JP7243492B2 - 画像形成装置、及び、画像形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置、及び、画像形成方法に係わる。
画像形成装置では、画像形成部において用紙に画像を形成し、画像を形成した用紙に対して後処理部で様々な後処理が行われている。画像形成装置の後処理部は、例えば、用紙の断裁処理、用紙の折り加工、ステープル処理、パンチ処理等の種々の後処理機能を実現する後処理ユニットから構成される。
また、後処理部に配置される後処理ユニットには、用紙を1枚ごとに処理する後処理ユニットと、複数枚ごとに処理する後処理ユニットとがある。用紙を1枚ごとに処理する後処理ユニットとしては、例えば、ミシン目加工、折り加工、箔押し加工等の処理を行う後処理ユニットがある。また、用紙を複数枚ごとに処理する後処理ユニットとしては、バインディング、断裁処理、ステープル、糊付け、綴じ等の処理を行う後処理ユニットがある。
後処理部には多くの工程を行うために複数の後処理ユニットが搭載されるが、いずれかの後処理ユニットに異常が発生し、後処理ユニットが動作不能となる場合がある。例えば、後処理ユニット内の加工部での紙詰まりにより、後処理ユニットの動作が停止する場合がある。また、折り加工や断裁工程においては、用紙束の折り曲げや断裁のために後処理ユニット側に強い負荷が発生する工程を行う必要があり、過負荷による駆動モーターのロック、断線といった異常が発生する場合がある。
上述のような後処理ユニットにおいて異常が発生した場合には、異常が発生した後処理ユニットを使用する後処理機能のみを使用不可とし、その他の後処理機能を使用可能とすることにより、画像形成装置全体が停止する状態を回避することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11-314833号公報
画像形成装置において、いずれかの後処理ユニットが動作不能の場合には、後処理部に配置されたオンラインの後処理ユニットとは別に、オフラインの後処理装置を用いて後処理を実行することにより、ユーザーは所望の成果物(出力物)を得ることができる。
しかしながら、用紙を1枚ごとに処理する後処理ユニットを停止している場合に、オンラインの後処理ユニットで複数枚ごとに処理する後処理を実行すると、オフラインの後処理装置を用いて、用紙を1枚ごとに処理する後処理が実行できなくなる。
また、用紙を1枚ごとに処理する後処理をオフラインの後処理装置を用いて行う場合、全ての用紙の後処理を完了するまでに時間がかかる。
上述した問題の解決のため、本発明においては、動作不能の後処理ユニットが存在する場合において、後処理にかかる時間を短縮することが可能な画像形成装置、及び、画像形成方法を提供する。
本発明の画像形成装置は、用紙に画像を形成する画像形成部と、画像が形成された用紙に後処理を行う後処理部と、ユーザーの操作に応じた制御を行う制御部とを備える。そして、後処理部は、後処理ユニットとして、1枚ごとに処理を行う後処理ユニットと、複数枚ごとに処理を行う後処理ユニットとを有する。制御部は、後処理ユニットが動作可能かどうかを判定し、動作不能と判断した後処理ユニットに応じて、動作可能な後処理のうち、断裁処理を除く複数枚ごとの後処理の実行を停止し、動作可能と判断した1枚ごとの後処理、及び、断裁処理の実行を許可する。
本発明の画像形成方法は、用紙に画像を形成する画像形成部と、画像が形成された用紙に対し、1枚ごとに処理を行う後処理ユニットと、複数枚ごとに処理を行う後処理ユニットとを有する後処理部と、ユーザーの操作に応じた制御を行う制御部と、を備える画像形成装置に用られる。制御部は、後処理ユニットが動作可能かどうかを判定し、動作不能と判断した後処理ユニットに応じて、動作可能な後処理のうち、断裁処理を除く複数枚ごとの後処理の実行を停止し、動作可能と判断した1枚ごとの後処理、及び、断裁処理の実行を許可する。
本発明によれば、動作不能の後処理ユニットが存在する場合において、後処理にかかる時間を短縮することが可能な画像形成装置、及び、画像形成方法を提供することができる。
画像形成装置の概略構成を示す図である。 画像形成装置のブロック図である。 後処理機能の実行設定を行うためのフローチャートである。 表示部に表示する暫定処理設定の画面の例である。 表示部に表示する暫定処理設定中の画面の例である。 表示部に表示するジョブ実行履歴の画面の例である。 制御部が暫定処理設定を行う処理のフローチャートである。 後処理単位テーブルの例を示す図である。 暫定処理設定で後処理が実行されたことを示す印字設定の例を示す図である。 用紙に行う断裁処理の例を示す図である。 ジョブ実行中に後処理ユニットが動作不能になった場合のフローチャートである。 暫定処理区切りの設定テーブルの例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態の例を説明するが、本発明は以下の例に限定されるものではない。
〈画像形成装置〉
以下、画像形成装置の具体的な実施の形態の例について説明する。
図1に、画像形成装置100の概略構成を示す。画像形成装置100は、画像形成部101と、制御部102と、給紙部104と、記憶装置105と、複数の後処理ユニット106,107,108からなる後処理部と、排紙トレイ109,110とを備え、各ユニットが用紙搬送路103の用紙方向に沿って連結されている。また、画像形成装置100、ユーザによる操作の受け付けや情報の表示を行う操作表示部115を備える。
画像形成装置100において、制御部102は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等から構成される。
制御部102は、図示しないCPU、ROM、RAM等を備える。CPUは、ROMから処理内容に応じたプログラムを読み出してRAMに展開し、展開したプログラムを実行して画像形成装置100の各ブロック等の動作を制御する。このとき、記憶部105に格納されている各種データが参照される。
記憶部105は、例えば不揮発性の半導体メモリやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置で構成され、制御部102のCPUが各部を制御するためのプログラム、OS(Operating System)、コントローラー等のプログラム、データを記憶する。記憶部105に記憶されるプログラム、データの一部は、制御部102のROMに記憶されていてもよい。また、画像形成装置100によって実行されるプログラムを格納した読取可能なの記録媒体としては、HDDに限定されず、例えば、SSD(Solid State Drive)、CD-ROM、DVD-ROM等の記録媒体であってもよい。
操作表示部115は、画像形成装置100を構成する筐体上面部に設置され、LCD(Liquid Crystal Display)等からなるタッチ操作が可能なタッチパネルと、数字キーやスタートボタン等の各種ボタンを含むハードキーとを有している。操作表示部115は、用紙サイズ、給紙トレイ等の画像形成条件や、後処理部の処理条件等のユーザーによる入力操作を受け付ける。また、ユーザーに通知するための画像形成装置100の状態や、各構成の状態等の各種情報を表示する。
給紙部104は、A4サイズやA3サイズ等の各種の用紙が収容される複数の給紙トレイを有している。給紙部104は、画像形成処理の開始が操作表示部115等で選択されると、ピックアップローラーや捌きローラー等により給紙トレイから用紙を取り出す。そして、取り出した用紙を搬送ローラー等により1枚ずつ用紙搬送路103に搬送する。
画像形成装置100において、画像形成部101は、転写部111と感光体113とともに、図示しない帯電部、露光部、及び、現像部等からなる作像ユニット、並びに、定着部112を備える。画像形成部101は、入力画像データに基づいて、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色トナーによる画像を形成する。
画像形成部101では、帯電部によって各色(YMCK)の感光体113に対して電荷を付加した後、露光部からレーザ光を照射して感光体113に静電潜像を形成する。そして、現像部により感光体113の表面に静電潜像を顕像化させてトナー像を形成する。その後、トナー像を色(YMCK)ごとに転写部111に転写させ、転写部111に転写させたトナー像を所定のタイミングで搬送されてくる用紙の表面に二次転写部114で転写させる。画像が転写された用紙は、画像形成部101の用紙搬送方向の下流側に設置された定着部112に搬送される。
定着部112は、例えば加圧ローラーや定着ローラー、ベルト等から構成され、画像形成部101から搬送されてくる用紙に対して加熱及び加圧処理を行うことにより、トナー像を用紙上に定着させる。定着部112で定着処理された用紙は、ユーザーによって指定された後処理ユニット106,107,108に向けて搬送される。
後処理部は、後処理ユニット106,107,108が動作することにより、所定の後処理を実行する。後処理ユニット106,107,108としては、用紙を1枚ごとに処理する後処理ユニットと、複数枚ごとに処理する後処理ユニットとがある。用紙を1枚ごとに処理する後処理ユニットとしては、例えば、ミシン目加工、折り加工、箔押し加工等の処理を行う後処理ユニットがある。また、用紙を複数枚ごとに処理する後処理ユニットとしては、バインディング、断裁処理、ステープル、糊付け、綴じ等の処理を行う後処理ユニットがある。なお、用紙を複数枚ごとに処理する後処理ユニットとは、後処理を1枚又は2枚以上の用紙に対して実行できる後処理ユニットである。用紙を複数枚ごとに処理する後処理ユニットは、ジョブにおいて複数枚の用紙を部単位として処理するように要求された場合に、ジョブの設定された枚数、又は、所定の枚数の部単位ごとに後処理を行う。また、ジョブにおいて用紙が1枚しか要求されていなければ、複数枚ごとに処理する後処理ユニットにおいても、1枚で後処理を行うことができる。
後処理部を通過した用紙は、排紙トレイ109,110から排紙される。
[画像形成装置のブロック図]
図2に、画像形成装置100のブロック図を示す。図2に示すように、画像形成装置100は、制御部201、表示部202、操作部203、画像形成部204、後処理部205、通信部206、記憶部207を備える。
制御部201は、通信部206を介して、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークに接続された外部の装置(例えばパーソナルコンピューター)との間で各種データの送受信を行う。制御部201は、例えば、外部の装置から送信された画像データ(入力画像データ)を受信し、この画像データに基づいて用紙に画像を形成する。通信部71は、例えばLANカード等の通信制御カードで構成される。
記憶部207は、制御部201によって実行されるプログラムを格納したコンピューター読取可能な非一過性の記録媒体の一例として用いられる。
通信部206は、NIC(Network Interface Card)やモデム等で構成され、後処理部及び不図示の外部の装置との接続を確立し、各種データの送受信を実行する。
表示部202及び操作部203(操作表示部115)は、印刷条件、表裏画像の形成位置調整の実行タイミング等の各種設定の入力や、装置の状態の表示や、各種指示の入力を受け付ける。制御部201は、操作部203からユーザーによるジョブの設定、後処理装置を用いた後処理機能の登録等を受け取る。そして、制御部201の制御に基づいて、表示部202での表示が行われる。例えば、制御部201での処理結果が表示部202に表示される。
制御部201は、操作部203を通じて設定されたジョブの指示に基づいて、画像形成部204の画像形成処理(印刷動作)の制御や、後処理部205の後処理機能の実行を制御する。
例えば、制御部201は、画像形成部204に対して、ユーザーが形成する画像情報を供給する。画像形成部204は、作像ユニット(転写部111、感光体113等、図1参照)に対して作像を実行させる。また、制御部201は、定着部112に定着動作を実行させる。
また、制御部201は、設定されたジョブの指示に従い、後処理部205における後処理ユニット106,107,108(図1参照)の動作や後処理機能の実行を制御する。例えば、制御部201は、後処理部205を動作させて、画像形成部204から搬送される用紙に対して、ジョブで設定されたパンチ、ステープル、折り、断裁、製本、糊による貼り付け等の後処理を後処理ユニット106,107,108において実行する。
また、制御部201は、後処理部205において、動作不能の後処理ユニットを検知する。例えば、制御部201は、後処理部205において各後処理ユニットに備えられたセンサー等からの情報を受け取り、各後処理ユニットに搭載されている後処理部材の動作状態を検知する。
制御部201は、動作不能の後処理ユニットを検知した場合に、検知した動作不能の後処理ユニットの種類に応じて以下の制御を行う。
動作不能の後処理ユニットが用紙を1枚ごとに処理する後処理ユニットの場合、制御部201は、この1枚ごとに処理する動作不能の後処理ユニットを使用する後処理機能を停止する。さらに、複数枚ごとに処理する後処理ユニットを使用する後処理機能についても、断裁処理機能を除き、停止する。
また、制御部201は、動作可能な1枚ごとに処理する後処理ユニットを使用する後処理と、断裁処理との後処理機能の実行を許可する。
動作不能の後処理ユニットが用紙を複数枚ごとに処理する後処理ユニットの場合には、制御部201は、この動作不能の複数枚ごとに処理する後処理ユニットを使用する後処理機能を停止する。さらに、制御部201は、動作不能の後処理ユニットだけでなく、他の複数枚ごとに処理する後処理ユニットを使用する後処理機能についても、断裁処理を除き、停止する。
また、制御部201は、1枚ごとに処理する後処理ユニットを使用する後処理と、断裁処理との後処理機能の実行を許可する。
動作不能の後処理ユニットが用紙を複数枚ごとに断裁処理を行う後処理ユニットの場合には、制御部201は、この断裁処理を行う後処理ユニットの後処理機能を停止する。さらに、断裁処理以外の他の複数枚ごとに処理する後処理ユニットを使用する後処理機能を停止する。
また、制御部201は、1枚ごとに処理する後処理ユニットを使用する後処理機能の実行を許可する。
なお、動作不能の後処理ユニットを検知した際に許可する断裁処理機能は、用紙に対するすべて断裁処理を許可してもよいが、後処理後に画像を形成した用紙(成果物)の部数が増加しない断裁処理のみを許可することが好ましい。成果物の部数が増加する断裁処理を行うと、オフラインでの後処理を行う部数が増加してしまうため、好ましくない。このため、制御部201は、成果物の部数が増加しない断裁処理のみを許可することが好ましい。
[後処理機能の実行設定を行うフローチャート]
制御部201において、後処理部205で行う後処理機能の実行設定を行う制御方法について説明する。図3に、後処理機能の実行設定を行うためのフローチャートを示す。
まず、制御部201は、通信部206を介して端末(PC等)から印刷ジョブ実行要求を受信し、印刷ジョブ情報を記憶部207に保存する(ステップS100)。そして、制御部201は、記憶部207から印刷ジョブ情報の後処理設定を読み込み、当該印刷ジョブの実行に必要な後処理ユニットを検出する(ステップS101)。
次に、制御部201は、後処理部に接続されている後処理ユニット106,107,108の状態を取得する(ステップS102)。そして、制御部201は、印刷ジョブの実行に必要な後処理ユニットに、動作不能の後処理ユニットがあるかどうかを判定する(ステップS103)。
動作不能の後処理ユニットが存在する場合(ステップS103のYES)、制御部201は、動作不能の後処理ユニットを用いる後処理機能の実行を制限してジョブを実行するための暫定処理設定を行う(ステップS106)。ステップS6における暫定処理設定の詳細は後述する。
制御部201は、ジョブで動作不能の後処理ユニットを用いる後処理機能が設定されている旨、ステップS106で設定した暫定処理設定、及び、暫定処理設定を許可するかどうかのメッセージを表示部202に表示する(ステップS107)。そして、制御部201は、ユーザーによる選択を受け付け、暫定処理設定によるジョブの設定変更が許可されたかどうかを判定する(ステップS108)。
表示部202に暫定処理設定を表示する画面の例を、図4に示す。図4に示すように、制御部201は、エラー通知として、動作不能の後処理ユニットを示す表示と、推奨するジョブの設定変更の情報、及び、ユーザーが後処理の設定変更を許可するかどうかを選択するメッセージを、表示部202に表示する。なお、図4では、ジョブにおいて、後処理A1、後処理A2、及び、後処理Bが設定されている場合を示している。また、後処理A1と後処理A2が、用紙を1枚ごとに処理する後処理ユニットを用いる後処理機能を示し、後処理Bが、断裁処理以外の用紙を複数枚ごとに処理する後処理ユニットを用いる後処理機能を示している。
図4では、後処理A1を実行する後処理ユニットが故障によって動作不能のため、後処理A1の設定をOFFにすることを推奨している。さらに、後処理A1をオフラインの後処理装置で実行しやすくするために、用紙を複数枚ごとに処理する後処理Bを、後処理A1に合わせて設定をOFFにすることを推奨している。また、動作可能であり、且つ、用紙を1枚ごとに処理する後処理A2については、設定をONのままで実行することを推奨している。
ジョブの設定変更が許可された場合(ステップS108のYES)、制御部201は、印刷ジョブ情報に暫定処理設定を適用するように、ジョブの設定を更新する(ステップS109)。そして、制御部201は、表示部202に暫定処理設定中である旨を表示する(ステップS110)。
表示部202に暫定処理設定中である旨を表示する画面の例を、図5に示す。図5に示すように、制御部201は、画像形成装置100においてジョブが実行中であること、警告表示として後処理A1の故障(動作不能)のために暫定処理設定でジョブを実行中であること、及び、ジョブの実行状態として実行中のジョブ(ジョブ1)と、待機中のジョブ(ジョブ2、ジョブ3)と、各ジョブに暫定処理が適用されているかどうかを、表示部202に表示する。
動作不能の後処理ユニットが存在しない場合(ステップS103のNO)、又は、ステップS110の処理後、制御部201は、印刷ジョブ情報に基づき、画像形成部204に用紙への画像形成の実行を指示し、後処理部205に画像形成された用紙への後処理の実行を指示する(ステップS104)。
そして、制御部201は、ジョブ実行履歴に実行完了した印刷ジョブの情報を追加し(ステップS105)、本フローチャートによる処理を終了する。このとき、暫定処理設定中の場合は、その旨をジョブ実行履歴に記録する。例えば、図6に示すように、制御部201は、ジョブ実行履歴として、実行完了済みのジョブの名称(ジョブ1、ジョブ2、ジョブ3、ジョブ4、ジョブ5)と、各ジョブにおいて暫定処理が適用されたかどうかを示す表示「暫定処理」、及び、各ジョブの完了日時を、記憶部207に記憶させておく。そして、制御部201は、必要に応じて表示部202にジョブ実行履歴を表示する。
また、ジョブの設定変更が許可されなかった場合(ステップS108のNO)、制御部201は、印刷ジョブ情報を記憶部207から削除するとともに、表示部202に印刷ジョブの実行が中止された旨を表示し(ステップS111)、本フローチャートによる処理を終了する。
[暫定処理設定]
次に、上述の図3に示すフローチャートのステップS106における、暫定処理設定について説明する。図7に、制御部201が暫定処理設定を行う処理のフローチャートを示す。
暫定処理設定では、まず、制御部201が動作不能の後処理ユニットを使用する後処理機能の実行設定をONからOFFに変更した暫定処理設定を生成する(ステップS200)。
そして、制御部201は、動作不能の後処理ユニットが、用紙を1枚ごとに処理する後処理ユニットであるかどうかを判定する(ステップS201)。例えば、制御部201は、記憶部207に格納された、後処理ユニット(後処理機能)ごとに処理単位が設定された後処理単位テーブルを参照して判定する。後処理単位テーブルの例を図8に示す。図8に示す後処理単位テーブルは、後処理部205で実行可能な後処理機能ごとに、用紙を1枚ごとに処理するか、複数枚ごとに処理するかが設定されている。図8では、ミシン目加工、折り目(クリース)加工、コーティング、箔押し加工、型押し加工及び抜き型加工が用紙を1枚ごとに処理する後処理機能として設定され、バインディング、断裁処理、ステープル処理、糊付け、くるみ製本及び綴じ処理が用紙を複数枚ごとに処理する後処理機能として設定されている。なお、後処理単位テーブルは、後処理機能ごとではなく、後処理部205に搭載された後処理ユニットごとに処理単位を設定してもよい。また、図8に示す後処理機能ごとの処理単位は一例であり、各後処理機能(後処理ユニット)ごとの処理単位は、1枚ごと又は複数枚ごとに任意に設定することができる。
次に、動作不能の後処理ユニットが用紙を1枚ごとに処理する後処理ユニットである場合(ステップS201のYES)、制御部201は、記憶部207に保存された印刷ジョブ情報を参照し、ジョブにおいて用紙を複数枚ごとに処理する後処理ユニットを用いる後処理が設定されているかどうかを判定する(ステップS203)。この判定において制御部201は、上述のステップS201と同様に後処理単位テーブル(図8)を参照して判定する。
複数枚ごとに処理する後処理が設定されている場合(ステップS203のYES)、制御部201は、設定されている複数枚ごとに処理する後処理が、断裁処理であるかをどうかを判定する(ステップS204)。
複数枚ごとに処理する後処理が断裁処理ではない場合(ステップS204のNO)、制御部201は、複数枚ごとに処理する後処理機能の実行設定をONからOFFに変更して暫定処理設定を更新する(ステップS205)。
動作不能の後処理ユニットが用紙を1枚ごとに処理する後処理ユニットではない場合(ステップS201のNO)、複数枚ごとに処理する後処理が設定されていない場合(ステップS203のNO)、複数枚ごとに処理する後処理が断裁処理の場合(ステップS204のYES)、又は、ステップS205で後処理機能の実行設定をOFFに暫定処理設定を更新した後、制御部201は、暫定処理設定で後処理が実行されたことを示すマーク等を印字するように、画像形成部204で形成する画像の印字設定を行い(ステップS202)、本フローチャートによる処理を終了する。
暫定処理設定で後処理が実行されたことを示す印字設定の例を図9に示す。図9に示す用紙には、印字設定の例として、暫定処理設定で後処理が実行されたことを示すマークの例として「PROVISIONAL」が印字されている。なお、図9に示す印字設定は、一例であり、制御部201が画像形成部204に対して任意に設定することができる。
上述の処理によれば、後処理部205に搭載されているいずれかの後処理ユニットが動作不能となった場合においても、動作可能な用紙を1枚ごとに処理する後処理ユニットと、断裁処理を行う後処理ユニットによる後処理とを実行することができる。このため、すべての後処理を停止した場合に比べて、後処理部205で実施しなかった後処理をオフラインの後処理装置で代替する際の処理時間の増加を抑制することができる。
なお、上述のフローチャートでは、用紙を複数枚ごとに処理する後処理が1つ設定されている場合を例に挙げて説明している。用紙を複数枚ごとに処理する後処理が複数設定されている場合は、それぞれの後処理(複数枚ごと)に対して上述のステップS204からステップS205の処理を繰り返す。用紙を複数枚ごとに処理する後処理が複数種類設定されている場合で、複数枚ごとに処理する後処理のうちの1つの後処理が実行不能(動作不能)である場合に、一部の複数枚ごとの後処理のみ実施すると、オフライン後処理機での後処理が困難となる。このため、複数枚ごとに処理する後処理のうちの1つの後処理が実行不能(動作不能)である場合は、断裁処理を除くすべての複数枚ごとの後処理を実行しないように暫定処理を設定することが好ましい。
(断裁処理の判定)
なお、上述のステップS204における断裁処理かどうかの判定は、用紙に対してすべての条件の断裁処理を行うかどうかを判定するだけでなく、断裁処理としてジョブの成果物の部数が断裁処理前の用紙の枚数より増加しない条件の断裁処理かどうかを判定してもよい。成果物の部数が増加する断裁処理を行うと、オフラインでの後処理を行う部数が増加してしまうため、好ましくない。このため、制御部201は、成果物の部数が増加しない断裁処理のみを許可することが好ましい。
断裁処理によって、成果物の部数が増加すると、部数の増加量に比例してオフライン後処理機での他の後処理の時間が増加してしまう。このため、断裁処理においては、断裁処理前の用紙の枚数よりも、断裁処理後の成果物の部数が増加しない断裁処理のみを許可することが好ましい。成果物の部数が増加しない断裁処理のみを許可することにより、後処理部205で実施しなかった後処理をオフラインの後処理装置で代替する際の処理時間の増加を抑制することができる。
成果物の部数が増加するかどうかの判定は、例えば、用紙に断裁処理を行う位置が、ジョブの成果物としてユーザーに提供される部分(以下、「商品部」と称する)を含むか、ジョブの成果物としてユーザーに提供されず断裁処理後に廃棄される部分(以下、「屑部」と称する)のみかを判定する。そして、断裁位置が屑部のみであれば、制御部201は、断裁処理をONのままの設定として暫定処理設定を行う。また、断裁位置が商品部に含まれている場合、制御部201は、断裁処理の設定をOFFにして暫定処理設定を行う。
用紙に行う断裁処理の例を図10に示す。図10では、1枚の用紙から3枚の成果物を作製するための断裁処理の例である。図10において、用紙の中央部分を含む斜線部分が成果物となる商品部301であり、商品部301の周囲の三方を囲む部分が断裁後に廃棄される屑部302である。また、断裁処理として、断裁(三方断裁)を行う位置を、実線303で示している。商品部301を3枚に分割する断裁を行う位置を一点鎖線304で示している。商品部301に形成するミシン目加工の位置を破線305で示している。
断裁処理において、成果物の部数が増加しない断裁処理のみを許可する場合、制御部201は、実線303で示す位置の断裁処理が商品部301を含まない屑部302のみの断裁であるため、実施を許可するように暫定処理設定を行う。しかし、制御部201は、一点鎖線304で示す位置の断裁処理が商品部301を含む部分の断裁処理であり、断裁処理によって成果物の部数が増加するため、実施を許可しないように暫定処理設定を行う。また、ミシン目加工は、用紙を1枚ごとに処理する後処理であるため(図8参照)、制御部201は、商品部301を含む部分の加工であっても、実施を許可するように暫定処理設定を行う。
このように、断裁処理を行うかどうかの判定処理に替えて、断裁処理によって成果物の部数が増加するかどうかの判定を行ってもよい。そして、成果物の部数が増加しない断裁処理(例えば、三方断裁、四方断裁等)のみを許可するように、定処理設定を行うことにより、オフラインの後処理装置での後処理に要する時間を抑制することができる。
また、断裁処理を行わない場合には、上述のステップS202において印字設定を行う際に、暫定処理設定で後処理が実行されたことを示すマークの印字設定を行う際に、用紙に位置決めトンボ等のマーク等を印字するように、画像形成部204で形成する画像の印字設定を行ってもよい。上述の図9では暫定処理設定を示すマークとともに、位置決めトンボの例として断裁トンボ402a~402fが印字されている。用紙に位置決めトンボ等のマーク等を印字することにより、オフライン後処理機で断裁処理等を行う際に、断裁位置のの確認等が容易となり、オフラインの後処理装置での後処理に要する時間を抑制することができる。
[ジョブ実行中の後処理機能の停止]
ジョブの実行開始前に動作していた後処理ユニットが、ジョブの実行中に動作不能となる場合がある。このようなジョブ実行中に後処理ユニットが動作不能になった場合に対応した後処理の実行設定を行う例について説明する。
図11に、ジョブ実行中に後処理ユニットが動作不能になった場合に対応して、制御部201が後処理機能の実行設定を行うためのフローチャートを示す。なお、図11に示すフローチャートは、上述の図3に示すフローチャートと一部が同様の処理である。このため、以下の説明では、上述の図3に示すフローチャートと同様の処理については説明を省略する。
まず、上述の図6に示すフローチャートにおけるステップS100~S103と同様にステップS300~S303の処理を行う。
動作不能の後処理ユニットが存在しない場合(ステップS303のNO)、即ち、ジョブの実行中に動作不能の後処理ユニットが発生していない場合、制御部201は、印刷ジョブ情報に基づき、画像形成部204に対して用紙への画像形成を指示し、後処理部205に対して画像形成された用紙の1枚ごとの後処理を指示する(ステップS304)。
次に、制御部201は、印刷ジョブ情報を参照し、次に画像形成及び後処理を行う未出力の用紙があるかどうか判定する(ステップS305)。
未出力の用紙がある場合(ステップS305のYES)には、ステップS302の処理に戻る。
動作不能の後処理ユニットが存在する場合(ステップS303のYES)、即ち、ジョブの実行中に動作不能の後処理ユニットが発生した場合には、上述の図6に示すフローチャートにおけるステップS106~S109及びステップS111と同様にステップS308~S311及びステップS315の処理を行う。
そして、ステップS311においてジョブ情報を暫定処理設定に更新した後、用紙の搬送条件を変更するための暫定処理区切り設定を記憶部207から取得する(ステップS312)。暫定処理区切り設定は、暫定処理設定が適用される前のジョブ設定が適用された用紙と、暫定処理設定が適用された用紙との区分位置をユーザーが分かるように、暫定処理設定が適用された用紙に対して適用する。また、暫定処理区切り設定は、予めユーザーによって設定された用紙に対する動作が、データテーブル等として記憶部207に格納されている。制御部201は、ユーザーによって設定された暫定処理区切りの情報、例えば、暫定処理区切りの設定テーブルを記憶部207に格納する。
図12に、暫定処理区切りの設定テーブルの例を示す。図12では、暫定処理区切り設定の例として、「シフト」、「仕切り紙」、「別の排紙トレイ」を示している。
「シフト」とは、暫定処理区切りが設定された以降に処理されるシートの搬送路での位置やスタック位置を、画像形成装置100の正面の手前側か奥側に移動する。これにより、排紙トレイ109,110上において、用紙がずれた位置に積層されるように排紙する。
「仕切り紙」とは、暫定処理区切りが設定される前の用紙と、暫定処理区切りが設定された以降の用紙との間の区切り位置に、仕切り紙を挿入する。
「別の排紙トレイ」とは、暫定処理区切りが設定される前の用紙と、暫定処理区切りが設定された以降の用紙とで、別の排紙トレイに排紙する。例えば、暫定処理区切りが設定される前の用紙を排紙トレイ109に排紙し、暫定処理区切りが設定された以降の用紙を排紙トレイ110に排紙する。
暫定区切り設定を取得した後、上述の図6に示すフローチャートにおけるステップS110と同様にステップS313の処理を行う。そして、ステップS313の処理後、制御部201は、処理中のジョブに対して再出力設定を行うように印刷ジョブ情報を更新する(ステップS314)。再出力設定では、後処理ユニットが動作不能となったタイミングで処理中のジョブの部単位に対して、部単位の先頭の用紙から再実行するように再出力設定を行ってもよく、また、ジョブの最初の用紙(1枚目)から再実行するように再出力設定を行ってもよい。
再出力設定の例として、30枚ごとにステープル処理を行う全部で120枚の画像形成ジョブにおいて、100枚目で後処理ユニットが動作不能となった場合について説明する。このジョブでは、ステープル処理を行う部単位が1~30枚、31~60枚、61~90枚、91~120枚となる。そして100枚目で後処理ユニットが動作不能となった場合には、100枚目が含まれる91~120枚の部単位に対して、再度ジョブを行うように出力設定を行う。
部単位で再出力を行うことにより、部単位ごとにまとめてオフライン後処理機で後処理を行うことができる。また、部単位で再出力を行うことにより、後処理ユニットが動作不能となる前の用紙と後の用紙とを部単位内で合わせる手間を削減できる。
さらに、ジョブの1枚目から再出力する場合に比べ、91枚目から再開することで、廃棄する用紙(ヤレ紙)を削減できる。
再出力設定を行うように印刷ジョブ情報を更新した後、ステップS304の処理に移行し、制御部201は、画像形成部204に対して用紙への画像形成を指示し、後処理部205に対して画像形成された用紙の1枚ごとの後処理を指示する。このとき、暫定処理設定によってジョブが実行中の場合は、後処理部205は上述のステップS312で取得された暫定処理区切り設定に従い、暫定処理設定の適用前後での用紙区切りの動作を適用して、用紙を出力する。
未出力の用紙が無い場合(ステップS305のNO)、制御部201は、印刷ジョブ情報に基づき、後処理部205に画像形成されたシートの複数枚ごとの後処理を指示する(ステップS306)。そして、上述の図6に示すフローチャートにおけるステップS105と同様に、ステップS307の処理を行い、本フローチャートによる処理を終了する。
以上の処理により、ジョブ実行中に後処理部205に搭載されているいずれかの後処理ユニットが動作不能となった場合においても、後処理ユニットが動作不能となったタイミングで暫定処理設定を適用することができる。これにより、動作可能な用紙を1枚ごとに処理する後処理ユニットと、断裁処理を行う後処理ユニットによる後処理とを実行することができる。このため、すべての後処理を停止した場合に比べて、後処理部205で実施しなかった後処理をオフラインの後処理装置で代替する際の処理時間の増加を抑制することができる。
なお、本発明は上述の実施形態例において説明した構成に限定されるものではなく、その他本発明の構成を逸脱しない範囲において種々の変形、変更が可能である。
71,206 通信部、100 画像形成装置、101,204 画像形成部、102,201 制御部、103 用紙搬送路、104 給紙部、105 記憶装置、106,107,108 後処理ユニット、109,110 排紙トレイ、111 転写部、112 定着部、113 感光体、115 操作表示部、202 表示部、203 操作部、205 後処理部、207 記憶部、301 商品部、302 屑部、303 実線、304 一点鎖線、305 破線、402a~f 断裁トンボ

Claims (12)

  1. 用紙に画像を形成する画像形成部と、
    画像が形成された用紙に後処理を行う後処理部と、
    ユーザーの操作に応じた制御を行う制御部と、を備える画像形成装置であって、
    前記後処理部は、後処理ユニットとして、1枚ごとに処理を行う前記後処理ユニットと、複数枚ごとに処理を行う前記後処理ユニットと、を有し、
    前記制御部は、前記後処理ユニットが動作可能かどうかを判定し、
    動作不能と判断した前記後処理ユニットに応じて、動作可能な後処理のうち、断裁処理を除く複数枚ごとの後処理の実行を停止し、
    動作可能と判断した1枚ごとの後処理、及び、前記断裁処理の実行を許可する
    画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記断裁処理の実施前の用紙の枚数より、前記断裁処理を実施した後の成果物の部数が増加しない前記断裁処理を許可する
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、ジョブに動作不能と判断した前記後処理ユニットを用いる後処理が含まれている場合に、動作不能の後処理と、前記断裁処理を除く複数枚ごとの後処理とを停止する暫定処理設定をユーザーに通知する
    請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記ユーザーに、前記暫定処理設定への前記ジョブの設定変更の許可されたかどうかを判定する
    請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記暫定処理設定が前記ユーザーに許可された場合に、前記暫定処理設定で前記ジョブを実行する
    請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記暫定処理設定で前記ジョブを実行する際に、前記暫定処理設定で前記ジョブを実行していることを示すマークを用紙に印字するように、前記画像形成部に対して印字設定する
    請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、前記暫定処理設定がユーザーに許可されなかった場合に、前記ジョブをキャンセルする
    請求項4に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、前記暫定処理設定で前記ジョブを実行する際に、前記暫定処理設定が適用された用紙と前記暫定処理設定が適用されていない用紙とを区切るための暫定処理区切り設定を、前記暫定処理設定が適用された前記用紙に対して適用する
    請求項5に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、ジョブの実行中に前記後処理ユニットが動作不能となった場合には、前記後処理ユニットが動作不能となったタイミングで前記暫定処理設定をユーザーに通知し、ユーザーに前記暫定処理設定への前記ジョブの設定変更が許可されたかどうかを判定する
    請求項3に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御部は、前記暫定処理設定がユーザーに許可された場合に、前記暫定処理設定において再び前記ジョブを実行するように出力設定を行う
    請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記制御部は、前記処理を行う部単位の先頭の用紙から前記ジョブを再実行する
    請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 用紙に画像を形成する画像形成部と、
    画像が形成された用紙に対し、1枚ごとに処理を行う後処理ユニットと、複数枚ごとに処理を行う前記後処理ユニットとを有する後処理部と、
    ユーザーの操作に応じた制御を行う制御部と、を備える画像形成装置を用いる画像形成方法であって、
    前記制御部は、前記後処理ユニットが動作可能かどうかを判定し、
    動作不能と判断した前記後処理ユニットに応じて、動作可能な後処理のうち、断裁処理を除く複数枚ごとの後処理の実行を停止し、
    動作可能と判断した1枚ごとの後処理、及び、前記断裁処理の実行を許可する
    画像形成方法。
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