JPH04341891A - フィニッシャ - Google Patents

フィニッシャ

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JPH04341891A
JPH04341891A JP3114475A JP11447591A JPH04341891A JP H04341891 A JPH04341891 A JP H04341891A JP 3114475 A JP3114475 A JP 3114475A JP 11447591 A JP11447591 A JP 11447591A JP H04341891 A JPH04341891 A JP H04341891A
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staple
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Tatsuya Tanigawa
達也 谷川
Montarou Nishimori
門太郎 西森
Osamu Toyama
修 遠山
Toru Okaya
岡谷 亨
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機等に設けられる
フィニッシャ付排紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平2−233462号
公報に開示されているように、複写機から排出されたペ
ーパを丁合し、更に、ステープル針で綴合するように構
成されたフィニッシャ付ソータにおいて、綴合枚数に対
応してステープル針の種類を異ならせるように構成する
ものがある。この従来のフィニッシャ付ソータにおいて
は、種類の異なるステープル針を格納した複数のステー
プラが設けられ、綴合枚数に対応して適当な種類のステ
ープル針を格納するステープラを選択して綴合位置に移
動させるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、各ステープ
ラが移動する空間を確保する必要があり、小型化を図る
上で不利になるとともに、構成が複雑になるという欠点
がある。本発明は、上記の事情を鑑みてなされたもので
あり、構成が簡単で、しかも、小型になるようにしたフ
ィニッシャ付排紙装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、排紙装置のビ
ンに集積されたペーパを受け取ってステープル手段で綴
じ合わせるフィニッシャを備えるフィニッシャ付排紙装
置において、上記の目的を達成するため、次のような手
段を講じている。すなわち、綴じ合わされるペーパの枚
数あるいは綴合厚さを演算する演算手段が設けられると
ともに、上記ステープル手段に脚長が異なる複数種類の
ステープル針を格納位置を異ならせて格納する可動マガ
ジンを有する1個のステープラと、可動マガジンをいず
れか1種のステープル針が綴合位置に位置するように節
度変位させるアクチュエータとが設けられ、演算手段が
検出した枚数あるいは綴合厚さに対応する脚長を有する
ステープル針を選択してペーパを綴じ合わせるように上
記アクチュエータを制御する制御手段が設けられる。
【0005】
【作用】上記構成により、演算手段は、綴じ合わされる
ペーパの枚数あるいは綴合厚さを演算し、制御手段は、
演算手段が検出した枚数あるいは綴合厚さに対応する脚
長を有するステープル針を選択してペーパを綴じ合わせ
るようにアクチュエータを制御して、ステープラの可動
マガジンをいずれか1種のステープル針が綴合位置に位
置するように変位させる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき具体的
に説明する。図1に示すように、本発明の一実施例に係
るフィニッシャ付排紙装置200は、複写機1の図上、
右側方に付設され、後述するように、複写機1から排出
されるペーパを丁合した後、綴じ合わせて集積するよう
に構成される。 〔複写機の概略〕複写機1は、自動原稿搬送装置(以下
、ADFという)2によって原稿台ガラス3に載せられ
た原稿に光源4からスリットビームを照射し、原稿から
の反射光を光学系5を介して感光体ドラム6に結像する
ように構成される。感光体ドラム6は図上、反時計回り
方向に回転し、感光体ドラム6が1回転する間にその表
面の各点においては、プリチャージャ7で一定の電荷が
付与され、光学系5から受光することにより静電潜像が
形成され、現像装置8で静電潜像に対応するトナー画像
が顕現され、転写チャージャ9でペーパにそのトナー画
像が転写され、残留したトナーがクリーニング装置10
で除去され、イレーザランプ11によって残留電荷が消
去される。
【0007】ペーパは、複写機1内に設けたエレベート
式自動給紙装置12、カセット式自動給紙装置13、あ
るいは機外に設けた自動給紙装置14の3段の給紙カセ
ット15〜17のいずれかから選択的に1枚ずつ給紙さ
れ、タイミングローラ18でタイミングを合わせて転写
チャージャ9と感光体ドラム6との間に送り出される。 転写チャージャ9でトナー像を転写されたペーパは、転
写チャージャ9から搬送ベルト19で定着装置20に搬
送され、定着装置20でトナー像を加熱定着された後、
排出ローラ21で上記フィニッシャ付排紙装置200に
排出される。
【0008】なお、この複写機1には両面コピー、合成
コピーを行うための再給紙装置22が設けられ、定着装
置20と排出ローラ21との間にペーパの搬送路を排出
ローラ21側と再給紙装置22側とに切り換える搬送切
換爪23が設けられる。なお、上記ADF2は公知のも
のであって、原稿トレイ24上に載置された原稿を給紙
ローラ25で1枚ずつ取り出し、搬送ベルト26で原稿
台ガラス3上の所定の位置にセットして停止し、露光後
に搬送ベルト26で原稿台ガラス3から送り出し、反転
搬送路27で反転させて搬出トレイ28上に搬出するよ
うに構成されている。 〔フィニッシャ付排紙装置の概略〕上記フィニッシャ付
排紙装置200は、複数のビン210と、ペーパを各ビ
ン210に分配するソータ部220と、ペーパを綴じ合
わせるステープル手段230と、ソータ部220からス
テープル手段230にペーパを搬送する取出搬送部24
0と、ステープル手段230で綴じ合わされたペーパを
集積するスタック部250とを備えている。
【0009】なお、各ビン210のソータ部220側の
端部には図2に示すトラニオン211が両側方に突出し
て設けられ、このトラニオン211をソータ部220の
フレーム221に設けたガイド溝222に摺動可能に嵌
合させることにより、各ビン210の前端部が上下方向
に移動するように案内される。 〔ソータ部〕図1に示すように、上記ソータ部220は
、複写機1から排出されたペーパを各ビン210に搬送
する搬入部223と、フローティングカム224とを備
えている。上記搬入部223のビン210側の端部は上
下方向に移動できるように構成され、フローティングカ
ム224によって上下移動される各ビン210の前端部
の高さと搬入部223のビン210側端部の高さを相対
的に合わせて、複写機1から排出されたペーパを各ビン
210に分配するように構成される。
【0010】図2に示すように、上記フローティングカ
ム224は、ほぼ円形に形成され、その周面には180
°を置いた2箇所に各ビン210のトラニオン211に
対応するU字溝225が形成される。また、このフロー
ティングカム224は各トラニオン211の昇降する空
間に一部分が突入するように各トラニオン211のソー
タ部220側に、回転可能に、かつ、ボトムビンポジシ
ョンX1とトップビンポジションX2との間で昇降可能
に配置される。フローティングカム224がボトムビン
ポジションX1あるいはトップビンポジションX2に位
置することはそれぞれ検出スイッチSW1あるいはSW
2で検出されるように構成している。
【0011】ここで、ボトムビンポジションX1とは最
も低く位置するビン210にペーパが排出されるときの
位置であり、トップビンポジションX2とは最も高く位
置するビン210にペーパが排出されるときの位置であ
る。すなわち、上記フローティングカム224は順に各
ビン210のトラニオン211をU字溝225に嵌合さ
せ、フローティングカム224自体も昇降することによ
り、各ビン210の間隔を広げてペーパを排出するよう
になっている。 〔取出搬送部〕図1に示すように、取出搬送部240は
、ボトムビンポジションX1から各ビン210のトラニ
オン211をその下方の取出位置までき間で往復移動さ
せる昇降駆動手段248と、取出位置に位置するビン2
10からペーパを取り出す取出ローラ241及び242
と、取り出されたペーパをステープル手段230の上方
に案内するガイド243及び244と、ガイド243の
前段、後段及びガイド244後段に設けた各搬送ローラ
対245、246及び247とを備える。また、この取
出搬送部240は、ボトムビンポジションX1でフロー
ティングカム224から受けた各ビン210のトラニオ
ン211を昇降駆動手段248で取出位置まで下降させ
た後、取出ローラ241及び242によって各ビン21
0からペーパを取り出してステープル手段230の上方
に搬送する動作を繰り返す一方、丁合に使用された全て
のビン210からのペーパの取出が終了した後に、各ビ
ン210のトラニオン211を上側のビン210から順
に駆動手段でボトムビンポジションX1に復帰させるよ
うに制御される。 〔ステープル手段〕図1に示すように、ステープル手段
230は、取出搬出装置240から排出されたペーパを
載せるステープルトレイ231と、これを振動させる振
動モータ232と、ステープルトレイ231を振動方向
に案内するとともにペーパの両側縁を揃えるガイド板2
33と、ステープルトレイ231に載せたペーパを堰き
止めるとともにペーパの一端を揃えるストッパ234と
、ステープラ300とを備えている。また、このステー
プル手段230は、振動モータ232でステープルトレ
イ231を振動させることによって、取出搬出装置24
0からステープルトレイ231に排出されたペーパの一
端及び両側縁をガイド板233及びストッパ234で揃
えた後、ステープラ300で綴じ合わせ、更に、この後
ストッパ234を跳ね上げてステープルトレイ231か
ら綴合されたペーパをスタック部250に滑り落とすよ
うに制御される。 〔ステープラ〕上記ステープラ300はステープルトレ
イ231の一端部に臨む綴合作業位置に設けられ、綴合
作業が終了した後、ステープルトレイ231から綴合さ
れたペーパをスタック部250に滑り落とす間は、スト
ッパ234と共に、綴合されたペーパの落下を妨げない
退避位置に退避させるように構成されている。
【0012】図3に示すように、このステープラ300
は、ステープル台301と、これの基端部に回転自在に
挿通された駆動軸302と、ステープル台301の基端
部に駆動軸302を介して揺動可能に連結されたヘッド
アーム303とを備える。上記のステープル台301の
先端部の上面には針受台304が固定され、ヘッドアー
ム303の先端部には針受台302に向かって突出する
ヘッド305が固定される。
【0013】また、図3あるいは図4に示すように、こ
のステープラ300は、ステープル台301とヘッドア
ーム303との間に配置され、駆動軸301にこの駆動
軸302の軸心回りに揺動可能に枢支され、かつ、ピン
306を介して駆動軸302の軸心と直角方向に向いた
軸心の回りに揺動可能に枢支されるマガジンユニット3
07を備えている。
【0014】図5に示すように、このマガジンユニット
307は銀杏型の基端板308と、それぞれ基端部が基
端板308に連結された3個のマガジン309〜311
とを備えている。基端板308の葉柄端部には上記ピン
306が挿通されるピン孔312が形成され、各マガジ
ン309〜311はこのピン孔312から等距離に配置
されるとともに、ステープル針313a〜313cの打
ち出し方向がピン孔312から放射方向に向く方向に向
けてある。また、各マガジン309〜311に格納され
る各ステープル針313a〜313cの脚長はマガジン
309〜311ごとに異ならせてある。
【0015】図3及び図5に示すように、このマガジン
ユニット307の基端板308の葉先縁部にはギヤ31
4が形成され、このギヤ314に噛み合う減速歯車機構
315にモータ316を連動連結して、該モータ316
を正転方向あるいは逆転方向に回転させることにより、
マガジンユニット307をそのいずれか1つのマガジン
309〜311がステープル台301とヘッドアーム3
03との間に位置するように往復揺動駆動するように構
成される。
【0016】上記駆動軸302には回転カム317が固
定され、駆動軸302に対して一定の位置に固定される
ピン318にシーソー揺動可能に支持されたアーム31
9の一端を回転カム317の周縁部に周接させるように
なっている。また、このアーム319の他端部は、ヘッ
ドアーム303の先端部に揺動自在に枢着される。これ
により、駆動軸302を1回転させる間に、上記ヘッド
305が、ステープル台301とヘッドアーム303と
の間に位置するいずれか1つのマガジン309〜311
のヘッドアーム303側の初期位置から、そのマガジン
309〜311の先端部を貫通して該マガジン309〜
311に格納されたステープル針313a〜313cを
1本だけ打ち出し、ステープルトレイ231に集積され
たペーパの端部にステープル針313a〜313cの両
脚を貫通させてそのステープル針313a〜313cの
脚の先端を針受台302に押しつけて折り曲げることに
よりステープルトレイ231に集積されたペーパを綴じ
合わせ、この後、その経路を逆行して元の初期位置に復
帰することになる。
【0017】図4に示すように、各マガジン302〜3
11の先端部にはそれぞれステープル針313a〜31
3cのエンプティを検出するフォトセンサSe1〜Se
3が設けられ、また、マガジンユニット307の揺動位
置を検出する各検出センサ320〜322が設けられる
。なお、各マガジン309〜311は、溝型に折り曲げ
られたマガジンケース323と、マガジンケース323
内に摺動可能に挿入された針おさえ324とを備え、マ
ガジンケース323の両側壁に形成したガイド溝325
に針押え324の両側から突出させた爪426を摺動可
能に挿入することにより、針押え324がマガジンケー
ス323内でマガジンケース323と平行方向に移動す
るようにしてある。また、マガジンケース323内には
針押え324をマガジンケース323の先端方向に付勢
する付勢手段を設け、最も先端側のステープル針313
a〜313cをマガジンケース323の先端壁に押えつ
けるようにしている。なお、マガジンケース323の底
壁の先端部にはマガジンケース323の先端壁に押えつ
けられた1本のステープル針313a〜313cのみが
通過できる孔が形成されている。 〔操作パネル〕上記複写機1、ADF2及びフィニッシ
ャ付排紙装置200にはそれぞれ図6に示す複写機パネ
ル400、図7に示すADFパネル500及び図8に示
すソータパネル600と呼ばれる操作パネルが設けられ
る。
【0018】上記複写機パネル400には、図6に示す
ように、ADF2を使用しない時にコピー動作を開始さ
せるためのプリントキー401、マルチコピー動作を一
時中断させるための割込キー402、コピー動作を停止
させたり、置数を解除するためのクリア/ストップキー
403、マルチコピー枚数を設定するためのテンキー群
405、コピー枚数や複写機1の状態を表示するための
表示部406、コピー濃度を設定するためのアップダウ
ンキー407及び408、コピー濃度を表示するLED
群409、コピーペーパサイズを選択するペーパ選択キ
ー410、選択されたペーパサイズを表示するLED群
411、コピー倍率を選択する倍率選択キー412、選
択された倍率を表示するLED群413が設けられる。
【0019】また、上記ADFパネル500には、図7
に示すように、ADF動作をスタートするスタートキー
501のみが設けられ、このスタートキー501が押さ
れると原稿トレイ24上の原稿が順次自動的に原稿台ガ
ラス3上に搬送され、コピー動作が開始される。また、
上記ソータパネル600には、図8に示すように、ソー
タモード選択キー601と、ソートモードの不選択を表
示するノンソートモード表示LED602、ソートモー
ドの選択を表示するソートモード表示LED603と、
グルーピングモードの選択を表示するグルーピングモー
ド表示LED604と、フィニッシュモード選択キー6
05と、フィニッシュモードの不選択を表示するノンフ
ィニッシュモード表示LED606と、オートフィニッ
シュモードの選択を表示するオートフィニッシュモード
表示LED607と、フィニッシュ小モード表示LED
608と、フィニッシュ中モード表示LED609と、
フィニッシュ大モード表示LED610と、フィニッシ
ュスタートキー611と、フィニッシュスタート表示L
ED612とが設けられる。このフィニッシュスタート
表示LED612は、フィニッシュ処理中であることを
表示し、点滅することによってステープルトレイ231
からのペーパを除去すべきであるという警告を表示する
【0020】上記ソータパネル600には、更に、ビン
210からペーパを除去すべきことを表示するLED6
13、ステープル針313a〜313bのエンプティを
表示するLED614、マガジン309〜311のセッ
ト不良を表示するLED615が設けられる。上記ソー
タモード選択キー601を1回押すごとにソータ部22
0のモードはノンソートモード、ソートモード、あるい
はグルーピングモードに順に循環して切り換わり、対応
するLED602、603あるいは604が点灯される
【0021】また、フィニッシュモード選択キー605
を1回押すごとにノンフィニッシュモード、オートフィ
ニッシュモード、フィニッシュ小モード、フィニッシュ
中モード、フィニッシュ大モードに順に切り換えられ、
対応するLED606〜610のうちのいずれか1つが
点灯される。ノンフィニッシュモードでは取出搬送装置
230及びステープル手段230が作動せず、その他の
オートフィニッシュモード、フィニッシュ小モード、フ
ィニッシュ中モード、フィニッシュ大モードでは取出搬
送装部240及びステープル手段230が作動する。ま
た、フィニッシュ小モードでは脚長の最も短いステープ
ル針313aが使用され、フィニッシュ中モードでは中
間の脚長を有するステープル針313bが使用され、フ
ィニッシュ大モードでは脚長が最大のステープル針31
3cが使用される。オートフィニッシュモードでは、ペ
ーパの綴合枚数あるいは綴合厚さが自動検出され、その
検出結果に対応して適当な脚長を有するステープル針3
13a、313bあるいは313cが使用される。
【0022】フィニッシュスタートキー611は1回押
すごとにフィニッシュ動作のスタート指令とそのキャン
セル指令を交互に出力し、スタート指令を出力した時に
フィニッシュスタート表示LED612を点灯させてフ
ィニッシュ処理中であることを表示させ、この後、該L
ED612を点滅させることによってステープルトレイ
231からペーパを除去する必要があるという警告を表
示する。また、キャンセル信号を出力した時から後は次
にスタート指令が出力されるまでこのLED612は消
灯される。 〔制御回路〕図9は制御回路のブロック図であり、この
制御回路700にはマイクロコンピュータからなる中央
制御装置(以下、CPUという)701が設けられる。 このCPU701には、上記複写機パネル400、AD
Fパネル500、ソータパネル600、複写機1の光学
系5及び複写機1のメカニカルコントロールを行うコピ
ープロセス手段702、ADF2のメカニカルコントロ
ールを行うADFプロセス手段703、ソータ部220
のメカニカルコントロールを行うソータプロセス手段7
04、及び、取出搬送部240とステープル手段230
とのメカニカルコントロールを行うフィニッシャプロセ
ス手段705が接続される。
【0023】より具体的には、図10に示すように、複
写機パネル400のプリントキー401と、ADFパネ
ル500のスタートキー501と、ソータパネル600
のソートモード選択キー601、フィニッシュモード選
択キー605及びフィニッシュスタートキー611がそ
れぞれCPU701に接続される。また、プリントキー
401に内蔵されたコピー動作中であることを表示する
LED414、スタートキー501内蔵されたADF作
動中であることを表示するLED502がそれぞれCP
U701に接続されるとともに、ソータパネル600に
設けられるノンソートモード表示LED602、ソート
モード表示LED603、グルーピングモード表示LE
D604、ノンフィニッシュモード表示LED606、
オートフィニッシュモード表示LED607、フィニッ
シュ小モード表示LED608、フィニッシュ中モード
表示LED609、フィニッシュ大モード表示LED6
10、フィニッシュスタート表示LED612、コピー
除去表示LED613、ステープル針313a〜313
bのエンプティを表示するLED614、マガジン30
9〜311のセット不良を表示するLED615等もそ
れぞれCPU701に接続される。 〔制御プログラム〕上記制御回路700のCPU701
に組み込まれたメインルーチンは、図11に示すように
、電源の投入等によりCPU701にリセットが掛かる
とスタートし、ランダムアクセスメモリのクリア、各種
レジスタのイニシャライズ、及び各装置を初期モードに
するための初期設定(S1)が行われる。この後、メイ
ンルーチンの処理サイクルタイムを設定する内部タイマ
をセットし(S2)、次いで、入力処理ルーチン(S3
)、表示処理ルーチン(S4)、コピーシステム処理ル
ーチン(S5)、フィニッシュ処理ルーチン(S6)、
排紙スタックルーチン(S7)、その他の処理ルーチン
(S8)を順に実行し、内部タイマの終了を確認してか
ら(S9)、内部タイマをセットする段階(S2)に戻
り、上記の手順を繰り返すように設定されている。
【0024】図12に示すように、上記入力処理ルーチ
ン(S3)では、複写機パネル400のテンキー群40
5等によりマルチコピー枚数Aの入力(S301)、使
用するペーパサイズを選択するペーパセレクト(S30
2)を順に行ってから、ADF2を使用するか否かが判
定される(S303)。ここで、ADF2が使用される
場合であれば、ADFモードフラグが「1」にセットさ
れ(S304)、ADFパネル500のスタートキー5
01が押されていなければ、ADF2を使用しないもの
と判定され、ADFモードフラグが「0」にリセットさ
れる(S305)。
【0025】このADFモードフラグのセットあるいは
リセットの後、後述のソートモード設定ルーチン(S3
06)と、後述のフィニッシュモード設定ルーチン(S
307)とを実行してから、ソートモードフラグが「1
」か否かによりソーティングを行うか否かを判定する(
S308)。ここで、ソータパネル600のソータモー
ド選択キー601が押されている場合は、ソーティング
が実行される場合であり、後述するようにソートモード
設定ルーチン(S306)中でソートモードフラグが「
1」にセットされるので、ソートモードフラグが「1」
であると判定され、この判定の後、フィニッシャ付ソー
タ100に設けられたビン210の総数(ビン数)aが
入力され(S309)、マルチコピー枚数Aがビン数a
以下であるか否かを判定する(S310)。
【0026】マルチコピー枚数Aがビン数a以下であれ
ば、ソートモードの実行が可能であるので、更にフィニ
ッシュモードフラグが「1」か否かによってステープル
処理を行うか否かを判定する(S311)。ここで、ソ
ータパネル600のフィニッシュモード選択キー605
が押されてオートフィニッシュモード、フィニッシュ小
モード、フィニッシュ中モード、あるいはフィニッシュ
大モードが選択されている場合は、ステープル処理が実
行される場合であり、フィニッシュモード設定ルーチン
(S307)でフィニッシュモードフラグが「1」にセ
ットされているので、フィニッシュモードフラグが「1
」であると判定され、この後、ペーパサイズがステープ
ル処理可能なサイズか否かが判定される(S312)。 この実施例においてはステープル処理可能なペーパサイ
ズがA4サイズとB5サイズとされているので、ペーパ
サイズがA4またはB5であるか否かが判定され(S3
12)、ペーパサイズがA4またはB5であればステー
プル処理が可能であるものとしてその他の入力処理が行
われる(S13)。また、ソータパネル600のフィニ
ッシュモード選択キー605が押されてノンソートモー
ドが選択されている場合は、ステープル処理をしない場
合であり、フィニッシュモード設定ルーチン(S307
)でフィニッシュモードフラグが「0」にリセットされ
ているので、ペーパサイズの確認(S312)をするこ
となく、その他の入力処理が行われる(S313)。
【0027】上記ソートモードフラグが「1」か否かを
判定する段階(S308)において、ソータパネル60
0のソータモード選択キー601によりノンソートモー
ドが選択された場合は、ソーティングをしない場合であ
り、後述するようにソートモード設定ルーチン(S30
6)中でソートモードフラグが「0」にリセットされて
いるので、ソートモードフラグが「0」であると判定さ
れ、従ってステープル処理も実行されないので、この判
定の段階(S308)から直ちにその他の入力処理(S
313)に移行する。
【0028】その他の入力処理(S313)が終了する
と、図13に示すように、複写機パネル400のプリン
トキー401とADFパネル500のADFスタートキ
ー501との何れかがオンされているかが判定され(S
314,S315)、プリントキー401とADFスタ
ートキー501とのいずれもがオンされていない場合は
、コピーを開始する指令が与えられていないことになり
、そのままメインルーチンに戻る。また、プリントキー
401がオンされていると判定された場合は、マニュア
ルモードのコピーが行われる場合であり、コピーフラグ
を「1」にセットしてから(S316)メインルーチン
にもどる。また、プリントキー401がオンされていな
いと判定され、ADFスタートキー501がオンされて
いると判定された場合は、ADFモードのコピーが行わ
れる場合であり、やはりコピーフラグを「1」にセット
してから(S316)メインルーチンに戻る。
【0029】マルチコピー枚数Aがビン数a以下か否か
を判定する段階(S310)でマルチコピー枚数Aがビ
ン数aを上回ると判定された場合は、分配数がビン数を
オーバーしているためソーティングができないものとさ
れ、警告フラグF1を「1」にセットして(S317)
、システム動作が禁止される(S318)。この後、プ
リントキー401とADFスタートキー501との何れ
かがオンされていることが確認されると(S319,S
320)、分配数がビン数をオーバーしているにもかか
わらずコピーを行うものとされるので、ノンソートモー
ドのコピーが要求されているものと見做し、ノンソート
モードフラグを「1」にセットし(S321)、警告フ
ラグF1を「0」にリセットし(S322)、システム
動作禁止を解除した後(S323)、コピーフラグを「
1」にセットしてから(S324)メインルーチンに戻
る。また、システム動作が禁止された後(S318)、
プリントキー401とADFスタートキー501との何
れもがオンされていないことが確認されると(S319
,S320)、コピーを断念したものとしてそのままメ
インルーチンに戻る。
【0030】ペーパサイズがA4あるいはB5であるか
否かを判定する段階(S312)でA4でもB5でもな
いと判定された場合には、ステープル処理ができないも
のとされ、図14に示すように、警告フラグF2が「1
」にセットされ(S325)、システム動作が禁止され
る(S326)。この後、プリントキー401とADF
スタートキー501の何れかがオンされていることが確
認されると(S327,S328)、ステープル処理が
できないにもかかわらずコピーを行うものとされるので
、ステープル処理をしないコピーが要求されているもの
と見做し、フィニッシュモードを解除するためフィニッ
シュモードフラグを「0」にリセットし(S329)、
警告フラグF2を「0」にリセットし(S330)、シ
ステム動作禁止を解除してから(S331)、コピーフ
ラグを「1」にセットした後(S332)、メインルー
チンに戻る。
【0031】図15に示すように、入力処理ルーチン(
S3)中のソートモード設定ルーチン(S306)では
、まず、ソートパネル600のソータモード選択キー6
01のオンエッジを検出したか否かが検出され(S30
61)、検出されない場合にはそのまま入力処理ルーチ
ン(S3)に戻る。ソータモード選択キー601のオン
エッジを検出した場合には、ノンソートモード、ソート
モードあるいはグルーピングモードの何れが選択されて
いるかを確認し(S3062,S3064,S3066
)、確認されたモードに対応するノンソートモードフラ
グ、ソートモードフラグあるいはグルーピングモードフ
ラグを「1」にセットして(S3063,S3065,
S3067)入力処理ルーチンに戻る。
【0032】また図16に示すように、フィニッシュモ
ード設定ルーチン(S307)では、ノンフィニッシュ
モードか否かを判定し(S30701)、ノンフィニッ
シュモードであると判定した場合はノンフィニッシュモ
ードフラグを「1」にセットして(S30702)入力
処理ルーチンに戻る。ノンフィニッシュモードでないと
判定した場合は、フィニッシュモードフラグを「1」に
セットした後(S30703)、オートフィニッシュモ
ード、フィニッシュ小モード、フィニッシュ中モードあ
るいはフィニッシュ大モードの何れが選択されたかを確
認し(S30704,S30709,S30712,S
30715)、選択されたモードに対応するフィニッシ
ュモードフラグ、フィニッシュ小モードフラグ、フィニ
ッシュ中モードフラグあるいはフィニッシュ大モードフ
ラグを「1」にセットし(S30705,S30710
,S30713,S30716)、それぞれモードに対
応するステープル許容枚数(綴合枚数)cb3,cb1
,cb2あるいはcb3を設定した後(S30706,
S30711,S30714,S30717)、ステー
プル許可サイズをA4,B5に設定し(S30707)
、ソートモードフラグを「1」にセットしてから(S3
0708)入力処理ルーチンに戻る。なお、フィニッシ
ュモードの確認ができない場合は(S30704,S3
0709,S30712,S30715)、ノンソート
モードと見做してフィニッシュモードフラグを「1」に
セットした後(S30718)入力処理ルーチンに戻る
【0033】図17に示すように、メインルーチンの表
示処理ルーチン(S4)では、まず、ADFモードフラ
グが「1」か否かが判定され(S401)、「1」の場
合はADFモード表示(S402)を行った後、ソータ
モード表示(S403)を行い、また、「0」の場合に
はその表示を行うことなく、ソータモード表示(S40
3)を行う。次にフィニッシュモードフラグ、オートフ
ィニッシュモードフラグ、フィニッシュ小モードフラグ
、フィニッシュ中モードフラグ、あるいはフィニッシュ
大フラグの何れかが「1」になっているか確認し(S4
04〜S408)、フィニッシュモードフラグが「1」
になっていることを確認した場合、あるいはいずれのフ
ラグも「0」である場合には、ノンフィニッシュシモー
ド表示を行い(S409,S410)、他の何れかのフ
ラグが「1」であることが確認された場合には、確認さ
れたフラグに対応するフィニッシュモードの表示を行う
(S411〜S414)。
【0034】この後、図18に示すように、マルチコピ
ー枚数Aがビン数aを上回ることを警告する警告フラグ
F1、ペーパサイズがステープル処理に適合しないこと
を警告する警告フラグF2、フィニッシュモードができ
ないことを警告する警告フラグ3、原稿エンプティを警
告する警告フラグ4、フィニッシャ容量オーバーを警告
する警告フラグ5、ステープルトレイ231からペーパ
を除去する必要があることを警告する警告フラグ6、ビ
ン210からペーパを除去する必要があることを警告す
る警告フラグF11の何れかが「1」にセットされてい
るか否かを判定し(S415,S421,S423,S
425,S427,S439,S431)、「1」にセ
ットされている警告フラグに対応する警告表示を行う(
S416,S422,S424,S426,S428,
S430,S432)。なお、上記警告フラグ4…は、
後述するソータモード処理ルーチンや、図示しない制御
ルーチン等によってセットまたはリセットされる。 この後、コピーフラグが「1」か否かを判定して(S4
17)、「1」の場合はコピー枚数を表示し(S418
)、「0」の場合には残りコピー枚数を表示し(S41
9)、更に、その他の表示処理を実行してから(S42
0)メインルーチンに戻る。
【0035】図19に示すように、メインルーチンのコ
ピーシステム処理ルーチン(S5)は、まず、ADFモ
ードフラグが「1」か否かを判定し(S501)、「1
」であればコピーフラグが「1」か否かを判定する(S
502)。ここでコピーフラグが「1」であればADF
コントロールルーチン(S503)が実行された後、ノ
ンソートモードフラグが「1」か否かの判定(S505
)に進む。ADFモードフラグの判定(S501)でA
DFモードフラグが「0」である場合にもコピーフラグ
が「1」か否かを判定し(S504)、「1」の場合に
はノンソートモードフラグが「1」か否かの判定(S5
05)に進む。いずれのコピーフラグの判定(S502
またはS504)においてもコピーフラグが「0」の場
合はコピー処理が要求されていないので、そのままメイ
ンルーチンのタイマ終了を確認する段階(S9)に移行
する。
【0036】ノンソートモードフラグの判定(S505
)が「1」の場合には、ノンソートモード処理ルーチン
(S506)、コピー処理ルーチン(S507)、その
他の処理ルーチン(S508)が順に実行されてメイン
ルーチンに戻る。また、ノンソートモードフラグの判定
(S505)が「0」の場合には、ソートモードフラグ
が「1」か否かを判定し(S509)、「1」の場合は
ソートモード処理ルーチン(S510)を実行した後、
コピー処理ルーチン(S507)、その他の処理ルーチ
ン(S508)が順に実行されてメインルーチンに戻る
。ソートモードフラグの判定(S509)で「0」の場
合には、グルーピンモードフラグが「1」か否かを判定
し(S511)、「1」であればグルーピングモード処
理ルーチン(S512)を実行してから、コピー処理ル
ーチン(S507)、その他の処理ルーチン(S508
)が順に実行されてメインルーチンに戻る。グルーピン
モードフラグの判定(S511)で「0」の場合には、
ノンソートモード処理ルーチン(S506)、ソートモ
ード処理ルーチン(S510)あるいはグルーピングモ
ード処理ルーチン(S512)を実行することなく、コ
ピー処理ルーチン(S507)に移行し、更にその他の
処理ルーチン(S508)を実行してからメインルーチ
ンに戻る。
【0037】コピーシステム処理ルーチン(S5)中の
ADFコントロールルーチン(S503)ノンソートモ
ード処理ルーチン(S506)、およびグルーピングモ
ード処理ルーチン(S512)は本発明の本質に直接関
係しないのでその詳細な説明は省略することにする。図
20ないし図30はコピーシステム処理ルーチン(S5
)中のソートモード処理ルーチン(S510)のフロー
図であり、このソートモード処理ルーチン(S510)
ではフィニッシュモード選択の有無によりビン210の
動作を異ならせている。これは、フィニッシュモード選
択の有無でビン210からペーパを取り出す順序が異な
るためである。すなわち、フィニッシュモード選択され
ている場合にペーパをステープル手段230に送り出す
ため下段のビン210から分配し、選択されない場合に
はペーパをオペレータが直接取り出し易くするため上段
のビン210から分配する。
【0038】具体的には、まず、図20に示すように、
フィニッシュモードフラグが「1」か否かを判定し(S
51001)、「1」であればビン210内にペーパが
有るか否かを判定する(S51002)。ペーパがなけ
ればビン210からペーパを除去する必要があることを
警告する警告フラグF11が「1」か否かを判定し(S
51003)、「1」であれば警告フラグF11を「0
」にリセットした後(S51004)、システム動作の
禁止を解除し(S51005)、図21に示すように、
ボトムビン検出スイッチSW1が継続してオンか否かに
よって、ビン210がフィニッシュモード選択時のホー
ムポジションであるボトムビンポジションX1に位置し
、フィニッシュモードでのペーパの分配が可能か否かを
判定する(S51006)。警告フラグF11の判定(
S51003)が「0」である場合には、警告フラグF
11のリセットやシステム動作禁止の解除をすることな
く、直ちに、ボトムビン検出スイッチSW1が継続して
オンか否かを判定する(S51006)。
【0039】ここで、検出スイッチSW1が継続してオ
ンであれば、図21に示すように、ビン210がフィニ
ッシュモード選択時のホームポジションであるボトムビ
ンポジションX1に位置し、フィニッシュモードでのペ
ーパの分配が可能であり、フローティングカム回転方向
フラグを「0」にリセットし、以後のフローティングカ
ムの回転方向が逆転方向になるようにする(S5101
2)。また、検出スイッチSW1が継続してオンでない
場合には、フローティングカム224を正転させて(S
51007)、ソータウエイトをかける(S51008
)。ソータウエイトとは、ビン210が移動中ペーパが
ソータ部220に送り込まれことがないようにコピー動
作を禁止することを意味する。そして、検出スイッチS
W1がオンになったことが確認されると(S51009
)、フローティングカム224を停止させ(S5101
0)、ソータウエイトを解除してから(S51011)
、フローティングカム回転方向フラグを「0」にリセッ
トし、以後のフローティングカムの回転方向が逆転方向
になるようにする(S51012)。
【0040】一方、フィニッシュモードが選択されてい
ない場合は、図20に示すように、ビン210内にペー
パが有るか否かを判定し(S51013)、なければト
ップビン検出スイッチSW2が継続してオンか否かを判
定する(S51014)。ビン210がノンフィニッシ
ュモード時のホームポジションであるトップビンポジシ
ョンX2に位置し、ノンフィニッシュモードでのペーパ
分配が可能な場合には、検出スイッチSW2がオンであ
り、図21に示すように、フローティングカム回転方向
フラグを「1」にセットして、以後のフローティングカ
ムの回転方向が正転方向になるようにする(S5102
0)。また、検出スイッチSW2が継続してオンでなけ
れば、図20に示すように、フローティングカム224
を逆転させて(S51015)、ソータウエイトをかけ
る(S51016)。そして、図21に示すように、検
出スイッチSW2がオンになったことが確認されると(
S51017)、フローティングカム224を停止させ
(S51018)、ソータウエイトを解除し(S510
19)、フローティングカム回転方向フラグを「1」に
セットして、以後のフローティングカムの回転方向が正
転方向になるようにする(S51020)。
【0041】なお、図20あるいは図21に示すように
、ビン210内にペーパが有ると判定された場合には(
S51002,S51013)、コピーの枚数カウント
が「0」か否かを判定し(S51021,S51024
)、「0」であればビン210からペーパを除去すべき
ことを警告する警告フラグF11を「1」にセットし(
S51022,S51025)、システム動作を禁止し
てから(S51023,S51026)、メインルーチ
ンの内部タイマの終了を確認する段階(S9)に移行す
る。
【0042】フローティグカム回転フラグをリセットし
た後(S51012)、あるいはセットした後(S51
020)、図22に示すように、ソータ部220の搬入
部223の入口に設けた複写機1の排出スイッチのオン
エッジが検出されると(S51027)、搬入部223
のモータ(以下、ソータ搬送モータともいう)がオンさ
れる(S51028)。この後、ソータ検出フォトセン
サがオフエッジであることを確認してから(S5102
9)、ソータ搬送モータタイマをスタートさせ(S51
030)、枚数カウンタをインクリメントし(S510
31)、ソータ搬送モータタイマの終了を確認すると(
S51032)、ソータ搬送モータがオフにされる(S
51033)。
【0043】なお、複写機1の排出スイッチのオンエッ
ジが検出されない場合は(S51027)、まだペーパ
が複写機1から排出さないないものとして、ソータ搬送
モータを始動させることなく、コピーシステム処理ルー
チン(S5)に戻り、また、ソータ検出フォトセンサS
e1のオフエッジが確認されない場合(S51029)
は、ソータ部220の搬入部223にペーパがあるもの
として、ソータ搬送モータを止めることなく、コピーシ
ステム処理ルーチン(S5)に戻り、あるいは、ソータ
搬送モータタイマの終了が確認されない場合(S510
32)には、ペーパの搬送が確実に完了するのを待つた
めに、ソータ搬送モータを止めることなく、コピーシス
テム処理ルーチン(S5)に戻る。
【0044】ソータ搬送モータのオフ(S51033)
に続いて、図23に示すように、先程搬送されたペーパ
が最後のペーパ(ラストシート)か否かが判定され(S
51034)、ラストシートであればフローティングカ
ム回転フラグを反転する(S51035)。すなわち、
フローティングカム回転フラグが「1」であれば「0」
にリセットし、「0」であれば「1」にセットする。ラ
ストシートでなければ(S51034)、ソーティング
動作を継続させるため、フローティングカム回転フラグ
が「0」か否かを判定し(S51036)、「0」であ
ればフローティングカムを駆動するモータを逆転方向に
オンにし(S51037)、「1」であればフローティ
ングカムを駆動するモータを正転方向にオンにする(S
51038)。
【0045】フローティングカム回転フラグの反転(S
51035)、フローティングカムを駆動するモータの
逆転あるいは正転のオン(S51037,S51038
)の後、フィニッシュモードフラグが「1」であること
が確認されると(S51039)、オートフィニッシュ
モードフラグが「1」か否かが判定される(S5104
0)。「0」であれば、1ビン210当たりのペーパ枚
数Mを演算し(S51041)、フィニッシシュ小モー
ドフラグ、フィニッシュ中モードフラグ及びフィニッシ
ュ大モードフラグが何れも「0」であることを確認した
ら(S51042,S51043,S51044)、コ
ピーシステム処理ルーチン(S5)に戻る。オートフィ
ニッシュモードフラグが「1」であれば、フィニッシュ
小モードフラグを「1」に設定し(S51045)、1
ビン210当たりのペーパ枚数Mを演算し(S5104
6)、1ビン210当たりのペーパ枚数Mがcb1,c
b2あるいはcb3ではないことが確認されると(S5
1047,S51048,S51049)、コピーシス
テム処理ルーチン(S5)に戻る。
【0046】フィニッシュモードフラグの判定(S51
039)において「0」の場合には、図24に示すよう
に、ADFモードフラグが「1」か否かを判定し(S5
1050)、「1」であれば原稿トレイ24に原稿があ
ることを確認した後(S51051)、フィニッシシュ
モードフラグを「0」にリセットする(S51052)
。また、ADFモードフラグが「0」の場合には、プリ
ントキー401がオンか否かを判定し(S51055)
、オンのときにはフィニッシシュモードフラグを「0」
にリセットする(S51052)。フィニッシュモード
フラグをリセットした後(S51052)、フィニッシ
ュモード表示フラグを「0」にリセットし(S5105
3)、更にノッフィニッシュモード表示フラグを「1」
にセットしてから(S51054)、コピーシステム処
理ルーチン(S5)に戻る。
【0047】原稿トレイ24に原稿がないと判定された
場合(S51051)、あるいは、プリントキー401
がオフであると判定された場合(S51055)には直
ちにコピーシステム処理ルーチン(S5)に戻る。オー
トフィニッシュモードフラグが「1」であり(S510
40)、フィニッシュ小モードフラグが「1」に設定さ
れ(S51045)、1ビン210当たりのペーパ枚数
Mが演算された後(S51046)、1ビン210当た
りのペーパ枚数Mがcb1であると判定された場合(S
51047)、図25に示すように、ADFモードフラ
グが「1」か否かを判定し(S51056)、「1」で
あれば原稿トレイ24に原稿があることを確認した後(
S51057)、フィニッシュ小モードフラグを「0」
にリセットする(S51058)。また、ADFモード
フラグが「0」の場合には、プリントキー401がオン
か否かを判定し(S51060)、オンのときにはフィ
ニッシシュ小モードフラグを「0」にリセットする(S
51058)。フィニッシュ小モードフラグをリセット
した後(S51058)、フィニッシュ中モードフラグ
を「1」にセットしてから(S51059)、コピーシ
ステム処理ルーチン(S5)に戻る。
【0048】原稿トレイ24に原稿がないと判定された
場合(S51057)、あるいは、プリントキー401
がオフであると判定された場合(S51060)には直
ちにコピーシステム処理ルーチン(S5)に戻る。また
、オートフィニッシュモードフラグが「1」であると判
定された後(S51040)1ビン210当たりのペー
パ枚数Mがcb2であると判定された場合(S5104
8)、図26に示すように、ADFモードフラグが「1
」か否かを判定し(S51061)、「1」であれば原
稿トレイ24に原稿があることを確認した後(S510
62)、フィニッシュ中モードフラグを「0」にリセッ
トする(S51063)。また、ADFモードフラグが
「0」の場合には、プリントキー401がオンか否かを
判定し(S51065)、オンのときにはフィニッシシ
ュモードフラグを「0」にリセットする(S51063
)。フィニッシュモードフラグをリセットした後(S5
1063)、フィニッシュ大モードフラグを「1」にセ
ットしてから(S51064)、コピーシステム処理ル
ーチン(S5)に戻る。
【0049】原稿トレイ24に原稿がないと判定された
場合(S51062)、あるいは、プリントキー401
がオフであると判定された場合(S51065)には直
ちにコピーシステム処理ルーチン(S5)に戻る。また
、オートフィニッシュモードフラグが「1」であると判
定された後(S51040)1ビン210当たりのペー
パ枚数Mがcb3であると判定された場合(S5104
9)、図27に示すように、ADFモードフラグが「1
」か否かを判定し(S51066)、「1」であれば原
稿トレイ24に原稿があることを確認した後(S510
67)、フィニッシュ大モードフラグを「0」にリセッ
トする(S51068)。また、ADFモードフラグが
「0」の場合には、プリントキー401がオンか否かを
判定し(S51071)、オンのときにはフィニッシシ
ュ大モードフラグを「0」にリセットする(S5106
8)。フィニッシュ大モードフラグをリセットした後(
S51068)、オートフィニッシュモード表示フラグ
を「0」にリセットし(S51069)、ノンフィニッ
シュモード表示フラグを「1」にセットしてから(S5
1070)、コピーシステム処理ルーチン(S5)に戻
る。
【0050】原稿トレイ24に原稿がないと判定された
場合(S51067)、あるいは、プリントキー401
がオフであると判定された場合(S51071)には直
ちにコピーシステム処理ルーチン(S5)に戻る。オー
トフィニッシュモードフラグが「0」であると確認され
た後(S51040)、フィニッシュ小モードフラグが
「1」であることが確認されると(S51042)、図
28に示すように、1ビン210当たりのペーパ枚数M
がcb1であるか否かが判定される(S51072)。 1ビン210当たりのペーパ枚数Mがcb1でなけれは
、そのままコピーシステム処理ルーチンに戻り、cb1
であればADFモードフラグが「1」か否かを判定する
(S51073)。「1」であれば原稿トレイ24に原
稿があることを確認した後(S51074)、フィニッ
シュ小モードフラグを「0」にリセットする(S510
75)。また、ADFモードフラグが「0」の場合には
、プリントキー401がオンか否かを判定し(S510
79)、オンのときにはフィニッシシュ小モードフラグ
を「0」にリセットする(S51075)。フィニッシ
ュ小モードフラグをリセットした後(S51075)、
フィニッシュ小モード表示フラグを「0」にリセットし
(S51076)、フィニッシュ中モードフラグを「1
」にセットし(S51077)、フィニッシュ中モード
表示フラグを「1」にセットしてから(S51078)
、コピーシステム処理ルーチン(S5)に戻る。
【0051】原稿トレイ24に原稿がないと判定された
場合(S51074)、あるいは、プリントキー401
がオフであると判定された場合(S51079)には直
ちにコピーシステム処理ルーチン(S5)に戻る。オー
トフィニッシュモードフラグが「0」であると確認され
た後(S51040)、フィニッシュ中モードフラグが
「1」であることが確認されると(S51043)、図
29に示すように、1ビン210当たりのペーパ枚数M
がcb2であるか否かが判定される(S51080)。 1ビン210当たりのペーパ枚数Mがcb2でなけれは
、そのままコピーシステム処理ルーチンに戻り、cb2
であればADFモードフラグが「1」か否かを判定する
(S51081)。「1」であれば原稿トレイ24に原
稿があることを確認した後(S51082)、フィニッ
シュ中モードフラグを「0」にリセットする(S510
83)。また、ADFモードフラグが「0」の場合には
、プリントキー401がオンか否かを判定し(S510
87)、オンのときにはフィニッシシュ中モードフラグ
を「0」にリセットする(S51083)。フィニッシ
ュモードフラグをリセットした後(S51083)、フ
ィニッシュ中モード表示フラグを「0」にリセットし(
S51084)、フィニッシュ大モードフラグを「1」
にセットし(S51085)、フィニッシュ大モード表
示フラグを「1」にセットしてから(S51086)、
コピーシステム処理ルーチン(S5)に戻る。
【0052】原稿トレイ24に原稿がないと判定された
場合(S51082)、あるいは、プリントキー401
がオフであると判定された場合(S51087)には直
ちにコピーシステム処理ルーチン(S5)に戻る。オー
トフィニッシュモードフラグが「0」であると確認され
た後(S51040)、フィニッシュ大モードフラグが
「1」であることが確認されると(S51044)、図
30に示すように、1ビン210当たりのペーパ枚数M
がcb3であるか否かが判定される(S51088)。 1ビン210当たりのペーパ枚数Mがcb2でなけれは
、そのままコピーシステム処理ルーチンに戻り、cb2
であればADFモードフラグが「1」か否かを判定する
(S51089)。「1」であれば原稿トレイ24に原
稿があることを確認した後(S51090)、フィニッ
シュ大モードフラグを「0」にリセットする(S510
91)。また、ADFモードフラグが「0」の場合には
、プリントキー401がオンか否かを判定し(S510
95)、オンのときにはフィニッシシュ中モードフラグ
を「0」にリセットする(S51091)。フィニッシ
ュモードフラグをリセットした後(S51091)、フ
ィニッシュ大モード表示フラグを「0」にリセットし(
S51092)、ノンフィニッシュモードフラグを「1
」にセットし(S51093)、ノンフィニッシュモー
ド表示フラグを「1」にセットしてから(S51094
)、コピーシステム処理ルーチン(S5)に戻る。
【0053】原稿トレイ24に原稿がないと判定された
場合(S51090)、あるいは、プリントキー401
がオフであると判定された場合(S51095)には直
ちにコピーシステム処理ルーチン(S5)に戻る。図3
1に示すように、コピーシステム処理ルーチン(S5)
の中のコピー処理ルーチン(S507)では、コピー枚
数分スキャンしたか否かを判定し(S5071)、コピ
ー枚数分スキャンした場合にはスキャン終了フラグを「
1」にセットし(S5072)、まだの場合には、コピ
ープロセス処理ルーチン(S5077)を実行する。 この後、スキャン終了フラグが「1」であることが確認
されると(S5073)、スキャン終了フラグを「0」
にリセットし(S5074)、コピーフラグを「0」に
リセットし(S5075)、その他の処理ルーチンを実
行して(S5076)、コピーシステム処理ルーチン(
S5)に戻る。また、スキャン終了フラグが「0」であ
ることが確認されると(S5073)、スキャン終了フ
ラグ及びコピーフラグのリセットを行うことなく、その
他の処理ルーチンを実行して(S5076)、コピーシ
ステム処理ルーチン(S5)に戻る。
【0054】図32及び図33に示すように、フィニッ
シュ処理ルーチン(S6)は、フィニッシュモードフラ
グが「1」か否かを判定し(S601)、「0」であれ
ば直ちにメインルーチンに戻り、「1」であれば、フィ
ニッシュモードが禁止されているか否かを判定する(S
602)。禁止されている場合には、ステープルトレイ
センサがオンか否かを判定し(S603)、オンであれ
ば、ステープルトレイ231に除去すべきペーパがある
ものとして、ステープルトレイ231からペーパを除去
すべきであるとの警告をするための警告フラグF6を「
1」にセットし(S604)、フィニッシュモードを禁
止してから(S605)、メインルーチンに戻る。フィ
ニッシュモードが禁止されておらず(S602)、ある
いはフィニッシュモードが禁止されていても(S602
)ステープルトレイセンサがオフである場合には、警告
フラグF6が「1」か否かを判定し(S606)、「1
」であれば、警告フラグF6を「0」にリセットし(S
607)、フィニッシュモードの禁止を解除してから(
S608)、フィニッシュスタートキー611がオンか
否かを判定する(S609)。警告フラグF6が「0」
であれば、警告フラグF6のリセットやフィニッシュモ
ードの禁止の解除はせずに、フィニッシュスタートキー
611がオンか否かを判定する(S609)。ここで、
フィニッシュスタートキー611がオフであれば、フィ
ニッシュが開始されないものとして、直ちにメインルー
チンに戻る。フィニッシシュスタートきー611がオン
であれば、フィニッシュ処理フラグを「1」にセットし
て(S610)、1ビン当たりのペーパ枚数Mを演算し
(S611)、この1ビン当たりのペーパ枚数Mが1か
否かを判定する(S612)。1の場合にはフィニッシ
ングは不要であるので、フィニッシングが不要であるこ
とを警告するための警告フラグF3を「1」にセットし
(S622)、フィニッシュモードフラグを「0」にリ
セットしてフィニッシュモードを解除してから(S62
3)、メインルーチンに戻る。1ビン当たりのペーパ枚
数Mが「1」でない場合には、フィニッシュ処理が可能
な場合であり、図33に示すように、警告フラグF3が
「1」か否かを判定し(S615)、「1」であれば警
告フラグF3を「0」にリセットしてから(S614)
、ステープルトレイセンサがオンか否かを判定する(S
615)。ここで、ステープルトレイセンサがオンであ
ればペーパをステープルトレイ231から除去すべき警
告を発するための警告フラグF6を「1」にセットし(
S604)、フィニッシュモードを禁止して(S605
)メインルーチンに戻り、オフであればビン移動処理(
S616)、シート取出し処理(S617)及びステー
プル処理(S618)を順次行う。この後、ビン210
内にペーパがないのを確認して(S619)、更に、ス
テープルトレイセンサがオフであることを確認して(S
620)、フィニッシュ処理フラグを「0」にリセット
してフィニッシュ処理を解除してから(S621)、メ
インルーチンに戻る。ステープル処理ルーチン(S61
8)を実行した後、ビン210内にペーパが有る場合に
は(S619)、更にフィニッシュ処理すべきペーパが
残されているものとして、、また、ステープルトレイセ
ンサがオンの場合(S620)には、ステープル処理中
のペーパがステープルトレイ231上にあるものとして
、それぞれフィニッシュ処理ルーチンから一旦メインル
ーチンに戻る。
【0055】図34に示すように、フィニッシュ処理ル
ーチン(S6)中のステープル処理ルーチン(S618
)では、まず、ステープルトレイセンサのオンエッジか
否かが判定される(S61801)。このセンサはステ
ープルトレイ231上にペーパが搬送されてくるとオン
になる。従って、オンエッジが検出されると(S618
01)、振動モータ232をオンにしてステープルトレ
イ231を振動させ、ステープルトレイ231上のペー
パを整合させる(S61802)。このモータ232は
オンされた後(S61802)、振動モータタイマをス
タートさせ(S61803)、その振動モータタイマの
終了が確認されると(S61804)、オフにされる(
S61805)。次に、ステープル選択ルーチン(S6
1806)が実行され、ステープルトレイ231に集積
されたペーパの枚数に対応して3種類のうちの1種類の
ステープル針313a〜313cを格納するマガジン3
09〜311をステープル台301とヘッドアーム30
3との間の綴合位置に位置させる。この後、ステープル
モータをオンにする(S61807)。このモータの回
転センサのオンエッジが検出されると(S61808)
、ステープルモータがオフにされ(S61809)、ス
トッパソレノイドをオンにしてストッパ234を跳ね上
げる(S61810)。これにより、ステープルトレイ
231上の綴合されたペーパはスタック部250に排出
される。この後、ステープルトレイセンサのオフエッジ
、即ち、ペーパがステープルトレイ231から排出され
たことを検出すると(S61811)、ストッパソレノ
イドをオフにし(S61812)、メインルーチンに戻
る。
【0056】ステープルトレイセンサのオンエッジが検
出されない場合(S61801)には、ステープルトレ
イセンサがオンか否かを判定し(S61813)、オン
の場合にはペーパがステープルトレイ231に継続して
あるとして、振動モータタイマの終了を確認する段階(
S61804)に移行し、オフの場合には、まだペーパ
がステープルトレイ231に搬送されていないものとし
て、そのままメインルーチンに戻る。また、振動モータ
タイマが終了していないことが確認される場合には(S
61804)、ペーパを整合させる動作中であるものと
して、そのままメインルーチンに戻る。また、ステープ
ルモータの回転センサのオンエッジが検出されない場合
には(S61810)、まだステープル針313a〜3
13cによる綴合が完了していないものとして、ステー
プルモータを止めることなく、また、ストッパソレノイ
ドをオンにすることなく、ステープルトレイセンサのオ
フエッジを検出する段階(S61811)に移行し、こ
こではステープルトレイセンサのオフエッジが検出され
ないので、そのままメインルーチンに戻る。
【0057】図35に示すように、ステープル処理ルー
チン(S618)のステープル選択ルーチン(S618
06)では、まず、フィニッシュ小モードフラグが「1
」か否かを判定し(S6180601)、「1」の場合
は、脚長の最も短いステープル針313aを使用するた
め、検出センサ320がオンか否かを判定することによ
りマガジン309が綴合位置に位置するか否かを判定す
る(S6180602)。ここで、検出センサ320が
オンでなければモータ316を逆転させ(S61806
03)、オンであればマガジン309が綴合位置に位置
するものとしてモータ316を停止させ(S61806
04)ステープル処理ルーチン(S618)に戻る。フ
ィニッシュ小モードフラグが「1」でない場合には、更
に、フィニッシュ中モードフラグが「1」か否かを判定
し(S6180605)、「1」の場合には、検出セン
サ321がオンか否かを判定する(S6180606)
。ここで、検出センサ321がオフであれば、更に検出
センサ320がオンか否かを判定し(S6180607
)、オンであれば、モータ316の正転を開始すると共
に(S6180608)、正転フラグを「1」にセット
する(S6180609)一方、オフであれば、正転フ
ラグが「1」でなければ(S6180610)モータ3
16を逆転させる(S6180611)。また、S61
80606で検出センサ321がオンであれば、中間の
脚長を有するステープル針313bを収納するマガジン
310が綴合位置に位置するものとして、モータ316
を停止させ(S6180612)、正転フラグを「0」
にリセットして(S6180613)ステープル処理ル
ーチン(S618)に戻る。フィニッシュ中モードフラ
グが「1」でない場合には、フィニッシュ大モードフラ
グが「1」か否かを判定し(S6180614)、「1
」であれば検出センサ322がオンか否かを判定し(S
6180615)、オフであれば、モータ316を正転
させ(S6180616)、オンであれば最も脚長が長
いステープル針313cを格納するマガジン311が綴
合位置に位置するものとして、モータ316を停止させ
て(S6180617)、ステープル処理ルーチン(S
618)に戻る。
【0058】上記のフィニッシャ付排紙装置200にお
いては、ステープル手段230に脚長が異なる複数種類
のステープル針313a〜313cを格納したマガジン
ユニット(可動マガジン)307を有するステープラ3
00を設け、綴じ合わされるペーパの枚数を検出し、検
出されたペーパの枚数に対応する脚長を有するステープ
ル針313a〜313cを選択してペーパが綴じ合わさ
れる。これにより、枚数に応じステープル処理が可能に
なり、裏側で折り返される脚が長すぎたり、短すぎたり
することを防止でき、見ばえのよいフィニッシングを行
えるようになる。
【0059】また、脚長が異なる複数種類のステープル
針313a〜313cを格納位置を異ならせて格納する
マガジンユニット(可動マガジン)307を有する1個
のステープラ300を設けるので、複数のステープラ3
00を設けてこれらを移動させる従来例に比べると構成
が簡単になる。また、このマガジンユニット307を移
動させて使用するステープル針313a〜31cの種類
を変更させるので、複数のステープラ300を移動させ
る大きな空間は不要となり、マガジンユニット307を
変位させる小さな空間があれば足り、小型化を図ること
ができる。
【0060】上記の実施例では、複写パネル400のテ
ンキー405で入力されたコピー枚数と、ビン210の
数とから各ビン210のペーパの枚数が演算され、これ
が綴合枚数とされるが、別の方法で綴合枚数を検出する
ことも可能である。例えば、各ビン210に送り込まれ
るペーパの枚数をセンサで検出することも可能である。 また、綴合枚数の代わりに綴合厚さを演算し、綴合厚さ
に対応してステープル針313a〜313cを選択する
ように構成してもよい。更に、マガジン309〜311
を互いに横方向に並べて設け、マガジンユニット307
を例えはソレノイドからなるアクチュエータで横送りし
て所要のマガジン309〜311が綴合位置に移動され
るようにしてもよい。
【0061】なお、ソーティング機能を有しない排紙装
置であってもフィニッシャあるいはステープル手段が付
設されたものであれば本発明を適用することができる。
【0062】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、脚長
が異なる複数種類のステープルを格納した可動マガジン
を有するステープラを設け、可動マガジンを変位させる
ことにより、綴じ合わされるペーパの枚数に対応する脚
長を有するステープルを選択的に綴合位置に移動させて
綴合処理が行われる。
【0063】従って、格納するステープル針の脚長が異
なる複数のステープラを設けてこれらを移動させる従来
例に比べると構成が簡単になり、安価に製造できる。ま
た、可動マガジを変位させて使用するステープルの種類
を変更するので、格納するステープル針の脚長が異なる
複数のステープラを移動させる大きな空間は不要となり
、小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が使用される複写装置の概略
図である。
【図2】本発明の一実施例のソート部の要部の側面図で
ある。
【図3】本発明の一実施例に使用するステープラの側面
図である。
【図4】本発明の一実施例に使用するステープラの斜視
図である。
【図5】上記ステープラのマガジンユニットの縦断正面
図である。
【図6】上記複写装置の複写機パネルの平面図である。
【図7】上記複写装置のADFパネルの平面図である。
【図8】上記複写装置のソータパネルの平面図である。
【図9】上記複写装置の制御回路のブロック図である。
【図10】上記制御回路の要部の回路図である。
【図11】上記制御回路のメインルーチンのフロー図で
ある。
【図12】上記制御回路の入力処理ルーチンのフロー図
の一部である。
【図13】上記制御回路の入力処理ルーチンのフロー図
の一部である。
【図14】上記制御回路の入力処理ルーチンのフロー図
の一部である。
【図15】上記制御回路のソートモード設定ルーチンの
フロー図である。
【図16】上記制御回路のフィニッシュモード設定ルー
チンのフロー図である。
【図17】上記制御回路の表示処理ルーチンのフロー図
の一部である。
【図18】上記制御回路の表示処理ルーチンのフロー図
の一部である。
【図19】上記制御回路のコピーシステム処理ルーチン
のフロー図である。
【図20】上記制御回路のソートモード処理ルーチンの
フロー図の一部である。
【図21】上記制御回路のソートモード処理ルーチンの
フロー図の一部である。
【図22】上記制御回路のソートモード処理ルーチンの
フロー図の一部である。
【図23】上記制御回路のソートモード処理ルーチンの
フロー図の一部である。
【図24】上記制御回路のソートモード処理ルーチンの
フロー図の一部である。
【図25】上記制御回路のソートモード処理ルーチンの
フロー図の一部である。
【図26】上記制御回路のソートモード処理ルーチンの
フロー図の一部である。
【図27】上記制御回路のソートモード処理ルーチンの
フロー図の一部である。
【図28】上記制御回路のソートモード処理ルーチンの
フロー図の一部である。
【図29】上記制御回路のソートモード処理ルーチンの
フロー図の一部である。
【図30】上記制御回路のソートモード処理ルーチンの
フロー図の一部である。
【図31】上記制御回路のコピー処理ルーチンのフロー
図である。
【図32】上記制御回路のフィニッシュ処理ルーチンの
フロー図の一部である。
【図33】上記制御回路のフィニッシュ処理ルーチンの
フロー図の一部である。
【図34】上記制御回路のステープル処理のフロー図で
ある。
【図35】上記制御回路のステープル選択ルーチンのフ
ロー図である。
【符号の説明】
200    フィニッシャ付排紙装置230    
ステープル手段 300    ステープラ 307    マガジンユニット 313a  ステープル針 313b  ステープル針 313c  ステープル針 316    モータ 400  複写パネル 405  テンキー 700  制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  排紙装置のビンに集積されたペーパを
    受け取ってステープル手段で綴じ合わせるフィニッシャ
    を備えるフィニッシャ付排紙装置において、綴じ合わさ
    れるペーパの枚数あるいは綴合厚さを演算する演算手段
    が設けられるとともに、上記ステープル手段に脚長が異
    なる複数種類のステープル針を格納位置を異ならせて格
    納する可動マガジンを有する1個のステープラと、可動
    マガジンをいずれか1種のステープル針が綴合位置に位
    置するように変位させるアクチュエータとが設けられ、
    演算手段が検出した枚数あるいは綴合厚さに対応する脚
    長を有するステープル針を選択してペーパを綴じ合わせ
    るように上記アクチュエータを制御する制御手段が設け
    られることを特徴とするフィニッシャ付排紙装置
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009269186A (ja) * 2008-04-30 2009-11-19 Riso Kagaku Corp 画像形成装置
CN112937151A (zh) * 2021-02-19 2021-06-11 蔡江苑 一种金融票据装订装置

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JP2009269186A (ja) * 2008-04-30 2009-11-19 Riso Kagaku Corp 画像形成装置
CN112937151A (zh) * 2021-02-19 2021-06-11 蔡江苑 一种金融票据装订装置
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