JP2009269186A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】画像が形成された用紙に後処理を施す便宜のため、用紙に画像とともに使用すべき処理装置と処理位置が分かるようなマーキングを行なう。
【構成】画像形成装置は、情報の入力部1と、制御部3と、記憶部2と、用紙に画像を形成する出力部4を有する。制御部は、用紙の用紙厚種別及び枚数と後処理の処理種別とに関する情報を入力部から取得した後、記憶部のデータを利用し、用紙厚種別に対応する用紙厚及び枚数から処理量を算出し、処理量及び処理種別に適した後処理装置と後処理装置による処理位置を示す目印をリスト中から選択して出力部に与え、画像とともに用紙に目印を形成させる。後処理に使用する装置の選定について経験や勘に頼る必要がない。
【選択図】図1

Description

本発明は、用紙に画像を形成するとともに、画像が形成された用紙にパンチ処理やステープル処理等の後処理を施す際の処理位置の目安となる目印を形成できる画像形成装置に関するものである。
画像形成装置で用紙に画像を形成した後、当該用紙にパンチ処理、ステープル処理、裁断処理等の後処理を施す場合があり、そのような場合には当該後処理を施すべき位置(例えばパンチ位置、ステープル位置、裁断位置等)を用紙に明示すると便利である。
下記特許文献1にて開示された発明は、このような目的で、用紙に画像形成すると同時に後処理の処理位置の目安となる目印を印刷できるようにしたものであって、具体的には文字や画像などを印刷するパーソナルコンピュータやプリンタ等において、プリンタから排出された用紙のパンチング処理を容易にできるようにしたものである。この発明では、パンチング処理をする際に必要となるセンタ目印を容易に作成し、パンチング作業を迅速に行なうことができるようにすることを課題としており、パーソナルコンピュータで入力された情報を印刷手段へ出力する場合、印刷される用紙の縁部中央位置を示す目印情報を、入力された文書情報などとともに前記印刷手段へ出力することができる。また、この際このような目印を複数の選択肢の中から選択可能としており、印刷される文書スタイルに適合した目印を印刷することができる。
特開2002−240388号公報
画像形成装置で用紙に画像を形成した後、当該用紙にパンチ処理、ステープル処理、裁断処理等の後処理を施すために、例えば特許文献1に記載の発明等を用いて、当該後処理を施すべき位置(例えばパンチ位置)を用紙に明示した場合であっても、行なおうとする後処理の処理種別に対応した使用可能な手持ちの複数の処理装置の中から、実際にどの処理装置を選択して使用するかは、使用者の経験や勘に頼っているのが現状である。
例えば、画像形成した用紙をパンチ処理する場合、手持ちの使用可能なパンチ装置として、一つ穴形成用の装置と、貫通力が比較的弱い小型の二つ穴形成用の装置と、貫通力が比較的強い大型の二つ穴形成用の装置の合計3台を所有しており、画像を形成した複数枚の用紙に2つのパンチ穴を形成するには、用紙の枚数に応じてどの装置を使用するかが問題になる。
すなわち、用紙の処理枚数が選定した装置の処理能力を越えてしまうと、用紙のパンチ処理に不良が発生したり、装置に故障が発生する恐れがある。また、用紙の処理枚数が少ないのに、大型の装置を使用するのは使い勝手に問題があり、素早く処理できないことも考えられる。
また、画像が形成された用紙の製作者以外の者が、当該製作者の意図する後処理を行なう場合には、画像と処理位置の目印が形成された用紙を見ただけでは、使用すべき処理装置の種類はもちろん、そもそも処理方法の判断ができないという問題もある。つまり、画像が形成された用紙の特定位置に後処理すべき箇所が印刷されていたとしても、その後処理がパンチなのか、ステープルなのかは、当該用紙に画像を形成した製作者にしか分からないし、使用に供すべき最適な装置の種類も不明である。
そこで本発明は、画像形成装置で用紙に画像を形成した後、当該用紙にパンチ処理等の後処理を施す場合において、後処理において使用すべき処理装置の選定に関して経験や勘に頼る必要がなく、例え画像形成者が意図する後処理の種類を知らなくても、使用すべき処理装置を判断することができるように、用紙に対して画像形成を行なうだけでなく、用紙の所望位置に所望の後処理を適切な状態で速やかに施すためのマーキングをすることができる画像形成装置を提供することを目的としている。
請求項1に記載された画像形成装置は、
画像情報が入力される入力部と、前記入力部から入力された画像情報を処理する制御部と、前記制御部で処理された画像情報に基づいて用紙に画像を形成する出力部とを有する画像形成装置において、
前記制御部は、
後処理すべき用紙の用紙厚種別及び枚数と後処理の処理種別とに関する情報を取得し、前記用紙厚種別に対応する用紙厚及び前記枚数から処理量を算出し、該処理量及び前記処理種別に適した後処理装置と該後処理装置による処理位置とを示す目印を予め登録されたリストの中から選択して前記出力部に与え、前記画像とともに用紙に前記目印を形成させることを特徴としている。
請求項2に記載された画像形成装置は、
画像情報が入力される入力部と、前記入力部から入力された画像情報を処理する制御部と、前記制御部で処理された画像情報に基づいて用紙に画像を形成する出力部とを有する画像形成装置において、
前記用紙の用紙厚種別と前記各用紙厚種別に対応する用紙厚とを記憶し、前記後処理の処理種別と前記後処理を行なう前記用紙の処理量との組合せに対応して前記後処理に使用すべき後処理装置及び後処理位置を示す目印を記憶する記憶部を備え、
前記制御部には、
後処理すべき用紙の用紙厚種別及び枚数と、後処理の処理種別とに関する各情報が入力され、
前記制御部は、
入力された前記用紙厚種別に対応する前記用紙厚を前記記憶部から取得し、
入力された前記枚数と前記記憶部から取得した前記用紙厚の積を演算して処理量とし、
入力された前記処理種別と演算した前記処理量の組合せに対応する前記目印を前記記憶部から取得し、
前記記憶部から取得した前記目印の情報を前記出力部に与え、前記画像とともに用紙に前記目印を形成させることを特徴としている。
請求項3に記載された画像形成装置は、
画像情報が入力される入力部と、前記入力部から入力された画像情報を処理する制御部と、前記制御部で処理された画像情報に基づいて用紙に画像を形成する出力部とを有する画像形成装置において、
前記用紙の用紙厚種別と前記各用紙厚種別に対応する用紙厚とを記憶し、前記用紙の用紙サイズ種別と前記各用紙サイズ種別に対応する用紙のサイズとを記憶し、前記後処理の処理種別と前記後処理を行なう前記用紙の処理量との組合せに対応して前記後処理に使用すべき後処理装置及び後処理位置を示す目印を記憶する記憶部を備え、
前記制御部には、
後処理すべき用紙の用紙厚種別、枚数及び用紙サイズ種別と、後処理の処理種別と、後処理の処理位置とに関する各情報が入力され、
前記制御部は、
入力された前記用紙厚種別に対応する前記用紙厚を前記記憶部から取得し、
入力された前記枚数と前記記憶部から取得した前記用紙厚の積を演算して処理量とし、
入力された前記処理種別と演算された前記処理量の組合せに対応する前記目印を前記記憶部から取得し、
入力された前記用紙サイズ種別に対応する前記サイズを前記記憶部から取得し、
入力された前記処理位置と前記記憶部から取得した前記サイズによって用紙における前記目印の形成位置を演算し、
前記記憶部から取得した前記目印の情報と、前記目印の形成位置の情報とを前記出力部に与え、前記画像とともに用紙に前記目印を形成させることを特徴としている。
請求項4に記載された画像形成装置は、請求項1乃至3のいずれか一つに記載の画像形成装置において、
前記用紙厚は、前記用紙厚種別の中の一つの種類の用紙の厚さを基準とした比率で表されることを特徴としている。
請求項5に記載された画像形成装置は、請求項1乃至4のいずれか一つに記載の画像形成装置において、
前記サイズは、用紙の幅と長さで表されることを特徴としている。
請求項6に記載された画像形成装置は、請求項1乃至5のいずれか一つに記載の画像形成装置において、
前記後処理の処理種別は、穴数が複数種類である複数種類のパンチ処理と、箇所数が複数種類である複数種類のステープル処理と、裁断処理とから構成される処理種別の群から選択される2以上の処理種別であることを特徴としている。
請求項1乃至2に記載された画像形成装置によれば、
画像情報を処理する制御部は、後処理すべき用紙の用紙厚種別及び枚数と後処理の処理種別とに関する情報を取得し、前記用紙厚種別に対応する用紙厚及び前記枚数から処理量を算出し、該処理量及び前記処理種別に適した後処理装置と該後処理装置による処理位置とを示す目印を予め登録されたリストの中から選択して出力部に与え、画像とともに用紙に目印を形成させることができる。
請求項3に記載された画像形成装置によれば、
前記制御部は、後処理すべき用紙の用紙厚種別、枚数及び用紙サイズ種別と、後処理の処理種別と、後処理の処理位置とに関する各情報を入力され、さらに、入力された前記用紙厚種別に対応する前記用紙厚を前記記憶部から取得し、入力された前記枚数と前記記憶部から取得した前記用紙厚の積を演算して処理量とし、入力された前記処理種別と演算された前記処理量の組合せに対応する前記目印を前記記憶部から取得し、入力された前記用紙サイズ種別に対応する前記サイズを前記記憶部から取得し、入力された前記処理位置と前記記憶部から取得した前記サイズによって用紙における前記目印の形成位置を演算し、前記記憶部から取得した前記目印の情報と、前記目印の形成位置の情報とを前記出力部に与え、前記画像とともに用紙に前記目印を形成させることができる。
請求項4に記載された画像形成装置によれば、請求項1乃至3のいずれか一つに記載の画像形成装置において、前記用紙厚を、前記用紙厚種別の中の一つ種類の用紙の厚さを基準とした比率で表すことができる。
請求項5に記載された画像形成装置によれば、請求項1乃至4のいずれか一つに記載の画像形成装置において、前記サイズを、用紙の幅と長さで表すことができる。
請求項6に記載された画像形成装置によれば、請求項1乃至5のいずれか一つに記載の画像形成装置において、前記後処理の処理種別を、穴数が複数種類である複数種類のパンチ処理と、箇所数が複数種類である複数種類のステープル処理と、裁断処理とから構成される処理種別の群から選択される2以上の処理種別とすることにより、多様な種別の後処理を選択肢に含めて多様な用途に対応することができる。
以下、本発明を実施するために特許出願人が出願時点で最良と思う本発明の実施の形態を図1〜図14を参照して説明する。
図1は第1実施形態の画像形成装置のブロック図、図2は第1実施形態における処理対象情報を示す一覧図、図3は第1実施形態の画像形成装置の記憶部に格納される用紙厚情報テーブルを示す図、図4は第1実施形態の画像形成装置の記憶部に格納される用紙サイズ情報テーブルを示す図、図5は第1実施形態の画像形成装置の記憶部に格納されるパターンテーブル(処理装置情報テーブル)を示す図、図6は第1実施形態におけるパターンの種類を示す図、図7は第1実施形態で画像形成された用紙に対して使用が予定される処理装置のプロフィールを示す一覧図、図8は第1実施形態におけるユーザ入力情報と処理結果と選択されるパターン種類を示す図、図9は第1実施形態における情報の処理手順を示す流れ図である。
図10は第2実施形態におけるユーザ入力情報と処理結果と選択されるパターン種類を示す図、図11は第3実施形態におけるユーザ入力情報と処理結果と選択されるパターン種類を示す図、図12は第4実施形態におけるユーザ入力情報と処理結果と選択されるパターン種類を示す図、図13は第5実施形態におけるユーザ入力情報と処理結果と選択されるパターン種類を示す図、図14は第6実施形態におけるユーザ入力情報と処理結果と選択されるパターン種類を示す図である。
(1)第1実施形態(図1〜図9)
まず、本例の画像形成装置の構成を説明する。
本例の画像形成装置は、入力された画像情報に基づいて用紙に画像を形成するとともに、画像形成された用紙に対して行うべき後処理の種類、使用すべき処理装置の種別、後処理を施すべき位置を表した目印を、前記画像とともに用紙に形成する機能を備えた画像形成装置である。
図1のブロック図に示すように、本例の画像形成装置は、各種制御情報等や画像情報を入力するための入力部1と、制御に必要な各種情報を格納する記憶部2と、入力部1で入力された画像情報の処理を行なうとともに、入力部1で入力された後処理に関する情報及び記憶部2の情報を用いて後処理の目印を選定処理する等、各種情報の処理を統括的に行う制御部3と、制御部3で処理された情報に基づいて用紙に画像を形成する出力部4とを有している。
入力部1は、本装置を操作するために各種制御情報等を入力するためのタッチパネル5を備えている。タッチパネル5から使用者のキー操作によって入力される情報としては、画像を形成された後に後処理される処理対象としての用紙に関する情報がある。図2に示すように、処理対象情報としては、後処理の処理種別(2穴パンチ、3穴パンチ、2箇所ステープル、裁断等)と、後処理を行なう用紙内の処理位置(用紙の上、下、右、左、左上等)、後処理すべき用紙の枚数、後処理すべき用紙の厚さ別の種類である用紙厚種別(普通紙、マット紙、葉書等)、後処理すべき用紙の用紙サイズ(A3、A4、B4、B5)等がある。また、入力部1は、図示しない原稿台に置かれた原稿を読み取り、その画像を画像情報として出力するスキャナ6を備えている。なお、前記処理対象情報のうち、用紙サイズは、スキャナ6によって読み取られた原稿の画像情報から自動的に取得するものとしてもよい。これら入力部1から入力される情報は、後述する制御部3に読み込まれる。
記憶部2は、画像を形成した用紙に後処理を施すための目安となる目印を当該用紙に形成するために必要な各種情報が予め設定・記憶されている部分である。記憶部2中、第1の記憶手段としての用紙厚テーブル7は、図3に示すように、用紙の用紙厚種別と各用紙厚種別に対応する用紙厚とが一対一で対応するようにテーブル形式で記憶されている。また記憶部2中、第2の記憶手段としての用紙サイズテーブル8は、図4に示すように、用紙の用紙サイズ種別と各用紙サイズ種別に対応する用紙のサイズである幅×長さの情報とが一対一で対応するようにテーブル形式で記憶されている。また記憶部2中、第3の記憶手段としての処理装置テーブル9(パターンテーブル)は、図5に示すように、後処理の処理種別と後処理を行なう用紙の処理量との組合せに対応して、後処理に使用すべき処理装置及び後処理位置を示す目印パターンとが、一対一で対応するようにテーブル形式で記憶されている。
なお、この図5では、第3の記憶手段においてテーブル形式で記憶された情報のうち、特に目印パターンの情報は処理装置の情報をも含めたものとして設定されているので、目印パターンに対応する処理装置についての情報そのものを処理装置テーブル9内に独立の項目として記憶させておく必要はない。図5において、「処理装置」の部分をその他の情報と別枠で表示したのは、このように処理装置テーブル9には処理装置についての情報が独立の項目としては記憶されていないが、各目印パターンがそれぞれ特定の処理装置に対応していることを示すためである。
図6は、図5に示した目印パターン1〜12の内容を示したものである。これらの目印パターン中、パターン1〜6は、三角形の目印で2穴又は3穴のパンチ位置を表すとともに、三角形の色乃至模様とA〜Eの文字によって処理装置であるパンチ装置の種類を表している。パターン7〜10は、短線が書き込まれた丸の目印で1箇所又は2箇所のステープル位置を表すとともに、丸の色乃至模様とF〜Hの文字によって処理装置であるステープル装置の種類を表している。パターン11〜12は、破線で裁断位置を表すとともに、破線の中央に書き込まれた破線の丸の目印中にあるI又はJの文字によって処理装置である裁断装置の種類を表している。
図7(a)は、本画像形成装置によって画像が形成された用紙に対し、画像形成後に実行が予定されている後処理に使用するための処理装置A〜Jのプロフィールを示している。プロフィールには、可能処理種別と、普通紙に換算した場合の枚数で示す許容処理が含まれる。また図7(b)は、図7(a)に示した各処理装置A〜Jの形式(装置の簡単な説明)を示している。図5に示したパターンテーブルにおける処理種別と処理量の組合せに対応した処理装置の使い分けは、この図7に示した各処理装置のプロフィールを元にして定めたものである。
制御部3は、前記入力部1のタッチパネル5から入力された各種制御情報等と、スキャナ6から入力された画像情報と、前記記憶部2から読み出した情報等とに基づいて、用紙に画像を形成するための制御と、同用紙に後処理を行なう際に後処理位置と使用する装置の種類を示す目印を形成するための制御等を行なうものであって、画像形成に係る上記制御を含めた装置の全体的な制御を統括的に行うための制御手段10を有している。
具体的には、制御手段10はスキャナ6から画像情報を取り込み、画像処理手段11に当該画像情報を処理させて後述する出力部4に出力させ、スキャナ6で読み込んだ原稿の画像を用紙に形成させる。
また、制御手段10は、基準値換算手段12に、本例における基準紙である普通紙に換算した場合の枚数を処理量として算出させる。すなわち、基準値換算手段12は、制御手段10によって制御され、タッチパネル5から入力された用紙厚種別と記憶部2の用紙厚テーブル7(図3)とによって厚係数を求め、タッチパネル5から入力された処理枚数と前記厚係数との積を演算して処理量を求める。
制御手段10は、目印選定手段13に、本例で画像形成に使用される用紙において処理位置を示すとともに特定の処理装置を表す目印パターンを決定させる。すなわち、目印選定手段13は、制御手段10によって制御され、タッチパネル5から入力された処理種別と基準値換算手段12が算出した処理量(普通紙に換算した処理枚数)に基づき、記憶部2の処理装置テーブル9(図5)によって目印パターン(特定の処理装置と、その処理装置によって処理される位置とを示す印)を特定する。さらに、目印選定手段13は、特定した目印パターンの情報を、タッチパネル5から入力された処理位置に合わせて必要に応じて回転させることにより、画像形成時に目印パターンの向きが処理位置に適応するようにすることができる。
制御手段10は、目印位置決定手段14に、本例で画像形成に使用される用紙において処理位置を示す目印を形成する位置を決定させる。すなわち、目印位置決定手段14は、制御手段10によって制御され、タッチパネル5から入力された用紙の用紙サイズ種別と記憶部2の用紙サイズテーブル8(図4)から用紙のサイズである幅×長さの情報を特定し、幅×長さの情報と、さらにタッチパネル5から入力された処理位置とに基づいて、用紙の処理位置に対応した目印パターンの位置を演算する。具体的には、処理位置が左、右、横のいずれかの場合は、用紙の長さの半分の位置とし、処理位置が上、下、縦のいずれかの場合は、用紙幅の半分の位置とする。
制御手段10は、処理装置テーブル9(パターンテーブル、図5)に記憶している内容を変更し、又は新たに登録するための処理装置登録手段15を有している。
出力部4は、画像処理部からの画像情報及び目印パターンの情報に基づき、スキャナ6で読み込んだ原稿の画像を用紙に形成するとともに、同用紙の所定位置に、指定した処理対象情報に基づいた後処理の処理位置等を示す目印パターンを画像形成する。出力部4の画像形成原理は問わない。
次に、本例の画像形成装置を用いて実際に画像形成を行う際に、処理対象情報を指定した場合において、実際にどのような目印パターンが選定されるかについて、さらに具体的な例を挙げて説明する。
図8に示すように、この例でタッチパネル5から使用者が入力する処理対象情報(ユーザ入力情報)としては、処理種別は「2穴パンチ」、処理位置は「左」、処理枚数は「3枚」、紙質(用紙厚種別)は「マット紙」、用紙サイズは「A4」である。
かかる処理対象情報(ユーザ入力情報)に基づいて、画像形成装置が、目印パターン及びその形成位置を決定して用紙に印刷する工程を図9等を参照して説明する。
使用者が処理対象情報(ユーザ入力情報)を入力すると、制御部3によって必要な情報処理が開始される。制御部3において、基準値換算手段12は制御手段10に制御され、タッチパネル5から入力された用紙厚種別と記憶部2の用紙厚テーブル7(図3)とによって厚係数を求める(S1)。
さらにタッチパネル5から入力された処理枚数と前記厚係数との積を演算して処理量を求める(S2)。この際、処理枚数と前記厚係数との積の小数点以下の取り扱いは任意に決定できるが、安全側の数値を取る目的で切り上げるものとしてもよい。
本例では、厚係数は1.3、処理枚数は3枚であるから処理量は1.3×3=3.9(繰り上げた場合には4)となる。
制御手段10において、目印選定手段13は制御手段10に制御され、タッチパネル5から入力された処理種別(2穴パンチ)と基準値換算手段12が算出した処理量(4枚)に基づき、記憶部2の処理装置テーブル9(図5)によって目印パターン1(処理装置は装置A)を特定する(S3)。
さらに、目印選定手段13は、特定した目印パターンの情報を、タッチパネル5から入力された処理位置に合わせて必要に応じて回転させることにより、画像形成時に目印パターンの向きを処理位置に適応させることができる。
制御手段10において、目印位置決定手段14は制御手段10に制御され、タッチパネル5から入力された用紙の用紙サイズ種別(A4)と記憶部2の用紙サイズテーブル8(図4)から用紙のサイズである幅×長さの情報、210mm×297mmを特定する(S4)。
この情報と、さらにタッチパネル5から入力された処理位置(左)とに基づいて、処理位置であるA4の用紙の左縁において、用紙長さ297mmの半分の位置を目印パターンの位置として算出する(S5)。
制御手段10の画像処理手段11は、以上S1〜S5の手順で決定された目印パターン及びその位置に従い、用紙の該当位置に当該目印パターンを形成する(S6)。このとき、スキャナ6で読み込んだ画像情報に基づいて用紙に画像形成も行う。
画像形成装置から排出された用紙には、読み込んだ原稿の画像が形成されている他、後に行うべき後処理の内容に基づいた目印が適当な位置に形成されている。本例では、A4の用紙の左側の縁辺の中央に、図8に示すパターン種類の図又は図6に示すパターン1の目印が形成されているので、目印の三角の位置を装置Aを用いてパンチすればよいことが分かる。すなわち、1穴用のパンチである装置Aを2回使って目印である2つの三角の位置にそれぞれパンチ穴を形成すればよい。これは、ユーザ情報を入力して画像形成を行った本人でなくとも、画像形成された用紙を見れば、指示された後処理の内容を理解することができる。
以上説明したように、本例によれば、画像形成装置で用紙に画像を形成した後、当該用紙にパンチ処理等の後処理を施す場合において、予め後処理の条件とこれに最適な装置の組合せを定めておけば、後処理に使用すべき処理装置の選定に関して経験や勘に頼る必要がない。また、画像形成者が意図する後処理の種類乃至後実際に使用すべき装置を、後処理を実際に行う者が知らなくても、マーキングされた目印に従って正しく判断することができる。
次に説明する第2乃至第6実施形態は、第1実施形態と同一の画像形成装置において、異なる処理対象情報(ユーザ入力情報)を入力して画像形成を行う場合の他の具体例である。従って、画像形成装置の構成に関して第1実施形態と重複する部分は説明を適宜省略し、画像形成装置の制御部3における情報の処理手順(図9参照)及び結果と、その結果選定された目印パターンについて説明する。
(2)第2実施形態(図10)
図10に示すように、タッチパネル5から使用者が入力する処理対象情報(ユーザ入力情報)としては、処理種別は「3穴パンチ」、処理位置は「左」、処理枚数は「8枚」、紙質(用紙厚種別)は「普通紙」、用紙サイズは「A3」である。
使用者が処理対象情報(ユーザ入力情報)を入力すると、制御部3によって必要な情報処理が開始される。制御部3において、基準値換算手段12は制御手段10に制御され、タッチパネル5から入力された用紙厚種別と記憶部2の用紙厚テーブル7(図3)とによって厚係数を求める(S1)。
さらにタッチパネル5から入力された処理枚数と前記厚係数との積を演算して処理量を求める(S2)。本例では、厚係数は1.0、処理枚数は8枚であるから処理量は1.0×8=8.0となる。
制御手段10において、目印選定手段13は制御手段10に制御され、タッチパネル5から入力された処理種別(3穴パンチ)と基準値換算手段12が算出した処理量(8枚)に基づき、記憶部2の処理装置テーブル9(図5)によって目印パターン5(処理装置は装置D)を特定する(S3)。
制御手段10において、目印位置決定手段14は制御手段10に制御され、タッチパネル5から入力された用紙の用紙サイズ種別(A3)と記憶部2の用紙サイズテーブル8(図4)から用紙のサイズである幅×長さの情報、297mm×420mmを特定する(S4)。
この情報と、さらにタッチパネル5から入力された処理位置(左)とに基づいて、処理位置であるA3の用紙の左縁において、用紙長さ420mmの半分の位置を目印パターンの位置として算出する(S5)。
制御手段10の画像処理手段11は、以上S1〜S5の手順で決定された目印パターン及びその位置に従い、用紙の該当位置に当該目印パターンを形成する(S6)。このとき、スキャナ6で読み込んだ画像情報に基づいて用紙に画像形成も行う。
画像形成装置から排出された用紙には、読み込んだ原稿の画像が形成されている他、後に行うべき後処理の内容に基づいた目印が適当な位置に形成されている。本例では、A3の用紙の左側の縁辺の中央に、図10に示すパターン種類の図又は図6に示すパターン5の目印が形成されているので、目印の三角の位置を装置Dを用いてパンチすればよいことが分かる。すなわち、3穴用の小さなパンチである装置Dを1回使って目印である3つの三角の位置にそれぞれパンチ穴を形成すればよい。これは、ユーザ情報を入力して画像形成を行った本人でなくとも、画像形成された用紙を見れば、指示された後処理の内容を理解することができる。
(3)第3実施形態(図11)
図11に示すように、タッチパネル5から使用者が入力する処理対象情報(ユーザ入力情報)としては、処理種別は「2穴パンチ」、処理位置は「右」、処理枚数は「15枚」、紙質(用紙厚種別)は「普通紙」、用紙サイズは「A4」である。
使用者が処理対象情報(ユーザ入力情報)を入力すると、制御部3によって必要な情報処理が開始される。制御部3において、基準値換算手段12は制御手段10に制御され、タッチパネル5から入力された用紙厚種別と記憶部2の用紙厚テーブル7(図3)とによって厚係数を求める(S1)。
さらにタッチパネル5から入力された処理枚数と前記厚係数との積を演算して処理量を求める(S2)。本例では、厚係数は1.0、処理枚数は15枚であるから処理量は1.0×15=15となる。
制御手段10において、目印選定手段13は制御手段10に制御され、タッチパネル5から入力された処理種別(2穴パンチ)と基準値換算手段12が算出した処理量(15枚)に基づき、記憶部2の処理装置テーブル9(図5)によって目印パターン3(処理装置は装置C)を特定する(S3)。
さらに、目印選定手段13は、特定した目印パターン3の情報を、タッチパネル5から入力された処理位置である右に合わせて回転させることにより、画像形成時に目印パターンの向きが処理位置に適応するようにしておく。
制御手段10において、目印位置決定手段14は制御手段10に制御され、タッチパネル5から入力された用紙の用紙サイズ種別(A4)と記憶部2の用紙サイズテーブル8(図4)から用紙のサイズである幅×長さの情報、210mm×297mmを特定する(S4)。
この情報と、さらにタッチパネル5から入力された処理位置(右)とに基づいて、処理位置であるA4の用紙の右縁において、用紙長さ297mmの半分の位置を目印パターンの位置として算出する(S5)。
制御手段10の画像処理手段11は、以上S1〜S5の手順で決定された目印パターン及びその位置に従い、用紙の該当位置に当該目印パターンを形成する(S6)。このとき、スキャナ6で読み込んだ画像情報に基づいて用紙に画像形成も行う。
画像形成装置から排出された用紙には、読み込んだ原稿の画像が形成されている他、後に行うべき後処理の内容に基づいた目印が適当な位置に形成されている。本例では、A4の用紙の右側の縁辺の中央に、図6に示すパターン3を180度回転させた図11に示すパターン種類の目印が形成されているので、この目印の三角の位置を装置Cを用いてパンチすればよいことが分かる。すなわち、2穴用の大きなパンチである装置Cを1回使って目印である2つの三角の位置にそれぞれパンチ穴を形成すればよい。これは、ユーザ情報を入力して画像形成を行った本人でなくとも、画像形成された用紙を見れば、指示された後処理の内容を理解することができる。
(4)第4実施形態(図12)
図12に示すように、タッチパネル5から使用者が入力する処理対象情報(ユーザ入力情報)としては、処理種別は「2箇所ステープル」、処理位置は「左」、処理枚数は「5枚」、紙質(用紙厚種別)は「マット紙」、用紙サイズは「A4」である。
使用者が処理対象情報(ユーザ入力情報)を入力すると、制御部3によって必要な情報処理が開始される。制御部3において、基準値換算手段12は制御手段10に制御され、タッチパネル5から入力された用紙厚種別と記憶部2の用紙厚テーブル7(図3)とによって厚係数を求める(S1)。
さらにタッチパネル5から入力された処理枚数と前記厚係数との積を演算して処理量を求める(S2)。本例では、厚係数は1.3、処理枚数は5枚であるから処理量は1.3×5=6.5となる。
制御手段10において、目印選定手段13は制御手段10に制御され、タッチパネル5から入力された処理種別(2箇所ステープル)と基準値換算手段12が算出した処理量(6.5枚)に基づき、記憶部2の処理装置テーブル9(図5)によって目印パターン9(処理装置は装置H)を特定する(S3)。
制御手段10において、目印位置決定手段14は制御手段10に制御され、タッチパネル5から入力された用紙の用紙サイズ種別(A4)と記憶部2の用紙サイズテーブル8(図4)から用紙のサイズである幅×長さの情報、210mm×297mmを特定する(S4)。
この情報と、さらにタッチパネル5から入力された処理位置(左)とに基づいて、処理位置であるA4の用紙の左縁において、用紙長さ297mmの半分の位置を目印パターンの位置として算出する(S5)。
制御手段10の画像処理手段11は、以上S1〜S5の手順で決定された目印パターン及びその位置に従い、用紙の該当位置に当該目印パターンを形成する(S6)。このとき、スキャナ6で読み込んだ画像情報に基づいて用紙に画像形成も行う。
画像形成装置から排出された用紙には、読み込んだ原稿の画像が形成されている他、後に行うべき後処理の内容に基づいた目印が適当な位置に形成されている。本例では、A4の用紙の左側の縁辺の中央に、図12のパターン種類の図又は図6に示すパターン9の目印が形成されているので、目印の丸印内の直線の位置を装置Hを用いてステープルを行なえばよいことが分かる。すなわち、2箇所用のステープル装置である装置Hを1回使って目印である2つの丸印内の直線の位置にそれぞれステープルを行なえばよい。これは、ユーザ情報を入力して画像形成を行った本人でなくとも、画像形成された用紙を見れば、指示された後処理の内容を理解することができる。
(5)第5実施形態(図13)
図13に示すように、タッチパネル5から使用者が入力する処理対象情報(ユーザ入力情報)としては、処理種別は「2箇所ステープル」、処理位置は「上」、処理枚数は「20枚」、紙質(用紙厚種別)は「普通紙」、用紙サイズは「A4」である。
使用者が処理対象情報(ユーザ入力情報)を入力すると、制御部3によって必要な情報処理が開始される。制御部3において、基準値換算手段12は制御手段10に制御され、タッチパネル5から入力された用紙厚種別と記憶部2の用紙厚テーブル7(図3)とによって厚係数を求める(S1)。
さらにタッチパネル5から入力された処理枚数と前記厚係数との積を演算して処理量を求める(S2)。本例では、厚係数は1.0、処理枚数は20枚であるから処理量は1.0×20=20となる。
制御手段10において、目印選定手段13は制御手段10に制御され、タッチパネル5から入力された処理種別(2箇所ステープル)と基準値換算手段12が算出した処理量(20枚)に基づき、記憶部2の処理装置テーブル9(図5)によって目印パターン10(処理装置は装置G)を特定する(S3)。
さらに、目印選定手段13は、特定した目印パターン10の情報を、タッチパネル5から入力された処理位置である上に合わせて回転させることにより、画像形成時に目印パターンの向きが処理位置に適応するようにしておく。
制御手段10において、目印位置決定手段14は制御手段10に制御され、タッチパネル5から入力された用紙の用紙サイズ種別(A4)と記憶部2の用紙サイズテーブル8(図4)から用紙のサイズである幅×長さの情報、210mm×297mmを特定する(S4)。
この情報と、さらにタッチパネル5から入力された処理位置(上)とに基づいて、処理位置であるA4の用紙の上縁において、用紙長さ210mmの半分の位置を目印パターンの位置として算出する(S5)。
制御手段10の画像処理手段11は、以上S1〜S5の手順で決定された目印パターン及びその位置に従い、用紙の該当位置に当該目印パターンを形成する(S6)。このとき、スキャナ6で読み込んだ画像情報に基づいて用紙に画像形成も行う。
画像形成装置から排出された用紙には、読み込んだ原稿の画像が形成されている他、後に行うべき後処理の内容に基づいた目印が適当な位置に形成されている。本例では、A4の用紙の上側の縁辺の中央に、図6に示すパターン10を90度回転させた図13のパターン種類に示す目印が形成されているので、この目印の丸印内の直線の位置を装置Gを用いてステープルすればよいことが分かる。すなわち、1箇所用の業務用の大きなステープル装置である装置Gを2回使って目印である2つの丸印内の直線の位置をそれぞれステープルすればよい。これは、ユーザ情報を入力して画像形成を行った本人でなくとも、画像形成された用紙を見れば、指示された後処理の内容を理解することができる。
(6)第5実施形態(図14)
図14に示すように、タッチパネル5から使用者が入力する処理対象情報(ユーザ入力情報)としては、処理種別は「裁断」、処理位置は「中央・横」、処理枚数は「9枚」、紙質(用紙厚種別)は「マット紙」、用紙サイズは「A4」である。
使用者が処理対象情報(ユーザ入力情報)を入力すると、制御部3によって必要な情報処理が開始される。制御部3において、基準値換算手段12は制御手段10に制御され、タッチパネル5から入力された用紙厚種別と記憶部2の用紙厚テーブル7(図3)とによって厚係数を求める(S1)。
さらにタッチパネル5から入力された処理枚数と前記厚係数との積を演算して処理量を求める(S2)。本例では、厚係数は1.3、処理枚数は9枚であるから処理量は1.3×9=11.7となる。
制御手段10において、目印選定手段13は制御手段10に制御され、タッチパネル5から入力された処理種別(裁断)と基準値換算手段12が算出した処理量(11.7枚)に基づき、記憶部2の処理装置テーブル9(図5)によって目印パターン12(処理装置は装置J)を特定する(S3)。
さらに、目印選定手段13は、特定した目印パターン10の情報を、タッチパネル5から入力された処理位置である上に合わせて回転させることにより、画像形成時に目印パターンの向きが処理位置に適応するようにしておく。
制御手段10において、目印位置決定手段14は制御手段10に制御され、タッチパネル5から入力された用紙の用紙サイズ種別(A4)と記憶部2の用紙サイズテーブル8(図4)から用紙のサイズである幅×長さの情報、210mm×297mmを特定する(S4)。
この情報と、さらにタッチパネル5から入力された処理位置(中央・横)とに基づいて、処理位置であるA4の用紙の中央において、用紙長さ297mmの半分の位置を目印パターンの位置として算出する(S5)。
制御手段10の画像処理手段11は、以上S1〜S5の手順で決定された目印パターン及びその位置に従い、用紙の該当位置に当該目印パターンを形成する(S6)。このとき、スキャナ6で読み込んだ画像情報に基づいて用紙に画像形成も行う。
画像形成装置から排出された用紙には、読み込んだ原稿の画像が形成されている他、後に行うべき後処理の内容に基づいた目印が適当な位置に形成されている。本例では、A4の用紙の中央に、図6に示すパターン12を90度回転させて横向きとした図14のパターン種類に示す目印の破線が形成されているので、この目印の破線に沿って装置Jで用紙を裁断すればよいことが分かる。すなわち、業務用の大きな裁断装置である装置Jを1回使って目印である破線の位置を裁断すればよい。これは、ユーザ情報を入力して画像形成を行った本人でなくとも、画像形成された用紙を見れば、指示された後処理の内容を理解することができる。
図1は第1実施形態の画像形成装置のブロック図である。 図2は第1実施形態における処理対象情報を示す一覧図である。 図3は第1実施形態の画像形成装置の記憶部2に格納される用紙厚情報テーブルを示す図である。 図4は第1実施形態の画像形成装置の記憶部2に格納される用紙サイズ情報テーブルを示す図である。 図5は第1実施形態の画像形成装置の記憶部2に格納されるパターンテーブル(処理装置情報テーブル)を示す図である。 図6は第1実施形態におけるパターンの種類を示す図である。 図7は第1実施形態で画像形成された用紙に対して使用が予定される処理装置のプロフィールを示す一覧図である。 図8は第1実施形態におけるユーザ入力情報と処理結果と選択されるパターン種類を示す図である。 図9は第1実施形態における情報の処理手順を示す流れ図である。 図10は第2実施形態におけるユーザ入力情報と処理結果と選択されるパターン種類を示す図である。 図11は第3実施形態におけるユーザ入力情報と処理結果と選択されるパターン種類を示す図である。 図12は第4実施形態におけるユーザ入力情報と処理結果と選択されるパターン種類を示す図である。 図13は第5実施形態におけるユーザ入力情報と処理結果と選択されるパターン種類を示す図である。 図14は第6実施形態におけるユーザ入力情報と処理結果と選択されるパターン種類を示す図である。
符号の説明
1…入力部
2…記憶部
3…制御部
4…出力部
5…タッチパネル
6…スキャナ
7…第1の記憶部としての用紙厚テーブル
8…第2の記憶手段としての用紙サイズテーブル
9…第3の記憶手段としての処理装置テーブル
10…制御手段
11…画像処理手段
12…基準値換算手段
13…目印選定手段
14…目印位置決定手段
15…処理装置登録手段

Claims (6)

  1. 画像情報が入力される入力部と、前記入力部から入力された画像情報を処理する制御部と、前記制御部で処理された画像情報に基づいて用紙に画像を形成する出力部とを有する画像形成装置において、
    前記制御部は、
    後処理すべき用紙の用紙厚種別及び枚数と後処理の処理種別とに関する情報を取得し、前記用紙厚種別に対応する用紙厚及び前記枚数から処理量を算出し、該処理量及び前記処理種別に適した後処理装置と該後処理装置による処理位置とを示す目印を予め登録されたリストの中から選択して前記出力部に与え、前記画像とともに用紙に前記目印を形成させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像情報が入力される入力部と、前記入力部から入力された画像情報を処理する制御部と、前記制御部で処理された画像情報に基づいて用紙に画像を形成する出力部とを有する画像形成装置において、
    前記用紙の用紙厚種別と前記各用紙厚種別に対応する用紙厚とを記憶し、前記後処理の処理種別と前記後処理を行なう前記用紙の処理量との組合せに対応して前記後処理に使用すべき後処理装置及び後処理位置を示す目印を記憶する記憶部を備え、
    前記制御部には、
    後処理すべき用紙の用紙厚種別及び枚数と、後処理の処理種別とに関する各情報が入力され、
    前記制御部は、
    入力された前記用紙厚種別に対応する前記用紙厚を前記記憶部から取得し、
    入力された前記枚数と前記記憶部から取得した前記用紙厚の積を演算して処理量とし、
    入力された前記処理種別と演算した前記処理量の組合せに対応する前記目印を前記記憶部から取得し、
    前記記憶部から取得した前記目印の情報を前記出力部に与え、前記画像とともに用紙に前記目印を形成させることを特徴とする画像形成装置。
  3. 画像情報が入力される入力部と、前記入力部から入力された画像情報を処理する制御部と、前記制御部で処理された画像情報に基づいて用紙に画像を形成する出力部とを有する画像形成装置において、
    前記用紙の用紙厚種別と前記各用紙厚種別に対応する用紙厚とを記憶し、前記用紙の用紙サイズ種別と前記各用紙サイズ種別に対応する用紙のサイズとを記憶し、前記後処理の処理種別と前記後処理を行なう前記用紙の処理量との組合せに対応して前記後処理に使用すべき後処理装置及び後処理位置を示す目印を記憶する記憶部を備え、
    前記制御部には、
    後処理すべき用紙の用紙厚種別、枚数及び用紙サイズ種別と、後処理の処理種別と、後処理の処理位置とに関する各情報が入力され、
    前記制御部は、
    入力された前記用紙厚種別に対応する前記用紙厚を前記記憶部から取得し、
    入力された前記枚数と前記記憶部から取得した前記用紙厚の積を演算して処理量とし、
    入力された前記処理種別と演算された前記処理量の組合せに対応する前記目印を前記記憶部から取得し、
    入力された前記用紙サイズ種別に対応する前記サイズを前記記憶部から取得し、
    入力された前記処理位置と前記記憶部から取得した前記サイズによって用紙における前記目印の形成位置を演算し、
    前記記憶部から取得した前記目印の情報と、前記目印の形成位置の情報とを前記出力部に与え、前記画像とともに用紙に前記目印を形成させることを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記用紙厚は、前記用紙厚種別の中の一つの種類の用紙の厚さを基準とした比率で表されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  5. 前記サイズは、用紙の幅と長さで表されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  6. 前記後処理の処理種別は、穴数が複数種類である複数種類のパンチ処理と、箇所数が複数種類である複数種類のステープル処理と、裁断処理とから構成される処理種別の群から選択される2以上の処理種別であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一つに記載の画像形成装置。
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