JP2009271959A - 着脱作動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロックおよびイジェクト機構を備えたイジェクト装置において、着脱時に低荷重で操作性に優れた着脱作動装置を提供する。
【解決手段】着脱式外部記憶装置2が挿入された場合に着脱式外部記憶装置に対して係止および係止解除を行なう手段を有する着脱作動装置であって、それぞれがラック部を有し、第1および第2のアシストバネ(1−a−5、1−a−3)によりそれぞれ付勢されている第1および第2のスライダー(1−a−2、1−a−4)を上下に配置し、第1および第2のスライダーの相対するラック部をこれらラック部の間に配置したピニオンギアーでリンクさせる構造を有し、着脱式外部記憶装置の挿入時にそれぞれのアシストバネにバネ力を蓄え、着脱式外部記憶装置のイジェクト時にアシストバネに蓄えられたバネ力をアシスト力として使用する。
【選択図】図6

Description

本発明は着脱式外部記憶装置等の電子装置の挿入および排出において使用され得る着脱作動装置に関する。特に、例えばハードディスク、光ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク等の着脱式外部記憶装置におけるロック、イジェクト機構を備えたイジェクト装置を有し、着脱時に低荷重で操作性に優れた着脱動作を行う着脱作動装置を提供するものである。
従来のハードディスク等の着脱式外部記憶装置の挿入、排出に使用される着脱作動装置においては、着脱作動装置からの着脱式外部記憶装置の排出は、リンク等のイジェクト操作部材の操作により機構的に排出される構造が採用されている。かかる構造においては、排出荷重が高くなり、着脱時の操作性が問題となっていた。
これらの着脱作動装置においては、例えばイジェクトボタンを2度押すことによりハードディスク等のイジェクトが可能な所謂プッシュイン/プッシュアウト機構が設けてあるイジェクト装置が使用されている場合がある。これらの装置では、着脱式外部記憶装置をイジェクトする時にイジェクトボタンを所定の位置まで押さないとイジェクトボタンが前方に戻ってしまい、ユーザーは再度イジェクト動作をする必要があった。又、着脱式外部記憶装置が挿入されていない状態でイジェクトボタンを間違えて押してしまう危険があった。また、従来の着脱作動装置においては、イジェクトボタンが早く出てしまいイジェクト操作が順調でない場合があった。
ハードディスク等を着脱作動装置に挿入する段階で、ハードディスク等が着脱作動装置に完全に収納される前にイジェクトボタンが着脱作動装置の前方に出てしてしまうと、ユーザはもう一度イジェクトボタンを押す作業をしなければならない。またイジェクトボタンが早く出てしまうと、完全に挿入しない内に戻されるため機構的に不具合を生じる場合がある。
また使用時にハードディスク等が完全に挿入される前にハードディスク等が着脱作動装置から引き出される場合が多々ある。かかる場合にはハードディスク等が挿入されていない状態でイジェクトボタンが飛び出した状態が発生する。イジェクトボタンが早く出ると完全に挿入しないで戻されたときに不具合が生ずる。またかかるイジェクトボタンの飛び出しは挿入、排出のシーケンスを狂わせ操作上の異常を生じさせる。そして、シーケンスが狂った場合、正常な状態に戻らない場合がある。
特開2002−288977 特開平11−134063
本発明は、例えばハードディスク、光ディスク、フロッピーディスク等の着脱式外部記憶装置におけるロックおよびイジェクト機構を備えたイジェクト装置において、着脱時に低荷重で操作性に優れた着脱作動装置を提供するものである。本発明は、ハードディスク等を完全に挿入した後で、イジェクトボタンを前に出す機構を採用し、イジェクトボタンが外に出ない場合においてはこれを押せない機構を採用するものである。即ち、イジェクトボタンの自動収納が本発明の特徴であり、そして、挿入するときに蓄えられるバネ力によりアシストされて、排出するときに必要とする荷重を小さくするものである。
この明細書の実施例に記載の発明は、着脱式外部記憶装置が格納部に挿入された場合に、前記着脱式外部記憶装置に対して係止および係止解除を行なう手段を有する着脱作動装置であって、それぞれがラック部を有し、第1および第2のアシストバネによりそれぞれ付勢されている第1および第2のスライダーを上下に配置し、第1および第2のスライダーの相対する前記ラック部をこれらラック部の間に配置したピニオンギアーでリンクさせる構造を有し、前記着脱式外部記憶装置の挿入時に前記それぞれのアシストバネにバネ力を蓄え、前記着脱式外部記憶装置のイジェクト時に、前記係止を解除した後に、着脱式外部記憶装置の挿入時に前記アシストバネ蓄えられたバネ力をアシスト力として使用し、低荷重で前記着脱式外部記憶装置を前記着脱作動装置から排出することを可能にしたことを特徴とする着脱作動装置に係る発明を含む。バネを組み込んだ排出機構を備えたことにより、イジェクトは単に機構的に排出される機構に比べてイジェクトの操作性が優り、排出移動量も増やすことが可能になった。
さらに前記着脱式外部記憶装置をイジェクトする場合に、前記着脱式外部記憶装置の移動量をさらに増やすために、前記バネにより付勢された第1のスライダーのスライダー排出機構のなかに第3のバネにより付勢された第3のスライダー排出機構を設けたことを特徴とする着脱作動装置に係る発明を含む。
さらに、前記着脱式外部記憶装置をイジェクトする場合に、前記着脱式外部記憶装置が所定の位置まで自動的に排出されると前記着脱式外部記憶装置を仮固定する手段を有することを特徴とする着脱作動装置に係る発明を含む。イジェクト時に着脱式外部記憶装置を仮固定する機能を持たせたことにより、ハードディスク等の着脱式外部記憶装置の脱落が防止でき、さらに仮固定状態で放置させておくことも可能にした。
さらに、前記着脱式外部記憶装置をイジェクトする場合に、前記着脱式外部記憶装置が所定の位置まで低速で排出されるように作用する減速手段をさらに有することを特徴とする着脱作動装置に係る発明を含む。さらに前記ラック部には着脱式外部記憶装置が低速で排出させるように作用するダンパーが係合されており、又、第1のスライダーと第3のスライダーのそれぞれの係合部に一定間隔の溝を設け、係合部に粘性の高いグリスを塗布している着脱作動装置に係る発明を含む。イジェクト時に着脱式外部記憶装置が所定の位置まで低速で排出される機構を持たせたことにより安全性および排出時の高級感が得られる。
この明細書の実施例に記載の発明は、着脱式外部記憶装置に対して使用される着脱作動装置であって、前記着脱式外部記憶装置が格納される格納部と、前記着脱式外部記憶装置が挿入されたときに前記着脱式外部記憶装置に対して前記着脱作動装置に対する係止および係止の解除を行なう手段と、そして前記着脱式外部記憶装置の前記格納部からの排出機構として、イジェクトボタンを備えたプッシュイン/プッシュアウト機構とを有し、前記イジェクトボタンを押して前記着脱式外部記憶装置を前記格納部から排出させる際、前記イジェクトボタンを所定量押すことにより前記着脱式外部記憶装置が排出されると同時に前記イジェクトボタンが前記着脱作動装置内に自動的に収納される機構を有することを特徴とする着脱作動装置に係る発明を含む。
さらに、前記着脱式外部記憶装置が前記着脱作動装置内の所定位置に挿入されそして係止されるまで、前記イジェクトボタンが排出方向に移動するのを防止する係止手段を有することを特徴とする着脱作動装置に係る発明を含み、またさらに前記係止手段による係止を解除する手段を有し、前記解除手段は前記着脱式外部記憶装置が完全に挿入された後に前記係止手段による停止を解除し、前記イジェクトボタンが排出方向に移動することを可能にすることを特徴とする着脱作動装置に係る発明を含む。係止手段を設けることにより、着脱式外部記憶装置を挿入する工程で、着脱式外部記憶装置が完全に収納される前にイジェクトボタンが出てしてしまうことが防止できる。
さらに、前記イジェクトボタンが前記着脱作動装置内に自動的に収納され、かつ前記着脱作動装置が完全に挿入された後に前記係止手段による停止を解除し、そして前記イジェクトボタンが排出方向に移動を可能にするようにプッシュイン/プッシュアウト機構のためのカム溝形状を形成したことを特徴とする着脱作動装置を含む。
本発明によれば、着脱時に低荷重で操作性に優れた着脱作動装置が提供され、ハードディスク、光ディスク、フロッピーディスク等の着脱式外部記憶装置におけるロックおよびイジェクト機構を備えたイジェクト装置において、挿入するときに蓄えられるバネ力によりアシストされて、排出するときに必要とする荷重を小さくする着脱作動装置が形成される。
また本発明によれば、着脱式外部記憶装置の挿入および排出のシーケンスを狂わせ、操作上の異常を生じさせるイジェクトボタンの異常な飛び出しが防止可能な着脱作動装置が形成される。
本発明の目的であるイジェクトボタンの自動収納のために、イジェクトボタンを2回押す構造を採用する。かかる構造においてイジェクトボタンを2回目に押した時にイジェクトボタンは着脱作動装置内に自動的に完全に収納される。
従来の技術においては通常1個のバネで着脱式外部記憶装置を移動させる構造を採用しているが、本発明では少なくとも2個のバネを用いてバネの力を強め、着脱式外部記憶装置を移動させている。イジェクトボタンを所定量押すと、着脱式外部記憶装置が排出されると同時に、イジェクトボタンは着脱作動装置内に自動収納される。イジェクトボタンは2回押す必要があるが、2回目は完全に押さなくとも着脱式外部記憶装置のイジェクトは可能である。
奥行き制限がある着脱作動機構に対応するため、従来装置で採用されている縦型構造に対し、この実施例に記載の構成においては横型構造採用する。横型構造にすることにより、着脱作動機構の奥行きを短くできると共に、コネクタのピン数を増やすことができる。横長構造にしたため、単一のスライダーを使用する構造に代えて、上下に2個のスライダを配置してピニオンギアーで連結する構造を採用した。
イジェクト時に着脱式外部記憶装置が所定の位置まで低速で排出されるように、第1のスライダーのラック部に係合するグリスまたは粘性材料を封入したダンパーを使用した。又、第1のスライダーと第3のスライダーのそれぞれの係合部1−a−2−5,1−a−6−2に一定間隔の溝を設け、係合部に粘性の高いグリスを塗布して着脱式外部記憶装置が低速で排出するように作用させた。
バネを組み込んだスライダー排出機構のなかにさらにバネを組み込んだスライダー排出機構を設け、バネを上下に配置して、ピニオンで繋いで小スペースで排出する。
図1に着脱作動装置1に着脱式外部記憶装置2が挿入される前の状態を下側より診た場合を示す。
なお、本願明細書において上下、左右、または前後等の方向を表す表記は添付した図面を基準に表記するもので、本装置の実際の使用状態を示すものとは限らない。
着脱式外部記憶装置2は、偏平状の筐体2−3内に、例えばハードディスク、光ディスク、フロッピディスクや電子機器の着脱式外部記憶装置等とそれらの駆動装置(図示せず)を内臓する。筺体2−3の挿入側端部2−4には着脱作動装置1と電気接続するための接続用コネクタを露呈させる開口部(図示せず)を有し、筐体2−3内には上記接続用コネクタ(図示せず)を有している。
一方、着脱作動装置1の後方部分には、着脱式外部記憶装置2の接続用コネクタと接続し通信等を行なうコネクタ1−dが装着されている。コネクタ1−dの横には着脱式外部記憶装置2の冷却用のファン1−eを設置した事例が示されている。
着脱式外部記憶装置2の側部にはガイド溝2−5およびロック溝部2−1が形成されている。着脱式外部記憶装置2はそのガイド溝部2−5が着脱作動装置1の突起ガイド1−b−4と係合して着脱作動装置1内を移動する。またロック溝部に着脱作動装置1に設けられたロックプレート1−a−24のロック部1−a−24−3(図示せず)が入り込み、挿入された着脱式外部記憶装置2を着脱作動装置1に係止する。またこの実施例においては着脱式外部記憶装置2を使用する電子装置本体(図示せず)に着脱作動装置1を電気接続する複数の接続ピンが2列に配置されたコネクタ1−fが設けられている。また電気ケーブル用のクランプフック1−gおよび着脱作動装置筐体を電子装置本体に取り付けるための取り付け部品1−hが所定の位置に設けられている。
図2は着脱作動装置1の格納部に着脱式外部記憶装置2が完全に挿入された状態を示す。前面右側にイジェクトボタン1−a−14が配置されている。イジェクトボタン1−a−14を着脱作動装置1の内部方向に押すことにより着脱式外部記憶装置2を着脱作動装置1の格納部から排出することが可能となる。
図3は着脱作動装置1の主要な構成部品を示す部品分解図である。ガイドフレーム右側アセンブリ1−a、ガイドフレーム左側アセンブリ1−b、主として着脱式外部記憶装置2を収容するブラケット1−c、そして着脱式外部記憶装置2の保護のためのフィルム1−c−2が図示されている。この実施例においてフィルム1−c−2はブラケットの挿入口側に貼り付けられる。
ガイドフレーム右側アセンブリ1−aはイジェクトおよびロック機構が組み込まれた着脱式外部記憶装置2のガイド溝2−5に組合わせられる右側突起ガイド(図示せず)を有する。ガイドフレーム左側アセンブリ1−bも着脱式外部記憶装置の左側ロック溝に対応する左側突起ガイド1−b−4を有する。左右のガイドフレーム1−aおよび1−bは取り付けネジ1−c−1を用いてブラケット1−cに固定される。なお、この実施例においては、ブラケット1−cの着脱式外部記憶装置挿入側1−c−3上部に、着脱式外部記憶装置2の保護のためのフィルム1−c−2が取り付けられた構造を有する。
図4にガイドフレーム右側アセンブリ1−aの構成部品を示す。右側ガイドフレーム1−a−1は、着脱式外部記憶装置2の右側ガイド溝2−5(図1参照)に対応するガイド突起(図示せず)を有する。
ガイドフレーム右側アセンブリ1−aは、主として、イジェクトボタン1−a−14、スライダーC1−a−6が組み込まれたスライダーA1−a−2、スライダーB1−a−4、外部装置接続コネクタ1−a−43を有し、その他、ロックプレート1−a−24、プッシュプレート1−a−20、カムプレート1−a−16、ピニオンギアー1−a−8、ダンパー1−a−26、ストップスプリング1−a−27、基板アセンブリ1−a−29等によって動作が制御される。
スライダーA1−a−2は、着脱式外部記憶装置2に接触して動作する排出フック1−a−2−1を有する。そして、その上部にはピニオンギアー1−a−8と組み合わせて動作するラック1−a−2−6が設けられている。さらにスライダーA1−a−2にはスライダーA1−a−2を排出方向に付勢するイジェクトスプリングA1−a−3が組み込まれている。
また、スライダーA1−a−2の内部には、スライダーC1−a−6が組み込まれている。スライダーCは、着脱式外部記憶装置2の排出時に着脱式外部記憶装置2の排出移動量を増加するように、そして排出荷重を低減するように動作する。このためスライダーC1−a−6にはスライダーCを排出方向に付勢するイジェクトスプリングC1−a−7が組み込まれている。
スライダーB1−a−4には、着脱式外部記憶装置のイジェクト時にイジェクトボタン1−a−14からの押し力をピニオンギアー1−a−8に伝達させるラック1−a−4−3が設けられれている。スライダーA1−a−2のラックは上向きに、スライダーB1−a−4のラック)は下向きに形成され、ピニオンギアー1−a−8を介して連結している。また、スライダーB1−a−4にはイジェクトスプリングB1−a−5が組み込まれている。スライダーB1−a−4はプッシュプレート1−a−20を介してイジェクトボタン1−a−14と組み合わされている。
ピニオンギアー1−a−8は、スライダBのラック1−a−4−3とスライダーAのラック1−a−2−6の間に配置される。ピニオンギアー1−a−8は、記憶装置2の挿入時にはスライダーA1−a−2の移動をスライダーB1−a−4に伝達させ、記憶装置2の排出時にはスライダーB1−a−4の移動をスライダーA1−a−2に伝達させる。ピニオンギアー1−a−8は右側ガイドフレーム1−a−1に、ワッシャー1−a−10を介してネジ1−a−9により固定されている。
尚、イジェクトスプリングA1−a−3はスライダーA1−a−2の固定穴1−a−2−2にスプリングピン1−a−11により係止され、反対側は右側ガイドフレーム1−a−1の固定穴部1−a−1−1に通したスプリングピン1−a−12により係止されている。
また、イジェクトスプリングB1−a−5は、スライダーB1−a−4のフック部1−a−4−1に固定され、反対側は右側ガイドフレーム1−a−1の固定穴部1−a−1−2に通したスプリングピン1−a−13に係止されている。
また、イジェクトスプリングC1−a−7はスライダーC1−a−6に貫通した穴1−a−6−1に通した平行ピン1−a−1−14により係止され、さらに平行ピン1−a−1−14はスライダーA1−a−2のガイド長穴1−a−2−3部に挿入されて直進運動が制御させている。反対側はスライダーA1−a−2のフック部1−a−2−4に係止されている。
このためスライダーA1−a−2およびスライダーC1−a−6は常時左方向に付勢され、スライダーB1−a−4は常時右方向に付勢され、各スプリングはいずれも着脱式外部記憶装置2の排出をアシストするように付勢する。
排出用のイジェクトボタン1−a−14には、プッシュイン/プッシュアウトのための機構部品であるカムピン1−a−15がカシメにより取り付けられたカムプレート1−a−16が取り付けられている。カムプレート1−a−16はイジェクトボタン1−a−14に圧入されたカムシャフト1−a−17によって回転可動状態で組み込まれている。又、カムプレート1−a−16の先端に取り付けられている上記カムピン1−a−15を常時カム軌跡(図24参照)側に付勢させるために、カムスプリング1−a−18がイジェクトボタン1−a−14とカムプレート1−a−16の間に取り付けられている。
またイジェクトボタン1−a−14を常に前方に付勢させるためのイジェクトボタン圧縮スプリング1−a−19がスライダーB1−a−4との間に組み込まれている。
右側ガイドフレーム1−a−1に組み込まれているプッシュプレート1−a−20は、イジェクト時にイジェクトボタン1−a−14からの押し力をカムプレート1−a−16を介してスライダーB1−a−4に伝える。即ち、プッシュプレート1−a−20は、イジェクトボタンを押した場合に、イジェクトボタンの移動にリンクしてカムプレート1−a−16がプッシュプレート1−a−20を押し、プッシュプレートの先端のカム押し部1−a−20−3がロックプレート1−a−24のロックプレートロック制御部1−a−24−2に形成されたカムを回転させ、着脱式外部記憶装置2に対するロックを解除する。説明補足図26参照またプッシュプレート1−a−20に形成されたフック部1−a−20−1によりスライダーB1−a−4を付勢し、イジェクトボタンの押し力をスライダーBに伝える。説明補足図22参照
またプッシュプレート1−a−20を常にイジェクトボタン1−a−14側に付勢させるためのプレート圧縮スプリング1−a−21がスライダーB1−a−4の中に組み込まれており、片側はスライダーB1−a−4の貫通穴に挿入されたスプリングピン1−a−22で固定されている。
ロックプレート1−a−24は、着脱式外部記憶装置2が着脱作動装置1の格納部に挿入された場合には着脱式外部記憶装置2のロック溝2−1に入り込むことによって着脱式外部記憶装置2を着脱作動装置1に係止固定させ、イジェクト時にはロック溝2−1から離れることにより係止を解除する。ロックプレート1−a−24は、右側ガイドフレーム1−a−1の貫通穴に挿入されたロックシャフト1−a−23によって回転可動に取り付けられている。
ロックプレート1−a−24を常に固定回転方向(即ちロックする方向)に付勢させるためのロックスプリング1−a−25が右側ガイドフレーム1−a−1とロックプレート1−a−24の間に組み込まれている。
ダンパー1−a−26が右側ガイドフレーム1−a−1に装着されている。ダンパー1−a−26はスライダーA1−a−2のラック1−a−2−6に係合し、スライダーA1−a−2の運動を制限し、イジェクト時に着脱式外部記憶装置2が低速で排出させるように作用する。
ストップスプリング1−a−27は右側ガイドフレーム1−a−1に装着されている。ストップスプリング1−a−27は着脱式外部記憶装置2が排出時に飛び出さないために、着脱式外部記憶装置2の仮固定溝2−6と係合して着脱式外部記憶装置2を着脱作動装置1に仮固定させる。着脱式外部記憶装置が所定の位置まで自動で排出されると仮固定されるのは、図13に示すように、ストップスプリング1−a−27)が右側ガイドフレーム1−a−1に装着されているためである。
この実施例においては、基板アセンブリ1−a−29が右側ガイドフレーム1−a−1内に設置されている。またこの実施例においては、基板アセンブリ1−a−29には着脱式外部記憶装置2の挿入状態、着脱作動装置1の機構状態を検出する3個のスイッチと外部接続用コネクタが搭載されている。スライダ検出スイッチは着脱式外部記憶装置2が挿入されたかどうかを検出し、ロックバー検出スイッチはロックプレートがロックしているかどうかを検出し、イジェクトボタン位置検出スイッチはイジェクトボタンの位置を検出する。
さらに着脱式外部記憶装置2の挿入時にGNDアース用として接地ターミナル1−a−28が右側ガイドフレーム1−a−1後方に装着される。
また、スライダーB1−a−4にはイジェクトボタン1−a−14を引き込むためのリンクプレート1−a−30が圧入されている。
図5にガイドフレーム左側アセンブリ1−bの構成部品を示す。この実施例では左側アセンブリ1−bは主として左側ガイドフレーム1−b−1、ストップスプリング1−b−2、そして接地ターミナル1−b−3によって構成されている。
左側ガイドフレーム1−b−1は着脱式外部記憶装置2の左側ガイド溝(図示せず)に対応したガイド突起1−b−4(図示せず。図3参照)を有する。またストップスプリング1−b−2は、着脱式外部記憶装置2が排出時に外に飛び出さないように仮固定させるため、左側ガイドフレーム1−b−1に装着される。また接地ターミナル1−b−3は着脱式外部記憶装置2の挿入時に接地用として左側ガイドフレーム1−b−1の後方に装着されてる。
イジェクト装置の動作概要
以下イジェクト装置の動作概要を示す。図6〜図12に着脱式外部記憶装置2および着脱作動装置1の動作状態を示す。図6〜図12の各(a)、(b)、(c)は同一部分について示す図面である。例えば図6について説明すると、図6(a)は図6(b)のC−C‘の断面図である。(b)は図6(a)のA−A‘の断面図である。図6(c)は板金を取り外した側面図である。
1)図6に着脱式外部記憶装置2が着脱作動装置1から排出された状態を示す。各構成要素の状態を説明する。
1−1)スライダーA1−a−2は、イジェクトスプリングA1−a−3によって図6の左方向に引っ張られて、左端の定位置に位置している。
1−2)スライダーB1−a−4は、イジェクトスプリングB1−a−5によって図6の右方向に引っ張られて、右端の定位置に位置いる。
1−3)スライダーA1−a−2内に組み込まれたスライダーC1−a−6は、イジェクトスプリングC1−a−7によって図6の左方向に引っ張られ、左端の定位置に位置している。
1−4)イジェクトボタン1−a−14は、イジェクトボタン1−a−14の凸部1−a−14−2(図4についても参照されたい)とリンクプレート1−a−30(図4についても参照されたい)が係合して右方向に引っ張られ、右側ガイドフレーム1−a−1内に収納されている。
なお、リンクプレート(1−a−30)はスライダーB1−a−4の左端に固定されている。スライダーB1−a−4が右端の定位置に位置する場合にはリンクプレート(1−a−30)がイジェクトボタン1−a−14に形成された凸部1−a−14−2を右方向に引っ張るように作用してイジェクトボタン1−a−14を着脱作動装置1内に収納させる。図23参照。
1−5)プッシュプレート1−a−20は図6において右側に移動しており、プッシュプレート1−a−20のロック制御部1−a−20−2によってロックプレート1−a−24は回転を抑制されている。即ち、ロックプレートのロック部1−a−24−3が下側に位置しており、着脱式外部記憶装置2に対するロック部1−a−24−3によるロックを開放した状態になっている。
プッシュプレート1−a−20とスライダーB1−a−4との結合関係を例えば図22に示す。プッシュプレート1−a−20のフック部1−a−20−1がスライダーB1−a−4のスリット部1−a−4−2内に挿入されている。
プッシュプレート1−a−20のロック制御部1−a−20−2によってロックプレート1−a−24は回転を抑制され、ロック部1−a−24−3によるロックを開放している状態を例えば図27に示す。ロックプレートロック部1−a−24−3に形成された溝部1−a−24−4にロック制御部1−a−20−2が入っている。
2)図7に着脱式外部記憶装置2が着脱作動装置1に挿入された後の挿入途中の状態を示す。着脱式外部記憶装置2は、スライダーA1−a−2およびスライダーC1−a−6の排出フックをその側面で押しながら挿入される。
2−1)着脱式外部記憶装置2が着脱作動装置1に挿入されると、着脱式外部記憶装置2の挿入先端部2−7がスライダーC1−a−6の排出フック1−a−6−4(図16参照)を押し、着脱式外部記憶装置2およびスライダーC1−a−6を挿入方向である右方向に移動させる。スライダーC1−a−6は、スライダーC1−a−6のフック部(スプリングピン1−a−14)によってイジェクトスプリングC1−a−7を引っ張りながら着脱式外部記憶装置2と共に図7の右方向に移動する。
2−2)さらに着脱式外部記憶装置2が挿入され、スライダーC1−a−6が右方向に最大移動すると、着脱式外部記憶装置2の挿入先端部2−7が次にスライダーA1−a−2の排出フック1−a−2−1(図16参照)を押し、挿入方向である右方向にさらに移動させる。スライダーA1−a−2は、スライダーA1−a−2のフック部(スプリングピン1−a−11)によってイジェクトスプリングA1−a−3を引っ張りながら図7の右方向に移動する。
2−3)図7の状態は挿入途中であり、スライダーA1−a−2がピニオンギアー1−a−8に接触する直前の状態である。
3)図8は着脱式外部記憶装置2が着脱作動装置1に完全挿入された状態を示す。図8に示すように着脱式外部記憶装置にロック溝部2−1があり、着脱式外部記憶装置2をロックするロックプレートの突起部1−a−24−3がこの溝部に入り、ここで着脱式外部記憶装置は係止される。
3−1)着脱式外部記憶装置2が図7の状態からさらに挿入されると、スライダーA1−a−2のラック部1−a−2−6によってピニオンギアー1−a−8が回転しラック1−a−4−3を介してスライダーB1−a−4を左方向に移動させる。スライダーB1−a−4はイジェクトスプリングB1−a−5を引っ張りながら図8の左方向に移動する。
3−2)着脱式外部記憶装置2の挿入により、着脱式外部記憶装置2に内臓されているコネクタ2−aが着脱作動装置1に装着されている相手コネクタ1−d(図13参照)と係合状態になる。
3−3)スライダーB1−a−4の左方向への移動に伴い、スライダーB1−a−4と組合わされたプッシュプレート1−a−20は図左方向に移動する。このためプッシュプレート1−a−20のロック制御部1−a−20−2(図22参照)も左方向に移動する。このためロック制御部1−a−20−2はロック制御部1−a−24−2の溝部1−a−24−4から引き抜かれる。このためロックプレート1−a−24が回転可能となり(図26参照)反時計回りに回転可能となる。そして着脱式外部記憶装置2のロック溝部2−1にロックプレート1−a−24のロック部1−a−24−3が係合され、着脱式外部記憶装置2の排出が阻止される。
3−4)ロックプレート1−a−24が回転すると、イジェクトボタン1−a−14のロック部1−a−14−1が右側ガイドフレーム1−a−1に設けられたロック部1−a−1−5に係合した状態(図14、図15参照)から、ロックプレートの終端部1−a−24−1がイジェクトボタンのロック部1−a−14−1を付勢し上記係合した状態からロック部1−a−14−1を開放する。
ロックを開放することによりイジェクトボタン1−a−14は前方に移動しカムピン1−a−15は右側ガイドフレーム1−a−1に設けたカム溝形状1−a−1−4のロック部e位置からカムロック位置1−a−50 a位置に移動して止まる。aの高さはeよりも低い為、カムピン1−a−15はカムスプリング1−a−18によってカム溝方向に付勢されているため、e位置には戻らない。(図24参照)
イジェクトボタンのロック部1−a−14−1が右側ガイドフレーム1−a−1のロック部1−a−1−5と係合していたロックを開放する直前の状態を図14、図15に示す。
図14はイジェクトボタンのロック部1−a−14−1が右側ガイドフレーム1−a−1のガイドのロック部1−a−1−5に係止されている状態を示す図である。
上記ロックを開放する機構について図17により説明する。ロックプレート1−a−24がロックシャフト1−a−23を軸として反時計回り回転することにより、ロックプレート1−a−24の終端部1−a−24−1が上方に回転する。このためイジェクトボタン1−a−14のロック部1−a−14−1の先端に設けられたタブ1−a−14−3を上方に押し上げ、ロック部1−a−14−1を持ち上げる。このため、右側ガイドフレーム1−a−1のロック部1−a−1−5(図14参照)と係合していたロック状態を開放する。
4)図9に着脱式外部記憶装置2がイジェクトされる工程1を示す。
4−1)着脱式外部記憶装置2を排出させるためのイジェクトボタン1−a−14はプッシュイン/プッシュアウト機構が設けてあり最初にイジェクトボタン1−a−14を例えばこの実施例においてはおよそ2mmほど押す。イジェクトボタンについて1回目を押すとロックが解除する。カムピン1−a−15は右側ガイドフレーム1−a−1に設けたカム溝形状1−a−1−4のロック部a位置からb位置に移動する。bの高さはaよりも低い為、カムピン1−a−15はカムスプリング1−a−18によってカム溝方向に付勢されているため、a位置には戻らない。(図24参照)
4−2)次にジェクトボタン1−a−14から手を離すと、イジェクトボタン1−a−14はイジェクトボタン圧縮スプリング1−a−19によって最大飛び出し位置に移動する。カムピン1−a−15は右側ガイドフレーム1−a−1に設けたカム溝形状1−a−1−4のb位置から一番溝深さの浅いc位置を越えてd位置まで移動する。d位置の高さはcよりも低い為c位置にはもどらない。(図24参照)
尚、イジェクトボタン1−a−14にはボタンストッパー用の突起1−a−14−5が形成されており右側ガイドフレーム1−a−1の係合する溝部1−a−1−16によって前方に飛び出すのを制御している。
5)図10に着脱式外部記憶装置2がイジェクトされる工程2を示す。
5−1)次にイジェクトボタン1−a−14を一定量押すと、イジェクトボタン1−a−14に圧入されたカムシャフト1−a−17に回転可動に組み込まれたカムプレート1−a−16を介してプッシュプレート1−a−20のロック制御部1−a−20−2を図右方向に移動させる。ロック制御部1−a−20−2はロックプレート1−a−24をロック解除方向に(図10においてロックプレートのロック部1−a−24−3を下方に)回転させ、着脱式外部記憶装置2の側壁に形成されたロック溝2−1から離脱させロック解除状態となる。
以下詳細に説明する。図26はロック解除前の状態を示す。プッシュプレート1−a−20は移動前であり、ロックプレート1−a−24はロックシャフト1−a−23を軸に反時計回りに回転して記憶装置2はロックされた状態にある。即ち、例えば図9に示すようにロックプレート1−a−24のロック部1−a−24―3が、記憶装置側壁のロック溝2−1に入り込んで記憶装置2の排出方向の移動に対してロックしている図9の状態に対応する。
図27はロック解除の状態を示す。イジェクトボタン1−a−14を一定量押すことにより、プッシュプレート1−a−20が左方向に移動する。このため、ロック制御部1−a−20−2のカム押し部1−a−20−3がロックプレートロック制御部1−a−24−2の溝部1−a−24−4の中に入り、ロックプレート1−a−24を時計回りに回転させる。このため、ロック部1−a−24―3は記憶装置のロック溝2−1から外れ、ロック状態から開放する。図10の状態に対応する。
なお、図21に示すようにスライダーB1−a−4のスリット部1−a−4−2の横方向の幅はプッシュプレート1−a−20のフック部1−a−20−1の幅より長いので、ロックプレート1−a−24が完全に回転しロックが解除が完了するまではスライダーB1−a−4の移動は開始しない。
5−2)さらにイジェクトボタン1−a−14を一定量押すと、図21に示すようにプッシュプレート1−a−20のフック部1−a−20−1がスライダーB1−a−4のスリット部1−a−4−2に挿入されているため、スライダーB1−a−4が右方向に(図21においては左方向に)移動する。このため、ピニオンギアー1−a−8が時計回りに回転し、スライダーA1−a−2が図左方向に移動する。スライダーA1−a−2の移動に伴い、着脱式外部記憶装置2が図左方向に排出され、着脱式外部記憶装置2に内臓されているコネクタ2−aが着脱作動装置1に装着されている相手コネクタ1−dと離脱される。
6)図11に着脱式外部記憶装置2がイジェクトされる工程(3)を示す。
6−1)コネクタ2−aが相手コネクタ1−dから離脱されると、イジェクトスプリングA1−a−3によってスライダーA1−a−2はさらに図左方向に移動し、排出フック1−a−2−1により着脱式外部記憶装置2を自動的に排出させる。
6−2)またスライダーB1−a−4はイジェクトスプリングB1−a−5によって図の右方向に移動する。スライダーB1−a−4に圧入固定されたリンクプレート1−a−30は、イジェクトボタン1−a−14の凸部1−a−14−2に係合してイジェクトボタン1−a−14を右側ガイドフレーム1−a−1内に収納させる。
この工程のカムピン1−a−15の位置はカム溝形状1−a−1−4のe位置に移動する。(図24参照)
イジェクトボタンの自動収納機構について説明する。図10〜図12に示すようにリンクプレート1−a−30はスライダーB1−a−4の左端に係合されている。リンクプレート1−a−30のスリット1−a−30−1内にイジェクトボタン1−a−14の凸部1−a−14−2が入り組合わされている。スライダーB1−a−4の右方向への移動に伴って、スライダーBに係合されたリンクプレート1−a−30も右方向に移動する。イジェクトボタンの凸部1−a−14−2がリンクプレートのスリット1−a−30−1内に組合わされている。イジェクトボタンの凸部1−a−14−2は、スリット内の左端部1−a−30−2により押されて右方向に移動する。このようにしてイジェクトボタンは装置内に自動収納される。図23にイジェクトボタン1−a−14、イジェクトボタン1−a−4の凸部1−a−14−2、リンクプレート1−a−30、そしてスライダーB1−a−4の結合状態を示す。
スライダーA1−a−2およびスライダーB1−a−4はイジェクトスプリング1−a−3および1−a−5が組み込まれているため、イジェクトボタン1−a−14を押す力は低荷重でも着脱式外部記憶装置2の排出が可能となり、またスライダーを組合わせ使用することで低動作量で排出が可能となる。
7)図12および図13に着脱式外部記憶装置2がイジェクトされる工程(4)を示す。
7−1)スライダーA1−a−2のみピニオンギアー1−a−8からはずれ、イジェクトスプリングA1−a−3に付勢されてさらに図左方向に移動し、着脱式外部記憶装置2をさらに自動排出させるため移動させる。
7−2)さらにスライダーA1−a−2に内臓されたスライダーC1−a−6はイジェクトスプリングC1−a−7の付勢によって図左方向に移動する。このためスライダーC1−a−6排出フック1−a−6−4により押圧して着脱式外部記憶装置2を仮ロック位置まで排出させる。
7−3)図13に示すように、この位置で右側ガイドフレーム1−a−1に装着されているストップスプリング1−a−27、及び左側ガイドフレーム1−b−1に装着されているストップスプリング1−b−2が着脱式外部記憶装置2の仮固定溝2−6に係合されて仮ロック状態となる。図13に着脱式外部記憶装置2が仮ロックされた状態を示す。仮ロックされた着脱式外部記憶装置2は手で引き抜くことにより取り外すことができる。
この実施例においては、着脱式外部記憶装置2の排出速度を制御するための減速手段を備えることができる。図6に示すように、スライダーA1−a−2は常に減速特性を持ったダンパー1−a−26のピニオンギアーと係合している。このダンパー1−a−26が着脱式外部記憶装置2の排出速度を減速させる。ダンパー(1−a−26)内にグリスまたは粘性材料を封入することにより減速特性を増加させることができる。
さらにスライダーC1−a−6について減速特性を持たせるため、図16に示すように、スライダーA1−a−2との係合部1−a−2−5、及び対応するスライダーC1−a−6の係合部1−a−6−2に一定間隔の溝を設け、係合部に粘性の高いグリスを塗布させて減速特性を付加させることができる。
図16にスライダーAとスライダーbの組み合わせ関係を示す。スライダーA1−a−2の移動量とスライダーC1−a−6の移動量との組合わせが着脱式外部記憶装置2の移動量となる。
図17にロックプレート1−a−24の終端部1−a−24−1とイジェクトボタン1−a−14の先端のロック部1−a−14−1の位置関係を示す。ロックプレート1−a−24の反時計回りの回転により終端部1−a−24−1が上方に回転し、イジェクトボタン1−a−14の先端のタブ1−a−24−3を持ち上げることによりロック部1−a−14−1を持ち上げることができる。
図18はイジェクトボタン1−a−14およびロックプレート1−a−24が右側ガイドフレーム−アセンブリ1−aに組み込まれた状態を示し、イジェクトボタン1−a−14のロック部1−a―14−1がガイドフレーム1−a−1のロック部1−a−1−5に係止されている状態を示す。
図19はスライダーAの中にスライダーCが組み込まれた状態を示す。
図20にイジェクトボタン1−a−14、カムプレート1−a−16、カムスプリング1−a−18が組み込まれた状態を示す。
図21はイジェクトボタン1−a−14とプッシュプレート1−a−20そしてスライダーB1−a−4の位置関係を示す。特にプッシュプレート1−a−20がスライダーB1−a−4とどのように結合しているかを示す。スライダーBの側部に設けられたスリット部1−a−4−2にプッシュプレート1−a−20のフック部1−a−20−1が移動可能に挿入されている。
図22はイジェクト時におけるイジェクトボタン1−a−14、プッシュプレート1−a−20、スライダーB1−a−4、ピニオンギアー1−a−8、スライダーA1−a−2のリンク関係を示す図である。
カム押し部1−a−20−3はロックバーを開放する。左側に押すとロックバーを回転させロックを開放する。
図23は各スプリングの係合状態を示す図である。各スプリングの係合状態を図4を参照して説明する。イジェクトスプリングA1−a−3はスライダーA1−a−2の固定穴1−a−2−2(図4参照)にスプリングピン1−a−11(図4参照)により固定され、反対側は右側ガイドフレーム1−a−1の固定穴部1−a−1−1(図4参照)に通したスプリングピン1−a−12(図4参照)により固定されている。イジェクトスプリングB1−a−5は、スライダーB1−a−4のフック部1−a−4−1(図4参照)に固定され、反対側は右側ガイドフレーム1−a−1の固定穴部1−a−1−2に通したスプリングピン1−a−13により固定されている。イジェクトスプリングC1−a−7はスライダーC1−a−6の貫通孔1−a−6−1(図4参照)に通したピン1−a−14(図4参照)により固定され、反対側はスライダーA1−a−2のフック部1−a−2−4(図4参照)に固定されている。
またイジェクトボタン圧縮スプリング1−a−19がイジェクトボタン1−a−14とスライダーB1−a−4との間に組み込まれている。圧縮スプリング1−a−21(図4参照)がスライダーB1−a−4の中に組み込まれており、片側はスライダーB1−a−4の貫通穴に挿入されたスプリングピン1−a−22(図4参照)で固定されている。ロックスプリング1−a−25(図4参照)は右側ガイドフレーム1−a−1とロックプレート1−a−24の間に組み込まれている。
図24は右側ガイドフレーム1−a−1のカム溝形状1−a−1−4の斜視図である。カム溝形状1−a−1−4とカム溝形状に沿って移動するカムピン1−a−15の位置の詳細を示す。通常ハートカムと呼ばれているものである。カムピン1−a−15はイジェクトボタン1−a−14にその一端1−a−18−1が固定されたカムスプリング1−a−18の他端部1−a−18−2によって常時カム溝底部の方向に付勢されている。このため、カムピン1−a−15の先端部はカム溝形状1−a−1−4のカム溝底部1−a−1−6に沿って移動する。a〜dはカムプレート1−a−16に取り付けられ、カム溝形状およびかむ溝底部に従って移動するカムピン1−a−15の位置を示す。カム溝底部の高さはc>d>e>a>bの順で高い。de間、ea間、ab間には段差部1−a−1−7、1−a−1−8、1−a−1−9、1−a−1−10が設けられ、bc間は傾斜部1−a−1−11が設けられている。
aは記憶装置2が挿入された状態におけるカムピンの位置を示す。bは記憶装置2をイジェクトするため、イジェクトボタンを手で押した場合(1回目)におけるカムピンの移動位置を示す。次にイジェクトボタンから手を離すとイジェクトボタンに設けられたスプリング1−a−19に付勢されてイジェクトボタンは着脱作動装置1から飛び出す。イジェクトボタンの移動に伴ってカムピンは傾斜部1−a−1−11に沿ってbからcに移動し、そしてdに移動する。bは段差部1−a−1−9によりaより一段下がっているため、bからaに戻ることはできない。cはイジェクト時にイジェクトボタン1−a−14が飛び出したときのカムピン1−a−15の移動位置を示す。カム溝底部1−a−1−6において最高の高さを示す位置である。dはイジェクトボタン1−a−14が最大に飛び出したときのカムピン1−a−15の移動位置を示す。図9の状態に対応する。
再度イジェクトボタン1−a−14を右方向に押すことによって(2回目)記憶装置2が排出される。カムピン1−a−15はdからeに移動する。dはcより一段下がっているためdからcに戻ることはない。eは記憶装置2が排出される工程におけるカムピン1−a−15の位置を示す。図11および図12に対応する。
図32上側は上記説明の右側ガイドフレーム1−a−1のカム溝形状1−a−1−4の平面図である。
図32下側は一般のカム溝形状の平面図である。
本発明での溝形状の違いは一般のカム形状はd位置とe位置は直線上にあるが本発明ではe位置の手前で曲げてe位置をロック位置a位置と同一直線状にした点である。これはイジェクトボタン1−a−14が着脱作動装置内に自動的に収納され、かつ着脱作動装置が完全に挿入された後に係止手段による停止を解除した後にイジェクトボタン1−a−14が排出方向に移動させる為に必要なカム溝形状となる。
すなわち記憶装置2が挿入される工程でイジェクトボタン1−a−14は着脱作動装置内に収納されておりカムピン1−a−15はe位置に停止しているが、記憶装置2の挿入に伴いスライダーB1−a−4と共にプッシュプレート1−a−20が左方向に移動する必要がある為、一般のカム形状ではカムプレート1−a−16の押し部1−a−16−1がプッシュプレート1−a−20の受け部(図27においては鉤状の部分)1−a−20−5と干渉してプッシュプレート1−a−20の移動が妨げられる。本カム溝形状ではイジェクトボタン収納状態でカムプレート1−a−16を回転させることでプッシュプレート1−a−20との干渉を回避してプッシュプレート1−a−20の移動を可能にさせた。
カムピン1−a−15の上記移動に伴ってカムプレート1−a−16はカムシャフト1−a−17を軸として図26および図27に示すように回転することになる。
図25はカム溝形状1−a−1−4とカムピン1−a−15の位置関係を示す。イジェクトボタン1−a−14とカムプレート1−a−16は実際の組立て位置より上方に持ち上げた状態で示している。実際の組立て位置ではカムピン1−a−15の先端はカム溝形状1−a−1−4の中に入り、カム溝底部1−a−1−6と接触する状態で動作する。
図26および図27はカムプレート1−a−16の回転をおよびプッシュプレート1−a−20、およびロックプレート1−a−24の結合関係を示す図である。図26は記憶装置が装着されロックされている状態を示す。ロックプレート1−a−24はロックシャフト1−a−23を軸に反時計回りに回転しロックプレートのロック部1−a−24―3がロック溝2−1(図示せず。図7参照)に入り込んだ状態を示す。図8および図9の状態が対応する。図27はプッシュプレート1−a−20が左方向に移動し、ロック制御部1−a−20−2のカム押し部1−a−20−3がロックプレートロック制御部1−a−24−2の溝部1−a−24−4の中に入ることによりロックプレート1−a−24をロックシャフト1−a−23を軸に時計回りに回転させ、ロック部1−a−24―3を記憶装置のロック溝2−1(図示せず)から開放した状態を示す。例えば図10の状態に対応する。
図27はロックプレートのロック部1−a−24−3によるロックが解除された状態を示す。図28はスライダーBのスリット部1−a−4−2とプッシュプレート1−a−20のフック部1−a−20−1の位置関係を示す。実際の使用状態では図21に示すようにフック部1−a−20−1はスリット部1−a−4−2の中に挿入された状態で動作する。
また図27および28はイジェクトボタン1−a−14を押すことにより、イジェクトボタンに取り付けられたカムプレート1−a−16によりプッシュプレート1−a−20を右方向に移動させる状態を示している。カムプレート1−a−16の回転によって、カムプレート1−a−16によりプッシュプレート1−a−20が押されるかどうかが決定される。
ロックが完全に解除された後、スライダーB1−a−4のスリット部1−a−4−2内に挿入されているプッシュプレート1−a−20のフック部1−a−20−1によりスライダーBが左方向に押される。スリット部1−a−4−2はロックが完全に解除された後にフック部1−a−20−1により押されるように、その長さはフック部1−a−20−1の幅より大きく形成される。
図29および図30はロックプレート1−a−24の終端部1−a−24−1とイジェクトボタン1−a−14のロック部1−a−14―1との結合状態を示す。図29は例えば図14または図17の状態における断面図である。イジェクトボタン1−a−14のロック部1−a−14―1が右側ガイドフレーム1−a−1のロック部1−a−1−5にロックされている状態を示す(図29(b)。図29(a)はこの状態におけるロックプレート1−a−24の配置状態を示し、ロックプレートの終端部1−a−24−1とイジェクトボタン1−a−14のロック部1−a−14―1に設けられたタブ1−a−14−3の位置関係を示す。記憶装置が完全に挿入されロックされるまでイジェクトボタン1−a−14を収納しておくためにロック部1−a−14―1によるロックが行なわれる。イジェクトボタン1−a−14が外へ出るのを防ぐ。
図30はロックプレート1−a−24の回転によりイジェクトボタン1−a−14のロックが解除された状態を示す。図30(a)に示すようにロックプレートの終端部1−a−24−1が反時計方向に回転することにより、イジェクトボタンのロック部1−a−14―1に固定されているタブ1−a−14−3を上方向に移動させる。このため図30(b)に示すようにタブ1−a−14−3と一体に形成されているロック部1−a−14―1も上向に移動する。このためロック部1−a−14―1は右側ガイドフレーム1−a−1のロック部1−a−1−5から離れ開放されることによりイジェクトボタン1−a−14は右方向への移動が可能となる。
図31に基板アセンブリ1−a−29の一実施例を示す。この実施例においては着脱式外部記憶装置2検出スイッチ1−a−40、ロックバー検出スイッチ1−a−41、イジェクトボタン位置検出スイッチ1−a−42、および外部装置接続コネクタ1−a−43が装着されている。これらのスイッチを使用して、着脱式外部記憶装置2の挿入状態、イジェクトボタン1−a−14の移動位置、着脱作動装置1の動作状態(例えばロックの解除の有無、ハードディスク等の存在の有無、ハードディスク等が完全に挿入されたかどうか等)を検出することができる。外部装置接続コネクタ1−a−43は着脱式外部記憶装置2を使用する外部装置との電気的接続を行なうために使用することができる。
スライダA、B、Cは、それぞれイジェクトスプリングA1−a−3、イジェクトスプリングB1−a−5、およびイジェクトスプリングC1−a−7により記憶装置の排出方向に付勢されている。このためこれらのスプリングのアシストにより低荷重で記憶装置2を着脱作動装置1から取り出すことができる。
以上、本発明の原理を特定の実施例により説明したが、上記説明は単なる例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を制限するものではないことが明らである。当業者は、本発明の要旨の範囲内において、上記実施の形態に記載の内容を自由に変更して実施することが可能である。また特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、本発明の範囲内のものである。
本発明において着脱作動装置に着脱式外部記憶装置が挿入される前の状態を示す斜視図である。 本発明において着脱作動装置内に着脱式外部記憶装置が完全に挿入された状態を示す斜視図である。 本発明における着脱作動装置の主要な構成部品を示す部品分解図である。 本発明におけるガイドフレーム右側アセンブリの構成部品を示す図である。 本発明におけるガイドフレーム左側アセンブリの構成部品を示す図である。 本発明において着脱作動装置から着脱式外部記憶装置が排出されている状態について示す断面図である。 本発明において着脱式外部記憶装置が着脱作動装置に挿入途中の状態を示す断面図である。 本発明において着脱式外部記憶装置が着脱作動装置内に完全挿入されるまでの状態を示す断面図である。 本発明において着脱式外部記憶装置が着脱作動装置からイジェクトされる工程1を示す図である。 本発明において着脱式外部記憶装置が着脱作動装置からイジェクトされる工程2を示す断面図である。 本発明において着脱式外部記憶装置が着脱作動装置からイジェクトされる工程3を示す断面図である。 本発明において着脱式外部記憶装置が着脱作動装置からイジェクトされる工程4を示す断面図である。 本発明において着脱式外部記憶装置が着脱作動装置からイジェクトされる工程4において仮ロックされている状態の断面を示す図である。 本発明においてイジェクトボタンのロック部が右側ガイドフレームのガイドのロック部に係止されている状態を示す断面図である。 本発明においてイジェクトボタンのロック部が右側ガイドフレームのガイドのロック部に係止されている状態を示す斜視図である。 本発明におけるスライダーAとスライダーCの組み合わせ関係を示す図である。 本発明におけるロックプレートの終端部とイジェクトボタンの先端のロック部の位置関係を示す図である。 本発明におけるイジェクトボタンおよびロックプレートが右側ガイドフレーム−アセンブリに組み込まれた状態を示す斜視図である。 本発明におけるスライダーAの中にスライダーCが組み込まれた状態を示す図である。 本発明におけるイジェクトボタン、カムプレート、カムスプリングが組み込まれた状態を示す図である。 本発明におけるスライダーB、プッシュプレート、イジェクトボタンの結合状態を示す図である。 本発明におけるイジェクトボタン、プッシュプレート、スライダーB、ピニオンギアー、およびスライダーAのリンク関係を示す図である。 本発明におけるイジェクトボタン、イジェクトボタンの凸部、リンクプレート、そしてスライダーBの結合状態を示す図である。 本発明における右側ガイドフレームのカム溝形状の斜視図である。 本発明におけるカム溝形状とカムピンの位置関係を示す図である。 本発明におけるカムプレート、プッシュプレート、およびロックプレートの結合関係を示す図である。 本発明におけるカムプレート、プッシュプレート、およびロックプレートの結合関係を示す図である。 本発明におけるスライダーBのスリット部とプッシュプレートのフック部の位置関係を示す図である。 本発明におけるロックプレートの終端部とイジェクトボタンのロック部との結合状態を示す図である。 本発明におけるロックプレートの終端部とイジェクトボタンのロック部との結合状態を示す図である。 本発明における基板アセンブリの実施例を示す図である。 上側(a)は本発明における右側ガイドフレーム1−a−1のカム溝形状1−a−1−4の平面図である。下側(b)は一般のカム溝形状の平面図である。
符号の説明
1 … 着脱作動装置、2 … 着脱式外部記憶装置、1−a … ガイドフレーム右側−アセンブリ、1−a−1 … 右側ガイドフレーム、1−a−1−1 … 固定穴部、1−a−1−2 … 固定穴部、1−a−1−3 … ボス部、1−a−1−4 … カム溝形状、1−a−1−5 … ロック部、1−a−6 … カム溝底部、1−a−1−7 … 段差部、1−a−1−8 … 段差部、1−a−1−9 … 段差部、1−a−1−10 … 段差部、1−a−1−11 … 傾斜部、1−a−1−14 … 平行ピン、1−a−1−16 … 溝部、1−a−2 … スライダーA、1−a−2−1 … 排出フック、1−a−2−3 … ガイド長穴、1−a−2−4 … フック部、1−a−2−6 … ラック、1−a−2−5 … 係合部、1−a−2−2 … 固定穴、1−a−3 … イジェクトスプリングA、1−a−4 … スライダーB、1−a−4−1 … フック部、1−a−4−2 … スリット部、1−a−4−3 … ラック、1−a−5 … イジェクトスプリングB、1−a−6 … スライダーC、1−a−6−1 … 貫通穴、1−a−6−2 … 係合部、1−a−6−4 … 排出フック、1−a−5 … イジェクトスプリングB、1−a−7 … イジェクトスプリングC、1−a−8 … ピニオンギアー、1−a−9 … ネジ、1−a−10 … ワッシャー、1−a−11 … スプリングピン1、1−a−12 … スプリングピン2、1−a−13 … スプリングピン3、1−a−14 … イジェクトボタン、1−a−14−1 … ロック部、1−a−14−2 … 凸部、1−a−14−3 … タブ、1−a−14−5 … 突起、1−a−15 … カムピン、1−a−16 … カムプレート、1−a−16−1 … カムプレートの押し部 、1−a−17 … カムシャフト、1−a−18 … カムスプリング、1−a−18−1 … カムスプリングの一端、1−a−18−2 … カムスプリングの他端部、1−a−19 … イジェクトボタン圧縮スプリング、1−a−20 … プッシュプレート、1−a−20−1 … フック部、1−a−20−2 … ロック制御部、1−a−20−3 … カム押し部、1−a−20−5 … 受け部、1−a−21 … プレート圧縮スプリング、1−a−22 … スプリングピン、1−a−23 … ロックシャフト、1−a−24 … ロックプレート、1−a−24−1 … 終端部、1−a−24−2 … ロックプレートロック制御部、1−a−24−3 … ロックプレートロック部、1−a−24−4 … 溝部、1−a−25 … ロックスプリング、1−a−26 … ダンパー、1−a−27 … ストップスプリング、1−a−28 … 接地ターミナル、1−a−29 … 基板アセンブリ、1−a−30 … リンクプレート、1−a−30−1 … スリット、1−a−30−2 … 右端部、1−a−40 … スライダ検出スイッチ、1−a−41 … ロックバー検出スイッチ、1−a−42 … イジェクトボタン位置検出スイッチ、1−a−50 … カムロック位置、1−b … ガイドフレーム左側−アセンブリ、1−b−1 … 左側ガイドフレーム、1−b−2 … ストップスプリング、1−b−3 … GNDターミナル、1−b−4 … 突起ガイド、1−c … ブラケット、1−c−1 … 取り付けネジ、1−c−2 … フィルム、1−c−3 … 挿入側、1−e … 冷却用のファン、1−f … コネクタ、1−g … ケーブルクランプフック、1−h … 筐体取り付け部品、2 … 記憶装置、2−1 … ロック溝、2−a … 相手コネクタ、2−3 … 筐体、2−4 … 挿入側端部、2−5 … ガイド溝、2−6 … 仮固定溝、2−7 … 挿入先端部

Claims (6)

  1. 着脱式外部記憶装置が格納部に挿入された場合に、前記着脱式外部記憶装置に対して係止および係止解除を行なう手段を有する着脱作動装置であって、
    それぞれがラック部を有し、第1および第2のアシストバネによりそれぞれ付勢されている第1および第2のスライダーを上下に配置し、第1および第2のスライダーの相対する前記ラック部をこれらラック部の間に配置したピニオンギアーでリンクさせる構造を有し、
    前記着脱式外部記憶装置の挿入時に前記それぞれのアシストバネにバネ力を蓄え、前記着脱式外部記憶装置のイジェクト時に、前記係止を解除した後に、着脱式外部記憶装置の挿入時に前記アシストバネ蓄えられたバネ力をアシスト力として使用し、低荷重で前記着脱式外部記憶装置を前記着脱作動装置から排出することを可能にしたことを特徴とする着脱作動装置。
  2. 前記着脱式外部記憶装置をイジェクトする場合に、前記着脱式外部記憶装置の移動量をさらに増やすために、前記バネにより付勢された第1のスライダーのスライダー排出機構のなかに第3のバネにより付勢された第3のスライダー排出機構を設けたことを特徴とする請求項1に記載の着脱作動装置。
  3. 前記着脱式外部記憶装置をイジェクトする場合に、前記着脱式外部記憶装置が所定の位置まで自動的に排出されると前記着脱式外部記憶装置を仮固定する手段を有することを特徴とする請求項1記載の着脱作動装置。
  4. 前記着脱式外部記憶装置をイジェクトする場合に、前記着脱式外部記憶装置が所定の位置まで低速で排出されるように作用する減速手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載の着脱作動装置。
  5. 前記ラック部に着脱式外部記憶装置が低速で排出させるように作用するダンパーが係合されていることを特徴とする請求項4記載の着脱作動装置。
  6. 第1のスライダーと第3のスライダーのそれぞれの係合部に一定間隔の溝を設け、係合部に粘性の高いグリスを塗布して着脱式外部記憶装置が低速で排出するように作用させたことを特徴とする請求項1記載の着脱作動装置。
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