JP2009274810A - テープ繰出装置及び繰出方法並びにシート剥離装置及び剥離方法 - Google Patents

テープ繰出装置及び繰出方法並びにシート剥離装置及び剥離方法 Download PDF

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Abstract

【課題】剥離用テープ等が意図しない部位に接着しても、剥離用テープ等を正常に繰り出したり、繰り出し不能な状態を容易に確認したりすることができるようにすること。
【解決手段】テープ繰出装置12は、基材シートBSの一方の面に接着剤層Aを備えた剥離用テープPTを支持する支持手段18と、剥離用テープPTを繰り出す繰出手段19と、支持手段18及び/又は繰出手段19を制御する制御手段23とを備えている。制御手段23は、剥離用テープPTの繰り出しを行う前に、支持手段18と繰出手段19との間の剥離用テープPTに張力を付与する繰出動作確認を行うよう、支持手段18及び繰出手段19を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、テープ繰出装置及び繰出方法並びにシート剥離装置及び剥離方法に係り、更に詳しくは、接着剤層を備えた接着テープや剥離用テープを繰り出すテープ繰出装置及び繰出方法並びにシート剥離装置及び剥離方法に関する。
半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」と称する)は、その回路面に保護用の接着シートが貼付され、裏面研削等、種々の工程を経た後に接着シートが剥離される(特許文献1参照)。このような接着シートの剥離装置としては、例えば、図6(A)及び(B)に示されるテープ繰出装置100を利用したタイプのものがある。このテープ繰出装置100は、基材シートBSの一方の面に接着剤層Aを備えた剥離用テープPTを支持する支持手段101と、剥離用テープPTを挟み込んで繰り出す駆動ローラ102A及びピンチローラ102Bを有する繰出手段102と、支持手段101と繰出手段102との間に設けられるとともに、剥離用テープPTの張力に応じて図中上下方向に変位可能なダンサローラ104と、このダンサローラ104を通過する前後の剥離用テープPTを案内する複数のガイドローラ105とを備えている。
特開2005−175253号公報
しかしながら、このような構成にあっては、剥離用テープPTの接着剤層Aが意図しない部位に接着する、という不都合がある。具体的には、図6(A)に示されるように、対向する剥離用テープPTの接着剤層A同士が接着する場合や、同図(B)に示されるように、剥離用テープPTがガイドローラ105に経時的に巻き付くように接着する場合がある。かかる接着により、以後の剥離用テープPTの繰り出しに支障を来したり、剥離用テープPTの繰り出しが行えなくなる、という不都合を招来する。
[発明の目的]
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、剥離用テープや接着テープが意図しない部位に接着しても、これらの繰り出しを正常に行ったり、繰り出し不能な状態にあることを容易に確認することができるテープ繰出装置及び繰出方法並びにシート剥離装置及び剥離方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明のテープ繰出装置は、基材シートの一方の面に接着剤層を備えた接着テープを支持する支持手段と、前記接着テープを間欠送り可能に繰り出す繰出手段と、前記繰り出しを行う前及び/又は前記間欠送りの送り移動前に、前記支持手段及び/又は繰出手段を制御し、支持手段と繰出手段との間の接着テープに張力を付与して繰出動作確認を行う制御手段とを備える、という構成を採っている。
本発明において、前記テープ繰出装置は、前記支持手段と繰出手段との間に設けられるとともに、前記張力に応じて変位可能なダンサローラを含む調整手段と、ダンサローラの位置を検知する検知手段とを含み、
前記制御手段は、前記繰出動作確認で前記張力が一定値以上であり、且つ、ダンサローラが検知手段により所定位置で検知されなかった場合に外部へ信号を出力する外部出力手段を有する、という構成を採ってもよい。
また、本発明のテープ繰出方法は、基材シートの一方の面に接着剤層を備えた接着テープの繰り出しを行う前及び/又は間欠送りの送り移動前に、接着テープの支持手段及び繰出手段間に位置する当該接着テープに張力を付与して繰出動作確認を行うテープ繰出方法であって、
前記繰出動作確認において、前記張力が一定値以上であり、且つ、張力に応じて変位するダンサローラが検知手段により所定位置で検知されなかった場合に外部へ信号を出力する、という方法を採っている。
また、本発明のシート剥離装置は、被着体に貼付された接着シートに、基材シートの一方の面に接着剤層を備えた剥離用テープを貼付し、当該剥離用テープを介して前記接着シートを被着体から剥離するシート剥離装置において、
前記被着体を保持する保持手段と、剥離用テープを接着シートに貼付する貼付手段と、この貼付手段側に剥離用テープを繰り出し可能なテープ繰出装置と、接着シートに貼付された剥離用テープと前記保持手段とを相対移動させて接着シートを剥離する移動手段とを含み、
前記テープ繰出装置は、前記剥離用テープを支持する支持手段と、剥離用テープを間欠送り可能に繰り出す繰出手段と、前記繰り出しを行う前及び/又は前記間欠送りの送り移動前に、前記支持手段及び/又は繰出手段を制御し、支持手段と繰出手段との間の剥離用テープに張力を付与して繰出動作確認を行う制御手段とを備える、という構成を採っている。
本発明において、前記テープ繰出装置は、前記支持手段と繰出手段との間に設けられるとともに、前記張力に応じて変位可能なダンサローラを含む調整手段と、ダンサローラの位置を検知する検知手段とを含み、
前記制御手段は、前記繰出動作確認で前記張力が一定値以上であり、且つ、ダンサローラが検知手段により所定位置で検知されなかった場合に外部へ信号を出力する外部出力手段を有する、という構成と採ることが好ましい。
更に、本発明の剥離方法は、被着体に貼付された接着シートに、基材シートの一方の面に接着剤層を備えた剥離用テープを貼付し、当該剥離用テープを介して前記接着シートを被着体から剥離するシート剥離方法において、
前記被着体を保持手段で保持する工程と、
前記剥離用テープの支持手段及び繰出手段間に位置する当該剥離用テープに張力を付与し、その張力が一定値以上であり、且つ、張力に応じて変位するダンサローラが検知手段により所定位置で検知されなかった場合に外部へ信号を出力する繰出動作確認を行う工程と、
前記剥離用テープを繰り出す工程と、
前記接着シートに剥離用テープを貼付する工程と、
前記接着シートに貼付された剥離用テープと前記保持手段とを相対移動させて接着シートを剥離する工程とを備える、という方法を採っている。
本発明によれば、繰出動作確認を行うので、図6(A)及び(B)のような意図しない接着があっても、剥離用テープや接着シートに付与する張力によって接着した部位を剥がすことが可能となる。これにより、繰出動作確認後における剥離用テープ等の繰り出し動作の正常化を図ることができ、剥離用テープの貼付や接着シートの剥離等の後工程に支障が生じることを防止可能となる。
また、ダンサローラや検知手段を利用した場合、ダンサローラの位置を検知することで、前述した意図しない接着の有無や、繰り出し不能な状態を容易に確認することができる。これにより、例えば、接着シートを剥離するための剥離用テープが繰り出されないことによる接着シートの剥離不良を回避することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1には、実施形態に係るシート剥離装置の概略正面図が示されている。この図において、シート剥離装置10は、被着体としてのウエハWを上面で吸着して保持するテーブルからなる保持手段11と、ウエハWの回路面(上面)に貼付された接着シートSに貼付して剥離を行う剥離用テープPTを繰り出すテープ繰出装置12と、剥離用テープPTのリード端側を接着シートSの外縁側に貼付する貼付手段14と、前記保持手段11を図1中左右方向に移動させるための直動モータ15A及びそのスライダ15Bからなる移動手段15とを備えて構成されている。
前記ウエハWは、回路面の反対面(下面)側からマウント用テープMTを介してリングフレームRFの開口内部に配置されて一体化された状態で、保持手段11に保持されている。また、剥離用テープPTは、帯状の基材シートBSと、この基材シートBSの一方の面に積層された接着剤層Aとを備えた感圧接着性の接着テープとされ、前記テープ繰出装置12においてロール状に巻回されて支持されている。
前記テープ繰出装置12は、剥離用テープPTを支持する支持手段18と、剥離用テープPTを間欠送り可能に繰り出す繰出手段19と、支持手段18と繰出手段19との間に設けられた調整手段20と、この調整手段20の近傍に設けられた検知手段21と、これらの手段18〜21を所定制御する他、保持手段11、貼付手段14及び移動手段15も所定制御する制御手段23とを備え、前記貼付手段14側に剥離用テープPTを繰り出し可能に設けられている。
前記支持手段18は、フレームFに支持された支持軸24と、この支持軸24を回転させるモータM1とを備えている。
前記繰出手段19は、モータM2を介してフレームFに回転可能に支持された駆動ローラ26と、この駆動ローラ26との間に剥離用テープPTを挟み込むピンチローラ27とを備えている。駆動ローラ26及びピンチローラ27の左側には、チャック28が設けられている。チャック28は、上下方向に移動して相互に離間、接近可能な上チャック28A及び下チャック28Bからなり、図示しない駆動装置を介して図1中左右方向に移動可能に構成されている。
前記ピンチローラ27は、図2に示されるように、3分割とされ、回転軸27Bに取り付けられてクリアランス27Aを形成し、各クリアランス27Aは、略水平方向に向けられた軸状のガイド部材30が挿通可能に設けられている。各ガイド部材30は、シリンダ31を介して進退可能に設けられ、駆動ローラ26及びピンチローラ27の図1中左側に出没するようになっている。これにより、ガイド部材30は、図1の二点鎖線で示されるように、駆動ローラ26及びピンチローラ27の左側に繰り出される剥離用テープPTを下から支持し、そのリード端領域をチャック28により把持できる位置に導くことが可能となる。
前記調整手段20は、フレームFに形成された図1中上下方向に延びるスロット33と、このスロット33に沿って移動可能なダンサローラ34と、このダンサローラ34を通過する前後の剥離用テープPTを案内する複数のガイドローラ35とを備えている。ダンサローラ34は、剥離用テープPTの張力に応じて上下に変位可能に設けられている。具体的には、スロット33内で自重により下降可能に設けられるとともに、剥離用テープPTの張力が所定値以上となることで上昇するようになっている。
前記検知手段21は、スロット33の上下各位置に配置された上部センサ37及び下部センサ38からなる。各センサ37、38は、当該センサ37、38の高さ位置におけるダンサローラ34の有無を検知し、その検知結果をON/OFF信号として制御手段23に出力可能に設けられている。
前記制御手段23は、シーケンサやパーソナルコンピュータ等で構成することができる。制御手段23は、支持手段18及び繰出手段19による剥離用テープPTの繰出速度や繰出時間、繰出量をコントロールする機能と、支持手段18のモータM1の回転力をトルク信号として入力する機能と、検知手段21の前記ON/OFF信号を入力する機能と、前記ON/OFF信号及びトルク信号に応じて、警告手段(回転灯やブザー)等の外部装置を作動させるために外部へ信号を出力する機能(外部出力手段23A)と、移動手段15の移動量及び貼付手段14の押圧のタイミングを制御する機能とを備えている。
前記貼付手段14は、直動モータ40と、当該直動モータ40によって上下方向に進退可能に設けられた押圧ヘッド41とを備えている。この貼付手段14は、前記チャック28により接着シートSの上面側に繰り出された剥離用テープPTを前記押圧ヘッド41で押圧することで、剥離用テープPTを接着シートSに貼付するように構成されている。
貼付手段14の右側には、テープ切断手段43が設けられている。このテープ切断手段43は、カッター刃44と、このカッター刃44を図1中紙面直交方向に移動させる切断用シリンダ45と、同カッター刃44を同図中上下方向に移動させる上下用シリンダ46とにより構成されている。
次に、前記シート剥離装置10による接着シートSの剥離方法について説明する。
初期作業として、支持軸24から剥離用テープPTを引き出してダンサローラ34及び各ガイドローラ35に掛け回した後、剥離用テープPTのリード端側を駆動ローラ26及びピンチローラ27の間を通過させた状態とする。また、後述する繰出動作確認において、剥離用テープPTに付与される張力の許容可能な範囲での上限値を設定し、この上限値となる際の支持手段18のモータM1のトルク信号を「トルク上限値」として制御手段23に予め記憶する。
前記初期作業終了後、テープ繰出装置12において以下に述べる繰出動作確認が行われる。
先ず、制御手段23を介して、繰出手段19のモータM2により駆動ローラ26の回転をロックさせた後、支持手段18のモータM1により剥離用テープPTを巻き取る方向に支持軸24を回転させる。これにより、支持手段18及び繰出手段19間の剥離用テープPTに張力が付与され、ダンサローラ34が重力に抗して上昇する。そして、図3に示されるように、上部センサ37によりダンサローラ34が検知されると、そのON信号が制御手段23に入力され、モータM1は逆回転してダンサローラ34が下部センサ38に検出される位置まで下降させる。この張力の付与により、図6(A)及び(B)に示されるような剥離用テープPTの意図しない接着が生じていても、当該接着した部位が剥がされて繰出動作の正常化が図られる。
一方、前記張力の付与を行っても、意図しない接着部位が剥がれない場合、ダンサローラ34が上部センサ37に検知される位置まで上昇不能となる。つまり、上部センサ37のON信号が制御手段23に入力されることなく、前記モータM1から前記トルク上限値以上のトルク信号が制御手段23に入力される。この場合、制御手段23によってモータM1の回転を停止させるとともに、外部装置へ出力を行うことで、回転灯やブザー等の警告手段を起動させてオペレータに剥離用テープPTの繰り出しに支障を来していることを知らせることができ、シート剥離装置10の誤作動を未然に防止することができる。
かかる繰出動作確認を行って上部センサ37がダンサローラ34を検知した場合、図示しない搬送手段を介して、保持手段11の上面にリングフレームRFと一体化されたウエハWを保持させる。次いで、移動手段15を介して保持手段11を移動させつつ、図示しないセンサを介して接着シートSの右側外縁を検知し、当該外縁位置が押圧ヘッド41の直下で停止するように移動手段15を制御する。
次いで、モータM2を作動して駆動ローラ26を回転させ、駆動ローラ26及びピンチローラ27の左側に所定長さの剥離用テープPTを繰り出す。この繰り出しにおいて、下部センサ38がダンサローラ34を検知しないOFF信号が出力されると、前記モータM1を作動して剥離用テープPTを繰り出す方向に支持軸24を回転させるよう制御手段23で制御する。この一方、下部センサ38がダンサローラ34を検知するON信号出力中、モータM1の回転を停止するよう制御する。剥離用テープPTを所定長さ繰り出した後、シリンダ31を作動してガイド部材30を図1中二点鎖線で示される位置に進行させ、図示しない駆動手段を作動して上、下チャック28A、28B間にガイド部材30及び剥離用テープPTを位置させる。そして、ガイド部材30が後退して、上、下チャック28A、28Bが接近することで剥離用テープPTを把持する。その後、当該チャック28を左方向に移動させて剥離用テープPTを引き出し、押圧ヘッド41の下方に剥離用テープPTを位置させる。
次に、図4に示されるように、押圧ヘッド41を直動モータ40によって下方へ移動させ、剥離用テープPTを接着シートSに押圧して貼付する。その後、チャック28による剥離用テープPTの把持を解除し、モータM2によって駆動ローラ26の回転をロックさせる。そして、図5に示されるように、接着シートSに貼付された剥離用テープPTと保持手段11とが同図中左右方向に相対移動するように、移動手段15を介して支持手段11を右方向に移動させる。これにより、接着シートSがウエハW上で折り返されるようになり、同図中右側の外縁から接着シートSが剥離される。
接着シートSの剥離が終えると、剥離用テープPTに貼付された接着シートSが駆動ローラ26及びピンチローラ27の左側で垂れ下がった状態となる。この状態で、ガイド部材30を進行させてシリンダ45、46を作動することで、ガイド部材30上で剥離用テープPTが切断される。そして、保持手段11が左の位置に戻って図示しない搬送手段によってリングフレームRFと共にウエハWが所定位置に搬送される。
その後、新たなリングフレームRF付のウエハWから接着シートSを剥離する場合、前記繰出動作確認を行ってから前述と同様の剥離動作が行われる。つまり、複数のウエハWから接着シートSを剥離する毎に、剥離用テープPTが間欠送りされ、当該間欠送りの移動前に前記繰出動作確認が繰り返し行われる。
従って、このような実施形態によれば、繰出動作確認により、支持手段18と繰出手段19との間における剥離用テープPTの意図しない接着が生じても、剥離用テープPTを正常に繰り出して接着シートSに貼付することが可能となる。また、剥離用テープPTの意図しない接着を回避できない場合、これを容易に確認でき、接着シートSの剥離動作を行う前にオペレータ等に知らせることで、接着シートSの剥離不良を未然に防止することができる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施形態に対し、形状、位置若しくは配置等に関し、必要に応じて当業者が様々な変更を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、前記張力の付与は、支持手段18及び繰出手段19の何れか一方を制御手段23で制御して作動することにより行ってもよい。
また、前記テープ繰出装置12は、シート剥離装置10以外の装置、例えば、繰り出される接着テープを所定の被着体に貼付するシート貼付装置等に適用してもよい。
更に、本発明における被着体としては、半導体ウエハに限定されるものではなく、ガラス板、鋼板、または、樹脂板等、その他の被着体も対象とすることができ、半導体ウエハは、シリコンウエハや化合物ウエハであってもよい。
また、剥離用テープPTは、感熱接着性の接着テープを採用してもよい。この場合、押圧ヘッド41にヒータを内蔵すればよい。
更に、剥離用テープPTと保持手段11との相対移動は、保持手段11が停止した状態で、剥離用テープPTを図5中左側へ移動するようにしたり、両者が離れる方向に移動するように構成してもよい。
また、検知手段21は各センサとして、光電管、カメラ、リミットスイッチ等、検知結果をON/OFF信号として制御手段23に出力可能なものであれば何ら限定されることはない。
実施形態に係るシート剥離装置の概略正面図。 ピンチローラの説明図。 繰出動作確認時の状態の説明図。 貼付手段が剥離用テープを貼付した状態の説明図。 接着シートを剥離している状態の説明図。 (A)及び(B)は、従来構造の不都合を示す説明図。
符号の説明
10 シート剥離装置
11 保持手段
12 テープ繰出装置
14 貼付手段
15 移動手段
18 支持手段
19 繰出手段
20 調整手段
21 検知手段
23 制御手段
34 ダンサローラ
PT 剥離用テープ(接着テープ)
S 接着シート
W 半導体ウエハ(被着体)

Claims (6)

  1. 基材シートの一方の面に接着剤層を備えた接着テープを支持する支持手段と、前記接着テープを間欠送り可能に繰り出す繰出手段と、前記繰り出しを行う前及び/又は前記間欠送りの送り移動前に、前記支持手段及び/又は繰出手段を制御し、支持手段と繰出手段との間の接着テープに張力を付与して繰出動作確認を行う制御手段とを備えていることを特徴とするテープ繰出装置。
  2. 前記支持手段と繰出手段との間に設けられるとともに、前記張力に応じて変位可能なダンサローラを含む調整手段と、ダンサローラの位置を検知する検知手段とを含み、
    前記制御手段は、前記繰出動作確認で前記張力が一定値以上であり、且つ、ダンサローラが検知手段により所定位置で検知されなかった場合に外部へ信号を出力する外部出力手段を有することを特徴とする請求項1記載のテープ繰出装置。
  3. 基材シートの一方の面に接着剤層を備えた接着テープの繰り出しを行う前及び/又は間欠送りの送り移動前に、接着テープの支持手段及び繰出手段間に位置する当該接着テープに張力を付与して繰出動作確認を行うテープ繰出方法であって、
    前記繰出動作確認において、前記張力が一定値以上であり、且つ、張力に応じて変位するダンサローラが検知手段により所定位置で検知されなかった場合に外部へ信号を出力することを特徴とするテープ繰出方法。
  4. 被着体に貼付された接着シートに、基材シートの一方の面に接着剤層を備えた剥離用テープを貼付し、当該剥離用テープを介して前記接着シートを被着体から剥離するシート剥離装置において、
    前記被着体を保持する保持手段と、剥離用テープを接着シートに貼付する貼付手段と、この貼付手段側に剥離用テープを繰り出し可能なテープ繰出装置と、接着シートに貼付された剥離用テープと前記保持手段とを相対移動させて接着シートを剥離する移動手段とを含み、
    前記テープ繰出装置は、前記剥離用テープを支持する支持手段と、剥離用テープを間欠送り可能に繰り出す繰出手段と、前記繰り出しを行う前及び/又は前記間欠送りの送り移動前に、前記支持手段及び/又は繰出手段を制御し、支持手段と繰出手段との間の剥離用テープに張力を付与して繰出動作確認を行う制御手段とを備えていることを特徴とするシート剥離装置。
  5. 前記テープ繰出装置は、前記支持手段と繰出手段との間に設けられるとともに、前記張力に応じて変位可能なダンサローラを含む調整手段と、ダンサローラの位置を検知する検知手段とを含み、
    前記制御手段は、前記繰出動作確認で前記張力が一定値以上であり、且つ、ダンサローラが検知手段により所定位置で検知されなかった場合に外部へ信号を出力する外部出力手段を有することを特徴とする請求項4記載のシート剥離装置。
  6. 被着体に貼付された接着シートに、基材シートの一方の面に接着剤層を備えた剥離用テープを貼付し、当該剥離用テープを介して前記接着シートを被着体から剥離するシート剥離方法において、
    前記被着体を保持手段で保持する工程と、
    前記剥離用テープの支持手段及び繰出手段間に位置する当該剥離用テープに張力を付与し、その張力が一定値以上であり、且つ、張力に応じて変位するダンサローラが検知手段により所定位置で検知されなかった場合に外部へ信号を出力する繰出動作確認を行う工程と、
    前記剥離用テープを繰り出す工程と、
    前記接着シートに剥離用テープを貼付する工程と、
    前記接着シートに貼付された剥離用テープと前記保持手段とを相対移動させて接着シートを剥離する工程とを備えていることを特徴とするシート剥離方法。
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