疲労性と蛇腹部の凹み防止)を向上することができる。谷部6の断面形状をU字状とするともに、山部7と谷部6とを連結する連結部12が直線状であれば、大きな作動角を取った際に、蛇腹部15が円滑に折畳み変形することができる。
硬さが、JIS K6253によるデュロメータDで35以上50以下である熱可塑性ポリエステル系エラストマーとすることにより、ブーツは、疲労性や摩耗性、高速回転性(回転時振れ廻り性)に優れ、ブーツとして安定した機能を長期にわたって発揮することができる。なお、硬さが、JIS K6253によるデュロメータDで35未満の場合や、50を超える場合は、疲労性や摩耗性にあまり優れるものではない。
このため、本発明のブーツは、ツェッパ型、バーフィールド型等の固定式等速自在継手や、外側継手部材の軸線方向にスライドする機構を備えたタイプ(例えば、ダブルオフセット型、トリポード型、クロスグルーブ型等の摺動式等速自在継手)など、あらゆる等速自在継手に適用できる。これにより、疲労性や摩耗性に優れた等速自在継手用ブーツを装着した、耐久性に優れる等速自在継手を構成することができる。すなわち、ブーツにおける蛇腹部15の大径部側の山部7は、適切な剛性を保持した上で、大きな作動角を取った際に円滑に折畳み変形することが求められ、それを達成することに本発明のものが適している。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能であって、蛇腹部15として、山部7が7個以上であってもよい。この場合、小径部14に最も近い山部7と、これに隣り合う山部7との2個、又は、小径部14に最も近い山部7と、これに隣り合う山部7と、さらに隣り合う山部7との3個を小径側群25とし、他の山部7を大径側群26の山部7とすることになる。また、摺動式等速自在継手の場合は、固定式等速自在継手よりも作動角が大きくないことから、デュロメータDによる硬さが50を超える熱可塑性ポリエステル系エラストマーを使用することができる。あるいは、固定式等速自在継手においても、後輪用駆動軸に適用する場合は、作動角が大きくないことから、デュロメータDによる硬さが50を超える熱可塑性ポリエステル系エラストマーを使用することができる。なお、ブーツ材質として、熱可塑性ポリエステル系エラストマーに限るものではなく、従来からこの種のブーツに使用されている樹脂であればよい。
本発明の実施形態を示す等速自在継手用ブーツの断面図である。 前記等速自在継手用ブーツを使用した等速自在継手の断面図である。 前記等速自在継手用ブーツの拡大断面図である。
符号の説明
6 谷部
7 山部
12 連結部
13 大径部
14 小径部
15 蛇腹部
25 小径側群
26 大径側群

Claims (6)

  1. 等速自在継手の外側継手部材に装着される大径部と、等速自在継手の内側継手部材に連結されたシャフトに装着される小径部と、大径部と小径部との間に配置される蛇腹部とを備えた等速自在継手用ブーツにおいて、
    蛇腹部は、複数の山部と、この山部と軸方向に沿って交互に配設される複数の谷部と、隣合う山部と谷部とを連結する複数の連結部とを備え、大径部に最も近い山部の外径縁と小径部に最も近い山部の外径縁とを結ぶ直線上又はこの直線よりも内径側に、他の山部の外径縁が位置し、かつ、山部を、大径部側の複数の山部からなる大径側群と、小径部側の複数の山部からなる小径側群とに分け、大径側群の山部の肉厚を小径側群の山部の肉厚よりも薄くしたことを特徴とする等速自在継手用ブーツ。
  2. 蛇腹部の山部の数が5であり、小径部に最も近い山部と、これに隣り合う山部との2個を小径側群とし、他の3個の山部を大径側群としたことを特徴とする請求項1に記載の等速自在継手用ブーツ。
  3. 蛇腹部の山部の数が5であり、小径部に最も近い山部と、これに隣り合う山部と、さらに隣り合う山部との3個を小径側群とし、他の2個の山部を大径側群としたことを特徴とする請求項1に記載の等速自在継手用ブーツ。
  4. 蛇腹部の山部の数が6以上であり、小径部に最も近い山部と、これに隣り合う山部との2個を小径側群とし、他の山部を大径側群としたことを特徴とする請求項1に記載の等速自在継手用ブーツ。
  5. 蛇腹部の山部の数が6以上であり、小径部に最も近い山部と、これに隣り合う山部と、さらに隣り合う山部との3個を小径側群とし、他の山部を大径側群としたことを特徴とする請求項1に記載の等速自在継手用ブーツ。
  6. ブーツ材料が熱可塑性ポリエステル系エラストマーからなることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の等速自在継手用ブーツ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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